日刊鹿島アントラーズニュース

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2021年8月30日月曜日

◆「やるよ、あいつは」内田篤人が太鼓判を押した“パリ五輪世代”の逸材は?「そろそろ海外が…」(サッカーダイジェスト)






「パリ五輪世代で最も輝いており…」


 元日本代表DF内田篤人氏が、DAZNで配信中の冠番組『Atsuto Uchida's FOOTBALL TIME』の中で、鹿島アントラーズの後輩であるMF荒木遼太郎について言及した。

 パリ五輪世代の19歳は、今季ここまで9ゴール・6アシストと躍動。チャンスメーカーとしてだけでなく、得点源としてもチームに欠かせない存在となっている。

 番組の中で、ブラジルのメディアが「アラキはパリ五輪世代で最も輝いており、注目すべき選手のひとり」と大々的に報じたことが紹介されると、内田氏は「やるよ、あいつは。荒木はやるよ」と太鼓判。「そろそろ海外が目を付けているでしょうね」と続けた。

 すると、ゲスト出演した鹿島の先輩である岩政大樹氏が、「そこが心配でしょうね、鹿島サポーターは」と発言。内田氏は「どんどん出て行きますからね、鹿島は。よくこの順位にいるよと思いますよ」と語り、海外にタレントを送り出しながら、上位をキープしている古巣を称えた。

 日本サッカー協会(JFA)のロールモデルコーチとして、パリ五輪世代も指導している内田氏。世界基準をよく知る名手からしても、荒木は特別な存在のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部




◆「やるよ、あいつは」内田篤人が太鼓判を押した“パリ五輪世代”の逸材は?「そろそろ海外が…」(サッカーダイジェスト)





◆鹿島アントラーズが自信を取り戻した証とは? 横浜F・マリノスを撃破、的中した「自分たちの一番の狙い」【コラム】(フットボールチャンネル)






明治安田生命J1リーグ、横浜F・マリノス対鹿島アントラーズが28日に行われ、0-2でアントラーズが勝利した。序盤戦でつまずいたアントラーズは監督解任という苦しい決断も下したが、ここにきて順位を上げてきた。マリノスに3か月半ぶりとなる黒星をつけ、自信を取り戻したと言っていいのではないだろうか。(取材・文:元川悦子)


横浜FMは「一発のミスで狂ってしまった」


「焦れないことを意識しながら回して、相手がズレたところを突いていくことを狙っていましたけど、軽い失点をしてしまった。それで相手にブロックを作られた。鹿島に先制点を取られるとなかなか難しいものがある。一発のミスで狂ってしまったかなと……」

 2019年のJリーグMVPに輝いた仲川輝人は、こう嘆いた。8月28日のJ1上位対決で2位の横浜F・マリノスは鹿島アントラーズに対して0-2の不覚を喫してしまった。彼らにとっては26日のサガン鳥栖戦で4ゴールを奪って圧勝し、首位・川崎フロンターレに勝ち点1差まで肉薄して迎えた大一番。是が非でも連勝を5に伸ばしたかったが、常勝軍団という高い壁に阻まれる格好になってしまった。

「ゲームの方はマリノスさんがボールを持ち、我々が早く攻めるのを狙うという形になった。自分たちの一番の狙いである『速く攻める』というところから、前半のうちに素晴らしい形で2点取ることができた。それが大きかった」

 相馬直樹監督も評した通り、鹿島の電光石火の2ゴールは相手ペースを完全にかき乱した。その火付け役となったのが、今季チーム最多得点の19歳・荒木遼太郎だ。


上田綺世が入ったことで起きた変化


 始まりは前半15分の沖悠哉のFKだった。ロングフィードを右サイドに流れていた上田綺世が競った瞬間、マリノスの和田拓也と畠中槙之輔が重なり、ボールが後ろにこぼれた。これを土居聖真が拾い、浮き球のクロスを供給。これに反応したのが背番号13だ。彼は巧みに頭で合わせてゴール。プロ初のヘディング弾をお見舞いしたのである。

