日刊鹿島アントラーズニュース
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2016年4月29日金曜日
◆乾、内田、小野ら所属事務所が熊本支援のチャリティオークション開催(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/20160428/435939.html
乾貴士、内田篤人、小野伸二らが所属する株式会社SARCLEは、平成28年熊本地震の被害に対する支援を目的としたチャリティオークションを開催すると発表した。
チャリティオークション概要
実施期間
2016年4月28日(木)10:00~5月9日(月)12:00
オークション形式
特設WEBサイトにて実施:http://bit.ly/Kumamoto_Charity
※携帯電話・スマートフォン推奨ページ
協力:FOOTBALL FREEDOM運営事務局(リアライズモバイルコミュニケーションズ株式会社)
対象グッズ
選手の直筆サイン入りスパイク
※選手によってはキーパーグローブ等に変更となる可能性があります。
対象
エイバル:乾貴士
シャルケ:内田篤人
ケルン:大迫勇也
ホルン:権田修一
ザルツブルク:南野拓実
コンサドーレ札幌:小野伸二、神田夢実、杉山哲、稲本潤一、河合竜二、都倉賢
深井一希、福森晃斗、増川隆洋、宮澤裕樹
鹿島アントラーズ:植田直通、櫛引政敏、土居聖真、三竿健斗
栃木SC:山本大稀
浦和レッズ:大谷幸輝、関根貴大、高木俊幸、平川忠亮
ジェフ千葉:長澤和輝
FC東京:中島翔哉
東京ヴェルディ:高木大輔、高木善朗、南秀仁
湘南ベルマーレ:下田北斗、坪井慶介、長谷川アーリアジャスール
アルビレックス新潟:伊藤優汰、田中達也
ツエーゲン金沢:馬渡和彰
清水エスパルス:犬飼智也、大前元紀、本田拓也、三浦弦太
FC岐阜:岡根直哉、水野泰輔
ガンバ大阪:長沢駿
セレッソ大阪:秋山大地
ヴィッセル神戸:高橋峻希、田中雄大、徳重健太
愛媛FC:瀬沼優司、深谷友基
アビスパ福岡:金森健志、堤俊輔
サガン鳥栖:楠神順平
※今後、他からもグッズ提供の可能性があります
寄付先
熊本県平成28年熊本地震義援金口座
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html
※収益は全額寄付いたします
◆鹿島が8・10に南米カップ王者サンタフェと対戦(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1638893.html
日本サッカー協会は28日、スルガ銀行チャンピオンシップの開催を発表し、昨年のヤマザキナビスコ・カップ優勝の鹿島が南米カップを制したサンタフェ(コロンビア)と8月10日にカシマスタジアムで対戦する。9度目の開催で、コロンビアのクラブが出場するのは初めて。
鹿島の第2ステージ第7節の仙台戦は8月6日、第8節の福岡戦は同14日に決まった。
◆モデル・山本奈衣瑠さんが語る、サッカーの楽しみ方。Jリーグの女性人気拡大のために必要なこと(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2016/04/28/post149722/
ウェブ番組『F.Chan TV』とのコラボ企画。今回は、鹿島アントラーズサポーターを自認するモデル・山本奈衣瑠さんのインタビューをお届けする。Jリーグの女性人気拡大のためには何が必要なのか。山本さんに体験談を語ってもらった。(取材・文:中山佑輔)
ファッション雑誌よりサッカー雑誌を買っていた
―――サッカーを好きになられたのはいつごろでしょか?
山本奈衣瑠さん(以下Y) 中学校に入った頃ですかね。家族がすごいサッカー好きで。弟はサッカーをやっていて、母や父も好きなので、家でサッカーを見たり、録画してあるテレビ番組がサッカーばかりだったりとか、それが当たり前だったんです。
私は鹿島アントラーズが好きなんですけど、母は浦和レッズが好きで、父と弟はJリーグも好きだけど、海外サッカーが好きで、Jリーグだとここが熱狂的に好きとかはないと思います。母とは高校サッカーも見に行きますよ。
―――ご出身が東京都で鹿島アントラーズを好きになったきっかけはなんでしょうか?
Y すごいテキトーな理由なんですけど、以前から家族がサッカー雑誌を買っていて、それをこの人がカッコイイとかだけで見てたんですよ。ユニフォームがかっこいいとか、見た目強そうとか、そういう感じで見てて。そのとき内田選手がいたんですよ。これ言うの超嫌なんですけど、この感じわかります?(笑) 顔ファンみたいに思われちゃう。
―――わかります、わかります(笑)。
Y ユニフォームの赤と黒の感じとか、この選手かっこいいなって感じだけで見てたんです。そうやって見てた選手が代表に選ばれたりして、ニュースとかでも見る機会が多くなって。それで鹿島アントラーズが気になり始めて、それからずっと好きですね。3連覇したときの少し前くらいからかな。
―――特に強い時期でしたね。やっぱりファンを集めるには、強いってことは大事なんですかね?
Y その頃は表面的にしかわかってなかったんで、強いから好きとか、見た目がかっこいいから好きとか、単純な感覚から好きになってましたね。そういう理由で好きになる女の子は多いんじゃないかなと思います。
動きのこととか詳しいことは知らないんで、そういうところから好きになっていきましたね。当時は家の中にもポスターをたくさん貼っていて、ファッション雑誌を買うよりサッカー雑誌を買ってたんです。
―――山本さんご自身が、ですか?
Y そうです。中学生の後半くらいから高校生にかけてくらいだと、ファッションとかに興味を持ち始めるじゃないですか。でもファッション雑誌とかは買わず、この付録が欲しいとか、カレンダーが欲しいとか思ってサッカー雑誌を買ってたんです。ポスターとか部屋に貼ってました。
野沢選手が鹿島から移籍したときはショックだった
―――好きな選手が表紙に出てたら買っちゃうとかあるんですか?
Y その時は結構そういう感じでした(笑)。自分の好きな選手が出ていると単純にうれしいし、気になっちゃいますね。
―――インタビューはあったほうがいいものですか?
Y あるとうれしいですね。サッカーのところだけを知るのもいいんですけど、ちょっとそこから外れたところが書いてあるとうれしい。女の人には楽しめると思います。何が好きとか。サッカーやっていないときの姿の面白さとかもあるし。
―――となるとオフショットとかがあったら…
Y いいですね(笑)。これ、男の人が見たらどう思うんだろ?(笑) 「なにぃー!」とか思われちゃいそうですけど(笑)。誰と誰の仲が良いとか書いてあったら、プレーの連携を見ながら、そういうことなのかなとか、勝手に想像してます。
―――鹿島が好きになっていくなかで、どんどん鹿島に関してのニュースとかに触れていくようになると思うんですけど、どういった情報を得られると楽しいですか? この選手は生え抜きだから良いとか、そういう感覚はありますか?
Y あー、なくはないですね。私は野沢選手(現ベガルタ仙台)がいなくなったのが、もうめっちゃショックだったんです。昨日(取材日は4月25日)の試合では得点してましたよね。うれしいんですけど、悲しくもあったり。
違うチームにいっても応援しているんですけど、鹿島のユニフォームを着ていたときの映像とかを見ると、やっぱり最高だったなと思いますね。鹿島で頑張っていた選手は他のチームにいっても応援したいって思います。でも小笠原選手とか曽ヶ端選手みたいにずっとアントラーズにいる選手はやっぱり、変わらずいて欲しいですよね。もちろん新しい若い選手たちが頑張ってるのも良いんですけど。
―――今の選手だと、誰が特に好きですか?
Y どうだろう。金崎選手の勢いがある感じ、ガツガツしちゃう感じは嫌いじゃない(笑)。あと柴崎選手は高校サッカーのときから見てたんで、鹿島にくるってわかったときはすごいうれしかったです。
高校サッカーは予選から観戦。名鑑もチェック
―――頑張っている姿勢が表に出ているほうが良いですか?
Y 昔はアシストをしているような選手が好きだったんです。目立たないけど活躍している感じの選手。でも最近は、熱い感じもいいなって思ってきて。他のチームになりますけど、大久保選手とか、ああいうガツガツしている選手が好きです。クールな選手もそれはそれで良いんですけど、熱い選手のほうが応援する側からすると盛り上がる感じにはなりますよね。
―――柴崎選手は高校サッカーからご覧になっているということですが、高校サッカーも頻繁にご覧になるんですね。
Y 高校サッカー最高ですよ、泣きますよね、普通に。前は予選から見てたんですよ。
―――え、予選からですか?
Y そうなんですよ。自宅から西が丘が近いんですけど、久我山とかがそこで予選の試合をやるじゃないですか。久我山はその頃から見ていたから、世代は違っても、この前の選手権とかはやっぱり嬉しかったです。
高校サッカーって学年ごとに全然違うじゃないないですか。この代は強いとか。今の2年生が3年生になったら強いぞ、とか。勝手に妄想するのが楽しくて。来年も見たいって思えるんですよ。
―――名鑑みたいなものもご覧になるんですか?
Y 見ます、見ます。線とか引きますよ、蛍光ペンで(笑)。家でやってます。母と弟ときゃーきゃー言いながら(笑)。今年の決勝戦もチケットを買っていたんですが、仕事で行けなくて、母が友人と行っていました(笑)。サッカーって一回現地に見に行くと、もう一回って思いますよね。現地は全然違うって思います。
―――現地に行かれたときには、どこの席でご覧になるんですか?
Y 本当はゴール裏とか行きたいんですよ、友達とかと。でも、サッカー好きな女の子の友達、いないんですよ。中学校からサッカー好きですけど、誰にも出会ったことない。代表の時は盛り上がるって感じの子はいましたけど、話ができる感じではなくて。
だから友達とワーワー盛り上がるとかは全然したことがなくて。したいんですけど、お母さんと行ってて、ゴール裏でも真ん中でもないあたりに行っています。立ったり座ったりするあたりです。
―――試合会場について言えば、女性はお手洗いとか大変そうですね。
Y やばいですよ! すごい並んでるじゃないですか。男性のほうはガラガラな感じなのに(笑)。子どもとか、いつもかわいそうだなとか思っちゃいます。タイミング見計らって行かないと。もうちょっと増えればいいですけど、サッカー以外の目的で使うときは必要ないのかな。でももっとあったほうがいいですね。
文房具などはアントラーズグッズで揃えていた
―――今日は私物のユニフォームを持ってきていただいていますけど、以前からグッズは買ってたんですか?
Y 学生時代が一番キャーキャーなってたので、学校で使うものを全部アントラーズのものにしてて。小学生が筆箱とかを全部同じキャラクターものにするのと同じノリで、シャーペン、消しゴム、筆箱、部活の時に使うタオル、部活の時に着るパーカー、お弁当箱、お箸、ケータイの待受け画面、ストラップ、全部鹿島でしたね(笑)。もうあるもの全部、使えるものを使ってアピールしてました。私は好きなんだっていうのを、クラス中に。
高校生のときに、球技大会で女子もサッカーをやる機会があったんですけど、私はユニフォームを着てやってたんですよ。そしてみんな私がサッカー好きなのを知ってたんで、あいつめっちゃすごいんじゃね? みたいに思われてたんですけど、やると全然下手で(笑)。
頭の中ではめっちゃイメージ出来てるんですよ。こうやってやれば入るぞって。でも身体がついていかない。イメージがわくだけ。全然サッカーに興味がない子よりも明らかに下手でした。そんな感じで色んなグッズを集めてみんなに見せびらかしてましたね。
―――このグッズが良かったとかってあります?
