日刊鹿島アントラーズニュース

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2015年10月31日土曜日

◆J1鹿島が興味示すブラジル人MF、名門移籍を望んで母国残留か。現地メディア報じる(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2015/10/30/post117113/

J1鹿島が興味示すブラジル人MF、名門移籍を望んで母国残留か。現地メディア報じる
ポンチ・プレッタのブラジル人MFフェルナンド・ボブ【写真:Getty Images】


 J1の鹿島アントラーズが興味を示す新外国人選手は、どうやら母国に留まることを望んでいるのかもしれない。

 ブラジルメディア『FUTEBOL INTERIOR』によれば、鹿島はポンチ・プレッタに所属するMFフェルナンド・ボブの獲得に関心を寄せているとされている。

 しかし、今年限りで契約が満了となるF・ボブにはブラジル屈指の名門コリンチャンスも興味を示しており、本人もJリーグよりコリンチャンス移籍を望んでいると同メディアは伝えている。

 27歳のF・ボブは、中盤で守備的な役割をこなす左利きのブラジル人選手。2007年にフルミネンセの下部組織からトップチームに昇格すると、ブラジル国内のクラブを転々と渡り歩いてきた。

 これまでは無名の選手であったが、2013年7月にポンチ・プレッタへ移籍してからは評価を上げており、ブラジル屈指の名門が興味を示すにまで至っている。

 鹿島はプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のパソス・デ・フェレイラに所属するポルトガル人FWジョアン・シルバへの関心も伝えられるなど、新外国人選手の獲得に積極的な姿勢を見せている。

 数字上は2ndステージ優勝とCS出場圏内の年間3位の可能性を残す鹿島だが、24日の湘南ベルマーレ戦に敗れたことで大きく遠のいている。ACLと並行して戦った1stステージは8位と出遅れてしまった。

 ナビスコ杯では決勝に進出している鹿島だが、来季に向けて大きな改革を進めようとしているようだ。

【了】

◆鹿島・赤崎「FWがどれだけ仕事できるかが勝負」/ナビスコ杯(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151030/jle15103016430007-n1.html

前日練習に臨む鹿島・赤崎=埼玉スタジアム(撮影・山田喜貴)

 鹿島とG大阪が対戦するサッカー、ナビスコ杯の決勝(31日、午後1時開始)に向けた公式練習と前日会見が30日、試合会場の埼玉スタジアムで行われた。これまで輝かしい実績を残してきた鹿島だが、最近2シーズンは主要タイトルから遠ざかっている。主将の小笠原は「また数多くタイトルを取っていけるよう、いいきっかけにしたい」と勝利を渇望した。

 入団2年目で攻撃の柱に成長した赤崎にとっては初の大一番。ニューヒーロー賞に選ばれたストライカーは「楽しみ。FWがどれだけ仕事できるかが勝負を分ける」と引き締まった表情だった。(共同)

◆鹿島DF昌子、決勝前に「優勝してこそ鹿島」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1559699.html

 鹿島がナビスコ杯決勝(31日、午後1時5分)に向けて30日、試合会場の埼玉スタジアムで前日練習を行った。

 DF昌子源(22)は「2位も最下位も一緒。優勝してこそ鹿島だと思う。2位じゃ何も変わらない」ときっぱり。今季のリーグ戦ではG大阪に2戦2敗だが「大会も違うし、タイトルにかける思いが強い方が勝つ。そういう意味ではアントラーズは強い。決勝にも何回もいっているし、優勝も最多なので自信はある。Jリーグでの借りを返すという意味でも良い舞台を用意してもらった」と話した。

 3年ぶり6度目のタイトルに向けて「DFとしてとにかく失点しないことが大事。最近はチームの前半の入りが悪いので特に注意したい」と気を引き締めた。

◆ニューヒーロー&MVP同時受賞より「チームが勝つのが一番」…赤崎「全員で喜びたい」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?175178-175178-fl



 ニューヒーロー賞を獲得した鹿島アントラーズのFW赤崎秀平が、“初タイトル”獲得へ向け、静かに闘志を燃やした。

 ニューヒーロー賞は大会開幕時に23歳以下の選手を対象とした賞で、報道関係者の投票をもとに、Jリーグチェアマンを含む選考委員会を経て選出される。今季の鹿島はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参戦したため、ナビスコ杯は決勝トーナメントからの登場となったが、赤崎は準々決勝、準決勝の全4試合に出場。2ゴール1アシストを記録し、存在感を発揮した。

 決勝戦の活躍次第では、過去に3人(田中達也、安田理大、米本拓司)が記録しているMVPとのW受賞にも注目が集まる。ただ本人は、個人賞の獲得を喜ぶも、「チームが勝つのが一番。MVPは誰でもいい」。14年に加入後、初のタイトル戦に臨むとあって、「まずは明日しっかり勝って、全員で喜びたい」と力を込めた。

 FW陣の活躍がポイントになることも自覚している。そして「出来ることはやってきた」と自信も見せる。「チームのスカウティングをしっかりやっている。相手のストロングポイントもウイークポイントも分かっているので、そこを突いていければいいなと思います」。

 筑波大から鳴り物入りで入団して2年目。前評判からすれば、やや出遅れた感は否めないが、それでも着実に成長の歩を進めている。「アントラーズは若い選手が多い。ここでタイトルが獲れれば、非常に大きな自信になる」。もう一段、上のステージに上がるべく、赤崎は史上4人目の快挙で弾みをつける。

(取材・文 児玉幸洋)

◆3年ぶりのタイトルへ…鹿島DF昌子「2位も最下位も一緒」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?175181-175181-fl



 本職でのタイトル獲得へ、強い決意を口にした。ナビスコ杯決勝を翌日に控えた30日、鹿島アントラーズのDF昌子源は試合会場となる埼玉スタジアムでの公式練習を終え、「チーム全体も僕自身もリラックスして、いい雰囲気でやれている」と、程良い緊張感を表情に浮かべた。

 過去2年連続で無冠に終わっている鹿島にとって、12年のナビスコ杯以来、3シーズンぶりのタイトル獲得が懸かっている。3年前のナビスコ杯決勝では、当時プロ2年目の19歳だった昌子も先発出場。しかし、そのポジションは本職のセンターバックではなく、左サイドバックだった。

 当時のジョルジーニョ監督に与えられた“ミッション”は対戦相手の清水FW大前元紀をマンツーマンでマークすること。「(大前が)水を飲みに行ったら一緒に付いていけ。なんだったら同じ水を飲んでもいい」という“スッポンマーク”を指示された。その指示を忠実にこなした昌子は後半38分に足をつって交代。チームのタイトル獲得に貢献したが、優勝の瞬間、ピッチに立っていることはできなかった。

 あれから3年。日本代表にも招集され、チームの主軸へと成長したが、その間、クラブとしてはタイトルから遠ざかってきた。「OBの方には『2位も最下位も一緒』と言われた。優勝してこそ鹿島。2位じゃ何も変わらない」。3シーズンぶり17個目のタイトル獲得へ並々ならぬ意欲を見せる昌子は「タイトルに懸ける思いが強いチームが勝つと思う」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

◆「縁のある大会」3年前のMVP・柴崎岳が遠藤に対抗心(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?175192-175192-fl



 タイトル獲得に自信を見せた。鹿島アントラーズのMF柴崎岳は30日、ナビスコ杯決勝前日記者会見に出席。「明日の決勝では最高のパフォーマンスを出せると思うし、ファン・サポーターのみなさんにはいい試合が見せられることを約束できると思う」と語った。

「個人的にもチームとしても、縁のある大会だと思っている」。柴崎はナビスコ杯への思いを打ち明ける。ルーキーイヤーの11年にナビスコ杯を制覇し、自身初のタイトルを獲得。翌12年の決勝では2ゴールを決める活躍でチームを連覇に導き、MVPにも輝いた。

 あれから3年。チームは過去2シーズン連続で無冠に終わり、3年前のナビスコ杯を最後にタイトルから遠ざかっている。「ここ数年、世代交代が進む中でタイトルを獲れていない。優勝を経験したことのない選手が大半だと思うし、タイトルを獲ることでそういう選手が自信を持つことになると思う」と、明日の決勝が持つ意味を口にした。

「しっかり決勝で勝って、タイトルを持ち帰れるようにやっていきたい」。優勝への決意を語る柴崎は、隣に座るG大阪MF遠藤保仁を意識してか、「(G大阪の)長谷川監督から『局面の勝負』という話があったように、マッチアップの見どころがある。(G大阪は)中盤の構成力が優れているし、同じポジションである僕としては、そこの勝負で負けたくないという思いがある」と、対抗心を燃やしていた。

(取材・文 西山紘平)

◆【THE REAL】宇佐美貴史と昌子源…ナビスコカップ決勝の大舞台でまじわる、宿命に導かれた直接対決(CYCLE)


http://cyclestyle.net/article/2015/10/30/29297.html



大会最多の6度目の戴冠か。あるいは、史上4チーム目の大会連覇か。鹿島アントラーズとガンバ大阪が対峙するナビスコカップ決勝は10月31日午後1時5分、埼玉スタジアムでキックオフを迎える。

東西の横綱に位置づけられる両雄が決勝の舞台で顔を合わせるのは、23回目にして初めてとなる。そして、運命に導かれたかのように、1992年生まれのふたりがチームをけん引する立場で火花を散らす。

■ガンバのジュニアユースが最初の舞台

アントラーズの最終ラインを束ねる昌子源と、ガンバの攻撃陣の中心に君臨する宇佐美貴史が初めてお互いを認識したのは2005年の春。関西エリアの優秀な子どもたちが集う、ガンバのジュニアユースが舞台だった。





ポジションはともにフォワード。地元のフレスカ神戸でプレーしていた小学生時代から、京都にとんでもない怪童がいると昌子は噂に聞いていた。

実際にそのプレーを目の当たりすると、長岡京SSからやってきた宇佐美が別次元にいるように映った。

「一生かなわんと思った」

多感な年ごろに味わわされた衝撃と挫折はやがて、サッカーに対する情熱を失わせる一因をなす。ひざのケガも相まって2年次で練習を休みがちになった昌子は、3年次になるとチームを退団してしまう。

宇佐美はそのとき、飛び級でガンバのユースへ昇格。高校生のなかで堂々とレギュラーを獲得していた。悶々とした時間をすごしていた昌子にあるとき、サッカーの指導者を務める父親の力さんが声をかける。

