日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年8月31日金曜日

◆浦和のオリヴェイラ監督、2試合のベンチ入り停止…名古屋戦後の言動で処分(サッカーキング)



オズワルド・オリヴェイラ Oswaldo Oliveira


 Jリーグは30日、浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督に2試合のベンチ入り停止処分を科すことが決まったと発表した。

 Jリーグは処分理由を以下のように説明している。

「2018年8月26日(日)2018明治安田生命J1リーグ第24節(名古屋グランパス vs 浦和レッズ)の試合後インタビューにおいて、オズワルド オリヴィエラ監督が主審を侮辱する言動をとった疑いがある旨の報告があった」

「かかる報告を受けて、規律委員会にて映像を確認し、同監督に対してヒアリングを行うなど事実確認を行い、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同監督の行為は、『主審及び副審に対する侮辱又は公然の名誉毀損行為』に該当すると判断、2試合のベンチ入り停止処分とする」

 ベンチ入り停止処分の対象試合は以下のとおり。

・2018年9月1日(土)第25節 セレッソ大阪戦
・2018年9月16日(日)第26節 浦和レッズ戦




◆浦和のオリヴェイラ監督、2試合のベンチ入り停止…名古屋戦後の言動で処分(サッカーキング)



◆東京五輪世代を代表するFWに開花間近…上田綺世、遅れてきた成長期を武器と自信に変えて(サッカーキング)






 日本の「ストライカーあるある」として、「足の速い選手ほど動き出しが悪い」、「背の高い選手ほどヘディングが下手」という傾向は少なからず存在しているように思う。工夫しなくてもスピードで解決できるなら動き出しを磨く必要性を本人が感じられないし、ヘディングについても同様だからだろう。

 これは逆も真なりで、佐藤寿人のような背の小さいストライカーがヘディングに関して抜群の技術や個人戦術を持っていたりする。鈍足の岡崎慎司が動き出しを磨いてカバーしたのも同じような文脈だ。

 足が速くて背も高いストライカーとなると、その身体以外に何も武器がなかったりする——。

 ただ、まさに足が速くて背も高いストライカーであるU-21日本代表のFW上田綺世(法政大学)は、こうした傾向に当てはまらない選手だ。「スルーパスを受けるのが好き」だと言うように、動き出しのタイミングを計るのがうまく、しばしば絶妙な抜け出しを見せるし、ヘディングでは単にデカいだけの選手にはできない強さを見せ付ける。

 その理由を紐解くと結構シンプルで、「昔は小さかったから」ということになる。

「ポジションはFWでしたけれど、中学に入ったときは150センチくらいしかなくて、中3で160センチ半ば」という体格は取り立てて恵まれたものではなく、「自分のプレースタイルを見失いかけた」のも無理はない。幼少期から父の薫陶を受けて鍛えてきたヘディングは自信を持っていたが、パワー負けするようになったし、往年の名ストライカーであるフィリッポ・インザーギやガブリエル・バティストゥータなどの映像から学んで工夫を重ねてきた動き出しの良さも、スピード不足で潰されることが多かった。

 鹿島アントラーズジュニアユースノルテに所属していた上田だが、そうした中でユースチーム昇格を逃してしまう。負傷もあり、この中学時代に育成年代のキャリアにおけるドン底を経験することになった。

 ただ、この時期は上田の身体面で急速な変化が生まれていた時期でもある。中学の終盤から身長が大きく伸び始め、高校入学時点で170センチ台にまで急伸した身長は高校時代に10センチの伸びを記録することとなる。大学で身長は「181センチにまで伸びた」(上田)。

 成長期が遅く来る選手というのはいるもので、彼らは持っているポテンシャルを正当に評価されないことがしばしばある。それによって大きな挫折を味わう選手も少なくない。だが、身体的な成長の早い選手たちとハンディキャップマッチのような戦いを強いられることによって伸ばされる資質もある。

「体の成長が遅くて、フィジカル的に勝てない時期はすごく悩んだ。小さいころはどんな形でも点が取れていたんですけれど、それが崩れてきていた。でも、そこで我慢し、それでも点にこだわり続けたから、体がしっかりできた今、こうやって活躍できている」(上田)

 当たられたら負けるから判断早く動き出す。悔しい経験を重ねる中で、優れたストライカーたちの動き出しを映像から学んで実践してきた。その積み重ねが「スピードもパワーも負けなくなって、ようやく生きるようになった」(上田)。

 少々回り道だったかもしれないが、幼少期から地道に積み上げてきた武器が色あせることはもはやないだろう。アジア競技大会準決勝のUAE戦でも、0-0の緊迫した状況で投入されても、スタイルを見失いかけていた時代の上田とは違う思いが出てくる。

「そういう緊迫した状況でインパクトあるプレーを出せば流れを変えられますし、自分でも自分にそういう力があると信じているので」(上田)

