日刊鹿島アントラーズニュース

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2024年3月3日日曜日

◆【東京】荒木遼太郎、サポーターへ愛示す美お辞儀パフォ「考えていました。ホームでやろうかと」(ニッカン)



荒木遼太郎


<明治安田J1:東京1-1広島>◇第2節◇2日◇味スタ

FC東京のMF荒木遼太郎(22)がサンフレッチェ広島戦で、同点ゴール後にお辞儀パフォーマンスを行った。

0-1の後半26分に、ホームサポーターの目の前で、ゴール右上に打ち込む貴重な同点弾を決めた。「最高っす」。

あいさつ代わりの一発後、サポーターに向けてパフォーマンス。先輩DF長友佑都(37)のような和式のお辞儀ではなく、西洋貴族のあいさつ風に、右手を上から下げつつ、左手を腰に回して上体を倒すエレガントなスタイルに「考えていました。ホームでやろうかなと」。その意味を問われると「よろしくお願いしますっていう」と明かした。ゴールと同様、ファン、サポーターへの愛を示す美しいパフォーマンスだった。

ホーム開幕戦は引き分けに終わり、2戦勝ちなし。次戦はヴィッセル神戸と再び本拠地で戦う。「やはり早く勝利をサポーターのみんなと喜び合えたらなという風に思ってます」。次は自身の得点で、チームに今季初白星をもたらす。【佐藤成】










◆【東京】荒木遼太郎、サポーターへ愛示す美お辞儀パフォ「考えていました。ホームでやろうかと」(ニッカン)





◆【番記者の視点】鹿島「ボランチ知念慶」の次は「センターバック佐野海舟」指揮官の思惑と思い切り(報知)



佐野海舟


◆明治安田J1リーグ▽第2節 鹿島1―1C大阪(2日・カシマスタジアム)

 鹿島はC大阪と1―1で引き分けた。0―1で迎えた後半40分にDF植田直通のヘディング弾で追いついた。

*  *  *

 交代ボードに提示されたのは「5→77」。ピッチ上の鹿島の選手たちは、ベンチを見てキョトンとしていた。

 0―1で迎えた後半22分、鹿島2回目の選手交代。何だかフワフワしていたセンターバックの関川郁万を下げ、サイドMFのパレジを投入する決断を下したベンチだが、控えにもピッチにも、センターバックでプレーできる選手は植田と関川の2人しかいない。

 ベンチから「海舟、郁万のところ!」と声がかかる。佐野海舟は聞こえなかったのか信じられなかったのか、棒立ちしている。再びベンチから「郁万のところ!」と声が飛び、佐野は驚いた表情を見せながら、DFラインに入った。

*  *  *

 「センターバック佐野海舟」は素晴らしいパフォーマンスを発揮した。持ち前の奪取力、推進力を最終ラインでも示し、ボールさばきも見事だった。ピッチの左半分でボールが流れるようになったことは、同40分に左サイドでMF名古新太郎がFKを獲得し、そのセットプレーからDF植田直通による決勝点が生まれたことに、直結とは言わないまでも、間接的に関わった。

*  *  *


 キャンプでMF柴崎岳が負傷離脱を余儀なくされた時、ポポヴィッチ監督が白羽の矢を立てたのがFW知念慶だった。その心は「いい選手はどこでもできるから」(ポポヴィッチ)。さらに「『この選手はこう』とラベルを貼って判断してしまうのが一番危険。『彼はこういう選手だ』という固定観念を捨て、私は自分の目で見て判断する」と続けた。

 「ボランチ知念」は、今やチームに欠かせない。強度が高く、寄せも早く、視野も広い。この日は、CKまでも蹴っていた。

 指揮官が繰り出した二の矢は「センターバック佐野海舟」。正式なコンバートにはならないだろうが、チームの戦術の幅が広がったことは間違いない。

*  *  *

 サッカーに判定勝ちがあるとすれば、勝者はC大阪だっただろう。しかし、鹿島は勝ち点1を得た。(一応)首位。

 鈴木優磨は試合内容改善の必要性を口にしつつも「これはデカいと思う」と一定の手応えを示し「悪い言い方かもしれないが、こういうゲームを勝ち点0で終わるのが(近年は)続いていた。1で終われるのは個人的にはいいと思う」と振り返った。

 相手をスコアでも内容でも圧倒できる機会は、今後も限られるだろう。(内容的)負け試合を引き分けにし、(内容的)引き分け試合で勝利し、(内容的)勝ち試合で取りこぼしなく勝利することで、順位は上がっていく。(鹿島担当・岡島智哉)




◆【番記者の視点】鹿島「ボランチ知念慶」の次は「センターバック佐野海舟」指揮官の思惑と思い切り(報知)


◆後半出場で流れを変えた鹿島FW鈴木優磨「うまくいかない試合でも勝ち点3に」(ゲキサカ)



鈴木優磨


[3.2 J1第2節 鹿島 1-1 C大阪 カシマ]

 前半はセレッソ大阪にほぼ圧倒される時間が続いた鹿島アントラーズだったが、後半開始とともにFW鈴木優磨を入れて2トップに変えると、ペースを徐々に取り戻していった。攻勢ムードによりオープンな展開になったことで、後半13分には先制点を許すも、逆に終盤は一方的な攻勢ムード。得点はセットプレーから奪ったDF植田直通の1つにとどまったが、なんとかホーム開幕戦で勝ち点1をもぎ取った。