「米子北という高校があるんだけど、行ってみるか」

指導者のつながりで親交のあった、米子北高校の中村真吾コーチから昌子の進路を心配されていたこともあり、力さんはサッカー人生をリセットする意味も込めて息子に県外の高校をすすめた。

サッカーはしないぞと意地を張っていた昌子だったが、母親とともに見学に訪れた先でターニングポイントが訪れる。中村コーチから「ボールを蹴ってみないか」と誘われたときに、両親が荷物のなかにそっとしのばせていたスパイクと練習着が役に立った。

心に巣食っていたわだかまりが消えるとともに、サッカーへの情熱が再び芽生えてくる。越境入学した鳥取の地で再開させたサッカー人生はしかし、2年生に進級する直前の2009年春に2度目のターニングポイントを迎える。



国体鳥取県選抜の一員として、ガイナーレ鳥取と練習試合に臨んだ後半。センターバックにケガ人が出たことで、県選抜の監督を務める中村コーチの指示を受けた昌子はそれまでのフォワードから急きょ初体験のポジションに回った。

当時のガイナーレには、コン・ハメドというコートジボワール人のフォワードが在籍していた。無我夢中の思いもあったのだろう。168cm、75kgと小柄ながら圧倒的なパワーとスピードをあわせもつ5歳年上のハメドと、昌子は壮絶な1対1を展開する。

■仕方なく受け入れたコンバート

一夜明けて、昌子はセンターバックへの転向を中村コーチから命じられる。文字通りの青天の霹靂。城市徳之監督にかけあっても状況は変わらない。

「本当に嫌だった。フォワードをやらせてほしいとずっと思っていた」

宇佐美が高校2年生にしてトップチームへの昇格を果たし、「ガンバユースの最高傑作」として眩いスポットライトを浴びていた時期。嫌々ながら受け入れたコンバートがプロへの扉を開いてくれるとは、当時の昌子にとっては夢にも思わなかったはずだ。


3年生になるとU‐19日本代表候補にも名前を連ねるなど、センターバックとしての潜在能力を一気に解き放っていった昌子は2011年春、名門アントラーズの眼鏡にかなって入団を果たす。同期には「鹿島の心臓」と昌子が畏敬の念を抱く、ボランチの柴崎岳がいた。

プロとして同じ土俵に立てたのもつかの間、すでにガンバで主軸を担っていた宇佐美は稀有な才能を見込まれ、2011年7月にブンデスリーガの名門バイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍する。ピッチ上で邂逅を果たすまでには、さらに3年余りの時間を要さなければならなかった。

「日本へ戻るのならば、ガンバしか考えていなかった」

ガンバ愛を貫きながらJ2のピッチから捲土重来を期し、2013年シーズンの後半戦だけで出場試合数を上回る19ゴールをマーク。復帰したJ1の舞台でも、その攻撃センスは異彩を放っていた。

果たして、初めての直接対決は宇佐美に軍配が上がる。ガンバは重量級フォワードのパトリックに、徹底して昌子の背後を狙わせる。後半26分のパトリックの同点弾をアシストしたのは宇佐美だった。

後半アディショナルタイムの劇的なゴールでの逆転勝利に狂喜乱舞したガンバおよび宇佐美とは対照的に、昌子はこの試合で右太ももを負傷。ハビエル・アギーレ前監督のもとで初めて招集された、日本代表を辞退する無念さも味わわされている。

「自分のポジションを探しながら、代表にも入っていけるようになったのはすごいこと」



招集待望論がわきあがりながらアギーレジャパンから声がかからなかった宇佐美は、昌子へ敬意を表しながら、アントラーズ戦前には対抗心を隠さなかった。

「試合では(源を)100%抜いたるわ」

順調にケガから回復した昌子は11月の国際親善試合、そして年明けの1月にオーストラリアで開催されたアジアカップでも日本代表の一員として名前を連ね続ける。

■プラチナ世代のふたり

3月に発足したハリルジャパンにも招集され、念願の初キャップを獲得した3月31日のウズベキスタン代表との国際親善試合。味の素スタジアムのピッチで、日本代表デビューを果たして2戦目の宇佐美の背中に昌子はデジャブを覚える。

後半38分。途中出場していた宇佐美がこぼれ球を拾い、ドリブルの体勢に入った瞬間に、後方のセンターバックの位置から戦況を見つめていた昌子はゴールを確信している。

「ドリブルを見ただけで、決まったと思いました。ゴールがほしいときに取ってくれる。相変わらず天才やと思いましたよね。味方になると、こうも頼もしいんだなと」

ゴール前の密集地帯を強引かつ鮮やかにすり抜け、渾身の思いを込めて振り抜いた右足から放たれたスーパーゴールがネットを揺らす。真っ先に祝福へ駆けつけたのは柴崎。そして、昌子も自分のゴールように笑顔を弾ませていた。

宇佐美と昌子が生まれた1992年は「プラチナ世代」と呼ばれる。このとき、ふたりは同じ思いを共有したはずだ。

「Jでも代表でも、自分らの世代がやっていかなあかん」

過去2シーズン、まさかの無冠に終わっているアントラーズは他のJクラブの追随を許さない通算17個目のタイトル奪取を名門復活への狼煙としたいと腕をぶす。



今年7月にはトニーニョ・セレーゾ前監督が解任される事態にも直面した。コーチから就任した石井正忠新監督のもとでいきなり6連勝を達成する。

「強い鹿島の伝統が戻ってきたのでは」

メディアからの問いかけに、昌子は首を横に振りながら決意を新たにしている。

「強い鹿島というのは僕たちの大先輩、レジェンドの方々が築いた時代。僕たちは何も成し得ていないし、言うたら強い鹿島を壊してしまったのは僕たちとなる。常勝軍団とも呼ばれなくってきていますし、せっかく先輩方が築いてくれた鹿島という伝統あるクラブを、僕たちが復活させなければ意味がない」

実は9月12日のセカンドステージ第10節でアントラーズの7連勝を阻止したのがガンバであり、前半29分、39分と連続ゴールを叩き込んだ宇佐美だった。

ケガで欠場を余儀なくされていた昌子は「乗せたら厄介な選手。受けに回らずにいきたい」と期する思いを心中に募らせている。



対するガンバは、ナビスコカップ制覇で右肩あがりの成長曲線と勢いをさらに加速させて、J1、そして天皇杯との三冠を独占した昨シーズンの再現を期す。

宿敵アントラーズをくだせば通算8個目のタイトルとなって歴代単独2位に浮上する。連覇は過去にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)、ジェフ千葉、そしてアントラーズしか達成していない。

大相撲の番付けにたとえれば、東の横綱アントラーズに対抗しうる西の横綱として、サッカー専用の新スタジアムとともに臨む来シーズン以降の新時代を迎えることができる。

両チームの未来をも託された激闘必至の一発勝負。ライバルチームの攻守の主力として、そして日の丸を背負って戦っていく盟友として。覇権の行方は常に切磋琢磨する万感の思いを秘め、武者震いを覚えながらピッチの上で必ずまじわるふたりの直接対決が握っている。《藤江直人》バイエルン・ミュンヘン所属時の宇佐美貴史


迎えた2014年10月5日。カシマスタジアムで行われたJ1の第27節で、ふたりは敵味方にわかれて初めて対峙する。柴崎とともに世代交代へのキーマンとなった昌子は、アントラーズの最終ラインを支えてきた歴代のセンターバック、秋田豊と岩政大樹が背負ってきた「3」番を託されていた。

「サイズからプレースタイルから当時とまるで違う。(昌子)源があんなふうになっていくなんて、当時は誰も想像していなかったと思うんですよね」

こう語っていた宇佐美はバイエルンからホッフェンハイムへ再び期限付き移籍するも、満足できる結果を残せずにガンバへ復帰していた。

◆鹿島小笠原、“同級生対決”にも自然体(デイリー)


http://www.daily.co.jp/newsflash/soccer/2015/10/30/0008526097.shtml

「ナビスコ杯・決勝、鹿島-G大阪」(31日、埼玉スタジアム2002)

 大会最多6度目の優勝を狙う鹿島と2大会連続3度目の優勝を目指すG大阪が30日、試合会場で前日練習と記者会見を行った。

 鹿島の元日本代表MF小笠原満(36)は、G大阪・MF遠藤との“同級生対決”にも自然体だ。かつては同じ日の丸を背負ったベテラン同士。両者の円熟した試合さばきにも注目が集まるが「サッカーは1対1ではなく、11対11でチーム戦」と冷静沈着。「チーム一丸でしっかり勝てるようにしたい」と静かに語った。

◆鹿島・曽ケ端 クラブ通算17冠目のナビスコ杯Vに意欲(トーチュウ)


http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/news/CK2015102902000147.html

 ベテラン守護神・曽ケ端準(36)が2012年以来のナビスコ杯制覇に意欲を見せた。鹿島は28日、クラブハウスで紅白戦などで31日の決戦に備えたが「相手は前線の質が高いし、お互いに決勝には慣れているから、いい試合になると思う」とG大阪を警戒しつつ、決勝戦を心待ちにしているようだった。
 今季の曽ケ端はJ1開幕・清水戦で出場機会がなく、2007年から続けてきた連続試合出場が244試合でストップ。チームも7月にトニーニョ・セレーゾ前監督が解任と激動に揺れた1年だった。「決勝は簡単に行けるところではないし、(優勝は)1回したからいいというものでもない。目の前にチャンスがあるなら、全員でものにしたい」と、鹿島の通算17冠目で今季を笑って振り返られる1年にするつもりだ。(相原俊之)

◆新・黄金時代へのマイルストーンとできるか…鹿島が果敢にナビスコ制覇を狙う(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151030/365184.html


ナビスコ杯決勝の会見に臨んだ鹿島MF柴崎岳(左)とMF遠藤保仁(右)


 翌日にヤマザキナビスコカップ決勝を控えた鹿島アントラーズとガンバ大阪が30日、試合会場となる埼玉スタジアム2002で前日練習を実施。ここまでJリーグ史上最多となる国内16冠を達成し、同大会でも最多5度の優勝を誇る鹿島の石井正忠監督は、「歴史のある大会の決勝に臨めることをうれしい。前日練習で埼玉スタジアムのピッチに立って、大勢のファンの前で最高の舞台で戦えることを思うと、少しずつ緊張感が増してきた。攻守にバランスの取れたG大阪に対して、受けずに臨みたい」とアグレッシブな姿勢で向かうことを明らかにした。

