日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2017年8月25日金曜日

◆若手CBの経験不足を指摘した元代表DF秋田氏に…ハリル「それは非常に悲観的」(ゲキサカ)




 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が立って招集リストを発表するいつものスタイルから、着席しての質疑応答へ切り替わると、挙手したメディアの中で真っ先に司会者の指名を受けたのは元日本代表DFの秋田豊氏だった。

 98年フランスW杯と02年日韓W杯を経験している秋田氏は、センターバックとして招集されたDF吉田麻也、DF昌子源、DF植田直通、DF三浦弦太のうち植田と三浦の2人に国際Aマッチ出場歴がないことに触れ、「吉田と昌子のどちらかがケガをした場合、代表戦で経験のない選手を途中から出すのは難しいのではないか」と鋭い質問を投げかけた。指揮官に敬意を表すように、イスから立ち上がっての質問だった。

 するとハリルホジッチ監督は「すでにケガ人がたくさんいるが、秋田さんが2人増やしてしまいましたね」と、まずは柔らかい笑みを浮かべて会見場を和ませたが、すぐに「それは非常に悲観的な見方だと思う」と続けた。

「(秋田氏が)元選手であることも存じ上げているので、日本の選手のメンタリティーもよく知っていると思う」と前置きしたうえで、「日本では若手を信頼して使うことが少し欠けているかもしれない。それは私にはあまり理解できないことだ。そういった状況があると無意識にプラスアルファのプレッシャーを与えることになる」と持論を展開。「私は17歳であっても18歳であっても、出場に値するならば使う。より経験のある選手が望ましいかもしれないが、どこかのタイミングで経験を積み始めることも必要だ」と言葉に力を込めた。

 98年W杯時の秋田氏は鹿島の中心選手として活躍していた。日本代表ではアジア予選の途中からレギュラーをつかみ、日本のW杯初出場に貢献。自国開催で予選のなかった02年W杯前は、フィリップ・トルシエ監督の下で出場した国際Aマッチが99年9月8日のイラン戦が最後という状況だったが、春先に守備の崩壊が目立っていた“フラット3”立て直しのキーマンとして抜擢された。この選出はビッグサプライズだった。

 また、現役引退後は京都と町田で監督も務めている。まさに、日本人DFのあらゆる状況でのメンタルを知り尽くしている人物。リスク管理の観点から“不安”を指摘した形だったが、ハリルホジッチ監督にとって年齢は不問だった。

「欧州では18歳で代表デビューする選手がいる。フランスの(ウスマン・)デンベレ、(キリアン・)ムバッペがそうだ。日本には常に年配を尊重する伝統があることも知っているが、私は若い選手にも自信を与えようと思い、その時点でベストと思える選手を選ぶ考え方をしている」と強調。ハリルホジッチ監督も秋田氏に対してリスペクトを示すかのように丁寧に質問に答え、4選手に命運を託す覚悟を示した。

(取材・文 矢内由美子)


若手CBの経験不足を指摘した元代表DF秋田氏に…ハリル「それは非常に悲観的」

◆柴崎が15年10月以来の代表復帰…W杯予選・豪州、サウジ戦へ27選手発表(報知)



 日本サッカー協会は24日、都内で18年ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、サウジアラビア・ジッダ)に向けた代表選手27人を発表した。今季からスペイン1部・ヘタフェで10番を背負うMF柴崎岳は15年10月の親善試合以来の代表復帰となったほか、22日に鮮烈なメキシコデビュー弾を決めたFW本田圭佑も、右ふくらはぎ肉離れから滑り込みでメンバー入りした。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)は「我々全員にとって、非常に重要。他の試合とは違う。ただのサッカーの試合ではなく、日本という国家にとっても試合に興味を持つ人がたくさんいると思う。今回は色々な困難な状況があり、一番リストを作るのが難しかったが、戦える個性を持っていると思う。批判も耳に入ってくるが、私はこういう状況が好きだ。批判が多ければ多いほど、それに応えるために強くなれる。W杯出場を決める試合にしたい」と意気込んだ。

 日本はオーストラリアに勝利すれば6大会連続6度目のW杯出場が決定するが、引き分け以下の場合、可否はサウジアラビア戦に持ち越しとなる。西野朗・技術委員長(62)は「厳しいゲームになるのは間違いないが、オーストラリアも立場は同じ。我々はホームで戦えるアドバンテージを持っている。オーストラリアに(W杯予選で)勝ったことがないが、歴史を変えたいと思う」と力を込めた。

