日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年10月20日日曜日

◆シャルケが土壇場で決勝点を奪い打ち合い制す…内田はフル出場(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20131020/142530.html



 ブンデスリーガ第9節が19日に行われ、ブラウンシュヴァイクと日本代表DF内田篤人の所属するシャルケが対戦。内田は先発出場した。

 アウェーで戦うシャルケは、20分にブラウンシュヴァイクのオルハン・アデミに個人技で得点され、先制点を許してしまった。敵地でビハインドを負ったが、29分にアーダーム・サライのヘディングシュートをGKが弾いたところをマックス・マイヤーが押し込み、すぐさま同点に追いついた。

 試合を振り出しに戻すと、勝ち越し点を奪えずに同点のまま後半を迎えた。すると、59分にはカウンターからブラウンシュヴァイクのカリム・ベララビにシュートを蹴り込まれ、再びリードを許してしまった。しかし、65分にはCKからゴール前で混戦が発生すると、最後はレオン・ゴレツカが蹴り込み、追いつくことに成功した。

 2度のビハインドを挽回したシャルケは、勝ち越しを狙うと、後半アディショナルタイムに右サイドの内田がクロスを上げると、ファーサイドまで流れたボールを拾ったユリアン・ドラクスラーがラストパスを供給。最後はロマン・ノイシュテッターが蹴り込み、逆転に成功した。

 シャルケは土壇場で勝ち越すとそのまま逃げ切り、3-2と勝利を収めて、2連勝で3試合負けなしとなった。なお、内田はフル出場した。

◆ダヴィ退場を誘発? 浦和DF森脇「唯一、知っているポルトガル語で…」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/405387_127015_fl

[10.19 J1第29節 鹿島1-2浦和 カシマ]

 後半15分、鹿島アントラーズのFWダヴィが浦和レッズのDF森脇良太を小突くと、松尾一主審は両者にイエローカードを提示した。ダヴィは直前にも繰り返しの違反で警告を受けており、これで退場となった。「退場の前からうちのリズムでしたが、あの退場を機に、さらに余裕を持ってプレーできた。鹿島にとっては非常に痛い退場だったんじゃないかなと思います。こっちにとってはラッキーだったし、ゲームを進める上で大きなポイントだったと思います」と、森脇は言う。だが、その表情は決して『してやったり』というものではなかった。

 退場になる前から、森脇はダヴィに「落ち着け」と語りかけていたのだという。

「向こうがかなりエキサイトしていましたからね。落ち着いて(試合を)やろうと。ポルトガル語で『カーマ、カーマ(落ち着け、落ち着け)』って、僕が唯一知っているボルトガル語なんですけど。プレーも(主審の)見ていないところで、かなり汚いことをやっていたので、そういうことはやめようと。最初に言い合いになったときにはチューされて…。チューされたときは、ビックリしましたよ」

 ダヴィに小突かれて倒れた場面も、最初はカードが出ないんじゃないかと思ったという。

「過去の経験から、これは出ないかなと思いました。別に、ダヴィ選手を退場に追い込むためにやっていたわけではないですし、せっかくの好ゲームだったので。お互いにフェアに熱くやろうよという言葉を掛けてやっていたんですけど、ね。歩いているところで、いきなり叩かれたので」

 この話どおりなら、森脇はイエローカードに値することを何もしていない。森脇自身も不思議に思い、カードを出された理由を聞いたという。「(状況的に)仕方がないと言えば、仕方がないのかもしれないですけど…。主審からは『両方に出さないと、示しがつかないから』と言われました」と、腑に落ちない様子だった。それもそのはず。これで累積警告が4枚となった森脇は次節の柏戦、FW興梠慎三とともに出場停止になってしまった。大宮とのダービーに続き、リーグ戦2連勝と良い流れをつかみかけている浦和にとって、次節は正念場となりそうだ。

(取材・文 河合拓)

◆かつてのホームスタジアムで移籍後初プレーの浦和FW興梠「個人的には完敗」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/405392_127019_fl


[10.19 J1第29節 鹿島1-2浦和 カシマ]

 2005年から昨シーズンまで、ホームスタジアムだったカシマスタジアムでの古巣との一戦。浦和レッズのFW興梠慎三は、特別な想いを持ってピッチに立っていた。試合には2-1で勝利したものの、試合後の興梠は反省の弁を繰り返した。

「すべて自分に入って来たときにミスをしちゃったので、チームに迷惑をかけてしまいました。チームが助けてくれたので、感謝しています。1点取ったら、前からプレスを仕掛けようというのはハマったと思いますが、何もできなかったのが不甲斐なかった。今日できなかった分は、ナビスコ杯決勝、今後のリーグ戦でチームに返したい」

