日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月21日木曜日

◆「ニューヨーカー×鹿島アントラーズ」2018年セカンドモデルを6/22より予約販売開始(サッカーキング)



鹿島アントラーズ ニューヨーカー


 衣料事業の主力ブランドNEWYORKERを中心とした衣料服飾品の企画、製造、販売、不動産の売買、仲介、賃貸管理を行っている株式会社ダイドーフォワードは、公式通販サイト「NYオンライン」にて「ニューヨーカー×鹿島アントラーズ」2018年セカンドモデルを6/22(金)より予約販売開始する。

 以下、リリース掲載。

■鹿島アントラーズ オフィシャルアイテムについて

ニューヨーカーは、オフィシャルスーツサプライヤーとして、J1鹿島アントラーズを応援しています。
選手のために作られた特別仕様のオリジナルスーツでチームをサポート。全選手、監督、そして選手を支えるチームスタッフを対象とした採寸を行い、リクエストなども取り入れられたオリジナルスーツは、選手たちも絶賛。さりげなくあしらわれたチームロゴは、メンバーの一体感を生み出します。同じサッカー選手といえども、ポジションの違い、プレースタイルの違いによって筋肉の付き方は人それぞれ。また、シーズン前に集中的に体を鍛えるキャンプ後には、サイズが変わってしまうほど体型が変化します。ニューヨーカーは、これまで培ってきたパターンオーダーの確かな技術を背景に、これらの全ての選手にフィットする上質なスーツを提供しています。
公式通販サイト「NYオンライン」では、「ニューヨーカー×鹿島アントラーズ」2018年セカンドモデルのポロシャツとパンツを6/22(金)より予約販売開始いたします。





2018年セカンドモデルは、モノトーン・ノームコアをコンセプトに スタイリッシュな大人のカジュアルスタイルを提案します。軽さとストレッチ性に優れた快適素材の前開きのポロシャツです。台衿裏と前立てにハウスタータンをさりげなく配し、お洒落に仕上げました。パンツは一見ウールにも見えるグレーのポリエステル素材を使用しシルエットは、膝から裾にかけて細くなったテーパードスリムです。きちんと見えるセンタープレスで、ストレッチ性に優れているので穿き心地の良さも兼ね備えています。




■2018年セカンドオフィシャルモデル 販売概要
<展開アイテム>ポロシャツ、パンツ
※6月22日(金)より、公式通販サイトにて先行予約販売をいたします。





サッカー ポロシャツ
価格:¥12,000
素材:ポリエステル83% コットン17% 別布チェック部分 ポリエステル65% コットン35%
サイズ:S・M・L・LL

軽さとストレッチ性に優れた快適素材の前開きのポロシャツです。ポリエステルとコットンを用いた、肌離れの良いサッカー生地を使用。さらりとした肌触りのサッカー生地に、メランジ感のあるストライプ柄をデザインしました。台衿裏と前立てにハウスタータンを配し、さりげなくアクセントをプラスしました。ゴールドでチームマークの「Antler」の刺繍をさりげなく施し、ラグジュアリーなポロシャツに仕上げました。

▽NYオンライン(6月22日(金)~先行予約販売)





ストレッチ ドレスパンツ
価格:¥18,000
素材:ポリエステル90% ポリウレタン10%
サイズ:73~91

一見ウールにも見えるグレーのポリエステル素材を使用し、快適かつスタイリッシュな印象になるようドレス仕様にセンタープレスで仕上げました。ポケットの袋地にはメッシュ素材を採用し、スラックス等に用いられるマーベルトには肌離れの良いサッカー生地を採用しました。膝から裾にかけて緩やかに細くなるシルエット。アントラーズ特別仕様のテーパードスリムパンツです。

▽NYオンライン(6月22日(金)~先行予約販売)



「ニューヨーカー×鹿島アントラーズ」2018年セカンドモデルを6/22より予約販売開始




◆山形櫛引、際立つ存在感 7戦無敗支える五輪守護神(ニッカン)



櫛引政敏


 J2モンテディオ山形の新守護神が、無敗も守る。今季、ファジアーノ岡山から移籍したリオデジャネイロ・オリンピック(五輪)代表GK櫛引政敏(25)の存在感が際立ってきた。初起用された5月3日福岡戦は1-2も、同6日の讃岐戦で2-0の完封。以降はリーグ7戦無敗と巻き返しの一助となった。

