日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年6月1日火曜日

◆U-24日本代表FW上田綺世が自身に求めるストライカー像とは?「引き出しを増やすしかない」(GOAL)






【サッカーU24日本代表 ニュース】東京五輪世代のU-24日本代表FW上田綺世がストライカー像を語った。


鹿島アントラーズに所属するU-24日本代表FW上田綺世が31日、オンライン会見に出席した。

上田にとってU-24日本代表での活動は約1年半ぶり。「チャンスを貰えるということなのでそれを全力でつかみたい」と意欲を燃やす。5日に控えるU-24ガーナ代表との国際親善試合については「自分の武器を生かせる準備をすることが大事かなと思います」と話し、初めてプレーする選手との連携を上げることを誓った。

また、自身の持つ“引き出し”についても言及。「プロに入ってから物足りなさは感じている。自分の成長を自分で感じるには引き出しを増やすしかない」とし、よりストライカーとして万能を目指していることを明かした。

「形はないんですけど、できないことを無くしていく、できることを増やしていく。自分の武器がこれで、と得点するのではなく、オールマイティーの中でも抜け出しが最も得意というのが良いと思います。シュートのゴール前のアイディアもそうだしFWとして増やしていくべき引き出しはあると思います」

ライバルである前田大然や林大地について「盗めるものは盗みたい」と語った上田。ストライカーとしてもう一段上のステップへ上がろうとしている。


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◆U-24日本代表FW上田綺世が自身に求めるストライカー像とは?「引き出しを増やすしかない」(GOAL)


◆ルヴァン杯「ニューヒーロー賞」GL終了時点の得票上位選手発表!(ゲキサカ)






 Jリーグは31日、ルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」の報道関係者による投票途中集計結果(グループリーグ終了時)を発表した。

 得票上位選手には鹿島アントラーズのMF荒木遼太郎(19)、浦和レッズのGK鈴木彩艶(18)、横浜F・マリノスのMF樺山諒乃介(18)などが名を連ねている。

 同賞は各試合で最も活躍が顕著だった21歳以下(2021年12月31日に満21歳以下)の選手を対象に、グループリーグから準決勝までの各試合会場で実施する報道関係者の投票をもとに決定。過去に同賞を受賞している選手は対象外となっている。

以下、「ニューヒーロー賞」得票上位選手

FW中島大嘉(札幌/18歳)★
MF荒木遼太郎(鹿島/19歳)★
FW染野唯月(鹿島/19歳)★
GK鈴木彩艶(浦和/18歳)★
MF武田英寿(浦和/19歳)★
DF中村拓海(FC東京/20歳)★
MF樺山諒乃介(横浜FM/18歳)★
MF安永玲央(横浜FC/20歳)
MF鈴木唯人(清水/19歳)★
MF櫻井辰徳(神戸/18歳)★
FW鮎川峻(広島/19歳)

★=プレーオフステージ進出クラブの選手




◆ルヴァン杯「ニューヒーロー賞」GL終了時点の得票上位選手発表!(ゲキサカ)





◆【岩本輝雄】フロンターレに惜敗も、アントラーズの未来を担う荒木と常本には期待しかない(サッカーダイジェスト)






今後に期待できる若手が揃っているから楽しみ


 このまま引き分けかなと思ったけど、最後の最後でフロンターレが勝ち越した。ホームにアントラーズを迎えた一戦は2-1で勝利。開幕から20戦無敗、昨季からの無敗記録「25」はいずれもJ1最長記録。そして鬼木監督がJ1最速100勝目。相変わらずの強さだね。

 そんなフロンターレに接戦を演じたアントラーズの戦いぶりも印象的だった。先制を許した前半は防戦一方。少し雨が降って、ピッチが濡れていたこともありボールがよく走るから、フロンターレのスピーディなパス回しの前に苦戦を強いられていた。

 でも、後半に挽回。攻守の両局面でプレー強度を上げて、前からアグレッシブに行く。相手につながせず、長いボールを蹴らせるシチュエーションが増えてきたなかで、空中戦に強いCBの犬飼や町田が撥ね返し、セカンドを拾ってすぐに攻撃を繰り出す。