『興梠だけには、やらせない』。そんな意気込みを鹿島の2CBを務めたDF山村和也とDF青木剛は感じさせた。興梠に縦パスが入ると、素早く体を寄せて基準点をつくらせなかった。結果的に決勝点となったMF原口元気のゴールシーンでは、その強い警戒心が仇になったのかもしれない。

 直前に2度、クサビのパスを受けそこなった興梠だが、原口がドリブルを仕掛けると山村を引き連れて、左サイドに流れて行った。興梠の空けたスペースに侵入した原口が、右足を振り抜く。「得意な形から、得意なコースに入った」と語る背番号24のシュートが決まり、浦和はリードを2点に広げた。

 この場面について興梠は、意図的にマークを引き付けようとしていたと明かしている。

「自分に入っても、自分でミスしていましたし、ピンチを招いていたので。なるべく自分が消える動きで、スペースを空けようかなと思っていました。元気がああいうふうにドリブルしてくるときは、止まって足下にボールをもらうんじゃなくて、スペースを空けることを考えています。それにうまく(DFが)食いついてくれたので。それで食いつかなかったら、自分がフリーになれますし、良かったんじゃないかなと思います」

 グリーンのアウェーユニフォームを着てカシマスタジアムに立った興梠は「チームは勝ちましたけど、個人的には完敗です。来年は僕のゴールで勝ちます」と、自分の力を発揮しきれなかったことを悔しがりつつも、「でも、楽しかったですよ」と充実の表情を見せた。

(取材・文 河合拓)

◆浦和・興梠、古巣サポーターからブーイング浴びる(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131019/jle13101920130015-n1.html



 J1第29節(19日、鹿島1-2浦和、カシマ)昨季まで在籍した古巣の本拠地に初めて乗り込んだ浦和の興梠は、不発だった。鹿島サポーターからはブーイングで迎えられ、放った2本のシュートもネットを揺らせなかった。

 5月に浦和のホームで対戦した際にはゴールを挙げたが、後にオフサイドだったと誤審が認められて後味の悪さを残した。興梠は「独特の緊張感があった。やってやろうと思ったけど、何もできなかった」と悔しそうだった。(共同)

◆大迫「余裕ある」得点で興梠に成長見せる(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20131019-1206176.html

 鹿島FW大迫勇也(23)が成長した姿を見せつける。前回5月の対戦では、興梠の“いわく付き弾”で敗戦。だが日本代表にも選出され自信を深めた大迫は「余裕はある」と、2トップのFWダビと距離を保つ視野の広さを見せ、状況に応じた柔軟なプレーで今季15得点。09年の新人時代、レギュラー争いで競り負けた先輩・興梠の10得点を上回る。勝てば3位、負ければ優勝争いから1歩後退の上位対決。エース対決も注目されるが「(興梠)慎三さん(と比べるの)はもういいでしょ」と謙遜した。言葉はいらない。東日本大震災後初めて3万人を動員するホームで、得点で示す。

◆【鹿島】ホーム初黒星…判定に不穏/J1(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20131019-1206581.html



<J1:鹿島1-2浦和>◇第29節◇19日◇カシマ

 鹿島が浦和に敗れ、ホームでリーグ戦初黒星を喫した。前半20分に先制を許すと、後半にも追加点を奪われた。

 後半42分にFW大迫勇也(23)が反撃弾を決めたが、あと1歩届かなかった。後半15分にはFWダビが(29)立て続けにイエローカードをもらい退場。ファウルの判定をめぐり両軍が詰め寄る場面も何度も見られ、前回対戦の“誤審騒動”同様、後味の悪い敗戦となった。

◆鹿島、5位転落も…意地の大迫弾「まだ終わったわけじゃない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131020/jle13102005010000-n1.html



 J1第29節(19日、鹿島1-2浦和、カシマ)FW大迫が一矢報いた。2点を追う後半42分、左足ボレーをネットに突き刺した。自身のシーズン最多を更新する今季16点目。しかし、3位浦和との直接対決に敗れて5位に転落。「後半はチャンスがあると思っていたけど、厳しい展開だった」と唇をかんだ。開幕から続くホーム負けなしは13でストップ。それでも「まだ終わったわけじゃない」。残り5試合に全力を注ぐ。

◆鹿島、ホーム初黒星…優勝争いから後退(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20131019/jle13101920000014-n1.html



 J1第29節(19日、鹿島1-2浦和、カシマ)鹿島は上位対決に敗れ、優勝争いから後退した。残り5試合で首位とは勝ち点6差に広がった。11勝2分けと今季は無類の強さを誇ったホームで初黒星を喫した。

 もったいなかったのはダビの退場だ。前半からマークにきた浦和の森脇のしつこさに集中力を乱した。ハーフタイムにセレーゾ監督は「後半はサッカーに集中してくれ」と冷静さを取り戻すよう指示したそうだが後半12、15分と立て続けに警告を受けて退場処分。監督は「熱くなって自制心を失うこともある。どれだけのことをしたのか、僕が言わなくても(彼自身)分かると思う」と残念がった。(共同)