Y 私はダンス部だったんですけど、着る服は自由だったんで、パーカーを着てたんです。今日は持ってきてないんですけど、ネイビーっぽいもので、胸のところアントラーズって書いてあるだけのシンプルなやつ。
あまり目立たないので、普通に着れてめっちゃ使いやすかったです。着すぎて色褪せちゃったんですけど(笑)。スタジアムに行くとき以外にも使える感じはいいですよね。
―――サッカーって女性にはハードルが高いと思われているんですかね。どうなんでしょう。
Y 私は仲が良いJリーグ好きの友達がいないんですけど、鹿島アントラーズのTwitterとかを見ていると、女の人のサポーターの集まりもあるみたいだし、結構来てるのかなとは思うんです。
それに私がSNSでサッカーのことを発信したりすると、女の人が反応したりすることもあったんですよ。私のファンにもサッカーを好きな女の子がいるんだと思ってうれしかった。今日見に行きましたって言っている子とかたまにいて。
ステージ優勝は、どう喜べばいいのか…
―――山本さんから見て、こうしたらもっとJリーグは女性ファンを増やせるのではないか、というご意見があれば教えてもらえますか。
Y なんですかね。女の子が好きなことをサッカーと絡めたところで、表面的にしか食いついてもらえない気はするんですけど、それでもきっかけになるんであればうれしいじゃないですか。
男の人が見たサッカーの良さもあれば、女の人が見たサッカーの良さもあるって感じで、そういうところをもっと打ち出せればいいんじゃないかな。単純な理由でもいいからって感じで、入口を入りやすいものにしたらいいんじゃないかなって思います。
―――なるほど。ライト層と呼ばれる人たちを優しく受け入れる姿勢とかも(笑)
Y そうそうそうそう(笑)。そうじゃない人もいますもんね(笑)。「そんなんで好きって言って」みたいな。私もそういうところはあるのかなと思うんですけど。たとえば今の鹿島アントラーズだったら柴崎選手ですよね。もし柴崎選手が他のチームに行っちゃったとして、そのまま柴崎選手を追っかけるか、アントラーズを好きなままでいるか、どうなるかわからないけど、いいきっかけって考えたほうがいいですよね。
―――最後に今シーズンの鹿島アントラーズに期待することをお願いします。
Y 普通にJリーグ優勝ですね、まず。
―――ファーストステージ優勝とかではなく年間優勝ですよね。
Y 年間で優勝して欲しいですね。あ、あのシステムってなんなんですか。なんであんなことになっちゃったんですか。
―――お金の問題と人気の問題があるみたいですよ。ちょっとわかりづらいですよね。
Y そうなんだ。なんかふんわりとそういうことかなとは思ってたんですけど。でもなんかちょっと嫌じゃないですか。どう喜んでいいのこれ、みたいな。単純にリーグ戦で年間1位を決めたほうがかっこいいですよね。でも大人の理由だったら仕方ないか(笑)。
とにかくタイトルを取って欲しいですね。また3連覇のときのような栄光を(笑)。あの感動はもう一回体験したいです。
(取材・文:中山佑輔)
◆【予想スタメン】4月無敗の大宮が2連勝を目指す…鹿島は昇格組に苦戦の傾向あり
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160428/435926.html
■大宮アルディージャ 前節は家長のPK弾で手堅く勝利、隙のない戦いで上位チーム撃破を目指す
前節は湘南ベルマーレに1-0で競り勝ち、リーグ戦2試合ぶりとなる勝利を収めた。4月の公式戦無敗は続いており、ここ2試合続いていた先制点で得たリードを守り切れない課題も克服した。最終ラインの顔ぶれは固定されつつあり、菊地光将と河本裕之のセンターバックは高い安定感を維持している。勝利した前節のメンバーが引き続き起用されると予想する。
この試合では中盤の底に横谷繁が入った。ゲームメイクができるパサーでありながら、泥臭いプレーをいとわずにチームで有数の球際の強さを誇る。ハードワークする金澤慎との補填関係も良い。また、江坂任を最前線に置き、家長昭博を2列目で起用することで、より低い所にもボールの収まりどころを作ることもできた。最終ラインの高い相手にはドラガン・ムルジャが背後を取り、低いラインの時は高さもあるネイツ・ペチュニクを起用するなど、選手の特性を生かして戦い方を変えられるようにもなってきている。
ただし、シュート数では11対14と、やはりこの試合でも相手を下回った。エースのムルジャにしばらく得点がないことも心配なところ。播戸竜二や清水慎太郎ら日本人FWが負傷を抱えているだけに、そろそろゴールが欲しい。
湘南戦に勝利したことでアウェーの勝率は57%にアップ。40%というホームの勝率を上回っている。ホームでは鹿島、浦和レッズと強豪との連戦を迎える。開幕直後のFC東京戦では内容で圧倒され、第3節のガンバ大阪戦、第4節のサンフレッチェ広島戦では連敗を喫したが、ここまでの成長を示し、ホームでの勝率も上げたいところだ。(totoONE編集部)
■大宮予想スタメン
4-4-2
GK
加藤順大
DF
奥井諒
菊地光将
河本裕之
和田拓也
MF
家長昭博
横谷繁
岩上祐三
泉澤仁
FW
ムルジャ
江坂任
■鹿島アントラーズ 連敗阻止へ、出場停止明けとなるエース金崎の奮起に期待
前節の柏レイソル戦では今季初の複数失点を喫し、0-2で敗れた。正しく鹿島にPK判定がもたらされていれば、展開も結果も異なっていたはず。0-2のスコアだけを見れば完敗と映るかもしれないが、鹿島も内容は決して悪くはなかった。
アウェーの大宮戦では、金崎夢生が出場停止明けで戻ってくる。在籍2年目だが、すでにチームに不可欠な選手となっており、先発復帰はチームに大きな力をもたらすだろう。加えて、柴崎岳が徐々に状態を上げてきている。シーズン前に、急性虫垂炎で手術。開幕には間に合わせたが、準備不足の感は否めなかった。ここに来て、体もフィットし、存在感を高めてきている。
優勝を目指すチームには連敗阻止への緊張感が漂っており、大宮戦では柏戦の反省を生かし、「序盤の入り方」への意識を強くする方針。近年、J2からの昇格組には苦戦を強いられる印象が強いが、立ち向かってくる相手にこそ、ここまで不発に終わっているセットプレーからゴールを得られれば、勝利は自ずと近づいてくる、優勝戦線に残るためにも、絶対に落とせない試合であることは選手たちが一番よくわかっている。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
金崎夢生
土居聖真
2016年4月28日木曜日
◆香川、清武に会える!?内田サイン入りグッズも当たるキャンペーン実施中(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188241-188241-fl
日本代表MF香川真司(ドルトムント)、MF清武弘嗣(ハノーファー)に会えるチャンス!? アディダスとアルペンが共同開催する「アディダスDREAMキャンペーン」が特設サイトでスタートしている。
「アディダスDREAMキャンペーン」は、アルペンが経営するスポーツショップ全国215店舗(スポーツデポ147店舗、アルペン68店舗)およびアルペン公式オンラインストアで、対象商品を5000円(税込)以上購入することで参加可能。香川、清武が参加するサッカークリニックやフォトセッションへの応募が可能になるほか、DF内田篤人(シャルケ)ら日本を代表するアスリートのサイングッズが抽選で当たるキャンペーンとなっている。
応募期間は5月22日(日)23時59分まで。キャンペーンの詳細および応募方法は「アディダスDREAMキャンペーン」特設サイトから。サッカー関連の特典は以下のとおりとなっている。
●A賞:香川真司・清武弘嗣に会える!
選手とのフットボール体験10名様/フォトセッション20名様(6月中旬週末 関東某所)
●B賞:アディダス契約選手サイングッズプレゼント
中村俊輔/槙野智章/内田篤人/香川真司/清武弘嗣/武藤嘉紀/柴崎岳/宇佐美貴史
◆欧州遠征中のU-15日本代表、2連勝でグループリーグ首位突破!!(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?188227-188227-fl
欧州遠征中のU-15日本代表は26日、第13回デッレナツィオーニトーナメント(オーストリア)第2戦でU-15メキシコ代表と対戦(35分×2本)し、2-1の勝利を収めた。24日に行われた初戦でU-15ノルウェー代表に4-3で勝利していたU-15日本代表は2連勝を飾り、グループリーグ首位を確定させて準決勝進出を決めた。
日本サッカー協会(JFA)によると、序盤から積極的に攻撃を仕掛けるU-15日本代表は、前半7分に左サイドでボールを受けたFW西川潤選が相手DFをかわすとGKとの1対1を制して先制ゴールを奪取する。
前半12分にクリアボールを相手FWに拾われて同点ゴールを決められながらも、後半に入っても優位に試合を進めると、後半15分にMF食野壮磨とのパス交換から攻め上がったMF瀬畠義成がネットを揺らして勝ち越しに成功。その後、追加点こそ生まれなかったものの、GK高山汐生を中心とした守備陣がU-15メキシコにゴールを許さずに2-1の勝利を収めた。
2連勝を飾ったU-15日本代表は、27日に行われる第3戦でU-15オーストリア代表と対戦する。
日本の出場メンバーは以下のとおり
GK:高山汐生
DF:熊田柊人、岩井龍翔司、井上樹、西尾隆矢
MF:山本理仁(61分→栗原イブラヒムジュニア)、瀬畠義成、松本凪生、食野壮磨(69分→山崎大地)
FW:ブラウンノア賢信(43分→山崎稜介)、西川潤
[控え]
GK:鈴木彩艶
DF:遠藤海斗、狩野奏人、石田凌太郎
MF:山田楓喜、小田裕太郎
2016年4月27日水曜日
◆仙台MF野沢、カズに並ぶ13年連続J1弾(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/column/data/news/1637546.html
仙台MF野沢が史上9人目の13年連続ゴールを達成した。24日の神戸戦で今季初ゴール。鹿島時代の04年にJ1初得点をマークしてから無得点だった年はなく、J1の連続シーズン得点記録でFWカズらと並び歴代6位タイに進出した。ここまで大きなケガもなく、常にJ1の第一線で活躍してきたことを示す証しだ。
本職は攻撃的MFも、今季はFWで起用されている。登録はMFのままながらFWでの先発は今季2試合目だった。鹿島時代の07~09年にはリーグ3連覇に貢献した天才肌のパサーだが、ストライカーとしての能力も高く、FWでの出場が多かった05年には自己最多の10ゴールをマーク。FWにコンバートされたことで、今後さらにゴール数を伸ばしそうな気配が漂う。J1通算369試合67得点。34歳のベテランが11年ぶりに最前線に立ち、点取り屋としての能力を発揮しようとしている。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
◆熊本入りした植田直通の涙と行動力。 小笠原「何でもする」に背中を押され。(NumberWeb)
http://number.bunshun.jp/articles/-/825570