 遅れてきた成長期に苦しみながらも折れずに培ってきた確かな力を自信に変えた上田綺世は、もはや東京五輪世代を代表するストライカーの一人に大きく開花しつつある。

取材・文=川端暁彦




◆東京五輪世代を代表するFWに開花間近…上田綺世、遅れてきた成長期を武器と自信に変えて(サッカーキング)




◆勝利をもたらす“仕上げの綺世”…U-21代表FW上田「自分は持ってると思う」(ゲキサカ)






[8.29 アジア大会準決勝 U-21日本1-0UAE ボゴール]

 クロスバーを叩いたボールがゴールマウスに吸い込まれる。誰もが待ち望んでいた瞬間だった。ネットを揺らしたのは、またもやU-21代表FW上田綺世(法政大)だった。

 出番が巡ってきたのは0-0の後半19分。FW旗手怜央(順大)に代わってピッチに送り込まれると、同33分に試合を決める一撃を叩き込む。左サイドのMF遠藤渓太(横浜FM)が送ったグラウンダーのクロスに反応するが、ボールは相手選手に一度はね返される。しかし、PA外ですぐさまMF渡辺皓太(東京V)が回収すると、上田の頭には「2つの選択肢」が浮かんだという。

「渡辺選手がカットインしたとき、彼が打つことを考えて、こぼれ球を狙っていた」というのが1つ目。そして、「目が合ってなかったので、正直パスが来るかどうか分からない中で、動き出して受けられるポジションをとっておこう」というのが2つ目の選択肢だった。そして、実際のプレーは後者となった。

 渡辺から「大学レベルで出てくるパスじゃない」という鋭いパスが届けられると、「トラップが成功した時点で、決めてやろうというモードで『絶対に決める』と思っていた」。右足から放たれたボールはクロスバーを叩きながらも、ゴールネットを揺らして決勝点となるゴールが生まれる。前日の28日に20歳の誕生日を迎えており、「20歳になって最初の試合でゴールを決められて良かった」と素直に喜びを表した。

 上田が窮地に立ったチームを救ったのは、これが初めてではない。後半31分からピッチに送り込まれた決勝トーナメント1回戦マレーシア戦では、後半44分にMF松本泰志(広島)のスルーパスからPA内に走り込むと相手選手のファウルを誘ってPKを獲得し、自ら蹴り込んでチームを準々決勝へと導いていた。

 現FC東京FWリンスがG大阪、甲府在籍時に終盤での活躍が目立ったことから“仕上げのリンス”との異名を持つことになったが、この言葉にかけて、MF三好康児(札幌)や遠藤らが「ふざけてですけど(笑)、“仕上げの綺世”と言っていた」(遠藤)ことを笑みをこぼしながら明かす。「でも、それでしっかり結果を残している。何だかんだで点を取ってくれているので、本当に助けられている」(遠藤)と試合を決定付けるストライカーを称賛した。

 今大会2度目となる途中出場での決勝弾。「持ってる?」と問われた上田は、「自分でもそう思っています」と白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)




◆勝利をもたらす“仕上げの綺世”…U-21代表FW上田「自分は持ってると思う」(ゲキサカ)




◆ACLデビューの鹿島新助っ人、豪快な“25mロケット弾”に反響 「記憶に残る一撃」(Football Zone)



セルジーニョ Serginho





新加入のブラジル人MFセルジーニョがACLデビュー戦で移籍後初ゴール

 鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦で中国1部の天津権健と対戦し、2-0で勝利を収めた。衛星放送「FOXスポーツ」アジア版は今夏に加入したブラジル人MFセルジーニョのダメ押し弾を「記憶に残る一撃」と称えている。

 元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを擁する天津権健をホームに迎え撃った鹿島は、MF遠藤康がペナルティーエリア内に落としたボールをMFレオ・シルバが仕留めて先制。1-0で迎えた後半27分だった。

 後方からの縦パスをDF安西幸輝がダイレクトで巧みに捌くと、セルジーニョがペナルティーアーク後方から思い切って左足を一閃。地を這うような低弾道のシュートは、反応した相手GKジャン・ルーの手の先を抜け、ゴール左隅に突き刺さった。

 記事では、セルジーニョの強烈なミドルシュートに注目。「25ヤード(約23メートル)のロケットが爆発」と表現し、「ACLデビュー戦で記憶に残る一撃」と称賛した。

 セルジーニョは7月下旬にブラジルの名門サントスから鹿島に加入。8月19日のJ1リーグ第23節横浜F・マリノス戦(1-0)でデビューし、続く第24節のジュビロ磐田戦(1-1)ではフル出場していた。新助っ人の嬉しい移籍後初得点は、クラブ史上初のACL準決勝進出に大きく近づくゴラッソとなった。