◆J1鹿島、痛恨黒星 ホーム無敗止まる(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13821982577772

5位後退

J1第29節(19日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島は1-2で浦和に敗れた。通算成績は15勝5分け9敗、勝ち点50で5位。浦和戦は7戦白星がなく、リーグ戦のホーム無敗記録は13試合で止まった。

鹿島は前半20分にCKから失点。1点を追う後半15分にダビが警告で退場し、26分には2点目を奪われた。42分に大迫が得点する粘りを見せたが、同点ゴールは奪えなかった。

横浜Mが勝ち点で並ぶ広島との直接対決を1-0で制し、勝ち点56で首位を奪回した。鹿島に競り勝った浦和が同54で2位に浮上し、広島は3位に後退した。

C大阪は柿谷の決勝点で湘南を下し、3連勝の勝ち点50で4位に上がった。17位の磐田は川崎に1-2で敗れ、次節にもJ2降格が決まる可能性がある。

FC東京は新潟に、仙台は名古屋に勝った。柏は甲府を、清水は鳥栖を退け、大分は大宮を破った。

◆ダヴィの退場に苦言の鹿島FW大迫「挑発に乗っちゃダメ」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/405386_127016_fl


[10.19 J1第29節 鹿島1-2浦和 カシマ]

 痛恨の一敗を喫した。3連勝で4位に浮上していた鹿島アントラーズは19日、勝ち点1差で3位の浦和レッズと対戦し、1-2で敗れた。前半に先制点を許した鹿島は後半15分にFWダヴィが立て続けに警告を受けて退場となり、数的不利での戦いを強いられた。

 FW大迫勇也は「後半は絶対にチャンスがあると思ったんだけど…。ああいう(一人少なくなる)展開になると厳しい。あの挑発に乗っちゃダメだよね。(浦和は)前半から退場させてやろうとしていた感じだったでしょ?」と、DF森脇良太を叩き、2枚目のカードを受けて退場となったダヴィの行為を批判した。

 ダヴィの愚行については、トニーニョ・セレーゾ監督も「ハーフタイムにもサッカーに集中してくれと話したが、試合で熱くなって自制心を失ってしまった。究極の選択として退場と失点のどちらかを選んで欲しいと言われたら、失点を選ぶ」と不満を隠さなかった。

 1人少なくなった鹿島だが、10人になってからもMF小笠原満男を中心に反撃の糸口を探りながら戦った。後半42分には相手のミスを逃さずに、大迫が豪快なボレーシュートを決めて1点を返している。

 2トップの間は、ダヴィの少し後方でプレーしていた大迫は「前でやりたいというのはあったのですが、一つ低い位置だったので。でも、次は(最初から)前でできると思うし、まだ終わっていないから。次に切り替えます」と、足早にミックスゾーンを後にした。

(取材・文 河合拓)

◆小笠原を絶賛する鹿島トニーニョ・セレーゾ監督「サッカーの無料レッスンだ」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/405388_127017_fl

[10.19 J1第29節 鹿島1-2浦和 カシマ]

 25節の甲府戦(0-3)以来、4試合ぶりに黒星を喫した鹿島アントラーズだが、指揮官はチームの戦いぶりを高く評価した。試合について感想を求められて「ガッカリはしています」と話したトニーニョ・セレーゾ監督だったが、すぐに「でも、チームとしてやるべきこと、機能的なところでも良かったと思います。我々がやろうとしていたことはできていました」と続けた。

 このゲームの最大のポイントは、後半15分にFWダヴィがDF森脇良太に手を出し、退場になった場面だろう。その影響についてトニーニョ・セレーゾ監督は「究極の選択ですが、失点をするのか、退場するのか、どっちを選ぶなら、失点を選びます。それくらい現代サッカーでは一人少なくなると非常に厳しくなる。誰が見ても、どこの国でも、退場は大きな負担をチームメイトに掛ける」と話し、「私は選手たちに戦うことを求めていますが、そのベースにはサッカーをすることがあります。そのことは何度も話していましたし、ハーフタイムにも(ダヴィに)『サッカーに集中してくれ』と話しました。しかし、試合で熱くなって自制心を失ってしまった。どれくらいのことをしてしまったのかは、私が言わなくても、本人も分かっているでしょう」と、気持ちを制御できなかったストライカーに反省を促した。

 10人になった鹿島は、後半26分に追加点を許してしまうが、チームの戦いぶりについて、トニーニョ・セレーゾ監督は「全員が良くやった」と称賛する。『黄金のカルテット』の一人でもある指揮官は、その中でもMF小笠原満男に最大級の賛辞を送った。