 ペースを掴んだなかで上田が同点弾をゲット。あのフロンターレを追い詰める見応えのある反撃だった。

 そのアントラーズで気になった選手はふたり。まず荒木。スタートの時点では2列目の左サイドだったけど、途中からトップ下に。彼のプレースタイルを見れば、真ん中のほうがハマると思う。

 とにかくボールスキルが高い。次のプレーを考えたトラップ、するすると抜けていく柔軟なドリブル、狭いエリアでもブレない配給力。こうした特性を考えれば、360度動けるトップ下が一番合っていると思う。

 サイドだと、どうしてもラインを背にしてプレーが限定されるし、守備に引っ張られる回数も増えてしまう。対戦相手にもよるだろうけど、真ん中のほうが持てるポテンシャルをより発揮できるはず。

 もうひとりは右SBの常本。対峙する三笘をほぼパーフェクトに抑え込んでいた。1対1には絶対の自信があるんだろうね。リーグ屈指のアタッカーに対して「来るなら、来いっ!」みたいな感じでガツンと行く。あのフィジカルの強さは魅力的だし、今ひとつだった攻撃面を伸ばしていけば、面白い存在になると思う。

 結果的にアントラーズは負けてしまったけど、荒木にしろ、常本にしろ、アントラーズには今後に期待できる若手が揃っているから楽しみだよね。

 もっとも、個で言えば、フロンターレの小林悠はさすがの一言。1-1で迎えたアディショナルタイムに出場して、わずか1分後に決勝点。圧巻の勝負強さだった。

 左サイドで長谷川がクロスを入れようとした瞬間、アクションを起こして、敵DFの背後を取ってスタンバイ。そして、こぼれてきたボールを確実に収めて、低い弾道のシュートを突き刺す。

 すべてのプレーが正確で、スムーズで、無駄がない。生まれるべくして生まれたゴール。こういう選手がベンチに控えているんだから、フロンターレはやっぱり強いよ。




◆【岩本輝雄】フロンターレに惜敗も、アントラーズの未来を担う荒木と常本には期待しかない(サッカーダイジェスト)





◆元鹿島のMFカイオ、ベンフィカ構想外で今夏に日本復帰の可能性も… 葡メディアが報道(超WORLDサッカー!)






UAEのシャールジャFCに所属するブラジル人MFカイオ(27)に日本復帰の可能性が浮上した。ポルトガル『レコード』が伝えている。

カイオは、2011年に千葉国際高校への留学で来日。2014年に鹿島アントラーズへ入団すると、1年目から主力として活躍。J1リーグで30試合に出場し8ゴールを記録し、初年度にJリーグベストヤングプレーヤー賞を獲得。2年目には2桁得点を記録すると、2016年7月にUAEのアル・アインに活躍の場を移した。

アル・アインでも主力としてプレーしたカイオは、2019年7月に満を持してベンフィカへと完全移籍。しかし、ベンフィカでは低調なパフォーマンスが続き出場機会を失うと、2020年1月からシャールジャFCへ1年半のレンタル移籍。今季は公式戦28試合で6ゴール10アシストと、まずまずの成績を残していた。

今回の報道によれば、6月末にシャールジャFCとの契約満了を迎えるカイオだが、2023年まで契約を残しているベンフィカでは完全な構想外となっており、新たな所属先を探すことになりそうだという。

また同メディアによれば、カイオにはUAEのほかに日本からも興味を示されているとのことで、今後の動向に注目が集まる。




◆元鹿島のMFカイオ、ベンフィカ構想外で今夏に日本復帰の可能性も… 葡メディアが報道(超WORLDサッカー!)





