日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年9月18日月曜日

◆興梠、17得点単独トップもドロー「非常に悔しい」(ニッカン)




<明治安田生命J1:磐田1-1浦和>◇第26節◇17日◇エコパ

 8位浦和レッズはアウェーで6位ジュビロ磐田と対戦し、1-1で引き分けた。前半に先制を許したが、後半34分にFW興梠慎三(31)が同点ゴール。その後も攻勢を強めたが勝ち越しはならず、勝ち点1を分け合った。中2日で迎える天皇杯準々決勝ではリーグ首位の鹿島アントラーズと対戦する。

 FW興梠が得点ランキング単独トップに立つ今季17点目を決めた。MF青木の浮き球パスに反応し、DFラインの裏を抜けてペナルティーエリア内へ進入。頭で合わせて流し込んだ。好調を保っているが、引き分けという結果に「非常に悔しい」と笑顔はなかった。天皇杯では古巣の鹿島が相手となる。「厳しい戦いになると思うが、先制して試合を優位に進めたい」と意気込んだ。

興梠、17得点単独トップもドロー「非常に悔しい」

◆ドルトムントが5発完勝!ケルンは開幕4連敗…大迫は守備に追われ、香川は出番なし(サッカーキング)


ドルトムント

2017.09.18 01:00
シグナル・イドゥナ・パルク
ドルトムント 5 終了 0 ケルン

 ブンデスリーガ第4節が17日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと、同代表FW大迫勇也の所属するケルンが対戦した。香川はリーグ戦4試合連続のベンチスタート。大迫は同3試合連続の先発出場となった。

 試合は開始直後の2分に動いた。ホームのドルトムントは、アンドリー・ヤルモレンコが右サイドからクロスを送ると、ニアに飛び込んだマキシミリアン・フィリップが頭で合わせてゴールネットを揺らした。新加入のフィリップは移籍後初ゴールとなった。

 幸先よく先制したドルトムントはその後もボールを支配。3連敗中のケルンはジョン・コルドバを残し、大迫を含む中盤5枚と4バックで2重の壁を作り応戦する。それでもドルトムントは17分、ロングボールに反応したゴンサロ・カストロの落としを、ピエール・エメリク・オーバメヤンが右足シュートで狙うが、相手GKティモ・ホルンのセーブに阻まれた。

 ドルトムントは前半アディショナルタイム1分、右CKでソクラティス・パパスタソプーロスがGKホルンのキャッチミスしたこぼれ球を押し込んでネットを揺らす。一度はGKへのファールでノーゴールとなったが、ビデオ判定により得点が認められ、ドルトムントのリードは2点に広がった。

 後半に入ってケルンは大迫のポジションを上げて反撃に出る。逆にドルトムントにもチャンスが増え、58分には右サイドからのクロスに中央のフィリップがヘディングシュート。これはケルンDFルーカス・クリュンターが体を張ってブロックするが、ビデオ判定によりハンドを取られ、ドルトムントにPKが与えられた。

 59分、PKキッカーを務めたオーバメヤンがGKと逆のゴール左隅に突き刺し、追加点。さらに直後の60分にも右サイドを抜け出したウカシュ・ピシュチェクからのグラウンダークロスを、中央のオーバメヤンが右足で合わせて、リードを4点に広げた。

 ケルンは64分、マルコ・ヘーガーと大迫を下げて、ミロシュ・ヨイッチとフレデリク・ソーレンセンを投入し、5バックに変更した。ドルトムントは66分、ヤルモレンコとヌリ・シャヒンに代えて、クリスティアン・プリシッチとユリアン・ヴァイグルを送り出す。ヴァイグルは右足首骨折の離脱から4カ月ぶりに復帰を果たした。

 ドルトムントは69分、エリア手前中央のマフムド・ダフードが相手選手を1人交わしてスルーパス。エリア内左に抜け出したフィリップが飛び出したGKの頭上を越すループシュートを沈め、ダメ押しゴールを奪った。試合を決めたドルトムントは85分、オーバメヤンを下げてアレクサンデル・イサクを投入。9月21日に18歳となるイサクはブンデスリーガデビューを飾った。