「一人少なくなかった中で、小笠原選手とDFラインに関しては非常に光るプレーを見せてくれました。特に小笠原選手が見せてくれたサッカーの無料レッスンに関しては、あらためてサッカーを勉強させてもらった印象です。10人になっているのに、一人で相手に圧力を掛けられる。あのポジショニング、やり方というのは、まさにお手本であり、素晴らしかった」

 そうしたプレーが見られたからこそ、トニーニョ・セレーゾ監督はリーグタイトルを諦めていない。「まだシーズンは終わっていない。この敗戦でドタバタする必要性はないと思うし、選手たちの努力と献身、犠牲心があったからこそ、今の順位にいるのです。残り5試合、一つ、敗戦を喫したからといって、今の順位を手放す必要はない。選手たちを信じ続けて、みんなで残りのシーズンもしっかり戦い抜いて行きたいなと考えています」。

 会見の最後にトニーニョ・セレーゾ監督は「負けた人間が、喋り過ぎましたね」と苦笑した。残り5試合で首位との勝ち点差は6。まだリーグの勝者になる可能性は十分にあり、鹿島がそれに値するチームであることを、指揮官は誰よりも信じている。

(取材・文 河合拓)

◆【J1:第29節 鹿島 vs 浦和】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00163240.html

10月19日(土) 2013 J1リーグ戦 第29節
鹿島 1 - 2 浦和 (15:04/カシマ/32,305人)
得点者:20' 那須大亮(浦和)、71' 原口元気(浦和)、87' 大迫勇也(鹿島)
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●大迫勇也選手(鹿島):
「後半、絶対にチャンスは来ると思っていた。ただ、ああいう展開になると苦しくなる。挑発にのっちゃダメだよ。難しい試合になった。でも、まだ終わっていない」

●伊東幸敏選手(鹿島):
「良い経験になりました。自分ができることとできないことはわかった。今日の試合で致命的なミスが2、3本あった。この悔しさで頑張らないと次に繋がらない。
大樹さんとも話したんですけど、最初は前に行けなかったことでズルズル下がってしまった。特にプランはなかったんですけど、安定というか無難に守備しようという感じになってしまった。もっとガツガツやればよかった。システム的に難しい相手だったので、自分的にはやれなかったことが多かったので…。入れ替わったミスは、あれは絶対にやっちゃいけない。あれが一番ひどいミスでした。守備の仕方がハッキリしなかった」

●遠藤康選手(鹿島):
「(守備がはまらなかった?)まあ、でも決定機という決定機は向こうも少なかったと思うし、最後に体をはってみんながんばっていた。セットプレーで取られちゃって、でも良い試合だったと思います」

●山村和也選手(鹿島):
「勝点取れなかったことは残念です。まだ5試合残っているんでまた切り替えてやっていくしかない。首位争いなんで、お互いに気持ちも入っているのでああいう展開になるのも仕方がない。審判のことはとやかく言うことはない。セットプレーで早い段階に失点してしまって、少し自分たちのリズムで入ることができなかったかな、と思います」

●青木剛選手(鹿島):
「結果は結果なので、今日の結果をまたしっかり受け止めてまた次にむかっていくしかないかな、と思います。
(前回対戦したときの前半のようになかなかできなかったが?)浦和とやるときというのは、どこかで数的同数になったり、ときには数的不利になった状況で守備をすることもあるんですけど、そういったなかで最後はセンタリングで中に入ってくるボールはしっかり守ろうという意識でいた。そういった浦和の確立したサッカーに対して、崩されて得点されたというよりは、セットプレーと2点目はカウンター気味の形でやられてしまった。
(ダヴィが退場したことが影響した?)10人になってしまいましたけど、自分たちが押し上げられるときに押し上げて、なるべくコンパクトにして、どこかでチャンスをうかがう戦い方だったと思うんですけど、やっぱり相手は一人多い状況だった。それに加えて浦和はボールを動かすのがうまい相手なので難しいところはあった。
(あまり前から行かなかったように見えたが?)浦和に対して、全部が全部、前から行ってしまうと、相手の思うつぼになって、そこでボールをいなされて展開されてしまう状況が多いので、全部が全部、前から行くのではなく意志統一できたときに全員が連動していくという形で、高い位置から行くというよりは、自分たちも陣形を整えてから守備をするという形だった。
(若い選手が多いなかで、次の試合が大事になると思いますが?)また、ホームで続けてできるので、ホーム無敗は今日で途切れてしまいましたけど、連敗しないように、またしっかり準備していきたいと思います」

●興梠慎三選手(浦和):
「緊張しました。足が全く動きませんでした。動いてないのにすぐに息が上がってしまった。シュートチャンスはありましたけどうまく守られました。悔しいですけどね。個人的には完敗です。チームが勝てたことはよかったので、次に向けてまた頑張ります」

