日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月22日土曜日

◆ニッカン担当記者順位予想、川崎F連覇的中は2人(ニッカン)






<2018ニッカン・フットボール・アウォーズ:番外編>

恒例の「ニッカン・フットボール・アウォーズ」の最後は番外編。開幕前に日刊スポーツのサッカー担当が予想した順位の“答え合わせ”を、平成最後の流行語に乗せてお届けします。

サッカーの担当なんだから、みんな順位予想も当たるよねー。「そだねー」。

ってわけにはいかなかった。18人の記者がJ1リーグの順位を予想。担当クラブへの“忖度(そんたく)”もあった? のか、的中1つ以下の記者が半数の9人とは…。「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と、チコちゃんに一喝されても仕方ない。

そんな中、5つ的中でトップは八反記者。前キャップで、ワールドカップ(W杯)ロシア大会も取材してるし、サッカー見る目あるんやもん。昔担当した名古屋グランパスをシビアに15位予想して当てるんやもん。八反記者、「半端ないって」。

6人が1位に推した鹿島アントラーズがV逸し、7人が16位以下と見たサンフレッチェ広島が混戦を「ひょっこりはん」と抜け出して2位に躍進したのが、この結末の要因か。川崎フロンターレの2連覇的中は2人。来年は何人が3連覇と見るか。当欄(来年もあるかは知らないが)で小言を言われることなく「いい(e)ね、ニッカンスポーツ!」と言われるよう、サッカー担当全員で取材にまい進したいと思います。(おわり)





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◆ニッカン担当記者順位予想、川崎F連覇的中は2人(ニッカン)





◆鹿島、チーム力が生んだ安定感は流石のA判定。神様も帰還、常勝軍団が遂げた初のアジア制覇【2018年Jリーグ通信簿】(フットボールチャンネル)






今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は、クラブ史上初のアジア制覇を達成した鹿島アントラーズの今季を振り返る。

過密日程で手にした新たなタイトル

 大型補強を敢行した昨季は2位に甘んじた鹿島アントラーズ。今季はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)制覇も視野に入れて臨んだ。リーグ戦は開幕3試合を1勝1分1敗とスタートダッシュに失敗。第6節・湘南ベルマーレ戦、第7節・FC東京戦と2連敗を喫することもあった。それでも連敗はこの時のみで、以降は安定して勝ち点を積み重ねていった。

 夏場からシーズン最終盤にかけては2度の3連勝があり、調子をさらに上げていった。リーグ優勝こそ逃がしたが、3位でフィニッシュ。来季のACL出場権を獲得している。

 これまで多くのタイトルを掴んできた常勝軍団だが、まだ頂点を経験していない大会があった。それがACLだ。今季はしぶとくポイントを稼いでグループリーグを突破。決勝トーナメントでも力強い戦いを見せ、ついに決勝進出を果たす。ペルセポリスとのファイナルでは、ホームで行われた1stレグで2-0と先勝。アウェイでの2ndレグもしっかりとまとめ、念願の初優勝を遂げた。

 選手個々の成長でチームはさらに逞しくなった。金崎夢生がシーズン途中にサガン鳥栖へ移籍。得点源を一人失ったものの、鈴木優磨が貫禄のプレーを披露している。リーグ戦11ゴールはチームトップであり、彼がネットを揺らすことでスタジアムのボルテージも上がった。怪我で辞退となってしまったが、日本代表にも初選出。今後の飛躍が期待される選手だ。

 また19歳の安部裕葵は今季のベストヤングプレーヤー賞を受賞。そのプレーぶりは若手のそれではない。安西幸輝や犬飼智也も常勝軍団の一員としてチームに貢献しており、将来にも期待が持てる集団になっていると言える。

 もちろん小笠原満男、曽ヶ端準といった重鎮の存在も忘れてはならない。出場機会が減少した彼らだが、チームに与える好影響は今季も大きかったはずだ。そして、神様ジーコの帰還で選手たちの目の色もさらに変わっただろう。主力だけでなく、全員が役割を全うしたシーズンだった。

鹿島の2018シーズン通信簿

攻撃力:B
守備力:B
采配:B
人事:A
安定感:A





 好守に安定した力を発揮し、自分たちのリズムでなくとも踏みとどまれる強さも示した。過密日程を強いられる中で多くの選手が起用され、持ち味を出した。ロシアワールドカップ後に植田直通が海外移籍し、昌子源も負傷離脱。最終ラインは苦しい状況に陥ったが、他の選手たちが穴を埋めて見せた。

