日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年4月11日火曜日
◇Jクラブ「個の育成」最大の課題 才能発掘も低評価(ニッカン)
Jリーグが10日、東京・JFAハウスで育成事業説明会を開き、15年12月に導入したクラブの育成組織評価システム「フットパス」の結果を報告した。開発したベルギーのダブルパス社が各クラブから集めた資料を検証し、担当者の聞き取りや視察も行った上で格付け。今年1月までにJ1、J2全40クラブの監査が完了し、11項目で現段階の“点数”が明らかになった。
その結果、Jクラブは「個の育成」に最も課題を抱えていることが浮き彫りになった。欧州のトップ級を100点とした場合、日本は平均25点。具体名は伏せられたが、最高評価のクラブでも50点だった。また、プロ選手の輩出数や活躍の度合いを示す「生産性」も100点から0点まで両極化。平均も30点と、才能の発掘面も低い評価だった。
11項目の中では「戦略」が最も高かったが、それでも平均58点。今年2月に就任したJリーグの松永英機アカデミーダイレクター(54)は「ブンデスリーガやプレミアリーグで採用されている仕組みによって課題が明確になった。最高は50点台でしたが、まだまだ伸びしろもあるということ」と今後の向上に期待した。
改善策として選手や指導者の海外派遣、専門家を招いての研修合宿にさらに力を入れていく方針を示し「欧州では育成年代の勝敗は二の次。個人の育成が最も大事」と、文化の違いも参考にする必要性を訴えた。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1805706.html
◆[MOM2093]鹿島FW金澤蓮(3年)_急伸のストライカーが抜け目ない先制弾で勝利を呼ぶ(ゲキサカ)
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.9 高円宮杯プレミアリーグEAST第1節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース 味スタ西]
市立船橋・朝岡隆蔵監督は重ねて立ち上がりの悪さを悔やんだが、逆に言えばそこを突き切ったことこそ鹿島アントラーズユースの勝因だった。
前半7分、両チームの明暗を分けるCKの攻防で、MF出津真哉が選択したのは大きくファーサイドへ弧を描くボール。これに合わせたのは「ヘディングのところはもっと自信をもってもらいたい」と熊谷浩二監督もその“頭”に信頼を置くDF中村勇太。完全に競り勝って折り返したボールに、FW金澤蓮が抜け目なくこちらも頭で合わせて先制点を奪い取った。
マークに付いていた市立船橋の選手がファーサイドへ飛んだCKに対してボールウォッチャーになっていたスキを見逃さず、動き出してフリーになっての一撃。昨季はDF登録になっていたこともあるのだが、このゴールはまさにストライカーらしさを表現するものだった。その後も頑健な体を前線で張りながら、守備でも奮闘しつつ、ゴールを狙い続ける。記録したシュート数の約半分は金澤から放たれたものとなった。
そんな金澤について熊谷監督は「今季のチームのキーになって欲しい選手」と形容する。エース候補のFW石津駿斗が出遅れていることもあり、昨年秋から出場機会をつかんで急成長してきたストライカーにかかる期待は大きい。「技術的に粗いところもあるけれど、得点感覚があって、フィジカルもある」と熊谷監督も評価する。大きな期待を背負う金澤がこのまま得点を積み上げていけるかどうかは、鹿島ユースの今季浮沈をも大きく左右することにもなりそうだ。
(取材・文 川端暁彦)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?213397-213397-fl
◆[プレミアリーグEAST]闘魂の鹿島ユース、粘る市立船橋を振り切り、貴重な勝ち点3(ゲキサカ)
[4.9 高円宮杯プレミアリーグEAST第1節 市立船橋高 1-2 鹿島ユース 味スタ西]