◆サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ 9月1日(サンスポ)






 ・今カード通算53試合では広島が18勝6分29敗と負け越している。広島にとって鹿島は、通算対戦試合数が2番目に多い相手(横浜FM戦に次ぎ、54試合)。

 ・広島は鹿島戦直近9試合でわずか1勝(1分7敗)。しかしこの1勝は今季前回対戦で挙げたもの(1-0:2018年3月10日)。

 ・広島はホーム戦直近4試合で2敗(1勝1分)。本拠地では、それ以前の10試合で喫した敗戦数と同じ(7勝1分2敗)。

 ・鹿島はアウェイ戦直近5試合でわずか1敗(2勝2分)。敵地ではそれ以前に4連敗していた(計11失点)。

 ・鹿島はW杯中断明け以降のJ1では、リーグ最多の20得点を記録している(広島は16)。中断前は広島が22-12と鹿島の得点数を上回っていた。

 ・鹿島は対戦時に首位に位置するクラブ相手には現在4連勝中(2016年7月広島戦、2017年3月横浜FM戦、2017年5月浦和戦、2017年7月柏戦)。

 ・遠藤康は広島戦直近3試合で2点に直接関与している(1得点1アシスト)。

 ・パトリックはヘディングによる得点数がリーグ最多(6点)。

※ファクト内の数字はJ1での成績




◆サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ 9月1日(サンスポ)




◆森保ジャパン招集決定! 三竿健斗が制した心身の消耗戦「パトは警戒していた」(サカノワ)



三竿健斗 Kento.Misao


ACL準々決勝第1戦、攻守の両面の重圧を跳ね除けて「二兎」を得る。


[ACL 準々決勝 第1戦]鹿島 2-0 天津権健/2018年8月28日/カシマサッカースタジアム

 まず失点しないこと。その上で、できる限りゴールを重ねる――。そんな鹿島アントラーズがアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝の天津権健との第1戦で、「二兎」を追った難しいミッション。攻撃でも、守備でも、相当な重圧がかかるなか、それを跳ね除ける活躍ぶりを見せたのがボランチの三竿健斗だった。

「アウェーゴールはすごく大事。それを与えなかったことは良かったところです。ただ2点差は危ない。(9月の第2戦は)アウェーではアウェーのパワーが求められるので、1点を取りに行って勝てればと思います」

 試合後、三竿はそのように一仕事を終えた職人のように淡々と安堵しつつ振り返っていった。

 前半はホームチームが主導権を握り、攻め立てた。が、ゴールを奪い切れず焦れそうな展開になる。そこでも三竿は全体のバランスをとることに苦心したという。

「『攻め、攻め』にならないで、後ろはリスク管理しながら、最悪スコアレスドローでもいいという話もしていました。リスク管理はできていました。そのなかでまず1点を取れたのが大きかった」

 そしてレオ・シルバのゴールでリードしたあとは、相手チームの反撃の芽を摘んでいく作業を一つひとつ丁寧にしていった。そしてセルジーニョの2点目が決まり2-0の勝利。贅沢を言えばもう1点欲しかったが――ノルマ以上の「二兎」を得る結果を残した。

 チームの心臓部で、三竿は湿度の高い暑さのなかで体力も消耗し、加えて神経もすり減らした。心身ともにフル稼働させる「消耗戦」を制したと言えた。

「(元ブラジル代表)パト選手がかなり怖いと思っていたので、そこはずっと意識していました。前を向かせないように、誰かが対応しているときの、そのあとのスピードに乗ったときのカバーリングは意識していました」

 三竿はそのリスク管理ができたことを、勝因の一つに挙げていた。

 日本代表の森保一監督が8月30日、9月7日のチリ戦、11日のコスタリカ戦に向けて、就任後最初の日本代表メンバーを発表。三竿が代表入りを果たした。三竿の現在の充実ぶりを見れば、日本代表に選ばれるだけではなく、主力争いに食い込んでいくことも期待したいところだ。

取材・文:塚越始
text by Hajime TSUKAKOSHI




◆森保ジャパン招集決定! 三竿健斗が制した心身の消耗戦「パトは警戒していた」(サカノワ)




◆【英国人の視点】鹿島が見せたスコア以上の圧倒感。無抵抗の中国勢…クラブ初のアジア4強へ必要なこと(フットボールチャンネル)






鹿島アントラーズは28日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝1stレグで中国の天津権健を相手に2-0で先勝した。アウェイでの2ndレグを残してはいるが、試合内容はスコア以上に圧倒的なものだった。鹿島はこのまま次のステージへ駒を進めることができるのだろうか。(取材・文:ショーン・キャロル)