 19日に天童市内で行われた練習でも、好セーブを連発。「チームとして、しっかりボールに対してプレスをかける良い準備ができているからこそ結果が出ている。自分は試合に出ても出なくても、やるべきことをやるだけ」と準備を怠らない。リオ五輪では正GKとして臨むもナイジェリアとの初戦で5失点し、先発の座を失った。昨季も出場機会に恵まれず、つかんだチャンスを逃すわけにはいかない危機感もある。

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会日本代表には、青森山田の同期生MF柴崎岳や、リオの戦友GK中村航輔、MF大島僚太ら数多くの同世代が名を連ねる。「悪い言い方をすると、関係ない。自分は常に継続してより良くし、チームをJ1に導くことが大事。それが次(代表)につながる」。まずは23日徳島戦、30日岐阜戦のホーム2連勝が直近の目標。現在の10位から、一気に上位進出での折り返しを狙う。【鎌田直秀】


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山形櫛引、際立つ存在感 7戦無敗支える五輪守護神


◆ポルティモネンセ、流経大・小池に正式オファー 国内外で争奪戦(スポニチ)



小池裕太 鹿島 2016年4月


 ポルトガル1部のポルティモネンセが、流通経大4年のDF小池裕太(21)の獲得に乗り出していることが19日までに分かった。関係者によれば、今季活躍したFW中島翔哉(23)に続く日本人の獲得を目指す中で、小池に白羽の矢が立ったという。既に5年契約の正式オファー。小池には複数のJクラブも獲得に動いており、国内外で争奪戦が勃発した形だ。 

 複数の関係者によれば、ポルティモネンセは今季10得点12アシストを記録した中島の活躍により、新たな日本人若手有望株の獲得を画策。その中で大学サッカー界No・1左サイドバックの呼び声高い小池の名前が浮上し、既に「5年契約の正式オファーを提示している」(関係者)という。

 新潟ユース出身の小池は身長1メートル70と小柄ながら、正確な左足と豊富な運動量、スピードを武器に、流通経大では1年からレギュラーの座を獲得。16年には特別指定選手として鹿島に登録され、既にJデビューも飾った逸材だ。高速ドリブルに加えロングスローも持っており、プロ入り後のさらなる成長が期待されている。

 ポルティモネンセは、かつて鹿島のFW金崎がプレー。浦和で活躍したブラジル人MFポンテ氏が強化部長を務めており、元々日本とはゆかりの深いクラブだ。昨季7年ぶりに1部昇格を果たし、今季は中島の活躍もあり1部残留。既に新シーズンに向けた補強を進めており、小池はその中でも即戦力の評価という。

 小池には既に複数のJクラブも獲得に乗り出しているが、ここに来て海外クラブが争奪戦に参戦した。浦和のMF長沢が専大在学中の14年1月にドイツ1部ケルンに入団したケースがあるが、大学から直接、海外に渡るのは極めてまれ。小池の決断に注目が集まる。

 ◆小池 裕太(こいけ・ゆうた)1996年(平8)11月6日生まれ、栃木県出身の21歳。新潟ユースから13年8月にトップチームの公式戦に出場可能な2種登録。15年に流通経大に進学し、翌16年に特別指定選手として鹿島に登録。同年5月18日のナビスコ杯(現ルヴァン杯)湘南戦でJデビューを飾った。17年ユニバーシアード日本代表。1メートル70、67キロ。利き足は左。




◆ポルティモネンセ、流経大・小池に正式オファー 国内外で争奪戦


◆黒崎氏が12年ぶり鹿島復帰!不倫報道でコーチ辞任柳沢氏の代役(ゲキサカ)






 鹿島アントラーズは20日、黒崎久志氏(50)がトップチームのコーチに就任したと発表した。鹿島は今月8日に不倫報道を受けて柳沢敦コーチの辞任を発表していた。

 黒崎氏はJリーグ創成期の鹿島で活躍。J1リーグ通算202試合に出場して69得点を記録。日本代表としても24試合出場4得点の実績を持っている。

 2003年に現役引退後は鹿島の下部組織で指導者生活をスタートさせ、新潟の監督や大宮ヘッドコーチなどを歴任した。

 12年ぶりに鹿島への復帰を果たす黒崎氏は「もう一度このチームに携わることができ、大変光栄に思います。常に勝利を求め、鹿島が鹿島であるために監督をサポートし、これまで培った経験を含め、コーチとしての役割を全力で果たしていきたいと思います」とコメントしている。




黒崎氏が12年ぶり鹿島復帰!不倫報道でコーチ辞任柳沢氏の代役




◆柴崎岳、司令塔として君臨。背番号7が日本代表の未来を見せた(GOAL)