 試合はこのままタイムアップを迎え、ドルトムントが5-0で完勝。開幕4戦無敗で首位をキープした。敗れたケルンは泥沼の4連敗となった。なお、大迫は64分までプレー。香川には出番が回ってこず、日本人対決は実現しなかった。

 ドルトムントは次節、20日にアウェイで日本代表DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVと対戦。ケルンは同日に同代表MF長谷部誠とMF鎌田大地の所属するフランクフルトをホームに迎える。

【スコア】
ドルトムント 5-0 ケルン

【得点者】
1-0 2分 マキシミリアン・フィリップ(ドルトムント)
2-0 45+1分 ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント)
3-0 59分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(PK)(ドルトムント)
4-0 60分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(ドルトムント)
5-0 69分 マキシミリアン・フィリップ(ドルトムント)

ドルトムントが5発完勝!ケルンは開幕4連敗…大迫は守備に追われ、香川は出番なし

◆ヘタフェ柴崎、長期離脱も…バルサ戦で左足痛め途中交代(スポニチ)


リーガ・エスパニョーラ第4節   ヘタフェ1―2バルセロナ ( 2017年9月16日 )



 ヘタフェの日本代表MF柴崎が左足のケガのため長期離脱する可能性が浮上した。クラブ関係者によると、2カ月近く戦線離脱するかもしれないという。

 17日に受けた検査の結果次第だが、長期離脱となれば、柴崎にとっても、ヘタフェにとっても痛すぎる結果となる。

ヘタフェ柴崎、長期離脱も…バルサ戦で左足痛め途中交代

◆柴崎がバルサから1号 左足ボレーを世界が絶賛(報知)




 ◆リーガ・エスパニョーラ第4節 バルセロナ2―1ヘタフェ(16日・ヘタフェ)

 【ヘタフェ(スペイン)16日=豊福晋】日本代表MF柴崎岳(25)が16日、バルセロナ戦でスペイン1部初得点を決めた。開幕から4試合連続先発でトップ下に入り、前半39分に浮き球を左足ボレーでたたき込んだ。同リーグでは日本人6人目の得点者で、バルセロナからはMF乾貴士(29)=エイバル=に続き2人目。試合は1―2で敗れ、柴崎は後半9分に左足を痛めて退いた。

 柴崎がバルセロナを震え上がらせた。前半39分、クロスを味方がつないだボールが浮き球となって、ペナルティーアーク付近へ。落ち際で左足を振り抜いた。ドライブ回転のかかったシュートはドイツ代表GKテルシュテーゲンの反応より先にネットを揺らした。「ゴールを決めたいと思っていた。自分は外国人選手だし、ここだと結果を残さないと」。1部初ゴールに笑顔で拳を握った。

 昨年12月、鹿島の一員として臨んだクラブW杯決勝のRマドリード(スペイン)戦でも2得点を記録している。世界屈指のスペイン2強から公式戦でゴールを奪った初めての日本人。だが、本人は冷静だ。「相手がどことか、どんなゴールだったとかは見る人が判断すればいい。自分としては、最後のシーズン終わりにどういう成果が残るかを(意識して)満足せずにやっていかないといけない」

 柴崎はプロの価値を測るものさしの1つとして「(好不調の)波の少なさ」と言ったことがある。だから1試合を切り取って、良くも悪くも「一喜一憂しない」が信条。理由は「日々の過ごし方、試合でやるべきことは大きく変わらないから」。対バルセロナ。大観衆。シュートまで時間が与えられた。りきみがちな場面での美しいシュートフォームには、環境に左右されない強さが詰まっていた。