 試合後、鈴木は「勝ち点1に持っていけるのは優勝するには絶対に大事」と力を込め、この結果を前向きに受け止めていた。

 前半の鹿島は立ち上がりこそ敵陣深くに侵入する場面もあったが、15分過ぎからはSBの立ち位置を有効活用したC大阪のビルドアップになすすべなく、一方的な劣勢を強いられていた。鈴木は「前半は自分たちのやりたいことを出そうとしすぎた」と分析していたといい、「ワンタッチで入るのを監督は求めているけど、ワンタッチが全部続くわけではない。一回どこかで時間を作らないといけないと個人的に思っていた」という。

 特に難しさを感じていたのは4-2-3-1の1トップを担っていたFWチャヴリッチの役割だ。ワンタッチを生かした攻撃の組み立てを「チャキ(チャヴリッチ)にやらせるのは違うなと思っていた」という鈴木は後半からピッチに立つと、うまく役割を分担しながらプレー。自身の頬骨骨折の影響で練習ではほとんどコンビを組んだことがなかったというが、随所に好連係を見せていた。

 そうした結果の勝ち点1。鈴木は「言い方は悪いけど、よくないゲームを勝ち点0で終わるのが最近は続いていた。それを勝ち点1で終われるのは個人的にいいと思う」と前向きに振り返る。

「もっと内容を改善しないといけないことはたくさんあるけど、そこはみんなでトライしつつ、あくまでグラウンドの中で判断するのは俺ら。何人がベストな判断を下すことができるか。ポポさんが求めていることと、自分たちがやりたいことのバランスが大事だと思う」とピッチ上の選手たちの判断に活路を見出していた。

 また「自分たちがうまくいかない試合というのはこの先、必ず出てくると思う。こういう試合を勝ち点3にできるかがさらにもう一つ求めていかないといけないこと。優勝している時はこういう試合がたくさんあったけど、蓋を開けたら勝つのは鹿島だった」と鹿島のあるべき姿を回顧。「そこにすがるわけにはいかないけど、この間のマリノスの試合(2-1で逆転勝ちした東京V戦)を見ていても、内容が悪い試合でも勝ち点3につなげていた。優勝するにはそういうのが大事。僕たちも自分たちのサッカーをできる試合を勝利に持っていくのは当たり前だけど、うまくいかない試合も勝ち点3に持っていけるようにやっていきたい」と結果にこだわる姿勢を強調した。

(取材・文 竹内達也)





◆後半出場で流れを変えた鹿島FW鈴木優磨「うまくいかない試合でも勝ち点3に」(ゲキサカ)




◆【鹿島】トップ下起用に応えた鈴木優磨「優勝するためには絶対大事」。苦しんでの勝点1獲得をポジティブに捉える(サカノワ)



鈴木優磨


チャヴリッチとの連係にも「これからどんどん良くなる」。


[J1 2節]鹿島 1–1 C大阪/2024年3月2日15:00/カシマサッカースタジアム

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が新シーズンのホーム開幕となったJ1リーグ2節のセレッソ大阪戦、劣勢を強いられていたなか後半開始から4-2-3-1のトップ下でピッチに立ち、ボールを確実に収めて攻撃の起点となって機能。そこから植田直通のゴールも決まり1点ずつ取り合い、1-1で引き分けた。

 開幕の名古屋グランパス戦に続いて、フェイスガードを装着しての交代出場に。今回はチームの狙っていた2列目のライン間でボールを受けて、さらに前へ向かうという推進力を与える役割を担った。

「(投入から流れが変わったが?)流れは変わっていないですよ。前半が悪すぎました。(勝点1について)これはデカいです。良くない試合を勝点1に持っていけるのは、優勝するためには絶対に大事。チームとして、良くはなかったですが、結果だけを見たら妥当かなとも思います」

 そのように鈴木はこの1ポイント獲得に頷いた。

「スタジアムのファンの皆さんの力強い後押しのお陰で、なんとか同点に追い付くことができました。上手くいかない時間帯こそ、原点に戻ると言いますか……自分たちのやりたいことを出そうとしすぎだと特に前半は思っていました。ワンタッチで入れるという監督の求める場面も、決して全部がつながるわけではありませんので、絶対どこかで必ず時間を作らないといけない。個人的にはそう思っていました」

 そしてチャヴリッチとの連係も、今後高まっていくはずだと手応えとともに期待を抱いていた。

「それ(ボールを収める役割)をチャキ(チャヴリッチ)にやらせるのは、前半見ていても、ちょっとそれは違うなと思っていました。後半に入った時、なるべく真ん中にいてほしいと伝えました。彼とは練習でもほとんど組んでいなかったので、これからもっともっとお互いが分かっていければいいかなと思います」

 いくつかの課題が見えたことも、むしろプラス材料と捉える。2024シーズンのホーム開幕戦、鹿島が苦しみながらも1ポイントを掴んでみせた。




◆【鹿島】トップ下起用に応えた鈴木優磨「優勝するためには絶対大事」。苦しんでの勝点1獲得をポジティブに捉える(サカノワ)


◆「鹿島とはを体現してる」植田直通が劇的同点ヘッドもセレブレーションなし サポーター「この時の表情好き」「ナオ最高だわ」(西スポ)



植田直通


 ◆明治安田J1第2節 鹿島アントラーズ1―1セレッソ大阪(2日、県立カシマスタジアム)

 キャプテンマークを巻いたDF植田直通がチームの窮地を救った。

 1点ビハインドの後半40分、ゴールやや左の位置で得たFKを名古新太郎がキック。ゴール前への絶妙なボールをフリーとなった植田が頭で合わせ、同点ゴールを奪った。ヘディングの反動でゴール内に倒れ込んだ植田は、目の前に転がったボールをすぐに拾い上げると、表情を変えずにすぐさまセンターサークルへダッシュ。勝利への執念を見せた。