大迫勇也 柴崎岳 ロシアW杯


ロシア・ワールドカップ初戦でコロンビアを破った西野ジャパン。難しい展開の中、チームの心臓として、ひときわ輝きを放ったのが柴崎岳だった。


■ボールへの執着心、そしてタテへの攻撃のスイッチ


数日前とは打って変わって30度近くまで上昇した気温。ギラギラした太陽が照り付けるピッチ。そして大挙してスタンドに陣取った黄色のコロンビアサポーター。

19日、サランスクのモルドヴィア・スタジアムは異様な熱気に包まれた。そんな中、キックオフ直前に長谷部誠が相手キャプテンのラダメル・ファルカオ(モナコ)と話してエンドの交換が行われたことも含め、何かが起きそうな空気が漂った。

コロンビアに退場者が出たのはそのわずか3分後。大迫勇也がダビンソン・サンチェス(トッテナム)との競り合いに勝ち、抜け出して放ったシュートのはね返りを香川真司がダイレクトで打ちに行き、カルロス・サンチェス(エスパニョール)がハンド。相手ボランチの要がレッドでピッチを去るという追い風が日本に吹いた。このプレーで得たPKを香川が確実に沈め、日本は1点をリードする。大迫の鋭い走りが値千金の先制弾を呼び込んだ。

その後、日本はやや押し込まれる展開を余儀なくされたが、26歳の司令塔・柴崎岳が確実にゲームをコントロールする。さらには同い年のセンターバック昌子源もファルカオを徹底的につぶしに行き、仕事らしい仕事をさせない。

大迫勇也、柴崎岳、昌子源。この日、日本のセンターラインを支えたのは、かつて鹿島アントラーズでともに戦ったフレッシュな3人だった。

とりわけ柴崎の安定感と的確なパス出し、球際の鋭さとボールへの執着心は凄まじいものがあった。

ボランチのパートナーである長谷部が何度か危険なミスやパス出しのブレなどを見せ、ファルカオを倒してFKを与えるシーンも作ってしまったが、そういった先輩のマイナス面を柴崎が的確にフォロー。中盤の形成を立て直した。

後半にはワイドなサイドチェンジやタテパスでたびたび相手を揺さぶり、強固なブロックをこじ開けようと試みるシーンも少なくなかった。リスタートでも惜しいチャンスを演出。最終的に2点目をお膳立てしたのは、途中出場の本田圭佑だったが、柴崎が精度の高いキックを何本か蹴っていたから、相手も球質の異なる本田が出てきて戸惑いを覚えた部分はあっただろう。

■壁を取り払い、スペインの地で見せた変貌

現地で生観戦した青森山田中学・高校時代の恩師・黒田剛監督も「前半はちょっと物足りなかったけど、全体的にミスなくしっかり対応していた。ちょっとラッキーなところもあったけど、落ち着いてやっていたと思います」と教え子の成長に目を細めていた。

そもそも黒田監督は、青森県野辺地町にある野辺地SSSでプレーしていた小学生の柴崎に特別な才能を感じ、青森山田に誘った目利きの指導者だ。「岳は間違いなく将来、日本代表になる選手」と断言し、時に厳しく接しつつ、その成長を促してきた。柴崎はいわゆる東北人気質の強いタイプで、あまり社交的ではなく、自分の外側に壁を作る傾向が強かった。「そこが彼の可能性を狭めている」と恩師も危惧していたが、その壁を取り払う大きなきっかけになったのが、2017年1月のスペイン移籍だったのではないか。

カナリア諸島最大のテネリフェ島に本拠を置くスペイン2部のテネリフェで過ごした半年間には環境の激変による不安障害に苦しんだ時期があった。何事もオープンで解放的な地域性に、もともと内に秘めるタイプの柴崎が戸惑いを覚えるのも決して不思議ではない。そういう異国の文化や習慣を知り、徐々に仲間やチームに適応し、サッカーをする喜びを思い出していく。その日々を彼はスペイン1部・ヘタフェでプレーする今も忘れてはいないだろう。

実際、昨夏のヘタフェ移籍直後まで代表からは約2年間も遠ざかっていた。しかし、久しぶりに日の丸を背負った司令塔はしっかりと人の目を見て自らの意見を口にできる大人のフッとボーラーへと変貌を遂げていた。