●那須大亮選手(浦和):
「(相手は10人になりましたが?)一発の怖さがあったので、リスクマネジメントを怠らないように心がけていました。最後の最後まで気を抜けないゲームでしたし、神経も体力も使うゲームでした。
(セットプレーのマークがダヴィ選手でしたが?)極力、接近戦で僕を離したくないというマークの付き方でしたのでうまく元気とかを使いながら。ボールを蹴る瞬間はうまくスペースができれば勝てる自信があったので、そういう時間をつくってくれていたので、元気が良い感じでマークに入ってくれてたのでダヴィもマークに付きづらかったのだと思います。ボールも良いボールでしたし」

以上

◆【J1:第29節 鹿島 vs 浦和】ペトロヴィッチ監督(浦和)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00163239.html

10月19日(土) 2013 J1リーグ戦 第29節
鹿島 1 - 2 浦和 (15:04/カシマ/32,305人)
得点者:20' 那須大亮(浦和)、71' 原口元気(浦和)、87' 大迫勇也(鹿島)
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●ペトロヴィッチ監督(浦和):
「まず最初にコメントしたいことは、浦和、鹿島というすばらしいクラブがこういう終盤で上位を争うことは、日本のサッカーにとっていかに重要なことか、というのと、今日のスタジアムを見ても非常にたくさんのサポーターがスタジアムに来て、すばらしい雰囲気をつくってくれました。こういう状況のなかで、選手達が戦えるのは幸せなことだと思います。
3位と4位という順位のチーム同士の対戦、残りの試合数を考えたなかでのリーグ優勝をかけた戦い、両チームにとって非常に難しい試合だったと思います。
両チームとも、選手達はすばらしいプレーをしてくれたと思います。やはり、我々浦和の方が勝利に値するプレーができた試合だったと思います。我々は試合の立ち上がりから攻撃的な姿勢を持ち、守備の面でもアグレッシブに戦っていた。そのなかで、1-0とリードし、2-0でリードするところまでは、我々が相手を上回れたゲームだと思っています。ただ、2-0で我々がリードしたあと、そのあとチームは2点のリードを維持したいのか、さらに攻撃的な姿勢で3点目、4点目を取りにいくのか、その部分が若干中途半端になってしまった部分はあったと思う。そのなかから、1点返されて2-1になり、最後は若干きわどい形になってしまいましたが、ただ、試合を通してみればアグレッシブで攻撃的なプレーが、勝利に繋がったと思っています」

Q:ビルドアップが非常にうまくいったと思います。その点についての評価をお願いします。
「良かったんではないかと思います。ここ最近の大宮とのダービー、ヤマザキナビスコカップの2戦目の川崎F戦、そして今日の試合と、非常に攻撃の組み立てのところで安定感を見せられていると思う。ときとして3枚でまわし、ときとして4枚になったり、そういったバリエーションを多く、攻撃の形を組みたてることができている。そして、後ろからボールを持ち出すシーンが非常にできている。私が浦和に就任してから1年半が経つのですが、一番の問題が安定感という意味での継続性だったと思う。やはり良いゲームができる試合もあれば、そうでない試合もある。あるいは時間帯のなかで良い部分もあればそうでない部分が出てきてしまうこともある。ただ、ここ3試合を見れば、チームとして安定した戦い、安定した攻撃の組み立てができてきていると思う。残りの試合でこれを継続できるかはわかりませんが、ただ、ここ数試合を見る限りは、その部分の成長が感じられると思う」

Q:今日、守備がアグレッシブだったと仰いましたが、相手のダヴィ、大迫への守備への評価をお願いします。
「特に槙野、那須、森脇、ときとして阿部、非常にうまくマークの受け渡しをやっていたと思うし、人に強くいくところ、スペースを早くケアするところ、そういったところがうまくいっていたんじゃないか。大切なのは、相手選手がなにをしようとしているのか予測して、相手よりも早く反応して守備をする、その部分が良かったのではないかと思う」

以上

◆【J1:第29節 鹿島 vs 浦和】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00163245.html

10月19日(土) 2013 J1リーグ戦 第29節
鹿島 1 - 2 浦和 (15:04/カシマ/32,305人)
得点者:20' 那須大亮(浦和)、71' 原口元気(浦和)、87' 大迫勇也(鹿島)
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
Q:序盤はすごく攻め合ったと思いますが、最初に失点したあとになかなかチャンスがつくれませんでした。特に大迫、ダヴィのプレーについてお願いします。また、今日は久々に3万人を超える観衆が集まりましたが負けてしまいました。そのことについてもコメントをお願いします。