 今季半ばに指揮官に就任した石井監督にとって、タイトルを懸けた大一番は初めて。記者会見では少し緊張した面持ちだったようにも見受けられたが、就任後にしっかりとチームを立て直し、セカンドステージで優勝争いをするまでに引き上げた手腕は確かなもの。球際の強さや素早い攻守の切り替え、一丸となって戦うスタイルを徹底し、チームに“鹿島らしさ”を取り戻させた。かつて黄金時代の守備陣を支えた指揮官だからこそ、歴史と伝統の重みを実感しているのだろう。壇上では「5度も優勝しているヤマザキナビスコカップは、チームにとっても非常に重要な大会。選手が入れ替わる中で積み重ねてきた重みがある。6つ目のタイトルを取ることが必要。このメンバーで戦った成果になるし、選手たちの自信にもなる。今年はすでに天皇杯を逃してしまっているので、ここで勝って今までやってきたことの成果を出して、リーグ戦残り2試合に弾みをつけたい」と意気込みを語った。

 現在、鹿島はセカンドステージは首位のサンフレッチェ広島と勝ち点3差の2位。年間順位でのチャンピオンシップ出場の可能性が絶たれていることもあり、何としてもステージ優勝を成し遂げ、年間王者への道を切り拓きたいところ。昨季のG大阪がそうだったように、ヤマザキナビスコカップ制覇をきっかけにワンランク上のステージに駆け上がりたいと考えているはずだ。クラブとしては2011年、2012年にヤマザキナビスコカップを連覇して以降、3シーズンにわたってタイトルから遠ざかっており、“常勝軍団”と称される鹿島としては不本意な状況が続いている。

 同じく記者会見に出席した柴崎岳は、「鹿島は世代交代を進めている中で、タイトルをなかなか取れない状況にあった。今は大半の選手が優勝を経験していない。タイトルを取ることで、そういった選手が自信を持てる大会になる」と話しており、多くのタイトルを獲得してきた鹿島にとって、この決勝が新しい一歩を踏み出すための重要な一戦となる。もちろん石井監督にとっては指揮官として初のタイトル。これから“新時代”を築き上げていくために、このファイナルを制することができるかが大きなターニングポイントになるのは間違いない。「自分たちの力を出し切れれば勝てる」と断言した石井監督。果たして伝統を知る指揮官に率いられた“新生アントラーズ”は、このファイナルを新たな黄金時代に向けたマイルストーンとできるのか。

 鹿島とG大阪が激突するヤマザキナビスコカップ決勝は、31日(土)13時05分キックオフ予定。試合は全国フジテレビ系列にて生中継される。

文=青山知雄

◆ナビスコ杯決勝前日会見…鹿島・柴崎、G大阪・遠藤がともに必勝宣言!(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151030/jle15103014120002-n1.html

会見で記念撮影に臨む鹿島・石井監督、柴崎、G大阪・遠藤、長谷川監督(左から)=埼玉スタジアム(撮影・山田喜貴)

 鹿島とG大阪が対戦するサッカー、ナビスコ杯の決勝(31日、午後1時開始)に向けた公式練習と前日会見が30日、試合会場の埼玉スタジアムで行われた。

 会見に出席した鹿島の日本代表MF柴崎は「いい準備ができました。サポーターにいいゲームをお見せできると約束します」と3年ぶり6度目のタイトルへ自信をのぞかせた。

 一方で2年連続3度目の優勝を狙うG大阪のMF遠藤も「鹿島と決勝で戦えるのは光栄。でも、勝たないと楽しくないので全力を尽くして(優勝)カップを大阪に持って帰りたい」と勝利を宣言した。

 勝敗を分けるポイントについて柴崎は「ピッチの各所でのマッチアップは見どころだと思う。僕自身も中盤の勝負で負けたくない」と闘志を燃やした。これに対して遠藤は「GKの手が届かないところにシュートを打つ。あ、ゴールの枠内ですよ。これがポイントです」と悠長な口調で語り、リラックスムードを漂わせていた

鹿島・石井監督
「歴史ある大会の決勝に臨めるのはうれしい。G大阪は攻守にバランスの取れた強いチームだが、受けに回らず攻撃的にいきたい。1週間いいトレーニングができたので、その力を発揮できれば勝てる」

G大阪・長谷川監督
「鹿島は伝統があり、力のあるチーム。一瞬でも気が緩むと失点する。自分たちのサッカーを1分、1秒でも長くできたチームが勝つのでは。連覇できるように頑張りたい」

◆鹿島6度目Vへ G大阪は連覇狙う ナビスコ杯決勝(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1559577.html

鹿島6度目Vへ G大阪は連覇狙う ナビスコ杯決勝

 鹿島とG大阪が対戦する、ナビスコ杯の決勝(31日、午後1時5分開始)に向けた公式練習と前日会見が30日、試合会場の埼玉スタジアムで行われた。会見には鹿島の石井正忠監督(48)と日本代表MF柴崎岳(23)、G大阪の長谷川健太監督(50)、MF遠藤保仁(35)が出席した。

 3年ぶり6度目のタイトルを狙う鹿島の石井監督は「1週間いいトレーニングが出来たので、その力を十分に発揮できれば勝てると思う。攻撃的に行きたい」と話した。柴崎は「G大阪は中盤の構成力が優れているので、僕としてはそこの勝負で負けたくない」と闘志を燃やした。

 一方、連覇を狙うG大阪の長谷川監督は「自分たちのサッカーを1分1秒でも多く出来たチームが勝つ」と意気込み、遠藤は「勝たないと楽しくないので、全力を尽くして2連覇をして、カップを大阪に持って帰りたい」と話した。

◆史上初2年連続の三冠達成へ…G大阪がナビスコ連覇で偉業へ弾みをつけるか(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151030/365183.html


ナビスコ杯決勝の会見に臨んだG大阪の遠藤(右から2人目)と長谷川監督(右)


 翌日にヤマザキナビスコカップ決勝を控えた鹿島アントラーズとガンバ大阪が30日、試合会場となる埼玉スタジアム2002で前日練習を実施。前年に同大会優勝をきっかけにリーグ戦、天皇杯という国内タイトルを総ナメにしたG大阪の長谷川健太監督は「今年も三冠のチャンスがある。まずは明日の試合でしっかり勝ちたい」と2年連続の三冠達成に意欲を見せた。

 今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)、スルガ銀行チャンピオンシップといった国際大会を含め、Jリーグで最もタイトなスケジュールを乗り越えてきたG大阪。残念ながらアジア制覇の夢は準決勝で途絶えてしまったが、今季もここまで国内3大タイトル制覇の可能性を残している。特に日本代表に多くの選手を送り出す中で決勝まで勝ち上がってきたヤマザキナビスコカップに関しては、指揮官も「今年もこの舞台に帰ってくることができて本当に幸せ。タイトな日程の中でいろいろな選手が出ましたが、チームの力を結集してここまで勝ち上がってきた。本当に選手を称えたい」と開口一番にコメント。決勝のピッチに立てる喜びを口にしながら、選手の奮闘を称賛した。

「三冠王者」というフレーズがついて回るG大阪だが、長谷川監督にとって前年のヤマザキナビスコカップが指揮官として初のタイトル。昨年はG大阪育ちの宇佐美貴史が優勝目前で感極まって涙を流したことが話題を呼んだが、監督にとっても記念すべき初タイトルだった。これで勢いに乗ったチームはリーグ戦で勝ち点を積み上げ、浦和レッズを大逆転の末に追い抜いてJ1王者に輝くと、そのまま天皇杯も制して三冠を達成した。チームとしても監督にとっても非常に験のいい大会と言える。

 この経験が大きな糧になっているのだろう。昨季の決勝前は「ガチガチだった」と振り返った一方で、「今もマジメに受け答えをしているんですが、時々『ボケようかな』と思っている自分もいる。大阪3年目にしてちょっとやばい傾向にあるかも」と会見場を笑いで包む余裕も見られた。

 今季のリーグ戦でファーストステージ、セカンドステージとも鹿島に敗れており、「スキのないチーム。一瞬でも気を許せば失点してしまう」と気を引き締めながら、「ポイントを一つに絞るのは難しいが、それぞれのポジションで拮抗した戦いが繰り広げられると思うので、局面での戦いでも勝たなければいけない。自分たちのサッカーを1分、1秒でも多くできたチームが勝つ」と緊迫した展開を予想。その上で「鹿島とはいい試合になると思う。お互いの力を存分に出し合いながら、最後は連覇できるようにしたい」と意気込みを語った。

 J2をしっかりと勝ち抜き、そのまま三冠王者に輝いたG大阪のターニングポイントが、昨年のヤマザキナビスコカップ制覇だったのは間違いない。狙うは史上初となる2年連続の三冠制覇。年間3位でのチャンピオンシップ出場、そしてその先へ勢いをつけるために――。G大阪が偉業達成の第一歩として、ヤマザキナビスコカップ連覇を狙う。

 鹿島とG大阪が激突するヤマザキナビスコカップ決勝は、31日(土)13時05分キックオフ予定。試合は全国フジテレビ系列にて生中継される。

文=青山知雄

◆明日決勝のナビスコ杯、対戦成績では鹿島有利も…今季リーグ戦でG大阪に2敗(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2015/10/30/post117073/

ナビスコカップ決勝、対戦成績では鹿島有利も…今季リーグ戦でG大阪に2敗

 ヤマザキナビスコカップ決勝が31日に行われ、2012年以来の優勝を目指す鹿島アントラーズと連覇を目指すガンバ大阪が対戦する。

 鹿島とG大阪は今大会、ACL出場によりグループステージは免除され、決勝トーナメントから参加していた。鹿島はFC東京、ヴィッセル神戸を破り決勝へ。G大阪は名古屋グランパス、アルビレックス新潟を破り決勝へ駒を進めている。

 両者は2007年にはヤマザキナビスコカップ準決勝で対決している。第一戦はG大阪が1-0で勝利し、迎えた第二戦は鹿島が3-2で勝利したものの、アウェイゴール差でG大阪が決勝に駒を進め、鹿島は準決勝で涙を飲んでいる。

