日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年8月29日木曜日

◆9戦9発のマルキーニョス、浦和戦4戦連発に「運がいい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/401919_124305_fl

[8.28 J1第23節 横浜FM3-0浦和 日産ス]

 “浦和キラー”の本領発揮だ。先制から2分後の前半29分、左クロスのセカンドボールをMF齋藤学がつなぎ、PA手前でFWマルキーニョスがボールを受けた。ドリブルで仕掛け、鋭い切り返しでDF那須大亮をかわすと、右足を一閃。鮮やかなミドルシュートをゴール右隅に流し込んだ。

 これで12年に横浜FM加入後、浦和戦は4戦連発。「運がいいですね」と謙遜するが、これで2戦連発の今季16得点目となり、得点ランキングでも2位タイに浮上した。最近9試合で9ゴールの“固め打ち”。得点王に輝いた08年に記録した自己最多の21ゴールも塗り替えようという勢いだ。

「難しい試合だったが、勝ちを求めて全員が集中して入った。質の高い選手が質の高いプレーを見せ、いい試合をしたことが勝利につながったと思う」。横浜FM時代の03年、鹿島時代の07、08、09年にJリーグを制しているJ屈指の助っ人ストライカーが、自身5度目のリーグ制覇と2度目の個人タイトルへゴールを量産し続ける。

(取材・文 西山紘平)




◆シャルケCL本戦出場決定!内田“不本意”攻撃参加でアシスト(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/29/kiji/K20130829006503770.html

 欧州CLプレーオフ第2戦の5試合が27日に行われ、日本代表DF内田篤人(25)が所属するシャルケはPAOKサロニカ(ギリシャ)に3―2で競り勝ち、2戦合計4―3で2季連続の本大会出場を決めた。内田は右サイドバックでフル出場。前半43分に先制点をアシストし、終盤の勝ち越し点にも絡んだ。アーセナルは2―0でフェネルバフチェ(トルコ)を下し、2戦合計5―0で16季連続の本大会出場。FW宮市亮(20)は後半30分から右FWで途中出場し、今季の公式戦初出場を果たした。

 “不本意な”攻撃参加で、内田が欧州CL本大会進出に貢献した。シャルケが突破するには勝利か2―2以上の引き分けが必要だった敵地の第2戦。貴重な先制点は内田のアシストから生まれた。前半43分に「出てくると思った」というロングパスに反応。相手DF裏で中央に切り込みながら胸でボールを受けると右足でパスを送り、サライの得点を演出した。

 「行ったら入っちゃった」と内田。実はその直前、ケラー監督に「前(攻撃)に行きたくない」と直訴していた。相手が速攻で内田が攻撃参加した際の裏を狙っていたためだったが、指揮官の指令は「攻撃に行け」。そこで割り切り「監督が言うなら点を取られてもいいやと。“行けない”って言った1分後にオレが上がって点が取れた。サッカーって何が起こるか分からない」と笑った。

 2―2の後半45分には内田のロングパスを起点に決勝点が生まれた。「結局、何対何だっけ?」と報道陣に聞くほどの激戦を制し「CLはオレはマジ」と予選突破に安どの表情。29日に抽選が行われる欧州CL1次リーグに向け「強敵とはやりたくない。上に行きたいから」と“内田節”で上位進出を誓った。

◆柳沢敦と駒野友一がJ1通算350試合出場達成(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20130829/131563.html

 8月28日、J1第23節の全9試合が開催。ホームのセレッソ大阪戦に先発したベガルタ仙台のFW柳沢敦、アウェイのアルビレックス新潟戦に先発したジュビロ磐田のDF駒野友一がJ1通算350試合出場を達成した。

 J1通算350試合出場達成者は32人となった。

▼J1出場試合数ランキング(2013年8月28日現在)

525試合 楢崎正剛
514試合 伊東輝悦
495試合 山田暢久
460試合 明神智和
448試合 山口智
435試合 遠藤保仁
424試合 中澤佑二
419試合 藤田俊哉
419試合 川口能活
409試合 新井場徹
395試合 曽ヶ端準
391試合 小笠原満男
391試合 秋田豊
390試合 阿部勇樹
386試合 大岩剛
385試合 松田直樹
385試合 藤本主税
381試合 小村徳男
381試合 澤登正朗
381試合 服部年宏
373試合 二川孝広
365試合 服部公太
362試合 山口素弘
360試合 田中誠
358試合 波戸康広
356試合 吉田孝行
355試合 中山雅史
353試合 三都主アレサンドロ
352試合 平野孝
350試合 柳沢敦
350試合 茶野隆行
350試合 駒野友一

◆大迫12秒弾も高木俊ハットで清水が鹿島に逆転勝ち!(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/401900_124287_fl

[8.28 J1第23節 清水4-3鹿島 アイスタ]