昨秋にもヘタフェで大きなケガに見舞われ、ロシア行きが危ぶまれる時期もあったが、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督体制だった今年3月のベルギー遠征、キリンチャレンジカップ・ウクライナ戦で槙野智章の同点弾をお膳立てする精度の高いFKを蹴るなどインパクトを残す。課題であった守備面でも体を寄せ、相手からボールを奪う仕事もいとわなくなった。その一挙手一投足を目の当たりにして、4月に就任した西野監督も柴崎を抜擢。満を持してロシアに連れてきた経緯がある。

その期待に、この日の背番号7はしっかりと応え、クオリティーの高さを示してみせた。

「プレービジョンとしては、相手が10人になったのでより多くの回数、ボールを触ろう、自分が関わろうと思ってやっていましたし、前後半で多少ポジショニングを変えてうまくいった部分があります。守備に関しても相手に対して1対1ではなく、複数でいい状況を作りたいと考えました。インターセプトを狙いながら、こぼれ球もすぐ反応して狙えるようにという意識もありましたし、そこはあんまりやられた記憶もないので、いい守備ができたのではないかと思います」と、柴崎本人も納得のいくパフォーマンスができた様子だ。

■「柴崎岳」という新たな7番像

2014年9月、当時の指揮官ハビエル・アギーレ氏のもと、キリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦で初キャップを飾ってから4年。彼にはつねに「背番号7をつけた中田英寿、遠藤保仁の後継者」というレッテルがつきまとった。だが、本人も何度かそのことを聞かれて違和感を吐露していたことがある。

しかしここへきてやっとこうした先人たちの壁を乗り越え、「柴崎岳」という新たな7番像を打ち出しつつある。これまで日本の20代半ばの世代には「司令塔タイプの選手が少ない」と言われてきたが、彼の起用に完全にメドが立ったことで、日本代表の未来に希望が開けてきたことは確かだ。

コロンビア戦で鹿島出身のセンターラインが躍動し、チームが活性化されたことは大きな自信にしていい。彼らのみならず、香川真司と乾貴士、山口蛍のセレッソ大阪出身・所属選手にも言えることだが、かつて「同じ釜の飯を食った」メンバーがより息の合った連係を見せていけば、日本はさらにスムーズな戦いができるに違いない。

いずれにせよ、日本代表がここから大きく変わりそうな予感を柴崎らが示してくれたことを前向きに捉え、24日の次なる決戦、セネガル戦(エカテリンブルク)での快進撃を期待したい。

文=元川悦子




柴崎岳、司令塔として君臨。背番号7が日本代表の未来を見せた


◆昌子「俺だけのW杯じゃない」亡き親友2人に届けた白星 国内組唯一の出場(報知)



昌子源 ロシアW杯


 ◆W杯ロシア大会▽1次リーグH組 日本2―1コロンビア(19日、サランスク)

 初戦のコロンビア戦に臨んだ日本は2―1で競り勝ち、2大会ぶりの勝ち点3を挙げた。

 国内組で唯一出場したDF昌子は「(相手が)10人なのかなって。疲れるゲームだった」と苦笑いで振り返りつつも、初のW杯でファルカオやロドリゲスら世界的な攻撃陣を擁するコロンビアに臆さずプレーした。大会直前には右太ももの張りで別メニュー調整することもあったが、DF吉田と息の合った動きで最少点差を守り抜いた。

 白星を届けたい2人の親友がいる。プロ1年目の11年4月29日、米子北高でサッカー部だった柊(ひいらぎ)拓也さんを交通事故で失った。柊さんはサッカーではトップチームに絡むことはできなかったが、仲間と分け隔てなく付き合う昌子は、部活以外の時間を一緒に過ごすことが多かったという。「この年(当時)で同級生を失うなんて全く想像もしていなかった。ましてはこんな近くの大事な存在。頭が真っ白になった」

 その直後には道下稔晃さんを心臓発作で失った。大阪生まれの道下さんと兵庫生まれの昌子。同じ関西から鳥取に進学し、寮では同部屋だった。ホームシックになりそうな時、互いに励まし合った。熱烈なG大阪サポーターで、鹿島戦前に「今日は(G大阪が)勝つ」とメールが届くのが恒例だった。昌子が主力に定着する前に逝った2人。両親をカシマスタジアムに招待したこともあるという。

 「俺だけのW杯じゃない。自分を育ててくれた人たちにも感謝の思いをこめたい。あいつら2人も活躍を待っていると思う。自分ができる精いっぱいのプレーを届けたい」。その言葉通り、後半ロスタイム5分に終了の笛が鳴るまで走り抜いた。