 後半9分に左足を負傷して交代。試合後は病院に直行して精密検査を受けたが詳細は不明だ。現地紙「マルカ」は「ボールを芸術品に変えた」と絶賛。米国で「ファンを熱狂させた」、英国で「信じられないボレー」、オランダで「左足に魔法」と国境を超えて報道された。「結果は、もちろん勝ちたかった」と悔しさを口にしつつ「これからまたゴールを重ねていきたいし、(この得点は)そのひとつになれた。もちろんゴールを見て喜んでいる人がいるのはうれしい。それを続けるだけです」と誓った。

柴崎がバルサから1号 左足ボレーを世界が絶賛

◆バルサ戦ゴラッソの柴崎が誤審騒動の主役に 手直撃もPK判定なく英メディアは疑問視(FOOTBALL ZONE)




0-0で迎えた前半15分、柴崎のクロスがバルサDFピケの右手に直撃もPK宣告されず

 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳が本拠地バルセロナ戦で衝撃のゴラッソでリーガ1部初ゴールを記録したが、その陰で誤審騒動の主役にもなっていた。前半15分に絶妙なクロスでスペイン代表DFジェラール・ピケのハンドでPK誘発かと思われる好機を演出していたのだ。試合は2-1でバルセロナが逆転勝利を飾っている。
 
 鹿島アントラーズ時代の昨年12月のクラブワールドカップ決勝でレアル・マドリード相手に2点を奪った男は、世界屈指の名門相手にも物怖じしなかった。
 
 そして、疑惑の判定を引き出した。0-0で迎えた前半15分、左サイド敵陣でパスを受けると左足でクロスを送る。ファーサイドに陣取るFWモリーナに届く前に、体を投げ出したのはピケだった。
 
 だが、そのボールは名手のスライディングした足ではなく、伸ばした右手を直撃。軌道を変えたこぼれ球に味方は詰めきれず、ヘタフェの先制ゴールはならなかった。
 
 バルサにとっては九死に一生を得た形だが、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は疑惑の視線を注いでいる。
 
「何てミス! 柴崎はバルセロナゴールの中央にボールを送った。そこでピケはボールに触った。ハンドを犯していた可能性すらある。テア・シュテーゲンはボールを指先で触り、モリーナはファーポストで決めることはできなかった」
 
 速報ではピケがハンドを犯していた可能性を明確に指摘している。結局PKは与えられず、柴崎はその24分後に華麗なドライブシュートを決めた。この時点でPKが宣告されていたら、勝敗は変わっていたかもしれない。
 
【了】
 

バルサ戦ゴラッソの柴崎が誤審騒動の主役に 手直撃もPK判定なく英メディアは疑問視

◆柴崎、スペイン紙『アス』からバルサ戦の「ダンディー」な選手に選出される(GOAL)




各試合で与えられる4つの称号のうち一つを手に。

16日のリーガエスパニョーラ第4節で、バルセロナ相手にゴールを決めたヘタフェMF柴崎岳だが、スペイン紙からも大きな称賛を浴びている。

この試合の39分、鮮烈な左足ボレーでバルセロナGKテア・シュテーゲンを破った柴崎。スペイン『アス』は、この日本人MFを「エル・ダンディー」な男とした。

『アス』は各試合レポートにおいて、4つの称号を各選手に与えている。その4つの称号は、MVPの「エル・クラック(名手)」、悲惨な目にあった選手に与える「バジャ・ディア(何て日だ)!」、厳しいプレーを見せた選手に与える「エル・ドゥロ(厳しい、激しい、非情)」、そしてMVPではないが際立っていた選手に与える「エル・ダンディー」だ。

そして、この試合の「エル・ダンディー」には柴崎が選出されており、その理由として次のように記されている。

「クラブ・ワールドカップでマドリー相手に得点した日本人が、センセーショナルがゴラッソ決めた。ここにはフットボーラーがいる」

ちなみに、そのほかの称号については「エル・クラック」がバルセロナMFデニス・スアレス、「バジャ・ディア」がバルセロナMFウスマン・デンベレ、「エル・ドゥロ」がヘタフェDFカラに与えられている。


