日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年4月27日日曜日

◆【山形】中島決勝弾!今季アウェー初勝利(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140426-OHT1T50276.html

 ◆J2第9節 北九州0―1山形(26日・本城陸上競技場)

 モンテディオ山形が北九州を1―0で下し、今季アウェー初勝利を挙げた。前半終了間際、右サイドからDF山田が抜け出して折り返したボールを、FW中島裕希(29)が右足で決めて先制。この1点を守り切り、勝ち点12で13位に浮上した。

 5試合ぶり得点の中島は「サイドから簡単に崩したヤマ(山田)からいいボールが入ったので、気持ちを込めて打った」と控えめのコメント。今季2分け2敗だったアウェー戦での初白星には「ホームで勝たなければならないのは当然だけど、アウェーで勝ち点を積み重ねることで上位に行ける。どんどん勝っていきたい」と宣言した。

◆神戸マルキ5戦連発も5連勝ならず(デイリー)


http://www.daily.co.jp/soccer/2014/04/27/0006906169.shtml



 「J1、神戸2-2C大阪」(26日、ノエスタ)

 神戸FWマルキーニョスが再びカズを超えた。前節鹿島戦で元日本代表FW三浦知良(横浜FC)のJ1通算得点を抜いたマルキーニョスが、三浦らが持つクラブ記録を塗り替える史上初の5戦連続ゴールを決めた。

 1点を追う後半33分、相手のハンドで得たPKを確実に沈めて同点に追いついた。「落ち着いて、自信を持って蹴れた」と、プレッシャーのかかる状況で仕事をこなした。

 首位で迎えた阪神ダービーには9年ぶりに2万5千人超の観客が詰めかけた。08年のクラブ記録に並ぶ5連勝を逃した安達監督は「もう少しできたんじゃないか。気負ってしまったのかイージーミスもあった」と話した。

 鹿島が勝ったため、チームは得失点差で首位から陥落したが、マルキーニョスの勢いは止まらない。次戦は29日のアウェー新潟戦。背番号18が神戸の歴史を作る。

◆【神戸】マルキ、PK弾も5連勝逃し首位陥落(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140426-OHT1T50343.html

 ◆J1第9節 神戸2―2C大阪(26日・ノエビアスタジアム神戸)

 神戸はホームで引き分け、勝ち点1にとどまり首位陥落。08年以来のクラブ最多タイとなる5連勝も逃した。1―2と逆転されて後半33分、PKを得るとFWマルキーニョスの右足弾で同点に。クラブ新の5戦連続弾を決めたブラジル人は「トレーニング通り、落ち着いて蹴れた。記録はクラブにかかわるすべての人のおかげ」と関係者への感謝の言葉を述べた。

◆シャルケDF内田篤人、英語版ブンデス公式HP選出の今季ベスト11に(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140426/185077.html


シャルケ所属の内田篤人が英語版ブンデスHP選出のベストイレブンに [写真]=Bongarts/Getty Images


 ブンデスリーガの英語版公式HP上にて行われたユーザー投票により、シャルケ所属の日本代表DF内田篤人が今シーズンのベストイレブンに選出された。

 内田は右サイドバック部門での選出。72%の得票を獲得し、バイエルン所属のブラジル代表DFラフィーニャ、アウクスブルク所属のオランダ人DFポール・フェルヘーフを抑えた。

 また、2名が選ばれる守備的ミッドフィルダー部門の片方にノミネートされていたヘルタ・ベルリン所属の日本代表MF細貝萌は、29%の票を得て、ヴォルフスブルク所属のブラジル代表MFルイス・グスタヴォ(21%)は抑えたが、50%の票を集めたドルトムントのトルコ代表ヌリ・シャヒンが選出されたため、ベスト11入りはならなかった。

 内田以外には優勝を決めたバイエルンから5名、2位ドルトムントから5名が選ばれており、その他16チームから内田は唯一の選出となった。

 英語版ブンデスリーガ公式HPのアンケートによるベストイレブンは以下のとおり。

▽GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン/ドイツ代表)

▽DF
内田篤人(シャルケ/日本代表)
ソクラティス・パパスタソプーロス(ドルトムント/ギリシャ代表)
マッツ・フンメルス(ドルトムント/ドイツ代表)
ダヴィド・アラバ(バイエルン/オーストリア代表)

▽MF
フィリップ・ラーム(バイエルン/ドイツ代表)
ヌリ・シャヒン(ドルトムント/トルコ代表)
アルイェン・ロッベン(バイエルン/オランダ代表)
フランク・リベリー(バイエルン/フランス代表)
マルコ・ロイス(ドルトムント/ドイツ代表)

▽FW
ロベルト・レヴァンドフスキ(ドルトムント/ポーランド代表)

◆U-16代表、イタリア遠征初戦はクロアチアに零封負け(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?137572-137572-fl

 イタリアで開催されている第11回デッレナツィオーニトーナメントに出場するため遠征しているU-16日本代表は25日、第1戦のU-16クロアチア代表戦を行った。しかし前半10分に許したリードを最後まで跳ね返すことが出来ず、0-1で黒星発進となった。

