
日刊鹿島アントラーズニュース
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2019年7月28日日曜日
◆鈴木優磨のシント=トロイデン移籍が正式決定!立石CEO「上位に押し上げてくれると信じている」(GOAL)

鹿島アントラーズ 2019 コンフィット半袖Tシャツ 9.鈴木優磨 クラブチーム...
ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)は27日、鹿島アントラーズよりFW鈴木優磨が完全移籍で加入することを発表した。
千葉県出身の鈴木は現在23歳。ジュニアユースから鹿島の下部組織で育ち、2015年にトップチーム昇格を果たした。負傷の影響により今シーズンの出場は無いものの、23歳にして明治安田生命J1リーグ通算96試合27ゴール、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)通算22試合6ゴールを記録している。また、ACLを制覇した昨年には同大会のMVPに輝いていた。
鹿島は15日に鈴木のシント=トロイデンへの完全移籍でクラブ間で基本合意に達したことを発表しており、現地でのメディカルチェック残すのみとなっていた。
シント=トロイデンの立石敬之CEOは「STVVにとっても日本サッカー界にとっても、センターフォワードの育成が重要だと考えています。鈴木選手はチームの為に走れ、得点も取れるストライカーなので、ベルギーリーグで多くの得点を取り、今年のチームを上位に押し上げてくれると信じています」と期待を寄せている。
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◆鈴木優磨のシント=トロイデン移籍が正式決定!立石CEO「上位に押し上げてくれると信じている」(GOAL)
◆大迫勇也の“招集問題”にブレーメンSDが言及…東京五輪参戦の可能性は「知らされている」(GOAL)

ふぅ〜っと深呼吸ストレッチ 内田篤人|大迫勇也/内田篤人/大迫勇也/ウチダラボ【...
大迫勇也の“招集問題”にブレーメンSDが言及…東京五輪参戦の可能性は「知らされている」
ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也だが、OA(オーバーエイジ)枠として来夏の東京オリンピックの日本代表メンバーに招集される可能性の報道にクラブ側が反応。フランク・バウマンSD(スポーツディレクター)が、地元紙『ヴェーザークリーア』でこの件についてクラブ側の考えを述べた。
昨夏にケルンからブレーメンに移籍し、ロシア・ワールドカップ後に新チームに合流した大迫。昨夏のプレシーズンに続き、日本代表の一員として今年の2019アジアカップに参戦することになり、ブレーメンの冬季中断期のキャンプへの参加も見送られることに。さらに同大会からケガを負って戻ってきたたけに、クラブ側はJFA(日本サッカー協会)に怒りを示すと、6月のコパ・アメリカへの招集を拒否している。
ブレーメンは今後、大迫の“招集問題”に関してはどのうように対応するのだろうか。『ヴェーザークリーア』に問われたバウマンSDは、「日本の協会にはしばらく前に我々にユウヤは(五輪代表メンバーの)候補になる可能性について知らされている」とOA枠としての招集の可能性はあることを認めつつ、「だがこの話はまだ先のこと。シーズン終盤に話し合うことになる」と現時点に1年後のオリンピックに関して判断するのは難しいとした。
JFA側には選手に対する拘束力はないが、クラブ側としては本人の希望を尊重したいようだ。同SDは「自国でのオリンピックは特別な魅力を持つ。ドイツで開催されていたら、私も選手として参加したかっただろう」と理解を示し、「基本、我々は日本の協会、ユウヤと合意の上での解決策を見つけようと試みる」とも言及。「ユウヤにとっては特別なことだ。だからこそ、この話は思慮深く扱わなければいけない」と強調した。
東京オリンピックのサッカー大会が開催されるのは2020年7月26日~8月8日まで。大迫はブレーメンでのプレシーズンを欠席することになっても、再びブレーメンとJFAの関係が緊迫化することはないようだ。
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◆大迫勇也の“招集問題”にブレーメンSDが言及…東京五輪参戦の可能性は「知らされている」(GOAL)
◆【浦和】大槻“組長”「人が変わっても鹿島は鹿島」 主力流出も3連勝中の強敵を警戒(報知)

