日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年3月30日土曜日

◆J1鹿島、30日、敵地で磐田戦 右サイドの攻防鍵(茨城新聞)







明治安田J1第5節第2日は30日、各地で6試合が行われ、6位の鹿島はヤマハスタジアムで16位磐田と対戦する。キックオフは午後3時。通算成績は2勝1分け1敗、勝ち点7。

2週間ぶりのリーグ再開。安西、町田、安部は日本代表の活動から戻っての連戦となる。中断期間中は白崎が練習試合で好パフォーマンスを見せ、小池が期限付き移籍で加入。計算できる戦力がそろってきた。

磐田は今季2分け2敗と低迷している。だが昨季の対戦は2戦2分けだったこともあり、選手は気を引き締めている。土居は「はたから見れば結果が出ていない相手でも、そういう目で見ずにしっかりたたくというのが、現状で必要なこと」とうなずく。

ポイントとなるのは右サイドの攻防だ。磐田のアダイウトンは力強い突破を持ち味とする一方、守備の貢献度は低い。上り調子のレアンドロを生かすようなボール運びができれば、磐田の攻撃力は半減するだろう。大岩監督は「お互い推進力がある選手同士。そこは駆け引きになる。特長とウィークポイントは紙一重。突いていくべきゾーン」と話した。

前節の札幌戦は中盤のスペースを消す守備が機能。磐田戦は相手の陣形が読めない部分もある中、永木は「守備からという意識より、先制点を取ることが大事。前半は堅い展開になると思う」と1点の重みを強調した。(岡田恭平)






◆J1鹿島、30日、敵地で磐田戦 右サイドの攻防鍵(茨城新聞)




◆ブーイングに反論 内田篤人が望むサポとの関係性(ニッカン)






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3月1日の川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ(等々力、1-1の引き分け)で試合後、鹿島の主将DF内田篤人(31)が、ブーイングする一部サポーターに食ってかかる場面があった。

試合後の内田の説明をまとめるとこんな感じだ。

◆(好内容だけに)今日の戦い方に関してああだこうだ言われるのは、ちょっと納得できなかった。

◆アウェーのサポーターが見ている中で自分たちのサポーターにブーイングされたら、『ああ、鹿島うまくいっていないんだな』と思われてもしょうがない。そこは隠してでも次に向かわなきゃ。1個レベルの高い話だけど、そういう関係性を築きたい。

確かに、試合内容はかなり良かった。直近の大分トリニータ戦(2月23日、1-2で敗戦)は内容も含めて惨敗だっただけに、王者川崎Fと好ゲームを展開できたことは、チームにとって明るい材料に見えた。内田が納得いかなかったのもよく分かる。

個人的には「1個上の関係性を築きたい」という発言の方が気になった。選手の口から「サポーターとの関係性を築く」という言葉が聞けるとは思わなかったからだ。選手はサポーターの声援を一方的に「受ける」のみで、その声援のベクトルをより効果的な方向に持っていく、などという発想はないものと思っていた。

◆「サポーターに認めてもらわないと、喜びってないんだよね」

後日、内田本人にあらためてあの場面の真意を聞いてみた。

内田 みんな若いのに頑張っているんだよね。その中でやっぱり、サポーターに認めてもらわないと、喜びってないんだよね、若い選手って特に。勝てなくてブーイングっていうのは分かる。そういう面がないと鹿島が強くならないし、そうやって強くなってきたんだと思う。強くなるためには厳しい目、引き分けでもブーイングされるくらいじゃないと、強くはならないって言うのは分かる。けど、あの状況で若い選手が頑張ったから、やっぱり、認めて欲しいというかね、チームが頑張ったっていうのは分かって欲しい。

「褒めて伸ばす」とでも言うのだろうか。サポーターの声援が選手にもたらす精神的満足度がいかに大きなものかを強調していた。

鹿島というクラブが常勝軍団と呼ばれるのは、常に勝利を求められているからだ、というのは、選手たちも理解している。それでも、いくら「勝って当然」のチームでも、頑張ったことは素直に褒めてほしいのだ。

サポーターもお金を払って試合を見に行っているのだから、勝てないとブーイングしたくなるのも当然だ。ただ、その思いを表現する方法は他にもある。厳しい言葉をかけることだけが「愛のムチ」ではない。時には、結果が全ての世界でプレッシャーと戦う選手たちだからこそ、優しく寄り添うことも必要なのかもしれない。

また、内田はこうも言った。

内田 サポーターの声がちゃんと届いて俺らに響いているよ、一方通行じゃないよ、っていうのは分かってもらえたら。勝っていようが負けていようが、ブーイングも喜ぶのも、選手とサポーター別っていうのがいちばん寂しい。一緒に戦っているんだから、いいときも悪いときもあるけど、それをちゃんと俺らも受け取っている。

試合当日も「平日アウェーに来てくれてありがたい」「本当に感謝している」と繰り返していた内田。選手とサポーターの幸福な関係性は、こうした小さな衝突を繰り返しながら築き上げられていくのだろう。【杉山理紗】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「サッカー現場発」)

◆杉山理紗(すぎやま・りさ)1993年(平5)10月4日生まれ、岐阜県出身。入社3年目、19年鹿島担当。リフティング最高記録4回。




◆ブーイングに反論 内田篤人が望むサポとの関係性(ニッカン)





◆鹿島安西「大丈夫」代表戦から中3日で磐田戦先発へ(ニッカン)