 13位・清水エスパルスが、交代出場のFW高木俊幸のハットトリックの活躍によって4-3で鹿島アントラーズに逆転勝ちした。

 試合はFW大迫勇也の電光石火の一撃によってアウェーチームがリードを奪う。キックオフからわずか12秒、鹿島は右サイドでの鋭いターンでDFを振り切ったMF遠藤康が一気に前進。そのまま左足アウトサイドでラストパスを送ると、ニアサイドへ飛び込んだ大迫が右足ダイレクトでゴール左隅へ流し込む。

 圧巻の“ノーホイッスルゴール”。この日出場停止のMF小笠原満男に代わってキャプテンマークを巻いたエースがいきなり鹿島に1点をもたらした。幸先良くリードを奪った鹿島はさらに畳み掛ける。6分、遠藤の左CKをファーサイドのMF山村和也がヘディングシュート。DF2人の頭上から叩きつけた一撃はワンバウンドしてゴール右隅へ吸い込まれた。

 一方の清水はFW大前元紀が鋭いターンから縦へ仕掛け、FWラドンチッチの力強い突進が相手のファウルを誘う。9分にはそのラドンチッチが右中間から放った左足FKがゴール左ポストを直撃。そして16分にはショートカウンターから右サイドをえぐると、その折り返しを受けたMF本田拓也が切り返しでDFをかわして左足シュートを放つなど反撃した。

 2-0で試合を進めていた鹿島はここでアクシデント。本田のシュートをスライディングでブロックしようとしたMF柴崎岳が左足首を捻ったか、負傷交代を余儀なくされてしまう。すると清水は31分、相手のクリアミスを拾ったMF河井陽介が右サイドからクロスボール。これをDFの背後でコントロールしたラドンチッチが右足でゴールへ沈めた。さらに45分、ディフェンスラインからのフィードをラドンチッチが後方へそらすと、PAへ走りこんだ高木俊が頭でゴールへ押し込み、2-2の同点に追いついた。

 清水の勢いは止まらない。後半4分、中央でポストに入ったラドンチッチが左サイドからPAへ走り込んだ高木俊へスルーパス。これを高木俊がコントロールから右足で勝ち越しゴールを叩き込んだ。鹿島も21分に遠藤の右CKをファーサイドの山村が折り返すと、対応した清水DFカルフィン・ヨン・ア・ピンがPA内で痛恨のハンド。幸運な形でPKを獲得した鹿島はキッカーの大迫が右足で右隅へ流し込んで3-3の同点に追いついた。

 激しい撃ち合いとなった試合は終盤、清水が高木俊のラストパスをFW伊藤翔が決定的な形で合わせ、鹿島もセットプレーからCB岩政大樹がヘディングシュートを放つ。そして42分には山村の絶妙な右クロスを大迫がワンタッチでゴールへ押し込もうとした。

 開始12秒弾など存在感を示した大迫だったが、この日の“主役”は高木俊だった。後半43分、清水はスルーパスから交代出場のFW村田和哉が右サイドを抜けだすと、DFを外してゴールライン際からクロスボール。これを高木俊が右足ダイレクトボレーでこの日3得点目、決勝ゴールとなる一撃を突き刺した。

 前半35分に戦術的な交代で投入されていた高木俊。今季ここまで19試合1ゴールと苦しいシーズンを送っていたFWの「ここまで本当に不甲斐ない結果ばかりだった。皆さんの後押しのおかげ」という“感謝の”大爆発によって清水が連敗を2で止めた。

◆【J1:第23節 清水 vs 鹿島】アフシンゴトビ監督(清水)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160768.html

8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)
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●アフシンゴトビ監督(清水):
「このゲームにはすべてがあったと思います。だから、サッカーが地球上で一番のスポーツなんだと思います。こうした追いついていくドラマ、スペクタクルなゴール、素晴らしいサッカーが含まれているからです。また、その中には微妙なものも含まれてます。それは今日のPKのようなもので、それがより試合をおもしろくしています。
私はチームことを誇りに思いますし、彼らが見せたキャラクターは本当に良かったと思います。素晴らしいチームになれるように、彼らが成長しているのを見せてくれたと思います。この先の11試合で良いパフォーマンスや良い結果が出せるように、今日の勝利が基盤になってくれれば良いと思っています」

Q:高木俊幸選手は、最近なぜベンチスタートが多いのかという点と、彼の練習での取り組みについて教えてください。
「高木は本当にプロだと思います。今日の高木というのは、我々の知っている高木であり、彼の素晴らしいアクションや素晴らしいゴールというものを出してくれたと思います。もちろん、彼にはもっと安定して良いパフォーマンスを出せるようにしてほしいと思いますし、チーム戦術の面でもう少しできるようになってほしい部分もあります。ただ、彼は成長していますし、彼の才能やクオリティに疑問の余地はありません」

Q:戦術的な理解や安定感が少し欠けているということでしょうか?
「今年は何試合か素晴らしいパフォーマンスもありましたし、そこそこのパフォーマンスもありました。河井があのポジションに入ったほうが、攻守においてバランスが取れると思い、その選択をしました。相手には西という攻撃的な選手がいるので、それも考えました」

