鹿島アントラーズは19日にFIFAクラブワールドカップ2018準決勝でレアル・マドリードと対戦し、1-3で敗れた。鹿島のテクニカル・ディレクターを務めるジーコ氏がこの試合を振り返り、コメントを残した。
レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルがわずか11分でハットトリックを決めて、前回王者に勝利をもたらした。ジーコ氏はレアル・マドリードの強さを認識しつつも、自分たちのサッカーをするべきであったとコメント。
同氏は次のように語っていた。
「(レアル・マドリード戦は)私が想像していた鹿島のチームではなかった。相手をリスペクトしすぎたのだと思う」
「プレッシャーとゴールへの気負いのせいでこれまでのような戦い方ができなかったのだろう。勝負強さを出せずに、ただ試合をプレーしてしまった」
「普通の試合をしては、レアル・マドリード相手に勝つことはできない。強敵と戦うときはチャンスをものにしなければならない。そして相手にプレゼントを与えてもいけない」
「レアル・マドリードの最初の2得点はストリートサッカーをする子供のようなミスを我々がしたことで生まれた。2点目はギフトだった。ミスはつきものだが、あの2失点のようなミスをしてはいけない」
◆鹿島TDを務めるジーコ、敗戦を悔やむ「レアルをリスペクトしすぎた」(サッカーキング)