 鹿島にとっては因縁深い相手となるが、対戦成績では29勝10分20敗と分があるものの、今季はG大阪にリーグ戦で2敗している。G大阪にとっては良い印象を持って戦いに挑むことになるかもしれない。

 しかし、一発勝負の決勝戦は何が起こるかわからない。昨季のヤマザキナビスコカップでは2点リードしたサンフレッチェ広島が、G大阪に逆転され優勝を逃している。果たして、今年の決勝戦ではどんなドラマが待っているのだろうか。

【了】

◆ナビスコ杯決勝・鹿島×G大阪のキーマンは?(朝日新聞デジタル)


http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cpia201510280007.html

写真:

『2015Jリーグヤマザキナビスコカップ』決勝がいよいよ今週末に迫った。鹿島アントラーズが最多記録更新となる6度目の優勝を果たすのか、ガンバ大阪が2年連続3度目の戴冠を果たすのか。

「カップ戦とリーグ戦は別物」とサッカー界では言われているが、ここ2シーズン『ナビスコ杯』の結果が、顕著にリーグ戦へ影響を及ぼしている。昨年、G大阪がサンフレッチェ広島を3-2で下し、その後『J1リーグ戦』で浦和レッズを逆転し、さらに『天皇杯』制覇と三冠を獲得したのは記憶に新しいことだろう。2013年大会も、決勝で柏レイソルに敗れた浦和が、リーグ戦2位から失速し、6位でシーズンを終えている。

鹿島は『明治安田生命J1リーグ』2ndステージ残り2試合で首位・広島を勝点3差で追う。G大阪は前節年間3位に躍り出たが、4位・FC東京が勝点1差で再逆転を目論む。鹿島はステージ優勝、G大阪は年間3位とターゲットは異なるが、『明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ』進出への思いは同じである。

『ナビスコ杯』決勝に勝利すればこれ以上ない形で終盤戦に勢いが付く。だが、敗れれば、多大なダメージを負ってしまう危険性をはらんでいる。準優勝に終わった選手たちにファイナリストの充実感はない。準優勝は最後の敗者でしかないのだ。

もちろん、終盤戦を睨み、ファイナルの舞台に立つ選手はいないだろう。鹿島もG大阪も、優勝カップを頭上に掲げるために10月31日(土)・埼玉スタジアム2002のピッチに立つ。

自軍を勝利へ導くために鹿島・小笠原満男とG大阪・遠藤保仁がタクトを振るう。FW・金崎夢生、ニューヒーロー賞受賞の赤崎秀平、2列目の遠藤康、ボランチの柴崎岳ら鹿島攻撃陣がゴールを脅かせば、G大阪も1トップのパトリック、2列目の宇佐美貴史、倉田秋、阿部浩之がゴールチャンスへ向けて虎視眈々。さらにベテランGK・曽ヶ端準(鹿島)と日本代表GK・東口順昭(G大阪)がゴールに鍵をかける。

『J1リーグ』の直接対決を見ると鹿島が25勝8分17敗とリードし、ここ最近はG大阪が3連勝している。1stステージ第10節では鹿島が主導権を握るも、G大阪の守備ブロックを崩せず、逆に効果的に得点を奪われ2-0とされた。2ndステージ第10節では鹿島のミスをG大阪が逃さず、2-1となった。1stステージでは遠藤が2得点に絡み、2ndステージでは宇佐美が2ゴールを奪ったのだった。

『ナビスコ杯』決勝で勝ち鬨を上げるのは鹿島か、G大阪か。ファイナルのチケットは発売中。

2015年10月30日金曜日

◆G大阪遠藤、鹿島小笠原は「よき仲間でライバル」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1559159.html

 G大阪MF遠藤保仁(35)が29日、万博練習場で鹿島とのナビスコ杯決勝(31日、埼玉)に向けて練習を行い、鹿島MF小笠原満男(36)との競演を心待ちにした。

 同じ学年の小笠原について「よき仲間でライバル。若い頃からずっとクラブでも代表でもいろんな経験をしている選手」とたたえた。

 ともに99年ワールドユース選手権ナイジェリア大会の準優勝メンバー。小野伸二、稲本潤一(ともにJ2札幌)高原直泰(J3相模原)らと「黄金世代」と呼ばれてきた。かつては小笠原と対戦する度、個人的に闘志をもえたぎらせていたが「もうそういう時期も通り過ぎました」と笑う。「チームとして勝てるかどうかが大切」とうなずいた。

 昨年は、ナビスコ杯優勝から3冠の快進撃となった。カップを掲げた遠藤主将は「上からみた光景はすごかった。毎年繰り返せればいい」。長谷川健太監督(50)も「選手はしっかりやってくれると思う」と信頼している。この日チームは試合会場で行われる30日の公式練習に向けて、埼玉入り。クラブ史上初の大会連覇を果たして、G大阪の底力を見せつける。

◆鹿島ルーキー鈴木優、途中出場濃厚も「自分の役割全うする」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/30/kiji/K20151030011411820.html

ナビスコ杯決勝  鹿島―G大阪 (10月31日  埼玉)

 鹿島FW鈴木優がラッキーボーイになる。31日に行われるG大阪とのナビスコ杯決勝へ向けて調整したルーキーは「自分の役割は決まっているんで、全うするだけです」と意気込んだ。

 G大阪は9月12日のリーグデビュー戦でゴールを決めた縁起のいい相手。「小学生の頃から大きな大会に強く“お祭り男”と言われていた」という19歳。途中出場が濃厚だが“キラー弾”を決めてチームに3年ぶりタイトルをもたらす。

◆鹿島・優磨がナビスコ杯V宣言「負ける相手じゃない」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151030/jle15103005000001-n1.html

 鹿島は29日、31日のナビスコ杯決勝・G大阪戦(埼玉)に向け約1時間半の調整。J1リーグ戦で5戦2発と売り出し中のルーキーFW鈴木優磨が「負ける相手じゃない」と強気に言い放った。9月の対戦時にはJ1初出場&初得点を記録しており、次戦でも“ラッキーボーイ”としての役割を果たす。初めてベンチ入りした7月のFC東京戦以来、ひげを伸ばしており「今季が終わるまではそらない」と好調維持を誓った。 (鹿嶋市)

2015年10月29日木曜日

◆鹿島ナビスコ杯優勝へ自然体「何も変える必要ない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1558451.html

 鹿島が31日のナビスコ杯決勝(対G大阪、埼玉)に向けて始動した。

 最多5度の優勝を誇るクラブは自然体。11、12年の連覇を経験したDF西は「前回もそうだったけど、何も変える必要はない」と通常通りのメニューを消化。週初めとしては異例の、20人を超える報道陣に囲まれたDF昌子も「慣れているクラブなので。普段と雰囲気は変わらない」と堂々としていた。

◆ヤマザキナビスコカップFINAL ポスターギャラリー 1997(J's Goal)


http://www.jsgoal.jp/photo/n-00000050/



1992年に始まったJリーグヤマザキナビスコカップ。J’s GOALでは第一回からのJリーグヤマザキナビスコカップ決勝告知ポスターを順次紹介していきます。
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1997年第五回大会
こちらは決勝トーナメント告知ポスターの別バージョン。
決勝トーナメントに進んだ8クラブのマスコットが、対戦カードごとに対決している構図のポスターとなっています。

1997 Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝
1997年11月22日(土)
第一戦:磐田 1-2鹿島(15:03/磐田/10,437人)
1997年11月29日(土)
第二戦:鹿島 5-1 磐田(15:04/カシマ/14,444人)
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今週末に迫る!
2015年10月31日(土)2015Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝
鹿島アントラーズvsガンバ大阪(13:05KO 埼玉)

◆鹿島・昌子、宇佐美封じる!31日ナビスコ杯決勝(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151029/jle15102905000002-n1.html

 鹿島は28日、6度目の優勝を狙う31日のナビスコ杯決勝・G大阪戦(埼玉)に向け、紅白戦など約1時間半の練習を行った。相手の日本代表FW宇佐美と同じ1992年生まれで、G大阪ジュニアユース時代はチームメートだったDF昌子は「(調子に)乗せると厄介。受けに回らずに守りたい」とエース封じに自信をみせた。 (鹿嶋市)

◆昌子 同期土居のために必勝誓う「ナビスコ優勝杯をささげたい」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/29/kiji/K20151029011406800.html

 31日のナビスコ杯決勝・G大阪戦(埼玉)で鹿島DF昌子が同期のために必勝を誓った。

 同じ11年入団のMF土居が3日の神戸戦で左第2中足骨を骨折して全治3カ月。天皇杯で決勝まで進出すれば数字上は復帰できるはずだったが、14日の3回戦・J2水戸戦で敗れた。「(土居)聖真は“天皇杯の決勝までに戻る”と僕にも言っていた。でも、天皇杯をなくしてしまった。チーム全員で申し訳ないことをした。聖真のためにも戦いたい」と盟友にナビスコ杯優勝をささげるつもりだ。

2015年10月28日水曜日

◆ジーコ氏がFIFA会長選出馬を断念…「シナリオが変わった」(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?174982-174982-fl



 国際サッカー連盟(FIFA)の次期会長選への出馬に意欲を見せていた元日本代表監督のジーコ氏が、事実上の出馬断念を表明した。『facebook』に動画を投稿した同氏は「(ミシェル・)プラティニ氏が外れたことと今日のUEFAの動きで、シナリオが完全に変わってしまった」などと話した。

 今日のUEFAの動きとは、欧州サッカー連盟(UEFA)のジャンニ・インファンティーノ事務局長が、次期会長選への出馬を正式に表明したことだ。UEFAは当初、ミシェル・プラティニ会長を擁立する考えでいたが、一連のスキャンダルからマイナスイメージを払しょくしきれない可能性が高いため、インファンティーノ事務局長を支持することに切り替えたとみられる。

 ジーコ氏は「今の会長選のやり方では(FIFAを)本質的に変えることは出来ない。候補者を見れば明らかだ。彼らではそれができない」と強く非難した。

 FIFA会長選は来年2月26日に行われる。現在、インファンティーノ氏のほか、前回の会長選でゼップ・ブラッター現会長に敗れたヨルダンのアリ・ビン・アル・フセイン王子、リベリアサッカー連盟会長のムサ・ビリティ氏らが立候補を表明している。