Q:イ キジェ選手をメンバー外にして、吉田選手を左サイドに入れて、その吉田選手を前半で交代させた狙いを教えてください。
「キジェの最近の調子に関してはガッカリするところがありましたので、他の選択肢を探さなければならない状況でした。そこで次のオプションというのが、左サイドバックの経験もある吉田でした。しかし、彼は序盤から集中力が欠けていたと思います。0-2という状況になってしまったので、もっと攻撃的な並びになるような決断を下しました」

以上

◆【J1:第23節 清水 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160770.html

8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)
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●高木俊幸選手(清水)
「ここまでの結果が出るとは正直思ってなかったので、自分でも驚いているところはあるんですけど、我慢してここまでやり続けてきて良かったなと思います」

Q:2-1になって前半途中からでしたが、どんな気持ちでピッチに入りましたか?
「1点取ってからこっちに勢いがあったので、もう1点しっかり取ってハーフタイムを迎えるようにしたいと思ってました」

Q:その中で同点ゴールが生まれましたが、あの場面を振り返ると?
「あれは戦術通りラドンの高さを生かして対角線のボールを入れて、裏に抜けるという自分たちの理想とする形だったので、そこから点が入ったので良かったです。自分は飛び込むだけだったので、簡単なゴールでしたね」

Q:2点目の場面は?
「ラドンが良いところに出してくれて、ファーストタッチも落ち着いてできて良かったので、あとは流し込むだけという形でした」

Q:決勝点の場面は?
「(村田)和哉くんがサイドで1フェイント入れて、相手がスライディングしたところで、ファーに飛んでくるなとわかりました。自分が思ったところにボールが来たので、あれも合わせるだけでした。あれは不思議な感覚でした。今日はすごく良いところにやけにボールが来るなと思っていて、何となく3点目も自分のところに来るような気がしていたので。その通りになったので不思議でした」

Q:ここ数試合、スタメンを外れる試合もありましたが、どんな思いで試合に臨みましたか?
「いろいろ自分の中でけっこう葛藤というか、もちろんチームのためというのもありましたが、個人の結果も本当に欲しかったし、できればスタメンで出たいというのも本心だったので、その中ですごく良いアピールができたと思います。本当に我慢してやってきて、今日も内田コーチに試合前に「良いところを出せばいい。前でしっかりゴールを狙うということをやり続ければ、絶対にチャンスは来ると思うから」と声をかけてもらって、その言葉を信じてやった結果が、今日の結果につながったと思うので、本当に感謝しています」

●村田和哉選手(清水)
「時間も少なく、監督からはお前のアシストやゴールでこの試合を決定づけろと言われて入ったので、それができたことは良かったなと思います。それと何よりチームが勝てたことが、苦しい状況が続いていたので本当にうれしいことでした」

Q:試合が終わった後、本田選手と一緒に喜んでいましたが、何を話していたんですか?
「あれはお前しか通らんなみたいな感じで言われて。本当に速いなと。あそこしかなかったやろみたいな感じで言われました。本当に良いボールが来たし、最後の決勝点は全部が良い形だったと思います」

Q:本田選手が入るまでは、なかなかああいう形でパスが出てくることが少なかったのでは?
「そうですね。自分の中でもそれはだいぶ大きいし、ああいうパスが来るというのは、自分の中でも大好物やないけど、スピードが生きるパスを出してくれるので。やっぱり本田さんの場合は見ているし、走れば出てくるというのを信じてやれるし。受け手としても、あ、出てくるなと思うから走るし、そういう関係ができてきたというのは、すごく良いことだと思います。
残り少ない時間の中で結果を残せたというのは自分の中でも大きいし、湘南戦の得点もそうですけど、そういうのを少しずつ出していって、監督にもチームの人にもサポーターにもみんなから信頼してもらえるように頑張りたいです」

●ラドンチッチ選手(清水)
「今は試合が終わって素晴らしい気持ちです。試合の序盤は、最初の10分で2失点してしまったこともあり、自分たちのプレーが本当にお粗末だったし、相手に簡単に点を取られてしまって本当に立ち上がりでしたが、その後でしっかりと自分たちで流れを戻すことができました。その中でラッキーだったかもしれないけど自分のゴールが決まって、前半のうちに立ち直ることができました。後半はまた違ったゲームになったのですが、最終的に今はすごく良い気持ちになっています」

Q:その1点目の得点シーンを振り返ると?
「セットプレーからのゴールでしたが、河井が素晴らしいクロスを上げてくれて、それが自分の足下にしっかり収まるようなボールで1タッチでコントロールができたので、自分にとっては簡単なゴールになりました」

Q:その後、高木選手に2アシストしましたが、彼の姿は見えてましたか?
「高木の1点目に関しては、サイドから自分の後ろに走っていくのが見えていたので、その方向にボールを流しましたが、そのボールに対して高木がすごく良いリアクションをしてくれて、ギリギリのところで触ってくれたので良いゴールになったと思います。
2点目は、いつも練習の中で監督が言っているようなプレーで、浮き球でもいいので自分に一度当てて、それをしっかり他の選手に戻したり、流したりという作業がうまくできたと思います。自分はつねに高木のことが見えていて、彼が素晴らしい動き、素晴らしいタッチをしてくれたので、ゴールが生まれたと思います」

