日刊鹿島アントラーズニュース

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2017年4月27日木曜日

◆初めて本田圭佑を見た時と似た衝撃。 鹿島の新人・安部裕葵にピンときた(Sportiva)


シーズン序盤で見つけた「オッ」と思った選手(1)
FW安部裕葵(鹿島アントラーズ)

「オッ」と思わせる若手に遭遇することは、観戦の醍醐味のひとつだが、Jリーグには期待しにくい。無いものねだりになりつつあることも事実。かつてゴロゴロ存在したものは、いつのまにか激減。枯渇した状態にある。

 日本サッカー界最大の問題と言えるが、よって、発見した瞬間の感激は大きい。天然記念物のような貴重な人材。鹿島アントラーズのFW安部裕葵(あべ・ひろき/18歳)を見た瞬間、まさにそう感じた。



 4月1日、J1第5節。安部の投入は、FWペドロ・ジュニオールとの交代で、時間は後半29分。スコアは0−0だった。

 相手は最下位の大宮アルディージャ。鹿島にとっては、アウェーとはいえ、絶対に負けられない戦いだった。にもかかわらず、石井正忠監督は瀬戸内高校を卒業したばかりの高卒ルーキーを、いきなりピッチに送り込んだ。期待のほどがうかがい知れるというものだ。

 その1、2分後だった。安部はMF土居聖真に、意外なタイミングでラストパスを配球。即興的ながら企画力、発想力に富んだショートパスをラストパスとしたのだ。

 結果的に土居のシュートは入らなかった。土居がゴールを決めたのはその数分後。アシストはFW鈴木優磨から送られた縦パスだった。
 クリスティアーノ・ロナウドのゴールパフォーマンスをすることでも知られる鈴木も、将来が期待される若手。メディアは決勝ゴールをアシストした彼にスポットを当てた。

 だが、こちらの目は安部のほうによりピンときた。何と言っても、魅力的に見えるのは、相手と対峙したときの面構えだ。「蛇とカエル」の関係でいう蛇。171cmの小兵ながら、カエルを威圧するかのようなふてぶてしさ、偉そうな態度を見て閃(ひらめ)いたのだ。

 この選手はいける。相手をこうした目で威嚇できる選手は必ず伸びる、と。

 Jリーグで2試合目の出場を果たしたのは、4月22日のジュビロ磐田戦。今度はスタメンだった。なんとかしてやろうと、デビュー戦同様、立派な面構えで磐田に立ち向かった。しかし、プレーは空振り。安部は前半で交代の憂き目に遭った。

 磐田の中村俊輔の活躍もあり、鹿島が磐田に0-3で敗れた試合だ。安部を先発で起用した弊害が露呈した一戦と言ってもいい。

 大宮戦と磐田戦。違いは起用されたポジションにあった。大宮戦が2トップの一角だったのに対し、磐田戦は左サイドハーフ。選手に多機能性を求める石井監督ならではの起用法だが、安部は要求を十分消化できなかった。前半、左サイドが機能しなかったことが、敗因のひとつになっていた。
 前半45分でベンチに下がった安部だが、面構えは最後まで立派だった。最後まで「やってやるぞ!」という雰囲気を漂わせながら、前向きにプレーした。

 雰囲気があるのだ、プレーに。安部にあって他の一般的な若手にない要素はこれ。そして、安部には実行力がある。本田圭佑を初めて見たときに似た感覚に襲われる。同年代の選手の中ではピカイチだと思う。

 だが、5月末から韓国で開催されるU-20W杯の日本代表メンバーに彼の名前はない。選出された過去もない。どうやら、内山篤監督のお眼鏡には、適っていないようである。

 大事な局面で使ったり、多機能性を育もうとサイドハーフで使ったり、高い期待値を寄せる石井監督とは、見解が異なる様子だ。もっとも、U−20日本チームに選ばれず、大会に出なければ、その分、鹿島で出場する機会は巡ってくる。むしろ、こちらで揉まれたほうが伸びるのではないかと思う。

 年代別の代表チームから漏れても、その後、大きく成長した選手はいくらでもいる。わかりやすい例では長谷部誠だ。

 2004年アテネ五輪に臨むチームに彼は選ばれなかった。惜しくもというより、最初から構想外のような扱いを受けていた。日本チームには痛手になったが、長谷部には励みになった――とは、こちらの勝手な解釈だが、見るからに向こうっ気の強そうな安部の場合も、そうなる可能性は高いと踏む。

