日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年11月9日金曜日

◆「ACLで優勝して、その先へ」鹿島アントラーズ・中田浩二C.R.Oインタビュー ~AFCチャンピオンズリーグ2018決勝~(JFA)



中田浩二 Koji.Nakata


AFCチャンピオンズリーグ2018(ACL)の決勝第2戦が11月10日(土)に開催され、第1戦を2-0で先勝した鹿島アントラーズはイランの首都テヘランに乗り込みペルセポリスと対戦します。ここでは鹿島の中田浩二C.R.O(クラブ・リレーションズ・オフィサー)に第2戦の展望やアジア制覇の重要性について聞きました。

ACLに参戦するクラブにかかわる全ての人たちを成長させてくれる


――ACLの決勝第1戦は鹿島が2-0でペルセポリスを破りました。まずは、試合を振り返っていただけますか。

中田 立ち上がりに少しバタバタしましたが、そこで失点しなかったのがよかったですよね。相手の深いタックルや間合いの詰め方に、最初、戸惑っているところが見られました。でも、ちょっとずつボールを動かしながら、人も動いてくると、崩せるシーンが増えていって、それが後半の先制ゴールにつながりました。さらに追加点を奪って、無失点で終えることもできた。第1戦の勝ち方としてはすごくよかったと思います。

――ペルセポリスの印象は?

中田 最終ラインの4枚はほとんど上がってこなかったし、ボランチも一人残っていて、しっかり守ってカウンター狙いという感じでした。ボールを奪ったら、前線の2トップとトップ下に早めに預けて、遅攻になってもあまり人数をかけてこなかった。鹿島としては対応しやすかったんじゃないかなと感じます。全体的に高さがあるので、注意すべき点を挙げるならセットプレーでしたね。

――中田C.R.Oも現役時代にACLを経験しています。

中田 Jリーグとはまた違うタイプのチームと戦うことができるので、選手としての経験値が上がるのは間違いありません。環境や気候、ピッチコンディション、食事の面、移動など、さまざまな経験を積むことで、「こういうときはどうしたらいいか」という対応力が身につく。すごく大きな財産になりました。アジアの国々と戦う経験はスタッフにとっても貴重で、ACLに参戦するクラブにかかわる全ての人たちを成長させてくれる大会ですね。





Jクラブの強さを示し続けるためにも鹿島のACL初制覇に期待したい

――雌雄を決する第2戦は11月10日(土)、敵地に乗り込んでの一戦になります。勝負の分かれ目とは?

中田 僕自身、2006FIFAワールドカップ ドイツの最終予選で、テヘランのアザディスタジアムにいったことがあります。あそこは8万人くらい入るし、観客は男性ばかりで、今まで経験したことのない異様な雰囲気を感じました。殺気だっているというか(苦笑)、東アジアの韓国や中国のファンやサポーターとは違いますね。ペルセポリスは第1戦で負けているので、立ち上がりからガンガン攻めてくるはずです。そこで受けに回るとよくないし、先制されてしまうと、余計、勢いづいて、かさにかかって攻めてくるでしょう。アウェイ特有の雰囲気のなかでも慌てずに戦えるかどうか。そこが一つのポイントだと思います。失点しないことが肝心ですけど、逆に鹿島が1点を取ったら、ペルセポリスは4点取らないと優勝できない。そういう状況を頭に入れて戦えば、1失点したくらいでバラバタする必要もないでしょう。

――ACL初制覇は鹿島にとって悲願です。

中田 日本は常にアジアを代表する国でなければいけないと思います。これまで浦和レッズやガンバ大阪が優勝していますけど、Jクラブの強さを示し続けるためにも優勝したいですよね。

――鹿島のACL初制覇を期待する日本中のファンに向けてメッセージをお願いします。

中田 鹿島に限らず日本のクラブがアジアのタイトルを取るというのはすごく重要なことで、日本サッカー界にとってもプラスになるでしょう。ふだんはほかのチームを応援しているファンの方々も今回は日本のクラブを代表して戦う鹿島を応援してほしいと思います。