「聖真君にボールが入った状況で2対2になった。最初は相手の前で先に触ろうかなと思ったんですけど、ちょっと厳しいなってことで、ファーサイドに逃げたら浮き球でボール出してくれたんで、あとは合わせるだけでした。ゴールの滞空時間は動画で見るよりも長く感じたけど、うまく決めれてよかったです」

 今季9点目を挙げた荒木はしてやったりの表情を浮かべた。

 これで「10代・2ケタ得点」に王手をかけた。柳沢敦、興梠慎三ら偉大な先輩たちから13番を引き継いだ若武者には、彼らに肩を並べ、それを越えていくだけの素養があると言っていい。

「綺世君がFWに入ってから、綺世君につられる選手が多くて自分が空いてくるかなと思っていて、今日もちょうどよく点を決められた」と、本人は相方の貢献の賜物だと強調していた。ただ、上田の方も年下の荒木に刺激を受けているはず。それが今季8点目となる前半30分のバースデーゴールにつながったのだろう。


鹿島が自信を取り戻した証とは…


 得点までの流れは、相手のクロスを三竿健斗が拾い、ディエゴ・ピトゥカがドリブルで猛然と持ち上がってスルーパス。ここに上田が鋭く反応し、畠中の背後を突いてフィニッシュに持ち込んだ。右足を振り抜く形だったが、シュートには迷いが一切、感じられなかった。

 こうして2人の得点源が効率よくゴールを奪ったことで、鹿島はその後、割り切って守備に徹することができた。相馬監督は「もう少し我々の攻撃の時間を増やしたかった」と言うが、2点のビハインドを背負ったマリノスが反撃に打って出るのは自明の理。強固なブロックを作ってそれを跳ね返し続けたのだ。

 後半にマリノスが3トップ・3枚替えに踏み切り、水沼宏太、杉本健勇、エウベルという陣容になってからはサイドを攻略され、背後も狙われて苦しんだものの、鹿島の高い守備意識が失われることはなかった。犬飼智也、町田浩樹の両センターバックを軸とした最終ラインが崩れることはなかったし、ボランチのパートナーがピトゥカからレオ・シルバへと変わった三竿にしても的確なポジショニングを披露。中盤のスペースを埋め続けた。

 特にボランチ陣の安定は見逃せない。東京五輪前は三竿が不振に陥り、ベンチを温める時期もあったが、中断期間を経て本調子を取り戻した印象だ。ピトゥカもJリーグに適応し、持ち前のダイナミックさと配球センスに磨きがかかってきた。レオ・シルバが入った後半19分以降はセカンドトップの位置でもプレーするなど、幅広い能力を見せつけており、多様な組み合わせで戦えるメドがついたのもプラスと言っていい。

 こうした面々が躍動することで、常勝軍団らしい手堅い守備が戻ってきたのは、何よりの朗報と言っていい。東京五輪期間の7月24日のガンバ大阪戦以降、リーグ6試合でクリーンシートが4試合、それ以外の2試合も1失点という堅守を見せているのも、チーム全体が自信を取り戻した証拠ではないか。


「そのへんが整理されている」


「チーム全体の距離感がよくなってきたことが1つ大きいし、自分たちが人数揃えて守る部分は選手たちも自信をつけてきている。夏場の連戦ではありますけど、1枚はがされても次が行くというシーンを多く作れていた。そのへんが整理されているし、プラス一番後ろのゴール前のところでGK、CB、カバーに入ってきた選手含めてすごく体を張って戦ってくれたと思ってます」

 このように相馬監督も大きな手ごたえをつかんだ様子だ。それだけ守備組織が機能しているからこそ、リーグ13戦無敗だったマリノスに土をつけることができた。マリノスが前回敗れたのは、5月15日の鹿島戦。まさに「マリノスキラー」ぶりを堂々と見せつけ、暫定順位を3位まで上げたのである。