これは4月4日、つまり熊本地震が発生する10日前に鹿島アントラーズの植田直通が語った言葉である。1994年生まれのアスリートを特集する取材の一環で、「今までの人生で最も印象に残っているニュースは?」と尋ねた。数秒の熟考後、彼はこう答えた。
「やっぱり、東日本大震災ですね。あのとき、僕はまだ高校生(大津高校1年)で、熊本にいました。九州は全く揺れなくて、大地震が起きたことを知ったのは夜、学校から寮に帰って、食堂でテレビを見たときでした。津波でたくさんの家が流されている映像を見て、ものすごい衝撃を受けて。これが本当に日本なのかと思ったことを、鮮明に覚えています。当時、被災地のために何かできないかという気持ちがあって、でも、まだ高校生である自分には、何もすることができなくて。それがすごく歯がゆかったんです。
高校を卒業して、被災地クラブのひとつである鹿島に加入しました。ここには、未だに震災によってぐにゃぐにゃになった道路があります。鹿島では、先輩の(小笠原)満男さんたちが軸となって『東北人魂を持つJ選手の会』として復興支援活動を行なっています。その姿を間近に見ていると、これは東北の人たちだけの問題じゃないと感じるんです。僕は九州人ですけど、同じ日本国民として何かできることはないか、何かしたいといつも考えています。
これまでのシーズンオフは、年代別代表の大会や合宿が入ってしまい、なかなか支援活動に参加できませんでした。でも、来年のオフはリオ五輪も終わっていますし、何らかの形で活動に参加できると思っています」
小笠原からかけられた「何でもする」。
このインタビューから10日後、植田は鹿島の選手寮のテレビで、自身が生まれ育った土地が激しい揺れに襲われる光景を目撃することになる。
4月14日、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード6.5、最大震度7の地震が発生した。植田の故郷である熊本県宇土市も、震度5強の揺れに見舞われ、宇土市役所は半壊状態となった。植田はすぐに家族に連絡し、無事であること、避難を始めたことを知った。翌日、小笠原からは「手伝えることがあれば、何でもする。何でも言ってくれ」と言葉をもらった。
「戦士の顔」を崩さない植田が、カメラの前で泣いた。
熊本地震発生から2日後、ピッチ上では鋭い眼光で相手FWを威嚇し「戦士の顔」を崩さない植田が、テレビカメラの前で泣いていた。湘南ベルマーレ戦で3-0の完封勝利に貢献し、試合後のヒーローインタビューで「熊本出身の植田選手にとって、今日は特別な想いでのプレーだったと思います。胸の内を聞かせてください」と問われたときだった。右手で目頭を押さえ、約30秒の沈黙の後、「僕には、それ(サッカーで勇気づけること)しかないんで。頑張ります」とだけ声を振り絞り、カメラの前を去った。
高校時代の話をするときには、無意識に熊本訛りが出る男だ。苦しむ故郷のために、サッカー以外の面でも「何かをしたい」と思っていたのは間違いない。プロサッカー選手となった植田は、「何もできなかった」高校時代とは違い、すぐに行動に移した。
湘南戦の翌日、午前練習後にクラブの強化部に「熊本に行きたい」と直訴し、安全第一を条件に許可をもらった。オフだった翌日を含めて、1泊2日の強行日程だった。
植田の気持ちを汲み取った小笠原、選手会長の西大伍、若手の久保田和音、鈴木優磨、垣田裕暉も同行した。熊本空港は閉鎖されていたため、成田空港から福岡空港へ飛び、福岡空港からはレンタカー3台に飲料水など支援物資を詰め込んで、陸路で熊本入り。母校の大津高に隣接する大津中など、避難所を回って物資を渡した。
植田「今の世界が当たり前じゃない」
熊本から鹿島に戻った植田は、被災地を直接見て感じたことを、こう語っている。
「今の世界が当たり前じゃないっていうのは、すごく感じました。今こうやって鹿島のチームメイトたちと試合をやって、練習をやれているのが、当たり前じゃないというのもすごく感じたので、今できることを精一杯やっていくことを強く思いました。
まだ僕が行ったときは、地震発生からあまり時間が経っていなくて、被災地も慌しい状況の中で、避難所で寝る人もいれば、車で寝ている人もたくさんいて、収拾がついていない状況でした。物資が回ってないところもあって。今は物資も届き始めている状況ですけど、それを配る人がいないというか、ボランティアの人たちの人数も足りていないという話も聞きました。そういうところは僕にも何かできることがないかと思って、少しでも協力できるように、これからもやっていきたいと思います。
地元の熊本で被災している人がたくさんいて、テレビを観る状況ではないかもしれないけど、僕たち鹿島の結果というのはいつか届くと思っています。その結果を知って、“熊本出身の植田”が少しでも頑張っているということを伝えられればいいなと、僕自身思っているので、これからもしっかりと勝ちを積み上げて、良い結果を報告していきたいです」
敗戦に見せた、誰よりも悔しそうな顔。
1人のプロ選手として、まずやるべきはサッカーで結果を残すこと。被災地支援活動をすることで本業が疎かになったら、誰も喜ばない。それは、植田本人が強く認識している。だからこそ、熊本から戻って最初の試合となった4月24日の柏レイソル戦で0-2で敗れたとき、誰よりも悔しそうな顔をしていたのが彼だった。勝てば首位浮上の可能性もあった一戦での、痛恨の完封負け。ただし、首位・浦和レッズとは勝ち点3差の3位。直接対決もまだ残されている。
次こそ、良い報告を――。試合後、無言のまま取材エリアを過ぎ去り、駐車場へと向かう熊本男児の背中からは、自分自身へのふがいなさと、次戦への闘志が溢れ出ていた。
2016年4月26日火曜日
◆【鹿島】微妙判定から決勝点を献上、遠藤「切り替えないと。うちらが悪い」(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160425-OHT1T50021.html
◆明治安田生命Jリーグ J1第1ステージ第8節 鹿島0-2柏(24日・カシマスタジアム)
鹿島は前半ロスタイム2分、FW土居がエリア内で倒されたがノーファウル。そこから柏にカウンターを受け、決勝点を献上した。PK判定やロスタイムが3分(掲示は1分)あったことなど消化不良の敗戦。土居は「(相手DFの足が)引っかかったにせよ、最後までやらなきゃ」と話し、MF遠藤は「あの判定でも切り替えないと。うちらが悪い」と受け止めた。
2016年4月25日月曜日
◆大迫が13戦ぶりフル出場で貢献…ケルンが4発快勝、1部残留決定(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20160424/434517.html
ブンデスリーガ第31節が23日に行われ、FW大迫勇也のケルンとダルムシュタットが対戦。大迫は2月20日の第22節ボルシアMG戦以来、約2カ月ぶりの先発出場を果たした。
開始早々にスコアが動いた。4分、ケルンのアントニー・モデストがペナルティーエリア手前でパスを受け、縦へ突破。エリア内に入って右足シュートを放ち、ゴール左隅へと決めた。
早々とスコアが動いた一戦、ダルムシュタットも12分に反撃。ペナルティーエリア内でケルンDFがクリアにもたついている間にジェローム・ゴンドルフがボールを奪い、右足シュートを決めた。
同点に追いつかれたケルンは35分、モデストがロングパスに反応し、最終ラインの背後を取る。冷静なトラップから右足シュートを決め、ゴールネットを揺らした。モデストの2ゴールで再びリードを奪い、ハーフタイムを迎えた。
1点リードで後半を迎えたケルンは、52分に追加点を挙げる。右サイドからカットインしたマルセル・リッセが右足アウトサイドでクロスを上げると、反応したモデストと相手GKが競り合った中でボールがそのままゴールへ吸い込まれた。ケルンがリードを2点に広げた。
攻撃の手を緩めないケルンは75分、左サイドからのクロスに反応したリッセがファーサイドから右足シュートを決めて4点目。勝利を決定付けた。
試合は4-1で終了。大迫は1月23日の第18節シュトゥットガルト戦以来、13試合ぶりのフル出場で勝利に貢献した。ケルンは勝ち点を40に伸ばし、2部降格圏内の17位フランクフルト(1試合未消化)との勝ち点差を「13」とし、残り3節で1部残留を決めた。
ケルンは次節、29日にアウクスブルクとアウェーで対戦。ダルムシュタットは30日にフランクフルトと対戦する。
【スコア】
ケルン 4-1 ダルムシュタット
【得点者】
1-0 4分 アントニー・モデスト(ケルン)
1-1 12分 ジェローム・ゴンドルフ(ダルムシュタット)
2-1 35分 アントニー・モデスト(ケルン)
3-1 52分 マルセル・リッセ(ケルン)
4-1 75分 マルセル・リッセ(ケルン)
◆鹿島 5試合ぶり黒星 土居「自分のせいで負けた」(スポニチ)
明治安田生命J1第1S第8節 鹿島2―0柏 (4月24日 カシマ)
鹿島は勝っていれば首位に立つ可能性もあったが、5試合ぶりに黒星を喫した。前半ロスタイムに土居がペナルティーエリア内で倒されたが、PK判定はなし。チーム全体が気持ちを切り替えられないうちにカウンターを食らって先制を許した。
土居は「倒れずに(得点を)決めきれる選手にならないと。自分のせいで負けた」と、責任をかぶった。
◆鹿島、金崎不在響き今季ホーム初黒星/鹿-柏8節(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1636928.html
<明治安田生命J1:鹿島0-2柏>◇第1ステージ第8節◇24日◇カシマ
2位鹿島がホームで9位の柏に敗れ、3位に後退した。
本拠での黒星も今季初めてだった。柏はリーグ3連勝、公式戦5連勝。試合終了時点で暫定6位に浮上した。
アウェー柏が最初にチャンスを得た。前半3分、MF伊東純也(23)の右クロスをDF中山雄太(19)がヘッド。GK曽ケ端準(36)の攻守に阻まれたものの、いきなりゴールを脅かした。
柏は、システムを前節までの「4-3-3」から「3-4-3」に変え、右サイドバックだった伊東を1列前のウイングバックに上げた。これが功を奏し、前半ロスタイム2分に先制点を奪う。伊東が右サイドをドリブルで独走し、細かいステップでDF山本脩斗(30)をかわす。最後は日本代表DF昌子源(23)も振り切って、右足でゴールに蹴り込んだ。
ホームの鹿島は前半の枠内シュートがゼロ。FW土居聖真(23)がペナルティーエリアで倒されたように見えたが、PKの笛は鳴らず。その後の逆襲で伊東に先制ゴールを奪われた。
次の得点も柏だった。後半18分、MF中川寛斗(21)のパスで右サイドを破った伊東が、その突破によって中央でフリーになったFW武富孝介(25)にラストパス。右足で冷静に決めた。11、12年にJ2熊本に期限付き移籍していた男のゴールでリードを2点に広げた。
鹿島は今季初の複数失点を喫し、攻撃陣も日本代表FW金崎夢生(26)の出場停止が響いて無得点。FW鈴木優磨(19)MF永木亮太(27)MF中村充孝(25)を投入したが、反撃できなかった。枠内シュートも、後半の土居の1本にとどまった。
◆鹿島、出場停止・金崎の影響隠せず敗戦 土居「ゴールに向かうプレー多くしないと」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160424/jle16042420260021-n1.html