 言い換えれば、高校総体の優秀選手に選ばれたにすぎない選手をスカウトし、獲得するや、新年度の初日(4月1日)から試合に使う鹿島に感心する。強さの片鱗を見る気がする。安部裕葵選手の今後の成長を見守りたい。

https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/football/jleague_other/2017/04/26/___split_53/

◆内田篤人が放出候補?シャルケが不振で今夏に人員整理と独誌報道(ゲキサカ)




 シャルケに所属するDF内田篤人が、今夏に放出される可能性があると、ドイツ誌『ビルト』が報じている。

 内田は今シーズン、長く続いていたケガから復帰し、昨年12月にヨーロッパリーグのザルツブルク戦で1年9カ月ぶりとなる公式戦出場を果たした。4月16日に行われたブンデスリーガ第29節のダルムシュタット戦ではベンチに入り、復帰が期待された。しかし、出場機会は得られず、完全復活には至っていない。

 シャルケは2016-17シーズン、開幕5連敗を喫するなどスタートダッシュに失敗。直後に7試合連続無敗(5勝2分け)を記録するなど持ち直したが、勢いを継続することはできず、第30節を終えた時点で11位に位置している。欧州のカップ戦出場権を獲得する可能性も消滅したため、メンバー編成が見直されると見られている。

 同誌によると、シャルケは適切なオファーを受け取れば、内田を放出する構えがあるという。他にはフランコ・ディ・サントも放出候補で、デニス・アオゴら数人の選手とは契約延長が行われない見込み。また、セアド・コラシナツはアーセナルへの移籍がうわさされていて、今夏にチームを去る可能性が高いようだ。

 なお、シャルケと内田の契約期間は2018年6月までとなっている。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?214699-214699-fl

◆【鹿島】エース金崎が2発!1次リーグ突破「ゴールできたのは自分にとっても良かった」(報知)




 ◆AFCアジアチャンピオンズリーグ第5戦 ▽E組 蔚山現代0―4鹿島(26日・蔚山文殊サッカー競技場)

 E組の鹿島(Jリーグ1位)はアウェーで蔚山現代(韓国L4位)と戦い、FW金崎夢生(28)の2得点で4―0と快勝した。

 FW金崎が1次リーグ突破への道を切り開いた。0―0の後半7分。味方のシュートを相手GKがはじいた所に走り込み、右足で先制点を押し込んだ。同22分には相手のバックパスを追い、GKのキックミスを誘発。そのままボールを拾い、右足でゴール上のネットを豪快に揺らした。「相手のミスもあったけど、ゴールできたのは自分にとっても良かった」と胸を張った。

 リーグ磐田戦(22日・カシマ)で相手GKと交錯し、股間に裂傷を負った。経験のない負傷。不安もあり、鹿嶋市内の病院で検査を受けた。ピッチでは影響を感じさせず、アウェーで2得点。エースの仕事を果たした。「前半はあまり良い形ができなかったけど、90分を通して戦う姿勢じゃないけど、そういうのを出せたのは良かった」。今大会アウェー初勝利に導いた。

 試合終了から約2時間後、首位ムアントンがブリスベンに3―0で勝利。1試合を残して鹿島の1次リーグ突破が決まった。敗れれば自力突破が消滅する可能性さえある重圧の中で4得点の快勝。悲願のアジア初制覇へ向け、第一関門を突破した。「日本勢はなかなかACL王者になれていない。ACL王者になってクラブW杯に出ることが我々の夢。そこに向かってしっかりやっていきたい」と石井正忠監督(50)。金崎も「こういう試合が続けてできるように頑張りたい」と先を見据えた。

http://www.hochi.co.jp/soccer/national/20170427-OHT1T50061.html

◆鹿島4発大勝!エース金崎2発「しっかり得点できたのは大きい」(スポニチ)


ACL1次リーグE組   鹿島4―0蔚山 ( 2017年4月26日    蔚山 )


 手負いのエースが、負ければ敗退の蔚山にとどめを刺した。0―0で迎えた後半7分、FW金崎はゴール前に詰め、MF土居のシュートのこぼれ球を落ち着いて右足で流し込んだ。ゴールラッシュの始まりだった。

 2―0の22分にはGKにプレッシャーを掛けてゴール左でボールを奪い、右足で追加点。「相手のミスあってのゴールでしたが、しっかり得点できたのは自分にとって大きい」。2月21日のホーム戦を含め、蔚山相手に計3発。インタビューでは白い歯をこぼした。

