日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年2月26日木曜日

◆内田 右足負傷でドルト戦欠場も…28日「ルールダービー」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/26/kiji/K20150226009873910.html



 左太腿と左膝を痛めているシャルケのDF内田が28日のドルトムントとの「ルールダービー」も欠場する可能性が出てきた。

 24日の地元紙レビアシュポルトが報じたもので、21日のブレーメン戦を欠場した内田は23、24日と練習を欠席。チームはケガ人続出のため下部組織から選手を呼んで紅白戦を行った。今季はMF香川が所属するドルトムントと9月27日にホームで対戦し、内田はフル出場で勝利に貢献した。

◆【ACL】鹿島、痛い黒星発進(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20150225-OHT1T50111.html



 ◆ACL ▽1次リーグH組 鹿島1―3Wシドニー(25日・カシマスタジアム)

 鹿島が、Wシドニーに新加入した元日本代表MF高萩洋次郎に1ゴール1アシストを許し、本拠地で痛い黒星発進となった。

 0―0で折り返した後半9分に先制を奪われるも、同23分に土居が右足ボレーを決め一時追いつく。しかし同41分、パス回しからエリア中央に走り込んだWシドニーの高萩に右足で合わせられ勝ち越しの2点目を許すと、同ロスタイムにも自陣でパスカットされたボールを高萩がアシストし3点目。1―3で1次リーグ初戦を落とした。

 次戦は3月4日にアウエーでFCソウル戦に挑む。1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。

 鹿島・セレーゾ監督「すごく良く試合が運べていた。ゴール前にたどりつけた回数は多く、シュートもしっかりしていた。DFラインで2つのパスミスをしてしまった。そこがサッカーの難しいところ」

◆鹿島は高萩弾に沈む…ホームで前回王者W・シドニーに敗れ黒星発進(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157794-157794-fl



[2.25 ACLグループリーグ第1節 鹿島1-3ウェスタン・シドニー カシマ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は25日、グループリーグ第1戦を行い、カシマスタジアムではH組の鹿島アントラーズがホームで前回王者のウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)と対戦し、1-3で敗れた。後半9分に先制を許すと、同23分にMF土居聖真のゴールで追いついたが、ウェスタン・シドニーは後半41分にMF高萩洋次郎が決勝点。鹿島は後半アディショナルタイムにも3失点目を喫し、ホームでの初戦を落とした。

 今季公式戦初戦となる鹿島は徳島から完全移籍で獲得したFW高崎寛之が1トップで先発。2列目は右からMF遠藤康、土居、MFカイオと並び、MF柴崎岳とMF小笠原満男がダブルボランチを組んだ。
 一方、すでにシーズン中のウェスタン・シドニーだが、今季のオーストラリア・Aリーグでは18節終了時点で暫定最下位。消化試合が2試合少ないながら、16試合を終えて1勝5分10敗と低迷している。1月に加入した高萩はダブルボランチの一角、DF田中裕介は右サイドバックでそろって先発した。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりはウェスタン・シドニーにボールを保持される時間もあったが、鹿島守備陣も体を張って決定的な形はつくらせない。逆に縦に速い攻撃で相手ゴールへ迫り、前半23分には柴崎の大きなサイドチェンジから右サイドを駆け上がったDF西大伍がゴール前にクロス。高崎が飛び込んだが、シュートは打ち切れなかった。

 徐々にペースを握る鹿島は前半29分、カイオのスルーパスに抜け出した高崎が左足でシュートを放つが、GKがセーブ。ウェスタン・シドニーも同38分に左クロスのセカンドボールを拾った田中がゴールライン際までえぐってシュート性のクロスを入れたが、GK曽ヶ端準がパンチングで弾いた。鹿島は前半アディショナルタイム、相手GKとDFの連係ミスからこぼれ球をDF山本脩斗が奪い、GKの戻り切れていないゴールに向かって右足でシュートを打ったが、枠を捉えられなかった。

 0-0で折り返した後半9分に試合は動く。ウェスタン・シドニーは田中が右サイドからロングスローを入れると、ニアでFWトミ・ユリッチがそらしたボールをFWマーク・ブリッジが右足でボレーシュート。ゴール前でクリアしようとしたDF昌子源が伸ばした右足に当たったボールは角度を変えてゴールネットを揺らし、オウンゴールで先制した。

 反撃に出たい鹿島だが、後半17分、小笠原の浮き球のパスに反応した柴崎のトラップは大きくなり、相手にクリアされる。同20分には遠藤に代えてMF本山雅志を投入。すると後半23分、高い位置からプレッシャーをかけ、カイオがボールを奪うと、ドリブルで右サイドのゴールライン際までえぐってゴール前に折り返し、土居が右足ボレーで合わせてゴールネットを揺らした。