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浦和の大槻毅監督(46)が27日、さいたま市内で記者会見を行い、2連勝を狙う31日のホーム・鹿島戦(埼玉)へ意気込みを語った。
20日の磐田戦(エコパ)に3―1で勝利後は3日間のオフをはさみ、24、25日は午前と午後の2部練習を行った。大槻監督は「ミニキャンプみたいなものだった。3日間休みを取って、頭と身体をフレッシュにして参加しましょうと。ここまでの確認、新しいことはなんらやってはいないですが、負荷面というか、そういう作業をしたかった」と意図を語った。
鹿島は今夏にMF安部、DF安西、FW鈴木と主力選手が次々に流出したが、リーグ戦3連勝中で3位と好調だ。試合を分析した指揮官は「人が変わっても鹿島は鹿島なんだな、というところが強く見てとれる」と脱帽。今季から加入して4得点のFW伊藤らを念頭に「今シーズンから入ってきた前の方の選手たちもハードワークしているので、難しいゲームになる」と警戒した。
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◆【浦和】大槻“組長”「人が変わっても鹿島は鹿島」 主力流出も3連勝中の強敵を警戒(報知)

◆日本でのデビュー叶わずバルサ安部、神戸戦もベンチ横のパイプ椅子で試合観戦(ゲキサカ)

ゴールは偶然の産物ではない FCバルセロナ流世界最強マネジメント / フェラン・...
[7.27 Rakuten CUP 神戸-バルセロナ ノエスタ]
バルセロナに加入したFW安部裕葵はベンチ入りせず、日本での新天地デビューは叶わなかった。
しかし先日のチェルシー戦でもそうだったが、ベンチ横に設置されたパイプ椅子に座って試合を観戦。同じくベンチ外となったDFジェラール・ピケの姿もあった。
安部は日本に入る前の練習で、臀部を負傷。別メニュー調整が続いており、前日会見でエルネスト・バルベルデ監督は「痛みを感じているようで、試合に出るのは難しい」と話していた。
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◆日本でのデビュー叶わずバルサ安部、神戸戦もベンチ横のパイプ椅子で試合観戦(ゲキサカ)

◆【鹿島】法大・上田綺世が“長友ロード”で加入…南米選手権がきっかけ(報知)

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鹿島は26日、南米選手権の日本代表で、東京五輪世代のエースFW上田綺世(あやせ、3年)=法大=がサッカー部を退部し、今季から加入することを発表した。2021年の加入が内定していたが1年半前倒し。大学には引き続き通学し、学生とプロ選手の「二足のわらじ」でレベルアップを目指す。
東京・町田市内のキャンパスで加入会見を行った上田は「南米選手権のメンバー入りがキッカケにはなったが、法政でやれることはやり切ったのかなと思い、この決断になった」と明かした。同席した鹿島の強化責任者の鈴木満常務は「主力が抜けたチーム事情もある。貴重な即戦力を得られたことを非常にうれしく思う」と話し、31日のJ1第16節、浦和戦(埼玉)のメンバー入りに「そこから試合に出て頑張ってもらいたい」と期待を寄せた。
前例の極めて少ない大学生プロJリーガー。五輪前年のチャレンジはリスクも伴うが“出世例”もある。上田と同じく五輪前年に明大からF東京入りしたDF長友佑都(32)=ガラタサライ=だ。鹿島ユース昇格がかなわず、高卒でのプロ入りも逃した上田と同様、長友も明大のスタンドで太鼓をたたいた日々を乗り越え、3年時にサッカー部を退部して07年にF東京でプロ入り。08年北京五輪から成り上がりストーリーが始まった。上田も「プロは目標ではあったが、夢はもっと先にある」と闘志を燃やした。
「もしかしたら法政で試合を重ねていた方が五輪に近いかもしれない。でも僕は飛び込む。まずは周りの信頼を得て、こういう選手だというのを伝えていきたい」。東京五輪での躍動が期待される点取り屋は“長友ロード”で進化を遂げる。(岡島 智哉)
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◆【鹿島】法大・上田綺世が“長友ロード”で加入…南米選手権がきっかけ(報知)

◆監督室でぽろぽろと涙を流したあの日……内田篤人が振り返る「W杯メンバー落ち」の真実(文春オンライン)

