日刊鹿島アントラーズニュース

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2013年9月3日火曜日

◆磐田伊野波「残留の望み捨てない」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20130902-1182842.html

 磐田は1日、磐田市内の練習場で軽い調整を行った。前日8月31日のホームでの15位甲府との対戦はドロー。先制も残り4分で追いつかれるショッキングな展開で、残留ライン(15位)との勝ち点差は9のまま。状況は厳しさを増す一方だ。

 DF伊野波雅彦(28)は練習後、代表チームへ出発した。「まだ残留の可能性はあるし、その望みは捨てていない。やるしかない」。新潟戦、甲府戦と先制する試合が続いており「先制後にどう戦うか。どう守りどう攻めるか、その意思統一をもう1度、全員でしっかりしないと。次戦までに時間があるので修正していければ」と話した。

 先制した8試合で、勝ったのは1試合。残り10試合で、先制後の戦い方が残留の鍵を握る。伊野波は「高い選手がいる相手、裏へ抜ける選手がいる相手など、状況に応じた戦い方を確認していかないと」と見据えた。今後は連戦が少なくなり、次戦の柏戦(13日)まで時間があることが救いだ。「集中力を上げてこの2週間やっていくしかない。(精神的に)暗くなるとかもう、通り抜けている」と残留への執念を見せた。

 柏戦前には代表戦も控える。「代表でも集中していい結果が出せるように、自分の役割をまっとうします」。残留の可能性がある限り、全力で戦う覚悟だ。【岩田千代巳】

◆山形は伊東の2発で7戦負けなし、水戸FW鈴木隆は初の2ケタ得点(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/402248_124600_fl

[9.1 J2第32節 山形2-1水戸 NDスタ]

 モンテディオ山形はホームで水戸ホーリーホックと対戦し、2-1で競り勝った。2連勝で7試合負けなし(3勝4分)。水戸は今季2度目の2連敗となった。

 試合は良くも悪くも山形のMF伊東俊が全得点に絡む結果となった。前半27分、山形が高い位置からプレッシャーをかけると、水戸FW鈴木隆行が苦し紛れの横パス。これをカットした伊東がドリブルでゴール前まで持ち込み、左足でゴール右に流し込んだ。

 ミスから先制を許した水戸だが、直後の前半29分、左サイドから仕掛けたMF小澤司がGKを引きつけて中央に折り返し、DF細川淳矢が無人のゴールにシュート。ここはカバーに入ったDF西河翔吾のブロックに阻まれたが、同34分、ドリブル突破を仕掛けたDF輪湖直樹がPA内で伊東に倒され、PKを獲得した。これを鈴木隆が落ち着いてGKの逆を突き、1-1。ミスを帳消しにする同点ゴールが鈴木隆にとって今季10得点目で、自身初のシーズン2ケタ得点となった。

 追いつかれた山形は後半開始から猛攻を仕掛ける。すると後半4分、MF山崎雅人が左サイドの深い位置からマイナスに折り返し、伊東が右足でミドルシュート。これがゴールネットに突き刺さり、PK献上の借りを返す2得点目となる勝ち越しゴールを奪った。

「自分のせいで失点したので、後半にもう1点取る気持ちで入った。ゴールを決められてよかった」と安堵の表情を浮かべた伊東。7日には天皇杯2回戦・富山戦が控えるが、「天皇杯だけではなく、リーグ戦も全部勝つ気でいきます」と力強く話していた。

◆9/2A代表練習後の選手コメント(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/402278_124622_fl

 日本代表は2日、大阪府内に集合し、6日のグアテマラ戦(長居)、10日のガーナ戦(日産ス)に向けて合宿を開始した。

以下、練習後の選手コメント

●FW大迫勇也(鹿島)
―東アジア杯以来の復帰だが?
「戦術確認しかしていないから、これからという感じ。(チームと代表では)サッカーも違うし、やり方も全然違う。でも、自分のプレーをブレずに出すことが大事。攻撃のときはあまり考え過ぎずにやりたい」
―3バックは人生でやったことある?
「ないですね。前(攻撃陣)はそこまで変わらないかな。攻めるときの味方のポジションが変わるけど」
―本田と一緒にプレーしてみてどうだった?
「(練習では対人の)相手がいなかったから。相手がいてどうなるかやってみたいし、自分を試してみたい」
―本田から何か言われていたが?
「戦術的なことだけど、そんな深い話じゃない」
―海外組との練習は初めてだったが?
「一人ひとり能力の高い選手がたくさんいるので、そこに負けじとがんばりたい」
―Jリーグで結果を出して代表に戻ってきた。
「鹿島では周りの選手が俺を見てくれているから点も取れている。みんなに感謝しないといけないし、ここに来ても周りの人の力を借りてやっていきたい。そのためにも動き出して、ボールを受けるようにしたい」
―ウルグアイ戦では豊田もなかなかボールを引き出せなかったと言っていたが?
「とにかく動いて、出さざるを得ないぐらいにしたい。最初に自分を見ないといけないというぐらいに動ければ」