「率直に言えば、がっかりはしていますけど、チームとしてやるべきことは機能的なところでも良かったと思います。まず、相手のメリットを讃えた上で、非常にすばらしいチームで、すばらしい指導者がいて、戦術的な部分はサッカーをやる上でのクオリティ、個の能力も非常に高いものを持っている相手に対して、我々がやろうとしていたことはできた。特に、ひとり少なくなったところで、僕は小笠原選手、ディフェンスラインに関しては、目を奪われるものがありました。特に小笠原選手、中田選手が見せたサッカーの無料レッスンは、皆さんも上から見ていて感じたと思いますが、10人になっているにも関わらず一人でプレスをかけられるあのポジショニングややり方に関しては、僕もボランチ出身ですので、僕はまたサッカーを学ばさせてもらったと思いますし、すばらしかったと思います。当然ながら、チームはディフェンスラインを含めて、伊東選手も良かったと思いますし、遠藤選手も、ジュニーニョ選手も良かったと思います。ジュニーニョ選手は後半にちょっとパワーダウンしましたけれど、大迫選手も非常に良かったと思います。ただ、小笠原選手ひとりであそこを、一人少ない状況で相手にあれだけやっていたことはすばらしいと思います。

究極の選択を出されて、その選択が失点するのと、退場するのとどっちを選びますかと言われたら、僕は失点をすることを選びます。現代サッカーでは一人少なくなると非常に苦しい状況になることは、誰が見ても、どこの国のサッカーでも、一人少なくなれば大きな負担をチームメイト全員にかけてしまいます。その分、走る量も増やさないといけませんし、ビハインドであればもっとその運動量をシフトアップしないといけない。前半で、戦うというところも選手達に求めているんですけど、戦うなかではサッカーをすることが基本ベースにあります。ダヴィとも何度か話をしていますし、ハーフタイムにも話をして、前半だけで終わりにしてくれ、後半はサッカーに集中してやろう、ということをやったんですけど、なかなか試合で熱くなって自制心を失ってしまうということもあります。ただそれは、彼を含め、我々スタッフ選手も含め、また一つの教訓を得られたと思っているし、彼も退場になったことで自分がどれくらいのことをしてしまったのかということを、僕が言わなくても本人がいちばんわかっていると思います。悲観的になる、ということが負けたときに思われますが、僕は確かに先週末には天皇杯のときにはチームが良くなかったと指摘しました。それは事実だったし、選手達がいちばんわかっていたはずです。今日は、負けたのですが、確かに負けた悔しさ、悲しさはあります。ただ、そのなかで、先ほどから言っているとおり、小笠原選手が見せた、“サッカーはこうするんだ”というもの。それは技術でも、体力的な部分でも、戦術的な部分でも、サッカーを深く理解している者であれば、すばらしい高レベルな無料レッスンを受けることができたと思います。ぜひともサッカー関係者であれば見て欲しい試合であるし、以前にも彼にいろんなことを学ばさせてもらいましたが、僕は彼に今回もまた、新たなボランチ像というか、選手としての能力の高さを見受けることができた。

サッカーというのは勝ったり負けたり、引き分けたり、がつきものです。どの試合も勝つことを目指しているわけであって、負ければ悔しさや悲しさが残ります。それは皆さんからしてみれば、3位と4位の対戦ということで注目する部分はあったと思いますけど、鹿島対浦和の試合は、サッカーが好きな人であれば、見る価値のある試合だったのではないかと思います。今回だけでなく、過去にしても未来にしても、見続けるべき試合になるよう、両クラブが追求し続けなければならないと思います。まだ、シーズンが終わったわけではないので、この敗戦だけでドタバタする必要はまったくないと思います。選手の努力と献身、犠牲心でいまの順位にいるわけです。残り5試合で、ここまでやっとたどり着いたのに、一つの敗戦でいまの順位を手放す必要性はないと思います。みんなで、選手達も信じ続けて、残りのシーズンをしっかり戦いたいと思います」

Q:ここ2シーズン、浦和に対して分が悪いと思いますが、試合前、守備の面で選手達にどういう注意を促したのでしょうか?

