日刊鹿島アントラーズニュース

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2018年1月23日火曜日

◆森山監督率いるU-16代表UAE遠征メンバー発表!高円宮杯得点王FW青木ら選出(ゲキサカ)




 日本サッカー協会(JFA)は22日、2月2日から11日にかけて行われるUAE遠征に参加するU-16日本代表のメンバーを発表した。昨年12月に開催された高円宮杯全日本ユース(U-15)で得点王に輝いたFW青木友佑(FC東京U-18)らが選ばれている。

 U-16代表は2月3日に日本を出発して5日までドバイでトレーニング。その後日本を含めた4か国で対抗戦を行い、6日にU-16ベルギー代表と、8日にU-16UAE代表と、10日にU-16チェコ代表と対戦する。

【スタッフ】
団長:内山篤
監督:森山佳郎
コーチ:齊藤俊秀
GKコーチ:高桑大二朗
総務:秋江昌司

【選手】
▼GK
山田大樹(鹿島ユース)
佐々木雅士(柏U-18)

▼DF
半田陸(山形ユース)
松本太一(東京武蔵野シティFC U-15)
末次晃也(鳥栖U-15)
中野伸哉(鳥栖U-15)
向井颯(C大阪U-15)

▼MF
山内翔(神戸U-18)
荒木遼太郎(東福岡高)
西川潤(桐光学園高)
横川旦陽(湘南U-18)
角昂志郎(東京武蔵野シティFC U-15)
三戸舜介(JFAアカデミー福島U-18)
谷口大晟(大宮ユース)
森田翔(新潟U-15)

▼FW
青木友佑(FC東京U-18)
大澤朋也(大宮ユース)
田中禅(鳥栖U-18)

森山監督率いるU-16代表UAE遠征メンバー発表!高円宮杯得点王FW青木ら選出


◆【コラム】ケルンで復調の大迫勇也、日本代表のエースとして後半戦はさらなる“結果”を(サッカーキング)



 1月20日に行われたブンデスリーガ第19節、ハンブルガーSV対ケルン。大迫勇也は12月2日のシャルケ戦以来、5試合ぶりに先発出場を果たし、冬の移籍期間にシュトゥットガルトから復帰したシモン・テロッデと2トップを組んだ。

「オフ期間は鹿児島の実家にも行きましたけど、温泉旅行でも走ってました。熱海だったんですけど、坂がすごかった。いいトレーニングになりましたよ。しっかり筋肉もついてきたんじゃないですか」と本人も笑顔で話したように、今シーズン後半戦に向けて自分自身を追い込んでフィジカル強化を図ったという。

 その効果が出たのか、この日の大迫は立ち上がりからキレのある動きを見せる。開始早々の6分にはテロッデの落としに反応。鋭い動き出しからゴール前に突進し、相手DFキリアコス・パパドプーロスのイエローカードを誘った。さらに11分にはクリスティアン・クレメンスのスルーパスに抜け出し、ゴール前で決定機を迎える。しかしながら、惜しくもシュートを打ち切れずに得点には至らなかった。

 それでも27分、デロッデの先制点を巧みにアシストする。CKの場面でニアサイドの大迫は頭でボールをすらし、ファーサイドにいたテロッデの1点目を演出。デロッデとの連携もまずまずで、2人で連動しながら攻守両面でチームに貢献した。この試合では63分にマティアス・レーマンと交代したが、スタメン奪回に向けて大きな一歩を踏み出した。

大迫勇也

 大迫は昨シーズン25得点を挙げたアントニー・モデスト(天津権健)に代わる得点源として期待されていたが、ここまでわずか1得点。予期せぬ苦境にあえいでいる。チームも最下位に低迷し、12月上旬にはペーター・シュテーガー監督(現ドルトムント)が解任されてしまった。シュテーガー体制では絶対的主力として位置付けられてきたが、後任のシュテファン・ルーテンベック監督はFW陣の見直しに着手。後半戦からはデロッデを軸に据えている。現在はそのパートナー探しの真っ最中で、ウィンターブレイク明け初戦のボルシアMG戦ではシモン・ツォラーを起用。今回は大迫にチャンスを与えた格好だ。彼自身もこの試合の重要性をよく理解していたはず。今シーズン3勝目につながる先制点に絡んだことで、ある程度の期待に応えたと言っていいのではないだろうか。

 ここから大迫に求められるのは、やはり得点という結果。昨シーズン7得点を挙げた後、「まだまだ得点が少ない。今季は2桁を狙いたいですね」と意欲を口にしていただけに、後半戦でのゴールラッシュが強く求められるところだ。

「前半戦はケガ人が多くて、なかなか前で試合に出られなかった。それが一番大きかった。だけど後半戦は選手が戻ってくるし、ヨーロッパリーグ(EL)もなくなって試合間隔が開くからコンディションも上がってくる。そこでいかに自分が結果を出せるかだと思います。僕としては2桁を貪欲に狙い続けたいですけどね」と大迫自身も改めて闘志を燃やしている。

