日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年12月22日土曜日

◆今季最終戦となるリーベルとの3位決定戦、内田篤人「勝って日本に帰りたい」(ゲキサカ)



内田篤人 Atsuto.Uchida


 22日のFIFAクラブワールドカップ3位決定戦で南米代表のリバープレート(アルゼンチン)と対戦するアジア代表の鹿島アントラーズが21日、UAE・アブダビのザイードスポーツシティスタジアムで公式会見を行い、大岩剛監督とDF内田篤人が出席した。

 2年前のリベンジを目指した19日の準決勝レアル・マドリー戦は1-3の完敗。2大会ぶり2度目の決勝進出を果たせず、3位決定戦に回ることになった。それでも大岩監督は「非常に残念な敗戦だったが、しっかり頭を切り替えようという話は選手にしている」と指摘。「我々にとって今シーズンの最終戦。集大成のゲームをしたい」と意気込んだ。

 海外メディアからは「どういうモチベーションで3位決定戦に臨むのか。勝ちたい意欲は残っているか」という質問も出たが、内田は「日本からも数多くのサポーターが応援してくれている。11人プラス3人。アントラーズを代表して試合に出るだけでもモチベーションになる」と力説。「これだけの素晴らしい大会で、きれいな芝生でサッカーがやれる。僕たちは勝って日本に帰りたい」と必勝を誓った。

 3位決定戦で対戦するのは南米代表のリバープレート。18日の準決勝では開催国代表のアルアイン(UAE)にPK戦の末、敗れた。前半3分にCKから先制を許す展開。一度は逆転したが、後半6分に2-2の同点に追いつかれると、延長戦を含めた120分間でも決着がつかず、PK4-5で敗れた。

「鹿島にとってリバープレートの負け方は有利に働くと思うか」という質問に大岩監督は「そういう分析はしていない。非常にタフで、激しいゲームだった。最初の失点がリーベルには悔やまれると思うが、我々も攻撃、守備でセットプレーに重点を置いている。隙があれば我々も(セットプレーから)得点のチャンスをつかみたいし、相手にはセットプレーのチャンスを与えないようにしたい」と答えた。

 内田も「これまでも南米の選手やチームと対戦したことはあるが、精神的にも肉体的にも非常にタフ。一つの敗戦が次に影響するというのは今までも感じ取れなかった」と指摘。「次はもっと強い気持ち、モチベーションで臨んでくると思う」と警戒し、「今シーズン最後の試合。しっかりとした気持ちで試合に臨みたい」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)




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