 0―3で完敗した22日のJ1磐田戦で相手GKと接触。左脚の付け根付近から急所にかけてを裂傷していた。クラブのクリニックで診療を受け、中3日で迎えたこの日。「90分間通して戦う姿勢を出せたのが一番良かった」。後半31分にFW鈴木と交代するまで、原点に立ち返ったチームの中心で走り回った。

 右足首に慢性的な痛みがあり、離脱することも多い今季。それでも出た試合では結果を残すのが金崎だ。「こういう試合がもっとできるように頑張りたい」。11年以来、5度目の決勝トーナメント進出を決めた鹿島のエースは、さらなる高みを見据えた。

http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/04/27/kiji/20170427s00002181005000c.html



◆鹿島、敵地で4発!金崎が点火「ホームでもっといい姿を」/ACL(サンスポ)


2得点の金崎。負ければ敗退の危機をエースが救った (共同)

 アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグE組第5戦(26日、蔚山0-4鹿島、蔚山)一気にギアを変えた。ACL優勝経験のある蔚山を後半の4ゴールで粉砕。アウェー戦での価値ある初勝利に石井監督が胸を張った。

 「プレッシャーをかけ続け、ミスを誘って得点できた。タフに戦ってくれた成果だ」

 0-0で迎えたハーフタイム。ロッカールームでDF昌子が「俺たちは勝ちに来た。本気の姿勢を見せよう」と訴えた。後半、果敢に前へ出る厳しいプレスで相手を圧倒。同7分、GKがはじいたこぼれ球をFW金崎が押し込んだ。2分後には高い位置でミスパスを奪い、FWペドロジュニオールが加点。さらにGKのミスキックを逃さず金崎がこの日2点目を決め、相手の戦意を完全にくじいた。

 ブリスベン(豪州)が敗れ、最終戦で3、4位のチームに抜かれる可能性が消え、浦和に続いて6年ぶりの決勝T進出が決定。本拠にムアントンを迎える最終戦に勝てば1位で1次リーグを通過する。金崎は「ホームでもっといい姿を見せられるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。

http://www.sanspo.com/soccer/news/20170427/jle17042705020008-n1.html

◆鹿島ACLで今季初アウェー勝利 エース金崎2発(ニッカン)




<ACL:蔚山0-4鹿島>◇1次リーグE組◇26日◇蔚山

 E組の鹿島アントラーズは、エースFW金崎夢生(28)の2得点などで4-0と快勝した。

 今大会のアウェー初勝利で、3勝2敗の勝ち点9とし金崎は「90分通して戦う姿勢は出せて良かった。相手のミスもあってのゴールでしたけれど、自分にとっても大きい。アウェーで勝てない中で結果も出ましたし、こういう試合がもっとできるように頑張りたい」。1得点1アシストだった2月21日の蔚山戦(カシマ)に続くプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝き、笑顔を見せた。

 22日のリーグ、ジュビロ磐田戦の3失点完封負けから中3日。先発はGKクォン・スンテ(32)、MFレオ・シルバ(31)、FWペドロ・ジュニオール(30)の3人を入れ替えて起用した。前半はシュート2本と重苦しい雰囲気が続いた。だが、後半7分にMF土居聖真(24)のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を、金崎が落ち着いて右足で押し込むと、一気に流れを引き寄せた。

 同9分には相手のパスミスを拾ったFWペドロ・ジュニオールがドリブルでゴール前に迫ると、左足で蹴りこみ加点。同22分には相手GKのクリアミスを奪った金崎が右足で豪快にネットを揺らした。終了間際にはMFレオ・シルバが右足でミドルシュートを決めてガッツポーズ。同日に行われる同組首位ムアントン(ムアントン)が、最下位ブリスベン(オーストラリア)に引き分け以上で、6年ぶりの決勝トーナメント進出が決まる状況をつかみとった。

 5月10日の最終節では敵地で1-2と敗れたムアントンとホームで対戦する。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1813858.html

◆鹿島6年ぶり決勝T「アウェーで結果出た」金崎2発(ニッカン)