 今季序盤はJ2降格ゾーンに足を踏み入れかけ、ザーゴ前監督の解任という激震に見舞われた。しかし、ここにきて本来の底力が結果となって表れてきたのは紛れもない事実。大きな1勝を糧に、先へ先へと突き進んでいくしかない。

 J1に関しては首位・川崎との勝ち点差が19も離れているため、逆転優勝は難しいだろう。しかし、YBCルヴァンカップや天皇杯制覇の可能性は残されている。クラブ創立30周年の記念すべきシーズンにタイトル獲得というのは常勝軍団全員の悲願。再来日したジーコ・テクニカルダイレクターもそれを強く願っているはずだ。

 そのためにも、マリノス戦で見せた守備の安定感を維持しつつ、荒木と上田という重要な得点源が結果を出し続けることが肝要だ。とりわけ、荒木は2024年のパリ五輪、そしてその後の日本代表エースになっていくべき存在。ゴールという結果に貪欲こだわり続け、城彰二が持つ10代最多ゴール記録(15点)を抜き、一気に日本のトップアタッカーへと上り詰めてもらいたい。

(取材・文:元川悦子)




◆【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに(サッカーダイジェスト)






横浜ーー30分のM・ジュニオールの切り替えは緩さが見られた


[J1リーグ27節]横浜0-2鹿島/8月28日(土)/日産スタジアム

【チーム採点・寸評】
横浜 5
ミスのような形から先制点を奪われ、鹿島に引いて守られたのが痛かった。スペースを埋められ、スピード自慢の攻撃陣が封じ込まれた。


鹿島ーーポイントになったのは先制点


【チーム採点・寸評】
鹿島 7
先制点を奪えたことで自陣にしっかりと守備ブロックを形成できた。横浜の猛攻に対しても一人ひとりが球際で戦い、勝利への執念を見せた。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 6.5
7本のシュートを浴びながらクリーンシートを達成。とりわけ、59分の水沼のシュートをブロックした飛び出しは素晴らしかった。

DF
14 永戸勝也 5.5
対峙した仲川にはタイトな守備で自由を与えず。しかし、キック精度に物足りなさが残り、終盤は守備強度が落ちた。

28 町田浩樹 6.5
犬飼と連係しながら横浜をシャットアウト。つなぐところ、クリアするところの判断に迷いがなかった。

MAN OF THE MATCH
32 常本佳吾 7
勝利の立役者と言っていいだろう。スピードのある前田やエウベルに粘り強く対応すれば、逆サイドのカバーもこなした。横浜の自慢のウイングを封殺した。

39 犬飼智也 6.5
ラインを細かく調整し、90分間を通して集中力は切れず。相手に自由を与えなかった。

MF
11 和泉竜司 6 (73分OUT)
大きなインパクトを残せずとも、与えられたタスクを忠実にこなした印象。守備で評価したい。

13 荒木遼太郎 6.5 (64分OUT)
15分、DFのマークをうまく外して土居のクロスをヘディングで流し込んで先制点をゲット。大きな意味を持つゴールだった。

20 三竿健斗 7
試合終了までほとんどプレー強度が落ちず。粘りのある守備や球際の強さなど、相手にとって嫌な存在だった。

21 ディエゴ・ピトゥカ 6.5 (90分OUT)
中盤で防波堤となれば、推進力のあるドリブルでボールを運んで上田の得点をアシスト。「7」評価にしたかったが、終盤に運動量が落ちて消える時間が長かった。


鹿島ーー上田は自らの誕生日に花を添える


FW
8 土居聖真 6.5 (73分OUT)
正確なクロスで荒木の先制点をお膳立て。守備に奔走されるも、ポジティブな印象を残した。

18 上田綺世 6.5 (64分OUT)
30分、D・ピトゥカのスルーパスにうまく抜け出すと、GKとの1対1を冷静に制す。シュートはその1本のみだったが、自らの誕生日に花を添えた。