 このゴールを「DAZN Japan」の公式X(旧ツイッター)が動画で公開。サポーターからは「このゴールした後の植田マジで鹿島とはを体現してる」「表情一つ変えずにボール持って帰るナオ最高だわ」「この時の表情好き」「名古新太郎よ…やはり天才」などの声が上がっている。







◆「鹿島とはを体現してる」植田直通が劇的同点ヘッドもセレブレーションなし サポーター「この時の表情好き」「ナオ最高だわ」(西スポ)


◆【鹿島】渾身同点ヘッド弾の植田直通「セットプレーは、ボールが全て。名古に感謝しています」。C大阪と1-1ドロー(サカノワ)



植田直通


「僕は合わせるだけでした」


[J1 2節]鹿島 1–1 C大阪/2024年3月2日15:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ2節、鹿島アントラーズのDF植田直通がセレッソ大阪戦、まさに渾身のヘディング弾を叩き込み、1-1に追い付き勝点1をもたらした。

 反撃に転じて押し込んでいた時間帯、しかもゴール裏のボルテージも高まっていた。コーナーキックのチャンスを掴むと、鈴木優磨はサポーターに向けて、もっと背中を押してくれと大きなゼスチャーで訴えた。

 そして0-1で迎えた85分、敵陣でのフリーキックのチャンス。ここで名古新太郎のキックに飛び込んだのが「55番」だった。植田は壁となる相手選手に全く怯むことなく突き進み、豪快にヘディング弾を叩き込んでみせた。

「セットプレーは、ボールが全て。名古がすごくいいボールを蹴ってくれたので、僕は合わせるだけでした。名古のキックに感謝しています」

 そのように植田は試合後、キッカーを担った名古をたたえた。

 これで1勝1分に。植田はこの結果を前向きに捉えつつも、失点「1」を心から悔やんでいた。

「前半の出来が悪くても、スコアレスで折り返すことができました。ただ優勝するためには、後半に1点を取って、1-0で勝ち切れる力を付けていきたいです」

 植田はそう語り、苦しい試合での”ウノゼロ”を理想に挙げた。ただ、あきらめない鹿島、しぶとい植田をしっかり印象付けてみせた。

 貴重な勝点1を掴んだ鹿島は3月9日に行われる次節3節、アウェーでFC町田ゼルビアと対戦する。ランコ・ポポヴィッチ監督にとっては、”古巣”との連戦になる。




◆【鹿島】渾身同点ヘッド弾の植田直通「セットプレーは、ボールが全て。名古に感謝しています」。C大阪と1-1ドロー(サカノワ)


◆明治安田J1第2節 鹿島 ホーム開幕ドロー(茨城新聞)



アレクサンダル・チャヴリッチ








サッカー明治安田J1の鹿島は2日、カシマスタジアムでのホーム開幕戦でC大阪と1-1で引き分け、8季ぶりに目指した開幕2連勝はならなかった。

鹿島は前半、主導権を握れないまま、早川の好セーブでしのいだ。互いに無得点で迎えた後半13分、C大阪の左サイドからの速攻を受け、先制を許した。劣勢に立たされる中、同40分、名古のFKに植田が頭で合わせて同点に追い付き、引き分けに持ち込んだ。

次戦は9日、敵地で町田と対戦する。

▽カシマ(観衆24,664人)
鹿島 1勝1分け(4) 1-1 C大阪 2分け(2)
0-0
1-1

▽得点経過 鹿 C
後13分
【C】 0-1 レオセ
後40分
【鹿】 1-1 植田





◆明治安田J1第2節 鹿島 ホーム開幕ドロー(茨城新聞)



2024年3月2日土曜日

◆鹿島 ポポヴィッチ監督が古巣対戦へ闘志「勝ち点3しか考えていない」あすC大阪戦(スポニチ)



ランコ・ポポヴィッチ


 鹿島のポポヴィッチ監督が1日、C大阪戦(2日、カシマ)に向けてオンライン取材に応じた。

 14年に指揮した古巣との対戦を前に「指揮を執ったチームは常にある意味特別であり、私の胸にいつまでも残るチーム。ただ、私はライバルチームの監督であり次の試合で勝ち点3を取ることしか考えていない」と意気込みを語った。

 C大阪時代のポポヴィッチ監督はウルグアイ代表FWフォルランらリーグ屈指の戦力を抱えながらも成績が低迷。6月に途中解任された苦い経験がある。

 「もちろん大きなリスペクトはしている。当時のスタッフもいる。シンパシーは感じているがピッチに出れば関係ない」と試合に集中していた。





◆鹿島 ポポヴィッチ監督が古巣対戦へ闘志「勝ち点3しか考えていない」あすC大阪戦(スポニチ)



2024年3月1日金曜日

◆サンジロワーズが110年ぶりにカップ戦決勝へ! 町田浩樹はフル出場でクラブ・ブルージュ撃破に貢献(ゲキサカ)






[2.28 ベルギー・カップ準決勝第2戦 サンジロワーズ 2-0 クラブ・ブルージュ]

 ベルギー・カップ準決勝第2戦が28日に行われ、日本代表DF町田浩樹が所属するロイヤル・ユニオン・サンジロワーズはホームでクラブ・ブルージュを2-0で下した。2試合合計スコアは3-2。優勝した1914年以来、110年ぶりの決勝進出を果たした。