●本田拓也選手(清水)
Q:4点目の起点になってましたね
「(村田)和哉は足が速くて、一度顔を上げたときに相手よりも後ろにいたので2,3秒ためてみたら、あいつのほうが速かったので、そこにボールが良いタイミングで出せました。オレのパスというより、あいつの足が速かったから良かったなと」

Q:やっと勝利に貢献できましたね。
「そうですね。マジ気持ちいいですね。しかも相手が鹿島だったので。鹿島にいた頃はケガが多かったので、鹿島のサポーターの皆さんには良いプレーをあまり見せられなかったので、今日は恩返しではないけど、しっかり自分が試合に出て勝てたということは、少しは見せられたかなと。一番は向こうにいるときに見せられれば良かったんですけど、それができなかったので」

Q:鹿島から4点取るのは難しいと思いますが、どれがいちばん狙い通りのゴールでしたか?
「全部狙い通りじゃないですか。今日は本当にシュートも多くて、サイドからも崩せて、セットプレーもあったし。とくにサイドから崩して点を取るというのがエスパルスのサッカーだと思うし、それが今日はできたのですごく良かったと思います。
前半5分で2点を取られて、そこは集中しなければいけないところだと思うし、甘いかなと思うところですけど、その後はみんなが一所懸命走ってボールを取って、ボールをつないで、チームのためにやるということができていたと思います。それと今日は応援してくれる人たちがいたから勝てたという部分も大きいと思いますね」

Q:チーム全体でアグレッシブにいけばやれるんだと?
「そうですね。みんなやればできるんですよ。あとは意識の問題なので。少し走る距離を長くしたりとか、球際を頑張るとか、本当にちょっとずつのところだと思うし。気持ちを込めてやれば結果にもつながると思います」

●大迫勇也選手(鹿島)
「2点取ってからラインが深くなって、ちょっと守りに入りすぎたというか、そこで声をかける人もいなかったし、もったいないですね。あそこでもう少しコンパクトにサッカーしたかったです。ズルズル下がってしまって、相手のFWがいちばんやりやすい形になったのかなと思います。
でも、4点目のチャンスがあったので、あれを決めていれば勝っていたので。あそこでしっかり決められるようにしたいですね」

Q:キックオフからあんなに早く点を取れたことについては?
「良いパスが来たので、うまく流すことができました」

Q:ゴール前に良いタイミングでは入れていたと思いますが
「ゴール前には入ろうとしていて、試合を通してずっとそれは心がけているので。まあでも……4失点したことより、もっと取れたかもしれないので、もっと前が頑張れればなと思います」

●山村和也選手(鹿島)
「アウェイの試合で踏ん張りきれずに負けてしまうという形が続いているので、ホームでもアウェイでも集中してしっかりやっていかないと、首位にせっかく追いついてきたのにまた離されるという形になってしまうので、もう一度集中して、次のホームで勝てるようにしていきたいと思います」

Q:ボランチでもまったく問題ないパフォーマンスを見せていたように感じましたが
「最初はちょっと運動量が足りないかなと思いましたけど、徐々に慣れてきて、だいぶ感覚的には良い形でプレーすることができたかなと思います」

Q:失点はどれも押し込まれた中での失点ではなかったと思いますが、どういったところに課題がありますか?
「やっぱり中央のラドンチッチが強いということはわかっていたので、ロングボールが入ったときに、競った人の周りでもう少しサポートすることができれば、また試合の展開も変わってきたのかなと思います」

Q:ラドンチッチに引っぱられて少しラインが下がったようなところもありましたか?
「そうですね。いつもより少し低い位置で守るような形になってしまって、あそこをまたしっかり上げてコンパクトにしていかないと間延びしてしまうので、これからああいうときにしっかり上げられるように、チーム全体としてやっていきたいと思います」


以上

◆【J1:第23節 清水 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00160769.html

8月28日(水) 2013 J1リーグ戦 第23節
清水 4 - 3 鹿島 (19:02/アイスタ/9,238人)
得点者:1' 大迫勇也(鹿島)、6' 山村和也(鹿島)、31' ラドンチッチ(清水)、45' 高木俊幸(清水)、49' 高木俊幸(清水)、68' 大迫勇也(鹿島)、88' 高木俊幸(清水)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:前半で柴崎選手が交代することになって、そこからリズムが崩れてしまった、立て直すことができなかったという部分はありますか?
「単純にそれが要因だとは考えていません。7点が入ったということは、見る側にとってはスペクタクルで楽しかったと思います。ただ、前半の試合の運び方、とくにレフェリングの運び方、ゲームコントロールという部分に関しては、非常に注視しなければいけない部分もありましたし、今回は小笠原が出場停止ということで梅鉢が入り、柴崎がケガをする前に梅鉢がイエローカードを提示されたということで、ゲームコントロールへの影響を自分が考えなければならなかった。ゲームプランを立て直すことが必要だったと思います。