内田篤人 悲痛と希望の3144日 / 了戒美子 【本】
ブラジルでの悔しさを晴らすのは、ロシアだと思っていた
2018年、長らく拠点としていたドイツから帰国し、古巣・鹿島アントラーズに復帰した内田篤人。2014年のW杯ブラジル大会では本田圭佑、長友佑都、香川真司らとともにチームを牽引したがグループステージで敗退。その悔しさを糧に、2018年のW杯ロシア大会を目指した。
だが、ブラジル大会前に負った右膝のけがに、その後の4年間はずっと苦しめられた。ロシア大会直前まで懸命にリハビリを行い、周囲の協力もあおぎ、なりふり構わずメンバー入りを目指したが叶うことはなかった。
当時の様子を、今年3月に上梓した「内田篤人 悲痛と希望の3144日」から、一部紹介する。
◆◆
W杯を目指せば目指すほど酷使する身体との闘い
シーズン初戦の2月14日ホームのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第1節・上海申花戦にフル出場、続くアウェイの水原三星ブルーウィングス戦には同行しなかったが、25日のJリーグ開幕節・清水エスパルス戦で再び先発し84分までプレーした。上海申花戦で太もも前の肉離れをしており、テーピングをしながらのJ開幕戦だった。
「痛いけど、もも前ってテーピングしちゃえば試合できちゃうんだよね」
試合でプレーはできるが、負傷を治すことを考えれば休むにこしたことはない。だが、なるべく多くの試合に出てワールドカップ(W杯)のためにアピールしなくては、ということが常に脳裏にあった。だが、このシーズンも復帰と負傷を繰り返した。膝蓋腱も大腿二頭筋腱も問題はない。ただ、試合が少し続き負荷がかかるとどこかで肉離れが起きることの繰り返しだった。
「お前が諦めてどうするんだ」後輩を励ましながら粘り続けた
それでもリハビリ仲間であり、”舎弟”と呼ぶ清武弘嗣と励まし合いながらW杯を目指した。
「キヨは何回もふくらはぎをやっていて、半分くらい心が折れていたから。『待て待て、がんばろうぜ』って言い合ってね。キヨって予選の時なんか(香川)シンジよりポジションとっていたこともあるじゃん。W杯まで3ヵ月になって、諦めてどうすんだよって。サッカー人生やっててW杯目指せるなんて、今後こんなチャンスあるか分からないぞ。だから、がんばろうぜ。やれることは全部やろうぜって言ってね」
清武にも内田にも互いの存在は支えになった。

「最後の最後まで俺もアツトくんも、W杯目指していました。俺は何回も諦めましたけどね。17年は4回、18年も4~5回は負傷離脱しているんですよ。でも、アツトくんが『オレは2年間プレーしてない中でまだ目指すんだから、お前が諦めてどうすんだ。4週間とか5週間の怪我を、確かに何回もしているけど、何を諦めてるんだ』って言ってくれて。『オレとお前は、最後に滑り込みだ、絶対』。俺が2月にふくらはぎをやった時でさえ、『最後の最後、5月14日に、35人決定だからとりあえず粘れ』っていう感じでしたよ」
「まず電撃メンバー入り」しかし予想だにしない”監督交代劇”
目指すは大逆転での電撃メンバー入りだ。日本代表メンバーは3つの段階を踏んで23人に絞り込まれることになっていた。まずは5月14日に国際サッカー連盟(FIFA)に35人の予備登録リストを提出する。このメンバーは非公表だ。ついで、18日に、30日に国内で行われる壮行試合・ガーナ戦のメンバー27人が発表される。この時点でメンバーに入っていなければ、基本的にロシア行きはない。最後はガーナ戦翌日にロシアに行く正式なメンバー23人が発表される。とりあえず27人に入れば、23人が発表されるまでの間に多少怪我を治せるという算段だ。2人は同じ目標に向かって、手を携えていた。
ところが肝心の日本代表は過去に例をみない緊急事態に陥っていた。3月の欧州遠征で振るわなかったことを受けて、4月にヴァヒド・ハリルホジッチ日本代表監督の解任と西野朗・新監督就任が発表された。
確かにハリルホジッチは、コミュニケーションの取りづらい監督であり、戦術の方向性も日本人に合っているのかという点でも批判の対象になった。つまりは、うまくいっているとは言い難かったわけだ。結果的に、この監督交代劇がまるでカンフル剤のように機能し、日本代表のスタッフや選手を含めた面々が一つにまとまった感もある。この監督交代は、受け入れられたということだ。
だが、内田にとっては難しい事態になった。たとえメンバーに入っていなくても、怪我をしていても、時にはデュッセルドルフを訪れるなどして内田を気にかけていたハリルホジッチが解任されたのだ。
「うーん、どうなるかなという感じになったよね」
というのが監督交代を受けた内田の感触だった。多くの日本代表メンバーとは違い、ほとんど代表に招集されていない内田にとって監督交代は痛手だった。
大きく変わった状況で発表されたメンバーは……
日本代表では、だいたい50人程度の怪我の状態やコンディションなどをウォッチしているそうだ。内田の場合はこれだけ怪我を繰り返していても50人枠には入っていたし議論の対象にもなった。だが、5月18日に西野監督が発表したメンバーには入らなかった。清武も入らなかった。
「27人に入れば23人が発表されるまでの間に怪我は治せるかもしれない。だから、27人にさえ入れれば(5月31日までの間に)どうにかなる気がしてたんだけどね……」
内田のW杯へのチャレンジは終わった。
W杯へのチャレンジ敗れ、泣いた日
内田は関係各所に電話を入れ、詫びを入れた。アントラーズ監督の大岩剛にも直接頭を下げた。
「すいません剛さん、メンバーに入ってなかったです」
大岩もあやまった。4月から5月にかけてJリーグでは5試合連続で先発出場している。起用することで、コンディションの問題がないというアピールに繫がれば、選出のための好材料になるのではという判断もあった。
「『内田の怪我はいける状態だと示して後押ししたくて、いっぱい試合に出しちゃったけど逆に怪我が重なって、俺の責任だな』って言ってくれて」
大岩の思いを知り、内田は監督室でぼろぼろと涙をこぼした。