●MF遠藤保仁(G大阪)
―守備の確認をしていたが、今までと違いは?
「ないですね。確認です」
―かなり細かくやっていたが?
「コンフェデも終わって、見えた課題もある。大前提としてチームのやり方を確認したかったんじゃないかなと思う。これだけ確認に時間を費やしたのは久々。もう一度見直すという感じだと思う」

●MF山口螢(C大阪)
―今回の雰囲気は?
「海外組もいて、雰囲気はすごくハッキリしている。ピリピリしているときはしているし、ワイワイしているときもある。メリハリの利いた良い雰囲気でできていると思う」
―守備の練習に時間を割いていたが?
「個人でやられているとかじゃなく、チームとして連動して守備ができていなかったということがあると思うので、その確認を主にやった。あとはしっかりみんなで声をかけたりということ」
―守備の部分で自分がチームに貢献、アピールできることは?
「CBの前でしっかりとフィルター役になって、ボールを奪うということと、SBやCBがつり出されたときにカバーにいくことが今のチームでは自分の持ち味だと思うので、そこは思い切り行けると思う」
―前回、人見知りと話していたが?
「やっぱり人見知りなので、ちょっとどうかなと思いますが、同年代が増えたのでそれは僕にとって楽。良かったです」
―1試合目は地元・長居での試合になる。
「ホームでやれるので、出たら頑張りたい。セレッソのサポーターもたくさん来てくれると思うし、親も見に来ると思うので、そこでしっかり良いプレーをしたい。セレッソの代表というプレーをしたいと思う」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
―やり方は?
「変わりはないと思う。今日も守備のことを細かく言われたし、全員が共通認識として合宿から失点をなくすということをテーマに持ってやらないといけない。アジアでやれていたところも、これからはもっと神経を研ぎ澄ませてやっていかないといけない。よりリスクマネジメントに重点を置いていきたい。ラインを下げて戦うわけではないので、ラインを高く保ちつつも、しっかりコントロールして保たないと、こないだの試合(ウルグアイ戦)のように裏を取られて失点する場面をつくられてしまう。そこの意識を保つこと。いつもどおりのことを繰り返して言うようになるけど、高い位置を保って、高い位置でボールを奪って、少しでも相手のゴールに近いところから攻撃を始めるという意識です」
―監督は高い位置でプレッシャーをかけると言うが?
「まずは攻めているときのリスクマネジメントをしっかりしないといけない。ウルグアイ戦やコンフェデ杯などの強豪と戦うときに、アジアとはやはり決定力の差もあるので、もっと守備のところの意識を高くしないといけない。攻めているときも後ろはリスクマネジメントの意識を持っていないといけない」
―監督は「今のDFメンバーを信頼している」と言っているが?
「信頼して使ってもらっていることはすごくうれしい。会見のことはもちろん耳に入っているし、僕だけでなく、DF陣全員が監督の信頼に応えられるように頑張らないといけない。ここ数か月、失点が増えているし、守備のところの改善は急務だと思う。1試合ずつ、結果を出していきたい。とにかく失点をなくすことが守備陣にとっては一番大事なこと。監督も言っていたし、もっと神経をとがらせてやっていきたい」
―チーム全体で失点が多い中、自身のミスもあるが?
「やらなければならないと思います。常にどんな相手でも自信を持って戦わなければいけないと思うし、日本代表とはそういうところだと思っている」
―2試合のテーマは?
「失点を減らすこと、なくすことです。もっと細かくコーチングもやっていかないといけない。ウルグアイ戦でも攻めているときにイレギュラーな形で相手のFWにボールが入ったりするところがあったので、そういうところで常に数的優位をつくりながら、攻めているときもリスクマネジメントをしながらやりたい。アジアのときにできていたところをもっと突き詰めていかないと、強豪相手だと難しい。前がどうこうじゃなく、全体として、ボランチも含めてのリスクマネジメントを連動してやっていければと思う」
―ウルグアイ戦後に話をした?
「あの試合は時間がなかったけど、今回は時間もあるし、ミーティングもあると思う。DF陣で話もします。ただ、頭で分かっているのとピッチで表現するのとでは違うので、1試合ずつ結果を出していきたい」

