日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年6月22日金曜日

◆鹿島アントラーズファンのカミナリ・まなぶ、日本の勝利に大興奮「大迫半端ない!」(岩手日報)






 お笑いコンビ・カミナリが20日、都内で行われた『かっぱ寿司「えびそば一幻監修 海老ラーメン」』発表会に出席。19日にロシアで行われたサッカーワールドカップの日本対コロンビア戦で決勝ゴールを決めた大迫勇也選手が元鹿島アントラーズの選手のため、アントラーズファンの竹内まなぶは「大迫半端ない!」と絶賛した。

 試合を振り返り「(最初の得点シーンは)大迫選手のシュートが止められて、そのこぼれ球を香川選手が打って、相手がハンドをしてPKに。大迫選手が関わっている。(後半に)ヘディングで点を決める」と興奮気味に解説。

 相方の石田たくみは「前半最初のタイミングで大迫選手が点を決めていたら1対0だけど、相手は退場しない。話(ゲームの展開)は変わってくるよね?」と質問すると、まなぶは「そうそう、だから大迫選手は持っているね!」と力を込めた。

 次は24日深夜0時にセネガル戦が行われるが、まなぶは「地方の仕事がありますが、帰って家で見る。決勝トーナメントに行ったら、現地行っちゃおうかな!やばいっす!」とサッカー愛をあふれだしながら一気に語った。

 この日は、かっぱ寿司で21日から海老ラーメンが販売されることの発表会で、それにちなみ「新鮮な海老のように、活きの良いプレーをしていただいて、お腹が減ったらかっぱ寿司に行って海老ラーメンを食べてください!」と日本代表にエールを送った。




鹿島アントラーズファンのカミナリ・まなぶ、日本の勝利に大興奮「大迫半端ない!」


◆“サランスクの奇跡”はハリル前監督の“遺産”デュエルが引き寄せた…長友、昌子、柴崎が右サイド完封(報知)



昌子源 ロシアW杯


 日本代表は1次リーグ初戦で強豪コロンビアを2―1で撃破。西野朗監督(63)が就任してから約2か月と準備期間が短い中で“サランスクの奇跡”を起こしたのはチームの一体感だった。データ分析会社「InStat」によれば、守備陣のデュエル(1対1)の勝率が高かったことが判明。バヒド・ハリルホジッチ前監督(66)の“遺産”も勝利の一端を担った。

 デュエル(1対1)の成長が「サランスクの奇跡」を起こした。4バックのデュエル勝率は長友が15戦11勝、昌子が11戦8勝で73%、酒井宏が16戦8勝で50%、吉田が13戦5勝で38%。4人で58・2%とコロンビアを上回った。吉田がややファルカオに手こずった印象はあるが、コロンビアの1トップと2列目を含めた4人は勝率41・5%。守備陣はコロンビアの攻撃陣を個の戦いで封じ込めた。

 デュエルとはフランス語で“決闘”の意を表し、バヒド・ハリルホジッチ前監督が強調してきたもの。ハリル監督以外も重要視する一面ではあるが、ハリルの“遺産”が勝利を引き寄せた。前半3分にはDFラインからのボールを香川がダイレクトで前方へ出し、大迫の突破からPKを獲得。縦に速いハリル流の実践も得点につながった。

 特に左サイドバックの長友が10戦8勝、左ストッパーの昌子が5戦4勝と地上戦で勝率80%。コロンビアはスピード自慢のJu・クアドラドが先発、途中からは左足の精度の高いキンテロが右サイドに入った。だが勝率はともに38%にとどまり、日本がキーマンを封じ込めた。4バック以外でも柴崎が地上戦10戦8勝の80%と健闘。長友、昌子、柴崎が相手の右サイドに“フタ”をした。

 コロンビアは前半3分にMFカルロスサンチェスが退場して10人となったが、デュエルのデータは個の対決の局面でのもののため、数的不利は影響しない。前半はチーム同士で68回だったデュエルが、後半は99回に増えた。これはコロンビアが数的不利な中、完全に個で打開にかかったことを示している。

 長友は前半に対峙(たいじ)したJu・クアドラドについて「この勝負(コロンビア戦)をやるって決まってから、セリエAではクアドラドの試合ばっかり見ていた」と強い気持ちを持って臨んだ。チーム全体のデュエルは167戦で日本が84勝、コロンビアが83勝と五分だが、4年前のブラジル大会では個人技に完敗していた。個の成長がデータからも見て取れる90分だった。(恩田 諭)




“サランスクの奇跡”はハリル前監督の“遺産”デュエルが引き寄せた…長友、昌子、柴崎が右サイド完封


◆大迫ならセネガルの穴つける 8強も/岡田武史論2(ニッカン)






