日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年3月28日月曜日

★2022年ルヴァンカップ第3節鹿島vsG大阪(カシマ)






◆三笘薫&久保建英&上田綺世、揃って先発も!? サッカー日本代表はベトナム戦で先発大幅入れ替えか(フットボールチャンネル)






日本代表がベトナム戦に向けた練習を公開


 サッカー日本代表は27日、千葉県内で練習を行った。当初は冒頭15分間のみ報道陣に公開予定だったが、急きょ最後まで全て公開されることに。


 森保一監督は、29日に予定されているカタールワールドカップアジア最終予選のベトナム代表戦に向けた本格的な準備を惜しげもなく披露した。

 グラウンドに姿を見せた選手たちは、予定の時間になると森保監督を中心に円陣を組んで練習開始。GK4人とフィールドプレーヤー19人がピッチで練習し、DF中谷進之介はチーム本隊から離れて宿泊先のホテルでの調整となった。

 ジョギングやパス交換などで体を温めると、9対9+フリーマン3人(GK2人+フィールドプレーヤー)+GKのポゼッション練習に移行。ここから徐々にベトナム戦に向けた準備の色が濃くなっていった。

 その後はサイドからのクロスに3人が飛び込む攻撃の形を意識したメニューをこなし、最後はGKも含めた11対11のハーフコートゲームで約1時間半の練習を締めくくった。ゲーム形式のチーム分けは以下の通り。

青:山根視来、吉田麻也、谷口彰悟、中山雄太、柴崎岳、原口元気、旗手怜央、久保建英、三笘薫、上田綺世(GKは1本目が権田修一、2本目が川島永嗣)

黄:植田直通、佐々木翔、伊東純也、長友佑都、守田英正、田中碧、南野拓実、浅野拓磨、林大地(GKは1本目がシュミット・ダニエル、2本目が谷晃生。不在の中谷のポジションには斉藤俊秀コーチ)

 青チームが4-3-3のシステムだったのに対し、黄チームは29日の対戦相手ベトナム代表を意識してか3-5-2の布陣を組んだ。植田、斉藤コーチ、佐々木が3バックを形成し、右ウィングバックに伊東、左ウィングバックに長友、アンカーに守田、インサイドハーフに田中と南野、そして浅野と林が2トップという構成だ。

 一方、4-3-3の青チームはディフェンスに右から山根、吉田、谷口、中山、中盤アンカーに柴崎、インサイドハーフに原口と旗手、右ウィングに久保、左ウィングに三笘、1トップに上田という布陣を組んだ。

 森保監督も積極的に選手たちへ指示を送る。黄チームには対戦相手が狙ってくるであろう縦方向のロングボールを用いた速攻を求め、青チームにはそれに対抗するプレーを意識させていた。また、ナイスプレー連発で多くのピンチを救った斉藤コーチを称える声も目立った。

 こうした対戦相手のベトナム代表を想定した強度の高いゲーム形式のメニューを見る限り、青チームの選手たちが29日の試合で先発起用される可能性が高まっているのではないかと思われる。4-3-3導入をきっかけに出番を減らしていた柴崎のアンカー起用、東京五輪でも輝いた久保、上田、三笘の3トップ同時起用など見どころは多い。

 日本代表はすでにカタールワールドカップ出場権を獲得しており、ベトナム戦はグループ1位突破をかけた一戦になる。ここでモチベーションの高い若手や出場機会の少なかった選手たちにチャンスを与えることで、競争の喚起を狙っているのかもしれない。

 今月24日のオーストラリア代表戦で途中出場から2得点を挙げた三笘、そして柴崎や原口といった2018年ロシアワールドカップ経験者たち、上田や旗手、久保といったチャンスに飢える東京五輪世代の面々がベトナム戦本番でどのように起用されるか楽しみだ。

(取材・文:舩木渉)

【了】



◆豪州戦で存在感見せた上田綺世、ベトナム戦では「他のFWにないものを出したい」(ゲキサカ)






 敵地でのオーストラリア戦に2-0の勝利を収めて帰国した日本代表FW上田綺世(鹿島)がオンラインで取材に応じ、W杯出場決定の喜びについて「自分で(ゴールを)決めたかったというのはあるけど、その瞬間にいられたことは幸せ」と心境を語った。

 オーストラリア戦では0-0で進行していた後半18分からFW浅野拓磨に代わってピッチに入り、4-3-3のトップの位置でプレーした。

 森保一監督からは「前からの守備、献身性の部分で流れを変えてほしいと言われた」というように、予選突破という観点では引き分けでも優位になる状況を踏まえながらも、FWとしての意識をしっかりと投影。「途中から出る以上は流れを変えるための気迫や迫力を出したいと思ったし、何より点を取ってチームを助けたいという思いはあった」と言いつつ、「いろいろな感情、意識が繊細になっていると感じた」と振り返った。

 後半24分には巧みなボールコントロールから相手守備陣の意表を突く素早い右足シュートを打った。しかし、シュートは惜しくも枠の外へ。「ああいうのは決めなければいけない。シュート本数や動き出しの回数をもっと増やさないといけない」と課題を挙げた。

 オーストラリア戦を振り返りながら、途中出場の際に攻守に注ぐエネルギーのバランスの取り方が難しいことにも言及した。

「そのバランスは意外と難しい。特に途中から入ると、自分の体力調整が難しい。それでも前から行かないといけない。鹿島で先発で出るより、代表で途中から出てアグレッシブに前から行く方が強度が高く、動き出しがしづらくなるのはあった。緊張やバランスもそう、メンタル的にも“やるぞ”という力みから無意識に無酸素になって息が普段以上に上がりそうになる」

 ただ、オーストラリア戦では力みがあまりなかったとのことで、「よりリラックスするのが大事かなと」と言った。先発の可能性もある29日のベトナム戦に向けては「僕以外にもFWはいるけど、動き出しなど、他の選手にはないものを出したい。与えられた時間の中で持ち味を存分に出して結果につなげたい」と意気込んだ上田。鹿島で積み上げてきた実力を爆発させるときが来た。

(取材・文 矢内由美子)




◆豪州戦で存在感見せた上田綺世、ベトナム戦では「他のFWにないものを出したい」(ゲキサカ)





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