高円宮杯U-18プレミアリーグEASTは9日、味の素スタジアム西競技場で第1節第2日を実施。その第3試合では昨季3位の市立船橋高(千葉)と一昨年の王者である鹿島アントラーズユース(茨城)が激突し、2点を先行した鹿島ユースが市立船橋の追撃を振り切り、2-1で開幕白星を飾った。
ウォーミングアップから気合い十分の鹿島は、下位に低迷した昨年からの流れを振り払うように、持ち前のアグレッシブに戦う姿勢を見せる。対する市立船橋はテクニカルな選手がそろうメリットを生かし、しっかりゲームを組み立てながらゴールを狙っていく。熊谷浩二監督が常日ごろから主張してきたように、そこに描かれたのはありがちなユースと高体連の図式ではなく、プレミアリーグらしいボーダーレスなスタイルによる攻防となった。
立ち上がりに先手を取ったのは鹿島だった。前半7分、MF出津真哉のCKをDF中村勇太が頭で折り返すと、最後はFW金澤蓮がこちらも頭で合わせて先制点を奪い取る。「イチフナさんが相手ですし、点を取るならセットプレーなどで少ないチャンスを決めていくしかないと思っていた」(熊谷監督)という狙いどおりの先制ゴールだった。
鹿島はさらに後半の立ち上がりにも追加点を奪い取る。出津のFKを市立船橋DFが跳ね返したところをDF白井亮がシュート。これがこぼれたところを、抜け目ないポジションをとっていたMF渡邉伶那斗が流し込んで、2-0と突き放した。オフサイドにも見えたシーンだったが、映像を観るとこれはオンサイド。副審のファインジャッジだった。
2点のビハインドを負うことになった市立船橋は新10番MF郡司篤也のポジションを前に出しながら反撃の態勢を整えて、猛攻を開始する。後半、鹿島のシュート数はゴールになった立ち上がりの1本のみで、ここからは完全に市立船橋が鹿島を殴り続ける展開。後半38分には郡司の見事なシュートも決まって流れは大きく傾いたかに見えた。
だが、鹿島の守備陣はこの劣勢に対してハードに対抗。CBの中村と増崎大虎が得意のヘディングで粘りの防戦を見せ、負傷明けで状態が心配されていた元U-16日本代表GK沖悠哉も勇戦。「『どうしても出たい』と言ってきた思いを見せて、やり抜いてくれた」(熊谷監督)と、どこかを痛めているとは思えぬ果敢な守備姿勢で市船攻撃陣と対峙し、味方を鼓舞し続ける。常に謙虚な熊谷監督も「ウチにはそれしかない」と胸を張る長所、つまり団結力と気迫の攻守で市立船橋を上回った鹿島が、2-1のまま逃げ切り、貴重な勝ち点3を開幕戦にて積み上げてみせた。
敗れた市立船橋・朝岡隆蔵監督は「リーダーが出てきてほしい」と切実な言葉を漏らしつつ、「このままなら監督の自分がキャプテン役をやるしかなくなる」とも言う。同時に自分たちに足りないモノを押し出してくる「アントラーズのようなチームとやれて良かった」とも語った。内容面も踏まえて「そんなに悲観してはいない」と強調した朝岡監督にとっての開幕戦は「勝負強さや逞しさをどうやって付けていくのか」という“上手い”選手の多いチームの課題をあらためて噛みしめる開幕ゲームともなった。
(取材・文 川端暁彦)
http://web.gekisaka.jp/news/detail/?213394-213394-fl
◆鹿島石井監督「気持ちで」ACLに向け選手ら鼓舞(ニッカン)
鹿島アントラーズが9日、ACL1次リーグ敵地ブリスベン戦(12日)に向け、成田空港からオーストラリアに出発した。
前日8日のリーグ戦では中盤4人を入れ替えて臨み、セレッソ大阪に0-1と敗戦。足首痛のFW金崎に加え、FWペドロ・ジュニオールもケガのため同行できなくなった。石井監督は「ケガ人が出てしまったけれど、強い気持ちで戦ってほしい」と鼓舞した。
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1805344.html
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