大迫勇也 ロシアW杯


 2度のワールドカップ(W杯)指揮を誇る元日本代表監督、岡田武史氏(61=FC今治オーナー)がコロンビア戦の勝利を称賛した。14年ブラジル大会に続き「日刊スポーツW杯特別評論家」に就任。日本トップの経験に基づいて「岡田武史論」を展開する。初戦は10年南アフリカ大会との比較、勝負のあや、両監督の采配から日本サッカーの成長、第2戦セネガル戦の展望を大いに語った。【取材・構成=木下淳】  

 第2戦はセネガルとの勝者対決になった。日本戦の後、すぐ分析し「アフリカ独特の身体能力を生かした攻守にプラスして、チームのための犠牲精神を持っているように感じた。スーパースターは前線のマネぐらいだが、全員がハードワークする」と評価。攻撃面は「カウンター攻撃は圧巻である。日本はディフェンスラインの裏にスペースを与えたくない。ただ、シュートはうまくない。決定機をつくられても粘り強く対応して欲しい」と指摘。「またディフェンスは、アフリカ勢の中では組織されている方だが、バイタル(MFとDFの間の危険なエリア)に大きなスペースを空けたり穴はある。今の大迫ならタメをつくれて厚みのある攻撃ができそうだ」と十分に戦える可能性を感じた。

 日本の編成については「選手は自信を持って挑めるはず。うまく回っているから先発は変えない方がいいと思うけど、西野さんは研究好きなので、相手のスピードに対応する選手を使ってくるかもしれない」。その上で眼鏡の奥の目を鋭く光らせる。「次は11人が相手だ。簡単にはいかない。より現実的に戦う必要があるし、できればクオリファイ(予選通過)しておきたい。尻に火がつく。自分の時は第2戦でオランダに負け、最後のデンマーク戦に負ければ敗退、と逆に追い込まれた。次戦で勝って決められるようであれば、上も狙えてくるんじゃないか」。自身を超える過去最高の8強へ、2戦目の必勝も西野ジャパンに期待した。




大迫ならセネガルの穴つける 8強も/岡田武史論2




◆本田が別調整…西野Jは控え組にU-19代表・安部を加えゲーム練習(ゲキサカ)



安部裕葵


日本代表は21日、ベースキャンプ地のカザンで練習を行った。この日の練習には日本サッカー協会名誉総裁の高円宮妃久子殿下が激励に訪れ、練習前に全選手・スタッフのほか、A代表と同じルビン・カザンのトレーニング施設で合宿中のU-19日本代表の選手たちも一緒に記念撮影した。

 練習は冒頭部分以外、非公開となったが、MF本田圭佑は右太腿打撲のため別メニュー。19日のコロンビア戦(2-1)に先発したフィールド選手10人は軽めの調整だった。

 残りのフィールド選手とGK陣は通常メニューを行うが、日本協会広報担当者によると、非公開練習ではコロンビア戦の控え組がU-19日本代表とゲーム形式のトレーニングを行うとのこと。本田が別調整となったことで、A代表のフィールド選手は9人のため、U-19日本代表のMF安部裕葵(鹿島)がA代表側に入る。

 日本は24日のW杯グループリーグ第2戦でセネガル代表と対戦。セネガルに勝ったうえで、H組もう1試合のポーランド対コロンビアの試合でポーランドが引き分け以下(コロンビアが引き分け以上)なら、最終節を待たずに日本の2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出が決まる。

(取材・文 西山紘平)




本田が別調整…西野Jは控え組にU-19代表・安部を加えゲーム練習


◆鹿島・内田篤人が、大迫&昌子のプレーを絶賛「この勢いのまま行くべき」(報知)



内田篤人


 ◆W杯ロシア大会▽1次リーグH組 日本2-1コロンビア(19日、サランスク)

 元日本代表の鹿島DF内田篤人(30)が20日、後輩である大迫と昌子の活躍を絶賛した。

 静岡県内での練習後、「俺の中では源(昌子)がすごかった。吉田が引っ張るのは当然だけど、相方の源が落ち着いてた。Jリーグにいるので海外の選手と戦ってないのに、しっかりプレーした源を評価すべき。左がガンガンいけていたのはあいつがパススピードを気にして出していたから」と話した。

 また、大迫に関しては「鹿島に入団したときから見ているけど、彼がいないと日本の前線は機能しない。しっかりスライディングなどでピンチも救っていた」。第2戦について「ドイツ時代、カメルーン人が『アフリカの最強国はセネガル』と言っていた。勝って兜(かぶと)の緒を締めよと言われるけど、締めなくていい。この勢いのまま行くべき」とエールを送った。




鹿島・内田篤人が、大迫&昌子のプレーを絶賛「この勢いのまま行くべき」



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