日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2019年1月27日日曜日

◇日本代表は勝てるのか!? “アジア最強国”イラン代表のキーマンたち(サッカーキング)





 日本代表は24日、AFCアジアカップUAE2019 準々決勝でベトナム代表と対戦。堂安律のPK弾を守り切った日本が1-0で勝利を収め、準決勝進出を果たした。2大会ぶりの“アジア王座奪還”へ、あと2勝。森保ジャパン発足後初の公式戦で、ついにタイトル獲得が見えてきた。しかし、準決勝では最大の強敵、イラン代表が待ち受けている。

 イランのFIFAランキングはアジア勢最高の29位(日本は50位)。昨年のロシア・ワールドカップ最終予選を10試合2失点と、超強固なディフェンスを武器に無敗で突破。本戦はグループステージ敗退となったが、スペインやポルトガルを相手にも見劣りしない激戦を繰り広げた。

 同国の指揮を執って今年で8年目となるカルロス・ケイロス監督の下、今やイランは“アジア最強”との呼び声高いチームとなった。メンバーには、得点力、パワー、スピード、テクニック、インテンシティーなどに秀でた強力な面々が名を連ねている。今大会でも12得点・無失点と充実の陣容で日本を迎え撃つ。

※カッコ内は【生年月日/年齢/ポジション/身長/所属クラブ】
写真=ゲッティイメージズ

アリレザ・ベイランヴァンド



【1992年9月21日/26歳/GK/196cm/ペルセポリス(イラン)】
イランが誇る不動の守護神。196cmの恵まれた体格と長い手足を活かしたシュートストップやハイボール処理が持ち味で、オマーン戦ではPKをセーブするなど大活躍を見せている。さらに、グループステージ第3節のイラク戦では約70メートルを超えるロングスローを披露して、大きな話題となった。

モルテザ・プーラリガンジ



【1992年4月19日/26歳/DF/185cm/オイペン(ベルギー)】
最終ラインの要。対人プレーに絶対の自信を持ち、空中戦ではチーム随一の強さを誇る。プレーエリアも広く、カバーリングでもチームを救う存在だ。今大会でもチームの5試合連続クリーンシートに大きく貢献している。

アシュカン・デジャガ



【1986年7月5日/32歳/MF/181cm/トラークトゥール(イラン)】
ヘルタ・ベルリンの下部組織出身で、U-21まではドイツ代表としてプレー。ヴォルフスブルク在籍時の2008-09シーズンには、長谷部誠らとブンデスリーガ優勝を達成した。推進力豊かなドリブルやラストパスを駆使して攻撃を牽引。今大会はここまで2得点をマークしている。

ヴァヒド・アミリ



【1988年4月2日/30歳/MF/181cm/トラブゾンスポル(トルコ)】
左サイドでのプレーを得意とし、緩急自在のドリブルで攻撃のアクセントとなるレフティー。2列目からデジャガやタレミらとのコンビネーションでチャンスを演出する。ロングスローも供給でき、チームの高さを活かすオプションとしても重宝されている。

アリレザ・ジャハンバフシュ



【1993年8月11日/25歳/FW/180cm/ブライトン(イングランド)】
昨シーズンはエールディヴィジで33試合に出場し、21得点を記録。アジア出身選手では初となる欧州主要リーグでの得点王に輝いた。その実力が認められ、今季はクラブ史上最高額となる移籍金約25億円でプレミアリーグのブライトンに移籍した。フィジカル、スピード、シュート力を兼ね備えた万能型で、決勝トーナメント1回戦のオマーン戦では先制点を挙げた。

カリム・アンサリファルド



【1990年4月3日/28歳/FW/183cm/ノッティンガム(イングランド2部)】
最強イランの“10番”を背負うプレーメーカー。周囲を活かすプレーに加え、昨シーズンは得点力が開花。ギリシャリーグで17得点を記録し、得点ランキング2位に名を連ねた。今大会ではベンチスタートが続いているが、準々決勝ではチーム3点目を決めた。