 町田は7日にアウェーで開催された第1戦(●1-2)で途中出場し、終了間際に加入後初得点を記録。第2戦では3バックの一角で先発出場し、90分間プレーした。

 サンジロワーズはスコアレスで前半を折り返すと、後半28分にFWモハメド・エル・アミーン・アムーラのゴールで先制。同アディショナルタイム2分にはDFロス・サイクスの追加点で2戦合計3-2と逆転し、そのまま逃げ切った。

 5月9日の決勝ではアントワープとオーステンデの勝者と対戦する。





◆第203回 背番号7が輝いた31年前と今季開幕戦(SPORTS COMMUNICATIONS)






 2月23日から今季のJリーグがスタートしました。首を長くして待っていたファンの方々も多いのではないでしょうか。僕の古巣、鹿島アントラーズは名古屋グランパスを相手に3対0で勝利し、上々のスタートを切りました。そして、東京ヴェルディが16年ぶりにJ1の舞台に帰ってきたことも大変話題になりました。


 セットプレーの変化


 93年開幕時の相手もグランパス。なんだか懐かしかったですね。あの当時、スタメンで出ていた僕としては今回の初戦、“7番の復活”が妙に印象に残りました93年はアルシンドが7番を背負い、切れのあるドリブルとスピード2ゴールを奪う活躍を演じました。

  今季、アントラーズで7番を背負うのは新外国人選手のチャヴリッチです。1ゴール1アシストと見事結果を残しました。彼自身、個人技も高いし、プレーの正確性などを見ると今後もさらに期待できます。クロアチア出身ということもあり、あの国は結構、“真面目なサッカー”を展開します。アントラーズの中でもしっかり機能するんじゃないかなと感じます。3点目、ワンツーで抜け出したあたりを見るに「もううまく当てはまっている」と見えました。ただ、以降は彼も研究されるでしょうから、周囲の選手とコミュニケーションをとって長いシーズン、乗り切ってほしいです。

 ランコ・ポポヴィッチ新監督はセットプレーも入念に仕込んだのではないでしょうか。先制点を取った数分後、左サイドでのFKは変化をつけたものでした。グラウンダーでつないでから“ボランチ”知念慶がミドルを放ちましたが惜しくもGKのセーブにあいました。往年のアントラーズはセットプレーを大事にしてきましたので、このあたりかも僕がプレーしていたときと重なって見えました。


 知念のコンバートに期待


 新監督になって一番大きな変化はなんと言っても知念のボランチコンバートです。フィジカルコンタクトに長けているプレーヤーを中央に据えたかった狙いもあったのでしょう。彼が前線でできるのは誰しもがわかっていることです。隙あらばボランチの位置から前にいってほしいし、ミドルから積極的にゴールを狙ってほしい。 

 そうすると、相手DFとMFは否が応でもにも前に出ていかなければならなくなります。そうするとほかのプレーヤーは裏を狙いやすくなります。彼ひとりのコンバートでいろんなバリエーションが増えると思いますね。知念があがっても両サイドの片方が絞ったり、ワンボランチにしてバランスをとればさほど問題はないはずです。2トップの下に知念が入ってくれば面白いと思うし、彼ならできるんじゃないかなと期待しています。


 J1にいてほしいクラブ


 初戦のアントラーズはペナルティーエリアに入り込む人数も多かったように見えました。サイドからのボールに対してゴール前の準備は意識して取り組んでいるんだなと感じました。そうすると得点の確率も高まります。クロッサーもある程度アバウトでもよくなるので、ここは継続してほしいですね。

 ヴェルディ対横浜F・マリノスも93年と同じ開幕カード。5万人を超えるファンが国立に押し寄せました。最後にF・マリノスに逆転されましたが、ヴェルディはいい戦いをしていました。パスでいなしたりドリブルで仕掛けるといった93年時のスタイルから、今はしっかり走っています。戦うサッカーに変わってきたのかなという印象です。最後の最後、体力負けしてしまったのが残念でした。良い内容だっただけに終盤が勿体なかったけど観る者に期待感を持たせる試合でした。やっぱり、ヴェルディはJ1にいてほしいクラブだなと思った開幕節でした。




●大野俊三(おおの・しゅんぞう)

<PROFILE> 元プロサッカー選手。1965年3月29日生まれ、千葉県船橋市出身。1983年に市立習志野高校を卒業後、住友金属工業に入社。1992年鹿島アントラーズ設立とともにプロ契約を結び、屈強のディフェンダーとして初期のアントラーズ黄金時代を支えた。京都パープルサンガに移籍したのち96年末に現役引退。その後の2年間を同クラブの指導スタッフ、普及スタッフとして過ごす。現在、鹿島ハイツスポーツプラザの総支配人としてソフト、ハード両面でのスポーツ拠点作りに励む傍ら、サッカー教室やTV解説等で多忙な日々を過ごしている。93年Jリーグベストイレブン、元日本代表。

*ZAGUEIRO(ザゲイロ)…ポルトガル語でディフェンダーの意。このコラムでは現役時代、センターバックとして最終ラインに強固な壁を作った大野氏が独自の視点でサッカー界の森羅万象について語ります。


◆第203回 背番号7が輝いた31年前と今季開幕戦(SPORTS COMMUNICATIONS)


◆ポテンシャルお化け!? Jリーグ大注目の大卒ルーキー6人。1年目からレギュラーの可能性を秘める才能(フットボールチャンネル)



濃野公人


2月23日、明治安田Jリーグ2024シーズンが幕を開けた。楽しみの一つは新加入選手の活躍だ。近年、筑波大学からJリーグの舞台に飛び込み瞬く間にプレミアリーグまで上りつめた三笘薫を筆頭に、即戦力級の大卒選手が増えている。今回は即戦力での活躍が期待される期待の大卒選手を6人紹介する。


