日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月18日木曜日

◆スペイン遠征を行うU-19日本代表、選手権得点王のFW飯島陸ら招集(ゲキサカ)




 日本サッカー協会は17日、スペイン遠征を行うU-19日本代表メンバーを発表した。同代表は23日から25日まで都内でアスリートチェックを行い、26日に出発。スペインで『U-19インターナショナル・トーナメント』に参戦し、30日にカナリア諸島選抜、31日にチェコ、2月2日にスペインと対戦する。

 今回のメンバーには、全国高校選手権の得点王FW飯島陸(前橋育英高)やFC東京U-18の2冠に貢献したMF横山塁(FC東京U-18)らが招集。今季からJクラブに加入するFW安藤瑞季(C大阪)やDF阿部海大(岡山)らは25日までの参加となる。

 以下、メンバー

【スタッフ】
団長:内山篤
監督:影山雅永
コーチ:秋葉忠宏
総務:上田達也

【選手】
▼GK
1 中野小次郎(法政大)
12 青木心(JFAアカデミー福島U18)
大迫敬介(広島)

▼DF
2 田中康介(立命館大)
3 中村勇太(鹿島ユース)
4 谷口栄斗(東京Vユース)
5 菅原由勢(名古屋U-18)
13 安藤智哉(愛知学院大)
15 小林友希(神戸U-18)
18 加藤慎太郎(三菱養和SCユース)
川井歩(広島)
阿部海大(岡山)

▼MF
6 喜田陽(C大阪U-18)
7 半谷陽介(東京学芸大)
8 福岡慎平(京都U-18)
10 飯島陸(前橋育英高)
14 上月壮一郎(京都U-18)
16 関大和(流通経済大)
17 横山塁(FC東京U-18)
19 山本理仁(東京Vユース)
20 東俊希(広島ユース)
田中陸(柏)
藤本寛也(東京V)
川村拓夢(広島)
杉浦文哉(名古屋U-18)

▼FW
9 加藤拓己(山梨学院高)
11 宮代大聖(川崎F U-18)
原大智(FC東京)
安藤瑞季(C大阪)

スペイン遠征を行うU-19日本代表、選手権得点王のFW飯島陸ら招集


◆J2甲府 FWジネイ加入を発表「J1復帰しましょう」(スポニチ)




 J2に降格した甲府は17日、J1に昇格した湘南からFWジネイ(34)が完全移籍で加入すると発表した。背番号は9。22日の練習からチームに合流する。

 ブラジル出身のジネイは2015年にJ1の鹿島入り。16年8月から湘南でプレーしていた。Jリーグでの通算成績はJ1が20試合4得点、昨季はJ2で33試合12得点だった。

 ジネイはクラブを通じて「ヴァンフォーレ甲府との契約に関し協力して頂きました関係者の皆様に感謝します。ヴァンフォーレ甲府のファン・サポーター、選手、クラブ関係者、山梨県民の皆様と一緒に戦い、J1復帰しましょう。よろしくお願いします」とコメントしている。

J2甲府 FWジネイ加入を発表「J1復帰しましょう」


◆鹿嶋出身、J1鹿島入り 沖選手、正GKに挑む(茨城新聞)


ジュニアから生え抜き 「一日一日大切に練習」

サッカーJ1鹿島アントラーズのホームタウン、鹿嶋市出身のJリーガーがプロへの第一歩を踏み出した。期待の新人は、背番号31のGK沖悠哉選手(18)。同郷のベテランGK曽ケ端準選手(38)をはじめ層の厚いGK陣に挑む若武者は、「現時点で何一つ勝てていない。自分にできることは一日一日を大切に練習に取り組んでいくこと」と前だけを見ている。

沖選手は、鹿嶋市立三笠小、同立鹿島中、現在は鹿島学園高3年生。小学4年から鹿島アントラーズジュニアで活動を始め、ジュニアユース、ユースで活躍。2017年8月にトップチーム昇格が内定した生え抜き選手だ。

小学5年の時にフィールドプレーヤーからGKへ転向し才能を伸ばした。既に中学1年の頃「プロでやっていきたい」と心に決めた。同3年で15歳以下の日本クラブユースサッカー選手権で初優勝を飾り、大会MVPも受賞。各世代の日本代表にも選ばれてきた。

今月9日、チームが始動。10日には神栖市内で新加入選手の会見が行われた。沖選手は「小さい頃からスタジアムで優勝カップを上げている姿を見て、ずっとこのチームでやりたいと思っていた。一日も早く試合に出られるように頑張る」と決意を語った。

沖選手は身長184センチ、体重82キロ。これからプロで通用する体づくりが始まる中、持ち味は「最優先はゴールを守ることだが自分はキックが得意。キックを生かして点にも絡みたい」。長短のキックを正確に使い分け、最後尾から攻撃の起点となるGKを目指す。