交代出場
MF
4 レオ・シルバ 6 (64分IN)
ボランチに入ると、ベテランらしい老獪なプレーで逃げ切りに貢献。堅実に仕事をこなした。

FW
9 エヴェラウド 5.5 (64分IN)
上田に代わってCFに。守備の時間が長かっただけに、攻撃で好印象は残せなかった。

MF
17 アルトゥール・カイキ 6 (73分IN)
テクニカルなドリブルでペナルティエリア内まで進入。劣勢時にうまく時間を作った。

MF
25 遠藤 康 6 (73分IN)
決して無理な仕掛けをせずに時計の針を進めることに注力。相手にとっては厄介な存在だった。

DF
2 安西幸輝 ‐ (90分IN)
左サイドハーフとして投入される。残された時間はわずかで採点はなし。

監督
相馬直樹 7
先発、交代を含めて選手が意思統一できていたのは、指揮官の手腕に他ならない。見事、横浜相手に連勝へと導いた。


取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。




◆【J1採点・寸評】横浜0-2鹿島|三竿、D・ピトゥカらを抑えMOMに輝いたのは?完敗のマリノスは「4.5」評価をふたりに(サッカーダイジェスト)





2021年8月29日日曜日

◆名古屋・相馬 アナウンサーと5月に結婚していた「笑顔絶えない明るい家庭を」(スポニチ)






 名古屋は28日、東京五輪代表MF相馬勇紀(24)が5月に入籍していたことを発表した。

 お相手はフリーアナウンサーの森山るりさん(30)で、相馬はクラブの公式サイトを通じて「家族の大黒柱としても責任を持ち、笑顔の絶えない明るい家庭を築いていきたいと思います」とコメント。東京五輪出場の後押しをしてくれたのも新妻で、今後は二人三脚でW杯出場を目指していく。







◆名古屋・相馬 アナウンサーと5月に結婚していた「笑顔絶えない明るい家庭を」(スポニチ)


◆鹿島MF荒木、94年城彰二以来の19歳2ケタ弾王手 初ヘッドで9点目(ニッカン)






<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

鹿島アントラーズがパリ五輪オリンピック(五輪)世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。前半15分、MF土居が右サイドから上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。

東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」とはにかんだ。

昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】


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◆鹿島MF荒木、94年城彰二以来の19歳2ケタ弾王手 初ヘッドで9点目(ニッカン)





◆19歳MF荒木遼太郎の今季9点目はプロ初ヘッド弾「上手く決められて良かった」(ゲキサカ)






[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]

 電光石火の先制ゴールが横浜F・マリノスの快進撃を止めた。鹿島アントラーズMF荒木遼太郎は前半15分、右サイドを駆け上がったMF土居聖真からのクロスに反応し、ヘディングシュートで先制点を奪取。19歳の今季初ゴールが決勝点となり、横浜FMの無敗は13試合でストップした。

 プロ入り後初のヘディングでのゴールは起点こそ相手DFのクリアミスだったが、フィニッシュはたえまない判断の賜物だった。

「聖真くんにボールが入って、相手と2対2になり、中に入って相手の前に入って先に触ろうと思ったけど、ボールの持ち方を見て厳しいと思ってファーサイドに逃げた」。その結果、相手のクリアミスを拾った土居のクロスはDF岩田智輝の頭上を超えて荒木の頭にピタリ。「ボールの滞空時間は動画で見るより長く感じたけど、上手く決められて良かった」と手応えの一撃となった。

 価値ある先制点は、横浜FMにとって痛恨の失点。相手選手から「鹿島に対して先制点を取られるとなかなか難しいものがある」(FW仲川輝人)、「イージーな形で失点してしまうと難しくなる」(MF天野純)といった言葉が聞かれたように、その後の相手の攻撃性を大いに削いだ。

 また荒木の今季の得点数はこれで9。19歳での二桁得点に王手をかけた。

「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた。ちょうど空いて点が取れるようになった。いい関係ができていると思う」。そんなFW上田綺世との関係性は、守備のプレッシングにおいても上々。「全体的にコンパクトな守備ができている。コンパクトを意識しながらやれていて、守備が安定して失点も少なくなっている」と攻守に手応えを感じている。