――ACLを制すると、その先にFIFAクラブワールドカップUAE 2018が待っています。

中田 そうです! 世界中から注目される大会ですからね。そこに日本のクラブが出るという意義や影響力は計り知れないものがあります。そういう意味でも鹿島にはACLで優勝して、さらにその先に進んでほしいです。





大会期間:2018年1月30日(火)~2018年11月10日(土)

決勝 第1戦
11/3(土) 15:00 鹿島アントラーズ(日本) vs ペルセポリス(イラン)
会場:茨城県立カシマサッカースタジアム

決勝 第2戦
11/10(土) 18:30 ペルセポリス(イラン) vs 鹿島アントラーズ(日本)
会場:アザディスタジアム


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◆「ACLで優勝して、その先へ」鹿島アントラーズ・中田浩二C.R.Oインタビュー ~AFCチャンピオンズリーグ2018決勝~(JFA)





◆日本代表初選出の鈴木優磨を待つ超過密日程 ACLに天皇杯、クラブW杯も(デイリー)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


 J1鹿島のFW鈴木優磨(22)が11月16日にベネズエラ戦、20日にキルギス戦を行う日本代表メンバーに初選出された。来年1月開幕のアジア杯(UAE)メンバー入りへチャンスが与えられたが、今季終盤の超過密日程をこなさなければならない難しさもある。

 鹿島は日本時間11時午前0時に敵地テヘランでACL決勝第2戦、ペルセポリス戦に挑む。帰国後、12日から始まる代表合宿にどこかのタイミングで合流し、16日に大分でベネズエラ代表戦、20日に豊田でのキルギス戦に臨む。

 その後もクラブとしては21日に甲府との天皇杯準々決勝があり、そして24日にはJ1リーグ戦の仙台戦を敵地で、と予定はびっしり。12月1日にはホームで鳥栖とのリーグ戦最終戦。さらに、アジア王者になった上で天皇杯を勝ち進むと天皇杯準決勝が5日、決勝が9日に控えている。

 ようやく国内での日程を終えたと思ったのもつかの間。アジア王者となっていた場合、今度はUAEでのクラブW杯に出場する。15日にグアダラハラ(メキシコ)と初戦を迎える。

 全試合に出場することは難しく、起用する側もコンディションを慎重に考慮する必要がある。現時点では、6日の柏とのリーグ戦はベンチで温存されており、ACLに全力を注ぐことになる。




◆日本代表初選出の鈴木優磨を待つ超過密日程 ACLに天皇杯、クラブW杯も(デイリー)





◆鹿島鈴木が代表に新風、アジア王者ひっさげ初合流へ(ニッカン)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


型破りなFWが日の丸を背負う。鹿島アントラーズFW鈴木優磨(22)が初めて日本代表に選出された。闘争心をむき出しにする「ファイター」は今季公式戦17得点14アシストと一躍、エースストライカーへと変貌を遂げた。チームはこの日、ペルセポリス(イラン)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦に向けて敵地へと出発。アジア王者をひっさげての代表初合流をもくろむ。

驚きよりも、やっと-。今季の活躍はそう思わせる。イランへの出発前に知った鈴木は「日本代表のユニホームに袖を通し、国旗を胸に戦うのは初めての経験ですが、とても光栄に感じていますし、チームの勝利に貢献できるよう、自分にできることを全て出し切りたい」とコメントした。

殊勝な言葉が並ぶ。だが、実は今まで「日本代表」にそれほど強い興味はなかった。森保監督初陣の9月のコスタリカ戦は「言って良いんですかね…見ていないです」と素直に打ち明け「言って良いか分からないけど、どっちかと言うと欧州チャンピオンズリーグに出たい気持ちの方が強い」。強豪との試合は好き。ただ「代表」かどうかは関係ない。それが鈴木だった。