◇U-22日本代表候補、福岡大の守備を崩し切れずスコアレスドロー(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151027/363975.html


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20151027/363975.html


 U-22日本代表候補は27日、佐賀県内でトレーニングキャンプ3日目を実施した。

 雨が降る中、午前中は戦術確認を中心に約1時間15分の練習を行った。全28選手でランニングした後、フィールドプレーヤーはボールを使用した練習を開始。パス回しで体を動かすと、狭いエリアでの8対8へと進み、その後は攻撃陣と守備陣に分かれてそれぞれ動きの確認をしてから、ハーフコートのゲーム形式に移行した。両サイドにフリーマン2人を配置しての10対10では、手倉森誠監督やコーチ陣からの指示が飛んだ。

 午後は福岡大学と40分×2本の練習試合を実施。会場には約600人のファン・サポーターが詰めかけた。「4-4-2」のシステムで、先発メンバーにはGK牲川歩見、DF山中亮輔、奈良竜樹、岩波拓也、亀川諒史、MF野津田岳人、喜田拓也、遠藤航、関根貴大、FW中島翔哉、前田直輝の11人が名を連ねた。

 U-22日本代表候補は主導権を握って試合を進める。「スピードアップだったり攻撃に変化が出せたら、と思っていました。ゴール前に顔を出す回数や、間で受けて攻撃に参加したりすることは浦和レッズとは違いますが、そういうところも求められてくると思っていたので意識してプレーしました」と初選出の関根も徐々にボールに絡めるようになり、20分には関根のスルーパスに抜け出した遠藤がペナルティエリア内に侵入。放ったシュートは相手DFにブロックされてしまったが、チャンスを演出した。

 同20分には、遠藤と前田に代えてMF三竿健斗とFW鎌田大地を投入。2トップの一角に入った鎌田は、「以前に比べたらボールが出る回数も、見てくれている回数も増えました」と積極的に相手の背後を狙った動き出しを見せた。

 前半をスコアレスで折り返すと、途中出場の三竿と鎌田を除く全選手を交代。GK杉本大地、DF室屋成、中谷進之介、秋野央樹、中野嘉大、MF原川力、矢島慎也、FW荒野拓馬、金森健志を送り込んだ。後半開始早々にチャンスが訪れるが、同3分、原川のスルーパスに抜け出した荒野のシュートはゴール右に外れ、同9分には左サイドをドリブルで持ち上がった鎌田のラストパスから金森が右足シュートで狙うも枠を捉えきれない。同11分、三竿と鎌田に代えて、MF為田大貴と川辺駿を投入した。

 その後もシュートチャンスを作りながら、1点が遠いU-22日本代表候補。同30分には、矢島のパスに反応した金森がシュートまで持ち込むが、相手GKに阻まれた。同35分にもカウンターで抜け出した川辺からのパスを受けた金森が、右サイドの角度のないところからシュートを放つも、ゴールネットを揺らすことはできず。試合は、0-0のスコアレスドローに終わった。

 失点はなかったものの、金森が「点を決めないと勝ち進めない。オリンピックもそういう1本で決まってくると思うので、最後の詰めの部分はもっともっと練習してやっていかないと」と語るように、来年1月に開催されるAFC U-23選手権カタール 2016でリオ五輪出場権を獲得するためには、得点を奪って勝ち進む必要がある。

 U-22日本代表候補はトレーニングキャンプ最終日にもサガン鳥栖と練習試合を行う予定。手倉森監督は「この世代の代表で鳥栖に勝って、自信を彼らに植え付けたい」と今回の総仕上げとなる試合で勝利を目指す。

文=高尾太恵子

◆赤崎、最優秀選手賞も取る!鹿島がナビスコ杯決勝へ練習開始(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20151028/jle15102805000001-n1.html

 鹿島は27日、31日のナビスコ杯決勝(対G大阪、埼玉)に向けた練習がスタート。同杯のニューヒーロー賞に輝いたFW赤崎は「タイトルに一番近いと思って鹿島を選んだ。目の前にチャンスがあるので勝ちたい」と武者震いした。2008年の大分時代に同賞を受賞したMF金崎からは「最優秀選手賞と両方取れ」とメッセージを送られた。新エース候補が、過去に3人しか達成していないW受賞を狙う。 (鹿嶋市)

2015年10月27日火曜日

◆北九州MF小手川が「中学生以来」のハットトリック、金沢は19戦未勝利(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?174950-174950-fl

[10.26 J2第38節 金沢0-4北九州 石川西部]

 ギラヴァンツ北九州が敵地でツエーゲン金沢を4-0で下した。北九州は2か月ぶりの連勝。金沢の未勝利は19戦に伸びた。

「中学生以来くらいですね」。MF小手川宏基は照れ笑いを浮かべながら、プロ入り初のハットトリックを振り返った。

 1点目が決まったのは前半18分、DF川島大地のFKがクロスバーに当たって跳ね返ると、詰めた小手川が押し込む。2点目は後半に入ってわずか25秒、左サイドからFW小松塁がクロスボールで折り返すと、フリーで走り込んだ小手川が豪快にゴールネットを揺らす。

 3点目は小松のゴールで点差が3点に広がって迎えた同40分、FW大島秀夫がスペースに浮き球を上げると、走り込んだ小手川が押し込み、ゴールラッシュを締めくくった。北九州のJ2リーグ戦のハットトリックは2010年8月22日の徳島戦でFW大島康明が記録して以来、クラブ史上2人目となった。

「1点目はこぼれ球に詰めただけでしたが、2点目、3点目はチームメートがいいボールをくれた。合わせるだけでした」と淡々とゴールシーンを振り返った小手川。来季もJ2ライセンスしか認められていないため、5差と迫っているプレーオフには出場できないが、小手川は「残り4試合になりましたけど、1試合1試合大事に戦っていきたい」とサポーターに勝利を届けることを誓った。

 対する金沢は、今季最多となる4失点で大敗。6月21の福岡戦以来ない勝利にはまたも届かなかった。試合直後に森下仁之監督はイレブンを集めて円陣を組み、檄を飛ばした。初のJ2の戦いも残り4試合。来季に繋げるためにも、不名誉な記録だけはストップさせておきたい。次節は敵地で21位の大分と対戦する。

◆FIFA会長選の立候補が締め切り、ジーコ氏は届け出に至らず(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20151026-OHT1T50226.html

 来年2月に行われる国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙の立候補が26日、締め切り日を迎えた。90日間の暫定的な活動停止処分を受けている欧州サッカー連盟のプラティニ会長(フランス)らが、既に立候補を表明。ロイター通信は、アジア・サッカー連盟のサルマン会長(バーレーン)が出馬の手続きを済ませたとする同国通信社の報道を伝えた。

 ほかにはFIFA元副事務局長のシャンパーニュ氏(フランス)、5月の会長選に立候補して敗れたヨルダンのアリ王子、元トリニダード・トバゴ代表のナキド氏が立候補の届け出を済ませたと発表。英BBC放送(電子版)によるとリベリア・サッカー協会のビリティ会長も出馬した。

 南アフリカの実業家、セシュワレイ氏も出馬を表明した。立候補の意向を示していた元日本代表監督のジーコ氏は、届け出に至っていない。

 会長選は来年2月26日の臨時総会で実施される。立候補には加盟5協会の推薦や、過去5年のうち2年の実務実績が必要となる。FIFAの資格審査を経て立候補者と認められ、後に発表される。プラティニ氏についてFIFAは、活動停止処分が解けるまで審査が保留されると明らかにしている。(共同)

◆村井チェアマン ナビスコ杯決勝の“ハロウィーン観戦”を提案(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/27/kiji/K20151027011395490.html

Jリーグの村井チェアマンが埼玉スタジアムで開催されるナビスコ杯決勝の鹿島―G大阪戦(31日)の協力要請のため、さいたま市役所を表敬訪問した。

 試合開催日が近年盛り上がりを見せるハロウィーンと重なることから「ハロウィーングッズを身に着けてスタジアムに集まっていただければ。(チームカラーが)かぼちゃ色のチームは出ませんが、試合前後も含めて一日家族で楽しんでいただける空間にしたい」とアピール。「日本屈指の人気クラブ同士の対戦。サッカーを愛する方にはとても面白いゲームになると思う」と期待した。

◆ナビスコカップ決勝の国歌斉唱、TRFのYU-KIに決定(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151026/363804.html


鹿島アントラーズとガンバ大阪によって争われる2015年のヤマザキナビスコカップ


 Jリーグは31日に開催される2015 Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝で、試合前に行われる国歌斉唱の歌手が「TRF」のヴォーカルYU-KIさんに決まったことを26日に発表した。

 決勝は埼玉スタジアムで行われ、鹿島アントラーズと前回王者のガンバ大阪が対戦する。キックオフ時間は13時5分に予定されている。

◆J1鹿島 水海道の小学生と交流 カシマスタジアムに招待(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14457806109529

鹿島アントラーズの小笠原満男選手(中央)とミニゲームを楽しむ子どもたち=鹿嶋市神向寺

サッカーJ1の鹿島アントラーズは25日、鹿嶋市神向寺の県立カシマサッカースタジアムで開いた「オープンスタジアム」に、大規模水害に見舞われた常総市で活動する同クラブ運営のサッカースクール水海道校所属の小学生約50人を招待した。子どもたちは緑の芝生の上ではだしになり、鹿島の選手とミニゲームで交流した。

同校は活動場所付近の道路が使えなくなり、メンバーの中には自宅が被害に遭ったケースもあった。9月中は活動停止を余儀なくされ、10月に入って練習を再開した。

同市本石下の古田琉一郎君(9)は自宅が床上浸水の被害に遭った。オープンスタジアムに参加し「なかなかボールが取れなかったが、面白かった」とプロ選手の技術に驚きながらも楽しんだ様子で話した。

オープンスタジアムは2011年の東日本大震災で被災したスタジアムの復旧を記念し、「スタジアムがある幸福」をサポーターや地域住民と共有することを狙いに、同年に始まった。

子どもたちの招待を提案した小笠原満男選手(36)は「震災の時の僕らとサッカーをできない状況が似ていた。同じアントラーズの一員として喜んでもらいたかった」と話した。会場では水害支援のため、選手がスパイクなどの私物を提供したチャリティーバザーや、募金活動も行われた。   (藤崎徹)