(取材・文 竹内達也)




◆19歳MF荒木遼太郎の今季9点目はプロ初ヘッド弾「上手く決められて良かった」(ゲキサカ)





◆鹿島 暫定3位浮上、上田がバースデー弾で自ら祝福「勝ちに貢献したい」(スポニチ)






明治安田生命J1リーグ第27節   鹿島2ー0横浜 ( 2021年8月28日    日産ス )


 鹿島が“ハマキラー”ぶりを発揮し、暫定3位に再浮上した。前節までリーグ13戦負けなしで、首位を猛追していた相手に2―0で完勝。5月の前回対戦に続き“オリジナル10”対決を制し、対横浜戦は公式戦6連勝となった。相馬監督は「マリノスに勝っても勝ち点3しかもらえないので」と、完勝にも表情を引き締めた。

 0―0の前半15分に高卒2年目MF荒木が頭で先制弾。同30分には、この日が23歳の誕生日だったFW上田が右足で2戦連続のゴールを挙げた。対横浜戦はこれで5戦連発となったエースは「得意なイメージはないが、相手がハイラインを敷いてくるのは分かっていた」とうなずき、上位戦線を見据えた。




◆荒木&上田のゴールで快勝の鹿島が暫定ながら3位浮上!マリノスはリーグ戦14試合ぶりの黒星(サッカーダイジェスト)

    




マリノスは畠中の負傷が痛かった


 Jリーグは8月28日、J1第27節の5試合を各地で開催。日産スタジアムで行なわれた横浜F・マリノス対鹿島アントラーズの一戦は、2-0で鹿島が勝利した。

 リーグ13戦負けなし(11勝2分)と、首位の川崎を猛追する2位の横浜対5位に位置する鹿島の一戦。横浜は今季2敗のうちのひとつが、この鹿島戦(14節)で、優勝のためにもリベンジのためにも負けられない試合となった。

 序盤はホームの横浜のペース。いつものようにハイラインを敷き、前線3枚が果敢に裏を狙っていく。しかし、先にスコアを動かしたのはアウェーの鹿島。15分、GK沖悠哉のロングボールに土居聖真が右サイドを抜け出すと、中央へクロス。うまくマークを外していた荒木遼太郎がヘディングでゴールネットを揺らした。

 さらに鹿島は30分に追加点を奪う。カウンターからディエゴ・ピトゥカが上田綺世へスルーパス。抜け出した上田はGKを見て冷静に流し込んだ。

 その失点シーンで上田を追走していた横浜の畠中槙之輔が負傷。2点ビハインドのホームチームは守備の軸を失い、苦しい展開となった。

 試合は鹿島の2点リードで折り返す。

 両チームとも交代なしで迎えた後半、追いつきたい横浜は細かくボールをつないでゴールへ迫る。しかし、鹿島のタイトな守備に苦戦。58分にエウベル、水沼宏太、杉本健勇ら攻撃陣を一挙に投入するも1点が遠い。

 鹿島の強固な守備組織は終盤になっても綻びを見せず。結局、最後まで得点は許さなかった。

 これで鹿島は暫定ながら3位に浮上。横浜の無敗は13試合で終わり、首位の川崎とは勝点差4となった。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)




◆荒木&上田のゴールで快勝の鹿島が暫定ながら3位浮上!マリノスはリーグ戦14試合ぶりの黒星(サッカーダイジェスト)





◆これぞ鹿島したたかな強さ発揮!リーグ最多得点の横浜を抑えた強い意思(ニッカン)






<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2-0で快勝した。鹿島は強かった。

ボール保持率は横浜が68%、鹿島が32%で、圧倒的にボールを握られていたことを物語る。だが、鹿島はぶれることなく我慢を貫いた。高い位置でボールを取れなくても、中をしっかり締め、横浜をサイドに追い込む。「ボールを持たれても、最後だけはやらせなければいい」。そんな強い意思を感じさせた。