 セルジーニョ、チョン・スンヒョンといった途中加入組も重要な戦力となった。補強が成功したのはもちろん、大岩剛監督の采配も称賛されるべきだろう。

 クラブワールドカップではレアル・マドリーと再戦。1-3と敗れリベンジを果たすことはできなかったが、収穫の多いシーズンとなったことは間違いない。

【了】


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◆鹿島、チーム力が生んだ安定感は流石のA判定。神様も帰還、常勝軍団が遂げた初のアジア制覇【2018年Jリーグ通信簿】(フットボールチャンネル)





◆不用意なバックパスから…山本脩斗「3点目を取られてからは何もできない感じで」(ゲキサカ)



山本脩斗 Shuto.Yamamoto


[12.19 クラブW杯準決勝 鹿島1-3R・マドリー アブダビ]

 悔やみ切れないワンプレーだった。0-1で折り返した後半立ち上がりの4分、FWカリム・ベンゼマの決定的なシュートをゴールラインぎりぎりでクリアした鹿島アントラーズDF山本脩斗だったが、その4分後に不用意なバックパスから追加点を許してしまった。

「スンヒョンに出したパスがズレてしまった」。山本のバックパスにMFガレス・ベイルが詰め、DFチョン・スンヒョンの中途半端なパスをカット。そのまま無人のゴールに流し込まれた。その2分後にもベイルがハットトリック達成となる追加点。後半10分で0-3とリードを広げられると、その後はレアルの巧みな試合運びになす術がなかった。

「3点目を取ってからの試合運びは今までにないものだった。パスを回されて、何もできない感じで、あらためて差を感じさせられた。自分たちもJリーグで勝っているとき、そういう試合運びをやらないといけない。そこの質の高さを感じた。(プレッシャーに)行ってもはがされる。そこの上手さは自分たちも吸収しないといけない」

 延長戦の末、レアル・マドリーに2-4で惜敗した2年前の決勝にもフル出場していた山本。そのリベンジも懸かった試合だったが、欧州王者に力の差を見せつけられ、返り討ちに遭った。「もう一回対戦するチャンスを得て、勝ちたい気持ちで臨んだけど、こういう結果になって、すべてを出し切れたわけではない。やっぱり悔しい」と唇をかんだ。

(取材・文 西山紘平)


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◆不用意なバックパスから…山本脩斗「3点目を取られてからは何もできない感じで」(ゲキサカ)





◆鹿島戦のリバープレート予想スタメン…3位決定戦(報知)






 ◆クラブW杯 3位決定戦 鹿島―リバープレート(22日、UAE・アブダビ)

 準決勝で欧州王者・Rマドリードに1―3で敗れた鹿島は、22日の3位決定戦で南米王者・リバープレートと対戦する。公式会見に出席したリバープレートのマルセロ監督は鹿島について「この大会でも経験を積んでいるし、2年前に素晴らしい試合を繰り広げ、負けてはしましたが、2日前も素晴らしい試合でした」と語った。

 リバープレートはライバルチームのボカ・ジュニアーズと国内の人気を二分する南米屈指の名門クラブ。過去には元アルゼンチン代表DFアジャラ、MFマスチェラーノ、MFカンビアッソ、MFアイマール、FWサビオラらがプレーした。

 リバープレートの予想スタメンと選手データは以下の通り。

【GK】

1アルマーニ(32)
★16年大会準決勝で鹿島から3失点
★市場価値9億2000万円
★プロ通算195試合0得点
★アルゼンチン代表3試合0得点。18年ロシアW杯

【DF】

29モンティエル(21)
★準決勝で元鹿島MFカイオに大苦戦
★市場価値9億2000万円
★プロ通算23試合0得点
★アルゼンチン国籍

2マイダナ(33)
★通算243試合でイエロー64枚の荒者
★市場価値1億9000万円
★プロ通算243試合4得点
★元アルゼンチン代表5試合1得点

22ピノラ(35)
★ニュルンベルクで長谷部金崎清武と同僚
★市場価値1億3000万円
★プロ通算333試合10得点
★元アルゼンチン代表2試合0得点

20カスコ(30)
★横から見るとスネ夫のようなヘアセット
★市場価値1億6000万円
★プロ通算206試合7得点
★元アルゼンチン代表2試合0得点

【MF】

15パラシオス(20)
★今冬のRマドリード入りの噂。逸材
★市場価値25億4000万円
★プロ通算27試合3得点
★アルゼンチン代表2試合0得点

8キンテロ(25)
★わがままボディーが繰り出す強烈ミドル
★市場価値11億4000万円
★プロ通算176試合30得点
コロンビア代表23試合3得点。14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯

24エンゾペレス(32)
★今冬にJクラブ加入の現地報道あり
★市場価値3億2000万円
★プロ通算260試合24得点
★元アルゼンチン代表26試合1得点。14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯

【FW】

10マルティネス(25)
★9月に代表初出場初得点。欧州熱視線
★市場価値25億4000万円
★プロ通算185試合30得点
★アルゼンチン代表2試合1得点

27プラット(30)
★6か国でプレー経験ありの巨漢渡り鳥
★市場価値10億2000万円
★プロ通算324試合102得点
★元アルゼンチン代表5試合2得点

19ボレー(23)
★ボレーではない形で準決勝2ゴール
★市場価値9億2000万円
★プロ通算94試合30得点
★コロンビア国籍




◆鹿島戦のリバープレート予想スタメン…3位決定戦(報知)





◆今季最終戦となるリーベルとの3位決定戦、内田篤人「勝って日本に帰りたい」(ゲキサカ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 22日のFIFAクラブワールドカップ3位決定戦で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦するアジア代表の鹿島アントラーズが21日、UAE・アブダビのザイードスポーツシティスタジアムで公式会見を行い、大岩剛監督とDF内田篤人が出席した。

 2年前のリベンジを目指した19日の準決勝レアル・マドリー戦は1-3の完敗。2大会ぶり2度目の決勝進出を果たせず、3位決定戦に回ることになった。それでも大岩監督は「非常に残念な敗戦だったが、しっかり頭を切り替えようという話は選手にしている」と指摘。「我々にとって今シーズンの最終戦。集大成のゲームをしたい」と意気込んだ。

 海外メディアからは「どういうモチベーションで3位決定戦に臨むのか。勝ちたい意欲は残っているか」という質問も出たが、内田は「日本からも数多くのサポーターが応援してくれている。11人プラス3人。アントラーズを代表して試合に出るだけでもモチベーションになる」と力説。「これだけの素晴らしい大会で、きれいな芝生でサッカーがやれる。僕たちは勝って日本に帰りたい」と必勝を誓った。

 3位決定戦で対戦するのは南米代表のリバープレート。18日の準決勝では開催国代表のアルアイン(UAE)にPK戦の末、敗れた。前半3分にCKから先制を許す展開。一度は逆転したが、後半6分に2-2の同点に追いつかれると、延長戦を含めた120分間でも決着がつかず、PK4-5で敗れた。

「鹿島にとってリバープレートの負け方は有利に働くと思うか」という質問に大岩監督は「そういう分析はしていない。非常にタフで、激しいゲームだった。最初の失点がリーベルには悔やまれると思うが、我々も攻撃、守備でセットプレーに重点を置いている。隙があれば我々も(セットプレーから)得点のチャンスをつかみたいし、相手にはセットプレーのチャンスを与えないようにしたい」と答えた。

 内田も「これまでも南米の選手やチームと対戦したことはあるが、精神的にも肉体的にも非常にタフ。一つの敗戦が次に影響するというのは今までも感じ取れなかった」と指摘。「次はもっと強い気持ち、モチベーションで臨んでくると思う」と警戒し、「今シーズン最後の試合。しっかりとした気持ちで試合に臨みたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)




◆今季最終戦となるリーベルとの3位決定戦、内田篤人「勝って日本に帰りたい」(ゲキサカ)





◆砕かれた勇気と自信。レアルの2年と鹿島の2年、その違いは何だったのか?(GOAL)



安部裕葵 Hiroki.Abe


鹿島アントラーズは19日(日本時間20日)、UAEで行われているFIFAクラブワールドカップ準決勝でレアル・マドリーと対戦し、1-3で敗れた。白い巨人は徐々にリズムをつかむと鹿島を圧倒。ベイルのハットトリックで欧州王者の力を見せつけた。この試合に臨んだ鹿島の選手たちは何を感じ、何をつかみ取ったのか


■選手たちが感じていたレアルの強度

「悔しいけど次に進める悔しさだと思う」

試合後、土居聖真は非常に複雑な心境だと言いつつ、最後にはそう締めた。

レアル・マドリー相手にゴールを決めることができた。しかもそのときのポジションはボランチ。長い距離を走りシュートを放った。しかし、「ベイルは3回やっている」とハットトリックを決めた敵のストライカーと自身とを比べる。悔しさと充実感、楽しさ。そういう感覚がこの試合にはあったのだろう。