 先制後は相手に引かれ、さらに30分ハーフという短い時間では崩し切ることが出来なかったU-16代表。JFAによると、吉武博文監督も「ゲームの立ち上がりに失点し、大局観のなさを露呈したゲームとなった。ボールは保持するも有効な縦パスやサイドチェンジをすることができず、60分間で決定機を作ることができなかった」と反省の弁を並べた。

 ただ予選リーグは3日連続で試合が組まれており、次戦のU-16チリ代表戦はすぐにやってくる。25日にトップチームへの2種登録が完了したMF佐々木匠(仙台ユース)は「決勝トーナメントに進むためにも残りの2試合は絶対に勝たなければならないので、チームの全員が『勝つ』という強い気持ちを持って試合に臨みたい」と気合十分に話している。

以下、出場メンバー
[先発]
GK:大迫敬介
DF:梶山幹太、斧澤隼輝、イヨハ理ヘンリー(57分→伊藤遼)、渡辺皓太
MF:佐々木匠、池田太成、神田遼太郎(50分→佐藤颯汰)
FW:麻田将吾(40分→西本卓申)、半谷陽介、菅大輝(40分→阿部雅志)
[控え]
GK:井上聖也
DF:加藤潤、吉田峻

◆ザック御前でアピール弾の今季5点目決めた大迫「まだまだです」(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140426/185084.html


グロイター・フュルト戦で今季5点目を決めた大迫 [写真]=千葉格


 ブンデスリーガ2部の第32節が25日に行われ、グロイター・フュルトと日本代表FW大迫勇也の所属する1860ミュンヘンが対戦。先発出場した大迫は先制点を獲得し、チームの2-1の勝利に貢献した。

 試合後、取材に応じた大迫は、「何か変わらなきゃいけないなという危機感の中で試合できたんで、よかったと思います」と振り返ると、7試合ぶり今シーズン5得点目となった場面については、「チャンスがあったんで、もう1点取りたかったですけど、またそれは次に取っておきたいです。何よりチームとしてあそこで勝ち切れたことが大きいんじゃないですか」とコメントした。

 同試合は、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が視察。自ら「ザッケローニさん来ていたんでしょ?」と聞いた大迫。御前でアピールする得点となったが、「まだまだですけど、これからもっと頑張って行ければいいですね」と、アピールを続けたいと語った。

 同試合ではトップ下の位置でのプレーとなったことについては、「トップ下でもあそこから捌いて前に入って行けるので、そこは違う楽しさというか、ゴールに向かっていけるので。ボールに触れるので。前向きでボールもらえるし、そこは良い点じゃないですか」と話した大迫。「こういう経験できるのはなかなか無いんで、逆にこれを打開できればまた変わってくると思うし、W杯でもそういうことになるかもしれないんで、活きるかどうか分かんないですけど、活かしていければいいかなと思います」と、ポジティブにとらえている。

◆大迫、ザック御前でミドル弾!1トップ柿谷から奪う(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140426-OHT1T50401.html


 ◆ドイツ2部 グロイターフュルト1─2 1860ミュンヘン(25日・トロリ・アレーナ)

 【フュルト(ドイツ)25日】サッカー日本代表FW大迫勇也(23)が所属するドイツ2部1860ミュンヘンは25日、アウェーでグロイターフュルトを2―1で下した。フル出場した大迫は前半15分、約20メートルのミドルシュートを左足で決めるなど、勝利に大きく貢献。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が視察に訪れる中で、ザック・ジャパン1トップのポジション奪取へ、強烈なアピールに成功した。

 大迫が「違い」を見せた。前半15分、右サイドでボールを拾い、ゴールと平行移動するようにドリブルで運び、ゴール前中央、約20メートルの位置から左足を振り抜いた。「イメージ通り。でも、これまで結構外し続けてきたんで」。試合後はきれいなミドル弾を振り返るよりも、ストライカーらしく無得点が6試合で止まったことに、安どの表情を見せた。

 6月のブラジルW杯に出場する日本代表のザッケローニ監督が視察に訪れていた。関係者から前夜にメールで連絡を受け、「ザッケローニさん来てたんでしょ?」と本人も意識して臨んだ試合。「まだまだ(アピールが足りない)ですけど。これから頑張っていければいい」と言うが、W杯メンバー発表(5月12日)前に、武器であるミドルシュートをザックに直接見せられたのは、大きな意味を持つ。

 大迫は日本代表に定着しており、W杯メンバーに選出される可能性は高い。ただ、目指しているのは選出ではなく、「W杯で試合に出て、活躍すること」(大迫)。1トップのポジション争いでは現在、FW柿谷(C大阪)に半歩リードされているが、この日の20メートル弾を目にしたことで、指揮官の評価が変わる可能性は十分にある。