●DF内田篤人(シャルケ)
―コンディションは?
「シーズンが始まったばかりで、週に2、3試合あったりもしているが、それは今に始まったことではないので、しっかり充実した試合、トレーニングをできればいいと思う」
―ディフェンスに重点を置いた練習だったが?
「チームの立ち上げのときから変わらず、その確認ですね。人も大して変わっていないし、やることも変わっていない」
―ウルグアイ戦で4失点。攻撃的なスタイルを崩さずに失点を減らすことがテーマになる?
「この前の試合が終わっていろいろあると思うけど、そこは監督が決めることなので、この合宿でやると思うし、戦術的なことなので、ここでべらべらしゃべるわけにはいかない」
―長めの合宿で確認したいことは?
「1週間ちょっと? 10日くらい。Jリーグでやっている選手も欧州でやっている選手もいるけど、帰ってからも試合が続くので、ケガだけには注意してやりたいが、2試合いい相手とやれるので、しっかり結果を残してやりたい」
―守備的なスタイルも考える必要があるかどうかについては?
「攻撃的にいけば点を取れるとか、守備的にいけば絶対に守れるというわけではないと思う。僕よりみなさんの方がサッカーを見ていると思いますし、上から見る分に関してはすごい楽だと思うけど、ピッチでやっている僕らはしっかり結果を残すだけ。そこは監督がうまくやってくれると思うし、それでチームがバラバラになることはない。やっている僕らがしっかり同じ方向を向いてやっていきたい」
―監督がメンバー発表会見で「DF陣を信頼している」と話していたが?
「今、初めて聞きましたが、そうやって言ってくれているからには僕らも結果を残さないといけない。内容ももちろん大事だけど、まずは結果から。やはり、こういう世界なので」
―結果を出すために今回の合宿で一番やらないといけないことは?
「今までと変わらず、守備も攻撃もしっかりやって、試合に出る人、出ない人に関係なく、チームの勝利のためにやるだけだと思う」
―鹿島時代のチームメイトの大迫選手が入ったが?
「点もかなり取っていますね。大事なときに点を取れる選手というのは世界を見てもなかなかいない。そういう選手がいるチームが強いし、点を取るべき選手が点を取るチームが勝つ。そういう選手に早くなってほしいと思います。一緒にやっていたので彼の特長も生かしながらお互いにやれたらいい」
―昔に比べて成長を感じる?
「ちょっと茶髪になってちゃらちゃらしているなあと思っています(笑)。体つきもちょっと存在感ある感じになっているし、FWなので点を取るのはもちろん、彼は点を取るだけでなく、ゲームメイクもポストプレーも器用にやる選手。代表の中でも生かされればいいと思う」


(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

◆内田、吉田麻也ら帰国 物々しい雰囲気(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20130902-1182839.html

 6日にグアテマラ戦(長居)を控える日本代表のFW岡崎慎司(27=マインツ)、MF清武弘嗣(23=ニュルンベルク)、DF内田篤人(25=シャルケ)、吉田麻也(25=サウサンプトン)、酒井宏樹(23=ハノーファー)の5人が2日朝、関西空港着の航空機で欧州から帰国した。

 前日、MF本田が帰国した際に、ファンや居合わせた旅客が殺到し、空港が騒然となったこともあり、この日は複数の警備員が大声を張り上げ、サインを求めるファンに選手への接触を禁じるなど、物々しい雰囲気だった。

◆日本代表DF内田篤人「内容ももちろん大事だけど、まずは結果」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20130902/132440.html



 日本代表は2日、「キリンチャレンジカップ2013」の2試合に向けた合宿を大阪府内でスタートさせた。

 DF内田篤人は、9日間に渡る今回の合宿について、「今回は1週間ちょい、10日くらいあるので、Jリーグでやっている人もいますし、帰ってからも試合が続くので、けがだけには注意してやりたいなと思いますし、2試合いいゲーム、いい相手とやれるので、結果をしっかりと残してやりたいと思います」と語った。

「(8月の)ウルグアイ戦の後に攻撃的なスタイルだけじゃなく、守備的な形も考えないといけないと言っていたが」と問われると、「攻撃的にいけば点を取れるとか、守備的にいけば絶対守れるというわけではない」とコメント。「ピッチでやっている僕らはしっかり結果を残してかないといけないですし、そこはまず監督がやってくれると思いますし、とりあえずチームが勝てるようにやっている僕らはしっかりと集中して同じ方向を向いてやっていきたいと思います」と続けた。