16年クラブワールドカップ(W杯)の活躍を経て迎えた昨季は不摂生がたたり、おなかも出て「おっさんFW」と呼ばれた。省みた冬のオフは毎日7キロを走破。夏場に“師匠”のFW金崎らの移籍によって責任感も強まった。今季公式戦52試合中、48試合で17得点14アシスト。何より「逃げるのは嫌い」という闘志むき出しの姿は、幾度も仲間を鼓舞してきた。もはや替えはきかなくなった。

実は10月、代表FW陣に負傷者が出た際、鈴木の状態を確認する連絡があった。当時は肉離れで流れたが、満を持して日の丸を背負う。ただ、その前にACL決勝第2戦が控える。「クラブでのパフォーマンスが評価されたから代表に選ばれたということを常に忘れず、鹿島のチームメート、スタッフ、サポーターへの感謝の気持ちを持って、クラブの名に恥じないようなプレーを見せたい」。代表にまた、新たな風が入る。【今村健人】

◆鈴木優磨(すずき・ゆうま)1996年(平8)4月26日、千葉県銚子市生まれ。小学1年でサッカーを始め、鹿島ジュニアユースから同ユースへ。高3時にJユース杯優勝。15年にトップ昇格。同年9月12日のガンバ大阪戦でJ1デビュー戦ゴール。ポルトガル代表FWロナルド(ユベントス)のゴールパフォーマンスをまねて注目を集める。利き足は右。182センチ、75キロ。




◆鹿島鈴木が代表に新風、アジア王者ひっさげ初合流へ(ニッカン)





◆大迫VS優磨!FW争い「半端ないって」 日本代表23人発表(報知)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


 日本代表の森保一監督(50)は7日、都内のJFAハウスで会見し、ベネズエラ戦(16日)、キルギス戦(20日)に臨むメンバー23人を発表した。FW鈴木優磨(22)=鹿島=、DF山中亮輔(25)=横浜M=を初招集。鈴木は大迫勇也(28)=ブレーメン=の独壇場となっているFW争いに一石を投じるべく、結果にこだわる。森保監督は来年1月のアジア杯へのシミュレーションと位置づけ、引いた相手への打開策に着手する。

 野性味あふれる鹿島の点取り男が、ついに日の丸のユニホームに袖を通す。鈴木はクラブを通じ「国旗を胸に戦うのは初めての経験になるが、とても光栄に感じている。チームの勝利に貢献できるよう、自分にできることを全て出し切りたい」とコメントした。

 スーパーサブに甘んじた昨季の雪辱に燃えた今季、リーグ戦で自己最多の11得点をマーク。鹿島のエースとしてブレイクを果たした。ACLでも全13試合に先発出場し、悲願のアジア制覇を目指すチームを牽引(けんいん)。森保監督は「アジアチャンピオンを目指す力のあるチームで、得点という結果を出している。前線の選手として存在感を出している」と招集の理由を述べた。

 森保ジャパンのFW争いは、鈴木にとって鹿島の先輩でもある大迫の1強状態。連戦が見込まれるアジア杯では代役となる人材も必要不可欠であり、安泰となっている大迫を脅かす存在も求められる。貪欲にゴールに迫り、元日本代表FW中山雅史、FW岡崎慎司ら歴代のエースを彷彿(ほうふつ)とさせる泥臭さとゴールへの執念は大迫をもしのぐ。今季は持ち前のキープ力でリーグ2位の9アシストを記録するなど、周囲を生かす能力は大迫同様に“半端ない”。MF中島、南野、堂安ら日本の最大の武器でもある個性豊かな2列目を操る能力を十分に備えている。