<ACL:蔚山0-4鹿島>◇1次リーグE組◇26日◇蔚山

 鹿島アントラーズは、エースFW金崎夢生(28)の2得点などで4-0と快勝した。

 今大会のアウェー初勝利で、3勝2敗の勝ち点9。同組首位ムアントン(タイ)が3-0でブリスベン(オーストラリア)に勝ったことにより、鹿島の2位以内が確定。11年以来、6年ぶりの決勝トーナメント進出が決まった。

 金崎は「90分通して戦う姿勢は出せて良かった。相手のミスもあってのゴールでしたけれど、自分にとっても大きい。アウェーで勝てない中で結果も出ましたし、こういう試合がもっとできるように頑張りたい」。1得点1アシストだった2月21日の蔚山戦(カシマ)に続くプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝き、笑顔を見せた。

 22日のリーグ、ジュビロ磐田戦の3失点完封負けから中3日。先発はGKクォン・スンテ(32)、MFレオ・シルバ(31)、FWペドロ・ジュニオール(30)の3人を入れ替えて起用した。前半はシュート2本と重苦しい雰囲気が続いた。だが、後半7分にMF土居聖真(24)のシュートを相手GKがはじいたこぼれ球を、金崎が落ち着いて右足で押し込むと、一気に流れを引き寄せた。

 同9分には相手のパスミスを拾ったFWペドロ・ジュニオールがドリブルでゴール前に迫ると、左足で蹴りこみ加点。同22分には相手GKのクリアミスを奪った金崎が右足で豪快にネットを揺らした。終了間際にはMFレオ・シルバが右足でミドルシュートを決めてガッツポーズ。今季新加入の外国人も、エースに続いた。

 5月10日の最終節では敵地で1-2と敗れたムアントンとホームで対戦する。勝てば1位突破も決まる。

http://www.nikkansports.com/soccer/news/1813887.html

◆鹿島の金崎、敵地で2得点「戦う姿勢を出せた」…ACL決勝Tへ前進(サッカーキング)


金崎夢生

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017グループステージ(GS)第5節が26日に行われ、蔚山現代(韓国)と鹿島アントラーズ(日本)が対戦。鹿島が敵地で4-0と快勝し、決勝トーナメント進出へ前進した。

 先制点を含む2ゴールを挙げ、勝利の立役者となった鹿島FW金崎夢生が、試合後にインタビューに応じた。

 金崎は52分、MF土居聖真のシュートが相手GKに弾かれたところに詰めて先制点を記録。67分には相手GKのミスを突いてボールを奪い、右足シュートでチーム3点目を決めた。

 金崎は「90分を通して戦う姿勢を出せたことが良かったと思います。相手のミスもあってのゴールだったけど、しっかりと得点を決められたことは自分にとっても大きいです」と手応えを示し、次のように続けた。

「(ACLの)アウェイでなかなか勝てない中でもサポーターが来てくれて、結果を出すことができました。試合は続きますけど、こういう試合をできるように頑張っていきたいです」

 決勝トーナメント進出へ前進した鹿島はグループステージ最終節で、5月10日にムアントン・ユナイテッド(タイ)をホームに迎える。公式戦次戦は30日、明治安田生命J1リーグ第9節でサガン鳥栖とのホームゲームに臨む。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20170426/580702.html?cx_cat=page1

◆鹿島の決勝T進出が決定!!最終節はムアントンと1位通過かけた直接対決に(ゲキサカ)




 鹿島アントラーズの決勝トーナメント進出が決定した。

 26日に行ったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の第5節で、E組2位の鹿島は敵地で蔚山現代(韓国)に4-0で大勝。勝ち点を9に伸ばした。

 そして首位のムアントン・ユナイテッド(タイ)はホームでブリスベン・ロアー(オーストラリア)と対戦。前半37分にFWシスコ・ヒメネスのゴールで先制すると、後半38分にはMFチャナティップのゴールで加点。後半44分にもFWティーラシル・ダンダがダメ押し点を決めて、3-0で勝利し、勝ち点を11に伸ばした。

 この結果、勝ち点4のままの蔚山と同3のブリスベンが鹿島を上回る可能性がなくなり、ムアントンと鹿島の決勝トーナメント進出が決まった。

 首位ムアントンと2位鹿島は勝ち点差2で最終節に向かうことになった。5月10日の最終節では、カシマスタジアムで直接対決を行い、順位を決定する。

 決勝トーナメントに進んだ場合、E組は川崎フロンターレが戦うG組の上位と対戦する。

http://web.gekisaka.jp/news/detail/?214703-214703-fl

◆鹿島、6年ぶりにACL決勝T進出! 1試合残してE組2位以上確定(サッカーキング)