敵は世界を代表するタレントがひしめくクラブ。アジア王者とはいえ、鹿島アントラーズとの差は歴然だった。それでも2年目前のCWC決勝での善戦は鹿島の選手たちに勇気と自信を与えていた。「レアルにリベンジ」という想いは当然あった。そのうえ、今季のレアルは好調とはいえず、リーガで勝利してもバッシングが絶えない。そんなネガティブなプレッシャーを背負ったレアルに対して、準々決勝で逆転勝利した鹿島には勢いもあった。しかし、そんな感情が油断を生んだわけではないだろう。

「調子が悪いと言われているからこそ、この大会できっかけをつかみたいという気持ちになるんだと思う」と戦前昌子源も語っている。

個の能力の高さは了承済で、それを組織でいかに守り切るかが課題だった。無失点で抑えれば、こちらに勝機は巡ってくる。同時に先制点を許す可能性も理解していた。前半終了間際に失点したが、動じることはなかった、前半のレアルは、ウォーミングアップ程度に見えたが、それでもその強度の高さを感じてもいた。

「すべてのスピードが速くて、それに対応しながら、このまま90分を戦うのは難しいという気持ちもあった」と安部裕葵が振り返っている。


■パスミスしてもベンゼマは笑っていた



後半10分までの間に2失点してしまう。2点目はバックパス絡みのミスで生まれた。

「2失点目のダメージは大きかったかな。でも顔を上げて戦いにいくところを見せたかった。でも、守備ではめて行こうとするんだけど、うまくはまらなかった。だからといって、はめにいかないと自由にされる。相手をつかめないっていうんか。とにかく差を痛感した。この差についてはいろんな言葉で表現できるんだと思う。

2年前もなめられているなと思ったけど、今回も同じだった。0-3になってからは、パスミスしてもベンゼマは笑っていた。遊んでいるようなプレーをされてしまった。一応同じプロとしてやっているのに、こっちは必死なのに、相手は笑いながらプレーしている。屈辱的だったし、これが世界との差かって実感したところもある。そういう相手にどうすればいいのか? 試合中の正解の見つけ方が最後まで出なかった」

昌子は対応の難しさを痛感していた。そして時間の経過とともに疲労に襲われ、鹿島の選手たちの苦闘はさらに増した。それは2年前とは違う苦しさだった。

「ホームだったとか、アウエイだったとか、誰がいて、誰がいないという話の問題じゃない。きっと結果を見て、そんなふうに言われるんだろうけれど、そういう話はナンセンスだと思う。レアルと対戦できるチャンスなんてそうそうあるものじゃない。そこで手を抜くとか、頑張らないなんてことはないから。気持ちを見せるプレーをしたい。球際を強く行きたいと思っても、相手がそういうふうにさせてくれなかった」


■悔しさを感じることも許されないほどの「差」





周囲の期待の大きさは分かっている。だからこそ悔しい。でも、その悔しさを感じることも許されないほどの「差」があった。しかし、タイトルを逃すことは相手がどこであっても許されない。それも理解している。だからこそ、言い訳めいた話をしたくはなかった。何を言っても言い訳にしか聞こえない。それが現実だとしてもだ。

土居が話す。

「いろんな複雑な気持ちが混ざりに混ざっています。楽しい、悔しい、もっとやりたい。みんな、チンチンにやられましたけど、それでもなんかこう充実感もありました。本当に終わってほしくない90分だった。こんなに終わってほしくない90分を感じたことがなかったかな。前回対戦も思いましたけど、そのときよりも強く思った。もっとうまくなりたい。レベルの差は感じたけれど、そうも言ってられない。これから自分がどれだけ突き詰められるか、これが今の実力だから」

「2年前に戦って『行けるな』と思っていたとしたら、大間違い。W杯と同じじゃん。南アフリカで行けるなと思ってブラジルでボン! でもそれはやらなくちゃわからないからね」

内田篤人はベスト16進出したワールドカップ南アフリカ大会とグループリーグで惨敗したブラジル大会を例に出した。時計の針はすべてのチームにとって平等に回っているはずだ。鹿島にとっての2年間は、レアルにとっても同じ2年間であるが、その進化の度合いが違うのか? それとも2年前より今回のほうがレアルは本領を発揮したということなのか?

