
日刊鹿島アントラーズニュース
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2023年3月21日火曜日
◆日本と海外で違いは「かなりある」 鹿島DF植田直通が考える審判との向き合い方「それはしょうがない。試合をやりながら学んでいかないと」(サッカーダイジェスト)

昨季限りで現役を引退した槙野智章氏が問題提起
[J1第5節] 横浜F・マリノス2-1鹿島アントラーズ/3月18日/日産スタジアム
「もう論外です、マジで。こんなのカードの対象でもないし。(主審は)近くで見ているし。Jリーグがもっとレベルが高くなるうえで、選手はかなり努力しているし、もっと良いリーグにするのであれば、こんなのファールを取って、カードを出していたら、ゲームもクソもなくなる」
これは昨季限りで現役を引退した槙野智章氏が、DAZN配信の『Jリーグジャッジリプレイ』で述べた意見だ。対象は、3月12日に行なわれたJ1第4節のセレッソ大阪対サガン鳥栖でのワンシーン。89分に後者のMF長沼洋一が1対1で抜きにかかる相手をストップするも、手で止めたように見える守備が反スポーツ的行為と判断され、二度目の警告で退場となった。
一枚目のイエローカードについては「ファウルでいいと思う。カードなし。ファウルで注意。危険だけど、そこらへんはコミュニケーションでいいのかな」と語っていた槙野氏は、この二枚目に関しては、「はっきり言っていいですか」と断りを入れたうえで、語気を強め冒頭の発言をしていた。
翌週末の18日。横浜との試合直後に鹿島CB植田直通を取材する機会があった。Jリーグ元年から続く伝統の一戦でも、何度か主審に詰め寄る場面があったなか、槙野氏の発言を伝え、「日本と海外でレフェリングの違いはあるのか」と尋ねてみた。
すると、ベルギー(サークル・ブルージュ)とフランス(ニーム)でそれぞれ3シーズンを戦った経験を持つ28歳は、「それはかなりありますね」と即答。現役選手なだけに「色々言っちゃうと僕が叩かれちゃうんで」と、発言に対する難しさをのぞかせながらも、率直な考えをこう明かしてくれた。
「不満を思う部分はあるし、良いところもあるし。色々なことを含めてそうですよね。海外と日本では違いがあるし、それはしょうがないものだと思う。日本がこうだから、海外がこうだからっていうのは、僕はあんまりそういうのは思いたくないタイプ。日本はこうだ。海外はこうだという感じは、僕はそうだなと、認めるしかないなと思っています。
日本のレフェリーはこうだからこうしないといけないなと、試合をやりながら学んでいかなければいけないと思うし。レフェリーでバラつきがあったりするのも自分たちで覚えていかないといけない。そこはそういう対応も必要かなと思います」
鹿島は横浜戦を含め、開幕からのリーグ戦5試合中3試合で退場者を出している。植田は今後に向け、最後に次のように決意を示した。
「最近ちょっと、レフェリーに対して自分たちもストレスが溜まっている部分もあるのかなと。その部分もあるので、そこは気にせず。相手と勝負しているので。サッカーはそういうスポーツなので、レフェリーにワアワアあんまり言わずにクリーンにやっていければなと思っています」
レフェリング改善を求める声があるなかで、一朝一夕に事態が劇的に変わるわけではない。目の前の試合を日々、命懸けで戦う選手たちは、現状にアジャストしていくしかない――。日本代表での経験も豊富な名門のDFは、そう考えているようだ。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
◆日本と海外で違いは「かなりある」 鹿島DF植田直通が考える審判との向き合い方「それはしょうがない。試合をやりながら学んでいかないと」(サッカーダイジェスト)

◆柴崎岳の去就に影響?鹿島ピトゥカが移籍熱望か。母国からオファー(FOOTBALL TRIBE)