 1-1の同点に追いつき、一気に逆転ゴールを目指す鹿島。後半28分には相手のバックパスが高崎に渡り、そのままフィニッシュまで持ち込んだが、シュートは大きく枠を外れる。同31分、高崎に代わってFW赤崎秀平が1トップに入った。ウェスタン・シドニーにミスが目立ち始めたこともあり、その後もチャンスを迎える鹿島だが、ラストパスがかみ合わず、2点目を奪えない。後半36分には土居に代えてMF中村充孝を投入し、最後のカードを切った。

 するとウェスタン・シドニーは後半41分、高萩が左サイドからドリブルで中に切れ込み、マイナスに戻したボールをブリッジがシュート。これをゴール前の高萩が右足でコースを変え、ゴールに流し込んだ。高萩の位置がオフサイドラインぎりぎりだったため、鹿島の選手は猛抗議するが、判定は変わらない。ウェスタン・シドニーは後半アディショナルタイムに昌子のパスミスを奪い、高萩のラストパスを受けたブリッジの右足ミドルでダメ押し。3-1で勝利をおさめ、敵地で白星発進した。

(取材・文 西山紘平)

◆アジアであちゃ~JAPAN勢、鹿島も敗れ暗い船出/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150226/jle15022605030001-n1.html



 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ第1節(25日、カシマスタジアムほか)H組の鹿島は、ホームで前回覇者のウェスタンシドニー(豪州)に1-3で敗れた。8年ぶりのアジア王者を目指すG組の浦和も、敵地で水原(韓国)に1-2で逆転負け。前日24日は柏が引き分け、G大阪が敗れており、日本勢全4チームが初戦で勝てなかった。1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進むが、Jクラブは暗い船出となった。



 完敗だった。鹿島はホームに前回王者を迎えた今季初戦で、大量3失点の痛すぎる黒星発進。先制点を献上した日本代表DF昌子は帽子を目深にかぶり、うつむきながら声を絞り出した。

 「本当に申し訳ない。試合を壊してしまった」

 後半9分、相手シュートが昌子の右足に当たって失点。同23分にMF土居が同点としたが、同41分に勝ち越され、終了目前にも得点を許して万事休す。相手は豪州でリーグ戦最下位と絶不調。長身ぞろいの相手に鹿島はスピードで主導権は握ったが、連発したミスが失点に直結。自滅だった。

 国内最多16冠の鹿島にとってACLは最後のビッグタイトル。日本代表MF柴崎は「チームとしては特別な思いがある」と燃えていたが、アジアの壁にはね返された。J1川崎からウェスタンシドニーに新加入したDF田中裕介は「技術は鹿島の方が上。でも球際の強さやゴールにボールを入れるというサッカーの本質では、こちらの方が上だった」と指摘した。



 ボールを支配しながら得点できず、相手に少ない好機を決められるのは日本のクラブ、と同時に代表に突きつけられた共通の課題だ。この日、鹿島はシュート12本で1得点。逆に相手は4本で3得点。負け方には既視感が漂う。

 浦和も負け、日本勢4クラブの今大会初戦は1分け3敗と厳しい結果。日本協会の原博実専務理事やJリーグの中西大介理事が視察したが、「残念」と声をそろえた。

 Jクラブは2008年のG大阪の優勝を最後に、6年連続決勝進出なし。Jリーグは支援の強化に乗り出しているが、特効薬は見つかっていない。特に中国や韓国などのクラブは敵対心をむき出しにしてくる。突き返してゴールを奪う強さがなければ、アジアで勝ち抜けない。 (伊藤昇)

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)

 32クラブが出場し、アジアのクラブ王者を決める大会。優勝チームは賞金150万ドル(約1億7900万円)とクラブW杯出場権を得る。1次リーグは8組に分かれ、各組2位までが決勝トーナメントへ。全戦ホーム&アウェー方式で決勝は11月7、21日。

◆鹿島、土居が同点弾も…ホームで前回覇者に敗れる/ACL(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20150225/jle15022521150008-n1.html



 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で1次リーグ第1戦が行われ、H組の鹿島はホームのカシマスタジアムで前回覇者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れた。1点を追う後半に土居のゴールで追い付いたが、終盤に今季ウェスタンシドニー入りした高萩らにゴールを奪われた。

 1次リーグは32チームが8組に分かれ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進む。(共同)

