日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年11月13日水曜日

◆ファイター植田 突っ込む!安定感を身につけ、14日・キルギス戦へ(デイリー)



植田直通 Naomichi.Ueda


[マーキング対応] サッカー日本代表 2020 ホーム レプリカユニフォーム 半...


 7大会連続のW杯出場を目指すサッカー日本代表は12日、キルギス戦に向けて、ビシケク市内で練習を行った。宿舎でのコンディション調整となったMF橋本拳人(26)=FC東京=をのぞく22人が参加。負傷のため招集外となったDF冨安健洋(21)=ボローニャ=に代わり、先月のタジキスタン戦に続いて先発出場が予想されるDF植田直通(25)=セルクル・ブリュージュ=はキルギス戦で安定感あるプレーを目指す。

 中央アジアでの2連戦で、新たな武器を手に入れる。DF植田は自身にとってW杯予選初出場となったタジキスタン戦を「自分たちのミスからピンチを作ってしまった部分はある。自分の対応としても改善すべきところがあった」と振り返った。

 格下相手とはいえ、一つのミスが命取りにもなりかねないのがW杯予選。「小さなところかもしれないけど、そういうところは突き詰めていきたい」。目指すのは、望まぬ“事故”を起こさない安定したプレーだ。

 現日本代表屈指のファイター系DF。今夏の南米選手権では強烈なストライカーたちに敢然と立ち向かった。森保監督が個々のフィジカルの強さを警戒するキルギス相手にも「戦うところで、ビビらずに突っ込んでいきたい」と植田は言う。自他共に認める逆境で力を発揮するタイプでもあるが、安定感を身につければ、まさに鬼に金棒だ。

 闘争心が沸き立つような刺激をもらった。中学時代はテコンドーで世界大会にも出場した男は、大の格闘技ファン。先日のWBSSのバンタム級トーナメント決勝を、死闘の末に制した井上尚弥の戦いに「すごく面白い試合だった。スポーツの力で日本をすごく元気にすることができる」と感銘を受けた。冷静と情熱をコントロールしながら、植田は日本のゴールを守る。




◆ファイター植田 突っ込む!安定感を身につけ、14日・キルギス戦へ(デイリー)





◆【J1優勝争い】“3強”の番記者コラム「優勝するのは俺たちのクラブだ!!」(サッカーダイジェスト)






サッカーダイジェスト 2019年 11/14号 [雑誌]


悔しさを力に変えてきたが、鹿島、そろそろ空腹です


3位 鹿島アントラーズ編
(勝点59 17勝8分6敗/52得点・27失点)

「ここから5回の決勝戦がある」

 30節・浦和戦の試合前、大岩剛監督は選手たちに対して、こう語りかけたという。鹿島は一戦必勝で優勝を目指す。

 28節・C大阪戦で1-0の勝利を収め、今季初めて首位に立った。一時は主力5人が負傷離脱したが、怪我人は続々と帰ってきている。だが、ここで手綱を緩めてはいけないことは、クラブの伝統が知っている。

 2017年シーズン、鹿島は最終節で川崎に首位を明け渡した。その屈辱を知る選手は少なくなってきたが、現場スタッフやクラブ職員は忘れてはいない(植田直通のゴールが取り消された微妙なジャッジに、恨み辛み妬み嫉みを言うスタッフを3人は知っている)。他クラブの追随を許さない20冠は、悔しさを力に変えてきた歴史でもある。

 ……と、鹿島担当歴約2年の小欄が言っても説得力に欠けるところがあるので、締めはジーコさんの言葉。「人間は生きるために、1日に2、3回食事をします。クラブも同じ。タイトルを獲って腹を満たす。アントラーズは常にその意識で取り組まなければいけない。生きていけませんから」。

 実は最後の1シーズン制でのリーグ優勝は、3連覇最終年の09年までさかのぼる。

 鹿島アントラーズ、そろそろ空腹です。


著者プロフィール
岡島智哉(報知新聞社)
1991年生まれ、福岡県出身。16年入社。海外サッカー観戦歴は多数。

【参考】

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