 また、代表メンバー発表会見で、アルベルト・ザッケローニ監督がDF陣への信頼を置いていると発言したことには、「今、初めて聞いたんですけど、そうやって言ってくれているからには僕たちも結果を残さないといけないですし、内容ももちろん大事ですけど、まずは結果だし、こういう世界なんで結果が全てかなと思います」と、思いを明かした。

 日本代表は6日にグアテマラ代表、10日にガーナ代表とそれぞれ対戦する。

◆岡崎、内田らが国際親善試合に向け帰国(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130902/jpn13090210080001-n1.html

 サッカーの国際親善試合でグアテマラ、ガーナと対戦する日本代表のFW岡崎慎司(マインツ)やDF内田篤人(シャルケ)が2日朝、関西空港着の航空機で帰国した。

 2日夕から大阪で練習をスタートさせる日本代表は、最新の国際サッカー連盟(FIFA)ランキング37位。6日に大阪市の長居陸上競技場で同93位のグアテマラ代表、10日に横浜市の日産スタジアムで同24位のガーナ代表と対戦する。

 吉田麻也(サウサンプトン)清武弘嗣(ニュルンベルク)酒井宏樹(ハノーバー)も同便で帰国した。(共同)

◆大迫「楽しみなのが一番」海外組と初合体(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20130902-1183069.html

 FW大迫勇也(23=鹿島)は、海外組との初練習を生き生きとした表情でこなした。

 1トップの布陣だけでなく、3-4-3でも無難にプレーした。

 「まだ戦術の確認しかやっていないけど、自分のプレーをぶれずに出すことが大事」と言い3バックの経験については「ないかな」と記憶をたぐった。

 「楽しみなのが一番。どれだけやれるか」と出番を心待ちにした。

◆大迫1トップでの定位置奪取を誓う(スポナビ)


http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/headlines/article/20130903-00000005-dal

 「日本代表合宿」(2日、大阪府内)

 サッカー日本代表は2日、大阪府内に集合し、国際親善試合グアテマラ戦へ向けた合宿を開始した。7月の東アジア杯以来の代表復帰となったFW大迫勇也(23)=鹿島=は、本職の1トップでの定位置奪取を誓った。同じく1トップでの起用が濃厚なFW柿谷曜一朗(23)=C大阪=との若手ストライカー対決を勝ち抜く。

 1トップの座は譲れない。合宿初日に行われた戦術練習で、FW大迫はFW柿谷と何度も入れ替わりながら慣れ親しんだ“定位置”でプレーした。「戦術しかやっていないのでこれからという感じ。鹿島では守備の時サイドまで行かないといけないが、代表では前からってイメージ。攻撃的なサッカーなんで魅力がある」と、生き生きとした表情で振り返った。

 7月の東アジア杯(韓国)でA代表に初招集された。Aマッチ初先発となったオーストラリア戦では2得点を挙げる活躍。ただ、与えられたポジションはトップ下だった。「前(FW)でプレーしたかった」。帰国した大迫は悔しさをにじませた。先月の親善試合ウルグアイ戦は無念の落選となったが、東アジア杯後はリーグ戦で自身初の4戦連発を含む7試合7得点。1トップのライバル柿谷の7試合4得点を上回る数字を残した。

 海外組との初共演に「すごいっすね。1人1人能力が高いし、負けずに頑張りたい」と初々しく話したが、連係面が課題となる。ウルグアイ戦ではFW豊田(鳥栖)がフリーでもボールをもらえず孤立する場面もあったが、大迫は「動いてボールを出さざるを得ない状況にしたい」と自信を見せた。

 1トップの常連だったFW前田(磐田)とハーフナー(フィテッセ)が不在の中、代表定着へ「自分のプレーをブレずに出すことが大事」と大迫。序列を覆し、W杯への道を切り開く。

◆大迫、海外組と初練習「すごいですね」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20130903/jpn13090305000001-n1.html

 サッカー日本代表練習(2日、大阪府内)日本代表がキリンチャレンジ杯のグアテマラ戦(6日、長居)とガーナ戦(10日、日産ス)に向けて始動した。

 国内組で臨んだ7月の東アジア杯(韓国)以来の招集となったFW大迫は、初めてMF本田ら海外組とともに練習をこなし、「すごいですね。1人1人能力が高い。負けじと頑張れたら」と意欲を燃やした。この日練習した3バックはプレー経験がないというが、「前(攻撃)はやることは変わらない。自分のプレーを出すことが大事」と頼もしかった。

◆「自分を試してみたい」海外組と初合流の大迫に内田もサポート約束(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/402269_124615_fl