今季チームのGK登録数は4人。そのトップに立つのがJ1通算521試合出場を誇る曽ケ端選手。沖選手はユース時代からプロの練習に参加しており、実力差を痛感しているが「気持ちでは負けない。プレーを盗みながら自分の理想像をつくりたい」。課題は「心技体」全てを挙げる。

鹿嶋市出身の新人は、09年加入の川島大地選手(現J3ギラヴァンツ北九州)以来。将来が嘱望される“地元の星”は「いろいろな応援をもらいありがたい。応援に応えたい」と活躍を誓う。(小林久隆)


鹿嶋出身、J1鹿島入り 沖選手、正GKに挑む

◆弘前の市民球団「ブランデュー」「アレッズ」新監督決定 来季への意気込み語る(弘前経済新聞)


アンジュヴィオレ広島、監督交代を発表、新体制でなでしこ2部巻き返しを狙う!

 弘前の市民球団「ブランデュー弘前」と「弘前アレッズ」の新監督が決定した。

 2012年に創設された両球団。共にスポーツを通じて弘前の発展や社会貢献などを目的に活動する。

 ブランデュー弘前はJリーグ加盟を目指すサッカークラブチーム。名古屋グランパスエイトなどに所属した元Jリーガー・吉本岳史さんが創設当初から監督を務め、昨年11月1日に契約満了による退任が報告された。

 新監督は昨年12月31日に内藤就行さんと発表された。内藤さんは奈良県出身の元Jリーガーで、鹿島アントラーズやFC東京などで活躍。2003年に現役を引退し、サガン鳥栖、モンテディオ山形といったクラブチームのコーチや監督などの指導者を務めてきた。

 ブランデュー弘前の黒部能史さんは「内藤新監督は若手選手の育成に定評があり、サッカー界に長く身を置いてきた人物の一人。さまざまな経験を若手に伝えてほしい」と期待を寄せる。

 弘前アレッズは「弘前のチームからプロ野球選手として輩出」や「日本一」を目指す社会人野球のクラブチーム。2015年から元プロ野球投手の今関勝さんを監督に迎え、翌年には全日本クラブ野球選手権大会で初勝利を挙げ、昨年はクラブチームから初の「地域の元気 総務大臣賞」に選ばれた。

 今関さんは市職員としての公務を優先する理由で昨年12月末に退任。新監督は1月13日に球団代表の久保良太さんと発表した。久保さんは今後、代表と監督を兼務し同チームをけん引する。

 久保さんは「選手個々の能力は高いチーム。一人一人の会話を大事にし、自主性のあるチームにしていきたい。目標は日本一」と意欲を見せる。

 アレッズ弘前の初の公式戦は5月初旬に行われる都市対抗野球一次予選青森県大会となる。

弘前の市民球団「ブランデュー」「アレッズ」新監督決定 来季への意気込み語る



◆【鹿島】ハリルジャパン代表コーチが内田を即チェック(報知)



 鹿島のキャンプ初日からハリル・ジャパンが“内田チェック”だ。昨季2位の鹿島は16日から宮崎キャンプを開始。その初日にバヒド・ハリルホジッチ監督(65)が率いる日本代表の早川直樹コンディショニングコーチ(54)がいきなり視察に現れた。

 この日がJ視察初日となった早川コーチは「より密にJリーグの各クラブとの連携を図るため」と目的を説明。だが、その1つにはドイツ2部のウニオン・ベルリンから復帰したDF内田篤人(29)の状態チェックもあった。6月のロシアW杯へ向けて代表の大枠に入る内田の状態は、もちろんハリル監督も気にしているからだ。

 精力的に走り込んだ内田は「疲れたー」と声を上げる場面も。2部練習終了後に感想を求められると「まだ初日だからね」と話した。6月のロシアW杯まで5か月。日本の誇る右サイドバックの完全復活が待たれる。


【鹿島】ハリルジャパン代表コーチが内田を即チェック

◆鹿島宮崎キャンプ インターバル走 金崎ら体力強化(茨城新聞)



J1鹿島は16日、宮崎市のKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場で13日間のキャンプを開始した。昨年12月に右膝の靭帯(じんたい)を断裂し、リハビリ中の西を除いた30選手と鹿島ユースの3選手が参加した初日は、主に体力強化のメニューに取り組んだ。

コンディションにばらつきがある中、3組に分かれてのインターバル走で存在感を見せたのは1組目の金崎。リーグ屈指のスタミナを誇るレオシルバと山本と激しく先頭を争った。今季から背番号10をつけるエースは「まだまだこれから」と表情を引き締めた。

金崎の激走に刺激を受けた残り2組も気合のこもった走りを見せ、大岩監督も「みんなの意識が高い」と満足げ。3組目で高い持久力を示した三竿健は「試合に出るためにも、キャンプからしっかりやる。きょうはいいスタートが切れた」と頬を緩めた。


