日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2016年4月6日水曜日

◇ペトロヴィッチ、“爆買い”の広州恒大破りご満悦「お金ですべては買えない」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20160405/428011.html



 いつも以上に饒舌だった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督は上機嫌で記者会見場に姿を現すと、通訳を交えながら約8分に渡って試合を総評した。

 5日、浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第4節で広州恒大(中国)と対戦。FW武藤雄樹が決めた1点を守り切り、前回王者を1-0で下した。ペトロヴィッチ監督は「日本で約10年間、仕事をしているが、この日本で見るサッカーの中では非常に稀な好ゲームだった」と勝利を喜んだ。

 広州恒大と言えば、けた外れの資金力を誇り、この夏には約55億円の移籍金でFWジャクソン・マルティネスを獲得した。“爆買い”した戦力を武器に、今大会も優勝候補の筆頭と見られていた。しかし、蓋を開けてみればグループステージ未勝利で最下位。予選突破が厳しい状況にある。

 浦和は、その広州恒大を相手に3月16日のアウェー戦で2-2と引き分けて勝ち点1を獲得すると、ホームでもしっかりと勝ち点3を積み上げた。ペトロヴィッチ監督は「サッカーの世界、お金ですべては買えないということを我々が証明できた」と満足気な表情を浮かべる。

「我々はチームで相手を上回ることができた。我々が示したことは非常に意味があることだと私は思っている」

 持病の腰痛が悪化したペトロヴィッチ監督は、杖をつきながら指揮を執った。「立っているのもままならない」という状態だったが、「私自身がその問題を忘れてしまうくらい立ち続け、選手と戦うことができた。それくらい素晴らしいゲームだった」とアジア王者との好ゲームを評価。「ファイナルのつもりで戦おう」と送り出した選手たちも指揮官の期待に応えるプレーで白星を手にし、決勝トーナメント進出の可能性を残した。20日、浦和はアウェーでシドニーFC(オーストラリア)と対戦する。

◆内田、日本国内でのリハビリ延長「効果的で効率的」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20160406-OHT1T50023.html

 シャルケ04DF内田篤人(28)が国内での滞在期間を再延長し、リハビリを続けていることが5日、分かった。昨年夏に手術を受けた右膝のリハビリを行うため、2月中旬に帰国。当初は2週間の滞在予定だったが、3月上旬に続いて延長することを決めた。

 関係者によると、クラブと相談の結果、全体練習に合流する状態に戻す上で、国内の方が「効果的で効率的」と判断したという。

◆U-19日本代表候補が発表…初瀬、堂安らG大阪から最多5名が選出(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160405/427931.html



 5日、日本サッカー協会(JFA)は、トレーニングキャンプを実施するU-19日本代表候補メンバーを発表した。

 メンバーには、ガンバ大阪からDF初瀬亮、野田裕喜、MF市丸瑞希、髙木彰人、FW堂安律の最多5人が選出。プロデビューを果たしているMF遠藤渓太(横浜F・マリノス)、FW森晃太(ヴァンフォーレ甲府)も名を連ねた。

 そのほかでは、GK廣末陸(青森山田高校)、MF伊藤洋輝(ジュビロ磐田U-18)ら高校生にあたる選手もメンバー入りした。

 トレーニングキャンプは、11日から13日までJ-GREEN堺で実施。最終日には、G大阪との練習試合が組まれている。

■U-19日本代表メンバー
▼GK
小島亨介(早稲田大)
波多野豪(FC東京U-18)
廣末陸(青森山田高)
大迫敬介(サンフレッチェ広島ユース)

▼DF
岩田智輝(大分トリニータ)
初瀬亮(ガンバ大阪)
野田裕喜(ガンバ大阪)
町田浩樹(鹿島アントラーズ)
藤谷壮(ヴィッセル神戸)
舩木翔(セレッソ大阪U-18)
森下怜哉(セレッソ大阪U-18)
冨安健洋(アビスパ福岡)

▼MF
坂井大将(大分トリニータ)
三好康児(川崎フロンターレ)
神谷優太(湘南ベルマーレ)
市丸瑞希(ガンバ大阪)
髙木彰人(ガンバ大阪)
遠藤渓太(横浜F・マリノス)
伊藤涼太郎(浦和レッズ)
伊藤洋輝(ジュビロ磐田U-18)

▼FW
和田昌士(横浜F・マリノス)
森晃太(ヴァンフォーレ甲府)
垣田裕暉(鹿島アントラーズ)
小川航基(ジュビロ磐田)
堂安律(ガンバ大阪)

◆【名古屋 vs 鹿島】 ウォーミングアップコラム:大武峻の心に刻まれた“教訓”(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00009614/



誰もが大器と認める男が、殻を破るべく奮闘中だ。リーグ前節のFC東京戦でオーマンに代わってスタメンの座を奪った大武峻だが、中3日で迎えるヤマザキナビスコカップ鹿島戦ではそのオーマンとコンビを組んでの出場が濃厚。「(竹内)彬くんがいないから、僕がラインコントロールをしないと」と意気込んでいる。昨今はセットプレーやリスタートからの失点が課題となっているチームにおいては、チーム屈指のエアバトラーとしての期待も高い。昨今のチームの課題であるリスタートからの失点を食い止めるべく、小倉隆史GM兼監督はあるオプションを用意したが、その中で大武は相手の一番手のマークを託されることにもなった。

空中戦といえば、大武には苦い苦い思い出がある。昨季の2ndステージ第2節、G大阪とのホームゲームだ。1stステージ終盤からスタメンを勝ち取り、この日も3バックの一角として出場していた大武だが、以前より指摘されていたクロスヘの対応の甘さを突かれ、パトリックの得点を許してしまった。それ以外の場面でも大武は不安定なクロス処理を繰り返し、試合は3-2の大逆転勝利を収めたものの、次の試合ではスタメン落ち。以降、16節までながらくベンチを温める日々が続いた。

だから、鹿島のサイド攻撃について問われたとき、思わず声が大きくなってしまった。

「簡単にクロスを上げさせない守備も必要ですけど、中の選手としてはボールウォッチャーにならないようにしたいですね。僕には去年の教訓があるので、シビアに考えちゃいます。忘れもしないですよ! DFはミスでポジションを失うポジションですからね。徹底して、やられないようにしたいです」

パス能力の高さからポゼッションの面でも注目されがちな選手だが、189cm・85kgの堂々たる体格を生かした空中戦も大きな魅力だ。クロスへの対応も改善はできてきているようで、練習中に「ナイス大武!」と声をかけられることも増えてきた。

まだまだ集中力などの面で甘さも見られる選手だが、そのサイズとポテンシャルはやはり素晴らしい。ポジションを簡単に失う怖さを知るだけに、今回めぐってきたチャンスに対する執着心は半端なものではない。強い野心家でもあるだけに、彼は今こう思っているはずだ。「守備陣をコントロールして、鹿島を抑えて、ポジションを盤石にするぞ」と。その意欲、しかと見届けてほしい。名古屋の背番号5の躍動感、ご注目を。

文:今井雄一朗(名古屋担当)


ヤマザキナビスコカップ 第3節
4月6日(水)19:00KO パロ瑞穂
名古屋グランパス vs 鹿島アントラーズ

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事