DF:濃野公人(のうの・きみと)


所属先:鹿島アントラーズ
出身大学:関西学院大学
生年月日:2002年3月26日


 濃野公人は大津高校時代に背番号10を背負いFWのポジションでプレーしていたが、関西学院大学進学後にSBへと転向。全く異なるポジションにもすぐに順応し、数々の大会で優れたパフォーマンスを見せ、2023年6月に鹿島アントラーズへの加入が決まった。

 そんな濃野の一番の武器は優れたポジショニングだ。FWやトップ下、サイドハーフで起用された経験を持つ彼は、オーバーラップで敵陣深くまで切り込んだり、中盤に絞りサイドハーフの選手のサポートをしたり、いてほしいポジションにいてくれる選手だ。それを90分可能にするだけのスタミナも持ち合わせており、何度も右サイドを駆け上がるため、相手としては対処が難しい選手だろう。

 濃野は2月23日のJリーグ開幕節、名古屋グランパス戦に先発出場。鹿島において、開幕スタメン入りした大卒選手は実に31年ぶりだ。当然ながらプレッシャーもあったはずだが、5バックで構えるグランパス守備陣に対して何度も右サイドから攻め立てた。守備面でも相対したグランパスの左WB山中亮輔に全く仕事をさせず、アントラーズの3-0の快勝に大きく貢献した。アントラーズOBには元日本代表の内田篤人がいる。同じ攻撃的SBとして、ゆくゆくは内田を超えるような活躍を期待したい。




↓その他川崎の山内、磐田の植村、名古屋の倍井、いわきの近藤、FC東京の岡、各選手の記事はこちらから
◆ポテンシャルお化け!? Jリーグ大注目の大卒ルーキー6人。1年目からレギュラーの可能性を秘める才能(フットボールチャンネル)




◆「スロースターター鹿島」脱却へ 狙うはホーム開幕戦6連敗阻止&8年ぶり開幕連勝…3・2C大阪戦(報知)



鹿島アントラーズ


 開幕2連勝を狙う鹿島は29日、ホーム開幕戦となる第2節C大阪戦(カシマ)に向け、茨城・鹿嶋市内でトレーニングを行った。

*  *  *

 第1節の名古屋戦(3〇0)で快勝したチームだが、C大阪戦は2つのジンクスに立ち向かう一戦となる。

 1つ目は「開幕2連勝、至難の業(しなんのわざ)」問題。最後に開幕2連勝を飾ったのは、優勝した2016年。17年以降の7年間は一度もなく、直近2年間はアウェーの開幕戦で勝利しながらも、第2節にホームで川崎に連敗し、勢いをそがれた。

 2つ目は「ホーム開幕戦、至難の業」問題。リーグ戦では2019年以降、実に5連敗を喫している(19年大分、20年札幌、21年清水、22、23年川崎)。5試合全てで複数失点を喫し、奪った得点は合計3点のみ。昨季は川崎を相手に終盤までリードしていたが、後半44分、同追加タイム11分の失点で逆転負けを喫した。

 2戦連発が期待されるFWチャブリッチは「ホーム開幕戦ということで、多くの方々がスタジアムに来てくれると信じている。ものすごくいい雰囲気を作ってもらえると思う。その中でプレーできることを楽しみにしています」と意気込みを語った。右頬骨の骨折から“ぶっつけ本番”の形で前節に復帰したFW鈴木優磨もフルメニューを消化しており、状態は良好。名古屋戦で結果を出したMF仲間隼斗、MF藤井智也らも好調を維持している。





◆「スロースターター鹿島」脱却へ 狙うはホーム開幕戦6連敗阻止&8年ぶり開幕連勝…3・2C大阪戦(報知)




2024年2月29日木曜日

◆鹿島サポ怒号「ブラジルに帰れ!」 罵声浴び「非常にショックでした」…来日後の“カシマ騒動”【コラム】(FOOTBALLZONE)



オズワルド・オリヴェイラ


2007年に新指揮官として迎えられたブラジル指揮官、日本で苦難の船出に


 創設から32シーズン目に突入したJリーグの歴史のなかで、あとにも先にも3連覇を成し遂げているのは鹿島アントラーズだけだ。2007年に新指揮官として迎えられたオズワルド・オリヴェイラ監督の下、6年ぶりにJリーグを制すると、続く08年、09年も覇権を譲ることはなく、“常勝”の名をほしいままにした。

「このような素晴らしい成果を上げられたのは、何より選手たちの努力の賜物です。一時的な努力なら大半の選手ができるでしょう。しかし、努力をし続けるのは大変難しいことです。チームの勝利のために1人1人が責任を持ち、どんなことがあっても諦めず、自分の役割を全うしようと伝えてきました。それを選手たちは実践し続けてくれました」(オリヴェイラ監督)

 チーム力が拮抗し、群雄割拠と言われているJリーグのなかで、3シーズンにわたり“てっぺんの座”を明け渡さなかった事実は、やはり称賛に値するだろう。名うてのモチベーターと称されるブラジル人指揮官に率いられた鹿島は、まさに我が世の春を謳歌していた。

 だが、その船出は苦難に満ちていた。

 07年のJリーグ開幕戦は川崎フロンターレに0-1で惜敗し、第2節のガンバ大阪戦も同スコアで涙を飲んだ(連敗スタートは02年以来、2度目のこと)。中盤の要である野沢拓也が怪我のために離脱中。期待された新外国籍選手が今1つフィットせず、また、開幕2戦ともに退場者が出てしまい、10人での戦いを強いられるなど、躓きの要因が重なった。

