日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年10月26日火曜日

◆相性の悪さも発奮材料に。鹿島CB町田浩樹は川崎相手に「反骨心、悔しさをぶつける」(サッカーダイジェスト)






「まとまって戦えれば勝ちを手繰り寄せられる」


 残されたタイトルは天皇杯のみ。鹿島アントラーズは10月27日、敵地で川崎フロンターレとの準々決勝に挑む。

 決戦を2日後に控えた25日、CB町田浩樹がオンライン取材に応じ、意気込みを語った。

「今年、シーズンが始まる前に、(クラブ創設)30周年でタイトルを獲るということを掲げてシーズンがスタートしたので。なんとしてもタイトルを獲らなければいけないし、獲れるチャンスがあるのは天皇杯しかないので。全員がタイトルを獲ることに向けて、必死になって試合に入れればと思います」

 川崎には18年シーズンの10月の対戦から勝てていない。町田は「相性の悪さはあるかもしれない」と感じているが、一方ではそれが発奮材料になるとも思っている。

「どこのチームよりも、川崎に対して勝てていない悔しさを、たぶんみんな強く持っているはず。反骨心だったり、悔しさをぶつけられれば」

 今季のリーグ戦ではすでに二度対戦し、いずれも1-2で敗れている。

「意図してボールを奪うとか、コンパクトな守備ができている時間帯があれば、バラバラに行ってボールが取れずに剥がされる場面もあった。良いところも悪いところも両方あったので、全員が意志統一して、まとまって戦うことができれば、勝ちを手繰り寄せられると思う」

 リーグでは得点ランキング2位の17得点をマークするFWレアンドロ・ダミアンを筆頭に、川崎の攻撃陣には強力な選手がずらりと揃う。CBとしていかに対抗するか。

「ダミアン選手とは何回も対戦していますし、初めての選手ではないので。自分が起点を作らせないとか、あとは、自分ひとりで守るのではなくて、全体でコンパクトにした守備ができれば」

 自陣のゴールに鍵をかけ、セットプレーでは190センチのサイズを活かし得点を狙う。攻守両面でチームを勝利に導くような活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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◆【鹿島】川崎Fを破って天皇杯ベスト4入りへ。町田浩樹「どのチームよりも勝てていない悔しさを強く持っている」(サッカーマガジン)






10月25日、鹿島アントラーズの町田浩樹が練習後のオンライン取材に応じた。チームは23日に行なわれたJ1リーグ第33節でFC東京に競り勝ち、およそ1カ月ぶりの白星を手に入れた。次は27日に等々力陸上競技場で川崎フロンターレとの天皇杯準々決勝を戦う。


「一発勝負なので、何があるか分からない」


 10月23日のJ1リーグ第33節FC東京戦では、アウェーの地で勝ち点3を挙げた。9月26日の第30節C大阪戦以来となる勝利を手にし、次は川崎Fとの天皇杯準々決勝に臨む。鹿島にとって川崎Fは、2018年9月のルヴァンカップでの対戦以来、3年以上も勝てていない天敵だ。

「相性の悪さというのはあるかもしれないけれど、そのぶん、どのチームよりも川崎に対しては勝てていない悔しさをみんなが強く持っている。そういった反骨心だったり、悔しさを第一にぶつけられればと思います」

 そのように話すのはセンターバックの町田浩樹。特に今シーズンのリーグ戦の対戦では、接戦を演じながらも終盤の失点に泣く試合が2度続き、アウェーでもホームでも悔しい敗戦を喫した。

「リーグ戦(の対戦)では、自分たちが意図してボールを奪うことだったり、(陣形を)コンパクトにして守備をすることだったりができている時間帯もあれば、バラバラに(プレスに)行ってしまってはがされて、うまくボールを取れない場面もありました。全員が意思統一して、まとまって戦うことができれば、一発勝負なので何があるか分からない。そのなかで、勝ちを手繰り寄せてこられると思っています」

 これまでに味わった悔しさを晴らすためにも、そしてクラブ創設30周年に花を添えるタイトル獲得へと近づくためにも、27日の川崎F戦は是が非でも勝ちたい一戦となる。

「今年は(クラブ創設)30周年で、タイトルを獲ることを掲げてシーズンをスタートさせたので、なんとしてもタイトルを獲らなければならない。獲れるチャンスは、もう天皇杯しか残っていないので、全員がタイトルを獲ることに向けて、必死になって試合に入れればと思います」

 町田をはじめとする深紅の戦士たちが、等々力陸上競技場のピッチの上で燃えたぎる闘志をぶつける。


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