鈴木満・強化部長も残念に思っていた。
「満さんはね、柳さん(柳沢敦)の時もそうだったけど、『うちは選手を代表に推したいから、ぎりぎりまで付き合ってやりたかったけど推し切れずごめんな』って」 内田と大岩や鈴木とのやりとりは、クラブハウス内で行われていた。当然メディカルスタッフたちの耳にも届く。 「メディカルルームに入っていったら、みんなものすごく申し訳なさそうな顔をしてるの。治してあげられなくてごめん、みたいな。『W杯出たかったのに、ごめんなー』って言うから、オレが『さあ、治療しようぜ!!』って言って終わり」
「やれることはやった。後悔はない」
清武とも連絡を取った。
「W杯、お互いダメだったな、って確認し合って。でも、あの時こうしていれば良かったというのは一切ないよ」
可能な限りの治療も受け、できるトレーニングは行い、取れるコミュニケーションは取った。内田は全てやり切った。
清武も同じ感想だ。
「結局、知らされた時に、『やれることはやりましたねー、後悔ないっすねー』っていう話はしました。でもね、アツトくんのホントの心の内は分からないですよ。連絡はずっと取り合っているけど、会ってないんで。でも、俺は結構スカっとしていましたけどね。やれること全部やったので。怪我が続いたこととか、パフォーマンス自体には悔いは残りましたけど、怪我に対しての治療やリハビリでやれることは全てやったので、後悔はしてないですね」
2人とも14年の悔しさを晴らすのは、ロシアだと思っていたが、叶わなかった。

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◆監督室でぽろぽろと涙を流したあの日……内田篤人が振り返る「W杯メンバー落ち」の真実(文春オンライン)

◆「鹿島のDNAが発揮されるのはこれから」鈴木強化部長に訊いた現状と今後の展望(サッカーダイジェスト)