明治安田J1第1ステージ第8節(24日、鹿島0-2柏、カシマ)鹿島は出場停止だったエースFW金崎の不在の影響を隠せなかった。2トップにはDFの背後へ抜け出す動きを得意とする赤崎と土居を並べたが、0-1で迎えた後半はスペースがなく存在感が希薄に。そろって途中交代した。
金崎が見せる泥くささや力強さがなく、相手を押し込んでも攻撃に迫力が出なかった。勝てば首位浮上のチャンスもあった試合を落とし、3位に後退。土居は「もっとゴールに向かうプレーを多くしないと」と反省した。
鹿島・石井監督
「全体的には自分たちのペースで試合を進められたが、好機で決め切らないと勝てない。前半終了間際の失点が一番痛かった」
◆明治安田J1 鹿島、堅守崩れる(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14615082601397
明治安田J1第1ステージ第8節(24日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は柏に0-2で敗れ、今季2敗目を喫した。通算成績は5勝1分け2敗、勝ち点16のままで3位に後退した。
鹿島は動きだしのいい守備で優位に立ったが、前半ロスタイムに柏のカウンターを食らい先制点を献上。後半18分には守備を完全に崩され、追加点を奪われた。攻撃は再三放ったミドルシュートが枠を外れ、無得点で5試合ぶりの黒星を喫した。
浦和は武藤のゴールで川崎との上位対決を1-0で制し、勝ち点を19に伸ばして再び首位に立った。川崎は今季初黒星で2位に後退。広島はウタカが2得点して横浜Mに2-1で勝ち、同14で4位に浮上した。
G大阪は途中出場の宇佐美が得点し、福岡を1-0で下した。大宮は湘南に1-0で勝った。
◆鹿島5戦ぶり無得点3位後退「戸惑った」石井監督(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1636984.html
<明治安田生命J1:鹿島0-2柏>◇第1ステージ第8節◇24日◇カシマ
2位鹿島がホームで9位柏に完敗し、3位に後退した。
前半ロスタイム2分にFW土居聖真(23)がペナルティーエリアで倒されたが、PKの笛は鳴らず。そこからのカウンターで先制点を献上すると、後半18分にも守備を破られて、今季8戦目で初の複数失点とホーム初黒星を喫した。
日本代表FW金崎夢生(27)を累積警告による出場停止で欠いた攻撃陣は、土居とFW赤崎秀平(24)が2トップを組んだが、チームとして5試合ぶりの無得点。FW鈴木優磨(19)MF永木亮太(27)MF中村充孝(25)を立て続けに投入したものの、最後までゴールを割り切れず、枠内シュートは後半の土居の1本にとどまった。
石井正忠監督(49)は今季2敗目に「(変則3バックで試合に入り)3枚で回してくる相手にどうプレスをかけるか戸惑ったが、途中から対応はできた。前半終了間際のカウンターからの失点が痛い。(PKかどうかの)審判の判断はあったが、そこで自分たちの足が止まったことがいけない」と潔く反省していた。
◆2位鹿島、ホームで痛恨の完封負け…好調・柏が公式戦5連勝(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160424/434594.html
2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第8節が24日に行われ、鹿島アントラーズと柏レイソルが対戦した。
第7節を終えて5勝1分け1敗、勝ち点16で2位につける鹿島。16日に行われた前節の湘南ベルマーレ戦ではアウェーで3-0と快勝し、公式戦3連勝中と好調を維持している。同3試合で計10ゴールと攻撃陣が好調だが、今節では日本代表FW金崎夢生が累積警告により出場停止。石井正忠監督は前線にFW赤崎秀平を起用し、FW土居聖真とのコンビで連勝を狙う。また、中盤には出場停止明けのMF小笠原満男が復帰し、MF柴崎岳と並んだ。最終ラインにはDF昌子源や同DF植田直通らが入った。
一方、2勝3分け2敗で9位の柏は、開幕2連敗後に5試合負けなしと調子は上向き。公式戦4連勝中と、勢いに乗って敵地に乗り込んだ。前節は15日、ガンバ大阪を1-0で撃破。ミッドウイークに行われた20日のヤマザキナビスコカップ・グループステージ第4節の川崎フロンターレ戦では終了間際のゴールで競り勝っている。今節はFWディエゴ・オリヴェイラを出場停止。FWエデルソンやMF武富孝介、MF茨田陽生らが先発メンバーに名を連ねた。
最初のチャンスは柏。開始3分、右サイドからのクロスに反応したエデルソンがヘディングシュートを放ったが、GK曽ヶ端準にキャッチされた。11分にも右サイドのMF伊東純也がスピードに乗った突破でゴールライン際まで持ち込んだものの、クロスはGK曽ヶ端にキャッチされた。
10分過ぎまでシュートを打てなかった鹿島も14分、土居が右サイドでボールを持ち、縦へ突破。クロスに反応した赤崎がヘディングシュートを放ったが、相手DFに当たって枠の外へ。右CKとなり、柴崎のボールに山本脩斗が反応して頭で狙ったものの、枠の上へ外れた。さらに鹿島は19分、右サイドの西大伍が遠藤康とのワンツーで抜け出し、クロス。赤崎が頭で合わせたが、枠の左へ外れた。
20分以降は鹿島がボールポゼッション率を高める単会となったが、なかなかシュートまで持ち込めない。柏もカウンターで応戦し、伊東がスピードに乗った突破で存在感を見せたものの、決定機を作るには至らなかった。
鹿島は42分、柴崎からのフィードを受けたカイオがペナルティーエリア左側でトラップ。迷うことなく右足を振り抜いてゴールを狙ったが、枠の右へ外れた。44分には右サイドに流れた土居のクロスをカイオが受け、後方から上がってきた遠藤にパス。遠藤はペナルティーエリア手前から左足で狙ったが、枠を越えた。
0-0で前半を終えるかと思われたが、均衡を破ったのは柏だった。前半アディショナルタイム2分、鹿島の土居がペナルティーエリア内で相手選手と交錯して倒されたものの、笛が鳴らず。GK中村航輔がボールをキャッチしたプレーから柏のゴールが生まれた。中盤でのパス交換から伊東が敵陣右サイドでボールを持つと、縦へ突破。ペナルティーエリアに入って右足シュートを決めた。
1点リードで後半を迎えるにあたり、柏の下平隆宏監督はエデルソンに代えて大津祐樹を投入し、攻撃陣の活性化を図る。鹿島は後半立ち上がりから攻勢をかけて同点ゴールを目指すが、なかなか枠内へシュートを飛ばすことができない。一方の柏は人数をかけて守備を固めながら、機を見たカウンター攻撃で追加点を狙っていった。
すると63分、柏が追加点を挙げる。伊東が右サイドの背後へ抜け出し、中央へおラストパス。フリーで待っていた武富が右足シュートを決め、ゴールネットを揺らした。アウェーの柏が2-0とリードを広げた。
今シーズンのリーグ戦で初めて複数失点を喫し、2点ビハインドを負った鹿島。67分に赤崎に代えて鈴木優磨、70分には小笠原に代えて永木亮太を投入して打開を図るが、残り10分を切ってもゴールを割ることができない。82分に植田、84分にカイオがミドルシュートを放つも、枠を捉えられなかった。
試合は2-0で終了。柏が敵地で快勝し、公式戦5連勝を果たした。鹿島は今シーズンのリーグ戦でホーム初黒星を喫し、勝ち点を伸ばすことはできなかった。次節、鹿島は30日に大宮アルディージャとアウェーで対戦。柏は同日、ヴィッセル神戸をホームに迎える。
【スコア】
鹿島アントラーズ 0-2 柏レイソル
【得点者】
0-1 45+2分 伊東純也(柏レイソル)
0-2 63分 武富孝介(柏レイソル)
◆2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ 第8節(オフィシャル)
http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51780
明治安田J1 1st 第8節
ホームで連勝ストップの痛恨劇。柏に、0-2と完敗。
金崎を累積警告で欠いた鹿島が、ホームのカシマで痛恨の敗戦を喫した。序盤、柏のパスワークに翻弄されると前半終了間際にカウンターから失点すると、後半は追いつくべく必死に戦うも追加点を食らい、0-2と力尽きた。
前線の金崎を欠く鹿島は持ち前の前からのプレッシャーに迫力がなく、序盤は柏にボールを支配される。相手の細かいパスワークでマークをずらされる場面が目立ったが、逆に耐えながら修正を図った。
その後ほぼ互角に戦い、前半終了間際、土居がエリア内で倒されるがこれがノーファウルの判定。その直後にカウンターから俊足の伊東へ決められ、1点ビハインドで後半に入った。
後半、「まずは1点。相手の背後をつくような攻撃を続けていこう」という石井監督の指示通り、赤崎、土居らが相手の背後をつく動きを見せるが後一歩が足りない。逆に63分、崩されて武富に決められ、追加点を献上してしまった。
その後、柴崎を中心に積極的に前へ出るも、最後の決定力がなく、ゴールが奪えない。結局、今季リーグ戦最多となる2失点で0-2の完敗を喫した。
首位の川崎Fが浦和に0-1と負け、順位が入れ替わり、この敗北で鹿島は3位に転落した。4位には広島が勝ち点差2で迫る。試合前、「これからが重要な戦い」と石井監督がいったように今後、厳しい戦いが続く。ここで意地を見せられるか。栄光のために全員がもう一度戦う姿勢を示す時だ。
【この試合のトピックス】
・キックオフ前、平成28年熊本地震災害で犠牲に遭われた方へ哀悼の意を表し、黙祷。
・杉本が今季公式戦初のベンチ入り。
監督コメント
[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・まずは1点。前半のように相手の背後をつくような攻撃を続けていこう。
・サイドのスペースでしっかり受けて、そこから効果的に展開していこう。
・前の選手がアクションを起こして、しっかりボールを要求すること。
柏レイソル:下平 隆宏
・後半もプレッシャーをかけつづけ、良いアタックを続けること。もう1点取りにいこう!
[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
今日は立ち上がりで少し柏のボールまわしに戸惑ってしまった。途中から積極的に前にプレッシャーをかける形から、落ち着いて対応できるようになった。前半の終了間際に自分たちの攻撃の形から、カウンターで失点してしまい、そこが今日の試合で一番痛かった。2失点目は崩されての失点だったので、そこは修正が必要。全体的に、自分たちのペースで試合を進めることができた。チャンスも作っていたが、決めきれなかった。15,000人を超えるファン、サポーターがスタジアムに来てくれたが、勝利を見せることができなくて残念だった。
Q 失点したことで、ハーフタイムにどのような指示をだしたか?
A 失点に関しては、ペナルティエリア内のジャッジのところでプレーが止まってしまった影響があったので、そこは切り替えていこうと話した。必ず後半、自分たちのペースになる。相手陣内でもっと落ち着いて、サイドを起点としてサイドチェンジを使おうと話した。
Q 柏が守備と攻撃でシステムを変える変則的な戦い方だったが、やりづらさがあったか? 柏は好調だが印象は?
