
日刊鹿島アントラーズニュース
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2024年4月27日土曜日
◆異国スイスで1年目、“小柄”な25歳日本人DFが1対1で打ち勝つ理由「自分は背も高くない」【現地発コラム】(FOOTBALLZONE)

鹿島からスイスの名門に加入したDF常本佳吾は主力として活躍
鹿島アントラーズで活躍していたDF常本佳吾が移籍を決断したのが2023年の夏。新天地はスイスのジュネーブに居を構えるセルヴェットFCだ。もともとはリーグ優勝回数17回を数えるなどスイスきっての強豪として名をはせたクラブでありながら、2000年代にオーナーの放漫経営が原因で破産へ追い込まれ、リスタートを余儀なくされるという黒歴史を持つ。
ここ最近は健全経営で若手中心にフレッシュなサッカーを展開し、少しずつその地力を取り戻している。昨季は2位でフィニッシュするなど、スイス国内においてまたその立ち位置を確保しつつある。そんな上昇気流に乗っているクラブで常本はどんなプレーを見せているのだろうか?
セルヴェットFC会長のティエリー・レゲナスは常本の加入について、「テクニックに優れたクオリティーの高い選手だ。向上心も豊かで、すぐにチームにとって重要な存在になってくれると確信しているよ」と高い期待を寄せていた。
実際に開幕のグラスホッパー戦から早速スタメンで起用されるなど、上々のスタートを切る。8月に負った怪我の影響で2か月間プレーできない時期を余儀なくされたが、10月の第9節ローザンヌ戦でスタメン復帰を果たすと、そこからイエロー累積で出場停止だった1試合を除き全試合でスタメン出場している。
スイスリーグのレギュラーシーズン33節終了時で出場は26試合3アシスト。ヨーロッパリーグで4試合、カンファレンスリーグでも4試合に出場と着実に経験を積み重ねている。
取材に訪れた32節バーゼル戦でも右サイドバックとしてフル出場し、キレのある動きと相手との巧みな駆け引きで攻守に起点となる動きを次々に見せていた。
欧州移籍をした日本人選手の多くは1対1での対応に苦労する。相手に当たるべきタイミングと残るべき状況が日本のそれとは違うために、一瞬躊躇してしまったり、あるいは勇み足になってしまったり。思うように自分のリズムで動けずにそれで調子を崩す選手も少なくはない。
常本はどうだろう。バーゼルの長身選手相手にヘディングで競り合うシーンも幾度かあったが、飛び上がるタイミングを調整したり、ポジショニングで相手より優位に立ったりという駆け引きを丁寧にしながら、優勢的に1対1を進めている印象を受けた。
「スイスリーグというか、ヨーロッパは全体的にでかい選手が多いし、ウイングでも速くてでかい選手が多い。自分は背も高くないので、体を当てるタイミングだったり、工夫しながらやっています。でも全勝でもないですし、もっとそこは磨いていかないといけないなと」
自身が振り返るように、オープンな状態での1対1ですべて突破を防げたわけではない。カウンターで迫ってくる相手を止めきれずに、危ういところへ運ばれるシーンもある。だが、味方とも絶えず声を掛け合いながら守備位置を修正したり、連係して守ったりする動きがたくさん見られていたのはポジティブな要素だろう。
セルヴェットFCはバーゼル戦前の段階でリーグ2位。ただ直近の公式戦では5試合連続未勝利と少し調子を崩していた。スッキリと勝利してまた勢いを取り戻したいところだったが、残念ながらこの日も1-2で落としてしまう。
「チームとして3連敗していて、勝ちが続いてない中で、何か個人としてきっかけになれるアシストだったり、ゴールに関わるプレーだったり、1点を守れるシーンだったり。そういうところを自分が作っていかないと、誰かが作っていかないと変わらないと思って。それが自分になれるように取り組んでますが、なかなかアシストもつかなくて、ちょっと苦しい展開が続いていますけど。でも今まだ3位で、あとカップ戦も残っているので(準決勝進出)。下を向いていてもしょうがない」
オフェンス面ではビルドアップからのパスワーク、ハーフスペースにうまく顔を出してパスを引き出したり、インサイドラップからゴール前に出没したりと、攻撃に変化をもたらしていた。惜しいクロスもあったし、前半38分にはこぼれ球を拾って右足で強烈なミドルシュートも放った。ゴールマウスをかすめて外れていったシュートを見て、アウェーまで駆けつけていたファンが膝から崩れ落ちていたのが目に飛び込んできた。
「危ないボール、危険なボールっていうのは入れられるようになったなというふうには感じています。けど、そこから得点というところが。練習はかなりしていますけど(笑)。もっとしていかなきゃいけないなと感じます」
攻守にわたる献身的なプレーでプラスアルファをもたらし、チームを勝利へと導く活躍を目指す。
(中野吉之伴 / Kichinosuke Nakano)
◆異国スイスで1年目、“小柄”な25歳日本人DFが1対1で打ち勝つ理由「自分は背も高くない」【現地発コラム】(FOOTBALLZONE)

◆U-23日本エースを決勝Gへ導く「スーパー」な存在 荒木遼太郎にファン脱帽「必要だった」(FOOTBALLZONE)

