日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年9月7日月曜日

◆鹿島の彗星、荒木遼太郎が閃光を放つ一撃「レオを呼んだら上手くパスを出してくれた」(サカノワ)







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チームは3連勝、序盤戦の不振を脱出。


[J1 14節] 名古屋 1-3 鹿島/2020年9月5日/豊田スタジアム

 鹿島アントラーズの高卒ルーキー荒木遼太郎が名古屋グランパス戦、1-0で迎えた37分にレオ・シルバとの連係から強烈な右足のショットを突き刺して、試合を大きく動かすチーム2点目を奪ってみせた。その後、両チームともに1点ずつ奪い合い、鹿島が3-1で勝って連勝を「3」に伸ばした。6勝3分6敗の9位で序盤戦の低迷を抜け出し、勝率を5割にした。一方、一時は無敗で2位につけていた名古屋だが、7勝3分3敗で消化試合が2試合多い首位川崎フロンターレと14ポイント差の勝点24で暫定4位。

 東福岡高校から今季加入したアタッカーが、再び大仕事をやってのけた。

 2試合ぶりのリーグ戦での先発復帰を果たした背番号26が、敵陣ゴール前で相手へのチェイスからボール奪取に成功。すぐ近くにいたレオ・シルバにそのボールを預けて、縦へ抜け出す。そこへ抜群のタイミングで相手の股を抜くスルーパスが放たれると、荒木はワンタッチから豪快に右足を振り抜いて名古屋のゴールネットを揺らした。

 荒木はゴールシーンを次のように振り返った。

「レオを呼んだら、上手くパスを出してくれました。あとはゴールキーパーとほぼ1対1の状況になり、冷静にシュートを打つだけでした。(シュートについて)スペースが空いているのが見えて、自分もフリーであると分かっていたので、まずワンタッチして、しっかり冷静にキーパーを見ながら流し込むだけでした」

 途中出場から初ゴールを決めた8月16日の10節・ヴィッセル神戸戦(△2-2)以来、5試合ぶりの得点。しかも先発で、勝利につながるゴールは初めて。鹿島の彗星が、より強烈な輝きを放つ一撃を突き刺してみせた。

「ここで3連勝できて、どんどんもっと勝っていけるように、よりチームに貢献していきたいです」

 まだ2点――。荒木は目をギラつかせ、早くも次なる4連勝、そして3点目を貪欲に狙っていくことだけしか考えていなかった。


[文:サカノワ編集グループ]


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雷雨のため、前半途中で1時間ほど中断


 J1リーグは9月5日、各地で第14節の9試合を開催した。豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス対鹿島アントラーズの一戦は、3-1でアウェーの後者が勝利を収めた。

 9月2日にルヴァンカップ準々決勝のFC東京戦を戦い、中2日でこの試合を迎えたホームの名古屋。対して現在2連勝中の鹿島は中6日でこの試合を迎えた。

 試合は開始早々にG・シャビエルがシュートを放つなど、名古屋が攻勢。その後両サイドから鹿島の攻撃を受けるものの、堅い守備で決定機までは作らせない。すると開始13分に、雷雨のため試合は一時中断となる。

 約60分後の19時20分に再開されると、アウェーの鹿島が主導権を握る。

 16分に土居聖真が持ち上がり、エヴェラウドにパスを送る。これを強いグラウンダーのパスで折り返すと、ゴール前で反応した和泉竜司が合わせ先制に成功する。

 さらに37分、敵陣でボールを奪った荒木遼太郎がペナルティエリア内に侵入すると、GKとDFのタイミングを絶妙な駆け引きで外し、ニアサイドを射抜く一撃で追加点を挙げる。
 
 49分にクロスボールのこぼれ球から名古屋の稲垣祥に得点を許し、2-1と詰め寄られる。

 しかし63分、荒木のスルーパスに抜け出した土居がペナルティエリア右に侵入。クロスボールはDFに防がれるが、こぼれ球を自らが詰めネットを揺らす。3-1とした鹿島は、メンバー交代などでその後もペースを握りながら名古屋の反撃を抑え、3-1で勝利を収めた。

 この結果、鹿島は勝点21として、前節と同じ9位をキープした。内田篤人引退後の試合で3連勝。ここ2試合では逆転勝利だったものの、この日は2点を先行する磐石の戦いぶりだった。