 大迫の最大の武器は、世界レベルのシュートレンジの広さ。ゴールまで30メートルの位置から得点を決められるシュート力を持つ。代表には、MF本田(ACミラン)らミドルシュートを武器にする選手もいるが、精度を考えれば、20メートルからが射程圏。もちろん柿谷よりも圧倒的に広い。W杯では各国慎重な戦い方を選ぶ傾向があり、ゴール前を崩して、得点できる場面は少ない。遠くから決められる能力が重用視される舞台でもある。

 ライバルの柿谷は、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)でゴールを決めているが、J1は9試合無得点と結果を残せていない。その中で大迫は、利き足とは逆の左足でもミドルを決められる能力を示した。ドイツ2部リーグ戦は残り2試合。「あと2試合で少しでも成長できるようにするのが一番」。ブラジルW杯で活躍する目標に向かって、ゴールを決め続ける。

◆夏に移籍報道「それは言えないこと」…大迫に聞く(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/world/20140426-OHT1T50408.html

 ◆ドイツ2部 グロイターフュルト1─2 1860ミュンヘン(25日・トロリ・アレーナ)

 【フュルト(ドイツ)25日】サッカー日本代表FW大迫勇也(23)が所属するドイツ2部1860ミュンヘンは25日、アウェーでグロイターフュルトを2―1で下した。フル出場した大迫は前半15分、約20メートルのミドルシュートを左足で決めるなど、勝利に大きく貢献。日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)が視察に訪れる中で、ザック・ジャパン1トップのポジション奪取へ、強烈なアピールに成功した。

 ◆大迫に聞く
 ―久しぶりのゴール。

 「イメージ通り。これまで結構外し続けてきたんで。ザッケローニさん来てたんでしょ?」

 ―いいところを見せられた。

 「まだまだですけど。これから頑張っていければ」

 ―トップ下もやるようになった。

 「ボールをよく触れるようになった。やっぱりボールに触らないとリズムを作れない。そういうイメージが一番大事。そこが良くなったんじゃないかな」

 ―ドイツでは夏に移籍か?という報道が出ている。

 「それは言えないことなんで。あと2試合やって、どれだけ自分ができるかが大事だと思う」

 ―その先にW杯が見えてくる。

 「それはもちろんある。今日みたいに上位の相手とやることで、また個人としてレベルアップできることあると思うし、感覚的にも良くなる。積み重ねが大事。いいコンディションで臨みたい」

◆大迫 ザック監督御前で「イメージ通り」の今季5点目(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/04/27/kiji/K20140427008050120.html

ブンデスリーガ2部 1860ミュンヘン2―1フュルト (4月25日)



 1860ミュンヘンの日本代表FW大迫が25日、日本代表のザッケローニ監督が視察した敵地でのフュルト戦にフル出場、7戦ぶりとなる自身5点目のゴールを決め2―1の勝利に大きく貢献した。

 前半15分、相手ミスを見逃さずにボールを奪い、左足で先制弾。1トップでフル出場して2―1の勝利に貢献した。欧州視察中の日本代表ザッケローニ監督の目の前でアピールに成功し「イメージ通り。これからもっと頑張っていければ」と意気込んだ。

◆鹿島 広島破り首位返り咲き!柴崎 千金アシスト(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/04/27/kiji/K20140427008051180.htm

J1第9節 鹿島3―0広島 (4月26日 Eスタ)



 鹿島がJ1連覇中の王者に敵地で快勝し、首位に返り咲いた。

 勝負を決めたのは日本代表候補のMF柴崎だ。1―0の前半19分にMF小笠原のパスを中央で受けると、左サイドに流れていたMF土居の動きを見逃さずスルーパスを通してアシスト。ACLの過密日程で疲労があった相手MF青山を尻目に攻守で存在感を放ち、連敗を2で止める原動力となった。「ボールを受ければ何かできると思っていた。僕自身も内容に満足ができる試合だった。これを続けていくことが大事」と胸を張った。

◆鹿島3発快勝で首位、昌子「勝ち続ける」(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140426-1291596.html

<J1:鹿島3-0広島>◇第9節◇26日◇Eスタ

 鹿島は広島に3-0で快勝し、連敗を2で止めて首位に立った。前半10分に広島GK林のミスを突いてMFカイオ(20)が先制。同19分にはMF柴崎岳(21)のスルーパスからFW土居聖真(21)が追加点を奪った。後半9分にはFKでMF遠藤康(26)が得点。守備ではリーグ初先発のDF植田直通(19)がセンターバックで出場し無失点に抑えた。

 コンビを組んだDF昌子源(21)は「0点に抑えられたのは良かったし、良い流れで次の試合に臨める。また勝ち続けて首位にいられるようにしたい」と意気込んだ。

◆鹿島3発!首位奪回 広島にリベンジ(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/p-sc-tp1-20140427-1291646.html