柴崎、スペイン紙『アス』からバルサ戦の「ダンディー」な選手に選出される

◆柴崎、バルサに衝撃ボレー弾!地元紙絶賛「圧倒的なゴラッソ」(スポニチ)


リーガ・エスパニョーラ第4節   ヘタフェ1―2バルセロナ ( 2017年9月16日 )


 鮮烈な初ゴールに、地元メディアからも称賛が相次いだ。ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(25)が16日、スペイン1部での初得点をバルセロナから奪った。前半39分に左足でボレー弾。公式戦でバルセロナ、レアル・マドリードの2強から得点を奪った初の日本人となり、スペイン1部でゴールを決めた6人目の日本人となった。

 並んだ言葉の数々が、ゴールの衝撃を物語っていた。前半39分にバルセロナから左足ボレーでスペイン1部初得点を挙げた「9・16」の試合から一夜。17日付の地元紙マルカは柴崎を「高性能の左足。圧倒的なゴラッソ(ファインゴール)」と称賛。「ガクは高く上がったボールを芸術作品に昇華させている。クラブW杯でマドリーを苦しませたこのMFは(ヘタフェの本拠)コリセウムを熱狂させた」と表現した。地元紙スポルト(電子版)は「“サン(聖)・ガク”、バルサ相手にボレーによるゴラッソ」と絶賛した。

 柴崎は後半6分に左足を痛めてプレーを続行することが不可能になった。ボルダラス監督は「彼は足に大きな痛みを感じた。まず検査を受ける」と心配したが、ピッチを去る際には喝采とともに「ガーク!」のコールが湧き起こった。それはスタジアムに大きなインパクトを残した証拠だった。

 鹿島所属の昨季、クラブW杯決勝でレアル・マドリードから2得点を奪い、ジダン監督から「鹿島の選手の何人かはスペインでプレーできると思う」と賛辞を贈られた。その後7カ月でスペイン1部までたどり着き、先発の座を奪い、メッシらスターがそろうバルセロナ相手にゴールまで叩き込んだ。

 「苦しいこともあるけど、楽しいこともある。全ての経験が自分を成長させてくれるもの。今は必死。まだまだ自分を良くしていかないといけないと思っている」。スペインで勝負するサッカー人生で、未来を切り開く強烈な一発だった。


柴崎、バルサに衝撃ボレー弾!地元紙絶賛「圧倒的なゴラッソ」

◆柴崎、バルサ戦衝撃ゴール語る「相手がどことかは見る人が判断すればいい」(報知)




 ヘタフェの日本代表MF柴崎岳(25)が16日のバルセロナ戦で決めた衝撃的なスーパーボレーについて冷静に振り返った。スペインメディアにはたたえる記事が並ぶが、柴崎は「相手がどことか、どんなゴールだったとかは見る人が判断すればいい」とし、「自分としては最後のシーズン終わりにどういう成果が残るかを(意識して)、満足せずにやっていかないといけない」と明かした。

 助っ人としてスペイン1部でプレーしている以上、「ゴールを決めたいと思っていた。自分は外国人選手だし、ここだと結果を残さないと。ゴール、アシストをしたいなと思っていた。ゴールの形はどうであれ」との思いが強かったという。ただ、バルセロナ戦でゴールを決めた事実よりも、今後1シーズンを通して助っ人の存在感を示し続けることが大事だと考えているようだ。

 柴崎はバルセロナ戦でトップ下で先発し、前半39分にペナルティーエリア外から強烈な左足ボレーで先制点をたたき込んだ。昨年12月、鹿島の一員として臨んだクラブW杯決勝Rマドリード戦でも2得点を記録。スペインの2強から得点を決めた初めての日本人となった。

 ただ、チームは1―2で逆転負け。柴崎自身も後半10分に負傷のため途中交代した。「もちろん勝ちたかった」と悔しさを口にし、「これからまたゴールを重ねていきたいし、(バルセロナ戦の得点は)その1つになれた」と継続的な貢献を誓った。(ヘタフェ・豊福 晋)