2015年10月26日月曜日

◆大迫 大敗を反省「勇気を持って縦パスを入れてほしかった」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/26/kiji/K20151026011389280.html

ブンデスリーガ第10節  ケルン0―4バイエルンM (10月24日)

 後半13分から出場したケルンFW大迫は、王者との力の差を見せつけられた。守備的布陣を敷いたが、前半35分にロッベンに先制を許すと、その後はなすすべなく計4失点。

 相手にボールを保持され、大迫もほとんど仕事ができなかった。「うちはみんなが引いて(相手に)好き放題にされた。あの戦い方じゃ勝てない。もっと勇気を持って縦パスを入れたりしてほしかった」と話した。MF長沢はベンチ外だった。

◆Jリーグ ナビスコ杯 赤崎にニューヒーロー賞(茨城新聞)


http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14457803005724

ヤマザキナビスコ・カップのニューヒーロー賞を受賞し、副賞のヤマザキナビスコ社製品を贈られた鹿島の赤崎=カシマスタジアム

Jリーグは25日、ヤマザキナビスコ・カップのニューヒーロー賞を発表し、鹿島のFW赤崎秀平(24)が選ばれた。同日、カシマスタジアムで行った選手参加のイベント「オープンスタジアム2015」で発表された。受賞を聞かされていなかった赤崎は「びっくりした」と驚きつつ、「チームのサポートやサポーターの皆さんのおかげ」と笑顔で感謝した。

同賞は今大会が開幕した3月18日時点で23歳以下を対象に、準決勝までに活躍した選手に贈られる。赤崎は4試合に出場して2得点を挙げ、チームの決勝進出に貢献していた。

鹿島は31日、埼玉スタジアムでG大阪と決勝を戦う。イベント会場では同大会の優勝トロフィーが展示された。赤崎は「今は若い選手で新しい鹿島をつくっている最中。これから何十年も続く鹿島のために、まずは自分自身一つ目のタイトルを取りたい」と意気込みを語った。 (藤崎徹)

◆赤崎ナビスコ杯ニューヒーロー賞 A代表“登竜門”「びっくりした」(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/26/kiji/K20151026011389490.html

ナビスコ杯のニューヒーロー賞に選出された赤崎

 Jリーグはナビスコ杯のニューヒーロー賞に鹿島のFW赤崎秀平(24)を選出したと発表した。同賞は開幕時に23歳以下の選手が対象で、記者投票などを基に選考委員会で決定される。

 25日、カシマスタジアムで行われた鹿島のファンイベントに参加した赤崎は「ビックリした。一日でも早く鹿島のエースとして活躍したい。しっかりタイトルを獲りたい」と31日のG大阪との決勝戦でチームを優勝に導く決意を披露した。過去20人の受賞者のうち18人が日本代表に選出。「鹿島で結果を出してから、そういう舞台に立ちたい」とステップアップを誓った。

◆ニューヒーロー賞は鹿島FW赤崎に決定!!31日にG大阪と決勝(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?174851-174851-fl



 Jリーグは25日、ナビスコ杯のニューヒーロー賞が鹿島アントラーズのFW赤崎秀平に決まったと発表した。

 AFCチャンピオンズリーグ出場のためナビスコ杯は準々決勝からの参戦となった鹿島。赤崎は準々決勝、準決勝の全4試合に先発し、2ゴール1アシストを記録するなど、チームの決勝進出に大きく貢献した。赤崎には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキナビスコ製品1年分が贈呈される。

 赤崎は「とても名誉のある賞をいただき、大変うれしく思います。この賞を獲得できたのも、チームに関わる皆さまのおかげだと思っています」とコメント。そのうえで「まだこのチームに入ってタイトルをつかんでいないので、決勝で勝利して初タイトルを獲得したいです。この賞を取った選手の多くが代表でも活躍しているので、まずはこの大会で優勝し、同じ舞台を目指したいです」と、31日に迫った決勝でのタイトル獲得へ意気込んでいる。

 ナビスコ杯決勝は31日、埼玉スタジアムで行われ、3年ぶり6度目の優勝を狙う鹿島と2連覇を目指すG大阪が対戦する。

以下、ニューヒーロー賞の歴代受賞者

96年:名波浩(磐田)、斉藤俊秀(清水)
97年:三浦淳宏(横浜F)
98年:高原直泰(磐田)
99年:佐藤由紀彦(F東京)
00年:鈴木隆行(鹿島)
01年:曽ヶ端準(鹿島)
02年:坪井慶介(浦和)
03年:田中達也(浦和)
04年:長谷部誠(浦和)
05年:阿部勇樹(千葉)
06年:谷口博之(川崎F)
07年:安田理大(G大阪)
08年:金崎夢生(大分)
09年:米本拓司(F東京)
10年:高萩洋次郎(広島)
11年:原口元気(浦和)
12年:石毛秀樹(清水)
13年:齋藤学(横浜FM)
14年:宇佐美貴史(G大阪)
※所属は当時のもの

◆ナビスコ杯『ニューヒーロー賞』がサプライズ発表、鹿島FW赤崎が受賞「びっくりしてます」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151025/363239.html


ニューヒーロー賞受賞経験のある金崎(左)、曽ヶ端(右)に挟まれて受賞の記念撮影をする赤崎


 Jリーグは25日、2015年のヤマザキナビスコカップ「ニューヒーロー賞」を、カシマサッカースタジアムにてサプライズ発表した。

 25日は鹿島アントラーズがオープンスタジアム2015を同会場で開催。イベントの中でサプライズ発表し、鹿島のFW赤崎秀平が「ニューヒーロー賞」を受賞した。鹿島在籍時の受賞は鈴木隆行(2000年、現ジェフユナイテッド千葉)、曽ヶ端準(2001年)に続く、3人目。鹿島で現在プレーしている選手で受賞歴のある選手は曽ヶ端、金崎夢生(受賞時は大分トリニータ)、赤崎となった。

 サプライズで発表された同賞。赤崎は開口一番「びっくり…、びっくりしてます」と驚きの表情。「こういう賞を取れたのもチームが決勝に進めたからですし、みんなのサポートであったり、裏方の皆さんが試合に向けて準備してくれて、もちろん今日来てくださったサポーターの皆さんのおかげでもあると思っています。本当にありがとうございます」と、ステージ上からサポーターに向けてと喜びのコメントをし、分かち合った。

 同賞の受賞経験がある曽ヶ端と金崎からも祝福の言葉をかけられ、金崎からは「僕のときは大会MVPを取れなかったので、秀平にはMVPを狙って頑張ってほしいと思います」とエールを送られている。

 ニューヒーロー賞は、ヤマザキナビスコカップ各試合において著しい活躍があった23歳以下(大会開幕時)の選手を対象に、予選リーグから準決勝までの各試合会場において実施する報道関係者の投票をもとに決定される。昨年はガンバ大阪のFW宇佐美貴史が受賞した。赤崎はヤマザキナビスコカップの決勝トーナメント全4試合に出場し、2得点1アシストと結果を残したことが受賞の選定理由となった。赤崎には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキナビスコ製品1年分が贈呈される。

 鹿島は31日に開催されるヤマザキナビスコカップで決勝に進出しており、オープンスタジアム2015ではヤマザキナビスコカップの優勝トロフィーも展示され、記念撮影に参加したサポーターにはヤマザキナビスコの商品も配られた。決勝を控え、サポーターも気持ちを高めている様子だった。

 ヤマザキナビスコカップ決勝は31日に埼玉スタジアム2002で開催され、鹿島とG大阪が対戦。鹿島は3年ぶり6度目、G大阪は2年連続3回目の大会制覇を狙う。

 歴代の受賞者は下記のとおり。

2015 赤崎秀平(鹿島アントラーズ)
2014 宇佐美貴史(ガンバ大阪)
2013 齋藤学(横浜F・マリノス)
2012 石毛秀樹(清水エスパルス)
2011 原口元気(浦和レッズ)
2010 高萩洋次郎(サンフレッチェ広島)
2009 米本拓司(FC東京)
2008 金崎夢生(大分トリニータ)
2007 安田理大(ガンバ大阪)
2006 谷口博之(川崎フロンターレ)
2005 阿部勇樹(ジェフユナイテッド千葉)
2004 長谷部誠(浦和レッズ)
2003 田中達也(浦和レッズ)
2002 坪井慶介(浦和レッズ)
2001 曽ヶ端準(鹿島アントラーズ)
2000 鈴木隆行(鹿島アントラーズ)
1999 佐藤由紀彦(FC東京)
1998 高原直泰(ジュビロ磐田)
1997 三浦淳宏(横浜フリューゲルス)
1996 名波浩(ジュビロ磐田)/斉藤俊秀(清水エスパルス)
※カッコ内は受賞時、在籍チーム

◆ニューヒーロー賞の鹿島FW赤崎、ナビスコ杯決勝へ「何十年も続くアントラーズのために」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/ync/20151025/363327.html


ニューヒーロー賞を受賞した赤崎秀平


 Jリーグは25日、2015年のヤマザキナビスコカップ「ニューヒーロー賞」を、同日開催された鹿島アントラーズのイベント“オープンスタジアム2015”にてサプライズ発表。鹿島FW赤崎秀平が受賞した。

 イベント中の発表となり、赤崎は「びっくりしました」と驚きの表情を浮かべていたが、少し間を明け、取材陣の質問に答えた際は、「非常に名誉ある賞をいただくことを嬉しく思いますし、アントラーズに関わる皆さんのおかげだと思うので、感謝の気持ちしかないです」と喜びのコメント。

 決勝トーナメント4試合にコンスタントに出場し、2得点1アシストの結果を残したことなどが評価されたが、「まだ、チームが勝つためには物足りないと思いますし、一日でも早くアントラーズのエースとして活躍したいという思いがあるので、サポーターの皆さんにエースとして認めてもらえるように頑張っていきたいです」と、これからの更なる飛躍を誓う。

 過去の受賞者には長谷部誠や宇佐美貴史、原口元気といった現日本代表で活躍する選手たちもいるが、「原口は同い年(24歳)ですし、同世代、自分より年下の選手が代表で活躍していることは刺激になります。同じチームでも今まで日本を支えてきた(小笠原)満男さん、曽ヶ端(準)さんといった選手と日々練習することで自分自身が成長できていると思っているので、まずはアントラーズをしっかり優勝させてから、そういう舞台に立ちたいと思います」と、日本代表への思いも口にしつつ、所属クラブでのしっかりとしたプレーをすることが大切だと強調した。