試合の入り方は非常に良くて、2点取って、そこでもう少し自分たちが落ち着いてボールを保持することができれば良かった。相手は2連敗していて、ホームで2失点したということを考えたら、当然前に出てくるわけで、高い位置からボールを奪いにくるので、そこをくぐり抜ければ全然チャンスは作れたはずです。そこを突くことができなかったのは、これは経験の部分にもなるが、味方にコーチングするということ、フリーなのかターンができるのか、そういう単純なことができるかできないかで試合の状況や味方のボールの持ち方というのが変わってくる。そういう部分が足りなかったというところで失点をしてしまって、前半の最後に2点目を取られた。

そこでイエローカードをもらっていたので、今日のレフェリングを見ていると10人になる可能性もありうると感じたので、中田を入れた。また、柴崎がケガをした時点では岩政を入れて、彼は長い間試合をやっていないという面もあったが、彼はやるべきことをやってくれた。そして代わりにひとつ前に出た山村が、僕は今日のうちのMVPではないかと思っています。非常に良いプレーをしてくれましたし、僕が求めている部分というのはできているので、もう一皮むければすごい選手になれると感じているので、そこをもう少し上げられればと思います。

もうひとつ、自分がハーフタイムで注意したことは、アウェイで前後半の入り方があまり良くないと、またアウェイでの結果が出ていないというところで、後半の入り方、とくに立ち上がり10分、15分は注意してしっかりしたプレーをしよう、気持ちを入れてやろうと言いました。その中で後半開始4分に失点してしまって、2-3という状況になって、相手に勢いや自信を与えてしまった。とくに相手のホームなので、そういった状況を与えてしまうと、相手が伸び伸びとできるようになるので、そこから自分たちのペースに持ち込むことができなかったと思っています。

結果的に、非常に残念な結果になりました。相手に力があったということも認めなければいけないし、相手は4点取って、我々は3点しか取れなかった。ただ、つないでいったときにはチャンスを多く作れたので、もう少し最終的な精度を高めていかなければいけない。また、エスパルスがアグレッシブにゴールに対する姿勢を出してきた面に関しては称えなければいけないと思う」

以上

◆J1鹿嶋、アウェーで6連敗(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13777020522724

J1第23節(28日・IAIスタジアム日本平ほか=9試合)鹿島は3-4で清水に逆転負けを喫した。通算成績は11勝5分け7敗、勝ち点38で5位。鹿島は今季アウェー戦6連敗。

鹿島は前半1分に大迫、6分には山村が得点して2点リードしたが、31、45分に連続失点。後半4分に勝ち越され、23分に大迫がPKを決めて同点とした。だが43分に清水・高木俊にこの日3点目となる決勝点を奪われ力尽きた。

横浜Mが中村の2ゴールの活躍などで浦和に3-0で快勝し、勝ち点47で首位に再浮上した。広島は甲府に0-2で敗れ、同44で2位に後退した。浦和は同43で3位。

C大阪は仙台と1-1で引き分け、清水に敗れた鹿島とともに勝ち点38で4位。柏は湘南に大勝。川崎は得点王争いトップの大久保の今季18得点目などで大宮を振り切った。大宮は8連敗。名古屋は大分、新潟は磐田、鳥栖はFC東京に競り勝った。



◆【鹿島】大迫2発!11秒弾で先制もアウェー6連敗(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20130829-OHT1T00052.htm

 ◆J1第23節 清水4―3鹿島(28日・IAIスタジアム日本平) 29日の日本代表メンバー発表を前に、1トップを争うストライカーがアピール合戦を繰り広げた。鳥栖はFW豊田陽平(28)が後半40分の決勝弾を含む2ゴールでF東京を3―2で破った。磐田FW前田遼一(31)、柏FW工藤壮人(23)、鹿島FW大迫勇也(23)もそれぞれ2得点。横浜MはMF中村俊輔(35)の2ゴールなど浦和を3―0で下し、甲府に0―2で敗れた広島に代わり首位に立った。

 3戦連発も、チームを今季初の3連勝に導くことができず、鹿島のFW大迫はアウェー6連敗に天を仰いだ。キックオフから11秒だった。大迫はセンターサークルでMF土居からのボールを一度自陣に戻すとゴール前へ。「うまく流し込めた」とMF遠藤のクロスに右足で合わせゴール。広島FW佐藤の8秒に次ぐ歴代2位の電光石火弾だ。

 いきなりのチャンスにも冷静に対応した。「去年よりゴール前で落ち着くようにすること」を心がけているという。さらに逆転された後半にPKで2点目を決め同点に。それでも試合終了間際に決定機を外し、直後に決勝点を許しただけに「(最速ゴール歴代)2位? 中途半端だね。(チームの)4点目を決めていれば」とエースとしての責任を口にした。