A 後ろ3枚で回してくる形に対して、どうプレスをかけていくかで戸惑った部分があった。2トップの2人とサイドバックをいかせる形ではっきりさせた。ある程度対応できたと思う。柏は攻撃のところで、パスのテンポが非常によかった。若い選手も多く運動量もあった。攻撃の優先順位を常に考えながら、相手を広げて中へ攻撃することをねらっているように感じた。今日はその形は少なく、逆にうちのサイドバックの背後に流れる形が多かったと思う。それは、うちの守備がある程度しっかり制限できていたからだと思う。
柏レイソル:下平 隆宏
アントラーズはアグレッシブで非常に強いチームだった。前半苦しい時間帯があったなかで、終了間際にカウンターで1点取れたことが大きかった。後半、大津を投入して、前線に動きをつけ、起点になることをねらった。押し込まれる時間も増え、苦しい時間が続いたが、最終ラインで跳ね返し続けた。少ないチャンスをものにして2-0で勝てたことは非常によかった。
選手コメント
[試合後]
【西 大伍】
試合の最初のほうで回されてはいたけど、最後にやられなければと思っていた。あれだけ点がとれないと勝てない。2点目も簡単にやられてしまった。これではダメ。早く切り替えてやらないといけない。
【土居 聖真】
倒れずにやれということだと思う。(相手に)かけられても決められる力強さのある選手にならないといけない。自分の責任で負けた。もっともっとゴールに向かうプレーを多くしていかないといけない。焦りや力みもあったと思う。負けている場面で、より多く流れ込んで、頭はクールにできればもっとよくなる。相手のDFもいい守備をしていたので難しいところはあるが、僕の力不足。みんなに申し訳ない。
【遠藤 康】
(1失点目は)チーム全体が切り替えられなかった。立ち上がりがよくなかった。石井さんはいつも判定を気にせずプレーしようと話している。(そこに左右された)僕たちが悪かったと思う。
【山本 脩斗】
相手の特長は分かっていたが、それでもやられてしまった。特に2点目はマークを見失った。2点目がすべてだった。自分としては重く受け止めないといけない。前半からやられていたので、対応を改善していかないといけない。やられていたら話にならない。相手がどうこうより勝ち続けていかないといけない。
2016年4月24日日曜日
◆浦和 興梠弾で首位攻防戦勝つ!「先制点が大事」と気合(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/24/kiji/K20160424012457960.html
明治安田生命J1第1S第8節 浦和―川崎F (4月24日 等々力)
浦和は現在、公式戦8戦連続負けなしと勢いに乗っている。24日の川崎F戦に向け、FW興梠は「フロンターレの勢いに負けないくらい、うちらも勢いがついている。勝ちたい」と気合を入れた。
昨季は第1ステージで無敗優勝を成し遂げたが、今季は川崎Fが無敗を続ける。だが、勝ち点差はわずか1。5得点で敵のFW大久保と得点ランク2位タイに並ぶ興梠は「勝ち点差を広げるわけにはいかない。(川崎Fは)得点力もあるけどその分失点もしているので、チャンスは絶対に来る。先取点が大事」と自らのゴールで土をつけることを誓った。
◆町田8戦負けなしで首位浮上 FW中島が決勝弾(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1636278.html
<明治安田生命J2:町田1-0長崎>◇第9節◇23日◇町田
今季から昇格した2位町田の快進撃が止まらない。17位長崎と1-0で勝利。首位C大阪が札幌に敗れたため、得失点差でかわして首位に浮上した。これで8戦負けなし。勝ち点を20に伸ばした。
前半は長崎が攻撃の形を作った。前半24分に左からのクロスにFW永井龍(24)が合わせて、ゴールネットを揺らすもオフサイド判定。同30分にも、左サイドクロスに、永井が反応。ゴールに流し込むも、前のプレーがファールと判定された。またもゴールは幻となった。
後半は町田が反撃。後半22分に、左CKからFW中島裕希(31)が頭で合わせた。GKにはじかれたこぼれ球を、混戦からMF谷沢達也(31)が押し込むも、バーに嫌われた。同31分、先制点が生まれた。スルーパスに抜け出したFW鈴木孝司(26)がDFに体を寄せられながらも、滑り込んでフリーのFW中島へつないだ。中島が冷静にゴールへ流し込んだ。中島の今季5得点目のゴールは、貴重な決勝点となった。チームはこの1点を最後まで守った。
◆昨季最終節の“再戦”、両者譲らず…市立船橋高、王者・鹿島ユースとドロー(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160423/434018.html
高円宮杯U-18サッカーリーグ2016プレミアリーグEAST第3節が23日に行われ、船橋市法典公園(グラスポ)球技場では市立船橋高校と鹿島アントラーズユースが対戦した。
昨シーズン4位の市立船橋高は、今シーズンの開幕戦でアルビレックス新潟U-18に4-0と快勝すると、第2節では横浜F・マリノスユースに2-1と競り勝った。昇格組との開幕2連戦を連勝で乗り切り、勝ち点6で首位に立っている。一方の鹿島ユースは昨シーズン、プレミアリーグEASTを初制覇。ガンバ大阪ユースとのチャンピオンシップも制した。前年王者として迎える今シーズンは、開幕戦で大宮アルディージャユースに2-1と競り勝ったものの、第2節では柏レイソルU-18に2-3と敗戦。3点ビハインドから1点差まで詰め寄る粘りを見せたが、及ばなかった。
鹿島ユースが初優勝を決めた昨シーズンの最終節と同じ会場、同じ対戦カードとなった一戦。立ち上がりから市立船橋高がボールポゼッション率を高め、攻勢をかけていく。12分にはセットプレーからシュートを連ねてチャンスを迎えたが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。対する鹿島ユースは球際での激しい守備で粘り強く応戦。流れの中からチャンスを作り出すことはできなかったが、23分に左CKからDF松浦航洋がヘディングシュートを放ってゴールを脅かした。前半は両チームともに無得点で終了した。
0-0で迎えた後半は鹿島ユースが前半よりもボールを持てるようになった。51分にはセットプレーのこぼれ球に反応したDF荒川弘大朗がペナルティーエリアの外から強烈な左足ボレーで狙うなど、積極的にゴールを目指していく。対する市立船橋高も選手交代で攻撃陣を入れ替えて打開を図った。互いに決定機を作れないまま迎えた86分には、市立船橋高がクロスボールからのヘディングシュートでゴールネットを揺らしたものの、GKへのファウルで得点は認められず。激しいボディコンタクトの応戦で緊迫した内容となった一戦は、最後まで均衡が破られることなくスコアレスドローに終わった。
市立船橋高は2勝1分けと開幕3戦負けなし。次節は5月1日、青森山田高校とアウェーで対戦する。鹿島ユースは1勝1分け1敗の勝ち点4で、次節は4月30日、ホームで新潟U-18と対戦する。
【スコア】
市立船橋高校 0-0 鹿島アントラーズユース
取材・文=内藤悠史
◆【鹿島 vs 柏】 ウォーミングアップコラム:跳べ、植田直通!誰よりも高く!(J's GOAL)
http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00010543/
「ウォーミングアップコラム」は、試合に向けてのワクワク感を高める新企画。ホームクラブの担当ライターが、いろんな視点から、いろんなテイストでみなさんに情報をお届けします!
植田直通のプロ初得点は、1年前の4月16日に行われたJ1第1ステージ第6節柏レイソル戦だった。前半アディショナルタイムに右サイドでFKを得ると、キッカーを務める柴崎岳が蹴ったボールはゴールまでぐいーんと曲がる。そこにびよーんと跳びあがったのが植田。ピンポイントで合ったボールに頭を合わせると拮抗した試合を大きく傾ける先制点が決まった。
柴崎から植田へ。2人の能力の高さからすればようやくという印象もあったが、セットプレーの動きが実った得点は、伝統的に武器としてきたセットプレーの強さが復活したことを物語り、今後に期待を抱かせるものだった。だが、その期待は裏切られる。2015年に植田が上げた得点はこの1点のみ。柴崎もまた、セットプレーの精度を欠き、勝負所でチームを勝利に導く得点をもたらすことができなかった。
しかし、2016年になり植田はCBのポジションを自分のものにする。試合に出続ければ当然増えてくるセットプレーの機会。練習のなかでも植田の頭をターゲットにする回数は自然と増えている。
対戦相手の柏は現在公式戦4連勝中。植田も「映像を観ていてもすごい調子があがってきているのがわかっている。いつもどおり相手にやらせたくないと思います」と話した。そして、「最近、(チームとして)セットプレーで取れてないのでそこはしっかり狙っていきたい。良いボールは入っているしあとは僕たちが決めるだけ。そろそろ狙っていきたいと思います」と続けた。
木曜にあったオフだけでなく、練習以外の時間の多くを震災へのサポート作業に当てている植田。今節も、気持ちを込めてピッチに立つ。
文:田中滋(鹿島担当)
明治安田生命J1リーグ 1st 第8節
4月24日(日)16:00KO カシマ
鹿島アントラーズ vs 柏レイソル
◆熊本地震 J鹿島・水戸、義援金でアシスト(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/201604/CK2016042302000167.html
熊本県を中心とする地震で、サッカーJ1の鹿島アントラーズとJ2水戸ホーリーホックは、今週末以降のホームゲーム各二試合で、被災地への義援金を募る。
アントラーズは、二十四日の柏レイソル戦、五月四日のアルビレックス新潟戦(いずれも午後四時キックオフ)で、県立カシマサッカースタジアム二階コンコースで受け付ける。柏戦では、午後三時十~四十分に二階メインスタンド、バックスタンド両コンコースの特設募金ブースで、試合メンバー外の選手が参加する。
ホーリーホックは、二十九日のジェフユナイテッド千葉戦(午後五時キックオフ)、五月七日のギラヴァンツ北九州戦(午後一時キックオフ)。ケーズデンキスタジアム水戸の入場ゲート付近で、時間帯により選手や係員が募金を呼び掛ける。 (酒井健)
◆鹿島3連勝狙え 24日J1柏戦(茨城新聞)
http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14614202098637
明治安田J1第1ステージ第8節は24日、各地で9試合を行い、2位鹿島はカシマスタジアムで9位柏と対戦する。キックオフは午後4時。鹿島は攻撃の軸を担う金崎が欠場となるが攻撃陣全体の奮起で穴を埋め、今季初の3連勝を飾りたい。通算成績は5勝1分け1敗、勝ち点16。
鹿島は序盤戦の決定力不足が解消され、直近の2試合は計7得点と攻撃陣がかみ合いだした。2試合連続得点中の土居が「夢生君(金崎)と状況に合ったプレーができていた」と得点の場面を振り返るように、連係の精度が増している。
今節はチーム得点王の金崎が警告の累積で出場停止。3試合ぶりの先発が予想される赤崎は「途中でも先発でも、出た時間で自分の力を証明しないといけない」と、気合十分だ。
対する柏はヤマザキナビスコ・カップを含む公式戦4連勝と波に乗っている。後方からパスをつなぐ攻撃や、前線からの連動した守備が機能しており、チームに一体感がある。鹿島は受けに回ると苦戦は免れない。石井監督は「自分たちからボールを奪いにいく形を頭から出したい」と、立ち上がりから積極的な攻撃を貫く構えだ。
今季ホームのリーグ戦はこれまで3戦全勝。昌子は「ホーム戦の全勝は義務。納得できる試合で勝ちたい」と意気込みを見せた。 (藤崎徹)
2016年4月23日土曜日
◆【柏】武富、24日鹿島戦“熊本にエール弾”狙う(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160421-OHT1T50205.html
柏のMF武富孝介(25)が21日、“熊本にエール弾”への意欲を示した。24日の鹿島戦(カシマ)に向け調整。「自分ができることはサッカーを頑張ること。活躍して元気になってもらいたい」と声のトーンを上げた。
11年から期限付き移籍でJ2熊本入り。出場機会を増やし、2年間の在籍で計70試合15得点を挙げた。「自分のきっかけを作ってくれたクラブ。成長する上で欠かせない時間だった」。経験を積ませてもらった感謝の気持ちを胸に秘めている。
今節、鹿島に勝てば14年11月以来の公式戦5連勝となる。「自分たちのリズムで戦えれば」。2位の強豪を叩き、厳しい生活を送る熊本の友人、知人を喜ばせる。
◆植田 今季初ゴールへ意気込み!故郷・熊本に吉報誓う(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/23/kiji/K20160423012452260.html
明治安田生命J1第1S第8節 鹿島―柏 (4月24日 カシマ)