 7月の東アジア杯以来の代表復帰を果たした日本代表FW大迫勇也(鹿島)が初めて海外組にまじって練習を行った。大阪合宿初日。戦術練習では1トップの位置に入り、2列目に並んだMF本田圭佑、FW岡崎慎司、FW清武弘嗣という海外組との連係を確認した。

「(試合で海外組と一緒にプレーして)どうなるかやってみたいし、自分を試してみたい」。練習中には本田から声をかけられるシーンもあった。「戦術的なことだけど、そんな深い話じゃない」と苦笑いしながらも「一人ひとり能力の高い選手がたくさんいるので、そこに負けじとがんばりたい」と意気込む。

 東アジア杯は国内組で臨み、大会初優勝。大迫もオーストラリア戦で2得点を挙げるなど結果を残したが、8月14日のウルグアイ戦では落選した。しかし、その後のJリーグでゴールを量産。自身初となる4試合連続ゴールを記録し、代表に合流した。

「(チームと代表では)サッカーも違うし、やり方も全然違う。でも、自分のプレーをブレずに出すことが大事。攻撃のときはあまり考え過ぎずにやりたい」。そう自信を持って話すのも、チームでそれだけの結果を残してきた自負があるからだ。

 元チームメイトも大きな期待を寄せる。大迫がプロ1年目だった09年から1シーズン半、鹿島で一緒にプレーしていたDF内田篤人(シャルケ)は「大事なときに点を取れる選手というのは、世界を見てもなかなかいない。そういう選手がいるチームが強いし、点を取るべき選手が取るチームが勝っていく。そういう選手になってほしい」と、その得点感覚と決定力を高く評価している。

「久しぶりに会ったら茶髪になっていてチャラチャラしていたけど、体つきも存在感がある感じになっていた」。そう冗談交じりに語った内田。「点を取るだけでなく、ゲームメイクもポストプレーも器用にできる選手。それが代表で生かされればいい。一緒にやっていたので、彼の特長も生かしながらやりたい」と、全面サポートを“約束”していた。

(取材・文 西山紘平)

◆大迫 代表合宿初日は主力組の1トップでプレー(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2013/09/03/kiji/K20130903006540080.html

日本代表合宿スタート (9月2日)

 日本代表FW大迫は戦術練習で主力組の1トップに入ってプレーした。

 トップ下の本田からも教えを受けながらザックジャパンの約束事を体に染み込ませた。2列目で出場した東アジア杯とは違って今回は本来のポジションで起用されることが濃厚。「サッカーが鹿島とは違うけど、自分のプレーをぶれずに出すことが大事。能力の高い選手が多いので負けないようにしたい」と意気込みを口にした。

◆大迫、1トップ任せろ!本田と積極コミュニケーションで連携自信(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20130902-OHT1T00213.htm

 ◆キリンチャレンジカップ2013 日本―グアテマラ(6日・大阪長居スタジアム) 日本―ガーナ(10日・横浜国際総合競技場) ザック・ジャパンが一から出直しの守備特訓に乗り出した。日本代表は2日、大阪府内で合宿を開始。アルベルト・ザッケローニ監督(60)は40分間を基本的なディフェンス練習に充てるなど、最近7試合で19失点中の守備改善に乗り出した。6日のグアテマラ戦で8戦連続失点を喫すれば、国際Aマッチで24年ぶりの屈辱。9日間の長期合宿で立て直しを図る。

 大迫が1トップのサバイバルに自信を見せた。この日の戦術練習で最前線に入ると、初めて一緒にプレーする本田と2人で話し合う場面も見られた。「シンプルな話。深い話はしていません」と笑ったが、積極的にコミュニケーションを図った。

 海外組らが不在だった7月の東アジア杯(韓国)以来の選出。短い代表合宿の中で、自分の特徴を理解してもらう難しさは分かっている。本田や香川も出場した8月14日のウルグアイ戦(宮城ス)では、韓国でともに戦ったFW豊田が、後半途中から1トップでピッチに入ったものの、ほとんどボールに触れることができずに終わった。

 東アジア杯で初優勝後、クラブでは公式戦8戦10発と勢いは止まらない。「鹿島では周りが見てくれてパスをくれた。ここでも、周りの力を借りてゴールしたい。自分が動いて、パスを出さざるを得ない状況にしたい。ブレずにやることが大事」。今回はトップ下ではなく、鹿島と同じく1トップでの起用が濃厚だ。普段の動きをすれば、ボールを引き出すことができると確信する23歳。「前でやりたい」と熱望していたポジションで信頼を得て、一気に定位置を狙う。

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