 日本が1次リーグを突破した過去2大会は中田浩二、宮本恒靖、松田直樹(02年日韓大会)、中沢佑二と闘莉王(10年南ア大会)ら絶対的なディフェンダーがいた。槙野との定位置争いを制して唯一の国内組として出場し、吉田とのコンビを構築。西野ジャパンが勝ち上がるためのピースが完成した。

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年12月11日、神戸市生まれ。25歳。地元のフレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユースを経て米子北高へ進学。2011年に鹿島入りし、12年3月24日の広島戦でJ1デビュー。対人守備、スピード、フィード力を備えたセンターバック。父・力さんは姫路独協大サッカー部監督で日本協会公認で最上位の指導者S級ライセンスを持つ。国際Aマッチ13試合出場1得点。182センチ、74キロ。既婚。




昌子「俺だけのW杯じゃない」亡き親友2人に届けた白星 国内組唯一の出場


◆PKの場面を見られなかった昌子源「6番がこっちに来たと思ったら…」(サッカーキング)



昌子源 ロシアW杯


 2018 FIFAワールドカップ ロシアのコロンビア戦に出場し、自身初となる大舞台で日本代表の勝利に貢献した昌子源は「精神的に疲れた試合」だったと語った。

「相手がボール持った時は迫力あるというか、本当に相手10人なのかなと思ってしまいますね。前に出てくるスピードだったり、五分五分で競っても、絶対相手の前にボールこぼれたりしていたので」

「『俺落ち着いてますよ』って見せたかった。緊張がチームに伝染したら嫌やなと思っていたから。それは上手いこと言っていたんじゃないかなと思いますね」

 開始3分で相手MFがペナルティエリア内でハンドをして退場し、香川真司がPKを落ち着いて決めて先制に成功した。昌子の位置からはハンドが「見えなかった」と語る。

「ハセさん(長谷部誠)としゃべっていたら、向こうから6番(カルロス・サンチェス)が歩いてきたんです。それで、(酒井)宏樹くんの前に来たから、『6番行ったぞ!』って声かけました。そしたら宏樹くんも『オッケー!』って言ったんですけど、そのまま6番は外に出ちゃって(笑)。『ええ! ラッキー』って感じでしたね」

 また、FKで同点に追いつかれた時のことを聞かれると、「難しい質問やな」と前置きしながら次のように語った。

「ボールを最後まで見て飛ぼうって話をしたんですけど、みんなハイジャンプしちゃいました。なので、勿体無い失点だと思います。でもそういうことが起こりうる舞台なのかなと」

「角度的にも下は難しいと思ったんですが、あそこで下に蹴るメンタルを持っているのがワールドクラス。それに、あのシュートももうちょっと高かったら俺らに当たっていました。その紙一重で失点するかしないかが分かれると考えると、恐ろしいなと感じました」

 最後に、コロンビア戦を踏まえて、24日に控えるセネガル戦で注意することを述べた。

「横へのスライドを早くしようと思います。前半のうちは乾(貴士)くんが走って数的優位を作れるかも知れへんけど、そこで俺が横に早くスライドすればもっと前の選手は楽になる」

「次の試合でもそこは強く意識しようかなと。これから対戦する相手はみんな、ワンステップでピンポイントでボールを送ってくる相手。選手の間に落とされるそのボールに、僕が早く触れれば、チームは楽になると思いますね」







◆ファルカオ抑えたW杯デビューの昌子「俺、落ち着いてますよ」(ゲキサカ)






[6.19 ロシアW杯グループリーグ第1節 日本2-1コロンビア サランスク]

 DF吉田麻也とのコンビでセンターバックの一角に入ったのはW杯初出場の日本代表DF昌子源(鹿島)だった。ヨーロッパリーグで2度の得点王に輝いた実績も誇るコロンビアのエース、FWラダメル・ファルカオを90分間にわたって堅実な守備で封じ込め、日本の勝利に貢献した。

 W杯前最後の強化試合となった12日のパラグアイ戦(4-2)で好プレーを見せたが、この試合で右太腿を打撲し、ロシア入りからの数日間は別メニュー調整だった。しかし、非公開練習では常に主力組でプレーしていたといい、心の準備は万全だった。

 とはいえ、ここまでのキャップ数は12と、この日の先発メンバーでは最少。試合前は「こういう舞台になると下っ端というか、みんなにすごく気を遣われて。『思い切っていけ』『大丈夫』と声をかけられた」。そう言って苦笑いを浮かべたが、「W杯は確かに初めてだけど、スタジアムの雰囲気などはクラブW杯と少し近いところもあった」と、過去の経験をしっかりと生かしたことに胸を張った。