「非常におもしろい戦法というか選手の配置をしてくる。特にウイングバックの位置をものすごく高い位置に持っていくので、3トップと両ウイングバックということを考えると、前に5枚並びながら、そこからのポジションチェンジがあって、なおかつそのウイングバックは前のトップ下やFWのサポートもありながら、後ろからセンターバックの攻撃参加もあるという状況です。どうしてもサイドで数的有利な状況をつくられてしまいますし、サイドチェンジを多用する狙いがあるので、サイドの方で人数をかけて相手を食い付かせてサイドチェンジする。それでウイングバックなりセンターバックなりが、フリーをボールを運んで、特にウイングバックがうちのチームのサイドバックに対して1対1で対峙する場面をつくりだす。それも、スペースがあるなかでスピードにのりながらやっていく、というのが狙いとしてあります。そうすると両サイドハーフ、うちの場合は4-4-2でやっていますので、両サイドハーフの上下動、運動量にプラスしてクレバーさ、どこで間を取るのかとかサイドチェンジの牽制の仕方とか経験値というものも必要になってくるし、状況を見ての判断でウイングバックへのサイドチェンジを阻止するのか、それともサイドバックがサイドチェンジをインターセプトするのかという、二つの選択肢が出てきますので、そういったポジションの配置が重要になります。彼らは前の方にもスピーディな選手がいるので、攻守の切り替えのところで気をつけなければいけません。もししっかりブロックをつくってボールを奪うことができれば、相手は大半後ろの方に3枚が残っています。彼らは自分たちのおかしているリスクはわかっているので、楔のボールもしくはカウンターを引っ張ろうとするタイミングで、徹底的にプレーを切ることをやっています。それは一つのルールの使い方ですし、そこで僕が言ったのは、サポートを早くする、あるいは球離れを早くする。それは場面によっては2トップだったら、2トップの関係だけでダイレクトプレーや2タッチですばやくパス交換することによって、相手がファウルして止めようとする状況をくぐり抜けることができるし、くぐり抜ければ、サイドの横幅70メートルを3枚の選手でカバーしなければならないので、こちらにアドバンテージもあるし、ボランチの1枚しか守備の3枚のスペースに残らないので、そうすると両サイドがガラ空きになる。守から攻への切り替えを早くすれば、楔を落としてという状況になれば、違う味方が前を向いてドリブルでカウンターをつくることもできるし、ショートカウンターもできたりする。守から攻への切り替えを早くして、ボールスピード、判断を速くすれば、相手の背後のスペースを使うことができると話しました。前半で、ちょっとその部分で、楔が中央に入ったときの球離れが時間をかけすぎてしまって、相手が潰したり、取られたりという形だったので、ハーフタイムに意識してもらったところは良かったと思います。また、特にうちのダブルボランチの切り替えを早くすれば、相手のボランチは一枚ですので、FWに当てたところで、うちのボランチが早く切り替えれば、相手のボランチ1枚に対して2人が前を向いてボールを受けることができる。そして、両サイドハーフが相手のウイングバックの背後のスペースを両サイドで侵入できれば、中央からボランチへの落としへの3人目の動きということで攻撃に絡むことができます。攻撃はそういう狙いがあり、後半の方がそういった状況は作り出せたと思います。そういう状況を狙いながらブロックをつくっていました。ただ両サイドハーフの運量、クレバーさ、どちらを牽制するのかどちらを切るのかの判断は非常に重要な部分でした。
そういう状況を作り出さなければいけなかったし、失点したところから、5番の選手が彼らが得点をするまでは攻撃参加していたんですけど、そのあとからは攻撃参加はしなかったし、随所にプレーを切るところは、うちも含めて彼らも経験値を示し、止めるところやいろんな部分でのずるがしこさ、経験豊富な選手が何人かいることを感じさせるものもありました。長く一緒にプレーしているため、ダイレクトプレーやスルーがあるチームだな、という印象はあります。失点するまでは、うちはダブルボランチが横並びでプレーしていたんですけど、失点してからは小笠原選手が気の利いたことをやって、もう一つ前に押し出て、そうすると相手もだんだんビルドアップがうまくできなくなっていった時間、状況でもありました。当然ながらボランチが1枚前に出ることで、その背後が空くわけで、ディフェンスラインもそれに対してついていく、押し上げるということをしなければなりません。彼らも勇敢にラインを押し上げることができたと思います。それを失点した時間帯から試合の最後までやり続けたということは、小笠原選手の能力の高さを示しているのではないかな、と思います」

「負けた人にしては、しゃべり過ぎたと思います」

以上

◆2013Jリーグ ディビジョン1 第29節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/50424

J1 第29節 浦和レッズ戦 マッチレビュー

優勝に向けた浦和との大一番で競り負ける。痛恨のホーム初黒星。

前節4位の鹿島は、J1第29節で3位の浦和をホームに迎える大一番に臨んだ。残り6節となり、4年ぶりの優勝に向けて負けられない戦いだったが、1-2で今シーズンのホーム初黒星を喫した。

試合は、序盤から両チーム共に激しい攻防を展開した。鹿島は13分に右サイドの遠藤が上げたクロスに対し、大迫がゴール前でドンピシャのタイミングでヘディングを合わせたが、惜しくもゴール脇に外れた。17分にも大迫からスルーパスを受けたダヴィがペナルティエリア内で右足のシュートを放ったが、わずかに枠を捉え切れなかった。

押し込みながらもゴールを割れずにいると、20分にCKから浦和の那須にヘディングシュートを決められて先制点を許してしまい、前半を1点ビハインドのまま、折り返した。後半に入っても攻め込み、52分には小笠原、大迫とつないで遠藤がミドルシュートを放ったが、GKの好セーブに遭ってしまい、同点に追いつけない。

