日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年5月1日木曜日

◆U-16代表、イタリア遠征“初勝利”(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?137846-137846-fl

 イタリア遠征中のU-16日本代表は29日、U-16アメリカ代表と練習試合(30分×2)を行い、3-0で勝利した。前半16分にMF佐藤颯汰(日章学園中)のゴールで先制した日本は、直後の同17分にもFW菅大輝(札幌U-18)のゴールで加点。後半12分にも菅の得点で突き離した日本は3-0で勝利。デッレナツィオーニトーナメントでは3戦未勝利(2分1敗)に終わっていた日本だが、遠征初勝利を飾った。

[先発]
GK:大迫敬介
DF:吉田峻、 麻田将吾、斧澤隼輝 、西本卓申
MF:阿部雅志、梶山幹太、佐藤颯汰
FW:佐々木匠、菅大輝、半谷陽介

[控え]
GK:谷井宏気
DF:加藤潤、イヨハ理ヘンリー、渡辺皓太
MF:伊藤遼哉、池田太成、神田遼太郎

◆鹿島DF伊東 西に先発奪われ闘争心「自分の魅力出したい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/05/01/kiji/K20140501008073280.html

 鹿島のU―21代表DF伊東がライバルを歓迎した。

 リーグ開幕から全て先発出場を続けていたが、29日・清水戦では元日本代表DF西が起用され、今季初のベンチ外。クラブ関係者は「休養の意味合いが強い」と話したが、本人は「実力で外れた」と認識しており「すぐ後ろに選手が控えていると思えた方が良い」と闘争心を燃やした。次戦は柏戦。「大伍くん(西)のプレーはできないので、別のストロングポイントを出していきたい」と持ち前の運動量で先発再奪取を誓った。

◆鹿島伊東、次節柏戦でスタメン奪い返す(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140430-1293541.html

 鹿島DF伊東幸敏(20)が30日、茨城・鹿嶋市内で行われた鹿島ユースとの練習試合に出場した。

 飛躍の今季、開幕から9試合連続先発出場を果たした右サイドバックだが、前日29日のホーム清水戦で初めてベンチ外。元日本代表DF西大伍(26)に譲った定位置を奪い返すべく、サイドで何度も攻撃の起点になった。「最近の数試合、代えられるんじゃないかと危機感を持ちながらプレーしていた。昨日、初めて試合に出られなくて多少ショックだったし、もし2試合連続で外れたら落ち込むと思う。ストロングポイントを発揮してアピールしていきたい」。5月3日の次節アウェー柏戦でのスタメン復帰へ意欲を見せていた。

◆【J1:第10節 鹿島 vs 清水】レポート:最後の最後にチームの結束を取り戻した鹿島が清水を突き放し、ホームでの連敗を3で止める!(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171897.html

4月29日(火) 2014 J1リーグ戦 第10節
鹿島 2 - 1 清水 (15:03/カシマ/15,077人)
得点者:5' オウンゴール(鹿島)、57' ノヴァコヴィッチ(清水)、79' ルイスアルベルト(鹿島)
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この試合7本目のCKを左コーナーに立った野沢拓也がファーサイドに蹴ると、競り合いのなかでこぼれたボールが植田直通の前に転がってきた。渾身のシュートを放つもゴールラインに立っていた吉田豊が弾き返す。それをダヴィがダイレクトで合わせたが、今度はポストがはね返し、こぼれ球を拾った野沢がふわりとあげたクロスを、すばやく体勢を整えたダヴィがファーサイドに山なりのヘディングシュートを放つ。しかし、これもゴールラインに立つカルフィン・ヨン・ア・ピンが頭で弾き出した。連続して続く決定機で、いずれもゴールラインを割ることができない。しかし、昌子源は、ヨン・ア・ピンのクリアが目の前に飛んでくる短い時間のあいだ、冷静に状況を見極めていた。
ヘディングシュートを狙おうと思えばできなくはないが少し距離が遠い。より確実にゴールを決めるため最善の選択肢を探していると、ルイス・アルベルトがゴール前にフリーで立っていることに気がついた。
「いま振り返ってもナイスプレーだったと思う」
シュートを打ちやすい絶妙な位置へヘディングを落とすと、交代したばかりだったルイス・アルベルトが豪快に左足を振り抜き、1-1の膠着状態からチームが一丸となって清水のゴールをこじ開けた。

「1点を取るまでは良かったのですが、そのあとは自分たちで自分たちのクビを絞めてしまいました」
試合後、トニーニョ・セレーゾ監督はチームに対する苦言から会見をスタートさせた。ホームで3連敗していたなかで迎えた試合は、5分に幸先良く先制点を奪う最高の滑り出しだった。しかし、「自分が自分が、となってしまった」と監督が嘆いたように、チームとしてゴールを奪うのではなく、個の力で得点を目指そうとするかのような独善的なプレーが、いつになく増えてしまう。「チームが勝つのが一番重要なテーマであり、達成しなければいけない目標」(セレーゾ監督)のはずが、「それを忘れてしまった何人かの選手が存在した」。そのため多くのチャンスをつくりながらも得点が奪えず、逆に清水のカウンターを呼び込むようなプレーが増え、57分に同点に追いつかれる苦しい試合展開だった。
それでも、最後の最後にチーム全体が結束し、ゴールを奪えたことは大きい。「(昌子)源が打てる局面だったかもしれないが、パスを出してくれた。なので、源が50%、私が50%の得点だった思う」と話したルイス・アルベルトの言葉がそれを象徴する。

清水としては、前半から河井陽介、大前元紀がサイドから仕掛け、そこに左サイドバックの吉田豊がすばやくサポートに入るサイド攻撃が目を引いた。ノヴァコヴィッチの高さと技術力を生かしたその攻撃は、後半に入っても高木俊幸、村田和哉という速さを武器にした選手を投入することで持続された。57分のノヴァコヴィッチの得点は、高木の仕掛けに鹿島の選手の対応が遅れたことが、クロスを上げる時間ができる要因となっていた。狙い通りの得点と言えるだろう。そのため、アフシン・ゴトビ監督は試合こそ敗れたものの「選手たちの努力を本当に誇りに思う。すばらしいスピリットを見せられた。結果は残念だが、前向きに考えられる点が多かった」と胸を張っていた。
鹿島はホームでの連敗を3で止めて首位を堅持。清水は連勝が4で止まった。ゴールデン・ウィークの連戦は厳しくあっとう間に次の試合が来る。それぞれに出た課題をクリアして次の試合に臨んでいきたい。

会見の最後、トニーニョ・セレーゾ監督はバナナをほおばるパフォーマンスを見せた。それは、試合中、色が黒いことを揶揄して投げ込まれたバナナの皮をむいて食べたFCバルセロナのダニエウ・アウベスに敬意を表したもの。
「ダニエウ・アウベスに続き、サッカー界で起きている差別撲滅キャンペーンに参加したいと思います。それはどの世界であろうと、どの国であろうと、あってはならないことなので、バナナを食べさせてもらおうと思います」
サッカーは世界と繋がっている。Jリーグの監督から、差別撲滅のメッセージが発せられたことは意義深いことだった。

以上

2014.04.30 Reported by 田中滋

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