<J1:鹿島3-0広島>◇第9節◇26日◇Eスタ

 鹿島が3節ぶりに首位に立った。1点リードの前半19分、MF柴崎のスルーパスでFW土居聖真(21)が追加点を奪った。後半からも攻めの姿勢を貫き、同9分にはFKでMF遠藤が直接ゴールネットを揺らした。広島にはリーグ戦4試合連続未勝利だった。1アシストの柴崎は「広島に勝っているイメージがなかったので良い形で勝てて良かった」と喜んだ。

 昨季は7年ぶりの無冠だった。最終節はホームに広島を迎え、0-2で完敗。2連覇の瞬間を目の当たりにした。そのリベンジマッチで快勝した。DF青木の出場停止に代わって19歳のDF植田がリーグ初先発。コンビを組んだ21歳の日本代表候補DF昌子は「走り負けていなかった。カウンターでラインも上げることができたし若さが生きていたと思う」と自信を得た。連敗は2でストップさせ、次は首位キープを目指す。

◆【鹿島】3戦ぶり首位奪回!広島完封に柴崎「集中力持てた」(報知)


http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20140426-OHT1T50358.html



 ◆J1第9節 広島0―3鹿島(26日・エディオンスタジアム広島)

 鹿島が本来の姿を取り戻し、3試合ぶりに首位を奪還した。リーグ2連覇中の広島相手に、前半10分にMFカイオが先制すると、FW土居、MF遠藤が続き、3得点。守っても完封でアウェーでの快勝に花を添えた。2点目をアシストしたMF柴崎は「一人ひとりが集中力を持てた。声が出ていた。満足している」と納得の表情だ。

 昨季最終節、ホームで広島に敗れ、広島の2連覇を目の当たりにした。ほとんどの選手が初めての経験だった。唯一、3連覇(07~09年)を記録している鹿島にとっては、自らの優勝で守ることができるのであれば、守らなければいけない。まだ序盤ではあるが、「3連覇は鹿島だけのものにしなければいけないと思っている」(DF昌子)と強い使命感を持って、臨んだ一戦だった。

 今季は開幕3連勝で好スタートを切ったが、直近の2試合は連敗で首位から陥落。「今日は開幕3試合の時の気持ちでやれた。その後は(開幕ダッシュで)緩んでいた部分もあった。また、気持ちを締め直して、勝てたことが大きい」。W杯で、サプライズ招集候補筆頭に挙げられる柴崎は「気持ち」を勝因に挙げた。8度目のリーグ制覇へ、勝利に貪欲な鹿島が戻ってきた。

◆広島に大勝鹿島が首位返り咲き、J1は7位までが勝ち点2差の大混戦(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?137568-137568-fl

[4.26 J1第9節 広島0-3鹿島 Eスタ]

 鹿島アントラーズが敵地でサンフレッチェ広島を3-0で下した。リーグ戦の連敗を2で止め、勝ち点を18に伸ばすと、神戸、鳥栖を得失点で上回り、3節ぶりの首位に返り咲いた。しかしJ1リーグ戦は、7位の新潟までが勝ち点2差内にひしめく大混戦となっている。

 スコア上では予想以上の大差がついた。まずは前半10分、GK林卓人のパスが短くなったところを見逃さなかったFWダヴィ猛然とダッシュ。座り込みながらボールをキープし、ゴール前に折り返すと、走り込んだMFカイオが流し込む。期待の高卒ルーキーの、第6節G大阪戦以来の今季2ゴール目で鹿島が先制に成功した。

 前半19分には小笠原満男、柴崎岳とボールが繋がると、柴崎のスルーパスを受けたFW土居聖真が確実にゴールネットを揺らす。小笠原のところでファウルがあったとみて、足を止めてしまった広島守備陣の隙を突く、見事な攻撃で、リードを広げた。

 後半に入っても攻勢を続ける鹿島は9分、右サイドからのFKを獲得すると、MF遠藤康がゴール前に蹴り入れる。誰も触れることなくそのまま抜けるが、反応が遅れた林をあざ笑うかのように、ボールは枠内に吸い込まれていった。

 守っても若い守備陣が奮闘。この試合はDF青木剛が出場停止ということもあり、DF植田直通が今季初先発を果たしていた。後半4分の時点でDF昌子源、植田、DF伊東幸敏、DF山本脩斗の4バック全員がイエローカードを貰ってしまったが、その後も落ち着いた対応で広島に反撃のチャンスを与えない。FW三浦知良のJ1通算得点まであと1点に迫ることで注目を集めているFW佐藤寿人にも仕事をさせなかった。

 劇的な決勝トーナメント進出を決めたACLセントラルコースト戦から中2日で迎えた広島だが、疲労からか、本来の力を見せることは出来なかった。今後も厳しい連戦は続く。今季初の3失点となったが、切り替えて次戦に臨みたい。

◆【J1:第9節 広島 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171692.html

4月26日(土) 2014 J1リーグ戦 第9節
広島 0 - 3 鹿島 (19:04/Eスタ/16,992人)
得点者:10' カイオ(鹿島)、19' 土居聖真(鹿島)、54' 遠藤康(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●青山敏弘選手(広島)
Q:久しぶりの3失点です。
「全てにおいて、相手に上回られました。もう一度、やることを高めていかないといけません。これでは勝てないと、思い知らせられました。もう一度やり直して、上にいきたい」