鹿島アントラーズ

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017グループステージ(GS)第5節が26日に行われ、鹿島アントラーズのグループステージ突破が決まった。

 鹿島は日本時間19時30分キックオフの一戦で、蔚山現代(韓国)とアウェイで対戦。4-0と快勝し、勝ち点を「9」に伸ばした。そして同21時30分からはムアントン・ユナイテッド(タイ)とブリスベン・ロアー(オーストラリア)が対戦。第4節を終えて勝ち点「8」でグループE首位に立つムアントンが引き分け以上の結果を残せば、鹿島とともに決勝トーナメント進出が決まるという状況だった。

 そしてムアントンは、ブリスベンに3-0で勝利。クラブ史上初のグループステージ突破を決めた。そして同時に、鹿島の決勝トーナメント進出も決定。鹿島は2011年以来、6年ぶりにラウンド16に駒を進めることとなった。

 なお、グループEは勝ち点「11」のムアントンが首位で、鹿島は同「9」の2位。両クラブが決勝トーナメント進出を決め、蔚山とブリスベンは勝ち点「4」で敗退が決まった。

 鹿島は5月10日のグループステージ最終節でムアントンと対戦。勝てばグループEを首位で通過することとなる。

https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20170426/580705.html?cx_cat=page1


◆鹿島、相手のミス逃さず敵地で4発快勝。ACLグループ突破に王手(フットボールチャンネル)


鹿島アントラーズ

【蔚山現代 0-4 鹿島アントラーズ ACL 第5節】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループEの第5節が26日に開催され、鹿島アントラーズはアウェイで韓国の蔚山現代と対戦した。

 鹿島はここまで2勝2敗の勝ち点6でグループの2位。勝てばグループステージ突破に王手をかけることができるが、敗れるようなら蔚山に勝ち点でも抜かれて一気に苦境に追い込まれるという重要な一戦だった。

 前半を0-0で折り返した鹿島は、後半立ち上がりの52分に待望の先制ゴールを奪うことに成功する。相手のミスでボールを奪い、土居が放ったシュートは相手GKに阻まれたものの、ゴール前にこぼれたボールを金崎が押し込んでアウェイで先手を取った。

 さらにそのわずか2分後、元清水のイ・キジェのミスにより再び相手陣内で鹿島ボールに。ドリブルで持ち込んだペドロ・ジュニオールが自ら豪快なシュートを突き刺し、鹿島が連続ゴールで2点のリードを奪う。

 67分にはまたしても相手のミスを逃さない。蔚山の元韓国代表GKキム・ヨンデがバックパスの処理を誤り、詰めていた金崎がボールを奪うと、そのまま自身2点目のゴールを蹴り込みスコアを3-0とした。

 終了間際にもレオ・シルバが4点目を加え、アウェイで快勝を収めた鹿島は決勝トーナメント進出へ大きく前進。同グループのもう1試合の結果次第で、今節にも突破が決まる可能性もある。

【得点者】
52分 0-1 金崎夢生(鹿島)
54分 0-2 ペドロ・ジュニオール(鹿島)
67分 0-3 金崎夢生(鹿島)
90分 0-4 レオ・シルバ(鹿島)

【了】

https://www.footballchannel.jp/2017/04/26/post208550/

◆アジアCL 1次リーグ 鹿島4発快勝(茨城新聞)


浦和、決勝T進出

鹿島-蔚山 後半、ゴールを決めペドロジュニオール(中央)らに祝福される鹿島・金崎(右)=蔚山(共同)

サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は26日、各地で1次リーグ第5戦を行い、E組の鹿島は韓国で同国の蔚山と対戦し、4-0で快勝した。通算成績は3勝2敗、勝ち点は9。

鹿島は前半、相手の厳しい守備に攻めあぐねたが、後半は前線からの積極的な守備が機能。金崎の2得点を含む4ゴールを奪った。

鹿島の1次リーグ最終戦は5月10日にあり、ホームでムアントン(タイ)と対戦する。

F組首位の浦和はホームでウェスタンシドニー(オーストラリア)を6-1で下した。4勝1敗の勝ち点12で2位以内を確保し、2年連続で16強による決勝トーナメント進出を決めた。

http://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=14932214255337

◆AFCチャンピオンズリーグ2017 グループステージ 第5節(オフィシャル)


ACL第5節 vs蔚山現代FC

鹿島、ACL決勝T進出へ前進!金崎の2発、ペドロとレオのゴールで蔚山現代FCを粉砕!