細谷のゴールをお膳立て
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は4月25日、パリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップ(杯)準々決勝でカタールと対戦。延長戦の末4-2で勝利を手にした。決勝ゴールを演出した途中出場のFW荒木遼太郎には、貢献度を称える声が相次いでいる。
今大会は16チームを4組に分けたグループリーグを実施して各組の2位以上が準々決勝に進出。パリ五輪へは3位以内のチームが出場権を獲得し、4位のチームはギニアとの大陸間プレーオフに回る。日本はグループリーグ2勝1敗でB組2位となり、決勝トーナメント初戦で開催国カタール(A組1位)と対戦した。
電光石火の先制弾を奪ったのは日本。前半2分、MF山田楓喜のカットイン弾が見事に決まる。しかし同24分にセットプレーからカタール19歳FWアハメド・アル・ラウィに同点弾を献上。激しい戦いのなかで、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の活躍するシーンも。FW細谷真大との接触の場面で前半41分、VARが介入し相手GKユスフ・アブドゥラーが腹部へキックを見舞ったプレーに対しレッドカードが提示され退場となる。
数的優位となった日本だったが、後半4分にセットプレーから再び失点。MFジャッセム・ガーベルに決められカタールに一時勝ち越しを許したものの、同22分にコーナーキックからDF木村誠二が同点ゴールを奪い、2-2で延長戦に突入した。
すると延長前半11分、途中出場の荒木がエリア手前の中間ポジションで縦パスを受ける。振り向きざまに細谷へパスを送ると、上手くトラップで相手を出し抜きエースが決勝ゴールを挙げた。延長後半7分にはFW内野航太郎にも得点が生まれ、日本は4-2でカタールを下している。
荒木が出場したのは後半アディショナルタイム6分。90分で考えれば残り少ない時間帯での投入だったが、所属するFC東京(鹿島アントラーズからレンタル中)でここまでJ1リーグ6戦5ゴールの男への期待感は高かった。
クラブの公式X(旧ツイッター)では投入後「ヒーローになれ!!」とエールを送っていたなか、見事延長戦でアシストを披露した荒木に対し「スーパー!!!!!」と賛辞を贈る。ファンからも「必要だった」「荒木遼太郎で大正解」「脱帽」「受けた位置、完璧」「ブラボー」と称える声が相次いでいた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
◆U-23日本エースを決勝Gへ導く「スーパー」な存在 荒木遼太郎にファン脱帽「必要だった」(FOOTBALLZONE)

◆上田綺世が今季3ゴール目!! 味方のアクシデントでキックオフ直前急遽先発入り、起用に応える(ゲキサカ)

フェイエノールトのFW上田綺世が24日、エールディビジ第31節のゴー・アヘッド・イーグルス戦で今シーズンの3点目を決めた。
上田は当初ベンチスタートとなっていたが、FWサンティアゴ・ヒメネスがウォーミングアップ中に負傷してリーグ戦9試合ぶりとなる先発入りを果たす。すると2-1で迎えた後半24分、ゴールキックに高いジャンプ力で競り勝って味方にボールを繋ぐ。その流れからディフェンスラインの裏に抜け出すと、細かいボールタッチから右足でゴールネットを揺らした。
第26節以来のゴールを決めた上田は後半33分に交代してピッチを退く。チームはそのまま3-1で勝利し、わずかながらリーグ優勝の望みをつなげている。
◆上田綺世が今季3ゴール目!! 味方のアクシデントでキックオフ直前急遽先発入り、起用に応える(ゲキサカ)

◆28歳になった鹿島FW鈴木優磨 年を重ねても「日が経つのが長く感じる」理由とは(スポニチ)

鹿島のFW鈴木優磨が26日、28歳の誕生日を迎えた。練習場でサポーターに拍手を送られ、ポポヴィッチ監督からも祝福を受けた。「この年になると、年を取るのは全然うれしくないね」と冗談交じりに話したエースは、節目の日に決意を新たにした。
「まず自分たちが積み重ねないといけないことがたくさんある。そっちに目を向けながら、最終的に優勝が待っていればいいかな、という年にしたい」
一般的に、年を取るにつれて時間は短く感じると言われる。だが、鈴木の感覚は違う。「鹿島に帰ってきてから3年目。日が経つのが凄く長く感じる。いろいろ考えて。自分自身もそうだし、チームのことも考える。一年が早く過ぎるとは俺は全く思わなくて。一年一年が凄く重い」。その理由は「タイトルを取れていないというのもある」。18年のACLを最後に遠ざかり、国内は7年連続で無冠。ベルギーから復帰したこの2年間は、重い責任を感じている。中堅の立場になり、背負うものも大きくなった。「でもその分、優勝したときには素晴らしいものが待っていると信じて」。栄光も知る人間として、粉骨砕身の覚悟でいる。
28歳初戦はG大阪(28日、パナスタ)と対戦する。チームは3月9日の町田戦から敵地で4連敗。「アウェーで勝ち点を拾えないと優勝はできない」と表情を引き締めた鈴木は「必ず相手の時間帯が出てくる中で、自分たちから慌てないことが大事」と言葉に力を込めた。自身にとってはプロ1年目にJ1初得点を決めるなど、過去10戦4発と相性抜群の相手。自ら祝砲を上げ、負の連鎖を断ち切る。
◆28歳になった鹿島FW鈴木優磨 年を重ねても「日が経つのが長く感じる」理由とは(スポニチ)

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