Q:連戦を言い訳にしたくないかもしれませんが。
「もちろん連戦で身体は重いですが、我慢するところは我慢しなければいけなかった。もう少しうまくゲームを進められたと思います。特に失点した後ですね。簡単に2失点してしまいましたし、後半も先に点をとらなければいけないところで、点を取られてしまいました。結果論なんでいくらでも言えますが、ゲームの中でやっていかなければいけない。それだけ自分たちが未熟だということです」

Q:新潟戦より、攻撃はできていました。
「それがうまくいっても最後のところを決めないと。もちろん新潟戦の反省はありましたが、シュートまでいけている部分もありますし。まあ、ゴールは入らないときは入りませんが…。それもみんなの責任。勝利もみんなの責任ですし、負けた時もみんなの責任です」

Q:0-3というのはショッキングな敗戦ですが、精神的に堪えましたか。
「これで、今までやってきたもの全てがなくなるわけではない。ここから崩れてしまうとよくないですが、ここからまたやっていけると思いますし、それを結果で示せるように」

●水本裕貴選手(広島)
Q:失点していました。
「スコア以上の差は、僕の中ではないです。負け惜しみになってしまいますが、ほんのちょっとの差やったと思う。そこは鹿島のしたたかさかなと思います。試合運びがうまいと思います。僕たちもチャンスをつくれていたので、もったいなかった」

Q:崩された感はないと思いますが、失点シーンは?
「2失点目に関していえば、もう少しいい対応があったのかなと思います」

Q:集中力の問題ですか。
「多少なりとも自分たちのミスだと思います」

Q:疲れている時こそ、はっきりしたプレーが必要。
「そうですし、少しスポッと空いてしまいました。1失点目も、もう少し早い判断をして全体的にいいポジションをとっていれば、そんなに問題なかった」

Q:スコア以上の差はないと言われました。3点は取られましたが、ポジティブに捉えられる?
「まあ、チャンスもありましたし。ただ、これが結果に結びつかないといけない。連戦なので、内容がダメでも拾っていかなければいけない試合が出てくる。幸いにも、またすぐに試合が来ます。次はアウエイですが、早く試合をして勝って、どんどんやっていきたい」

Q:修正点は?
「守備のところです。3失点しましたし、中2日で時間はありませんが、修正はしなきゃいけないです。自分たちならできる。鳥栖は3連勝して調子がいいで。今日もアディショナルタイムに勝っています。しっかり勝点3が取れるよう、いい準備をしたいです」

●清水航平選手(広島)
「1対1になる場面が多かった中で、そこでは勝てていましたが、もう少し結果に結びつけられるようなプレーができればよかった。

Q:今日は中を固められていたけれど。
「中を絞ってくるのであれば、外から攻めようというのは、チームの中の方向性としてありました。そこは問題なかったと思います」

Q:クロスの精度や切り返しの部分は。
「そこが合ってくれば、もっと得点に絡める。そこだけだったと思います」

Q:今日の敗戦の理由は?
「前半で2失点して、追う形になった。得点を取りにいかなければいけないところで、もう1点決められて、キツい展開になりました。でも1点をとれば、試合はわからなかったので。1点が遠かったです。チャンスはつくれていました。後は、クロスの精度を上げること」


●土居聖真選手(鹿島)
「今日勝ったことで首位に立ちましたが、まだシーズン途中。ここで首位に立つのが目標でなく、最終節で首位に立つことが目標なので。今日勝てて首位に立てたことは、よかった」

Q:相手には何もさせなかったような試合でしたね。
「クロスしかなかったような感じでした。クロスを上げられても、しっかり対応して跳ね返していました。完勝に近いと思います」

Q:練習でやった通りのことができましたか。
「ボールを取った後のカウンターについては、前半はよかったんですが、後半は最後の精度を欠いたシーンが何度かありました。疲れてきた中でも、最後にシュートで終われればもっともっとよかったと思います」

Q:連敗した中で迎えた試合に勝利し、その後の連戦に向けて弾みになりましたね。
「戦い方は相手チームによって違いますが、時間はあまりありませんが、最善を尽くして準備して、また勝ちという結果に結びつけたいと思います」


●植田直通選手(鹿島)
「もっと攻撃の面で、改善するところはあると思います。もっと練習していきたい」

Q:どういう意識でプレーされていましたか?
「相手はずっと裏を狙ってきていたので、まずは失点しないことを1番に考えました」

Q:昌子選手とコミュニケーションをとりながらやっていましたが。
「佐藤寿人選手がよく動くので、ポジションの確認についてずっと声を出していました。そこは練習でもやってきていたので、やりやすくなっていましたし、守りやすかったです」

Q:落ち着いてできましたか?
「リーグ戦といってもゲームはゲーム。ヤマザキナビスコカップとあまり変わらないと思います。ただ、もっといいプレーをする必要もありますし、もっと練習したいです」