懸命に戦った。持てる力は出せるだけ出した。それでも結果は完敗だった。できることは力の差を素直に認めることだけなのだろう。そうしなければ、前には進めない。そんな苦い再戦だった。

文=寺野典子




◆砕かれた勇気と自信。レアルの2年と鹿島の2年、その違いは何だったのか?(GOAL)


◆鹿島FW安部は「日本の宝石」 欧州の関心を海外紙報道「いくつかのチームが追跡してる」(FOOTBALLZONE)



安部裕葵 Hiroki.Abe


準決勝でレアルに完敗も、グアダラハラ戦で華麗な一撃を決めるなどインパクトを残す


 鹿島アントラーズは現地時間19日のFIFAクラブワールドカップ(W杯)準決勝で欧州王者レアル・マドリード(スペイン)に1-3で敗れ、2016年大会のリベンジは叶わなかった。22日にはリーベル・プレート(アルゼンチン)との3位決定戦に挑むが、今大会で名を挙げたのが19歳FW安部裕葵だ。スペイン紙「ABC」は「ヨーロッパのいくつかのチームが追跡している」と報じている。

 鹿島は2016年大会のリベンジを期して準決勝レアル戦に挑んだが、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルにハットトリックを許し、1-3で敗れた。欧州王者に力の差を見せつけられる結果となり、先発フル出場した安部は顔を覆って涙した。

 しかし、安部は現地時間15日の準々決勝グアダラハラ(メキシコ)戦で、ゴール左45度から華麗な一撃を決めて3-2の逆転勝利に貢献。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」から「アベがデル・ピエロになる」と形容されるほどのインパクトを残した。

 スペイン紙「ABC」も「ヒロキ・アベ:鹿島が隠し持つダイヤモンド」と19歳の有望株に言及。「世界のサッカーファンの大部分にとっては完全に未知の選手だが、ヒロキ・アベは日本サッカーの宝石の一人」とし、「アベはヨーロッパのいくつかのチームが追跡している」と海外から関心を持たれていることについて触れている。

 2018年のJリーグベストヤングプレーヤーに輝き、2020年の東京五輪や22年のカタールW杯のメンバー入りへの期待も大きい若武者は、世界での注目度も高まっているようだ。




◆鹿島FW安部は「日本の宝石」 欧州の関心を海外紙報道「いくつかのチームが追跡してる」(FOOTBALLZONE)





◆「アジア王者の誇りとプライドがある」鹿島MF遠藤康が3決リーベル戦での勝利を誓う(GOAL)



遠藤康 Yasushi.Endo

遠藤は試合後にレアル・マドリーとの一戦について振り返った。

19日に行われたFIFAクラブワールドカップ(CWC)準決勝で、鹿島アントラーズはレアル・マドリーに1-3と敗戦。遠藤康は、敗戦を悔やみつつ、3位決定戦の勝利を誓っている。

2016年大会決勝の再戦とあって試合前から注目を集めた一戦だったが、鹿島は前半終了間際から後半開始直後にかけてギャレス・ベイルにハットトリックを許すなど苦しい展開に。78分に土井聖真が1点を返すも反撃はここまで。1-3でレアル・マドリーの前に屈して、3位決定戦に回ることが決まった。

試合後、キャプテンマークを巻いた遠藤は『FIFA.com』でこの一戦を振り返った。

「前半の最後で失点してしまったことが響いてしまった。0-0で後半を迎えられていれば良い結果を得られるチャンスはあった。あの失点で試合は難しくなってしまった」

「みんなにとって失望的な結果。でも、相手はファンタスティックなチームだった。相手ゴールを中々こじ開けることができなかったが、最後まであきらめることなくプレーした」

また、試合後にはクラブのテクニカルディレクターを務めるジーコ氏が選手1人ひとりを労う姿も確認されていた。フットボール界のレジェンドが創成期にクラブに植え付けた“ジーコの魂”の下でプレーしていると話した遠藤は、3位決定戦に向けての意気込みを語った。

「良い形で大会を終えたい。リーベル・プレートは偉大な伝統を持つ、非常に強いチームだ。彼らはアル・アインに敗れたが、弱いチームであることを意味しているわけではない。しっかりと準備をして次の試合を迎えるだろうし、負けは許されないと考えているはずだ。でも、僕たちにも同じ。最高の試合になるだろうね」

「(2年前に)ファイナルを戦った経験は大きな助けになると思う。それに、僕たちにはアジア王者としてこの大会に参戦したプライドと責任がある。この大会でアジアのフットボールの強さを見せつけたい。今は3位になることだけを目指している」




◆「アジア王者の誇りとプライドがある」鹿島MF遠藤康が3決リーベル戦での勝利を誓う(GOAL)