鹿島宮崎キャンプ インターバル走 金崎ら体力強化

◆鹿島 実戦練習スタート 大岩監督「1本のパスにこだわれ」(スポニチ)




 宮崎で合宿中の鹿島は2日目の17日午前、実戦練習をスタートさせた。前日に全体ミーティングを行ったようで、大岩監督はこの日の練習前の円陣で「守備は連動して動こう。前から行くときは連動して。攻撃はパスのスピード、質、(受け手の)動きの質。しっかりビルドアップしてシンプルに(ボールを)動かそう」となどと指示。選手は約7割の強度で、フルコートで11対11の実戦方式で戦術面での確認を入念に行った。

 昨年は磐田に勝てば文句なしに連覇が決まった最終節でスコアレスドロー。川崎Fに勝ち点で並ばれ得失点差で上回れ連覇を逃した。それだけに大岩監督は「去年はなかなか最後の部分で崩せない試合が多かった」と選手に話し、「今年はグループで崩すため、1本のパスにこだわって欲しい」とゲキを飛ばした。V奪回の鍵は昨年終盤戦で陥った決定力不足解消にありそうだ。

鹿島 実戦練習スタート 大岩監督「1本のパスにこだわれ」


◆内田篤人から突然の電話に絶句した 清武弘嗣。日本復帰話は前にもあった(Sportiva)




 7年半ぶりに鹿島アントラーズに復帰した内田篤人が会見などで発言している「鹿島を出るときから、体が動くうちに戻ってきたいと思っていた」という言葉は、偽らざる本音だ。

 内田は2014年2月に右膝の腱を断裂。いったんは復帰し、ブラジルW杯では3戦にフル出場したものの、2015年6月、今度は右膝関節の骨棘(こつきょく)を取り除く手術を行なった。このリハビリは思いのほか長引き、公式戦復帰は2016年12月までずれ込む。2017年前半はシャルケで、後半はウニオン・ベルリンで過ごしたが、わずかな試合出場にとどまった。

 復帰の途上とはいえ、小さなケガをするたびに「引退」の2文字がちらつき、「それならば少しでもできるうちに鹿島で……」と思ったという。その一方、一度は欧州のトップレベルでプレーした選手である。もう一度、欧州の勝負の土俵に上がりたいという気持ちも強い。負けず嫌いな内田は2014年以降、ふたつのアンビバレントな思いを抱えながらプレーしてきていた。

 日本に帰るか、帰らないか。それは内田にとって常に大きなテーマだった。

 2017年8月のことだ。シャルケでの最後の練習に参加した帰路の出来事だった。内田のもとに欧州のあるチームとの交渉が決裂したとの連絡が入った。この時点では「最後の砦」と思っていたチームとの破談だった。

 だが、内田は落ち込むそぶりは見せなかった。もちろんその内心まではわからない。だが、さっそく次の動きに移ろうとしていた。つまり、帰国の決意を固めようとしていた。

「さ、引っ越しだ、引っ越し」

 そんなことをさらっと言いながら、内田は仲間のひとりに電話をかけた。

「篤人くん、どうしたんすか?」

 電話の相手は清武弘嗣だった。ドイツは夕方。日本は日付が変わる直前といった時間帯だっただろうか。

「キヨ! ただいま!」

 内田はそのひと言で現在の状況と心境を伝えた。清武は絶句し、数秒の間の後、絞り出すように言った。

「まじっすか。さらっと次、決まると思っていましたけど……」

 楽しげだが、どこかぎこちないやりとりは数十分も続いた。

 もちろん帰国やJリーグへの復帰は何も悪いことではない。だがこのときの内田の場合、負傷から復帰こそしたものの、まだ十分に試合出場を果たしていない。つまり、勝負をしたうえで帰国を決断したというわけではない。だからこそ清武は絶句し、内田は電話をすることであえて帰国に自分を向かわせようとした。そうしないと、帰国へと気持ちが動かなかったのだろう。ドイツでのプレーに未練があったということだ。

 その後、ウニオン・ベルリン移籍の話が決まり、内田はさらに半年間、ドイツで再チャレンジをすることになる。結局、そのウニオン・ベルリンでも先発出場1試合、途中出場1試合にとどまったが、内田の気持ちのなかには「ドイツでやりきった、2部にいってまでチャレンジした」という納得の手応えが残った。

 鹿島で会見や練習に臨む内田の表情がとてもすっきりしているのは、このあたりの精神的な整理がついているからだろう。「欧州だから」「日本だから」ということではなく、プレーできる環境でまずは試合に出るという優先順位もはっきりした。

もちろん勝負はこれからだ。

「体が動くうちに戻ってきたいと思っていた」

 内田はプレーでこの言葉を証明しなくてはならない。そんな内田を見たいと渇望する人は少なくないはずだ。

内田篤人から突然の電話に絶句した清武弘嗣。日本復帰話は前にもあった

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