鹿島がアウェイでゴールラッシュを見せた。AFCチャンピオンズリーグのグループステージ第5節、韓国の蔚山現代FCとアウェイで対戦すると、スコアレスで迎えた後半に金崎が均衡を破り、ペドロ ジュニオールが2分後に追加点を挙げて優位に立つ。さらに金崎の2点目、レオ シルバの強烈なミドルシュートも決まって、4-0と快勝。5試合を終えて3勝2敗とし、勝ち点を9に伸ばしてグループE突破へ大きく前進した。

鹿島は22日、J1第8節で磐田に0-3と完封負け。カシマスタジアムにライバルを迎えた伝統の一戦で屈辱的な惨敗を喫した。聖地に鳴り響いたブーイングを聞いた昌子は「それは仕方ないことだと思う」と、不甲斐なさと悔しさを胸に刻み、次なる戦いへの闘志を燃やしていた。

試合翌日のリカバリートレーニングを経て、24日に韓国へと発ったチームは、蔚山到着初日から練習を行った。25日には試合会場での公式練習に臨み、ピッチの感触を確かめながら最終調整を実施。集中力を高めていった。公式会見に臨んだ石井監督は「勝ち点3を取るために来た。しっかりと3ポイントを取って日本に帰りたい」と不退転の決意を語った。並んで出席したクォン スンテは「優勝のために、選手たちみんなで一緒に頑張っていきたい」と、母国で臨む一戦を前に、ACL制覇への抱負を言葉に並べた。



曇り空に覆われた蔚山。石井監督は磐田戦から先発メンバーを3名入れ替えた。GKにスンテ、ボランチの一角にレオ シルバ、そして前線にペドロ ジュニオールが復帰した。最終ラインは不動の4人、右から西、植田、昌子、山本が並ぶ。ボランチはレオとともに永木が務め、キャプテンマークを巻く。2列目は遠藤と土居の組み合わせで、前線ではペドロとともに金崎がゴールを狙う。そしてベンチには、GKの曽ケ端、伊東、レアンドロ、三竿健斗、21回目の誕生日を迎えた鈴木、金森が並んだ。帯同していた安部も含め、チーム一丸で大一番に臨む。



韓国まで駆け付けた背番号12が、ホームのサポーターに劣らぬ情熱と声量をピッチへと降り注ぐ。アウェイで迎えた大一番、ともに勝利を目指す姿勢を前面に押し出したサポーターの後押しを受け、選手たちはキックオフのホイッスルを聞いた。

開始直後から積極的に攻勢をかけてきたのは蔚山現代FCだった。ボールポゼッション率を高められ、鹿島は我慢の時間帯が続く。7分には右サイドの背後を取られ、ペナルティーエリア右側からシュートを打たれたが、グラウンダーのボールはわずかに枠を逸れた。いきなり肝を冷やすこととなったものの、鹿島は時間を追うごとに落ち着きを取り戻し、ボールキープの時間を増やしていった。







なかなかゴールへと迫れずにいた鹿島は、ペドロと金崎の2トップが両サイドのスペースへ流れてパスを引き出し、起点を作ろうと腐心する。右サイドハーフの遠藤も積極的に最終ラインの背後へと飛び出してゴールを目指したが、なかなかチャンスを作り出すことができなかった。







苦戦を強いられた鹿島、前半最初のシュートは35分だった。敵陣中央でパスを受けた永木が思い切りよく右足を一閃。強烈なミドルシュートは軌道を変化させながら枠を捉えたが、相手GKに弾き出された。それでも、ゲームキャプテンを務めた背番号6が示してみせたゴールへの意識が、試合を少しずつ動かしていく。37分には遠藤のFKから昌子がヘディングシュート。43分にも永木のFKから山本がニアサイドへ飛び込み、頭で逸らしてゴールを狙う。枠を捉えたボールは相手GKの正面を突いたが、得点への予感を漂わせながらハーフタイムを迎えることとなった。



0-0で迎えた後半、鹿島は立ち上がりから積極的にゴールを目指していく。49分、ペナルティーエリア右側でパスを受けた金崎が強引に突破。相手DFとの交錯で倒れ、笛は鳴らなかったものの、蔚山現代FCに脅威を与えた。