 一人少ないコロンビアから受けた圧力は大きかった。「相手がボールを持つと迫力があって、本当に10人なのかと思った。傍からは日本がボールを持っているように見えていて、非常に精神的に疲れた試合だった」。交代の準備をするMFハメス・ロドリゲスの登場にスタジアムが大歓声に包まれたときは、「試合に出ている僕でも分かるほどで、気を取られてはいけないと思った」と、最後まで集中を心がけた。

 W杯デビューで勝利に貢献したことは自信になるはずだ。「『あいつ緊張しているわ』と、チームメイートに緊張が伝染するのが嫌だった。“俺は大丈夫。落ち着いてますよ”という雰囲気でやっていた。それがうまくいっていたんじゃないかな」。オープンマインドで肝の据わったセンターバック。昌子にとって最高のW杯デビューとなった。

(取材・文 矢内由美子)




ファルカオ抑えたW杯デビューの昌子「俺、落ち着いてますよ」




◆W杯初出場の昌子源、コロンビア戦の勝利に安堵「最後まで集中できて良かった」(GOAL)



昌子源 ロシアW杯


コロンビアの迫力に押されたと語った昌子だが、1点で抑えられたことへの自信を掴めたようだ。


日本代表DFの昌子源は、数位的不利に陥ったコロンビア代表の迫力に押されはしたものの、勝利できたことに“ホッとした”と話した。

19日に行われたワールドカップのグループH初戦で日本代表はコロンビアと対戦。開始早々にコロンビア代表は退場者を出し、香川真司のPKで先制点を奪った日本代表が優位に試合を進めるが、前半のうちにFKから得点を許して同点に。しかし、後半に大迫勇也のゴールで勝ち越した日本代表が2-1でグループリーグ第1戦をものにした。

試合後、昌子は「精神的に疲れた」と強力攻撃陣を抑えた激闘を振り返った。

「相手の攻撃、相手がボールを持った時は本当に迫力があった。本当に相手は10人なのかなと思ってしまうくらい。前に出てくるスピードだったり、五分五分のこぼれ球が絶対相手の前にこぼれたりとか。そういうところで、端から見たらウチがボールを持っているように見えるけど、ウチが非常に精神的に疲れた試合だったのかなと思います」

初めてのワールドカップの舞台に立ったことについて「『アイツ緊張してるわ』とか、チームメートに伝染したら嫌だと思っていた。最初のトラップがいきなり浮いてしまったりとか、そういうのが心配されたらそれだけでチームにマイナスだから。そういうことがないように、いかに自分が『大丈夫、俺は』という雰囲気でやっていました。特にハメス(ロドリゲス)選手が出てきた時とかすごい歓声で、試合に出ている俺でも分かったくらい。そこに気を取れられてはダメだというのはずっと思っていたので、最後まで集中できて良かったと思います」と集中力を切らさずにプレーできたことに安堵したと語った。

いくつかの場面でラダメル・ファルカオに突破されたことへの反省を口にした昌子だが「前に行こうとしたら、急に裏に変えてきたり、前でクサビをもらって、全然当たっていないのに倒れたりとか。そういうのをするからホンマに気をつけないとと聞いていた。あとはピッチの中で感じ取ったとこをやればいいと言われていたので。(酒井)宏樹くんとか実際フランスでやっているし、(吉田)麻也くんとか色んな人に言われていたので。そういう情報を頭のなかで整理して、良い対応はできていたのかなと思います」と相手エースを抑えられたことで自信を掴めたようだ。

また、失点したFKの場面についての質問に「すっげー難しい質問」とするも、昌子は回答した。「ミーティングでボールの質を見て、できるだけつま先立ちでそんなにギリギリ高く飛ばんでいいって言っていたら、みんなハイジャンプやった。非常にもったいない失点だった」

そして、勝ち点3を手にして迎えるのはポーランド代表に勝利したセネガル代表との一戦。「試合前に日本にいるサポーターの手のひらを変えさせたいと言っていたけど、まだこんなとこ。次負けたら意味がない。目標はまず3つ勝つことやから、しっかり次に向けても切り替えて。今日は退場という運も味方してくれたし、次はウチが退場するかもしれない。どういう状況になっても最後まで勝ちたいと思います」


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W杯初出場の昌子源、コロンビア戦の勝利に安堵「最後まで集中できて良かった」




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