 代表選手は以下の通り。

 ▼GK 川島永嗣(メツ=フランス)、東口順昭(G大阪)、中村航輔(柏)

 ▼DF 長友佑都(インテル=イタリア)、槙野智章(浦和)、吉田麻也(サウサンプトン=イングランド)、酒井宏樹(マルセイユ=フランス)、酒井高徳(ハンブルガーSV=ドイツ)、昌子源(鹿島)、三浦弦太(G大阪)、植田直通(鹿島)

 ▼MF 長谷部誠(フランクフルト=ドイツ)、高萩洋次郎(F東京)、香川真司(ドルトムント=ドイツ)、山口蛍(C大阪)、柴崎岳(ヘタフェ=スペイン)、井手口陽介(G大阪)、小林祐希(ヘーレンフェーン=オランダ)

 ▼FW 岡崎慎司(レスター=イングランド)、本田圭佑(パチューカ=メキシコ)、乾貴士(エイバル=スペイン)、大迫勇也(1FCケルン=ドイツ)、原口元気(ヘルタ=ドイツ)、武藤嘉紀(マインツ=ドイツ)、杉本健勇(C大阪)、久保裕也(ヘント=ベルギー)、浅野拓磨(シュツットガルト=ドイツ)

柴崎が15年10月以来の代表復帰…W杯予選・豪州、サウジ戦へ27選手発表

◆柴崎岳を選出「興味深いプレーしていた」ハリル監督(ニッカン)




 日本サッカー協会(JFA)は24日に都内で会見を開き、2018年ロシアW杯のアジア最終予選、ホームのオーストラリア戦(31日、埼玉)とアウェーのサウジアラビア戦に臨む日本代表メンバー27人を発表した。バヒド・ハリルホジッチ監督、西野朗技術委員長らが出席した。

 スペイン1部ヘタフェでプレーするMF柴崎岳が選出された。昨季同国2部テネリフェに移籍し順応に少し時間がかかったが、現在は問題なくプレー。指揮官は「彼の代表復帰は喜ばしいことだ」と前向きのな言葉を口にした。続けて「ここ数試合、非常に興味深いプレーをしていた。さらにいいプレーができる選手。すばらしい性格ももっている」と話し、中盤での活躍に期待を寄せた。


柴崎岳を選出「興味深いプレーしていた」ハリル監督

◆柴崎、2年ぶり代表復帰!司令塔任せろ 指揮官「喜ばしい」(スポニチ)




 いばらの道の先には、夢舞台へと続く道が待っていた。今夏スペイン1部・ヘタフェへ移籍したMF柴崎が、約2年ぶりに代表復帰。W杯出場への命運を左右する2試合で、若き司令塔がカムバックを果たした。

 代表への招集は、15年10月の国際親善試合・イラン戦以来。ひのき舞台から遠ざかった約2年の間、環境はめまぐるしく変化した。今年1月に鹿島からスペイン2部・テネリフェへ念願の移籍を果たす。しかし、体重を6キロ減らすなど加入直後から適応に苦しんだ。

 「何もやる気が起きなかった時がある」。後に親しい周囲へそう漏らすほど、苦しいスタートだった。それでも持ち前の精神力で乗り越え、昇格プレーオフを経るとチームに欠かせない存在へと変貌。7月には「夢だった」という1部・ヘタフェへ移籍も実現した。

 ハリルホジッチ監督は、そんな25歳の成長をしっかり追っていた。「ガクの復帰も喜ばしい。スペインに渡った当初は順応に時間がかかったが、ここ2試合を見て興味深いプレーをしていた。さらに良いプレーができる」と熱弁。プレーだけではない。「素晴らしい性格も持っている」と内面も評価した。

 柴崎は国際Aマッチに過去13試合出場しているが、W杯アジア最終予選を戦うのは初めて。そして“欧州組”として日の丸を背負うのも初めてだ。MF清武、MF香川ら司令塔の状態が万全ではない中、W杯への道をつなぐ役目は、スペインで生き抜く若武者に託されるかもしれない。


柴崎、2年ぶり代表復帰!司令塔任せろ 指揮官「喜ばしい」

◆鹿島昌子「おいしい」オーストラリアから初勝利だ(ニッカン)




 日本サッカー協会は24日、都内で会見を開き、18年ロシアW杯アジア最終予選の31日のオーストラリア戦(埼玉)と、9月5日のサウジアラビア戦(ジッダ)に臨む日本代表メンバー27人を発表した。