柴崎、バルサ戦衝撃ゴール語る「相手がどことかは見る人が判断すればいい」

◆柴崎の衝撃ボレー弾に「思わず叫んでもうた!」 “元同僚”鹿島・昌子も大興奮(サンスポ)


昌子源

 J1鹿島のDF昌子源(24)が16日夜、自身のインスタグラムを更新。スペイン1部リーグ、ヘタフェのMF柴崎岳(25)が同日、1-2で敗れたホームのバルセロナ戦で先発し、前半39分に左足ボレーで先制点を挙げたことに対して、「思わず叫んでもうた!」と興奮の様子を伝えた。

 1部リーグ初得点を挙げた柴崎。バルセロナは今季公式戦で初失点となった。

 柴崎の鹿島時代にともにプレーした、プロ入り同期の昌子は「シンプルにやばかったな 思わず叫んでもうた! ドキドキしとるわ! 興奮しとるわ!!」とつづった上で、「いや~もうよーわからん!!! とにかくまだまだかましたれ」と柴崎にエールを送った。

柴崎の衝撃ボレー弾に「思わず叫んでもうた!」 “元同僚”鹿島・昌子も大興奮

◇ハリルジャパン、11月欧州遠征でブラジル戦内定…ベルギーorスイスとも(報知)




 ロシアW杯出場を決めているサッカー日本代表が、11月6~14日に欧州で行う親善試合の相手に、FIFAランク2位・ブラジルが内定し、同5位・ベルギーと調整中であることが16日、分かった。来年6月14日開幕の本大会に向けて重要な強化試合で、欧州勢はベルギーを最有力に同7位・スイスなども候補となっている。また、1試合の開催地を日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(65)の自宅のあるフランス・リールで最終調整中であることが判明。指揮官にとってはW杯切符獲得を手土産に凱旋試合となる。

 ハリル監督が強豪国との対戦を熱望していた欧州遠征で、現時点での世界トップ5との2連戦が実現する可能性が高まった。「ブラジルは内定したと聞く。もう1試合はベルギーを最優先に欧州勢と調整中のようです」と欧州サッカー関係者。W杯制覇5回の“王国”ブラジル、15年にFIFAランク1位に立つなど著しい躍進を遂げているベルギー。W杯に向けた腕試しには申し分ない相手だ。

 ブラジルは3月に世界最速で、21大会連続21回目のW杯を決めた。今季、スペイン1部バルセロナから約290億円の移籍金でフランス1部パリSGに加入したエースのFWネイマール(25)を擁し、攻守に安定した力を見せて南米予選を突破。日本は過去2分け9敗と勝利はない。試合は日本時間のゴールデンタイムで放送を予定している。

 育成成功で世界トップ10の常連となったベルギーは才能の宝庫だ。欧州予選H組は8戦全勝で本大会進出欧州一番乗り。今季、マンチェスターUに加入した191センチのFWルカク(24)は強靱(きょうじん)なフィジカル、圧倒的な速さ、左足からの強烈なシュートと三拍子そろった世界屈指のストライカー。チェルシーのMFアザール(26)は、切れ味鋭いドリブルと得点力を誇る世界的スターだ。

 日本は過去、02年日韓W杯を含め2勝2分け。直近はブラジルW杯を翌年に控えた13年11月にブリュッセルで対戦し、3―2で勝利した日本が自信を深めた。ベルギー以外では、欧州トップリーグ所属選手も多く、予選B組首位で突破の可能性が高いスイスなども候補となっている。

 ハリル監督にとっても特別な遠征だ。欧州関係者によれば、1試合の開催地は自宅のあるリールで調整中で、家族、知人が多く来場することが確実で最高の凱旋試合。ハリル監督が高いモチベーションで“サムライ”を率い、欧州武者修行に挑む。

ハリルジャパン、11月欧州遠征でブラジル戦内定…ベルギーorスイスとも

◆首位走る鹿島はカープ!黒田的小笠原、新井的曽ケ端(ニッカン)