不安を吹き飛ばしたレオ・シルバの一撃

 準々決勝がこれほど一方的な試合となることは珍しい。

 火曜日の夜に行われたAFCチャンピオンズリーグ準々決勝1stレグの試合で、鹿島アントラーズは天津権健を一蹴してみせた。9月18日の2ndレグを残してはいるが、大岩剛監督のチームの圧倒ぶりは2-0というスコアでも全く釣り合わないほどのものだった。

 動きの鈍いアウェイチームに対し、アントラーズは意欲溢れるプレーで守備網を突破。前半のほとんどの時間を通してパウロ・ソウザ監督のチームを自陣に釘付けとし、最初の30分間だけで7本のCKを獲得していた。

 しかし、その優位をなかなか活かすことはできなかった。スコアレスでハーフタイムを迎えると、この試合も日本のチームのよくあるパターンに陥ってしまうのではないかという不安が頭をもたげてきた。決定力を欠いてチャンスを無駄にしてしまい、より冷徹な相手チームにやられてしまうというパターンである。

 だが後半になりプレーが再開されるとすぐにその不安は吹き飛ばされた。前半と全く同じ流れのまま後半に入り、圧力を強めていくアントラーズに対して天津は何の抵抗も見せることはなかった。

 結局60分にはその攻勢が報われる。遠藤康がヘディングでエリア内に落としたボールに反応したレオ・シルバがGKジャン・ルーを破って強烈なシュートを突き刺し、ホームゲームが内容に見合うリードを奪った。

クロスは驚異の46本。スタッツで圧倒

 天津はビハインドを背負っても全く反撃に転じる様子を見せず、12分後にはセルジーニョが同胞レオの後に続く。追加点となるライフル弾を突き刺し、鹿島はやや余裕を持って第1戦を折り返すことができた。

「前半はかなり攻めていましたが決めきれませんでした。それでも我慢して自分たちのやりたいプレーを続けたことが2得点に繋がりました」と山本脩斗は試合後に話していた。

「天津を抑えるためにやるべきことを全てやっていたので、攻めに出る時にも落ち着いてプレーを続けることができました。ホームで自分たちのやりたいサッカーをして無失点に抑えられたので、次の試合に繋がる結果が出せたと思います」

 Jリーグで8度の王者となっているチームは圧倒的優位に立った。だがもちろん、中国での戦いは決して簡単なものではないだろう。

 今回の試合では90分間にわたって圧倒的に試合を支配し、ボール保持率は68.3%に達した。パス数は天津の214本に対して437本と2倍以上。パス成功率は80.3%を記録し、試合時間の83.4%は中盤あるいは天津陣内でプレーが行われていた。

 さらにCK数は天津の1本に対して15本を獲得。クロス数は天津の10本に対して驚異の46本を供給し、シュート数も21本対10本と2倍以上だった。

 それでも後半終了間際にはひやりとする場面もあった。山本のらしくないクリアミスでヤン・シューにボールが渡ってしまったが、クォン・スンテの見事なセーブがシュートを阻む結果となった。

 こういった油断をなくすことこそが、来月の天津での試合に向けて大岩監督が選手たちに強く要求したい部分だろう。特に試合の序盤には、天津は多少の無理をしてでも攻めに出てくることが予想される。

アレシャンドレ・パトの胸中は?

 エースのアレシャンドレ・パトも、2ndレグではチームが今回のような消極的な戦いを見せるとは思っていないはずだ。鹿島での試合後には冷静な様子を見せていた。

「確かに僕らは負けたが、まだホームでもう1試合ある。今日よりは良い戦いができるはずだ」とAFC公式サイトがパトのコメントを伝えている。

「2-0で終わったわけじゃない。まだ1試合ある。ホームではもっと集中してベストを尽くせるようにしなければならない」

 かつてミランで活躍したスター選手は、試合に向けた天津の準備が理想的とは程遠いものだったことも説明している。当初予定していた試合2日前の飛行機には乗れなかったという。その影響は確実にあったように感じられた。パフォーマンスに精彩を欠いた理由はある程度説明できそうだ。

「到着したのは試合前日だ。それが良くなかった。2日前には到着する必要があったが、移動にちょっとした不都合があった。言い訳をするわけではないが、足を休める時間が2日間あるなら1日だけよりも戦いやすいのは当然だ」

 天津での試合に良い形で入ることができれば、鹿島を下して勝ち進むことはまだ可能だとパトは考えている。

「考えなければならないのは次の試合のことだ。良い形でスタートして、力を出し切れるようにすることが必要だ。その上で得点することを考えなければならない」

「もちろんホームでは優位に戦うことができる。サポーターの前でベストを尽くせるようにしたい。今日は相手の方が良い戦いをしていたが、まだもう1試合残っている」

 だがいずれにしても現状では、鹿島がクラブ初となるアジアの準決勝の舞台に進むことができるかどうかは自分たち次第だろう。

(取材・文:ショーン・キャロル)

【了】






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