【アブダビ(アラブ首長国連邦)21日】クラブW杯でアジア王者のJ1鹿島は、22日午後5時半(日本時間午後10時半)から当地で行われる3位決定戦で南米覇者のリバープレート(アルゼンチン)と対戦する。この日は大岩剛監督(46)とDF内田篤人(30)が会見に出席し、必勝を誓った。
鋭い視線で会見場に現れた。決勝進出を逃し、精神的に難しい状況で迎える3位決定戦。鹿島DF内田は自らを奮い立たせた。
「鹿島を代表して試合に出るというだけで、やらなければいけないという気持ちになる。勝って日本に帰りたい」
今季、ドイツから7年半ぶりに古巣に復帰。元日本代表で海外経験豊かな30歳は、ピッチ内外で若手に手本を示した。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)優勝の悲願を達成し、クラブ20冠目のタイトル獲得に貢献した。
充実の1年を白星で締めくくるつもりだ。リバープレートは個々の能力が高く、「南米のチームは精神的にも肉体的にもタフ。強いモチベーションで臨んでくると思う」と警戒。最後まで全力を尽くす。
◆鹿島、22日南米王者と3決!内田「勝って日本に帰りたい」/クラブW杯(サンスポ)