AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は13日、各地で開幕し、1日目に登場したJリーグ勢の川崎フロンターレと柏レイソルはいずれも敗れた。現行制度となった2006年以降、大半の優勝チームが白星発進を果たしているものの、14年のウエスタン・シドニー(豪州)を始め、初戦で勝ち点を落としながら頂点まで上り詰めたチームもあった。
前回優勝枠のアル・イテハド(サウジアラビア)が連覇を果たした05年を経て、現行制度の06年からは延べ13大会のアジア王者が生まれた。それらのうち07年と17年の浦和レッズを含む、9大会のチャンピオンが初戦で勝ち点3を獲得している。
その一方、ウエスタン・シドニーは14年2月26日、蔚山現代(韓国)との初戦に1-3で敗れ、黒星スタートとなった。しかし、その後は第4節の川崎フロンターレ戦に敗れたのみで、4勝2敗でグループ1位通過を果たした。
決勝トーナメントでは、ラウンド16のサンフレッチェ広島戦、準々決勝の広州恒大(中国)戦をアウェーゴール差で勝ち抜くと、準決勝のFCソウル(韓国)戦、決勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)戦に無得点勝利。見事に初優勝をもぎとった。
さらに、初戦で引き分けとなった3チームも優勝を経験。第1節のチョンブリFC(タイ)戦を1-1で終えた08年のガンバ大阪を始め、09年の浦項スティーラーズ(韓国)、11年のアル・サッド(カタール)が頂点に立っている。
ACL初戦1日目、Jリーグ勢がそろって敗戦…しかし、過去には開幕黒星から優勝チームも