道の駅いたこ(茨城県潮来市)は、特製どら焼き「鹿行どら」を13日から土日限定で販売する。アントラーズホームタウンDMOと協働で開発し、白あんに鹿行5市の特産野菜や果実を練り込んだ。5月末まで。
同DMOは、サッカーJ1鹿島アントラーズのホームタウンである鹿嶋や神栖、潮来、行方、鉾田の5市などが、J1鹿島の知名度を生かした地域振興を目指して設立。道の駅いたこには、鹿島神宮参拝者やサッカー観戦者ら年間数百万人が足を運んでおり、この活況を地元農家の支援につなげようと、両者での商品開発に乗り出した。
どら焼きは、手作りあんに各市の野菜を練り込み、県産米粉を使って焼き上げた生地で挟んだ。鉾田はメロン、行方はサツマイモ、潮来はマコモなど、5種類1セットで税込み850円。
同DMOの担当者は「鹿行どらに続く新商品も開発し、地元を盛り上げたい」と話す。【根本太一】
◆白あんに特産野菜や果物たっぷり 特製どら焼き、限定販売 茨城(毎日新聞)