 31日には埼玉スタジアム2002にてガンバ大阪とのナビスコ杯決勝戦を控える。「今のアントラーズは若い選手が試合にどんどん出て、新しいアントラーズを作っている最中だと思います。その中で、タイトルを取れれば、何にも代え難い自信を得られると思うので、これから何十年も続くアントラーズのために、まずは自分自身1つ目のタイトルを取りにいきたいと思います」と力強くコメントしている。

 鹿島が開催した“オープンスタジアム”は2011年3月11日に発生した東日本大震災によって被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一3カ月にわたって公式戦開催不能の状態に陥ったカシマスタジアムが復旧したことを記念して、地域住民やファンに「戻ってきたスタジアム」を広く開放し、「スタジアムがある喜び」を共有することを目的として、同年9月に第1回が開催。

 5回目の開催となった本年度は初めて隣接の広場で鹿嶋まつりを同時開催し、1万人を超える来場者を集めた。“オープンスタジアム”ではヤマザキナビスコカップの優勝トロフィーも展示され、記念撮影に参加したサポーターにはヤマザキナビスコの商品も配布。決勝を控え、サポーターも気持ちを高めていた。

2015年10月25日日曜日

◆高沢奈苗が4歳年上の一般男性と結婚 鹿島スタジアムDJ(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/10/24/kiji/K20151024011378520.html

 J1鹿島アントラーズのスタジアムDJアシスタントを務めるタレントの高沢奈苗(30)が24日、自身のブログを更新。4歳年上の一般男性と結婚したことを発表した。

 前日23日に30歳の誕生日を迎え「(富山から)東京に上京してから7年。30歳の大きな節目ということで、この度、かねてからお付き合いしておりました、一般男性の方と入籍いたしました」と報告。「彼は4歳年上のとても頼りになる優しい方です。これからは彼を支えながら、仕事もマイペースに続けていきたいと思っています」とした。

◆バイエルンが開幕10連勝、史上初の1000勝目…大迫は途中出場(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20151025/363104.html


先制点を決めたロッベン [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガ第10節が24日に行われ、バイエルンとFW大迫勇也とMF長澤和輝が所属するケルンが対戦した。大迫はベンチスタート。長澤はベンチ外となった。

 首位のバイエルンは開幕から9連勝を飾り、ブンデスリーガの新記録を樹立した。今節も白星を収めれば、記録更新の10連勝となる。なお、先発メンバーにはオランダ代表MFアリエン・ロッベンが長期離脱から復帰している。一方、6位のケルンは2試合ぶりの勝利を目指す。

 試合は0-0で迎えた35分に動く。バイエルンが右サイドから攻撃を仕掛けると、ロッベンからパスを受けたトーマス・ミュラーが中央へ折り返しのパスを出す。これをゴール前のロベルト・レヴァンドフスキが合わせにいったが、相手DFに防がれる。しかし、こぼれ球をロッベンが押し込み、バイエルンが先制に成功する。

 さらに42分、左サイドを突破したキングスレイ・コマンがエリア内左深い位置からマイナスの折り返しを送ると、これをエリア手前のアルトゥーロ・ビダルが右足で蹴り込み、バイエルンがリードを広げた。

 2点を追うケルンは58分、アントニー・モデストを下げて大迫を前線に送り込んだ。しかし、直後の62分、バイエルンが左サイドでFKを獲得すると、ダヴィド・アラバのクロスをレヴァンドフスキが頭で合わせ、バイエルンが3点差をつけた。

 77分にはレヴァンドフスキがPKを獲得。これをキッカーのミュラーがゴール右下に決め、4点差をつけた。試合はこのまま終了を迎え、バイエルン4-0でケルンを下した。これで開幕からの連勝は10となり、ブンデスリーガ史上初の1000勝にも到達した。なお、58分から出場した大迫は試合終了まで出場した。

 次節、バイエルンは敵地で日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトと、ケルンはホームでホッフェンハイムと対戦する。

【スコア】
バイエルン 4-0 ケルン

【得点者】
1-0 35分 アリエン・ロッベン(バイエルン)
2-0 42分 アルトゥーロ・ビダル(バイエルン)
3-0 62分 ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)
4-0 77分 トーマス・ミュラー(PK)(バイエルン)

◆鹿島、モイーズの評価得られなかった元パレルモの10番を獲得か(フットボールチャンネル)


http://www.footballchannel.jp/2015/10/25/post116099/

鹿島、モイーズの評価得られなかった元パレルモの10番を獲得か
鹿島アントラーズが狙うジョアン・シルバ【写真:Getty Images】


 鹿島アントラーズがポルトガルの若手フォワード獲得に乗り出しているようだ。24日、イタリア『トゥットメルカートウェブ』が報じている。

 鹿島が狙っているのはプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部リーグ)のパソス・デ・フェレイラに所属するポルトガル人FWジョアン・シルバ。現在25歳の同選手はセンターフォワードを務め、U-21世代ではポルトガル代表に選ばれ3ゴールを記録した。

 J・シルバは2010年にプレミアリーグのエバートンに加入したものの、当時監督を務めていたデイビッド・モイーズ監督の評価を得られずレンタル移籍で経験を積んだ。2013年にセリエBのバーリに移籍すると、2014年にはセリエAに昇格したパレルモに加入。背番号10番をつけた。

 しかしながら、パレルモでもセリエAでの出場はわずか1試合と出場機会をつかめず、今季パソス・デ・フェレイラに移籍した。ここまで6試合に出場している。

 J・シルバとパソス・デ・フェレイラの契約は2016年6月まで。現在移籍金は40万ユーロ(約5350万円)とみられている。

【了】

◆鹿島 前半2失点響き手痛い1敗 第2ステージV厳しく(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/10/25/kiji/K20151025011383780.html

J1第2S第15節  鹿島1―2湘南 (10月24日  BMWス)

 鹿島は、手痛い1敗を喫し、第2ステージ優勝が厳しくなった。相手の出足の早い守備に手を焼き、カウンターなどから前半だけで2失点。後半は攻勢に出て相手の7倍となる14本のシュートを放ったが、ネットを揺らしたのは後半ロスタイムの金崎のヘディングシュートだけだった。

 首位の広島が勝ったため、勝ち点は3差に広がった。石井監督は「負けてしまったのは痛い。ただ、残り2試合をホームでやれるので勝って終わりたい」と自らに言い聞かせるように語った。

◆鹿島第2S逆転V絶望的 石井監督「勝つしかない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1557131.html

鹿島第2S逆転V絶望的 石井監督「勝つしかない」

<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス

 鹿島の第2ステージ逆転優勝が遠のいた。

 序盤から湘南の運動量に圧倒され、前半だけで2失点。後半ロスタイム3分、MF小笠原満男(36)の右CKをファーサイドのFW金崎夢生(26)がヘッドで押し込んだが、反撃が遅すぎた。

 首位広島との勝ち点差は残り2試合で3、得失点差は12に広がった。石井正忠監督(48)は「思った以上に湘南さんのプレッシャーが強かった。自力優勝がない中、選手には『残り2試合を勝つしかない』と言うしかない」と話した。

◆鹿島遠のく逆転V、湘南本拠地で20年ぶり黒星(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/1557241.html

<J1:湘南2-1鹿島>◇第15節◇24日◇BMWス

 鹿島の第2ステージ逆転優勝が難しくなった。アウェー湘南戦を落とし、広島との勝ち点差が残り2試合で3、得失点差は12に広がった。0-2の後半ロスタイム3分に、MF小笠原の右FKからFW金崎が頭で1点返したが、時すでに遅し。続いた好機をMF柴崎が決め切れず勝ち点1も奪えなかった。

 主力DFの西とファン・ソッコが出場停止。西が敵地まで駆けつけて鼓舞したが、代役の伊東は「勝てなくて非常に悔しい」。無得点のFW赤崎も「広島がこけるとは思わなかったし、得失点差を考えれば負けられなかったのに」と声を落とした。BMWスで鹿島が湘南に負けるのは95年9月30日(当時平塚、1-2)以来20年ぶり。

◆鹿島痛恨の敗戦で優勝争いから一歩後退…湘南がホーム最終戦飾る(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20151024/362928.html


ホーム最終戦での勝利を喜ぶ湘南の選手たち [写真]=清原茂樹


 2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第15節が24日に行われ、湘南ベルマーレと鹿島アントラーズが対戦した。

 前節、柏レイソルとの乱打戦を制した鹿島は、なんとかセカンドステージ優勝に望みをつないだ。今節もきっちりと勝点3を獲得し、首位サンフレッチェ広島を追走したい。一方、前節のFC東京戦で勝利を収めた湘南は、3度目のJ1昇格年で初めての残留を果たした。来季につなげるためにも、ホームで強豪を相手に白星を掴みたい。

 試合は5分、湘南が最初にチャンスを作る。左サイドの高山薫が、エリア左横深い位置からクロスを送ると、ゴール前に飛び込んだ菊地俊介が合わせて湘南が先制する。さらに32分、左CKのこぼれ球を古林将太に押し込まれ2点差となる。

 後半は鹿島が猛攻を仕掛けたものの、ポストに阻まれるなどなかなか得点が生まれない。後半アディショナルタイム2分、金崎夢生がヘディングシュートを決めて1点差に詰め寄ったが、同点に追いつくことはできず。ホームの湘南が2-1で鹿島を下した。同日、セカンドステージ首位の広島が勝利を収めて勝点を34に積み上げたため、鹿島との勝ち点差は3に広がった。一方、湘南はホーム最終戦を白星で飾ることができた。

 次節、湘南は敵地でアルビレックス新潟と、鹿島はホームで横浜F・マリノスと対戦する。

【スコア】
湘南ベルマーレ 2-1 鹿島アントラーズ

◆2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ 第15節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51628

J1 2nd 第15節 vs湘南ベルマーレ

金崎が一矢報いるも、反撃及ばず。鹿島、アウェイで痛恨の敗戦。

2ndステージ制覇へ、痛恨の1敗を喫した。J1 2nd 第15節、湘南ベルマーレとアウェイで対戦すると、開始早々に先制点を奪われ、31分にも失点。2点ビハインドで迎えた後半、ようやく決まった反撃のゴールはアディショナルタイムのもので、もう1点が遠かった。鹿島は1-2で敗れ、2ndステージ首位の広島に勝ち点差3をつけられた。