前線から最終ラインまで超コンパクトに保ち、1人が抜かれても、すぐ二の矢のプレスを掛ける。リスクマネジメントを含め「1つ破られたら崩れる」というもろい守備ではなかった。

攻撃も、縦に速いカウンターで2発。相手の隙を突き、少ないチャンスをものにする。球際の激しい攻防も含め「これぞ鹿島」という戦いぶりだった。

中でもボランチのMF三竿健斗、DF町田浩樹のハードワークが光った。三竿の走行距離はチームトップの12・181キロ。先制点も三竿のボール奪取から生まれ、まさに「水をくむ人」の働きぶり。町田はセンターバックだが、スプリント回数がチームトップの24回で、サイドに出て、横浜の右サイドの攻撃の芽を摘む場面も多く見られた。

相馬直樹監督も「高い攻撃力のチームに対して、最後まで粘り強く体を張り、助け合って(失点が)0で終え、勝ち点3をとってくれた選手に感謝したい」とし、守備面で、高い位置でプレスをいなされても「どこだったら運ばせていいか」をチームとして整理していたことを明かした。続けて「選手達が、やられそうなところをカバーする気持ちが非常に高かった。そこが一番、チームを引き受けていて、うれしいところで」と目を細めた。

8月に入り5試合を消化し、無失点が3試合。残り2試合も最少の1失点に抑えている。リーグ最多得点の横浜を無失点で抑えたことは、チームにとって大きな自信になるだろう。したたかな鹿島らしい戦いを続ければ、さらに上位に食い込めるはずだ。【岩田千代巳】




◆これぞ鹿島したたかな強さ発揮!リーグ最多得点の横浜を抑えた強い意思(ニッカン)





2021年8月28日土曜日

◆五輪に足りなかった柴崎岳の「予測力」 森保一監督実績重視のシビアな代表選考…記者が見た(報知)






 日本サッカー協会は26日、W杯アジア最終予選開幕のオマーン戦(9月2日・パナスタ)、中国戦(同7日・カタール)に向けた日本代表24人を発表した。7大会連続出場を目指す森保一監督(53)は、MF柴崎岳(29)=レガネス=を今年初めて招集するなど実績重視の選考。4強入りした東京五輪世代(24歳以下)からは6人が選ばれ、GK谷晃生(20)=湘南=が唯一の初招集だった。最終予選の厳しさを身をもって知る監督らしい編成をサッカー担当の内田知宏記者が見た―。

 * * *

 W杯最終予選に対するシビアなスタンスが選考に表れた。森保監督は東京五輪世代(24歳以下)6人を招集したが、目新しいのはA代表初招集のGK谷のみで、実績を重んじた。2次予選から相手の力量が格段に上がり、1プレーの重みが増す。「厳しい戦いの連続になる。最善の準備をして、チーム一丸となって必ず予選を突破したい」と覚悟を言葉に出した。

 象徴的だったのはMF柴崎の復帰だ。昨年11月の欧州遠征を最後に代表から遠ざかっていた。理由は今夏、レガネスがスペイン2部で昇格争いに絡んでいたことなどで招集を見送ったという。さらに、フランス1部・マルセイユを退団し、現在無所属で体調面が不安視される34歳のDF長友を加えた。「コンディションは把握している」と臨戦態勢を確認してのものだった。

 指揮官は現役時代に「ドーハの悲劇」を経験した。米国W杯のアジア代表を争った93年10月のイラク戦(ドーハ)の後半ロスタイムに追いつかれ、日本はW杯初出場を逃した。代表監督になった今でも口癖のように「最後まで戦う」と繰り返す言葉には、この経験が込められているようだ。何が起こるか分からない。その舞台で実績を重んじるのは、森保監督らしい。

 4強入りした東京五輪で敗れたスペイン、メキシコとの差の1つを「予測力」と指摘した。試合の流れを読み、経験十分の長友、柴崎にも備わっている能力で、慎重な戦いを求められる最終予選でも必要になってくる。森保監督は「選手が持っている力を発揮できるように、一戦一戦我々が勝つんだという気持ちで臨みたい」。五輪で初の金メダル獲得はならなかったが、次なる目標W杯ベスト8に向け、森保ジャパンが力強く船出する。(内田 知宏)

