日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年7月25日土曜日

◆J1第7節optaファクト(ニッカン)






◆◆月刊サッカーマガジン / 2020年8月号


鹿島アントラーズ – FC東京


・鹿島はFC東京戦直近7試合でわずか1勝(1分5敗)。しかし、この1勝はホームでの昨季前回対戦で挙げたもの(2-0:2019年9月14日)。

・鹿島はホームでのFC東京戦通算19試合でわずか3敗(12勝4分)。この間、勝利を挙げた試合全てで複数得点を記録している(1試合平均2.1点)。

・鹿島は今季6試合を終えて5敗(1勝)。それ以前の27試合で喫した敗戦数と等しい(15勝7分5敗)。開幕から同期間での獲得勝点としてはクラブ史上ワースト(3)。

・FC東京は今季アウェイ戦で無敗(3勝1分)。敵地で無敗を維持している中では、名古屋と並んで今季リーグ最多の試合数。

・鹿島の今季枠内シュート率はリーグワーストの31.8%(20/63)。過去5シーズンの平均枠内シュート率は44.2%であり、これらのシーズンで40%未満を記録したことはない。

・鹿島は今季リーグ最多の4試合でバーポストにゴールを阻まれている。今季同総数は名古屋と並びリーグ最多タイ(5)。

・今カードの両クラブは、前半失点数がリーグワーストタイ(ともに6失点)。しかし、FC東京は後半の時間帯での失点数が今季リーグ最少タイ(1点:名古屋と並び)。

・永井謙佑はFC東京が鹿島戦で挙げた直近4得点のうち、3点に直接関与している(1得点、2アシスト)。同選手にとって鹿島は、2015年以降で最も多くアシストを記録している相手(4)。


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◆J1第7節optaファクト(ニッカン)




◆鹿島・伊藤、32歳の誕生日で得点誓う「ゴール前は自分の仕事場」(スポニチ)






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 鹿島のFW伊藤が26日のFC東京戦を見据え「早い時間に点が取れたら楽になる。ゴール前は自分の仕事場。しっかりやっていきたい」と得点を期した。

 リーグ戦2得点と好調だったFW上田が右足関節挫創で全治約1カ月と診断され離脱。この日、32歳の誕生日を迎えたFW陣の兄貴分は「綺世(上田)の悔しい気持ちをくんで、やっていかないと」と後輩をおもんぱかった。


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◆鹿島・伊藤、32歳の誕生日で得点誓う「ゴール前は自分の仕事場」(スポニチ)


◆【鹿島】「DFより絶対に一歩早くなる」“もらい手”の伊藤翔が考える得点力不足の打開策(サッカーダイジェスト)






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「“着地点”が各自でふわふわしていると上手くいかない」


5節の横浜戦では4ゴールを奪取して今季初勝利を挙げたが、続く直近の湘南戦は0-1の完封負け。チャンスは作りながらも決め切れず、連勝は飾れなかった。

 7月24日のオンライン取材で得点面の課題について聞かれた伊藤翔は、「良い時は前に前にボールを運ぶ、前に出そうという意識があるけど、出せるのにやめちゃう、そこで取られて失点するのは嫌だしとか、悪い循環の中で戦っている」と応じた。

 FWとして最前線でスタンバイする伊藤も「このタイミングで欲しいっていう時はもちろんある」と感じつつ、「見ていてあえて出さないのか、出せなかったのか、見ていないのか。いろいろあるだろうけど、見ていて出さないなら“思い切り”は必要だと思う」と私見を述べる。

 さらに伊藤は「完成形っていうのが」というフレーズとともに、現状の攻撃面について次のように持論を展開する。

「こうなったらこのプレー、この一連のプレーが成功というふうに、共通理解ができていればいいけど、そこの“着地点”が各自でふわふわしていると上手くいかない。そこはもう少し、あてはめていってもいいだろうし、選手同士の話も必要だと思う」

 チームとして、同じ着地点にいかに到達できるか。どれだけ完成形をイメージして連動しながらゴールを陥れられるか。伊藤自身、「3分の2までは、ある程度、この位置に立って、こうやっていこうというのはある」と手応えを語る。問題は、そこから先。「それは去年も鹿島の課題だったと思うけど」と考えている伊藤は、ラストパスの受け手として、ひとつの改善策を口にする。

「出し手はここ、もらい手はここ、って決めておいたほうが、DFより絶対に一歩早くなる。先に動き出せるから、チャンスができたり、ゴールにつながったりする。即興性で相手より半歩でも先手を取れるかどうかは、今はちょっと難しいところもあるので、それだったら“こういう時はここ”って決めてやってもいいかもしれない」

 最終的に敵陣のバイタルエリアを攻略できなければ、安定しつつあるビルドアップも無用の長物になる。ゴールチャンスの頻度とともに、フィニッシュの確率をさらに高めるために、ラスト3分の1のパターン化は得点力不足を解消する一手になるかもしれない。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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