鹿島・セレーゾ監督の話「前半は出来が良かったが、後半に持続できなかったのが課題だ。誰かを責めるべきではない」

◆オウンゴールに痛恨パスミス…昌子「自分が試合を壊した」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?157801-157801-fl



[2.25 ACLグループリーグ第1節 鹿島1-3ウェスタン・シドニー カシマ]

 深々と帽子をかぶり、うつむきながらミックスゾーンに姿を見せた。鹿島アントラーズのDF昌子源は「試合については語りたくない。自分に言えるのは『申し訳ない』ということだけ」と言葉を絞り出した。

 後半9分、FWマーク・ブリッジのシュートに右足を伸ばしたが、クリアし切れず、オウンゴールで先制を許した。1-1の後半41分に勝ち越しゴールを決められると、後半アディショナルタイムには自陣ゴール前で自分のパスミスを奪われ、3失点目。「完全に自分が試合を壊した」とうなだれた。

 試合後、ゴール裏のサポーター席へ挨拶に行くと、「DFラインはお前に任せているんだぞ。しょうもない試合をするな!」という厳しいゲキを受けた。「そのとおりだなと胸に響いた。そう言ってくれるサポーターに感謝したいし、こんなことを言ってくれるのは鹿島のサポーターだけだと思う。次の試合でその声に応えたい」。ファンの叱咤に感謝し、汚名返上のプレーを誓った。

(取材・文 西山紘平)

◆鹿島ホームで完敗…若さ露呈3失点、OG昌子「試合壊した」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/02/26/kiji/K20150226009873990.html

ACL1次リーグH組 鹿島1―3ウェスタン・シドニー (2月25日 カシマ)



 痛恨の黒星開幕だ。昨季アジア王者が相手とはいえ、鹿島は本拠地で1―3の完敗。試合後、サポーターからは容赦ない罵声を浴びせられた。

 「申し訳ない。自分が試合を壊してしまった。サポーターの声は“その通りだな”と響いた」。うなだれたのは、いつもは前向きな22歳の日本代表DF昌子だった。後半9分にはゴール前の混戦からオウンゴールで先制点を与えた。1点を追う終了間際にもパスミスをしてしまい、ダメ押し点を許してしまった。

 もう一人の日本代表戦士も“若さ”を露呈してしまった。アジア杯に追加招集されたDF植田は同点の後半41分にDFラインを崩してしまい、オフサイドを取れず決勝点を許す一因になった。トニーニョ・セレーゾ監督は「若い選手がたくさんいる。誰かを責めたり、誰かがいけないという時期ではない。失敗は本人が一番よく分かっている」と22歳と20歳のセンターバックコンビをかばい精神的ケアに努めた。

 「まだ突破できない状況ではない。強いスピリットを持って、1次リーグ突破へ向かいたい」と指揮官。次戦の敵地FCソウル戦は勝ち点3だけを狙う。

◆鹿島本格始動 ACL初戦は1-3(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14248745935713



サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、各地で1次リーグ第1戦を行い、H組の鹿島はカシマスタジアムで前回王者のウェスタンシドニー(オーストラリア)に1-3で敗れた。 

ACL開幕で本県にも本格的にサッカーシーズンが到来。鹿島は第2戦を韓国・ソウルでFCソウルと対戦する。Jリーグ1部は今季から2ステージ制とポストシーズンを導入。第1ステージは3月7日に開幕し、6月27日まで行われる。鹿島は3月8日、静岡・IAIスタジアム日本平で清水との初戦を迎える。

◆AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第1節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51523

AFCチャンピオンズリーグ2015 グループステージ 第1節 vsウェスタン・シドニー・ワンダラーズ

土居が同点弾も、ホームで3失点。鹿島、4年ぶりのACLは黒星スタート。

4年ぶりとなるアジアでの戦いが、ついに始まった。AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節で、鹿島がウェスタン・シドニー・ワンダラーズとホームで対戦。前回王者を相手にスコアレスで迎えた後半、先制を許した後に土居のゴールで一時は追いついたものの、その後に2失点を喫して1-3で敗れた。



プレシーズンマッチで3連勝を果たし、選手たちは満を持してACL初戦に臨んだ。熾烈を極めるポジション争いの中、トニーニョ セレーゾ監督は最終ラインに西と昌子、植田、山本の4人を起用。中盤では小笠原と柴崎がボランチに入り、2列目には遠藤と土居、そしてカイオが名を連ねた。プレシーズンマッチで出場がなかった植田とカイオが先発に指名され、1トップには高崎、最後尾には曽ヶ端が立ちはだかった。