 一方のホーム名古屋は勝点24で4位は変わらないが、今季リーグ戦で最多失点となってしまった。

 平日開催となる次節、名古屋はホームで横浜F・マリノスと激突。鹿島はベガルタ仙台を迎え撃つ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




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◆明治安田生命J1リーグ▽第14節 名古屋1―3鹿島(5日・豊田スタジアム)

 鹿島はMF和泉竜司、MF荒木遼太郎、FW土居聖真のゴールで名古屋を3―1で下した。今季は開幕4連敗からスタートしたが、6勝3分け6敗でホシをタイに。4連勝をかけた次節はホームで仙台と対戦する。

 採点と寸評は以下の通り。

ザーゴ監督【6・0】F東京、柏、名古屋と上位を蹴散らしての3連勝。選手個々の長所を生かしながらチーム哲学を表現できるようになってきた

GK沖悠哉【6・0】開始1分のセーブは大きかった。雷雨中断後より中断前の11分間の方が忙しそうだった

DF小泉慶【6・5】ガチャッガチャッとした局面で毎度毎度気づけばボールをヌルヌルッと前に運んでいる。そして意外とワンツーが好き

DF犬飼智也【7・0】1、3点目は時を戻せば彼の右足が起点。ビルドアップ能力は鹿島のCB歴代トップでは。ファウル覚悟の潰しも悪くないだろう

DF関川郁万【5・5】好プレー続くもミスが失点直結。昌子も植田も犬飼も通った道を19歳で通れる幸せ。傷心で精進

DF永戸勝也【5・5】前田を倒した場面はPKでも文句言えない。テクニックの前田よりフィジカルのマテウスの方が対応しやすそうだった

MF三竿健斗【6・0】レオシルバの影に隠れていたが、随所でさすがの奪取とカバー。俗にいう「いい内容」の試合での2人はこういった関係性になること多し

MFレオシルバ【7・5】荒木弾アシスト。エンジンを積んだルンバのように守備でも攻撃でもあっちにこっちに走り回る。圧巻のゴールは副審のフラッグ誤操作で幻に。MOM

MF荒木遼太郎【6・5】自らのパスカットからレオ経由で冷静にネット揺らす。安部裕葵に似たプレースタイルとメンタル。バルセロナさん、まだこっち見ないで

MF和泉竜司【6・5】古巣相手に恩返し弾。涼しい顔でやっているが、トップスピードでピタッとブレーキをかけキュッと逆に動く能力は天賦の才

FW土居聖真【7・0】2戦連発。周りを生かせば自分が生き、自分が生きればチームが生きる。自助、共助、公助

FWエヴェラウド【7・0】シュートフェイントでのアシストシーンは誰もが打つと思ったはず。チームメートへの信頼がある証し。“本職”でもタメと馬力でJ1最少失点守備陣を翻弄

MFファンアラーノ【―】後半35分IN。出場時間短く採点なし

MF永木亮太【―】後半41分IN。出場時間短く採点なし

MF遠藤康【―】後半41分IN。出場時間短く採点なし

MF白崎凌兵【―】後半47分IN。出場時間短く採点なし

FW上田綺世【―】後半47分IN。出場時間短く採点なし

福島孝一郎主審【5・5】選手をロッカールームに引っ込ませた5秒後にゲリラ豪雨発生。その予知能力をピッチでも

※平均は5・5~6・0点。MOMはマン・オブ・ザ・マッチ(採点・岡島 智哉=遊軍担当=)





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[J1リーグ14節]名古屋1-3鹿島/9月5日(土)/豊田スタジアム


名古屋――立ち上がりの良さを雷雨に邪魔される不運もあった


【チーム採点・寸評】
名古屋 5
立ち上がりの良さを雷雨に邪魔される不運もあったが、先制されても追いつき追い越す力があった好調時に比べ、明らかにパワーが落ちている。得点するための方策をブラッシュアップすることが、守備の負担も減らす好循環の元になるか。

44 金崎夢生 5
ポストプレーは潰され、空中戦も制空権は相手に握られた。動きすぎてフィニッシュの場面にいないことが多く、チャンスボールをトラップミスすることも多かったのは残念なところ。

