日本サッカー協会は11日、来年の各日本代表の活動日程を発表し、6月14日にブラジルで開幕する南米選手権には、男子のフル代表で参加することになった。海外組や2020年東京五輪での活躍が見込まれる若手で編成される見通しで、フル代表と五輪代表を兼任する森保監督は「敵地での貴重な強化の場。幅広い年代で代表を組むことが考えられる」と話した。
フル代表は3月に横浜・日産スタジアムとノエビアスタジアム神戸、6月は愛知・豊田スタジアム、ひとめぼれスタジアム宮城でキリン・チャレンジカップを行う。いずれも対戦相手は未定。
東京五輪で中核となるU-22(22歳以下)代表は3月にU-23アジア選手権予選(ミャンマー)に参加。5~6月にはフランスに遠征し、9月と10月にも海外に出向く。11月に広島、12月には長崎で国際親善試合を実施する。
女子日本代表「なでしこジャパン」は6月7日にフランスで開幕するW杯を見据え、5月22日から事前合宿をスタート。米国、ブラジルなどと対戦する2月の米国遠征に加え、3~4月にも海外遠征を実施する。
男女とも12月には韓国で開催される東アジアE-1選手権に出場する。
森保一・日本代表監督の話
「アジア・カップはタイトルを取ることを目標に臨む。ワールドカップ(W杯)ロシア大会での西野ジャパンの戦い方を継承したい。(南米選手権では)本気の南米を相手に経験値を高めて、次に向かっていきたい」
◆フル代表でコパ・アメリカ参加 各日本代表の日程発表(サンスポ)