Q:トニーニョ・セレーゾ監督かは、何か言われましたか?
「あまり言えないことで褒められました(笑)。まあ、激しくいけたことです」

Q:自分らしさを出せてきたのでは?
「試合に出ることが目標ではないですあから。鹿島でレギュラーを取って戦うことが目標。今日はもう終わったことなので、これからそこを狙っていきたい」

●昌子源選手(鹿島)
Q:昨年の最終節では広島にやられました。リベンジできましたね。
「あの時は自分がケガをして、試合に出れませんでした。とにかく、いろいろな意味でリベンジできましたね。広島は3連覇もかかっていますが、それはさせたくないですから。これからのGWの試合ももちろん全部勝って、首位を続けられるようにしていきたい」

Q:失点ゼロでした。
「はい。いい感じで清水戦に入れると思います。勝ち続けて首位にいられるよう、1戦1戦を大事にしていきたいです」

Q:植田選手とのコンビですが。
「全然、やりづらさはなかった。ただ、DFライン全員がイエローカードをもらってしまいましたよね。それは珍しいことだったかもしれませんが…。まして俺とナオ(植田)が最初にもらったという(苦笑)。でも、そのおかげかな、落ち着いてプレーできたのは。イエローカードをもらってから、人というより、周りをいろいろ見られるようになってきたのかなと感じます」

Q:広島相手に無失点です。
「それはかなり、自信になります。3点を取れたというのも、デカいです」

Q:チームのよかった点は。
「全体的に、走り負けはしていなかったと思います。広島のパスワークはすごいけど、それをしっかり守って、そこからラインを上げてカウンターを狙っていました。走ることでできていたのかなと思います」

以上

◇【J1:第9節 広島 vs 鹿島】森保一監督(広島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171691.html

4月26日(土) 2014 J1リーグ戦 第9節
広島 0 - 3 鹿島 (19:04/Eスタ/16,992人)
得点者:10' カイオ(鹿島)、19' 土居聖真(鹿島)、54' 遠藤康(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●森保一監督(広島):
「ホームでの戦いで敗戦してしまった。サポーターがこれだけたくさん来てくれていたのに、いい結果を出せないことが申し訳ない。
鹿島に圧倒されたというわけではない。試合の入りに集中できなくて、ミスが出た。それで、相手を勢いづかせてしまった。まだまだ、ということ。ここまで結果は悪くないが、チームとしてしっかりと闘うこと。チームとして、試合の入りからしっかりと集中してやらないと。
ACLでグループリーグを突破して、中2日。僕自身が、選手たちのメンタルを切り替えさせることができなかったし、意識づけることができなかった。反省しないといけない」

Q:立ち上がり、集中を欠いた理由は?
「難しいですね……。もちろん疲労はあるけれど、それを言い訳にはしたくない。我々は日本の代表として、ACLを闘ってきた。その日程について何かを言ったとしても、スケジュールが変わるわけではない。疲労やACLについて言い訳にせず、しっかりとした試合の入りのところから、やらないといけない」

Q:GKのミスから失点したわけですが、林選手の評価は?
「前半のミスは、あってはならないこと。そこは改善しないといけないが、ビルドアップのミスについては、林卓人だけが悪いわけではない。まわりの選手がしっかりと動いて、コースをつくってやる必要もある。GKを使ってポゼッションするサッカーをやっているわけで、そこの質をもっと高めないといけない。ただ、ミスをした後もそこは続けてくれたし、ゴールを防ぐというプレーについては決して卓人は悪くなかった。3失点はGKの責任というわけではない」

以上

◆【J1:第9節 広島 vs 鹿島】トニーニョセレーゾ監督(鹿島)記者会見コメント(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00171693.html

4月26日(土) 2014 J1リーグ戦 第9節
広島 0 - 3 鹿島 (19:04/Eスタ/16,992人)
得点者:10' カイオ(鹿島)、19' 土居聖真(鹿島)、54' 遠藤康(鹿島)
☆クラブ対抗totoリーグ第1ターン開催中!
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●トニーニョセレーゾ監督(鹿島):
「やっと、2連覇したチームに勝てました(笑)」