交代出場
MF
27 相馬勇紀 5.5(19分IN)
前田の負傷退場に伴いスクランブル出場。稲垣の得点をアシストするも、持ち前の突破に鋭さが足りず、ボールロストも多かった。


鹿島――GK、DFからのビルドアップに安定感があった


【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
雷雨による中断にもまったく動じず、再開後の流れをきっちりつかんで先制、追加点と相手の勢いを削ぐ戦い方で終始主導権を握って勝点3を手繰り寄せた。鹿島らしさに満ちた勝利。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6
時折飛んでくる名古屋の中距離砲にも冷静に対応し、クロス対応でも相手の決定機を阻止。ビルドアップ時の落ち着きもあり、ペナルティエリア内を安定させた。

DF
37 小泉 慶 6
マテウス、相馬勇紀という縦に強いアタッカーに対して真っ向勝負で渡り合う。後半はより前へ出ていくことで守備のリスクマネジメントをしっかり行なった。

39 犬飼智也 6.5
金崎夢生のポストプレーへの対応は激しく、またクレバーでもあった。空中戦でも名古屋の攻撃を牽制。フィードの上手さは名古屋の反撃の裏をことごとく突いた。

3 関川郁万 6.5
空中戦の強さだけでなく、犬飼とともにスピーディーなビルドアップにも貢献した。センターバック間のアタック&カバーのバランスも良く、失点以外は完璧に近い守りを展開。

14 永戸勝也 6.5
和泉とのコンビネーションで左サイドを何度も駆け上がり、クロスで相手ディンフェンスラインを何度も脅かす。セットプレーのキッカーとしてもチャンスメイクに力を見せた。

MF
4 レオ・シルバ 6.5
攻守において中盤に安定をもたらす盤石のプレーぶり。マテウスの突破など相手のストロングを難なく止める姿は見事の一言。ピッチ中央は彼の独壇場だった。

20 三竿健斗 6.5(86分OUT)
レオ・シルバよりも広範囲に動き、相手の起点を潰して回って攻撃の第一歩を生み出す。ボールを失わず、判断力に長けたパフォーマンスも出色だった。


鹿島――得点こそなかったが、エヴェラウドは前線の起点として十分な働き





MF
26 荒木遼太郎 6.5(80分OUT)
スピードあふれるドリブルで吉田豊とのマッチアップを優位に運び、鋭い守備への切り替えから2点目をゲット。その勢いのまま3得点目のアシストまで決める大活躍。

MAN OF THE MATCH
11 和泉竜司 7(90+2分OUT)
対名古屋において何よりも重要な先制点を気合あふれる飛び込みで叩き込み、サイドでの攻守でも常に主導権を取った。後半になっても馬力を失わないプレーで攻撃に勢いを出し、激しい守備でもゲームを引き締めた。

FW
8 土居聖真 6.5(86分OUT)
サイドに流れてボールを収め、中央に入ればチャンスを拡大するセンスを遺憾なく発揮。攻撃に緩急をつける存在として勝利に不可欠な働きだった。

9 エヴェラウド 6.5(90+2分OUT)
ミスは多いがダイナミックなプレーで最終ラインをかく乱。ロングボールの収まりどころとしても機能性は高く、前線の起点として十分な働き。

交代出場
MF
7 ファン・アラーノ ー(80分IN)
終盤の攻撃を引き締める働き。よく走りよく守備も行ない、相手の反撃に対してクサビを打ち込む役目をしっかり果たした。

MF
25 遠藤 康 ー(86分IN)
前線でボールを収め、終盤の安定に努める。試合を無事に終わらせる役割を全うした。

MF
6 永木亮太 ー(86分IN)
途中交代の選手としての運動量、鋭さを見せ、中盤守備を強化した。

FW
36 上田綺世 ー(90+2分IN)
ほとんど時間のない出場機会の中でも決定的なシュートを放つなど貪欲なストライカーっぷりを発揮。

MF
41 白崎凌兵 ―(90+2分IN)
試合終了間際の出場で、プレー機会はほとんどなし。無事に試合を終わらせた。

監督
ザーゴ 6.5
雷雨による1時間の中断で相手の戦い方、狙いを見抜き、的確な指示を与えて先制点の流れへと持ち込んだ。抑えるべきポイントを攻守にきっちりと押さえ、後半もダメを押しての勝利は勝負強さを感じた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●今井雄一朗(フリーライター)



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