日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年12月27日日曜日

◆群馬がMF久保田和音を松本から完全移籍で獲得、今季はJ2で25試合出場(超WORLDサッカー!)






ザスパクサツ群馬は25日、松本山雅FCのMF久保田和音(23)が完全移籍で加入することを発表した。

久保田は大阪桐蔭高校から2015年に鹿島アントラーズへ入団。2019年にファジアーノ岡山へ期限付き移籍すると、今シーズンから松本に完全移籍で加入していた。

鹿島時代は、J1で2試合、リーグカップで1試合、天皇杯で3試合の出場に終わっていたが、岡山ではJ2で25試合に出場。松本でもJ2で25試合に出場していた。

群馬は久保田について「足下の技術と状況判断に優れ、ゲームメイクが出来る。豊富な運動量で攻撃参加し、得点を演出する」とプレースタイルを紹介している。

久保田は両クラブを通じてコメントしている。

◆ザスパクサツ群馬
「松本山雅FCから移籍してきました久保田和音です。ザスパクサツ群馬の力になれるよう全力でプレーします。よろしくお願いいたします!」

◆松本山雅FC
「1年間お世話になりました。このたび、ザスパクサツ群馬に移籍することに決めました」

「コロナ禍で大変な中、様々な面からサポートしてくださったスポンサーの方々、応援に駆けつけてくださったファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました」

「チームを離れますが、また来シーズン、アルウィンで進化した久保田和音を見てもらえるよう精一杯頑張ります!皆さん1年間本当にありがとうございました!」




◆群馬がMF久保田和音を松本から完全移籍で獲得、今季はJ2で25試合出場(超WORLDサッカー!)





◆名門・鹿島の新守護神、21歳GK沖悠哉という男…プレッシャーを切り裂く強心臓。初の代表合宿、堂々たる存在感(GOAL)






【国内(日本代表) サッカー ニュース】千葉県内で強化合宿を行っているサッカーU-23日本代表候補。今回9選手が初招集となったが、彼らにはどんな役割が期待されているのだろうか。シリーズで紹介する。今回は鹿島アントラーズの守護神、GK沖悠哉だ。


■鹿島のゴールマウスに君臨


 若手GKの「抜擢」が目立った今季にあって、とりわけ印象的だったのは鹿島アントラーズのゴールを21歳のGK沖悠哉が守り続けたことだったかもしれない。なにせ、沖の後ろに控えていたのは日韓を代表するベテランGK。曽ヶ端準とクォン・スンテだったからだ。

「偉大な先輩二人がいるなかで試合に出るからには責任があるし、プレッシャーもあります。でもプレッシャーから逃げていたら鹿島で試合に出られない」

 特に曽ヶ端の存在は大きかった。鹿島ジュニアユース時代に取材したときも、あこがれの存在として語っていたし、なにせ「鹿島は育成とトップのグラウンドが横にある」(沖)という環境である。「小さな頃からカシマスタジアムで試合を観てきた」。守護神と競争できる立場になって3年目の今年、ついに守護神の座を奪い取った。譲り受けたわけではなく、奪い取ったのだ。


■偉大なる先輩の跡を継ぎ…


 そこから始まったプレッシャーの重さは想像できないほどだが、打ち克ってシーズンを戦い抜いた21歳に、曽ヶ端も感じるモノがあったのだろう。最終節の1週間前には引退の意思を沖に伝えていたと言う。「最終節のセレモニーで抱擁してもらって……」と語る沖の姿から、鹿島一筋を貫いた大先輩の思いをしっかり受け止めた様子が伝わってきた。

「ソガさんと3年間ずっと一緒にやってきて、技術面もメンタル面でも学ぶところが非常に大きくて、その時間は自分にとっては一生忘れることのない、かけがえのないもの」(沖)

「鹿島の守護神」として代表合宿に呼ばれた今回、森保監督の下でプレーするのは初めてだったにもかかわらず、初日から堂々とした立ち居振る舞いを見せている。「鹿島のプレッシャー」に比べれば、どうということもないということかもしれない。

 GKも入ったポゼッション練習を頻繁に行っているが、そこでは特に存在感。プレシャーを詰められても、正確なキックで打開する様は堂に入っており、本人も「ビルドアップのところは手応えを正直感じている」と語るように、確実に違いを見せている。代表に残れるか残れないかはもちろん簡単に見えてこないが、少なくとも存在感はすでに残している。



◆名門・鹿島の新守護神、21歳GK沖悠哉という男…プレッシャーを切り裂く強心臓。初の代表合宿、堂々たる存在感(GOAL)



◆鈴木優磨が1G1Aで2連勝に貢献! 2試合連続ゴールで今季7点目を記録(サッカーキング)









 シント・トロイデンに所属するFW鈴木優磨が今季7ゴール目を決めた。

 ここまで3勝5分9敗で最下位のシント・トロイデンは26日、ジュピラー・プロ・リーグ第19節でスタンダールと対戦。鈴木は先発出場を果たして89分までプレーを果たし、シュミット・ダニエルはフル出場を果たした。