サルダル・アズムン



【1995年1月1日/24歳/FW/186cm/ルビン・カザン(ロシア)】
独特リズムのドリブルと高い決定力を兼ね備え、“イランのメッシ”と称されているゴールゲッター。イタリアの強豪クラブによる獲得が噂されるなど、その実力は世界中から高い評価を得ている。今大会でもここまでチーム最多の4得点をマークしている。

メフディ・タレミ



【1992年7月18日/26歳/FW/187cm/アル・ガラファ(カタール)】
身長187cmの大型ドリブラー。左サイドからのパワフルなドリブルでゴールを量産する。ロシアW杯のアジア予選では、アズムンに次ぐチーム2位の7得点を挙げた。また、今大会の開幕戦ではチームの今大会初ゴールを含む2得点をマーク。準々決勝では先制点を挙げたが、累積警告で準決勝は出場停止となった。

サマン・ゴドス



【1993年9月6日/25歳/FW/177cm/アミアン(フランス)】
スウェーデン生まれで、同国の代表に選出された経歴を持つアタッカー。2列目から果敢に飛び出しゴールを狙う。今大会では、グループステージ初戦のイエメン戦でチーム5点目を決めている。昨年はレスター移籍も噂された。

カルロス・ケイロス監督






◇日本代表は勝てるのか!? “アジア最強国”イラン代表のキーマンたち(サッカーキング)


◆鹿島公式インスタを“ペルシャ語ジャック”?ACL決勝取材で体感したイランのサッカー文化(報知)






 ◆アジア杯▽準決勝 日本―イラン(28日、UAE・アルアイン)

 FIFAランク50位の日本は同100位のベトナムを1―0で下し、優勝した2011年以来2大会ぶりの4強入り。後半12分、MF堂安律(20)=フローニンゲン=が、準々決勝から採用され、この試合2度目となるビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で得たPKを決めた。

 準決勝で日本と対戦するイランは、対アジア勢の公式戦39試合負けなしと無類の強さを誇る常勝軍団。昨年11月にACL決勝・鹿島―ペルセポリス(イラン)の取材で現地に赴いた鹿島担当・岡島智哉記者が、アジアの盟主として君臨するイランサッカーの強さの秘訣(ひけつ)を「見た」。

 鹿島の公式インスタグラムに“異変”が起き始めたのは、18年10月下旬。ACL決勝でペルセポリス(イラン)との対戦が決まった直後からだ。あらゆる投稿に、とてつもない数のペルシャ語のコメントが並ぶようになった。ペルセポリスファンの挑発行為なら理解できる。だが大半が鹿島に好意的な内容であり、青いハートマークで締められていた。

 ◆宿敵惨敗願い鹿島を応援

 「エステグラルというチームのファンが鹿島を応援し始めたようだ」と担当者。エステグラルにとって、ペルセポリスは国内の人気を二分する憎きライバル。宿敵の惨敗を願う思いを鹿島にぶつけたようだ。“ペルシャ語ジャック”は選手のアカウントにも飛び火したという(中でもMF土居聖真が大人気らしい)。テヘランの街を歩くと、ペルセポリス・ファンには「俺たちが勝つ」と絡まれ、エステグラル・ファンには激励の握手を求められた。

 ◆欧州や南米並みのサッカー文化

 アジア12か国でサッカーを観戦したが、ここまで宿敵を憎悪する文化は見たことも感じたこともない。欧州や南米のようなサッカー文化の土壌がイランにはあった。テヘラン開催の第2戦に集まった観衆は公式発表で10万人。真横に座った記者との会話もできないほどに超満員の会場は沸いていた。会場の収容人数は8万人だったはずだが…。