◆王者相手に鹿島の沖・常本が奮闘 劇的な敗戦も自分たちの強さを再確認か(the WORLD)






川崎にあと一歩のところまで迫った

監督交代から失った勝ち点を取り戻すかのように白星を積み上げる鹿島アントラーズ。直近ではサガン鳥栖に逆転負けとなったが、次節のセレッソ大阪戦でしっかりと勝ち切り、30日に行われたアウェイの川崎フロンターレ戦に臨んだ。

しかし、相手の複数枚が連携する動き出しを捕まえきれずに苦戦。レアンドロ・ダミアンにゴールを許してしまう。それでも、徐々に守備陣が機能し始め、守護神である21歳の沖悠哉が安定したセービングとロングボールに対しする正確な飛び出しで追加点は決めさせない。前半相手ペースになっても失点を最小限に抑えられたのは、沖のおかげだろう。

すると、22歳の常本佳吾がこれに呼応し、対峙する三笘薫を完封。国内トップクラスのドリブラーに対して間合いを詰めた強気な守備で対応し、右サイドを制圧していた。

王者川崎は三笘に代えて長谷川竜也を投入。想定外の常本の守備力に川崎も後手に回っていた。その長谷川に対しても常本は変わらず堅固な守備を見せていたが、終盤でのクロスは簡単に上げさせてしまったか。その流れから小林悠に決勝点を決められている。それでもデータサイト『Sofa Score』によればインターセプト数7回、タックル成功数5回とチーム上位の数字を記録しており、対人性能、守備での読みの高さと自身の能力を存分に発揮していた。

最終的には黒星となった鹿島だが、若い沖と常本の二人が守備で王者に引けを取らないプレイを見せた。次節は代表戦明け後のホーム、ベガルタ仙台となっており、しっかり準備して勝利を掴みたい。




◆王者相手に鹿島の沖・常本が奮闘 劇的な敗戦も自分たちの強さを再確認か(the WORLD)





◆【J1採点&寸評】川崎 2-1 鹿島|小林の決勝弾は感涙もの。ふたつの記録達成の川崎に対し鹿島では常本、上田らが奮闘(サッカーダイジェスト)






川崎――20戦無敗のリーグ新記録を達成


[J1第17節]川崎2-1鹿島/5月30日/等々力
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
 戦前に鬼木監督が語っていたように、過去シーズン同様にやはり鹿島とのゲームは僅差の勝負に。後半、特にVARによって鹿島の得点が認められた61分以降は難しい時間帯もあった。しかし、後半アディショナルタイムに小林の劇的なゴール(直前のボールが相手の頭に当たっているとの判定でオフサイドにならず)で勝利!! 連戦のなかで守備陣もよく踏ん張り、リーグ新記録の20戦無敗を樹立、鬼木監督はリーグ最速での100勝を達成。
 
 まさに後世に語り継がれる強さを誇り、ホーム等々力で新たな歴史を打ち立てた。鬼木監督とは縁の深い鹿島、そしてかつて川崎で指揮を執った相馬監督を相手にしたゲームでの記録達成は感慨深いものがある。


【川崎|採点・寸評】


川崎――鬼木監督は自らの采配でリーグ最速の100勝達成

監督
鬼木 達 7
この日は交代カードを通常より引っ張ったが、後半アディショナルタイムの小林投入が大当たり。後半途中に送り出した長谷川、終盤に起用した知念もその小林のゴールに絡み、後半の家長と旗手のポジションチェンジも効いていた。チームを新記録の20戦無敗に導き、自身はリーグ最速での100勝達成。それでも謙虚で慕われる“オニさん”は「チームの100勝であって、スタッフ、選手、サポーターの100勝です。結果的に監督が僕だっただけです」とコメント。


鹿島――後半は手応えの得られる内容も


【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
勇気を持ってラインを押し上げてプレスを行ない、中盤2列目の連係を生かしながらゴールを目指す。特に後半は相手を押し込む時間もあり、61分には上田のVAR判定を受けてのゴールで同点に追いついた。しかし後半アディショナルタイムに失点。川崎に勝負強さを見せられる形になり、悔しさが募ったはずだが、この想いは今後に活きるのではないか。収穫もあったゲームと言えそうだ。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5.5
2失点しただけに評価は難しいが、果敢に前に出て相手のチャンスを阻むなど好プレーも。つなぐ意識も高かった。ただ精度はより上げたいところ。

DF
32 常本佳吾 6.5
試合後には後半アディショナルタイムに長谷川にクロスを上げられて失点したシーンを悔やむ。ただ大卒ルーキーは、それ以外では立ち上がりからマッチアップした三笘に仕事をさせず、守備面で十分な働き。攻撃面でのプラスアルファも欲しかったが、インパクトを含め「6」と迷うも「6.5」に。