 試合は5分、鈴木は高い位置で相手のクリアミスに反応してボールを拾うと、そのままドリブルで上がりペナルティエリア右に侵入。エリア左でフリーになっていたデュカン・ナゾンにパスを出すと、ナゾンは冷静に押し込みゴール。鈴木のアシストにより、シント・トロイデンは先制に成功した。

 シント・トロイデンは16分、右コーナーキックを獲得すると、ポル・ガルシアがクロスを供給する。ファーサイドの鈴木はヘディングでゴール右に決め、チームは2点目を獲得。鈴木は2試合連続となる今シーズン7ゴール目を挙げた。

 シント・トロイデンは53分には、ポル・ガルシアが一発レッドカードで退場。10人での試合を強いられることとなり、71分にフリーキックの流れから失点し、1点差となる。

 試合終盤にはシュミット・ダニエルの好セーブもあり、その後スコアは変動せず試合は終了。鈴木の1ゴール1アシストの活躍により、2-1でシント・トロイデンは勝利を収めた。シント・トロイデンは勝ち点「17」で最下位を脱出した。




◆鈴木優磨が1G1Aで2連勝に貢献! 2試合連続ゴールで今季7点目を記録(サッカーキング)


◆「世界で最も忠実な選手がリタイア」鹿島GK曽ケ端準の引退に海外注目!メッシを凌ぐ“世界一”の記録も紹介(サッカーダイジェスト)






 鹿島アントラーズは12月24日、GK曽ケ端準の引退を発表した。

 現在41歳の曽ケ端は、1998年に鹿島ユースからトップチームに昇格して以来、アントラーズひと筋、今シーズンで23年目だった。

 その23年間で17のタイトル獲得に貢献した守護神の引退に、海外も注目している。

 圧倒的なデータ量で、世界中の移籍情報をとり取り扱っているドイツの専門サイト『transfermarkt』は、「世界で最も忠実な選手が引退」と、ベテランGKがユニホームを脱いだ事実を伝えた。

 記事によれば、同サイトの統計では、曽ケ端が鹿島に在籍した日数は、「22年10か月23日」。これは、ひとつのクラブに継続して在籍した期間としては、全世界のフットボーラーのなかで、現役ナンバーワンだという。

 ちなみに、ランキングの13位タイには、現役引退を発表している川崎フロンターレの中村憲剛と柏レイソルの大谷秀和(17年10か月23日)が、19位にはバルセロナのリオネル・メッシ(16年11か月23日)が入っている。

 ひとつのクラブで現役を終える選手が少なくなるなか、世界に誇れる記録を残した曽ケ端。そのキャリアに改めて賛辞を贈りたい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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◆初出場鹿島つくばJYが決勝進出!根本裕一監督「アントラーズは育成であっても勝つことを求めている」(ゲキサカ)









[12.26 高円宮杯U-15準決勝 浦和JY2-2(PK2-4)鹿島つくばJY 味フィ西]

 1点をリードした後半アディショナルタイム4分、鹿島アントラーズつくばジュニアユースは、相手MF高橋昂平のロングスローが混戦を抜けてゴールイン。そのまま抜けたかにも思われたが、判定は途中で鹿島の選手に当たっていたとして、得点として認められた。

 同点被弾直後に迎えたPK戦。ただし動揺を引きずるわけにはいかなかった。「自分が決めて、みんなを安心させるつもりで蹴りました」。1人目で蹴った主将MF小倉幸成は、相手GKの逆を突くゴール左隅にしっかりとしたシュートを蹴り込んだ。

 主将の思いに応えるように鹿島つくばJYは3人目までがしっかりと成功。4人目は失敗したが、決めれば勝ちが決まる5人目のキックもMF佐藤凛音がGKの逆に決めて、勝利をつかみ取った。

 決勝の相手はサガン鳥栖U-15に決定。近年のU-15世代で抜群の成績を残すチームだが、鳥栖U-15とは今年1月に行われたNIKE ANTLERS CUP U15で対戦。元Jリーガーの根本裕一監督は「まだチームが出来上がる前だったので」と謙遜するが、勝利した実績もある。

「アントラーズつくばとしては初出場ですが、我々アントラーズは育成であっても上手くなることと、勝つことを求めている。最後はタイトルを獲って終われればいい。(鳥栖とは)いい意味でガチンコの試合が出来ればと思います。相手をリスペクトし過ぎずに、自分たちのサッカーをやってくれればいいんじゃないかな」

 意気込んだ根本監督に同調するように、小倉も「決勝は今日のようにギリギリの戦いになると思うけど、自分たちのチームの良さを出していきたい。笑って終わりたいので、決勝もチーム一丸となって戦いたいです」と闘志を燃やした。

 決勝は28日、味の素フィールド西が丘で14時にキックオフ。J SPORTSオンデマンドでライブ配信、J SPORTS 1で録画放送を予定している。

(取材・文 児玉幸洋)


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