 Jリーグと並行するナビスコカップ(現ルヴァンカップ)では公式戦初勝利を飾っていた。だが、好転のきっかけにならなかった。

 そんな最中に騒動が勃発する。

 07年4月7日、Jリーグ第5節の試合後のことだ。地元カシマスタジアムに大宮アルディージャを迎えての一戦。後半10分に相手選手が1人退場するなか、全体的に試合の主導権を握りながらも決め手を欠き、スコアレスドローに終わった。開幕2連敗のあと、これで3連続の引き分け。リーグ戦5試合を終えた時点で、未勝利のままはクラブ史上初めてのことだった。

 こうした事態に業を煮やす一部サポーターが、大宮戦を終え、スタジアムをあとにするチームバスを取り囲んだのだ。怒号が飛び交い、騒動が収まる気配はなかった。

「ブラジルに帰れ!」

 新指揮官に向けられた罵声は辛辣だった。なかには耳を疑うような暴言もあった。唯一の救いは、その日本語による非礼をオリヴェイラ監督が理解していなかったであろうことだ。

「大宮戦のあとの出来事は忘れられません。非常にショックでした。私が監督になって、鹿島は新たにスタートしたばかり。助っ人というべき外国籍選手も変わっていましたし、シーズン序盤はいろいろな面で手探り状態です。私の指導法や考え方を選手たちに理解してもらい、逆に、私が選手たち1人1人の特徴を理解するまで、やはり時間が必要だったと思います」


徐々にチーム状況は好転、終盤に破竹の9連勝を飾り頂点に


 鹿島の勝利を願い、熱量を持って選手たちを支えてくれるファンやサポーターの期待に応えられず、歯がゆい思いを募らせていた指揮官は「だからこそ——」と、その胸中を次のように打ち明けていた。

「苦しい状況をともに乗り越えようと、選手たちを励まし、あと押ししてほしかった。鹿島の勝利を願う気持ちを違う形で示してほしいと思いました」

 不穏な雰囲気に包まれた騒動から1週間後、第6節の横浜FC戦で、リーグ初白星を挙げ、ひと息ついた鹿島は、徐々にだが、チーム状態が上向く。11試合を終えた時点で、ついに貯金ができ、折り返しに入るころには3位にまで上昇。そして、終盤に破竹の9連勝を飾り、最後の最後に頂点に上り詰めた。

 シーズン中、一度も首位に立つことがなかった鹿島が劇的な逆転優勝を果たし、通算10個目のタイトルを手中にする。クラブ史上、最悪のスタートと言われた07年。躓きを躓きのままで終わらせず、飛躍の原動力に変えていった。

 Jリーグ史上初の3連覇という金字塔を打ち立てた09年12月5日は、鹿島にとってクラブの歴史と伝統を彩る記念日にほかならない。実は、その日はオリヴェイラ監督の59回目の誕生日でもあった。人智を越えたこの巡り合わせに、ただただ驚嘆するばかりではないだろうか。

(小室 功 / Isao Komuro)




◆鹿島サポ怒号「ブラジルに帰れ!」 罵声浴び「非常にショックでした」…来日後の“カシマ騒動”【コラム】(FOOTBALLZONE)





◆町田移籍・昌子源の後釜?鹿島がハンガリー代表DF獲得狙う。清水と争奪戦か(FOOTBALL TRIBE)






 鹿島アントラーズはクロアチア人DFヨシプ・チャルシッチの移籍破談もあり、町田ゼルビアへ完全移籍した元日本代表DF昌子源の後釜確保に至っていない。しかし2023シーズンまでヴィッセル神戸でプレーしていたDF大﨑玲央がUAE1部エミレーツ・クラブを退団してフリーである中、MF本田圭佑の古巣であるアゼルバイジャン1部ネフチ・バクー所属DFマールク・タマーシュの獲得に向かっている模様。清水エスパルスと争奪戦を繰り広げている可能性もあるという。

 現在30歳のタマーシュは、身長192cmで左利きのセンターバック。母国ハンガリーの複数クラブに在籍したほか、ポーランドやルーマニアでもプレー。昨年7月にルーマニア1部シェプシOSKからネフチ・バクーへ完全移籍している。

 そのネフチ・バクーでは主力センターバックとして活躍。今季ここまでアゼルバイジャン1部リーグで24試合中17試合でスタメン出場し2ゴールをマークしているほか、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ予選では全4試合フル出場している。

 そんな中、アゼルバイジャンメディア『オフサイドプラス』は今月20日に「鹿島がタマーシュの獲得を希望。ネフチ・バクーとの交渉はすでに始まっている」とリポート。これによると、ネフチ・バクーは同選手との契約を2025年6月まで残しているため、移籍金として25万ドル(約3800万円)の支払いを求めており、鹿島も支払いの準備が完了しているとのこと。ただネフチ・バクーは清水エスパルスとの交渉も継続しているという。

 またアゼルバイジャンメディア『FUTスポーツ』も今月28日に「ネフチ・バクーはタマーシュを放出する可能性がある。鹿島が彼の獲得を望んでおり、クラブ間交渉を進めている」と報道。選手本人は28日時点でJリーグ公式インスタグラムアカウントをフォローしている。

 明治安田J1リーグ開幕前に元U20ブラジル代表DFイアゴ・マイダナの獲得失敗も報じられた鹿島。開幕節名古屋グランパス戦のベンチにセンターバックを本職とする選手が不在だっただけに、2021年9月の北中米W杯欧州予選アンドラ戦でハンガリー代表デビューを飾ったタマーシュの獲得を急いでいるかもしれない。