 ◆ここ4年で公式戦1敗のみ

 対アジア公式戦39戦無敗。15年アジア杯以降の公式戦は1敗のみで、最後の90分でのアジア杯黒星は23年前。ベトナムの朴恒緒監督が日本戦前の会見で「分析はしたが…。弱点はなかった」と苦笑いしていたのを思い出す。森保監督は異次元の強さを誇る常勝軍団を倒す青写真が描けているだろうか。(岡島 智哉)




◆鹿島公式インスタを“ペルシャ語ジャック”?ACL決勝取材で体感したイランのサッカー文化(報知)





◆ハノイ工科大と交流 鹿島ユース、筑波大 サッカー合同練習 鹿嶋(茨城新聞)






関彰商事(本社筑西市・つくば市、関正樹社長)がスポンサー契約を結んでいるベトナムのハノイ工科大のサッカー部が25日、鹿嶋市内でJ1鹿島アントラーズユースと筑波大蹴球部の選手と合同練習し、交流を深めた。同社は、ベトナムで事業展開しており、昨年8月に同大サッカー部を支援するスポンサー契約を締結。今回が初の招待。

同部は鹿嶋市粟生の鹿島クラブハウスで、鹿島ユースのコーチから指導を受け、鹿島ユースと筑波大蹴球部の選手とともに、パス練習や混合チームによるミニゲームなどを行った。選手たちは簡単な英語や身ぶりなどで意思疎通を図りながら汗を流した。ハノイ工科大5年のグエン・バン・タイさん(23)は「忘れられない経験になった」と語った。

また、練習前には、同市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで開催式があり、関社長は「短い時間の交流だが、両国がさらに親睦を深めることを祈念します」とあいさつ。駐日ベトナム大使館のファム・クアン・フン1等書記官は「サッカーは両国の懸け橋になるスポーツ」と事業を歓迎し、一行はスタジアム内見学や、芝のピッチ、ロッカールームでの記念撮影を楽しんだ。

26日は、筑波大での交流事業や都内観光などを行い、27日に帰国する。(藤崎徹)





◆ハノイ工科大と交流 鹿島ユース、筑波大 サッカー合同練習 鹿嶋(茨城新聞)


◆昌子源を高評価するトゥールーズ指揮官、加入後の姿勢を称賛「守備面における本物のリーダー」(GOAL)



昌子源 Gen.Shoji


トゥールーズの指揮官を務めるアラン・カサノヴァ監督が、今冬に獲得したDF昌子源を高く評価している。

昨シーズンに鹿島アントラーズのAFCチャンピオンズリーグ優勝などに貢献した昌子は、FIFAクラブ・ワールドカップ後にトゥールーズ入り。19日に行われたリーグ・アン第21節のニーム戦にフル出場し、欧州デビューを飾った。

カサノヴァ監督はリーグのインタビューで昌子源に言及。同監督は昌子について、「彼は一人の人間としても素晴らしいクオリティを備えている。ここで早く馴染めるように頑張っているよ。チームメイトはすぐに彼を受け入れたように思う。なぜなら、彼はみんなと話そうとしっかりと努力しているからね」と、昌子の姿勢を高評価した。

続けてカサノヴァ監督は、昌子の特長として、「彼はボールを運ぶのがうまいセンターバックでもある。後方からしっかりとビルドアップできて、守備面でも力強い。運動能力が抜群というわけではないが、守備面における本物のリーダーだよ。前のクラブでキャプテンも務めていたしね。ワールドカップも経験した国際的な選手だし、彼の加入はチームにとって本当にプラスになる」とコメント。昌子に全幅の信頼を置いている様子だった。

トゥールーズは、27日に行われるリーグ・アン第22節でアンジェをホームに迎える。22日に行われたフランスカップ・ラウンド32でもフル出場で勝ち抜けに貢献した昌子はこのまま定位置を確保し、現在13位のトゥールーズを上位に引き上げるパフォーマンスを後半戦で見せてもらいたいところだ。


◆昌子源を高評価するトゥールーズ指揮官、加入後の姿勢を称賛「守備面における本物のリーダー」(GOAL)


Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事