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鹿島アントラーズの日本代表DF安西幸輝(23)が、国際親善試合キリンチャレンジ杯対ボリビア戦から中3日で、チームのリーグ戦に先発出場することが濃厚となった。

30日の磐田戦(ヤマハ)でスタメン予定。連戦が続くが「代表選手はみんな連戦続き。中3日あれば大丈夫」と涼しい顔で話した。

初めての日本代表では「スピード感の違い」を感じた。Jリーグのゲームではボールが落ち着くポイントがあり、セットしてから攻撃に入るが、代表クラスになると対戦相手も含めて、相手がセットしていない状態で前に行くスピードが速いという。サイドバックの選手として「後ろもオーガナイズしてそれについていかないといけないので大変」と安西。世界レベルを肌で感じた。

それでも、「Jリーグと代表が違うと分かった上で、代表でやってきたスピード感を出そうといきなりやったらチームに迷惑がかかるし、それを出すことによってエゴが生まれる。そういうのは1回捨てて、鹿島の勝利のためにやれることをまず1つずつやる」。持ち前の運動量で、チームのために走り続ける。




◆鹿島安西「大丈夫」代表戦から中3日で磐田戦先発へ(ニッカン)






◆鹿島・安西 30日の磐田戦で先発へ ボリビア戦から中3日も「大丈夫です」(スポニチ)






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 日本代表の活動を終えて鹿島に戻ったDF安西幸輝(23)が、30日の磐田戦で先発することが濃厚となった。ボリビア戦から中3日。タイトな日程だが、鹿島で過密日程に慣れており「中3日あったら(コンディションは)大丈夫です」と涼しい顔を浮かべた。
 初選出された日本代表ではコロンビア戦に途中出場し、ボリビア戦で先発出場。持ち味のアグレッシブな攻撃参加や激しい上下動をこなす運動量には自信を深めた一方で、「もっとやらなきゃいけないという危機感もある。そこを埋められるように意識してやりたい」と向上心が生まれた。

 磐田は今季未勝利で16位に沈んでいるが、地力のあるチーム。守備では「サイドハーフのアダイウトン選手の推進力を生かす攻撃が多いと思うのでそこに気をつけたい」と語り、攻撃では「先制点」をカギに掲げる。

 「まずは守備からしっかり対人の選手に負けないことを意識したい。攻撃は自然とボールが出てくると思うし、そんなに気負わず、中としっかりコミュニケーション取って、アシストやゴールができればいい」。湘南戦のゴール、札幌戦のアシストに続く、Jリーグ3試合連続となる得点への貢献も描いた。


◆鹿島・安西 30日の磐田戦で先発へ ボリビア戦から中3日も「大丈夫です」(スポニチ)


◆【J1展望】磐田×鹿島|宿敵を下して浮上のキッカケを掴めるか?磐田は森谷、鹿島は小池が先発へ(サッカーダイジェスト)






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J1リーグ5節
ジュビロ磐田―鹿島アントラーズ
3月30日(土)/15:00/ヤマハスタジアム
ジュビロ磐田
今季成績(4節終了時):16位 勝点2 0勝2分2敗 2得点・4失点
【最新チーム事情】
●森谷が練習に完全合流。初先発なるか。
●ルクセンブルグ代表戦から帰ってきたロドリゲスはコンディションが整わずベンチか。
●24日の岐阜、藤枝との練習試合はいずれも勝利。荒木や小川航らがゴールを挙げた。

【担当記者の視点】
 失点は1試合平均1点に止まっているが、得点は4試合で2ゴール。昨季から続く得点力不足を踏まえ、名波監督はトレーニングの時間を攻撃に割いている。この中断期も、選手たちはお互いの動き方や縦パスの連係などを確認し、自分たちの形の構築を急いできた。

 いまだ勝利がない磐田にとって、往年の宿敵にして強敵の鹿島をホームに迎える今節は、浮上のキッカケを掴む大きなチャンスと言える。名波監督は「(攻守の)切り替えの速いチームなのでそこで負けないことと五分五分のボールをいかにマイボールにするかがポイントとなる」と語る。ACL覇者を倒しての勝利は、勝点3以上のものをチームにもたらすはず。磐田にとって、今季の分岐点となる試合だ。


鹿島――“過去3戦”はいずれもドロー決着。

鹿島アントラーズ
今季成績(4節終了時):5位 勝点7 2勝1分1敗 6得点・4失点
【最新チーム事情】
●24日の水戸との練習試合は、金森の得点で1-1の引き分け。      
●26日、ベルギー1部のシント=トロイデンからDF小池裕太が期限付き移籍で加入。
●昨年引退した小笠原満男氏に、クラブから功労賞の授与が決定した。

【担当記者の視点】
 大岩監督にとって磐田の名波監督は、清水商高時代の同級生であり、ともに指導者になっても「負けたくはない」と互いに意識し合う相手だ。過去3戦はいずれも引き分けているが、スロースタートの磐田相手に勝利し、今後に勢いをつけたいところ。
 日本代表でチームを離れていた安西に代わり、中断期間中に加入した小池が左SBに入る可能性が浮上。また、韓国代表のチョン・スンヒョンが右ハムストリング損傷により離脱し、代わってU-22代表の町田がCBの一角として出場濃厚だ。町田は「鹿島で試合に出て(U-22代表で)評価されている。今後もしっかりとプレーし、継続していきたい」とクラブでの活躍を誓った。


◆【J1展望】磐田×鹿島|宿敵を下して浮上のキッカケを掴めるか?磐田は森谷、鹿島は小池が先発へ(サッカーダイジェスト)





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