39 犬飼智也 5.5
先制点を奪われたシーンではL・ダミアンの動きに対応しきれず、走り込まれて決められてしまった。それ以外では川崎の攻撃に対し粘っていただけに、悔しいプレーになっただろう。

28 町田浩樹 6
ハイボールにも強く、手堅い対応も披露。左足のフィードも狙うなど好印象のパフォーマンス。後半アディショナルタイムの失点は右からのクロスを知念と競った際に、自らの頭に当たったことでオフサイドにならず背後の小林に決められたが、あれは致し方ないだろう。

14 永戸勝也 5.5
前半にはCKを直接狙うなど左足をアピール。アップダウンも繰り返したが、先制点を奪われたシーンでは山根に寄せ切れなかった印象で、後半アディショナルタイムにはスライディングが間に合わずに目の前で小林に決められた。

MF
21 ディエゴ・ピトゥカ 5.5(87分OUT)
試合開始早々に自陣エリア付近でボールロストし、三笘にあわやのシュートを放たれ、後半にはクロスをクリアし切れずにL・ダミアンに際どいシュートを打たれた。球際の強さや力強いパスなど特長もしっかり見せ、三笘らへの対応にも走ったが、安定感を少し欠いたように映る。

4 レオ・シルバ 5.5
D・ピトゥカとともにバランスを取り、中盤の好守をつないだ。上田のゴールの起点にもなったが、より縦パスを通して攻撃を加速させたかったか。土居とともに「6」よりの「5.5」というところか。


鹿島――上田と荒木は見事な連係でゴールを奪う





MF
37 小泉 慶 5.5(HT OUT)
トップ下でスタートし、高い位置から相手へ激しくプレッシング。立ち上がりには荒木へ良いパスも通した。前半途中からは三笘や登里をケアするためか右サイドに回り、常本、D・ピトゥカらと連係した。しかし前半のみで交代に。

13 荒木遼太郎 6
2度のシュートチャンスを迎えるもDFにブロックされて枠に飛ばせず。それでも独特の空気感を醸し出すMFは、38分に土居のシュートチャンスを作り、61分には素晴らしいスルーパスで上田のゴールをアシスト。ポテンシャルの高さを改めて示した。

FW
8 土居聖真 5.5(77分OUT)
右サイドと中央をこなして潤滑油となる。38分の左の荒木からのパスを受けてのシュートは決めたかったが、技術の高さなど印象は良い。「6」よりの「5.5」か。
 
18 上田綺世 6.5(86分OUT)
一時、オフサイドと判定されるも、荒木のスルーパスに上手く抜け出して、VARの末に同点弾をゲット!! しなやかな一連の動きだった。ただその後にチームは決勝点を奪われただけに他のチャンスも仕留めたかった。コンディションは良さそうだ。

交代出場
MF
41 白崎凌兵 6(HT IN)
上田のゴールにつながる荒木のラストパスを“アシスト”。中盤左に入ったが、サイドに張るのではなく、上手く中央や後方にポジションを取ってボールを受けて味方へ。後半の反撃にひと役買った。
 
MF
27 松村優太 ―(77分IN)
1-1の状況で、ここからが勝負という場面でピッチに送られる。右サイドから仕掛けたが、決定的な仕事は果たせなかった。

FW
9 エヴェラウド ―(86分IN)
勝ち越しを目指してジョーカーとして登場。しかしプレー時間が限られ、中盤でボールを受けたが、ゴールにはなかなか迫れなかった。

MF
6 永木 亮太 ―(87分IN)
深いスライディングでボールを奪うなど、中盤の守備を高めた。しかし、後半アディショナルタイムにクロスを上げられて失点。勝点をもたらせられず。

監督
相馬直樹 5.5
前半途中で土居と小泉のポジションを入れ替え、後半頭から白崎を投入するなど状況に合わせてチームを変化させた。勝点を手にできなかったのは残念も、次につながるゲームになったのではないか。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)




◆【J1採点&寸評】川崎 2-1 鹿島|小林の決勝弾は感涙もの。ふたつの記録達成の川崎に対し鹿島では常本、上田らが奮闘(サッカーダイジェスト)





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