鹿島は1週間前の柏レイソル戦で、3-2と逆転勝利を収めた。立役者となったのは、後半アディショナルタイムに決勝弾を挙げた鈴木優磨だ。途中出場のルーキーが大仕事をやってのけ、カシマスタジアムは歓喜に包まれた。最後尾からチームを支えた曽ヶ端は「勝ち切れたという結果が何よりも大きい」と安堵の表情を浮かべ、「次からまた1つずつ戦っていく」と、次戦に向けて気持ちを切り替えていた。

久しぶりに1週間の準備期間を得て迎える一戦だ。選手たちは日々、充実したトレーニングを積んだ。石井監督は「今回はアウェイゲームだが、いつも通りの形は変わらない。自分たちからボールを奪う形を続けていきたい」と、抱負を語った。そして、最終ラインの一角としてチームを支え続ける山本は「全ての試合に勝つことだけを考えて、目の前の試合に集中したい」と、闘志を燃やしていた。

指揮官は柏戦から、先発メンバー2人を変更。累積警告により出場停止の西とファンソッコに代わって、伊東と山村を指名した。その他9選手は前節と同じメンバーで、GKに曽ヶ端、最終ラインには伊東と山村の他、昌子と山本が並ぶ。ボランチは柴崎と小笠原のコンビで、2列目には中村と遠藤、そして前線には赤崎と金崎が入った。

晴天に恵まれたShonan BMWスタジアム平塚では、サポーターが朝早くから待機列を成していた。リーグ戦3連勝へ向け、アウェイの地まで駆けつけた背番号12は青空の下、選手たちに大きなチームコールを送った。

14時3分、キックオフのホイッスルが鳴った。アウェイスタンドを満員のアントラーズレッドで埋めたサポーターの声援を背に、攻勢をかけたい鹿島だったが、開始早々に先制点を許してしまう。5分、右サイド深くへパスを通され、クロスボールから菊地に決められてしまった。





いきなり失点を喫し、ビハインドを負った鹿島。それでも直後に金崎がシュートを放つなど、反撃への意欲を見せる。時間が経過するにつれて次第にリズムを取り戻し、ボールキープ率を高めていった。19分には、ペナルティーエリア左手前でボールを持った柴崎が強烈なミドルシュート。枠を捉えたが、惜しくもGKに弾き出されてしまった。さらに21分には、左サイド深くでフィードを受けた山本が頭で折り返し、金崎が胸トラップからボレーを放ったが、これは枠を越えた。





前半の半ばを過ぎても、鹿島が主導権を握っていた。24分にはショートコーナーから山村がヘディングシュート。これも惜しくも枠を逸れ、29分には中村がペナルティーエリアの手前から強烈なドライブボレーで狙ったが、ゴールには結びつかなかった。

すると31分、次の1点は湘南のものだった。右CKを一度はクリアしたものの、こぼれ球を前方へつながれ、最後は古林に押し込まれてしまった。

前半のラスト15分も、鹿島がボールをキープした。しかし、反撃のゴールを奪うことはできず。0-2でハーフタイムを迎えた。





「チャンスは必ず来る」と、石井監督が選手たちを送り出した後半も、立ち上がりから鹿島が攻勢をかけた。48分、小笠原の縦パスを中村が落とし、金崎がボレーシュート。さらに58分、赤崎が左サイドから意表を突いたミドルシュートを放ったが、これはGKに弾き出されてしまった。







石井監督は58分にカイオ、62分に鈴木優磨をピッチに送り出し、攻撃陣を活性化して反撃を期す。カイオは強引なドリブルでアクセントとなり、チャンスを演出した。68分、浮き球のスルーパスに反応してミドルシュートを放ったが、枠の外へ。鹿島はなかなかゴールを奪うことができない。





アウェイスタンドから「奇跡を起こせ」と悲鳴にも似た声が飛ぶ中、鹿島は必死にゴールを目指す。82分、右サイドを駆け上がった伊東のクロスに反応した金崎のヘディングシュートは、GKにセーブされてしまう。そして決定機は86分、左サイドへ飛んだクロスを山本がヘディングで折り返し、最後は優磨が飛び込んだが、ダイビングヘッドは無情にも右ポストを直撃。どうしても1点が遠い。







反撃は後半アディショナルタイムだった。小笠原の右CKから、金崎がヘディングシュートでゴールネットを揺らした。さらに直後には、ペナルティーエリアに入った柴崎が決定機を迎えたが、シュートは枠を逸れ、飛び込んでいた味方にも合わず。ゴールラインを割り、これがラストプレーとなった。





1-2。鹿島がアウェイで痛恨の敗戦を喫した。2ndステージ首位の広島との勝ち点差は3に開き、残りは2試合だ。勝ち点6を積み上げて、優勝への希望をつなぐしかない。





そして次戦は1週間後、31日に行われるヤマザキナビスコカップ 決勝のガンバ大阪戦だ。3年ぶりの聖杯奪回へ、そして国内17個目のタイトル獲得へ、チーム一丸で準備を進めていく。

【この試合のトピックス】
・湘南とのリーグ戦でのアウェイゲームは、1996年3月30日のJリーグ 第4節以来、6試合ぶりの敗戦となった。
・伊東と山村が、10月14日に行われた天皇杯 3回戦の水戸戦以来の先発出場を果たした。伊東のリーグ戦での出場は、7月29日のJ1 2nd 第5節鳥栖戦以来、今季8試合目だった。
・金崎が今季リーグ戦9ゴール目を挙げた。

監督コメント[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
・慌てず。もっと確実に攻撃を組み立てていこう。
・球際のところはよりアグレッシブに。最後まで戦い切ろう。
・チャンスは必ずくる。後半はしっかり入って、まずは1点だ!

湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
・守備は前回同様、ファーストを早く決めてコンパクトに。
・相手はチャンピオンチーム、このまま終わらせてくれない。改めて自分たちのやるべき事を徹底しよう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
まずは前半、湘南の特長であるカウンターとセットプレーから失点をしてしまった。それが最後まで響いてしまった。ハーフタイムには「後半は早い段階で1点を返せれば、違った展開になる」と伝えた。後半は選手たちもその気持ちを見せて、戦ってくれたと思う。負けてしまい、本当に残念に思う。

Q.2失点を含めて、前半の出来は良くなかったが、その原因は?

A.思っていた以上に、湘南のプレスが強かった。球際でも、相手にボールを奪われる場面が多かった。相手の勢いに負けてしまった。

Q.タイトル争いに向けて、痛い黒星だが?

A.リーグ戦の残り3試合、勝たなければいけない状態であることはわかっていた。ここで負けたことは本当に痛い。あと2試合はホームで戦えるので、しっかりと勝って終わりたい。

Q.今日の試合で見えた課題は?

A.守備の部分で、自分たちからボールを奪いに行こうとしているが、中盤で入れ違ってしまったり、プレスが効かなかったりする。そういう場面が何度かあるが、そこで失点してしまう。修正しなければいけない。また、チャンスを数多く作っていても得点に結びつかなかった。

Q.鈴木優磨選手に期待した部分は?

A.彼は見ての通り、ボールを受けることも運ぶこともできる。FWやサイドハーフで使っているが、そういう良さを前節に続いて出してくれたと思う。

Q.ゲームプランはどのようなものだったか?

A.バイタルエリアで、相手のボランチがうちのボランチに対してプレスをかけてくる。そうなると、最終ラインの前のスペースが空いてくるのだが、そこにボールを入れられなかった。風の影響があったのか、細かい部分はこれから振り返らないとわからないが、ボールをそのスペースに入れられなかった。守備に関しては、サイドチェンジを入れられてしまったので、サイドを変えさせないような守備をしなければいけなかった。

Q.サポーターの方に試合前に話を聞いたが、金崎選手への期待が高かった。監督が期待していること、今日の試合でのプレーについて聞かせてほしい。

A.サポーターの皆さんが期待している通り、彼はボールを収められるし突破することもできる。常にゴールを狙っているので、皆さんも期待していると思う。当然、自分もそういう部分を彼に求めている。以前はサイドハーフでプレーしていたと思うが、今、FWで起用しているのは、そういう期待を込めてのこと。

Q.優勝争いから少し後退して、残り2試合となったが、選手に伝えたいことは?

A.変わらず、自力優勝はない。残り2試合、勝つしかない。そう伝えるしかないと思う。

Q.来週にヤマザキナビスコカップ決勝があるが、立て直したい部分は?

A.前節でも2失点しているので、守備をもっと突き詰めてトレーニングしないといけない。守備の連動性を高めることが最も重要だと思う。

湘南ベルマーレ:チョウ キジェ
ホーム最終戦ということで、11月で2試合をやってから挨拶できればキリが良かったのだが、来月に2試合しかない。前節でJ1残留を決めたが、2ndステージで3位を狙える位置にいるので、残り全試合で勝てるように準備してきた。前半は、自分が監督をしてきた中でも、ベストのような内容だった。攻守において自分たちのリズムだったが、後半は相手にリズムを持っていかれた。あまりにも良い前半だったことが選手にとって難しかったかなと思う。下がりすぎずに、秋元とDF陣を中心に跳ね返して、カウンターからもう1点を取れれば良かったが、そううまくはいかなかった。それでも、本当に力があるアントラーズを相手に怯むことなく、今日は待つ守備ではなく、入れ替わるような守備を狙うことができて、相手が自由にボールを持つ時間が短かったと思う。足を痙攣させる選手が数名いたことは反省点だが、我々らしい良い試合ができた。



選手コメント[試合後]

【赤崎 秀平】
試合の入り方が良くないという部分を改善できなかった。前半は相手の良さを出させてしまって、相手の土俵でプレーしてしまった。敵陣でボールをキープして、パスをつなぐことができなかった。

【伊東 幸敏】
チームの勝利が全てなので、その結果を出せなかったことが非常に悔しい。自分のプレー云々よりも、勝てなかったことが悔しい。

【遠藤 康】
相手が勢い良くプレーしてきた中で、簡単にプレーすべき部分とそうでない部分の判断が良くなかった。もっと冷静に対処して、うまく対応できたと思う。チャンスは作ったけど、決めきれなかった。

山本選手と鈴木優磨選手のコメントは、アントラーズモバイルをご覧ください。

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