そして52分、待望の先制点は背番号33によってもたらされた。ペナルティーエリア左側、最終ラインの背後へ抜け出した土居が右足でファーサイドを狙ったシュートを放つ。相手GKに弾かれたが、そこにしっかりと金崎が詰めていた。1-0。エースが難なく押し込み、歓喜の時を迎えた。





敗れればグループステージ敗退が決まる蔚山現代FCを相手に、アウェイで均衡を破った鹿島。浮き足立つ相手の心理状態を見透かしたかのように、ミスを突いて追加点を奪う。金崎の先制弾から2分後、敵陣でのプレスでボールを奪ったペドロがペナルティーエリア手前から縦へ突進。スピードを上げてゴールへ迫った背番号7は、迷うことなく左足を振り抜いた。強烈な一撃がゴールへ突き刺さる。2-0。2トップ揃い踏みとなるペドロのゴールで、鹿島がリードを広げた。







2点をリードし、鹿島が優位に立った。蔚山現代FCは長身の選手を次々と投入してゴール前に高さを加えて反撃を狙ってきたが、鹿島は高い位置でのプレスを臆することなく敢行し、相手の自由を奪っていく。次第にロングボール中心の攻撃へ傾斜した蔚山現代FCに対し、ゴールマウスに立ちはだかるスンテが安定したセービングを連発。ハイボール処理でミスを犯さず、チームに安心感をもたらした。

すると67分、鹿島が次のスコアを刻む。相手DFのバックパスが正確性を欠き、処理しにくい軌道でバウンドしながらGKのもとへ。トラップからクリアを試みたホームチームの守護神、そのキックが空を切って弱々しく浮き上がった瞬間、プレスをかけていたのが金崎だった。ゴールエリア左側でボールを奪うと、冷静かつ強烈な右足シュートを突き刺した。3-0。金崎のこの日2得点目で、鹿島が勝利を引き寄せた。





鹿島は70分以降も得点への意欲を失わない。石井監督は鈴木、レアンドロと攻撃的な選手を次々に投入し、追加点を目指していく。蔚山現代FCにボールをキープされる時間は長くなったが、ゴール前でエアバトルを繰り返した昌子と植田がしっかりと身体を張り、両サイドバックの西と山本も惜しみない上下動とカバーリングで攻撃の芽を摘み続けた。











金森もピッチに送り出され、攻撃的な姿勢を示し続けた指揮官の思いを反映するかのように、鹿島は4点目を奪ってみせる。後半アディショナルタイム、ゴールラッシュの締めくくりは中盤の支配者が主役となった。左サイドからの攻撃、細かいパスを連ねて中央へ進出し、ペナルティーエリア手前でレオが前を向く。思い切りよく右足を振り抜くとうなりを上げてゴールを襲った強烈なミドルシュートがクロスバーを叩き、ゴールネットを揺らした。ワールドクラスの一撃で、鹿島が蔚山現代FCの戦意を喪失させた。



4-0。アウェイでの快勝で、鹿島が決勝トーナメント進出へ大きく前進した。グループステージ5試合を終えて3勝2敗、勝ち点は9。日本時間21時30分キックオフの一戦でムアントン・ユナイテッドがブリスベン・ロアーFCを相手に引き分け以上の結果を残せば、鹿島は1試合を残して決勝トーナメント進出を決めることとなる。仮に今節での突破が決まらなくても、鹿島はグループステージ最終節で敗れない限り、ラウンド16へ駒を進めることとなる。









グループステージ最終節は5月10日、ムアントンをホームに迎える。アウェイで敗れた相手に、カシマでしっかりとリベンジを果たさなければならない。そして鹿島は次戦、4日後にJ1第9節で鳥栖と対戦。帰国後まもなく迎えるホームゲーム、そしてゴールデンウィークの連戦へ。今この時から、次なる歓喜に向けた準備は始まっている。

【この試合のトピックス】
・今大会でのアウェイ初勝利となった。
・韓国勢相手のアウェイでの勝利は、2010年3月9日のACL第2節全北現代戦以来だった。
・今季初の4点差勝利となった。
・金崎が今季初の1試合2得点を記録。今大会での得点数を3とした。
・ペドロが今大会2得点目を挙げた。
・レオが強烈なミドルシュートを決め、ACL初ゴールを記録した。

監督コメント

[ハーフタイム]
鹿島アントラーズ:石井 正忠


蔚山現代FC:キム ドフン


[試合後]
鹿島アントラーズ:石井 正忠
まずはアウェイに来て勝ち点3を取って帰るという目的を果たせて良かった。選手全員が90分間、集中力を保ってくれた。激しい戦いになることはわかっていたが、前半から相手にしっかりとプレッシャーをかけることができた。後半も同じようにプレッシャーをかけて相手のミスを誘って得点を決めることができた。90分間、選手たちがタフに戦ってくれた成果だと思う。

Q.直近の試合(磐田戦)で0-3で敗れていたが、どのように修正したのか?