◆鹿島60試合目がクラブW杯3決「最後まで全力で」(ニッカン)






クラブ・ワールドカップ(W杯)で、アジア王者の鹿島アントラーズは22日午後5時半(日本時間午後10時半)からアラブ首長国連邦のアブダビで行われる3位決定戦で南米覇者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。21日は現地で大岩監督が記者会見し「今季のわれわれの最終戦。まさに集大成のゲームをしたい」と気合を入れた。

ベテランDF内田は「南米のチームは精神的にも肉体的にもタフ。強いモチベーションで臨んでくると思う」と警戒する。リバープレートは背番号10の俊足マルティネスら、個々の能力は非常に高い。全員で緊密な距離感を保ち、攻守とも1対1の局面をなるべく避けることが肝心だ。

今季は過密日程を乗り越え、悲願のアジア王者に輝いた。大岩監督は「次が今年の(公式戦)60試合目。自分たちが積み上げてきたものを出し、一体感を持って最後の最後まで全力で戦う」と意気込む。総決算として、好試合で締めくくれるか。




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◆【鹿島】昌子源、リバープレート戦欠場の可能性…内転筋痛で前日練習を欠席(報知)






 ◆クラブW杯▽3位決定戦 鹿島―リバープレート(22日、UAE・アブダビ)

 準決勝で欧州王者・Rマドリードに1―3で敗れた鹿島は、22日の3位決定戦で南米王者・リバープレートと対戦する。

 冒頭のみを公開した鹿島の最終調整には22人の選手が参加。Rマドリード戦で内転筋を痛めたDF昌子源は参加せず、チーム関係者によると病院で治療を行ったという。リバープレート戦の出場は微妙になった。




◆【鹿島】昌子源、リバープレート戦欠場の可能性…内転筋痛で前日練習を欠席(報知)





◆【鹿島】内田篤人、リバープレートは「レアルよりやりにくい」(報知)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 ◆FIFAクラブW杯 ▽3位決定戦 鹿島―リバープレート(22日、UAE・ザイード・スポーツシティスタジアム)

 【アブダビ(アラブ首長国連邦)21日=岡島智哉】アジア王者の鹿島は22日、リバープレート(南米王者)との3位決定戦に臨む。公式会見に出席したDF内田篤人(30)は、Rマドリード(欧州王者)に惨敗した準決勝(19日・1●3)から中2日の一戦に向け「今季最後の試合。勝って日本に帰りたい」と力を込めた。

 リバープレートは南米屈指の名門。新旧のアルゼンチン代表が多く在籍し、ロシアW杯日本戦で得点を挙げたコロンビア代表MFキンテロ(25)ら外国人選手も強力。内田は「レアルみたいに遊んでくれない分、やりにくいと思う。欧州と南米は、クラブW杯に対するモチベーションが全然違う」と警戒する。

 わずか8日間で北中米カリブ海王者のグアダラハラ、欧州王者、南米王者の格上と真剣勝負を戦うことは大きな財産となる。大岩剛監督(46)は公式戦60試合目へ「今季の我々の集大成。しっかり勝ち切りたい」と意気込んだ。




◆【鹿島】内田篤人、リバープレートは「レアルよりやりにくい」(報知)





◆鹿島、22日南米王者と3決!内田「勝って日本に帰りたい」/クラブW杯(サンスポ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 【アブダビ(アラブ首長国連邦)21日】クラブW杯でアジア王者のJ1鹿島は、22日午後5時半(日本時間午後10時半)から当地で行われる3位決定戦で南米覇者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。この日は大岩剛監督(46)とDF内田篤人(30)が会見に出席し、必勝を誓った。

 鋭い視線で会見場に現れた。決勝進出を逃し、精神的に難しい状況で迎える3位決定戦。鹿島DF内田は自らを奮い立たせた。

 「鹿島を代表して試合に出るというだけで、やらなければいけないという気持ちになる。勝って日本に帰りたい」

 今季、ドイツから7年半ぶりに古巣に復帰。元日本代表で海外経験豊かな30歳は、ピッチ内外で若手に手本を示した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝の悲願を達成し、クラブ20冠目のタイトル獲得に貢献した。


 充実の1年を白星で締めくくるつもりだ。リバープレートは個々の能力が高く、「南米のチームは精神的にも肉体的にもタフ。強いモチベーションで臨んでくると思う」と警戒。最後まで全力を尽くす。




◆鹿島、22日南米王者と3決!内田「勝って日本に帰りたい」/クラブW杯(サンスポ)






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