鹿島のU―23日本代表DF植田が柏戦で今季初ゴールを狙う。柏は昨年4月16日にアウェーでプロ初ゴールを決めた縁起のいい相手。「セットプレーで最近(得点を)取れてないので、しっかりやっていきたい。そろそろ決めたい」と意気込んだ。
故郷の熊本は震災に苦しんでいる。試合当日はスタジアムで募金活動も行われる。22日には選手会事務局によるブリーフィングでチャリティーオークションを行うことも議題に挙がり、支援の輪は広がる。「いつまでもサポートしていきたい」。まずは通算2点目を決めて故郷にいいニュースを届ける。
◆鹿島・植田、ホーム柏戦でゴールへ意欲「セットプレーで」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160423/jle16042305010004-n1.html
地震に見舞われた熊本・大津高出身のU-23(23歳以下)日本代表DF、鹿島・植田は22日、24日の柏戦(カシマ)での得点に意欲を示した。「最近はセットプレーで(チームが得点を)取れていないので、狙っていきたい」。また、地震に関しては「いつまでも(被災地を)サポートしていくつもり」と支援を継続していくことを誓った。チームは約2時間の練習を行った。 (鹿嶋市)
◆鹿島は3期ぶり赤字 人件費が4億円以上増える(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160422/jle16042216240005-n1.html
J1鹿島は22日、2015年度(15年2月1日~16年1月31日)の決算を発表し、純損失3億4400万円で3期ぶりの赤字となった。営業収入はヤマザキナビスコ・カップの優勝賞金などが入り前期より約3億円増の43億1100万円となった。だが、外国人の選手やスタッフへの報酬が円安の影響で膨らんだため、チーム人件費が4億円以上増えた。
◆鹿島・永木、古巣に見せた“湘南スタイル”の片鱗。成長のために選んだ常勝軍団での挑戦(フットボールチャンネル)
http://www.footballchannel.jp/2016/04/22/post148775/
今シーズンから鹿島アントラーズでプレーするMF永木亮太。新天地でのリーグ戦初先発が情熱のすべてを注いできた古巣・湘南ベルマーレ戦で、ピッチも慣れ親しんだShonan BMWスタジアム平塚で巡ってきた4月16日のJ1ファーストステージ第7節。不思議な縁を感じながら、2得点に絡む活躍で3対0の快勝劇に貢献した。(取材・文:藤江直人)
湘南で培ったルーズボールへ寄せる力
タッチライン際に置かれた集音マイクが、湘南ベルマーレの曹貴裁監督の怒声を拾う。
「オイッ!」
ファウルじゃないか――。短い言葉に込められたアピールは村上伸次主審と、昨シーズンまで苦楽をともにしてきた愛弟子の永木亮太に向けられていた。
鹿島アントラーズが2点をリードして迎えた後半20分。自陣の右タッチライン際でボールを奪ったDF西大伍が、内側のスペースへボールを運ぼうと試みる。
ベルマーレのMF長谷川アーリアジャスールが、ボールを奪い返そうと長いリーチを伸ばしてくる。その股間を狙って出したパスがずれて、フォローしてきた永木の右側を通過していく。
体を反転させてスプリントを開始する永木。ルーズボールとの間合いを詰めてくるベルマーレのMF石川俊輝。状況にはほぼイーブンという位置関係で、前者が猛然とスライディングを仕掛けた。
伸ばした右足で先にボールをとらえたが、直後に石川の足も払う形で転倒させる。この瞬間に曹監督が両手を広げながらファウルをアピールしたが、村上主審はホイッスルを吹く素振りも見せない。
倒れ込んだ体勢から、永木は右足でボールをかき出すようにしてMF遠藤康へパスを送る。すぐに前を向いた遠藤は、すでに右タッチライン際へスプリントしていたFW金崎夢生にターゲットを定める。
利き足の左足で、ハーフウェイライン付近から遠藤が正確無比なスルーパスを放つ。ボールとの距離を縮めながら、タイミングを計るように金崎が中央へダイレクトでクロスを折り返す。
トップスピードでゴール前へ抜け出したのはFW土居聖真。スライディングをしかながら、懸命に伸ばした右足のつま先に弾かれたボールは軌道を変えて、ゴールへと吸い込まれていった。
主将だった湘南時代から変わった立場
遠藤へパスを出してから、ゴールネットが揺れるまでの所要時間は約7秒。ベルマーレのお株を奪う電光石火のショートカウンターの起点となったボール奪取に、永木は確かなる手応えを感じていた。
「どちらに転ぶかわからないというところで前へ転がすのが、自分が得意とするプレーなので。あの状況から点が入ることは本当に理想的な流れだし、前線の選手がゴールしてくれるので守備のしがいがあるというか、ああいう球際のところで激しくいく価値があると思っています」
誰と争ったのか、永木はほとんど覚えていなかった。視界に映っていたのはルーズボールだけ。スライディングに込められた闘志と執念がボールへ伝わり、ダメ押しとなる3点目が生まれた。
このオフに新天地へ移籍して、迎えた7試合目でつかんだリーグ戦初先発のチャンス。実はサンフレッチェ広島を4対1で一蹴した前節の後半40分に、永木は運命に導かれた縁を感じずにはいられなかった。
イエローカードをもらったMF小笠原満男が、累積警告でベルマーレ戦は出場停止になる。自分の出番が訪れる――。自らを鼓舞する永木へ、サンフレッチェ戦後に小笠原も「頑張れよ」と声をかけた。
JFA・Jリーグ特別指定選手として登録された2010シーズンを含めて、ベルマーレでプレーすること6シーズン。その間、Shonan BMWスタジアム平塚には笑顔と歓喜、涙と悔しさを何度も刻んできた。
「自分でもビックリしています。リーグ戦では先発で出られず、悔しい思いを胸の内に秘めながら、いつか出番が訪れたときにはしっかりとプレーできるように常に準備をしてきたなかで、そのタイミングがたまたま湘南戦となったので。所属チームは変わりましたけど、愛着深いこのスタジアムでプレーすることができて本当によかった」
サンフレッチェ戦までの6試合で途中出場を4度果たしたが、トータルのプレー時間は約46分。常に先発の座を勝ち取り、3シーズンにわたってキャプテンを務めてきたベルマーレ時代と立場は大きく変わった。
断りを入れた最高額オファー
不動の大黒柱にしてキャプテンの小笠原。23歳とは思えない冷戦沈着さを漂わせ、今シーズンから「10」を託された柴崎岳。難攻不落の2人がボランチに君臨している状況はしかし、覚悟の上だった。
「それでも、この厳しい状況で勝ってやるという気持ちを抱いて鹿島へ来たので」
短い言葉に決意を凝縮させながら、他の追随を許さない17個ものタイトルを誇る常勝軍団での日々で、新たなものを発見していると永木は声を弾ませる。
「練習の段階からレベルがすごく高いですし、まだまだ自分の足りないところを気づかされた。足元の技術が高い選手が大勢いるので、練習でのボール回しにしても、いままで高い意識でやれていなかったのかな、と思ったこともあります。
そういう点を逆に意識することで、自分の足元の技術も上がってくる。加えて、90分間を通して勝つために何をするのかということを、全員が明確に理解している。それが鹿島というチームのスタイルになっているし、その点はこれからも勉強になる。
湘南にいたときから想像していたことなんですけど、選手自身が自立していますよね。スタッフとの信頼関係ももちろん築けていますけど、スタッフに言われてから選手が行動に移すのではなくて、いま何をすべきとか、ということをピッチから離れたところでも考えている。人間性でも優れている選手が、本当に大勢いるので。ブラジルスタイルが変わらない点やクラブハウスにも、伝統を感じますよね」
2013シーズンのオフにセレッソ大阪、2014シーズンのオフにはアントラーズから移籍のオファーを受けながら、熟慮した末にベルマーレへの残留を決断した。
自問自答したのは、自分が成長できるかどうか。堂々の年間総合8位でJ1残留を果たした昨シーズンのオフ。ひとつの目標を成就させた思いも強かったのだろう。永木は新天地へ旅立つ決断をくだす。
ベルマーレの眞壁潔代表取締役会長は、永木の移籍に関してこう言及したことがある。
「永木の名誉のために言えば、一番高い金額を提示してきたクラブには最初に断りを入れています」
お金の問題ではない。ベルマーレで培ったベースを、さらに高いレベルへ昇華させられるクラブはどこなのか。複数のオファーのなかから、2年連続で変わらぬ評価を与えてくれたアントラーズを選んだ。
ずっと応援してくれた湘南サポーターへの思い入れ
いま現在の自分にないものとして求めたのが、日本代表経験者たちが切磋琢磨する厳しい競争と、クラブ全体に脈打つ勝者のメンタリティー。目先の1勝に満足しない雰囲気が、刺激になると永木は打ち明ける。
「負けた試合の後はもちろんですけど、勝った試合の後でも気づいたところは厳しく要求し合っている。そういう姿勢は見習っていきたい」
3対0の快勝を飾り、勝ち点1差で川崎フロンターレに次ぐ2位をキープした試合後。クールダウンのためにピッチに姿を現した永木はチームメイトから離れ、バックスタンドへとジョギングしていった。
ベルマーレのサポーターで埋まるゴール裏を経て、そのままメインスタンドへ。拍手と「ナガキコール」を浴びながら、永木は感謝の思いを伝えていた。
「やっぱり思い入れのあるチームだし、サポーターもずっと自分を応援してくれたので」
永木やU‐23日本代表のDF遠藤航(現浦和レッズ)、守護神・秋元陽太(現FC東京)が抜けた古巣はリーグ戦で未勝利が続き、最下位から抜け出せない苦戦を強いられている。
キャプテンを引き継いだのは同じ27歳で、フロンターレのジュニアユースとユースでプロを夢見て競い合ったFW高山薫。永木が中央、高山が専修にわかれた大学時代以来の直接対決となった一戦で、特別な感情は込みあげてこなかったという。
「練習のときからバチバチやってきた仲だったので。それが敵に変わった、というだけというか」
くしくも高山も、同じニュアンスの言葉を口にする。
「試合中はいちいち亮太のことを考えていなかったけど、変わっていないというか、鹿島のなかに入っても普通にプレーしていた」
メディアによる囲み取材を終えた永木は試合中に痛め、氷を詰めた袋を巻きながらケアしていた右ひざをちょっと引きずりながら、ベルマーレのロッカールームへ急いで足を運んだ。
不退転の決意で選んだ新たな道
アントラーズから「帰りのバスが出る時間だぞ」というメッセージを携帯電話に受け取るまで、永木は曹監督をはじめとする首脳陣やかつてのチームメイトたちに挨拶を繰り返した。
特別な言葉は口にしない。それでも、Jリーグを代表する名門軍団で「らしさ」を貫こうとする前キャプテンの必死な姿は、ベルマーレが自信を取り戻すための羅針盤となる。
「ずっと試合に出てきた満男さんの代わりに自分がスタメンで出て、結果を出さないとなると、自分にとっても自信につながらないし、また使われなくなると思う。自分が出て、試合に勝てたということが今日は何よりも嬉しい。
今日である程度、吹っ切れたかなという思いもある。これを機にリーグ戦の出場時間をもっともっと増やしていきたいし、いまは3番手の位置ですけど、いつかは監督のファーストチョイスになれるように、しっかりとやっていきたい」
小笠原が戦列に復帰する24日の柏レイソル戦以降をにらみながら、永木が決意を新たにする。試合後のロッカールームで、永木と「ウッス!」と短い言葉を交わした高山も絶対に下を向かないと誓う。
「越えなきゃいけない壁だと思う。よくないときほど気持ちを強くもってやらないと。(3失点目は)クロスからシュートまでの勢いもあったし、逆にウチがやりたい形でもあったと思う」
不退転の決意とともに新たな道を歩み始めた以上は、永木はセンチメンタルな思いを封印して前へ進み続ける。それでも、3点目につながった魂のスライディングは、自らも体現してきた「湘南スタイル」の原点を思い起こさせる強烈なメッセージとなって、図らずも高山をはじめとする古巣へ伝わった。
(取材・文:藤江直人)
【了】
◆鹿島、最多記録更新の3度目制覇なるか…スルガ銀行杯が8月10日開催へ(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20160421/433151.html
昨年のコパ・スダメリカーナを制したコロンビアのインデペンディエンテ・サンタフェが20日、スルガ銀行チャンピオンシップ2016の開催概要を発表した。
同クラブの発表によると、2015シーズンのヤマザキナビスコカップ王者である鹿島アントラーズとの対戦は、8月10日に茨城県立カシマサッカースタジアムで開催。キックオフ時刻は未定となっている。サンタフェは試合概要発表に際し、カシマスタジアムの写真を掲載して紹介。鹿島について「国内タイトルを22個獲得し、スルガ銀行チャンピオンシップを2度制している」と伝えている。