 Jリーグで首位に立つ鹿島アントラーズからは、DF昌子源(24)、植田直通(22)の2人が選出された。6月7日の親善試合シリア戦(味スタ)、同13日のW杯最終予選イラク戦(テヘラン)にセンターバックで先発した昌子は日の丸を付けて戦う責任をさらに強く感じていた。「国のために戦うっていうことは普通の人間では出来ない。自分のため、鹿島のため、嫁や家族のためっていうのはあっても、日本中のサッカーファンの代表を見たいと思う人のために。そういう責任を感じいます」。オーストラリア戦に向け「開幕戦負けたら突破は0%だとか、オーストラリアには勝ったことがないだとか、ホームで決められるとか、おいしい要素がいっぱいある。オーストラリアに勝つことしか考えていない」と次戦でW杯出場権を獲得する意気込みを語った。

 植田も「源くんが(代表の)主力になって、負けていられないという気持ちが強くある。もっともっと成長したい。良い刺激をもらっています」。代表初出場に挑む。

 ハリルホジッチ監督が代表招集の可能性を示唆していたFW金崎夢生(28)の復帰はならなかった。

 この日は、茨城・鹿嶋市内で26日のセレッソ大阪戦(ヤンマー)に向けた練習。紅白戦などを行った。

鹿島昌子「おいしい」オーストラリアから初勝利だ

◆鹿島DF昌子、植田のCBコンビが代表入り「武者震いを感じる」(デイリー)




 サッカーのW杯アジア最終予選豪州戦、サウジアラビア戦に臨む日本代表選手が27日、発表され、鹿島からはDF昌子源(24)、植田直通(22)のセンターバックコンビが選出された。

 代表レギュラーとして定着しつつある昌子は「国を背負って戦うことは普通の人間にできることではない。それをさせてもらえる立場にいる。すごいことだと思う。武者震いを感じるところはある」と高揚感を漂わせた。

 昌子は6月の親善試合シリア戦、W杯アジア最終予選イラク戦と2試合連続で先発した。「あの2試合を体験しているから、次はすんなり入れる」と話した。

 植田は「代表に入りたくない選手はいない。日本のために頑張ろうと思います」と力強く語った。

鹿島DF昌子、植田のCBコンビが代表入り「武者震いを感じる」

◆鹿島CBコンビ揃って招集!昌子「意地でもW杯へ」 植田「日本の力になる」(サンスポ)


photo

 W杯ロシア大会アジア最終予選の豪州戦(31日、埼玉)とサウジアラビア戦(9月5日、ジッダ)に臨む日本代表メンバーが24日、発表され、DF昌子とDF植田のセンターバックコンビが、そろって日本代表に招集された。植田は3月のアジア最終予選以来の復帰で「自分も(昌子みたいにポジション争いで)負けられない。もっと成長したい。何としても日本の力になりたい」。昌子は「国を背負って戦う。誇りを持ち、意地でもW杯出場を決めたい」と意気込んだ。 (鹿嶋市)


鹿島CBコンビ揃って招集!昌子「意地でもW杯へ」 植田「日本の力になる」

◆セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ 8月26日(サンスポ)



 ・C大阪がJ1での直近4試合で1勝しかできなかったことにより、鹿島は首位に立つことに成功した。

 ・鹿島はJ1のC大阪とのアウェイ戦で4連勝中。この間、計10得点を奪っている。

 ・C大阪の尹晶煥は、監督としての鹿島戦直近6試合で1敗しかしていない(3勝2分、C大阪と鳥栖を含む)。

 ・今季J1で、鹿島は交代出場選手がリーグ最多の8得点を決めている。

 ・C大阪が8月のJ1の試合で決めた全6得点は前半に生まれている。

 ・C大阪はセットプレーから今季リーグ最多の19得点を奪っている。一方の鹿島は、セットプレーから今季リーグ最少の4失点に抑えている。

 ・杉本健勇は今季J1で14得点を決めていて、リーグ戦での1シーズン自己最多得点数に並んだ(昨季J2で挙げた14点に並ぶ)。あと1得点決めると、1シーズンの自己最多得点数を更新することになる。

 ・鹿島の18歳、安部裕葵は今季J1で9回のファウルを受けているが、まだ1度もファウルを犯していない。

 ・今季J1で、リードされた展開から最も勝ち点を獲得しているチームは鹿島(13ポイント)。C大阪は、同じ状況から鹿島に次ぐ勝ち点11を獲得している。

セレッソ大阪vs鹿島アントラーズ 8月26日

Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事