追いつけないままに時間が経過すると、前半から森脇と度々小競り合いを起こしていたダヴィが、60分に立て続けに警告を受けて、退場処分となってしまった。数的不利に陥ると、65分に野沢を投入して打開を図った。ところが、71分に浦和の原口にドリブルシュートを決められて、反対に点差を更に広げられてしまった。

窮地に陥った鹿島は梅鉢と本山をピッチに送り出して、盛り返しを狙うと、試合終了間際の87分に1点を返す。ゴール前にロングボールが送られると、大迫が粘ってキープし、左足で見事なボレーシュートを突き刺した。しかし、1点差に迫ったものの、同点までは追いつけず、優勝を争うライバル相手に痛恨の1敗を喫してしまった。

3連勝と上り調子で臨んだ鹿島だが、4試合ぶりの敗戦となりホーム初黒星と優勝に向けては痛すぎる一敗となってしまった。大一番を落としたことで、首位とも勝点6差となってしまったが、残りは5試合残っている。上位チームとの試合も含まれていることから、気持ちを切り替えて残り全勝を目指して、覇権奪還に向けて気力を振り絞るような戦いが望まれる。



【この試合のトピックス】
・ダヴィが2枚のイエローカードを受け、鹿島で初の退場。
・この敗戦で、リーグ戦での浦和戦4連敗となる。また今季リーグ戦ホーム無敗記録も11勝2分の13試合でストップ。
・大迫が、15ゴール目。自己最多記録をさらに更新する。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・相手にピッチを自由に使わせすぎている。早くきびしいプレスで相手の選択肢を狭めろ!
・下を向くな!チャンスの場面では勇気を持って全体を押し上げろ!
・より早く、よりシンプルにボールを動かそう。

浦和レッズ:ペトロヴィッチ
・後半も前半同様続けて行こう。
・運動量を落とさずに走り切ろう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・非常に残念な結果だがシーズンはまだ終わっていない。退場が試合に影響して、退場になるべくしてなったのかは後で見てみないとわからないが、ハーフタイムには言い争うのは前半だけにしてくれ、後半はサッカーだけに集中してくれと言った。しかし、どうしても勝ちたい気持ちから自制心を失うときもある。

・監督として究極の選択を出されたとき、退場することと失点することのどちらがいいと聞かれた場合、失点するほうが良いと思う。現代サッカーでは1人欠けると本当に苦しい展開、厳しい状況になるので、1人少なくなってしまい、少し状況は変わった。ただし、その中でも小笠原選手を筆頭に中田選手、ディフェンスライン全体が素晴らしいサッカーをしたと思う。1人少ない中でも小笠原選手の個人戦術やチームを引っ張るという勢いを持たせることは非常に良かったと思う。



浦和レッズ:ペトロヴィッチ
日本のサッカー界で非常に良かったとのは、このような場面で鹿島と浦和がこの順位で対戦できるということ。たくさんのサポーターがスタジアムに来たが、それが示すように非常に日本のサッカー界に大事なことであった。リーグ優勝がかかってくる中で、3位と4位のチームが終盤に対戦することは非常に人々の興味を誘ったと思うし、素晴らしいゲームだったと思う。我々は立ち上がりからプレッシャーをかけて上手くコントロールできたのではないかと思う。攻撃の面では真ん中、あるいは外とバリエーション多く色々な攻撃の形が出せたのではないか。そういうことで1-0とリードするべく、リードした前半だったと思う。2-0になるまではスムーズな攻撃が出来たと思う。2-0になった後は、スコアをキープして勝利したいのか、あるいは3点目4点目を取りに行くのかがはっきりしなかった部分もあった。そういった中で1点を返されたが、試合全体を通して見れば我々が勝利に値するプレーが出来たゲームだったと思っている。


選手コメント

[試合後]

【伊東 幸敏】
この試合で自分が出来る事と出来ない事がはっきりした。致命的なミスも2~3本あった。この悔しさを感じて頑張らないといけない。良い経験になった試合だった。

【大迫 勇也】
後半は絶対にチャンスが来ると思っていた。あのような展開だと厳しくなる。相手の挑発に乗っては駄目。最初から狙っていた。正直、前でプレーしたかったが、一つ低い位置でやるしかない。次は前でプレー出来ると思う。まだ戦いは終わっていない。

【青木 剛】
今日の結果をしっかり受け止めて、次に向っていくしかない。浦和とやる時は、数的同数や数的不利で守備をする事がある。その様な中でも、クロスに入って来るボールにはしっかり守るという意識でいた。浦和のサッカーに崩されてはいないけど、セットプレーとカウンターでやられてしまった。

遠藤選手、山村選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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