 MF小笠原が出場停止のため、主将代役を務め、先発平均年齢24・64歳の若手軍団を引っ張った。これで先月の東アジア杯後、公式戦は7戦9発。29日発表の日本代表選出へこれ以上ない結果を出してきた。しかし、首位との勝ち点差が広がる結果に「まだまだ足りない試合」。背番号9にとっては悔しさだけが残る一戦となった。

◆大迫 J史上2位の開始11秒弾!2戦連続マルチもチームは敗戦(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/08/29/kiji/K20130829006503700.html

J1第23節 鹿島3-4清水 (8月28日 アイスタ)

 日本代表復帰を目指す鹿島の大迫が電光石火の一撃を決めた。キックオフから11秒、右サイドからの遠藤のクロスに右足を合わせた。3戦連続の一撃は、広島の佐藤が06年4月22日のC大阪戦で記録した8秒に次ぐ史上2番目のスピード弾。2―3の後半23分にはPKを右隅に流し込み、今季13得点目を挙げた。

 出場停止の小笠原に代わり主将を務めたエースが2試合連続のマルチ得点を達成したが、チームは逆転負け。前半20分に柴崎が負傷交代するアクシデントも響き、アウェー6連敗で今季初の3連勝を逃した。大迫は「(2番目のスピード弾は)中途半端。もっと得点できる場面はあった」と反省したが、国際Aマッチ初得点を記録した7月の東アジア杯後は公式戦7戦9発と量産。できる限りのアピールを終え、代表発表を待つ。

◆3戦連発!鹿島・大迫、J史上2番目11秒弾!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130829/jle13082905030006-n1.html

 J1第23節(28日、清水4-3鹿島、アイスタ)鹿島のFW大迫が、いきなり存在感を見せ付けた。開始わずか11秒、MF遠藤の右クロスを「いいボールが来た。流し込むだけだった」と右足でゴール左隅に押し込んだ。2-3で迎えた後半23分にもPKを決め、3戦連発で昨季の9得点を大きく上回る13得点目。7月の東アジア杯以来となる日本代表入りをアピールした。

 しかし、チームは3-4と逆転負け。敵地では7戦ぶりの白星に導けず、「もっと決められた」「まだまだ(実力が)足りない」と悔しさを連発した。ただ、それもエースとしての立場を自覚してのもの。「ゴール前のポジションはうまく維持できた」と、最後まで相手DFの脅威となった。

 ゴール量産で日本代表への定着が期待される。本人は「まったく気にはしていない」と平静を装いつつ、「ゴールを決め続ければついてくる」と意欲も。昨年のロンドン五輪代表入りを直前で逃した悔しさを、来年のブラジルW杯で晴らす。その準備は整ってきた。 (望月文夫)

◆鹿島、開始11秒の先制実らず逆転負け(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130828/jle13082823370018-n1.html

 J1第23節(28日、清水4-3鹿島、アイスタ)鹿島は開始わずか約11秒で大迫が先制、前半6分には山村が2-0とした。だが小笠原を出場停止で欠く上、同20分に左足を痛めて柴崎も退き、中盤を支配できずに逆転を許した。大迫は「もったいない。もっとコンパクトにサッカーをしたかった」と間延びした戦いを敗因に挙げた。

 今季ホームでは9勝2分けだが、敵地で2勝3分け7敗。山村は「アウェーでは踏ん張り切れずに負けてしまう形が続いている。もっと集中しないと」と精神面の課題を指摘した。(共同)

鹿島・セレーゾ監督「早い時間帯に2点を取れたが、その後は相手に合わせてしまった。柴崎の負傷で山村や中田をボランチ(守備的MF)で使わなければいけない状況になり、より厳しくなった」

◆【清水】本田、古巣鹿島に逆転勝ち/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130829-1180399.html

<J1:清水4-3鹿島>◇第23節◇28日◇アイスタ

 古巣の鹿島撃破に闘志を燃やしていた清水のMF本田拓也(28)が、今季初の逆転勝ちに貢献した。

 同点に追いつかれて迎えた後半43分、右サイドを駆け上がる途中出場のFW村田和哉(24)に絶妙なスルーパスを供給。抜け出した村田のクロスからFW高木俊幸(22)の決勝点が生まれ、チームは3戦ぶりの勝利をつかんだ。本田は「相手が相手。今日の勝利は本当に気持ちが良い」と、笑顔でスタジアムを後にした。

◆【鹿島】大迫11秒弾も逆転負け/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20130828-1180341.html

<J1:清水4-3鹿島>◇第23節◇28日◇アイスタ

 鹿島が逆転負けでアウェー6連敗となった。前半開始わずか11秒でFW大迫勇也(23)が右足で先制点。同6分にはCKからDF山村和也(23)が追加点を挙げた。

 しかし、20分にMF柴崎岳(21)が負傷退場すると、立て続けに2失点。後半もリズムを取り戻すことができず、さらに2失点した。この日2ゴールの大迫は「2点を取ってからズルズル下がってしまった。もっと試合を落ち着かせることができれば」とうつむいた。