Q:対広島戦ということで、考えた戦略としては?
「皆さんが気づいているかどうか、今日の我々のチームはとても若い。若い選手というのは、例えば駆け引きだったり、試合を読む力だったり、サッカーの知識が残念ながら不足しているものです。そういうチームが、これだけ質の高い選手が揃って、連係・連動など組織力の部分でしっかりとしている(広島のような)チームに、同等に闘いを挑もうと思うのは、無謀な戦略。なので、若い選手たちには、いいポジションをしっかりと取ることを指示した。そうすれば、みんなの大好きな『走る』と言うこともできるし、どこかのタイミングでゴールにつながる。
私が広島に敬意を表するのは、常にゴールに向かってサッカーをやろうとする姿勢。どういう状況であっても、広島はしっかりとパスをつなぐサッカーで、ゴールに向かってくる。だから(そういう相手に)今の選手たちができることとすれば、相手がリスクを背負って必ず出てくるので、そこでボールを奪って、できたスペースからゴールを奪う。今日のメンバーでできることは、これしかなかった。
今日は土居に犠牲的な精神を払ってもらって、相手のボランチを消しにかかった。また両サイドハーフについてもしっかりとスペースを消し、両ボランチに対しては相手の高萩・石原を掴むことをまずやってほしいと言った。彼らは一度、前に張った後、必ず降りてくる。そこでしっかりと捕まえることができれば、CBが一人は余る。そうすれば、3人目の動きを使われても、対応できる。そういう意味で、今日は小笠原と柴崎のクレバーさ、説明した通りにやってくれたという意味で、素晴らしい(戦術の)吸収力と実行力を示してくれた。
広島のチャンスは、クロスからが多かった。それも一度切り替えされて、インカーブ(ゴールに向かってくる)のボールから相手のゴールチャンスとなっていた。ウチのCBは経験が浅く、ああいう時にゴールエリアの中にへばりついていると、相手のFWにとってはありがたい状況になる。CBがゴールに近い位置にいては、ああいうインカーブのボールでは触れば失点の危険性が高い。そこは、修正しないといけない。
広島の特長は、守備者を食いつかせてスペースを作ってボールを動かす。また両ボランチやCBがボールを運び、ワイドに展開して数的優位を作ってきたり、スピードアップしてくる。なのに前半は、両サイドバックが人に食いつきすぎて、CBとSBのギャップにボールを出されて、危険な状況に陥った。ただそこはハーフタイムで修正できたし、パスの出所も抑えることができた」

以上

◆2014Jリーグ ディビジョン1 第9節(オフィシャル)


http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51124

J1 第9節 サンフレッチェ広島戦

土居とカイオ、遠藤がゴール!鹿島がアウェイで広島に快勝、連敗ストップで首位に返り咲く!

先週末の神戸で2-3と逆転負けを喫し、リーグ2連敗で4位に後退した鹿島が、重要なアウェイゲームに臨んだ。J1第9節でサンフレッチェ広島と対戦すると、前半にカイオと土居がゴールを決め、後半にも遠藤が追加点を挙げて、3-0で快勝。リーグ戦3試合ぶりの勝利で、首位に返り咲いた。

鹿島は出場停止の青木に代わって、植田がリーグ戦初の先発出場。昌子とセンターバックコンビを組んだ。また、カイオが公式戦3試合ぶりに先発メンバーに名を連ね、左サイドハーフに入った。パスを回してボール支配率を高める広島に対して、鹿島は球際での粘りと積極的なプレスで応戦する。先制点は、ダヴィの献身的な守備から生まれた。10分、相手の最終ラインでのパス回しが乱れたところを突いて、スライディングでボールを奪うと、ペナルティーエリア内のカイオへパスを送る。カイオは冷静にシュートをゴール左隅に流し込んだ。

抜け目ないダヴィのプレーから先制に成功した鹿島は、19分に追加点を奪う。中盤でのルーズボールに小笠原が反応すると、相手と交錯しながら前方へボールを残す。柴崎が前を向き、左足でスルーパスを送ると、走り込んでいた土居がペナルティーエリア内でトラップ。コントロールされたシュートをゴール左隅に蹴り込んだ。

2点をリードした鹿島は、広島にボールをキープされる時間が長くなったものの、サイドを広く使った攻撃にしっかりと対応。前半終了間際には佐藤や石原にゴールを脅かされる場面もあったが、曽ヶ端が安定した守備を見せ、得点を許さなかった。前半は2-0で終了した。

後半も、広島がボールをキープする展開は変わらなかったが、鹿島はカウンターでチャンスを演出する。52分には、右サイドのダヴィへボールが渡り、ペナルティーエリアへ仕掛ける。こぼれ球を拾った土居がクロスを送るが、クリアされた。さらに、セカンドボールに反応した小笠原が巧みなターンでボールを持ち出そうとしたが、相手に奪われた。

待望の3点目は、54分に決まった。ペナルティーエリア手前、やや右側で得たFKを遠藤が蹴り込むと、密集地帯を越えたボールがファーサイドへ飛び、そのままゴールに吸い込まれた。セットプレーからの3点目で、鹿島がリードを広げた。

3点リードと優位に立った鹿島は、71分に西、76分にルイス アルベルトを投入し、守備陣のテコ入れを図る。両サイドからクロスを上げられる場面は多かったが、中央でしっかりと身体を張り、広島に決定機を作らせない。82分には豊川を投入し、チーム一丸となって最後まで集中力を保ち続けた。試合は3-0で終了。鹿島がアウェイで快勝した。

鹿島はリーグ戦の連敗を2で止め、勝点を18に伸ばして首位に返り咲いた。5連戦の初戦で、リーグ2連覇中の広島を相手に完封勝利を収めたことは、これ以上ない弾みとなるはずだ。次節は29日、J1第10節の清水エスパルス戦。中2日で迎えるホームゲームで勝利を収め、厳しい日程の中で白星を重ねていきたい。