血を繋げる。 勝利の本質を知る、アントラーズの神髄 [ 鈴木満 ]
「正直、アップアップだね(笑)」
昨季に悲願のACL優勝で節目となる「20冠」を達成。そしてレジェンド小笠原満男がスパイクを脱ぎ、鹿島アントラーズは今季、新たなサイクルに突入した。
新時代の幕開けとなるシーズンの戦いぶりは? 次なるタイトルの可能性は? クラブ創設から多大なる貢献を示し、国内随一の常勝軍団の礎を築き、“鹿島らしさ”を守り続けている鈴木満常務取締役強化部長に訊いた。
――新時代の幕開けとなる今季のここまでの戦いぶりをどう見ていますか?
正直、アップアップだね(笑)。過渡期とも言える今シーズン、前半戦はのらりくらりじゃないけど、それなりの成績は収められた。とはいえ、怪我人の多さや、何人かの選手が抜けることもあり、現場とはこれまで以上に、いろいろとすり合わせをしていかなければならない。クラブとしてのベースはあるけど、そこからアップデートするところまでは、なかなか行けていないのが実情だ。
今は我慢の時とも言える。それでも、選手の育成を含めた“鹿島らしさ”を持続させ、結果も求めていく。その両立は簡単ではないし、どちらに比重を置くかは、時代の流れやチーム状況に応じてバランスを考えていかなくてはならない。
負けてもいい、なんてことは絶対にない。しかし、選手の成長率を重視する時もある。そこをないがしろにすれば、将来的に勝てる戦力にならない。ある程度、選手が揃っていて、勝ち続けて、そのチームを“出がらし”になるまで引っ張っていると、すぐに成績は下がる。どんと落ちる。そうならないように、どこかで我慢して次を準備しておくことが長期的な安定につながる。
この作業はこれまでずっと続けてきたことでもあるし、その継続性が、「鹿島アントラーズ」というブランドを高めて、確固たるものにしてきたことにもつながっていると思う。例えば、個の力が10しかないとしても、鹿島のユニホームを着れば、15ぐらいの力を引き出せる。良いか悪いかは別として、鹿島という名前で勝てる試合もある。
それは、これまで勝ち続けてきた歴史があるから。そういうチームにしてきたつもりだし、選手たちにも、自分はアントラーズの選手だというプライドもある。みんな負けたくない、勝ちたいという欲が強い。そんな彼らが結集すれば、自ずと勝ちは拾える。
「今年もタイトルを獲るつもりだし、獲れると確信している」

――「20冠」のその先にある次なるタイトルの可能性は?
これから過密日程となり、秋以降は重要度の高いゲームが続くだろう。そうなってくると、自然と選手たちの集中力がグッと高まって、プラスアルファの力や、個々が本来持っているポテンシャルを出し切るようになる。それが鹿島のDNAだ。決勝戦の舞台に立った時の選手たちの集中の仕方なんて、こっちが感心するぐらいだ。あ、これは違うぞと、見ていてすぐに分かる。
頂上に立った者の強みもある。ACLでは、長いことベスト16の壁に阻まれてきた。去年なんとかその壁をクリアして優勝したら、それまで全然イメージできなかった壁の向こう側が見えて、こうすれば勝てるんだというのが分かった。ルヴァンカップや天皇杯でもそうだけど、頂上に立てば、あそこの坂ではアクセルを踏んで昇って、その後は少しゆっくり走ろうとか、そういう道筋が見えてくる。勝ち方が明確になる。それは去年のACLで改めて思った。
ルヴァンカップでは、これまでの26大会中、鹿島は9回、決勝に行って、そのうちの6回優勝している。3大会に1回はファイナルに進出している計算で、負ける時もあるけど、鹿島との一発勝負でタイトルを争うのは嫌だなと思うチームは少なくないはず。こっちは決勝まで行けば負けないよと、そういう自信があれば勝てるものなんだ。
鹿島のDNAが発揮されるのはこれから。選手が抜けるのは大変だし、正直ダメージもある。でも、それに対する覚悟が必要。こういう時のために自分たち強化部がいるわけだから。腕の見せ所ではないけど、ここで働かなければ、いつ仕事をするんだというね(笑)。
Jリーグが始まった当初はヴェルディやマリノスとやり合い、その後はジュビロと覇権を争って、次はレッズやガンバ、今ではフロンターレが好敵手に。26年間でいろんなクラブがライバルとなってきたが、我々アントラーズはJ1ではだいたい6位以内に入り、リーグタイトルを何度も掴んできた。勝つことよりも、勝ち続けることのほうが難しい。その安定感を振り返れば、これまでの歩みは間違っていないという自負はある。
今年もタイトルを獲るつもりだし、獲れると確信している。
PROFILE
鈴木 満(常務取締役強化部長)
すずき・みつる/1957年5月30日生まれ、宮城県出身。現役時代は中央大を卒業後、住友金属工業蹴球団(鹿島の前身)に加入。89年の引退後は同クラブの監督に就任して、92年からは鹿島のヘッドコーチを務める。96年から強化の職に就き、常勝軍団の礎を築いて現在に至る。強化部長として日本ナンバーワンの実力者は、誰とでも気さくに話す人柄で、“マンさん”の愛称で多くの人に親しまれている。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
※本記事は、サッカーダイジェスト8月8日号(7月25日発売)掲載の記事から一部抜粋・加筆修正したもの。
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