日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年2月23日火曜日
◆鹿島DFファン・ソッコが離脱…治療のため、韓国へ一時帰国(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160222/404287.html
鹿島アントラーズは22日、DFファン・ソッコが足部(右)の治療のため、同日に韓国へ一時帰国することとなったと発表した。再来日の日程は未定で、決定次第発表される。
ファン・ソッコは1989年生まれの26歳。大邱大を経て2012年にサンフレッチェ広島へ加入し、昨年から鹿島でプレーしている。2015シーズンは明治安田生命J1リーグで24試合に出場。ヤマザキナビスコカップでは4試合に出場し、決勝では先制ゴールを決めた。
キャリア通算でJ1で80試合出場3得点を記録。ヤマザキナビスコカップでは11試合出場1得点、天皇杯では3試合出場を記録している。韓国代表としても国際Aマッチ4試合に出場し、2014年のブラジル・ワールドカップでも1試合に途中出場した。2012年のロンドン・オリンピックにも出場している。
鹿島は28日、明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第1節でガンバ大阪とアウェーで対戦する。
◆鹿島19歳FW鈴木優磨リオへ逆転選出アピール弾(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1607547.html
<プレシーズンマッチ:鹿島2-1水戸>◇21日◇カシマ
鹿島のU-23(23歳以下)日本代表候補FW鈴木優磨(19)が、開幕前最後の実戦で決勝点を挙げた。J2水戸戦に途中出場し、1-1の後半42分に決勝ヘッド。チームを2-1の勝利に導いた。8月のリオデジャネイロ五輪メンバー18人への逆転選出を狙う加入2年目の活躍で、今大会通算成績を10勝1分けとした。28日のJ1開幕戦はG大阪と対戦(吹田スタ)する。
リオで輝く可能性を秘めた原石が、一撃で劣勢を覆した。格下のJ2相手に同点で迎えた後半42分、途中出場のFW鈴木が初シュートを決勝弾に結びつける。MF小笠原の右クロスにゴール正面で反応し、ダイビングヘッド。土壇場でネットを揺らし「(小笠原)満男さんが顔を上げた瞬間、相手(マーク)の前に入ることだけ考えた」。投入されてから11分後、恐れることなく頭から飛び込んだ。
リラックスのため、初めて試合中にガムをかんでみた。得点後、口の中で動かしながら味方の祝福を受け「ガラは悪いけど、疲れなくなると聞いたので試してみた。でも反対に息が上がった感じがする…」。逆効果だったが、結果は出た。
8月のリオ五輪を目指す加入2年目の19歳。手倉森ジャパンには昨年9月と11月に招集された。11月は左足関節の負傷で辞退も、最終予選の予備登録メンバー入り。それでも、先月のテレビ中継は「ゴールシーンくらいしか見てない」と言う。チームの宮崎キャンプと重なり「代表よりチームが最優先。鹿島で結果を出すことで周りの見る目も変わってくると思う」と集中した。
その結果が、14日のJ2讃岐戦に続く2試合連続の決勝弾に表れた。好調を維持するが、チームには日本代表FW金崎がポルトガルから電撃復帰。仲のいい先輩に対し「遅れて合流してきたのに、すぐ試合に出る雰囲気になっていて納得いかない。簡単に開幕スタメンを渡さないためにも、こうやって結果を残していきたい」と強気に挑戦する。五輪イヤーの初戦となる28日のG大阪戦に向けて、常勝軍団の期待のホープが開幕から飛ばす。【木下淳】
◆鈴木優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれ。小学1年の時にサッカーを始め、鹿島ジュニアユースからユース。高校3年時のJユース杯で優勝した。14年に2種登録され15年にトップ昇格。同年9月12日G大阪戦でJ1デビュー戦ゴール。J1通算7試合2得点。利き足は右。180センチ、68キロ。血液型B。
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