◆清水3連敗阻止へ、本田が古巣撃破誓う(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130828-1180028.html

 清水は27日、三保グラウンドで鹿島戦に向けて非公開で約1時間半の調整を行った。今夏新加入したMF本田拓也(28)が、古巣撃破を誓う。日本平での鹿島戦は、入団1年目の08年にプロ初得点を記録した対戦カードと同じで「チャンスがあれば狙いたいし、この試合を良いきっかけにしたい」とゴールへの意欲も示した。思い出の地の日本平で3連敗を阻止し、復調のきっかけをつかむつもりだ。

 3連敗阻止を懸けた一戦に、古巣鹿島を迎える。この日、公開された冒頭15分の練習では笑顔が自然と引き締まった。意気込みを問われた本田は「意識し過ぎることはないけど、最近まで所属していたし、やっぱり一番勝ちたいチームですね」と胸中を明かした。

 前節浦和戦では、体調不良からの復帰直後ということもあり攻守で精彩を欠いた。前半35分には、CKのこぼれ球に反応。決定的な場面で左足を振り抜いたが、シュートはポストにはじかれた。ただ、90分間フル出場を果たしたことで体調は万全の状態に近づいた。本田は「かなりきつかったけど、1試合やれたことがかなり大きかった。コンディションは良い」と、完全復活を強調した。

 イメージはできている。入団1年目の08年5月11日。ホーム日本平で迎えた鹿島戦で、プロ初得点を挙げた。この1点をきっかけに、不動のボランチとして躍進。一時は、日本代表まで上り詰めた。同じ条件で迎える試合に「縁起が良いというか、悪い印象がない。まずは無失点を心がけて、チャンスがあれば積極的に(ゴールを)狙っていきたい」と力を込めた。

 言葉通り、本田が清水に在籍した08年から11年までのホーム鹿島戦は、チームとしても公式戦4戦負けなし(3勝1分け)と相性抜群だ。今季初の3連敗となれば、鳥栖の結果次第で14位に後退するだけに、本田は「絶対に負けられない。チームとしても個人としても、この鹿島戦で良いきっかけをつかみたい」と語気を強めた。「思い出の一戦」を勝利で飾り、上昇気流を呼び込む。【前田和哉】

◆大迫アウェー連敗阻止へ「止めないとね」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130828-1179836.html

 鹿島FW大迫勇也(23)が3戦連発で、アウェー5連敗の“負の連鎖”を断つ。今日28日の清水戦はMF小笠原が累積警告で出場停止。大迫が主将代役を務める可能性もあるが「楽しみだね。拓ちゃんともやれるし」と、先月鹿島から移籍したMF本田の名を挙げ笑った。「(小笠原)満男さんの存在は大きいが、1人1人がカバーするつもりで。(アウェー連敗も)そろそろ止めないとね」と意気込んだ。

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第23節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50375

J1 第23節 清水エスパルス戦 マッチレビュー

鹿島、アウェイ6連敗。大迫の2ゴールも、清水に3-4と競い負け。

前節、首位の横浜FMを破り、4位に浮上した鹿島だったが、またしてもアウェイの地で悔しい敗北を喫した。開始10秒で大迫が3戦連発となる先制弾を決めるなど、チームの大黒柱である小笠原の不在という不安材料を一掃する序盤だったが、柴崎が負傷交代してからガラリと流れが変わり、結局、3-4と打ち合いに負けてしまった。

派手な打ち合いは鹿島の見事な先制ゴールから始まった。大迫と土居とのキックオフから柴崎へボールが渡り、柴崎は右サイドの遠藤に展開する。ここで遠藤は見事なターンから吉田を抜き去り、左足アウトフロントで絶妙なクロスをゴール前へ送る。そして大迫がヨン ア ピンの背後からうまく抜けだしダイレクトで合わせ、わずか開始10秒での先制弾を決めた。

そしてそのわずか5分後、今度は遠藤のCKから山村がヘディングシュートを清水ゴールへ叩き込み、鹿島は試合開始から6分で2点のリードを奪った。

キックオフ前には累積警告での出場停止処分による小笠原の不在が大きな不安材料となっていたが、こうなると若い選手たちにも少し余裕が生まれた。しかし2連敗中の清水も大前、ラドンチッチを中心にアグレッシブに攻めてくる。すると8分、相手への不用意なチャージで小笠原の代役である梅鉢がイエローカードを受けるなど、ゲームプランに不安が生じた。

そしてそのプランが完全に崩れたのが、20分、柴崎が負傷によりピッチを去った瞬間だった。最終ラインに岩政が入り、山村がボランチへポジションを上げたが、ゲームコントローラーを失った鹿島は攻守の意識にズレがあり、31分にラドンチッチ、45分には交代で入った高木俊幸に決まられ、試合はあっさり2-2の振り出しに戻った。