 ◆日本代表メンバー

 ▽GK 川島永嗣(ストラスブール)、権田修一(清水)、谷晃生(湘南)

 ▽DF 長友佑都(無所属)、吉田麻也(サンプドリア)、佐々木翔(広島)、酒井宏樹(浦和)、山根視来(川崎)、室屋成(ハノーバー)、植田直通(ニーム)、中山雄太(ズウォレ)、冨安健洋(ボローニャ)

 ▽MF 原口元気(ウニオン・ベルリン)、柴崎岳(レガネス)、遠藤航(シュツットガルト)、伊東純也(ゲンク)、南野拓実(リバプール)、守田英正(サンタクララ)、鎌田大地(フランクフルト)、板倉滉(シャルケ)、堂安律(PSV)、久保建英(マジョルカ)

 ▽FW 大迫勇也(神戸)、古橋亨梧(セルティック)




◆五輪に足りなかった柴崎岳の「予測力」 森保一監督実績重視のシビアな代表選考…記者が見た(報知)





◆【鹿島】強力攻撃陣を封じ、2位横浜FM撃破へ。GK沖悠哉「チームを信じて、自分を信じて」(サッカーマガジン)






8月26日、鹿島アントラーズの沖悠哉が練習後のオンライン取材に応じた。チームはアウェー連戦の中、25日のJ1第26節清水エスパルス戦で4-0と快勝し、2試合ぶりの白星を手に入れた。勢いをそのままに、次は28日に2位の横浜F・マリノスとの一戦に臨む。


「どのようにアプローチしていくか、ぜひ見てもらいたい」


 8月25日のJ1リーグ第26節清水戦では、その前の神戸戦の敗北を払拭するかのような快勝劇を見せた。ストライカーの上田綺世らがゴールを重ねて4得点を奪い、守備陣も最後まで相手の攻撃をしのぎ切って完封勝利を収めた。GK沖悠哉も「非常にいい状況」と、チーム状態の良さを明かした。

 良い流れのまま、次の第27節では2位の横浜FMとのアウェーゲームに臨む。「強いチームであることは間違いありません」と沖が言うように、横浜FMはリーグ戦でここまで2敗しか喫していない強敵だ。「いろいろなタレント、特性を持った選手がいるので、自分の出番も必然的に増えてくるだろう」と、8月22日に22歳になったばかりの若き守護神は気を引き締める。

 それでも、直近で土をつけたのは鹿島でもあるだけに、それからは無敗を維持している相手にも「相手がF・マリノスだから、と特別に気にするのではなくて、シーズンを通しての1試合であることに変わりはない。ただ、(リーグ戦で)13戦負けていないチームなので、そこに対して自分たちがどのようにアプローチしていくか、みなさんにぜひ見てもらいたいと思っています」と言葉を続ける。

「自分たちのやるべきことを90分間やり続ける。そうすれば必然的に結果につながると思うので、チームを信じて、自分を信じてやっていきたいです」

 8月28日、リーグナンバーワンの得点力を誇る横浜FMの攻撃陣の前に、鹿島の砦が立ちはだかる。




◆【鹿島】強力攻撃陣を封じ、2位横浜FM撃破へ。GK沖悠哉「チームを信じて、自分を信じて」(サッカーマガジン)





◆レオシルバ、鹿島での現役引退を熱望!母国からオファー届くも鹿島との契約期間は…(FOOTBALL TRIBE)






 明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズに所属するブラジル人MFレオ・シルバ(35)は、2013年のアルビレックス新潟加入から8年以上にわたり日本でプレーしている。そんなレオ・シルバが、自身の今後についてブラジルメディア『O ESTADO』のインタビューで明かした。