◆町田移籍・昌子源の後釜?鹿島がハンガリー代表DF獲得狙う。清水と争奪戦か(FOOTBALL TRIBE)


2024年2月28日水曜日

◆「マジでうめーな」「また回収」日本代表・佐野海舟、中盤での華麗なボール奪取に「スーパーボランチ」「さらに凄味」ファン大興奮の瞬間(ABEMA)



佐野海舟


【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス0-3鹿島アントラーズ(日本時間2月23日/豊田スタジアム)

 鹿島アントラーズの日本代表MF佐野海舟が、さすがの回収力を見せた。流れるようなプレスからのボール奪取で攻撃に繋げる印象的なプレーを見せている。

 鹿島が2点リードして迎えた48分、自陣で味方選手のパスが短くなり相手にボールを奪われようとしたところで、鋭い出足のプレスから佐野がボールを回収。藤井智也に繋いで、そこから相手陣内に攻め込むなど攻撃の起点となった。

 このシーン以外でも佐野は中盤の底で何度もボールを回収。Jリーグ公式サイトのトラッキングデータによるチーム2位となる走行距離12.20キロを記録するなど、豊富な運動量で攻守に貢献した。

 佐野のプレーについてSNS上では「海舟がまた回収」「佐野海舟マジでうめーな……」「佐野海舟はさらに凄味を増していた」「佐野海舟いいね」「マジいつも思うけど、凄いな。寄せが早い」「スーパーボランチだね」など日本代表MFへの賞賛のコメントで溢れている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)





◆「マジでうめーな」「また回収」日本代表・佐野海舟、中盤での華麗なボール奪取に「スーパーボランチ」「さらに凄味」ファン大興奮の瞬間(ABEMA)



2024年2月27日火曜日

◆元日本代表MFを父に持つFW小笠原央が途中出場で3発(高校サッカードットコム)






 2月23日、同19日からトレーニングキャンプを行うU-15日本代表候補が高円宮記念JFA夢フィールドで市立船橋(千葉)とトレーイングマッチを実施。FW小笠原央(鹿島アントラーズジュニアユース)のハットトリックの活躍などにより6-1でU-15日本代表候補が快勝した。

 元日本代表MFで鹿島アントラーズで活躍した小笠原満男氏を父に持つ小笠原央。所属チームでは、ボランチやサイドなど複数のポジションをこなし、この日はFWとして途中出場。ハットトリックを達成し勝利の立役者となった小笠原は「チームとして、前からプレスをかけることは試合の前から意識をしていた。自分が最初の起点となって、後半からの出場でもハットトリックを達成できて良かったです」と喜ぶも「チームを引っ張っていくとか、身体を張るところとか、連戦でもやれる身体作りをしていかないといけない」と課題も口にした。

(取材=田原豊)





◆元日本代表MFを父に持つFW小笠原央が途中出場で3発(高校サッカードットコム)





◆【J1開幕戦で分かった“順当上位陣”と“不安組”の現在地(1)】連覇目指す神戸、前評判の高い広島、川崎、横浜、ポポヴィッチ鹿島が好発進……「決めるべき人が決めて勝つ」の強さ(サッカー批評)






■佐野海舟の手応え


 そして、常勝軍団復活を期している鹿島も最高のスタートを切ったと言える。開幕は相性抜群の名古屋で、序盤こそ強固な守備ブロックを攻略できずに苦しんだが、早い時間帯に得意のリスタートから仲間隼斗が先制。期待の新助っ人FWチャヴリッチが結果を出し、さらに仲間が追加点を奪うという理想的な試合運びを見せた。

 新指揮官が求める守備強度とタテを意識した攻めが短期間でチーム全体に浸透しつつあるのもポジティブな点。アジアカップで合流の遅れた佐野海舟も「この2週間でかなり整理ができた」と力強くコメント。今後、鈴木優磨が本格復帰し、柴崎岳が戻ってくれば、さらに攻撃バリエーションも増えるはずだ。

 この5チームに加えて、昇格2年目のアルビレックス新潟が白星スタートした第1節。彼らが上位争いをリードしていくのは間違いなさそうだ。




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◆【動画】小野伸二氏、開幕戦で1G1Aの鹿島新エース・FWチャヴリッチに衝撃!「高さだけじゃなく、足下もすごく上手い」と大絶賛 | やべっちスタジアム(DAZN)



アレクサンダル・チャヴリッチ


【国内サッカー・ニュース】DAZNで配信している『やべっちスタジアム#150』では、ゲストに小野伸二氏が登場。J1開幕節をハイライト映像と共に全試合を振り返り、小野氏が開幕戦で気になったゲームを挙げた。


23日開幕した明治安田J1リーグ。本番組にゲストとして出演した小野伸二氏がJ1開幕節の中から気になった試合に挙げたのは、名古屋グランパス対鹿島アントラーズの一戦だった。

試合は、鹿島がMF仲間隼斗の2ゴールと新戦力FWチャヴリッチのJ初ゴールで名古屋を相手に3-0で快勝を収めたが、小野氏は、「開幕したばかりなので評価するのは難しい」と前置きした上で、「(鹿島が)3−0で勝ったというのもあるし、試合を通じて良い戦いをしていたと思った」と振り返った。