<明治安田生命J1:新潟2-4鹿島>◇第26節◇16日◇デンカS

 首位鹿島アントラーズが最下位のアルビレックス新潟に4-2で勝って連勝を4に伸ばした。前半に2失点したが、後半にMFレアンドロ(24)の3得点などで鮮やかに逆転した。プロ野球セ・リーグで首位を独走する広島と同じく、ベテランと若手が融合。DF昌子源(24)は残り8試合を全勝して2連覇すると宣言した。

 左腕に主将マークを巻いた昌子の口調は、普段より早口で強かった。それほど2点のビハインドを覆して得た勝ち点3は大きかった。「良い経験が出来た。チームとしても、個人としても、キャプテンとしても。これからもっと強くなれる確信を得た」。残り8節で2位川崎Fとは勝ち点6差。「このまま残り全勝で優勝する」と言い切った。

 マークの受け渡しの連係ミスから前半の2失点に絡んでいた。ハーフタイムには大岩監督からゲキが飛び、MF小笠原から「勝ちたい気持ちが新潟の方が出てる。そこで負ける」と言われ、目が覚めた。昌子は「正直、みんなフワフワした感じはあった。最初からやらないといけない」。後半4得点の逆転勝ちにも、20日の天皇杯で対戦する浦和やJ1終盤戦で対戦する上位を意識し、反省を忘れなかった。

 試合前日、昌子はプロ野球の広島と鹿島が「似ている」と言った。「ただのベテランではない、大ベテランがいる。若手とのバランスがとれていることが強さとなっていると思う」。38歳の小笠原は「(昨季引退した)黒田さんみたいに背中で男(おとこ)気みせて引っ張ってくれる」。同じ38歳のGK曽ケ端は「新井さんみたいに、若手からいじられる時もあって雰囲気をつくってくれる」。「ナオ(DF植田)は中心を担っているし(FW鈴木)優磨や(安部)裕葵の活躍が激しい競争を生んでいる」と若手への信頼も口にしていた。

 この日もベテランの言葉に刺激を受け、18歳のFW安部もドリブル突破などで好機を演出するなど鹿島は、しっかりとベテランと若手が融合している。助っ人のレアンドロには“3発”も飛び出した。広島は最下位ヤクルトに逆転負けして優勝はおあずけになったが、鹿島は最下位を退けて勢いを増した。【鎌田直秀】

 ▼ハットトリック 鹿島MFレアンドロ(24)が、16日の新潟戦(デンカS)で達成。今季J1で3度目、通算224度目。鹿島では12年10月6日の東京戦でMFドゥトラが達成して以来、5年ぶり15度目。

首位走る鹿島はカープ!黒田的小笠原、新井的曽ケ端

◆鹿島26戦19勝、クラブ史上最速ペースで首位走る(ニッカン)




<明治安田生命J1:新潟2-4鹿島>◇第26節◇16日◇デンカS

 首位鹿島アントラーズが最下位のアルビレックス新潟に4-2で勝って連勝を4に伸ばした。前半に2失点したが、後半にMFレアンドロ(24)の3得点などで鮮やかに逆転した。

 今季の鹿島は、クラブ史上最速のペースで勝ち星を積み重ねている。26試合で19勝1分け6敗。26試合消化時点で19勝は、現行の年間34試合制となった05年以降では、年間王者となった昨年のクラブ過去最多の16勝を上回る。残り8試合。これまで4チームがマークしたJ1のシーズン最多勝となる23勝も更新しそうな勢いだ。

 この日の新潟戦では0-2から後半に4点を集めて逆転。今季は先制した試合で14勝1分けと負けなしだが、先制点を許した試合でもリーグ最多の5勝。3月18日のアウェーでの清水戦でも2点のビハインドから3-2と逆転勝ち。先制されても動じない。


鹿島26戦19勝、クラブ史上最速ペースで首位走る

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