明治安田生命J1リーグ鹿島アントラーズ所属のブラジル人MFディエゴ・ピトゥカには、ブラジル1部SCインテルナシオナル移籍の可能性が浮上。同選手が母国クラブからのオファーに前向きな姿勢だと、ブラジル国内で報じられている。またピトゥカの移籍報道は、柴崎岳の去就にも影響を与えるかもしれない。
SCインテルナシオナルの情報を扱うYouTubeチャンネル『Vozes do Gigante』は今月17日、SCインテルナシオナルが鹿島にピトゥカ獲得オファーを提示したと伝えていた。
するとブラジルメディア『Somos Fanaticos』は、「ピトゥカがブラジル復帰を望んでいる。SCインテルナシオナルは現在、鹿島からの返答を待っている」と報道。今年1月に鹿島がSCインテルナシオナルからのオファーを拒否したこともあわせて伝えている。
またブラジル1部サントス復帰の可能性については、「サントスもピトゥカの動向を注視している。しかし財政面や編成面で彼の獲得は厳しい」と綴っている。
ピトゥカは昨年7月にサントス復帰が噂されたものの、同選手の代理人と鹿島幹部による会談をへて残留。鹿島は契約解除金満額である400万ドル(約5億3000万円)の支払いを要求したとみられている。くわえて昨年12月にはサントスが獲得オファーを再提示も、鹿島が交渉に応じなかったと報じられている。
一方、かつて鹿島でプレーしていた元日本代表MF柴崎岳はスペイン2部レガネスに所属。今季ここまで主力選手として活躍しているが契約延長の可能性は報じられておらず、スペイン紙『アス』は今月10日に「柴崎岳は今年6月30日に契約満了予定」と伝えている。
なお『Somos Fanaticos』は、ピトゥカと鹿島の契約期間が2024年までだと伝えている。柴崎岳についてはカタールW杯終了後に鹿島復帰の可能性が報じられていただけに、中盤でのメンバー入れ替えがあるのか注目が集まる。
◆柴崎岳の去就に影響?鹿島ピトゥカが移籍熱望か。母国からオファー(FOOTBALL TRIBE)
◆鹿島復活はまだ先か? 岩政監督が植え付けた前向きな姿勢…悔しさ滲んだ表情が示すもの(FOOTBALLZONE)

【カメラマンの目】雨の悪天候のなか挑んだアウェーマッチで横浜FMに敗戦
降りしきる冷たい雨のなか鹿島アントラーズサポーターが陣取るスタンドを見つめながらピッチを去る岩政大樹監督の表情にはやはり悔しさが滲んでいた。
J1リーグ第5節の横浜F・マリノス対鹿島アントラーズ戦。鹿島は昨年の王者に対して好勝負を演じたものの後半に2失点を喫し、追撃はFW鈴木優磨の1点だけに留まり敗戦。鹿島にとって内容的には善戦していただけに、勝ち点を挙げることもできたのではないかという思いが岩政監督の胸によぎり、悔しさがそのまま顔に表れたのだろう。
日産スタジアムは気温8.6度で雨。厳しい状況下での試合となったが、そうした悪条件などには負けてはいられないという思いから火が付いたのか、両チームの選手たちはキックオフから精力的に試合へと入っていく。
前半ペースを握ったのは鹿島。序盤は両サイドのFW知念慶とMF藤井智也が果敢にドリブルで仕掛け攻撃を牽引する。知念は左サイドの攻略だけでなく鈴木とともにゴール前にも進出し、得点への意欲も見せる。対して右サイドの藤井は自慢のスピードを武器にライン際を突破し、そこからゴール中央へラストパスを送るプレーでチャンスを演出していく。
しかし、横浜FM守備陣も鹿島の攻撃に対して集中を切らすことはなく、的確にそして厳しく対応していく。仕掛けのモーションで揺さぶりをかけてくる藤井に対して、マーカーの横浜FMのDF永戸勝也も根負けすることはなく決定打を生み出させない。
鹿島はこのサイド攻撃と後方からの一気のロングボールでゴールを目指しペースを握ったが、徐々に横浜FMに押し戻され2失点。後半23分に鈴木が一矢を報いたが勝利を手にすることはできなかった。
岩政監督はチームの出来に手ごたえも…成熟までもうワンステップ必要か

現在の鹿島を評するとCBの昌子源、植田直通が対人プレーで強さを発揮する守備陣は、リーグ内でも上位の安定感を誇る。攻撃面では両サイドからの攻略とロングボールを織り交ぜたサッカーで横浜FM戦に臨んだが、この多少手荒く見える戦い方も決して悪くはなかった。選手たちが対戦相手の強さを認め、統一された勝利への手段を遂行していったことは間違いではない。
近年のJリーグをその強さで牽引する横浜FMを相手に勝利することは簡単ではない。だが試合内容でまずまずのリズムを作りながら敗れる展開は“らしくない”と言ったら、そうした思いはかつての鹿島の幻影に過ぎず、現実を見ていないと指摘されてしまうだろうか。
試合後の記者会見で岩政監督は、横浜FMのような強豪を相手にしても対等に戦えるところまできていると話したように、指揮官の目線から言えば今年のチームにはある程度の手応えを感じているようだ。また各選手がスタメンを取りたい、自分がチームを引っ張るんだという思いが強くなっているとも語った。
選手たちのそうした戦う集団としての前向きな姿勢が結実し、“鹿島らしさ”を見せられるまであとワンステップといったところか。苦しみながら復活に向けて前進しているところだが、完全復調へのあと一歩の幅は大きく、理想としているレベルまでの踏破は簡単ではないようだ。
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