 「クラブでのパフォーマンスが評価されたから代表に選ばれたということを常に忘れず、クラブの名に恥じないプレーを見せたい」。鈴木はこの日、ACL決勝第2戦・ペルセポリス戦(10日、イラン・テヘラン)に向け成田空港から出発した。鹿島をアジア制覇へ導いた後、念願の代表へ合流する。(岡島 智哉)

 鈴木優磨プロフィル

 ▼生まれとサイズ 千葉県銚子市。182センチ、75キロ。

 ▼鹿島一筋 7歳からスクールに通う。ジュニアユース、ユースを経て15年にトップチーム昇格。

 ▼C・ロナポーズ 16年のクラブW杯でポルトガル代表FWのC・ロナウドのゴールパフォーマンスを披露。スペイン紙から「極東のロナウド」の称号を与えられる。

 ▼助手席愛? 運転免許を取得しておらず、練習時はチームメートの車の助手席で移動。後輩選手は「乗せてもらっているというより、乗ってやってる感覚ですね、あの人は」。

 ▼音楽 歌うのも聴くのもラップが好き。

 ▼アドレナリン 試合中は闘志むき出しだが、素顔は至って普通の22歳。本人いわく「日常であれだったら俺、やばいやつでしょ」。




◆大迫VS優磨!FW争い「半端ないって」 日本代表23人発表(報知)




◆鹿島、17時間フライト経て敵地到着 10日ACL決勝第2戦(スポニチ)






 ホームでのACL決勝第1戦でペルセポリスに2―0と先勝した鹿島が、10日の第2戦に向けてイラン入りした。5時間半の時差対策として、17時間超のフライト中はチームドクターから“映画2本観賞後に爆睡指令”が出た。MF土居は「しっかり遅寝したのでそれが効いている」とうなずいた。

 ジーコTDも見つめる中、練習は午後5時(日本時間同10時30分)からペルセポリスの練習場で1時間敢行。今回の遠征には日本代表専属シェフの西氏が14箱の食材を持ち込み同行している。昼食に納豆を出すなど、万全の準備でタイトルへと挑む。




◆鹿島、17時間フライト経て敵地到着 10日ACL決勝第2戦(スポニチ)




◆【鹿島】17時間かけACL決勝第2戦開催のイラン到着 第1戦終え2―0でリード(報知)



鈴木優磨 Yuma.Suzuki


 ◆ACL決勝▽第2戦 ペルセポリス(イラン)―鹿島(10日、イラン・テヘラン)

 【テヘラン(イラン)8日=岡島智哉】悲願のアジア制覇を目指し、ホームでの第1戦を2―0で先勝した鹿島は8日、第2戦が行われる敵地・イランに到着した。

 7日夜に成田空港から出国し、ドバイ(UAE)を経て日本時間8日午前にテヘラン着。ドバイでの乗り継ぎ時間を含め移動は17時間に及んだが、日本代表FW鈴木優磨、同MF三竿健斗、ジーコ・テクニカルディレクターらが現地ファンのサインや写真撮影に笑顔で応じた。午後にもテヘラン市内で調整を行い、9日は決戦の地・アザディスタジアムで前日会見と公式練習が行われる予定。




◆【鹿島】17時間かけACL決勝第2戦開催のイラン到着 第1戦終え2―0でリード(報知)





◆鹿島が敵地テヘランで調整、映画観賞で時差ぼけ無縁(ニッカン)






悲願のアジア制覇を目指す鹿島アントラーズは8日、敵地テヘランで10日(日本時間11日)に行われる、ペルセポリス(イラン)とのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦に向けて現地入りし、夕方にはテヘラン市内で早速、汗を流した。

時差調整のため、成田空港を出発した機内で選手には「最初に映画を2本見てから寝るように」との指令が出た。これを受けてか、FW安部裕葵が「3本見ました」と話すなど各自、時差ぼけとは無縁で、20人の選手は状態よくイランでの初練習を行っていた。







◆鹿島が敵地テヘランで調整、映画観賞で時差ぼけ無縁(ニッカン)




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