後半に入り、トニーニョ セレーゾ監督は中盤に安定と落ち着きをもたらすべく、イエローカードを宣告されている梅鉢に代え、中田を投入する。これで少し鹿島にリズムが出て来たが、2点差を追いついた清水の勢いは止まらず、49分、またしても高木に決められ、2-3と逆転を許した。

しかし鹿島もまだあきらめない。中盤でのゲームメーキングができない中、遠藤の精度の高いセットプレーを武器に清水ゴールへ襲いかかる。そして68分、その遠藤のCKからヨン ア ピンのハンドを誘い、これで得たPKを大迫が冷静に決め、3-3と試合を再び振り出しに戻した。

その後、一進一退の攻防が続いたが、88分、この日絶好調の高木にハットトリックとなる決勝弾を叩き込まれ、鹿島は3-4と悔しい逆転負けを喫する。両チーム合わせて7ゴールと派手なゴールショーとなり、サッカーのスペクタクル性が存分に発揮されたゲームとはなったが、鹿島にとっては停滞アウェイ6連敗となってしまった。

小笠原の不在と柴崎の負傷交代という不運が2つ重なったことが生んだ競い負けとも言えるが、優勝を目指すにはこういう状況でもしっかりと勝点を拾っていくことが重要となる。その意味でも、まだまだこのチームは発展途上と言えるだろう。先ずは中2日となる次節のホーム柏戦で意地と成長を見せて欲しいものだ。



【この試合のトピックス】
・この日の先発11人の平均年齢は、24.64歳。
・34歳で最年長の曽ヶ端がJ1通算395試合出場を達成。節目の400試合出場まで、後5試合。
・大迫が3試合連続ゴール。先制弾と同点弾と2得点で今季リーグ戦13ゴール目。なお、先制弾は開始10秒で決めている。
・この負けにより、アウェイゲーム6連敗。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・もっと意識を高く、もっと積極的に。
・相手のロングボールと両サイドからのダイアゴナルランをしっかりケアすること。
・集中力を維持し、自分たちのサッカーを続けること。

清水エスパルス:アフシン ゴトビ
・インサイドハーフ2人は、もう少し高い位置を取り、相手ダブルボランチの脇を狙え!
・フリーキックもチャンスになるぞ!集中して決め切れ!
・一気に3点目も決めて勝つぞ!!

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常に早い時間帯に2点取れたが、その後、相手に合わせてしまったところがある。相手は2連敗していたので前からアグレッシブに来ていた。もう少し落ち着いてかわせることができればと思う。
・後は若さの部分もあった。コーチングなり、声を出すことでやることがもう少し明確になったのではないか。
・さらに後半の立ち上がりでやり直すことを求めたが、早い時間帯で失点してしまった。これが自分たちを厳しい状況に追い込んでしまった。また柴崎の怪我は、我々にとって残念なこと。山村や中田をボランチで使わなければいけない状況になり、より厳しくなってしまった。
・梅鉢へのイエローカードも、誤算の1つ。ボランチの選手がカードをもらうとゲームプランが変わる。しかしレフェリングもサッカーのスペクタクル性の1つだと思うし、そのため、7ゴールも入り、観客の皆さんやTV観戦をしていた人には楽しいゲームだったのではないか。
・アウェイで結果が出ていないので、先ずはそこを求めた。姿勢の部分では負けてしまったとは言え、改善されたかと思う。

清水エスパルス:アフシン ゴトビ
今日の試合を見ると、サッカーの美しさが分かる。だからこそ、このスポーツはこの地球上で一番愛されているスポーツだと思う。ドラマチックな部分もあったし、微妙な判定もあった。やられて、やり返して、またやられ、そして最後に突き放すことができた。両チームがやり合う試合だったからこそ、いいゲームになった。選手たちに疲れがあると思うが、土曜のゲームも問題ないと思う。

選手コメント

[試合後]

【山村 和也】
アウェイゲームは踏ん張り切れずに負けが続いている。ホームでもアウェイでも同じように戦えないといけない。首位に差が詰まったのにまた引き離されてしまった。岳が怪我で急にボランチに入る事になったけれども、ボランチは想定はしていたので問題はなかった。

【土居 聖真】
アクシデントが続いてしまった。点は入ったけど、中盤がバタバタして試合の入りから流れが悪かった。負けたけど、最後まで選手たちは戦っていたと思う。逆転されてからも良く追いついた。どっちが勝ってもおかしくない試合展開だった。2失点目が痛かった。次に切り替えてやるしかない。

【青木 剛】
前半の早い段階で上手く2得点できたが、アクシデントでメンバーが入れ替わった。2-1で前半を終わる事ができれば、後半は上手くゲームマネージメント出来たと思う。後半は点を取りに行って、取り合いのゲームになった。満男さんが不在の中で、ヤマやバチ、浩二さんがボランチに入ったけど練習でもやった事があるので大きな混乱はなかった。大きい選手に対して競るところは競って、セカンドボールに入ってくる選手への対応も大事になる。そういった相手の狙いが出てしまったと思う。

岩政選手、大迫選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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