政府が新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言を10都府県で3月7日まで延長したことを受け2日、Jリーグのゼロックス杯(20日)、リーグ戦(26日~)、ルヴァン杯(3月2日~)が宣言下で行われることが決定した。
Jリーグは1月25日に新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインを改定し、緊急事態宣言区域では試合などのイベント終了を午後8時とすることを定めた。宣言延長により、午後7時開始予定のJ1開幕カード川崎―横浜M(等々力)などの開始時間が午後6時以前に前倒しされる。
また宣言延長で、外国人選手のチーム合流がさらに遅れる可能性がある。この日、宮崎市内で取材に応じた福岡の長谷部茂利監督(49)は、MFクルークスの来日時期について「どういう制限で入国できないのかなど、正確な情報を早急に収集したい」と話した。状況次第では、チームの核として補強した助っ人不在で開幕を迎えるチームが出てくることも想定される。
他競技でもラグビーのトップリーグ(20日~)、女子ゴルフの国内ツアー初戦ダイキンオーキッドレディス(3月4~7日)などが宣言期間内に予定されており、対応を迫られることになる。
◆Jリーグ、助っ人不在で開幕も リーグ戦など緊急事態宣言下開催決定(報知)