A.スコアは0-3だったが、内容的には結果通りのものではなかったと思っていた。やるべきことをしっかりとやれれば、今日は勝つと信じていた。

Q.去年のクラブW杯で準優勝をした鹿島を含め、ACLで日本のクラブが好成績を残している理由は?

A.自分は好成績ではないと思っている。日本勢はなかなかACL王者になれていないし、我々は開催国枠でクラブW杯に出場して良い成績を残せたが、ACLチャンピオンになってクラブW杯に出ることが我々の夢なので、そこに向かってしっかりとやっていきたい。JクラブがACLで良い成績を残しているとは思わない。

Q.「自分たちのサッカーをすれば勝てると信じていた」と話していたが、蔚山についてどのようなことを分析したか?

A.対戦相手に対してこちらから何かを言うことはできない。我々がやるべきことをしっかりとやったということで、蔚山についてのコメントは差し控えたい。

Q.前半、蔚山の8番の選手がビルドアップに加わって捕まえにくい位置にいたと思うが、どのように対処したのか?

A.ミーティングでは、ボランチが縦関係になって見る形にするか、FWの2人が守備の時にはボランチを捕まえることになっていた。うまくいっていなかったとは思わないが、パスをつなげられた部分もあった。とはいえ、チャンスを多く作られたわけではないので、話は特にしていなかった。

蔚山現代FC:キム ドフン
アントラーズ戦に向けて準備をしてきた通り、前半はうまくプレーできたと思う。チャンスを作っていたし、パスをうまくつなぐこともできた。相手の裏のスペースを狙うこともできた。後半は失点してからチーム全体がミスがあった。あってはならない場面が出てしまって、敗戦につながってしまった。


選手コメント

[試合後]

【金崎 夢生】
前半はあまり良い形はなかったけど、90分を通して戦う姿勢を出せたことが良かったと思う。相手のミスもあってのゴールだったけど、しっかりと得点を決められたことは自分にとっても大きい。次も頑張りたい。アウェイでなかなか勝てない中でもサポーターが来てくれて結果を出せた。試合は続くけど、こういうゲームをできるように頑張っていきたい。

【昌子 源】
危ないシーンはあったけど、前半を無失点で抑えて1点を取れば勢いに乗れると思っていた。本気でやっているという気持ちを後半に見せないといけない中で、勝ちに来たという姿勢を見せることができたのが勝因だと思う。後半は理想通りだった。前からのプレッシングがあったので無失点だった。前線の選手に感謝したい。

【クォン スンテ】
グループステージを突破するために大事な試合だった。韓国に来て勝ち点3を取れたのは嬉しい。ハーフタイムに「立ち上がりの失点をなくそう」と話した。そして「激しく行って、走り回ろう」と伝えた。選手たちが良い準備をして、このような結果につながったと思う。

【永木 亮太】
予想通り、激しい試合だった。相手はホームで後がない状況だったから、タイトに来ることは分かっていた。前半を無失点で抑えたのが今日のポイントだと思う。得点の場面もセカンドボールを拾えていたし、相手のミスを突くことができた。

【ペドロ ジュニオール】
このスタジアムでゴールを決めることができて嬉しく思うが、それよりも勝利という目標を達成できて良かったと思う。グループステージ突破のためにも勝利が欠かせない試合だった。与えられたチャンスの中でチームの勝利に貢献したいという思いでプレーしている。

【レオ シルバ】
前半は球際のバトルが激しかった。過去のアウェイでの2試合は、前半に失点して相手のペースになって苦しんでいた。その反省をみんなで活かそうと考えてやっていた。ゴールは前半から狙っていた形。後半はあの1回だったけど、蹴った瞬間に入ったという感覚だった。バーに当たってヒヤっとしたけど、入って良かった。




http://www.so-net.ne.jp/antlers/games/51964

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