2月の夜らしく厳しい冷え込みの中、カシマスタジアムでキックオフの笛が鳴った。サポーターの声援を背に、鹿島は立ち上がりから積極的に攻勢をかけていく。まずは3分、ペナルティーエリア左手前での競り合いから柴崎がセカンドボールを拾い、横で待っていた土居にパス。土居は右側に流れながらバウンドするボールに合わせ、思い切りよくダイレクトボレーを放ったが、強烈なシュートは惜しくも枠の右へ外れた。

「どこが相手でも勝つだけ」と語っていた土居の決意にみなぎるシュートで勢いに乗った鹿島は7分、右サイドのFKを小笠原が蹴り込むと、低い軌道のボールに高崎が反応して背後へ逸らす。ペナルティーエリア中央へ走り込んでいた昌子が身体ごと押し込もうとしたが、シュートはゴールライン上ぎりぎりのところで相手GKにセーブされてしまった。







10分以降は一進一退の展開となり、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズにゴール前への進入を許す時間帯もあったが、鹿島の選手たちは大柄な相手に対して身体を張った守備で応戦し、均衡を破らせない。ボールをキープされても集中力を切らさず、サイドのスペースを突いたカウンターでチャンスを作って押し込んでいった。





26分には、小笠原と柴崎を起点に縦へ速い攻撃を見せ、右サイドの背後へ抜け出した遠藤が中央へ折り返すと、最後は高崎が飛び込んだものの、相手にクリアされてしまった。さらに29分には、中盤左サイドで縦へと突破したカイオがスルーパスを出し、高崎が反応してペナルティーエリア内へ。角度のないところから左足を振り抜いたが、相手GKにセーブされてしまった。



そして前半最大の決定機は45分、ペナルティーエリア内で相手DFとGKの連係ミスを突き、こぼれ球を拾った山本がGK不在のゴールへシュートを放ったものの、枠の左へ外れてしまった。前半はスコアレスで終了した。






チャンスを作りながらも均衡を破れず、迎えた後半。鹿島は前半同様、立ち上がりから攻勢をかけた。しかし、先制点はウェスタン・シドニー・ワンダラーズのものだった。54分、左サイドからのロングスローでゴール前での混戦状態を作られ、最後はクリアを試みた昌子が触れたボールが無情にもゴールへ吸い込まれてしまった。





思わぬ形で先制を許した鹿島は、セレーゾ監督が65分に本山を投入して反撃の合図を送る。そして、この交代によって右サイドにポジションを移したカイオから、待望の同点弾が生まれた。68分、右サイド深くでフィジカルの強さを見せ、相手のマークを振り切ったカイオが狙いすましたクロスを送ると、最後は土居が強烈なボレーを突き刺した。



同点弾を決めた土居は、直後にボールを拾いに行き、逆転への意志を示した。鹿島は勢いに乗ってサイド攻撃を仕掛け、カイオを中心にチャンスを演出していく。しかし、次の1点を奪えないまま試合は終盤へ。セレーゾ監督は76分に赤崎、81分に中村を投入して、逆転弾への希望を託した。







しかし86分、右サイド深くへ進入を許すと、最後は中央での縦パスから高萩に押し込まれて勝ち越されてしまう。さらに後半アディショナルタイムには、自陣でのボールロストから3失点目を喫した。










鹿島は1-3でウェスタン・シドニー・ワンダラーズに敗れ、ACL黒星スタートとなった。ホームで厳しい結果に終わり、一歩目を踏み出すことはできなかった。次戦は1週間後、3月4日のグループステージ第2節FCソウル戦となる。アウェイでの戦いとなるが、初戦を落とした以上、勝ち点3を奪いに行かなければならない。今日味わった悔しさをバネに、チーム全員で這い上がるしかない。



【この試合のトピックス】
・ACLの試合をカシマスタジアムで開催したのは、2010年5月12日の決勝トーナメント1回戦、浦項スティーラーズ戦以来、1750日ぶり。
・ACLのグループステージ初戦で黒星を喫したのは2009年以来、2回目。前回はアウェイで水原三星に1-4で敗れたが、その後に4勝1分と持ち直して決勝トーナメント進出を決めている。
・ACLでオーストラリアのクラブと対戦したのは今回で5回目。今日の敗戦で、戦績は2勝1分2敗となった。2008年に対戦したアデレード・ユナイテッドとは1分1敗、2011年に対戦したシドニーFCには2勝を挙げている。
・先発11名のうち、半数以上となる、植田、昌子、山本、土居、カイオ、高崎の6選手がACL初出場だった。また、途中出場の中村もACLで初めてピッチに立った。