同大会は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)が主催するコパ・スダメリカーナ覇者とヤマザキナビスコカップ王者が対戦するもので、今年で9回目の開催を迎える。昨年はアルゼンチンのリーベル・プレートがガンバ大阪に3-0と快勝し、初優勝を果たした。通算成績は日本勢の5勝3敗で、鹿島は唯一、同大会を2度(2012年、2013年)制覇。サンタフェを破れば、最多優勝記録更新となる。
なお、南米サッカー連盟も20日に同試合の開催を発表している。
◆【予想スタメン】好調同士の鹿島と柏が激突…ともに攻撃の要を欠き、代役の奮起に期待(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20160422/433674.html
■鹿島アントラーズ チーム内得点王、金崎夢生の欠場は攻守に渡り影響大
アウェーの湘南ベルマーレ戦で3-0と完勝した鹿島。3連勝を目指す柏戦では、出場停止だった小笠原満男が先発復帰する。大黒柱が戻ってくることで、チームはより安定感が増すことは間違いない。
また、昌子源、植田直通を中心としたリーグ最少失点を誇るディフェンス陣は成熟の域に達している印象だ。過去の反省から、チームに「立ち上がりから球際で激しくいく」という意識が浸透した結果。センターバック2人の成長はもちろんあるが、チームの成長と言い換えることができる。
その一方で、不安要素もある。今季4得点でチーム得点王の金崎夢生が累積警告で出場停止となる。欠場の影響はその決定力だけにとどまらず、守備も含め、多くの場面で見られることだろう。それだけ鹿島にとっては重要な選手だ。
ただ、先発が予想される赤崎秀平もこの試合を復権への足掛かりとするべく、モチベーションは高い。守備が安定しているだけに、ゴールを決めさえすれば、勝利に大きく近づくと言える鹿島。金崎欠場を全員で補い、ホームで勝ち点3を狙う。(totoONE編集部)
■鹿島予想スタメン
4-4-2
GK
曽ヶ端準
DF
西大伍
植田直通
昌子源
山本脩斗
MF
遠藤康
小笠原満男
柴崎岳
カイオ
FW
土居聖真
赤崎秀平
■柏レイソル 公式戦4連勝中、絶好調の要因は成長著しい若手の奮闘
20日のナビスコ杯では、後半アディショナルタイムのラストプレーで決勝点を奪い、劇的な形で川崎フロンターレを下した。これで公式戦は4連勝となり、一時期の不振から脱却したのはもちろんのこと、「選手たちが自信をつかんでいる」と下平隆宏監督が話すようにチーム状態は絶好調にある。
好調の要因は、20歳前後の若手選手たちの台頭にある。小林祐介、中川寛斗、中谷進之介、中山雄太らが主力級にまで成長を遂げたことで、チーム内のポジション争いは活性化し、良い循環を生み出している。さらに今季途中から就任した下平監督の目指すサッカーも順調に浸透し、それをピッチ上で具現化できるようになった点も、柏が調子を取り戻した大きな理由の一つだ。
ただし、今節はディエゴ・オリヴェイラが出場停止となる。公式戦2試合連続得点と調子を上げ、体の強さとテクニックを生かして前線で起点を作っていただけに、彼の不在がどう影響するか。また、長引くような深刻なけがではないものの、大谷秀和、輪湖直樹、大津祐樹ら主力組が今節の試合に戻れるかは微妙なところ。若手の台頭で選手層にも厚みが出ているとはいえ、ディエゴ・オリヴェイラと大津の不在により、攻撃が停滞した時に流れを変えられるジョーカー的な役割を誰が果たすのかといった懸念はある。そこはナビスコ杯の川崎戦で戦列に戻った山中亮輔に期待がかかる。
それでも、公式戦4連勝の勢いに乗って、上位の鹿島を相手に勝ち点3を奪えれば、若いチームにとってはより大きな自信になり、勢いが加速することは間違いない。公式戦5連勝で、一気に上位戦線へと駆け上がりたい。(鈴木潤)
■柏予想スタメン
4-3-3
GK
中村航輔
DF
伊東純也
中谷進之介
増嶋竜也
中山雄太
MF
武富孝介
茨田陽生
小林祐介
FW
中川寛斗
エデルソン
田中順也
2016年4月20日水曜日
◆鹿島植田、支援物資携えて避難所訪問 小笠原が同行(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1633997.html
熊本・宇土市出身の鹿島DF植田ら選手6人が18日、被災地に支援物資を持ち込んだ。
前日17日の練習後に福岡空港へ飛び、レンタカーで現地入り。「今すぐ行きたい」と泣いて語っていた植田が、東日本大震災の復興支援に力を注ぐ主将MF小笠原に相談。必要物資などのアドバイスを受けた上で同行してもらい、母校大津高に隣接する大津中など避難所を回った。
◆植田 被災地の支援協力呼び掛け「物資が回ってないとこあった」(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2016/04/20/kiji/K20160420012433970.html
鹿島のDF植田が熊本地震の被災地支援への協力を呼び掛けた。
熊本県宇土市出身のU―23日本代表DFはオフだった18日にMF小笠原らと現地へ出向き、救援物資を届けた。「(被害状況が)ひどいところはひどいですし、物資が回ってきていないところもあった」と、惨状を目の当たりにした。今後は募金活動や物資を送ることを検討中。「募金だったりをするかもしれない。そういう時は力を貸してほしい」と、訴えていた。
◆鹿島DF植田「サポートしたい」被災地で家族と対面(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1634375.html
鹿島DF植田直通(21)が19日、茨城・鹿嶋市内で練習後、あらためて被災地への思いを語った。
17日の練習後から1泊2日の強行日程で、MF小笠原満男(37)らと熊本県内の避難所を訪問していた。水や食料など支援物資も届けた。「個人的に行ったことなので…」と詳細な説明は避けたが、「僕にできることは何でもやりたいという思いで行きました」。実際に被災地の現状を目の当たりにして「ひどいところは本当にひどい。場所によっては物資が届いていないところもある。まだまだ(復興に)時間がかかりそう」と神妙な表情だった。
市役所が半壊した同県・宇土市出身。同市内に実家がある家族とも対面したという。「これからが(熊本は)本当にきついと思う。僕ができることはサポートしたい。これから募金だったり、鹿島でやるかもしれない。そういう時は少しでも力を貸して欲しい」と訴えた。
◆鹿島・植田、強行日程で熊本支援活動「まだまだ時間がかかる」(サンスポ)
http://www.sanspo.com/soccer/news/20160420/jle16042005030004-n1.html
熊本地震の被災地で支援活動を行ったJ1鹿島の元日本代表MF小笠原満男(37)ら6選手が19日、茨城・鹿嶋市内で練習に再合流した。片道1000キロ以上も離れた熊本まで1泊2日の強行日程で救援物資を運んだ。熊本・宇土市出身でリオデジャネイロ五輪を目指すU-23(23歳以下)日本代表DF植田直通(21)は変わり果てた故郷を目の当たりにして支援を呼びかけた。
故郷の危機に居ても立ってもいられなかった。強行軍で熊本を訪れ、支援活動を行った植田は被災地の姿に表情を曇らせた。
「ひどいところは本当にひどい。場所によって物資が回っていないところもある。まだまだ時間がかかると思います」
現在、両親が住む宇土市は市役所が半壊するなど大きな被害を受けた。17日の練習後、クラブに「(熊本に)行かせてください」と直談判。「支援活動中の警察や自衛隊の邪魔にならないように」とくぎを刺され許可を得ることができた。
2011年の東日本大震災で被災した岩手・大船渡市で高校時代を過ごし、救援活動に熱心な小笠原や選手会長のDF西大伍(28)に相談したところ、一緒に行くことになった。東日本大震災では鹿嶋市も被害に。支援を受けた“恩返し”もあった。
17日の練習後に成田空港から空路で福岡入り。レンタカー3台に水や食料品などの救援物資を詰め込んで熊本に入った。植田は家族の無事を自身の目で確認するとともに、ボランティア活動を実施。翌18日の夜、最終便で鹿嶋市へと戻った。
「僕一人で行ってたら、何もできなかったと思う。(小笠原)満男さん、(西)大伍君、後輩3人には感謝している」
熊本を愛する思いは強い。16日の湘南戦後、故郷を思い涙を流した。この日は「僕だけの力では何もできない。募金などをやることがあるかもしれない。そのときには力を貸してほしいと思います」と呼びかけた。
植田自身はリーグ戦で活躍し、遠く離れた鹿島から故郷を勇気づける。 (一色伸裕)
植田 直通(うえだ・なおみち)
1994(平成6)年10月24日生まれ、21歳。熊本・宇土市出身。小3でサッカーを始める。大津高から2013年に鹿島入団。14年3月1日の甲府戦でJ1初出場、昨年4月16日の柏戦で同初得点。11年U-17W杯では過去最高に並ぶ8強入り。昨年1月のアジア杯で日本代表に初選出も不出場。今年1月、U-23日本代表としてリオ五輪最終予選優勝に貢献。J1今季7試合0得点、同通算39試合1得点。1メートル86、77キロ。
◆【鹿島】小笠原・植田ら、シーズン中異例ボランティアで熊本入り(報知)
http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20160418-OHT1T50174.html
J1鹿島の元日本代表MF小笠原満男(37)、DF西大伍(28)、DF植田直通(21)らが、地震に見舞われた熊本県内の避難所を慰問したことが18日、分かった。クラブの許可を得て17日午前の練習後に福岡への空路を経て熊本入り。18日の最終便で鹿島に戻った。24日にはリーグの柏戦(カシマ)も控えているが、11年の東日本大震災で被災した経験を持つクラブの一員として奮い立った。
同じ苦しみを味わったからこそ、被災地の惨状を放っておけなかった。関係者によると、植田は小笠原に「(被災地のために)何かしたい」と相談を持ちかけた。その後、選手会長の西も交えてクラブと交渉。17日の午前練習後にチームを離れる許可を得た上で同日に熊本へ入った。
17日午後と、練習がオフだった18日は熊本県内の避難所を慰問するなどの支援活動を行い、同日の最終便で成田空港へ。19日は午前10時と午後3時半からの2部練習があるにもかかわらず、1泊2日の強行日程をこなした。午後11時過ぎに到着した成田空港で、植田は「申し訳ありませんが、きょうの取材は受けられません」とだけ話した。シーズン中に現役選手が被災地に出向いてボランティアを行うのは極めて異例だ。
U―23日本代表の植田は市役所が半壊した同県宇土市の出身。14日に震度5強の地震に見舞われ、海沿いの家に暮らす家族は近親者宅に一時避難した。だが15日夜にも再び強い揺れに襲われ、自家用車で高台に移動。車中で一夜を明かすつらい生活が続いている。完封勝利した16日の湘南戦後はインタビューで涙を流し「今すぐに熊本へ行って、できることがあれば何でもやりたい」と話していた。
先輩の小笠原も植田の気持ちに同調した。岩手・盛岡市出身。高校時代を過ごした大船渡市は11年3月11日の東日本大震災で津波などの甚大な被害を受けた。「東北人魂を持つJ選手の会」の発起人となって震災直後から物資支援やグラウンド設置などに携わっており、今回も再び立ち上がった形だ。
現時点では今後、九州でJリーグの試合が開催できるかどうかは未定。J2熊本は20日までトップチームの活動を休止することを発表している。各クラブが試合前にスタジアムで募金活動を行うなど、支援の輪は広がりつつある。首位の川崎を勝ち点1差の2位で追う鹿島は24日に柏戦が待つ。19日からはサッカー選手として“本業”で力の限りプレーして、故郷に勇気を届ける。
◆主な現役アスリートの被災地支援活動
▽2001年9月 米大リーグ・メッツの新庄剛志外野手が米中枢同時テロ後、支援物資の集積所となっていたニューヨークの本拠地球場で、物資の荷降ろしなどを手伝った。
▽2011年4月 男子ゴルフのマスターズで27位となり、日本人初のベストアマを獲得した松山英樹が、東日本大震災で被災した石巻市など宮城県内3町村にある避難所などに、1リットルパックの牛乳1000本を届けた。
▽同年5月 サッカーJ1鹿島のMF小笠原満男が地元・盛岡市内で衣服やトイレットペーパーなど2トントラック1台分の物資を提供。被害を受けた小学生200人と父母80人を移動費&昼食付きで招待し、試合を開催。子供たちにサッカー用品をプレゼントした。
▽同年6月 アレックス・ラミレス外野手(当時巨人、現DeNA監督)が1日だけの休養日を利用し、宮城・女川町を訪問。女川第二小の児童らと野球教室などで交流し、2000枚のTシャツと野球道具を贈った。
◆小笠原・植田ら鹿島の6選手、救援物資届ける【熊本地震】(ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/18/kashima-antlers-kumamoto_n_9725320.html
鹿島6選手、熊本でアシスト 宇土出身・植田ら、レンタカーで水運ぶ
熊本を中心に相次いでいる地震を受け、サッカーの23歳以下(U23)日本代表で熊本県宇土市出身のDF植田らJ1鹿島の6選手が自主的に熊本に入り、被災者に救援物資を届けた。
