日刊鹿島アントラーズニュース

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2022年2月14日月曜日

◆鹿島 開幕前恒例のプレシーズンマッチで水戸に16度対戦初黒星…手探り続く(スポニチ)






いばらきサッカーフェスティバル   鹿島0―1水戸 ( 2022年2月13日    県立カシマサッカースタジアム )


 開幕前恒例となっているプレシーズンマッチ「いばらきサッカーフェスティバル2022」が13日、カシマスタジアムで行われ、鹿島が0―1でJ2水戸に黒星を喫した。水戸とのプレシーズンマッチで鹿島が敗れるのは16度の対戦で初めて。新型コロナの影響でレネ・ヴァイラ―新監督が不在の中、6年ぶりの国内タイトルを狙うチームは手探りの状況が続いている。

 鹿島は前半28分、新加入のMF樋口雄太(25)がペナルティエリア内でファウルを受けてPKを獲得。約2年半ぶりに鹿島に復帰したFW鈴木優磨(25)が“復帰第1号”を狙ったが、GKに止められて失敗した。

 鹿島は再三の好機を生かせずに前半を0―0で折り返すと後半8分、水戸のFW木下康介(27)に一瞬の隙を突かれて失点。その後は怒濤(どとう)の攻撃を見せたが、MF荒木遼太郎(20)のシュートがゴールポストに弾かれるなど、運にも見放されて無得点に終わった。試合後、鹿島の岩政大樹監督代行は「開幕前に色んな情報を得られたのは有意義だった」と話した。


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◆鹿島 開幕前恒例のプレシーズンマッチで水戸に16度対戦初黒星…手探り続く(スポニチ)


◆ボランチ&右ハーフで獅子奮迅も…鹿島新加入MF樋口雄太「もっとゴールに向かっていきたかった」(ゲキサカ)






[2.13 いばらきサッカーフェスティバル 鹿島 0-1 水戸 カシマ]

 J2の水戸ホーリーホックに0-1で敗れた鹿島アントラーズだったが、新加入のMF樋口雄太は確かな爪痕を残していた。「どんどんボールを受けて前を向いてゴールに向かっていく姿勢をもっともっと出していきたい」。アカデミー時代から長年過ごしたサガン鳥栖を旅立ち、新たな土地で始まったチャレンジ。タイトル獲得が義務付けられる名門の復権に向け、背番号14にかかる期待は大きくなりそうだ。

 小学生時代から鳥栖の育成組織で育った樋口は2019年、鹿屋体育大を経て鳥栖に加入。3年間で絶対的な主力に定着し、背番号10を任された昨季は37試合6ゴールを記録した。ところが今オフ、経営難に見舞われた鳥栖からは多くの中心選手が巣立ち、樋口も鹿島からのオファーを受けて完全移籍。初めて地元九州を離れ、新たな挑戦をスタートさせた。

 今季の鹿島は新指揮官のレネ・ヴァイラー氏が入国制限によって合流が遅れている中、クラブの黄金時代を支えた岩政大樹氏がコーチとして代理指揮。それでも「攻撃に関しては選手のアイデアを出していくというのは共有スタンスでやっているし、より自分の良さは活きてくる」と手応え。中央でのサイドでもプレーできるポリバレント性も活かしつつ、充実した船出となっているようだ。

 初の公開対外試合となったいばらきサッカーフェスティバルでも、樋口はボランチと右サイドハーフでプレー。ボランチでは最終ラインと前線とのつなぎ役を自身の判断でこなし、少ない攻撃参加のチャンスではドリブルでPKも獲得。右サイドハーフではクロスに飛び込む形で惜しいヘディングシュートを放つなど、樋口の動きによって得点の匂いを感じさせていた。

 もっとも、プレーに多く関われただけに敗戦の責任も大きく感じているようだ。「前半はボランチをやったけど、もっと自分のところでボールを落ち着かせることができればスムーズに攻撃に移れたと思うし、ボールを受けた瞬間に一番前の選手を見ることでよりチームの良さが生きてくる。そこは反省点。前半はゼロで終えられたので最低限だったけど、攻撃に関してはもうちょっとゴールに向かっていきたかったなというのが正直ある。後半は右サイドを途中からやったけど、ボールに絡んでのチャンスメークだったり、そういうところが求められるので、もっともっとやらないといけない」。

 そう振り返った樋口はキャンプで取り組んできた内容についても「積み上げてきたことをなかなか出すシーンがなくて、改善する余地がある」と反省。とはいえ、この日見せたパフォーマンスが終着点でないのはポジティブ要素でもある。樋口は1週間後のシーズン開幕に向けて「もっと意図的にボールを回して、意図的に数的優位を作ったり、そういう細かいところをやっていくことで、得点につながっていくかなと思う。残り1週間で進めていきたい」と意気込みを語った。

(取材・文 竹内達也)




◆ボランチ&右ハーフで獅子奮迅も…鹿島新加入MF樋口雄太「もっとゴールに向かっていきたかった」(ゲキサカ)





◆J2水戸に敗れてシーズン開幕へ不安も…鹿島“代理指揮”の岩政コーチ「リンクして考えていない」(ゲキサカ)






[2.13 いばらきサッカーフェスティバル 鹿島 0-1 水戸 カシマ]

 過去のいばらきサッカーフェスティバルでは水戸ホーリーホックに対して14勝1分と圧倒的な戦績を誇った鹿島アントラーズだったが、今季その歴史に初めて土がついた。それでも入国制限により不在のレネ・ヴァイラー新監督に代わって指揮を取った岩政大樹コーチは試合後、「勝てなかったことがプロとしては全てだが、個人的には開幕前にいろんな情報が得られた点で有意義だった」と冷静に振り返った。

