日刊鹿島アントラーズニュース

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2020年6月14日日曜日

◆【鹿島】 荒木遼太郎また決めた!レオ・シルバも復活弾(サカノワ)






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雨脚が弱まった新潟との2試合目(30分×2本)は2-0勝利。


 鹿島アントラーズが6月13日、アルビレックス新潟とのトレーニングマッチ(45分×2本、30分×2本の計4本)を非公開のなかで行った。大雨の影響でほとんどボールも動かせなかった1試合目(45分×2本)は0-1で敗れたものの、雨が弱まりピッチコンディションが改善された2試合目(30分×2本)は、前半にレオ・シルバ、後半に荒木遼太郎が決めて、2-0の勝利を収めた。

 レオ・シルバは試合後のオンラインによる取材で、「ケガから戦線離脱している期間が長く、まず試合に出られて、チームのために力になれたことを幸せに思います」と安堵のコメント。山本脩斗の空中戦での競り合いから、ボールを拾った鹿島の4番がドリブルで相手二人を抜き去り、シュートを突き刺してみせた(本人談)。

 そして後半には荒木がゴール! 公式戦ではないが2月1日のプレシーズンマッチ・いばらきサッカーフェスティバルの水戸ホーリーホック戦(〇1-0)でも決勝点を奪っている18歳がしっかりと再び「結果」を残し、改めて存在感を示した。

  今回左MFで出場した荒木は「ピッチコンディションがあまりいい状況ではないなかで試合が始まり、上手くみんなと連携を取りながら試合の流れを見てプレーできて、再開に向けて、いいスタートを切れて、いい準備ができていると思えました」と、好感触を得ていた。ゴールシーンは上田綺世とのパス交換から2対1の状況を打破。パスを受けた荒木がGKと1対1に持ち込み、シュートを決め切ったという。

「(中断期間は?)この時期を無駄に過ごさないように、体の部分で僕は周りの選手と比べると小さいので、体作りの部分を目的に、むしろ逆にプラスに変えられる時間として過ごせました」

 東福岡高から今季加入したルーキーにとって、この“空白”の中断期間、決して無駄にはしてこなかったと自信を持てる一発にもなった。

 J1リーグは7月4日に再開を迎える。鹿島は公式戦3試合ではまだノーゴール。荒木がこの夏、あるいは……2020年のキーパーソンになるかもしれない。


◎鹿島アントラーズ vs アルビレックス新潟
45分×2本、30分×2本<計4本>
【1本目】
0-1 得点者:10分 堀米悠斗(新潟)
【2本目】
0-0
【3本目】
1-0 得点者:20分 レオ・シルバ(鹿島)
【4本目】
1-0 得点者:30分 荒木遼太郎(鹿島)


[取材・文:塚越始]





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◆鹿島が再開仕様で練習試合「一番キツイ」円陣禁止(ニッカン)






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<練習試合:鹿島2-1新潟>◇45分×2本、30分×2本◇13日◇非公開

鹿島アントラーズはアルビレックス新潟と対戦し、4本合計2-1で勝利した。

豪雨の中でキックオフ。1本目では新潟DF堀米にセンターサークル付近から直接FKを許した。雨が収まりピッチコンディションが改善された3本目では、カウンターからMFレオ・シルバが得点した。4本目では、ルーキーMF荒木がFW上田とのコンビネーションからGKとの1対1を冷静に決めた。

後半29分まで出場した鹿島DF関川は「悪天候で、自分たちのしたいサッカーも相手がしたいサッカーもできなかった印象」と1、2本目を総括した。Jリーグが12日に発表したガイドラインでは、当面の間整列入場やキックオフ前の円陣が禁止される。練習試合でも同様の措置がとられたといい、関川は「円陣(禁止)がいちばんキツイ。集中力を高める部分で大事だと思うけど、それができないのはちょっと残念」と選手の立場から感想を述べた。

レオ・シルバは「この(中断)期間で監督の目指しているサッカーや考えがチームに浸透しており、選手間の距離感を意識しながらできている。少しずつ良くなってきている」とチームの成長を口にした。

ルーキーの荒木は中断期間に体幹を鍛えたといい、「(変化は)すぐには分からなかったけど、当たられたとき少しは耐えられるようになったり、体がぶれなくなったのは感じることができた」と話した。【杉山理紗】


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◆【鹿島】久々の実戦で得点したレオ・シルバ「戦術が浸透してきている」(サッカーマガジン)






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J1の鹿島アントラーズは13日、J2アルビレックス新潟と練習試合(4本)を行なった。3本目に登場したケガ明けのレオ・シルバは得点で復調をアピール。4本目にはルーキー荒木遼太郎が得点。4本通算2-1で練習試合を終えた。


■練習試合:鹿島アントラーズ対アルビレックス新潟
 ・45分×2本(0-1、0-0) ・30分×2本(1-0、1-0)
 合計スコア:鹿島2-1新潟
 得点者:【鹿】レオ・シルバ(3本目)、荒木遼太郎(4本目)
     【新】堀米悠斗(1本目)


チームの力になれて良かった


 ケガで長らく戦線離脱していたレオ・シルバにとって、新潟との練習試合は久々の『実戦』だった。雨が小降りになり、「サッカーらしいサッカーできる状態になった」という3本目から登場。

「ちょっと自分はケガで離れていた期間が長く、久々の試合にだったのですが、45分間試合に出られて幸せです。チームのために力になれたこともよかった」

 この日は、ゴールという形で力になった。本人が振り返る。

「相手のセットプレーから始まったんですが、自分たちがクリアしたボールに対して(山本)修斗が競り合うのが見えました。彼はヘディングが強い選手なので、裏に抜けるんじゃないかと思い、走り込んだらうまくボールが来ました。相手のタックルをかわしてゴール前にドリブルで進入して決めました」

 その話ぶりからは順調な回復とコンディションの良さが伝わってくる。そしてチームについても少なからぬ手ごたえを得た様子。

「この(中断)期間を使って、監督の考えや目指しているサッカーが浸透してきて、選手の距離感を意識しながらできている。少しずつよくなっていると思います」

 パスをスムーズにつなぐには距離感は重要だ。そこが崩れてしまっては今季のサッカーは成り立たない。4本目にゴールを挙げた荒木遼太郎は「連係」を意識し、そして実践できた試合を振り返った。

「ピッチがあまり良い状態じゃない中でスタートして、最初は戸惑ったりもしたんですが、うまくみんなと連係とりながら、試合の流れを見てプレーできたので、再開に向けていい準備ができているんじゃないかなと思います」

 この日、左サイドハーフとしてプレーしたという荒木の説明によれば、上田綺世との連係で最後はGKと1対1の状況になり、「冷静に決められた」。

 ゲーム自体が非公開のため、どんなメンバーでプレーしたかは不明ながら、選手たちの言葉はいずれも前向きだ。

 残り3週間で、どこまでチームとして完成度を高められるか。頭の中で整理した戦術と実際のプレーを結びつける作業を注力し、7月4日の再開に備えるーー。





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