鹿島の広報担当者によると、熊本入りしたのは植田のほか、岩手・大船渡高出身で東日本大震災の被災地でサッカー教室を続けている元日本代表MF小笠原や選手会長のDF西、MF久保田、FW鈴木、FW垣田の6人。17日午前の練習後からチーム練習が休みとなる18日の2日間を使って熊本に行くことをクラブに申し出た。
6人は17日、成田空港から福岡空港に飛び、福岡から水などを積んだレンタカー3台で熊本へ。県内の被災者を見舞ったという。
熊本県内の高校のサッカー部に所属する3年生との自己紹介があるツイッターには、選手たちとの記念写真とともに「プロサッカー選手が支援来てくれた。ほんとに元気もらえる。頑張れる」と書き込まれた。
■力士も支援
春巡業中の大相撲では18日、九州出身の力士たちが中心となり、東京・靖国神社で募金活動をした。
熊本県玉名市出身の天鎧鵬(てんかいほう)の実家では、多くの物が倒れた。家族は今、高台の駐車場に車を止め、そこで日々を送っているという。天鎧鵬は「父はエコノミークラス症候群みたいな状態になり、母はじんましんが出たと聞き、とても心配。自分は相撲しかなく、土俵を盛り上げて元気を与えられれば」と話した。
▼活動休止を延長 J2熊本は18日、トップチームの活動を20日まで休止すると発表した。当初は18日までだったが、さらに延長した。21日以降については20日に協議する。23日に予定されているうまかな・よかなスタジアム(熊本市東区)での横浜FC戦を開催するかどうかはJリーグと協議中。
(朝日新聞デジタル 2016/4/19 05:00)
◆36歳ベテラン鹿島GK曽ケ端の大きな存在感(ニッカン)
http://www.nikkansports.com/soccer/column/data/news/1634001.html
鹿島のGK曽ケ端が、安定したパフォーマンスを見せている。今季は開幕から7試合すべてフル出場し、リーグ最少の3失点。1試合平均0・43点は、08年に大分がマークした0・71点(34試合24失点)のJ1シーズン最少失点記録をしのぐ。ただ、今季鹿島の被シュート数は65本で、少ない方から数えて9番目。打たれたシュート数の割に失点が少ない-。このギャップがGKの存在の大きさを際立たせる。
今季、曽ケ端の枠内シュートに対するセーブ率はリーグ1位の81・3%(データスタジアム調べ)。2位がG大阪の日本代表GK東口の77・4%で、唯一8割を超える。1失点あたりの被シュート数も21・7本。こちらも東口が守護神を務めるG大阪の10・6本を上回り断トツだ。
もちろん昌子、植田らDF陣の奮闘も光る。きっちりシュートコースを限定し曽ケ端を助ける。枠内にシュートを打たれた確率(被枠内シュート率)は26・3%でリーグで最も低く、いかにフリーでシュートを打たせていないかが分かる。枠内に打たれたとしても、そこは曽ケ端がストップ。36歳のベテランGKを中心とした守りで、首位川崎Fと勝ち点1差の2位で追走する。
【石川秀和】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「データが語る」)
◆[プレミアリーグEAST]U-17代表FW中村駿太が2発!柏U-18がアウェーで王者・鹿島ユース撃破!(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187653-187653-fl
[4.17 高円宮杯プレミアリーグEAST第2節 鹿島ユース 2-3 柏U-18 カシマ]
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは16日と17日、第2節を行った。昨年、プレミアリーグEASTとチャンピオンシップを制している鹿島アントラーズユース(茨城)と14年プレミアリーグEAST優勝の柏レイソルU-18(千葉)との一戦は3-2で柏が勝った。今季から元柏MFの永井俊太監督が率いる柏U-18は今季初勝利。一方、鹿島は昨年9月から続いていたプレミアリーグでの連勝が6でストップした。
柏は前半16分、DF坂本涼斗のマイナスのパスをU-17日本代表FW中村駿太が右足で決めて先制。さらに後半10分、縦パスで抜けだした中村駿が右足ループシュートを決めて2-0と突き放す。「開幕戦がベンチスタートだったので、今回の鹿島戦が僕にとっての開幕戦というつもりでプレーしました。FWである以上、絶対に点を取ってチームを勝たせたいと思っていました」という中村駿の2発によって2点のアドバンテージを得た柏はさらに16分、MF中村陸の右クロスをMF大谷京平が決めて3点差とした。
鹿島は24分にFW石津駿斗のゴールで1点を返すと44分にはDF白井亮の右クロスを井村瞭介が合わせて1点差。だが、反撃もあと一歩届かず、ホームで黒星を喫した。鹿島のMF西本卓申は「先制された後、反撃に出るのか、0-1のまま試合を運ぶのかが中途半端になっていたところで追加点を決められ、ようやく戦い方がはっきりしたのですが、それでは遅すぎます」と反省。熊谷浩二監督は「ホーム開幕戦ということで、選手たちは強い気持ちで戦っていました。ただ、劣勢に陥ってから(攻撃の)スイッチが入るようでは遅いですし、ある意味、こうした課題をシーズンの序盤に得ることができたのはプラスと捉えています」と前向きに捉えていた。
一方、鹿島の追撃を振り切った柏の永井監督は「リードして迎えた後半は守備に人数を割くことを想定しており、途中出場の選手もよく戦ってくれました。毎週、このレベルで戦えるのは幸せですし、今回、鹿島に勝ったことで大きな自信にもつながると思います」。王者を止めた柏がこの1勝を今後に繋げる。
◆U-19日本代表静岡合宿メンバー発表!最終日にJ1磐田と練習試合(ゲキサカ)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?187669-187669-fl
日本サッカー協会(JFA)は19日、今月25日から3日間の日程で静岡県内でトレーニングキャンプを行うU-19日本代表候補メンバーを発表した。最終日の27日にはジュビロ磐田と練習試合を行う予定でいる。
同代表候補は今月11日から3日間、大阪府内でトレーニングキャンプを実施していたが、京都橘高のMF岩崎悠人(写真)らが新たに招集されている。
▽監督
内山篤
▽コーチ
木村康彦
▽GKコーチ
浜野征哉
▽コンディショニングコーチ
小粥智浩
■選手
▽GK
小島亨介(早稲田大)
1997.1.30 183cm 73kg
廣末陸(青森山田高)
1998.7.6 183cm 78kg
大迫敬介(広島ユース)
1999.7.28 185cm 82kg
若原智哉(京都U-18)
1999.12.28 185cm 79kg
▽DF
岩田智輝(大分)
1997.4.7 176cm 70kg
初瀬亮(G大阪)
1997.7.10 175cm 64kg
野田裕喜(G大阪)
1997.7.27 181cm 73kg
町田浩樹(鹿島)
1997.8.25 187cm 70kg
藤谷壮(神戸)
1997.10.28 178cm 62kg
大南拓磨(磐田)
1997.12.13 184cm 72kg
舩木翔(C大阪U-18)
1998.4.13 175cm 58kg
森下怜哉(C大阪U-18)
1998.11.1 179cm 66kg
▽MF
久保田和音(鹿島)
1997.1.1 170cm 62kg
鈴木徳真(筑波大)
1997.3.12 167cm 57kg
三好康児(川崎F)
1997.3.26 167cm 64kg
市丸瑞希(G大阪)
1997.5.8 172cm 60kg
高木彰人(G大阪)
1997.8.4 175cm 65kg
伊藤涼太郎(浦和)
1998.2.6 174cm 62kg
岩崎悠人(京都橘高)
1998.6.11 170cm 67kg
冨安健洋(福岡)
1998.11.5 185cm 70kg
▽FW
森晃太(甲府)
1997.6.13 175cm 69kg
垣田裕暉(鹿島)
1997.7.14 187cm 78kg
小川航基(磐田)
1997.8.8 183cm 70kg
堂安律(G大阪)
1998.6.16 172cm 70kg
2016年4月19日火曜日
◆鹿島への思いを胸に…東京学芸大の俊足ルーキー色摩雄貴、2ゴール演出で初勝利に貢献(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/youthstudent/20160418/432362.html
快晴に恵まれたフィールドに、初勝利の喜びが広がった。16日に行われたJR東日本カップ2016 第90回関東大学サッカーリーグ戦2部 第3節で、東京学芸大学は関東学院大学に3-0と快勝。集中応援日に指定された一戦で3ゴールを決め、会心の白星を収めた。
ベンチで勝利の瞬間を見届けたFW色摩雄貴は、1年生として唯一、先発メンバーに名を連ねていた。開幕節から3試合連続でスターティングメンバー入りを果たした背番号30は、44分にチーム2点目となるオウンゴールを演出し、54分にはMF堀大貴の3点目をアシスト。「このままスタメンをキープして、チームに貢献していきたいです」と充実感を漂わせた。
開幕2試合で1分け1敗と苦しいスタートとなった東京学芸大。1年生ながら開幕スタメンを勝ち取った色摩は「中央大戦では緊張や戸惑いはありましたけど、やっていくうちに自分のプレーを出せたのではないかと思います」と一定の手応えを掴みつつ、大学サッカーでの初陣でフル出場を果たした。しかし、第2節の神奈川大戦では「大学サッカーのレベルの高さを感じました。プレッシャーがすごく速くて…」と、悔しさを味わった。チームも自身も2試合連続無得点に終わり、奮起を期して臨んだ第3節。2ゴールに絡む活躍で、3-0とリードした62分に途中交代でピッチを退いた。
「1、2試合目はチームとしてあまりうまくいっていない感じで、自分もあまり(プレーに)絡めていませんでした。今日は(先発)メンバーが替わってFWに背の高い選手が入ったんです。そのまわりで良い形でセカンドボールを拾うことができたのではないかと思います」
開幕2試合では同じ先発11人を起用した檜山康監督だが、今節では2人を入れ替え、FWの一角には増田侑也を指名。空中戦を繰り返して起点となる背番号9のまわりを駆け回った色摩は、「アントラ(ーズユース)でも垣田(裕暉、現鹿島)と組んでいたので、その時のイメージでやっていました」と、神出鬼没に顔を出してボールを触ることで攻撃のリズム構築に貢献した。また、時に低い位置でパスを引き出し、持ち前のスピードを活かした突破と前線からのプレスで存在感を見せる。そして44分、左サイドの高い位置でボールを収め、オーバーラップしたDF冨澤右京とのパス交換から相手のオウンゴールを誘うと、54分には右サイドの背後を取って正確なクロスボールを上げ、堀のゴールをアシストした。
ルーキーながら出場機会を掴み、大学サッカー3試合目でゴールにつながる結果を出した色摩。上のコメントにもあるように、俊足を誇るアタッカーは昨シーズンまで鹿島アントラーズの下部組織でトレーニングを積んだ。ジュニアユースつくばを経てユースに昇格し、高校2年時にはJユースカップ優勝、3年時には高円宮杯U-18プレミアリーグEAST初優勝、チャンピオンシップ初制覇、アジア・チャンピオンズ・トロフィー(ACT)優勝を果たした。トップチーム昇格は叶わなかったものの、スーパーサブとしてピッチに立ち、爆発的なスピードで繰り出されるドリブル突破は印象的で、その名前を覚えている鹿島サポーターも少なくない。
タッチライン際でボールを受けてドリブルを仕掛ける姿が数多く見られたユース時代を経て、色摩は今、当時とは異なる役回りで成長を遂げようとしている。「アントラーズの時はサイドに張っていて“ボールをもらってから勝負”という感じでした。今は(檜山)監督から『自由にやってくれ』と言われていて、攻撃の起点になることが役割です。やりがいはありますね」。大学ではまだ3試合目だが、プレーエリアが広がっている印象を受ける。後半に入ってからは重点的に右サイドに流れ、3点目のアシストにつなげた。「相手の左サイドバックが試合にあまり入れていない印象だったので、前半でそれを見極めて、後半は右サイドに流れてみたんです」と、色摩は納得の表情を浮かべていた。
大学サッカーでの歩みを始めた色摩。「本当に、それを目標にしています」と力を込めたように、胸の中には“アントラーズに戻る”という強い思いがある。垣田、DF町田浩樹、MF平戸太貴、MF田中稔也と同期4人がトップチームへの昇格を果たした中、「悔しさもあったけど、本当にお世話になったチームですし、期待してくれている人たちもいると思うので、また(アントラーズで)プレーできるようにしたいです」と、再び鹿島のユニフォームを纏う将来をイメージしていた。
「3試合連続でスタメンで使ってもらえましたけど、まだまだ貢献できていないので、監督やチームの期待に応えていけるように」と、色摩はさらなる活躍を誓った。1部昇格を目指すチームで輝きを放つことができるか、注目したい。
取材・文=内藤悠史
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