【この試合のトピックス】
・広島とのアウェイゲームでのリーグ戦勝利は、2007年9月30日の第27節以来。前回は、マルキーニョスの決勝点で、1-0で競り勝った一戦だった。
・植田がリーグ戦初の先発フル出場を果たした。
・土居が今季のリーグ4得点目を挙げた。
・公式戦3試合ぶりに先発したカイオが、今季のリーグ2得点目を挙げた。
・西が71分に途中出場。今季のリーグ戦初出場を果たした。
・豊川が82分に途中出場し、3月23日のJ1第4節、セレッソ大阪戦以来の公式戦出場を果たした。
・遠藤が今季のリーグ5得点目を挙げ、チームトップとなった。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・前半同様、全体のバランスと各エリアの距離感を大切にしよう。
・消極的な気持ちや選択肢は捨てろ。最後までポジティブに戦い続けろ。
・自陣エリア周辺でのファールに気を付けろ。リスクマネージメントはしっかり。

サンフレッチェ広島:森保 一
・チャレンジ&カバーをしっかりやること。
・あわてずにギアを上げていくこと。
・チャンスは作れている。必ず逆転しよう。

[試合後]
鹿島アントラーズ:トニーニョ セレーゾ
・(広島対策をしっかりとしてきたうえでの、快勝となったが)1つは、誰が見ても楽しい試合になることは、試合前からわかっていた。両チームの大きな違いは、広島は長年一緒にプレーしていて、抱えている選手の技術力も非常に高い。うちは、まだチームを再建している、作り上げているところで、確実なことをしなければいけない。引いて守ってやっていくしかなかったというのが、正直なところ。いつかは互角に戦えるようになれればと思う。
・私がいくらプランを練っても、やるのは選手。選手たちが忠実に、計画したものを実行するというところで、それがうまくいった。広島は常にゴールを目指してやってくるサッカーなので、枚数をかけるし、その分、スペースを与えることは多い。今日、DFラインは非常に良かった。相手が作ったチャンスは、ウイングバックにボールが出て、逆足に切り返されて、インカーブで入れたボールに対しては、少し危ない場面もあったが、それ以外はうまく機能した。相手は3バックと1ボランチを残すところで、スペースが多くなる。我々は(サイドハーフは)1人はスピードがあって、1人は技術はある。トップ下には、本人はまだ、すごい選手だという自覚をまだしていなくて、毎日毎日、試合毎に言っているが、変貌する機会が今年中になればという選手。ダヴィは相手の選手を疲れさせて、ボディブローを与えて、他の選手が活きていくという状況を作り出す。献身的に犠牲心を持って、チームのために全員が走ったり攻撃をするということが重要。試合後に、森保監督に「やっと勝ちました、うれしいです」と、冗談を言わせてもらいました。
・(広島と一緒に優勝争いを?)そのように、神様がその言葉を聞いてくれればなと思う。長いシーズンですし、そんなに甘くないリーグ、まだ若いチームなので、いろいろなことがあると思う。

サンフレッチェ広島:森保 一
連戦の疲れはもちろんあると思うが、その連戦に対して誇りを持って戦っているので、言い訳にならない。試合の入りで集中力を欠いて、相手を勢いづかせたことで、難しい試合にしてしまった。(日程は)言い訳にはならないし、日程は変わらないので、しっかりと毎試合毎試合乗り切っていかないといけない。相手どうこうではなく、自分たちの試合への入りが悪かったから、難しい試合になった。ひたむきに、謙虚にしっかりとやっていかないといけないということを、今日の結果から受け取って真摯にやっていこうと。ホームで0-3で負けることはあってはならない。状態が同であろうと、ホームでは勝つということ、勝ちを見せられるようにやっていこうと選手に言った。敗戦を反省しなければいけないが、次の試合に向けて気持ちを切り替えて、身体を少しでもフレッシュな状態にするということをやって、鳥栖戦に向かいたい。


選手コメント

[試合後]

【カイオ】
チームの約束ごとを守って戦った。シュートは狙い通り。攻撃だけでなくチームのために守備もした。みんなのために勝てて良かった。良い戦いが出来たと思う。これからも勝っていきたい。

【土居 聖真】
試合はきつかった。(得点シーンは)トラップしてゴールを見た瞬間、打つ所がどこもなく、とっさに決めて打った。この試合で勝った事は大きいが、まだシーズン途中。シーズンの最後に1位にいなければいけない。その過程の中で、勝てた事は良かったと思う。

【遠藤 康】
(ゴールシーンは)狙っていない。入ったという感じ。広島対策をやって勝ったが、自分たちのサッカーではない。でも結果が出て良かった。広島は疲れていた部分もあると思う。でもアウェイで勝てた事は大きい。

植田選手、昌子選手、柴崎選手のコメントはアントラーズモバイルをご覧ください。

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