 レオ・シルバは2013年にブラジルのポルトゥゲーザを退団してアルビレックス新潟へ加入。アルビレックス新潟でレギュラーに定着すると、2016シーズン終了後に鹿島アントラーズへ完全移籍。加入1年目からJ1リーグで23試合に先発出場すると、2018シーズンには主力としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇に貢献。今季もここまでリーグ戦で19試合に先発出場するなど、中盤センターに欠かせない戦力として相馬直樹監督やチームメイトから信頼を寄せられている。

 その中、『O ESTADO』の伝えるところによると、レオ・シルバにはこれまでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)の複数クラブからオファーが届いていた模様。しかし、鹿島アントラーズとの契約期間を2年以上残す中、同選手は鹿島アントラーズでの現役引退を望んでいるという。

 また、本人はブラジルメディアのインタビューにおいて、日本で長い間にわたりプレーしていることについて「日本にやって来る時、すべての外国人選手はこの国でプレーし続けることを夢見ているね。神様や僕の人生を支えてくれたみんなのおかげで、自分自身の夢を実現できたよ」と充実感をあらわにしている。

 レオ・シルバは今月21日に開催された明治安田生命J1リーグ第25節・ヴィッセル神戸戦で先発出場。これにより、日本での公式戦通算出場試合数を「250」としている。この節目の記録を迎えたことについては「またひとつの記録を達成できたとても幸せだよ。Jリーグで250試合に出場したし、もう少ししたらJリーグで10年プレーするという目標にも到達するね。この数字のもつ意味の大きさ、それにこれまでどれだけの苦労をしてきたのか分かっているよ」

 「僕が日本でのキャリアをスタートさせた場所であるアルビレックス新潟、そしてすべての面で僕の存在を確立させ、タイトル獲得というアスリートとしての夢を実現した鹿島アントラーズに対して感謝しているよ」とアルビレックス新潟と鹿島アントラーズに対する感謝の言葉を述べた。

 鹿島アントラーズのサポーターから絶大な支持を得ているレオ・シルバは、新戦力の外国籍選手をチームにより馴染ませるための役割も担っている。同選手はベテランの域に差しかかる中、これまでと変わらずタイトル獲得のために全力を尽くしている。


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◆レオシルバ、鹿島での現役引退を熱望!母国からオファー届くも鹿島との契約期間は…(FOOTBALL TRIBE)


◆鹿島相馬監督、4連勝中の横浜戦へ「勝利を奪いに行く姿勢を出す」(ニッカン)






鹿島アントラーズの相馬直樹監督(52)が27日、28日の横浜F・マリノス戦に向けオンライン取材に応じた。

鹿島は現在、横浜に4連勝中。一方の横浜は、5月15日の第14節で鹿島に負けて以来、13試合無敗を続けている。横浜は直近3試合で14得点と攻撃が好調で、相馬監督は「我々がまたチャレンジする戦い。今一番、力があり、乗っているチーム。前回の対戦のことはあるが、我々が受ける立場ではなく、自分たちが勝利を奪いに行く姿勢を出せるようにしていきたい」とアグレッシブに戦うことを掲げた。

前回は5-3で勝利した。互いに攻守の切り替えが早く、球際の強度が高いチーム。指揮官は「自分たちの持っているものを出させてくれる相手でもあると思う。思い切り自分たちを信じて戦いに入っていけるようにしたい」と話し、勝敗の鍵について「切り替え、ハードワーク、強度の部分。そこを上回れるかどうか。そこが大きなポイントになる」と見据えた。

横浜に4連勝中で、相性の良さもあるように見えるが、相馬監督は「結果で見ればあるとは思うが、ゲームを振り返ると紙一重。安定して強さ、強度を発揮しているのはマリノスで、その相手に勝ち点3を奪いきるのは相性だけではない」と警戒する。鹿島が上位に食らいつくにも負けられない相手で、相馬監督は「たとえ先に失点しても、積み上げているものを信じて最後まで相手をたたきのめしに行く、勝ち点3を奪う姿勢を見せつけられるかどうか」と強いメンタルで挑む覚悟を示した。


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