小野氏が鹿島の優れたポイントとして言及したのが、インテンシティーの高さと集中力。「僕の中ではセカンドボールに対する(反応の)速さがとにかく目立ったと思った」とコメントし、自身も「ビックリした」と語る本職フォワードのFW知念慶のボランチ起用を含め、「一人ひとりがハードワークしていた」と率直な感想を語った。

その中でも1ゴール1アシストの活躍を見せ、鮮烈なJデビューを飾ったチャヴリッチについては、「高さだけじゃなくて足下もすごく上手い」と絶賛。チャヴリッチが攻撃の起点となり、最後はアシストでチームの3点目を演出した一連のシーンを解説。浮き球を柔らかいタッチで収めたボールコントロールの高さや味方とのワンツーで持ち運んだドリブルの力強さ、さらにはアシストに繋がったクロスも「この柔らかいパスも簡単ではない。すごく正確なパスもできる」と絶賛。改めて、鹿島の新エースを「技術が高い選手だと感じた」とコメントした。

ランコ・ポポヴィッチ新体制で最高のスタートを切った鹿島。今週末に行われる次節、セレッソ大阪とホームで激突するが、この勢いを続けられるか注目だ。





◆【動画】小野伸二氏、開幕戦で1G1Aの鹿島新エース・FWチャヴリッチに衝撃!「高さだけじゃなく、足下もすごく上手い」と大絶賛 | やべっちスタジアム(DAZN)


2024年2月26日月曜日

◆J2いわき・下田栄祐、同郷のレジェンドと同じ背番号40で覚悟のシーズンへ…東北Jクラブ・昇格KEY MAN(報知)



下田栄祐


 Jリーグはきょう24日、J2とJ3が開幕する。東北クラブの注目選手を紹介する「昇格KEY MAN」。J2・2年目を迎えるいわきFCは、J1鹿島から育成型期限付き移籍2年目のMF下田栄祐(19)が成長株。鹿島の“レジェンド”と同じ背番号40を背負い、覚悟を持ってシーズンに挑み、目標のプレーオフ圏内へ勝ち点を積み上げる。

***

 23年にJ1鹿島のトップチームに昇格するとともに、いわきFCに育成型期限付き移籍してきた下田。両チームの提携で若手選手育成の新モデルを目指す取り組みの“第一人者”として、6月中旬のデビューから22試合に出場する活躍を見せた。今季は同級生ボランチで世代別代表も共にした大迫塁(19)や、パリ五輪世代で期待の掛かるMF西川潤(22)ら同じく出場機会を求めて移籍をしてきた選手も多く、刺激の増す日々だ。

 「食事、睡眠、筋トレ、サッカー選手としての生活をサポートしてもらって、細かった体も大きくなった。今季はより競争が本格的になってきて、今季はまだスタメンになれる保証もない。もっとパフォーマンスを上げていかないといけないという気持ちで、いい練習ができています」

 昨季はボール奪取能力を生かしてアンカーで攻撃の起点となる姿が光った。今季はダブルボランチの一角を担う可能性が高い。


2024年2月25日日曜日

◆FC東京・荒木2発 鹿島から新加入22歳パリ五輪代表に名乗り! トップ下躍動「自信あった」(スポニチ)



荒木遼太郎


明治安田J1リーグ第1節第2日   FC東京2―2C大阪 ( 2024年2月24日    ヨドコウ )


 明治安田J1リーグは各地で6試合が行われ、FC東京は鹿島から期限付きで新加入したパリ五輪世代MF荒木遼太郎(22)がトップ下で先発。前半34分、後半30分といずれも同点に追い付く貴重なゴールを挙げ、パリ五輪代表入りへ猛アピールした。チームは2―2でC大阪に引き分けた。今季J1初昇格した町田はホームでG大阪と1―1で引き分け、J1初の勝ち点1を獲得した。

 見慣れない背番号71がいきなりFC東京サポーターのハートをわしづかみにした。1点を追う前半34分、荒木はMF松木が放った強烈なシュートに鋭く反応。GKの鼻先でコースを変える技ありの一発を決めた。1―2の後半30分には左クロスをゴール中央で合わせると、ド派手なガッツポーズを披露した。「たまっていたものが出た。やっとサポーターに受け入れてもらえるかな」とはにかんだ。

 高卒2年目の21年に鹿島で10得点を挙げてベストヤングプレーヤー賞を受賞し、クラブを背負うと期待された。だが22年からは腰のケガなどで出場機会が減少。加えて鹿島を指揮したヴァイラー監督の下ではロングボールを主体とするチーム戦術とトップ下でボールをつなぐプレーが持ち味の荒木とのズレもあり、ここ2年は1得点。「試合に出たかった。(トップ下で)出たらやれる自信はあった」と希代のファンタジスタが苦悩の日々を過ごした。

 今回移籍を前にクラモフスキー監督と面談した。「トップ下を置く布陣が自分に合いそうだと思った」と、決断した新天地の初戦では90分間を通して躍動。指揮官も「フットボールを楽しんでいる」と評価した。

 もちろんパリ五輪への道も諦めてはいない。ここ数年は代表チームから遠ざかっているが「まずは結果を出してから」と滑り込みでのメンバー入りをもくろんでいる。日本のファンタジスタとしてパリのピッチに立つために、愚直にアピールを続けていく。

 ◇荒木 遼太郎(あらき・りょうたろう)2002年(平14)1月29日生まれ、熊本県山鹿市出身の22歳。20年に東福岡高から鹿島に入団。21年は10得点を挙げベストヤングプレーヤー賞。22年1月のキリンチャレンジカップに臨む日本代表に初選出された。愛称は「タロウ」。J1通算89試合15得点。1メートル70、60キロ。右利き。





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