 鹿島は今季、新たにスイス国籍のレネ・ヴァイラー新監督を招聘。ところが日本政府が他国より大幅に厳しい検疫措置を続けている影響で新指揮官の入国がいまだに認められておらず、シーズン開幕に向けては岩政コーチが代役として指揮をとっている。昨季は上武大サッカー部を率いた岩政コーチだが、Jクラブへの入閣は初めて。「冷静に一つ一つ一日一日進めていくことができているので、これからも進めていくだけ」と述べつつも、「予期せぬタイミングで来たことなので、戸惑いもなくはないんでしょう」と経験不足を隠すつもりはない。

 それでもこの日の鹿島は、明確な秩序を感じさせる仕上がりとなっていた。左サイドはSB安西幸輝が外側でSH荒木遼太郎が内側、右サイドはSB広瀬陸斗が内側でSH和泉竜司が外側と役割が整理され、MFディエゴ・ピトゥカが最終ラインに入ってビルドアップをサポートした際の中盤の動きもスムーズ。また水戸のゾーンディフェンスを破るべく、FWエヴェラウドとFW鈴木優磨が斜めの動きで裏を取る姿勢も見せていた。

 しかし前半27分、前線と後方のつなぎ役を担ったMF樋口雄太の突破で獲得したPKを鈴木が失敗すると、斜めのパスから何度か生み出したビッグチャンスも相手GKに阻まれ続け、後半開始早々には相手のクロス攻撃に守備陣が耐えきれず失点。最後は布陣を大きく崩してパワープレーに出たものの、ゴールを割ることができないまま試合終了を迎え、水戸相手に歴史的黒星を喫した。

 もっとも、岩政コーチは冷静だった。

「メンバーの組み合わせを見た中で、できるだけ多くの選手を使いたいというのがあったので、途中から選手を入れながら見ていった中で、立ち位置を変えてもらった。いい情報は得られたし、チームの約束事や決め事と、選手に任せる部分とのバランスをいま図っている。どのタイミングでどれくらい試合の中で使っていくかという点で僕自身も考えられて有意義だった」

 岩政コーチによると、“いい情報”というのは「悪いパフォーマンスの選手がいなかった」ことと、「選手の組み合わせと、チームの決め事と、選手に任せるところのバランス」を判断する材料が整ったこと。「負けて悔しい敗戦ではあるが、これであまり過剰に反応して次の試合に向けた準備に違うバランスを見つけてしまうと結果につながらない。冷静に判断しないといけない」と気を引き締めつつ、1週間後に控えるG大阪との開幕戦が不安視される中、次のように語った。

「別の試合なので、相手のやり方も全く別。そこはあまりリンクして考えていない。自分たちでやろうとしていることをやろうというときに水戸の特殊なやり方が嫌なところがあった。天候、芝の状況、いろいろ含めてだが、いつも以上にボールを受けるのを怖がる選手が出て、相手を引きつけることができなかった。そこは課題としてあった。ただガンバはそういう戦い方をしないので気にしていない」。あくまでも大事なのは公式戦。その真意は次の一戦で見られるはずだ。

(取材・文 竹内達也)


◆鈴木啓太が鹿島の荒木遼太郎を得点王に推す理由。槙野智章も「相手DFに怖いと思わせられる唯一の選手」と称賛(サッカーダイジェスト)






「去年よりも貪欲にシュートの意識を持っていきたい」


 2022年シーズンのJ1得点王は誰か――ヴィッセル神戸のDF槙野智章がYouTubeチャンネル『槙野智章の俺じゃけん』で、元日本代表MF鈴木啓太氏をゲストに招き、トップスコアラーを予想した。

 槙野は浦和での元チームメイト、キャスパー・ユンカーを推し、鈴木氏は川崎のレアンドロ・ダミアンと、「期待を込めて」と鹿島の荒木遼太郎を挙げた。

 昨季のベストヤングプレーヤー賞に輝いた20歳のアタッカーは、高卒2年目の2021年はJ1で36試合に出場し、10得点をマーク。槙野も「凄いね」と感嘆する。

 鈴木氏は「一番いま期待している。点取れるのよ」と語り、「もうちょっと身体がついてくると、もっと当たり負けとかもしないし、もっとシャープに動けるし、で、得点感覚、嗅覚が鋭いから」と評価する。

 実際に対戦経験のある槙野は、その印象を次のように語る。

「上手い選手はたくさんいるんですけど、相手DFに怖いと思わせられる唯一の選手かもしれないです。『この選手に持たれたらマズい』とか。ドリブル、パス、シュートができるってことを考えたら、この歳でこういうことができるんだなって思わせてくれた選手。だからすごく楽しみ」

 さらに鈴木氏は、荒木を挙げたもうひとつの理由を明かす。

「上田綺世と一緒にプレーするでしょ、上田綺世は自分で点を取る能力もあるけど、どっちにパスを出しても怖いって思わせることによって、マークが分散するから、(得点王が)ありそうだな、と」

 今季は新たに鹿島の「10番」を背負う荒木。「高校時代も中学時代も10番を付けさせてもらっていた。背負いたい気持ちが強かった」と、自ら背番号の変更を申し出たという。

 目標は10得点・10アシスト。「前線の選手が多くて、FWも強烈。アシストは問題ない」と話し、「ゴールは去年よりも貪欲にシュートの意識を持っていきたい」と力をこめる。

 コロナ禍で試合は中止となったが、ウズベキスタンと対戦予定だった今年1月のキリンチャレンジカップで日本代表に初選出された。着実にキャリアアップしている俊英は、鈴木氏の期待に応えるような活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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◆鈴木啓太が鹿島の荒木遼太郎を得点王に推す理由。槙野智章も「相手DFに怖いと思わせられる唯一の選手」と称賛(サッカーダイジェスト)






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