監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ


ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ:(代行)イアン クルーク


[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・私は60年間、サッカーの世界で過ごしているが、いつもサッカーの試合には驚かされる。いくら内容が良くても、1-3というスコアで負けてしまうこともある。正直、1-3というスコアを見てコメントしてほしいと言われても、私から言えることはあまりない。なぜなら、みんなが魂を込めて、自分たちのサッカーをしっかりと表現してくれていたから。しかし、サッカーの難しいところは、いくら良い試合運びをしていても、負けてしまうことがある。次から次へと過密日程が待っているので、現実を受け止めて試合をこなしていかなくてはいけない。1つの試合に負けたからといって、下を向くわけにはいかない。良いサッカーをしていたわけだから、次の試合でもしっかりやるだけ。
・今日はホームゲームということでたくさんのサポーターが駆けつけてくれた。勝利という結果を届けることができず、とても残念で、申し訳なく思う。
・今日の前半に関しては、私たちのサッカーの出来が想像していたよりも良く、皆さんも少し驚かれたのではないかと思う。後半に同じサッカーを持続して出来なかった、今後の課題。ポゼッション、ボックス内でのシュートの回数などはすべて相手より上回っていたはず。修正するところは修正して、次の試合に向けてしっかり準備していきたい。
・今は試合直後で、体の中のアドレナリンが出ていて、熱さが残っている状態なので試合の内容を語ることはできない。冷静に判断できる状態になったときに、しっかり分析して評価したいと思う。次の試合まで1週間あるので、有効に使っていきたい。まだ公式戦が始まって1試合目。チームは結束力が高く、1つにまとまっているので、誰かについて評価するよりも全体で改善していくことを考えなくてはいけない。若いチームだが、自分で犯した失敗は自分が一番よくわかっているはず。言うべき時がきたら一つ一つ課題を伝えていきたいと思う。まだACLのグループステージが突破できなくなったわけではない。サッカーの基本的な哲学である、戦う気持ち、強いスピリットを持って、次の試合を戦っていきたい。

ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ:(代行)イアン クルーク
・非常にタフな試合だったが、タイトルを守るという意味ではとても良いスタートをきることができた。結果には非常に満足している。
・アントラーズは素晴らしい歴史を積み上げてきたクラブ。今日は我々の強さ、良さを出すことができたことが大きかった。私たちはいつも通りのプレーができたが、アントラーズはそうではなかったのではないかと思う。
・もう少しポゼッションを上げたいという意図があって、残り10分のところで選手交代をした。高萩選手は自動的にひとつ前のポジションに上がってプレーをすることで、もう3点ぐらい取ってくれるのではないかと期待していた。彼はそれに値するぐらいの良い仕事をしてくれたと思う。
・今日の試合は良い結果だった。これまでも良いプレーをしていたと思うが、時には勝利というものが自分たちの自信に繋がる。今週末に控えているシドニーFCとの大きな大きなダービーマッチへ、良い状態で繋げていきたい。


選手コメント

[試合後]

【本山 雅志】
0-1で負けている状態で入ったから、どうにかして追いついて逆転することを考えていた。ホームだから勝ちに行っていた。1点を取ってから前掛かりになるのは仕方ない面もあるけど、チャンスも多く作っていたから残念。追いついたところまでは良かったし、リスクを負わずにやっていこうと思っていたけど、カウンターからやられてしまった。アウェイで勝ちに行く状況になる。しっかり調整して、次は絶対に勝たないと。

【遠藤 康】
結果は結果なので、次の試合に切り替えてやるしかない。前半にチャンスを多く作った中で点を取れないと、後ろの選手も厳しくなってしまう。セットプレーは相手の得意な形だし、そういうプレーをやらせないように、という話もしていたけど、このような結果になってしまった。切り替えてやるしかない。ミスをチーム全体でカバーしなければいけないし、それがサッカーだと思う。切り替えの部分をもっと早くしないといけない。

【高崎 寛之】
前半からチャンスはあって、それを決めきれなかった自分のせいでもある。しっかりチャンスをモノにしないと、厳しい試合になってしまう。そこをしっかり反省して、次に生かさないといけない。試合を支配したのは自分たちで、うまくサイドを変えながら攻撃できたと思う。最後のフィニッシュの部分が課題だと思うから、そこを改善すればもっと楽な試合になると思う。もう少し攻撃のバリエーションも増やせたらいいし、真ん中にボールが入らない場面もあったので、そこでもっとボールを引き出せればサイドが空くだろうから、そういう面をやっていきたい。次、頑張ります。

昌子選手、土居選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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