 そのためにも、ルーテンベック監督が信頼を寄せるデロッデとのコンビネーションに磨きをかけ、昨シーズンのモデストとの関係を彷彿させるような「阿吽の呼吸」を見せる必要があるだろう。デロッデは後半戦スタートから2試合3得点と気を吐いているだけに、彼といい距離感を保ちながら、自らにも得点チャンスが回ってくるような方向へと導ければ理想的。そうやって「生かし、生かされる関係」を構築できれば、得点量産も現実になり得るのだ。

 同じブンデスリーガでプレーする武藤嘉紀(マインツ)が後半戦2試合で3得点と爆発していることもいい刺激になっているはず。日本代表で当落選上にいると言われる武藤が猛アピールを見せているのだから、半年後に迫った2018 FIFAワールドカップ ロシア行きが確実視される大迫はより大きなインパクトを見せないわけにはいかない。

「まずはクラブで1戦1戦しっかりと戦うことがW杯に近づくのかなと。まだ選ばれる保証もないし、結果を出した人が行くものだと思うから、自分にプレッシャーを与えながら頑張りたい」と本人も強い危機感を吐露していた。

大迫勇也

 4年前のブラジルW杯でコートジボワール戦、ギリシャ戦に先発しながら仕事らしい仕事をできなかった悔しさを忘れたことはない。大迫もその屈辱感を払しょくするために、この4年間ドイツで努力を続けてきた部分も少なからずあるだろう。だからこそ、この半年をより大切にしなければいけない。

 ケルンで得点を積み重ね、チームを2部降格の窮地から救い出し、そのうえでロシアへ赴ければベストなシナリオ。大迫勇也が日本代表の新エースとして君臨しようと思うなら、それくらいの大仕事をやり切ってほしいものだ。

文=元川悦子

【コラム】ケルンで復調の大迫勇也、日本代表のエースとして後半戦はさらなる“結果”を

大迫勇也

◆ベルギー移籍の豊川雄太、リーズは間接的に関与。移籍めぐる混乱の理由は…(フットボールチャンネル)



 FW豊川雄太が鹿島アントラーズからベルギー1部のKASオイペンへ移籍するにあたり、イングランド2部のリーズ・ユナイテッドは間接的な形で関与していたようだ。英紙『エクスプレス』が伝えている。

 オイペンは今月5日に豊川の獲得を発表。その時点では、保有権を持つ鹿島からリーズへ完全移籍した上で、レンタルでオイペンに加入するとされていた。だがリーズからは何も発表が行われることはなく、クラブ関係者が豊川の獲得を否定したとも伝えられ、混乱が生じていた。

 その後、19日には豊川がオイペンへ完全移籍することが鹿島から発表された。オイペンも同日に豊川の完全移籍を改めて発表。オイペンは、豊川との契約について「当初は2018年夏までのレンタルで合意していたが、2019年6月30日まで延長した」として、「リーズ・ユナイテッドおよび鹿島アントラーズとの合意」により獲得したと述べている。

 オイペンの発表ではリーズがどのような形で関与していたのか定かではなかったが、英国での報道によれば、カタールの最先端トレーニング施設として知られる「アスパイア・アカデミー」を通しての間接的な関与だったとのことだ。

 リーズは今月、アスパイア・アカデミーとの提携関係を発表。クラブ幹部のイバン・ブラーボ氏は同アカデミーの役員も務めている。オイペンはドーハにある練習施設で冬季キャンプを行っており、豊川はそこでチームに合流して練習に参加し、アピールに成功したことで契約期間を延長しての完全移籍となったようだ。

 移籍発表の翌20日に行われたベルギー1部第22節のスタンダール・リエージュ戦では早くもベンチに入った豊川だが、その試合での出場はなかった。次節以降のデビューが待たれるところだ。

【了】

ベルギー移籍の豊川雄太、リーズは間接的に関与。移籍めぐる混乱の理由は…

豊川雄太

◆J2熊本、GK佐藤昭大が新主将に決定…副主将は巻誠一郎ら3選手(サッカーキング)



 ロアッソ熊本は21日、2018シーズンのキャプテンと副キャプテンが決定したと発表した。

 キャプテンを務めるのはGK佐藤昭大。現在31歳の同選手は2015シーズン終了後に鹿島アントラーズから完全移籍で熊本に加入し、今季で3年目を迎える。昨年3月12日の明治安田生命J2リーグ第3節モンテディオ山形戦では後半アディショナルタイムのCKで攻撃参加し、ヘディングシュートで得点を決めて話題となった。昨季は副キャプテンを務めていたが、今季はキャプテンとなった。

 また副キャプテンはFW巻誠一郎が引き続き担当するほか、MF上里一将選手とMF黒木晃平が新たに就任することとなった。

 昨季は明治安田生命J2リーグで21位に沈み、巻き返しを期す熊本。元大宮アルディージャの渋谷洋樹氏を新指揮官に招へいし、新体制で今季に挑む。

J2熊本、GK佐藤昭大が新主将に決定…副主将は巻誠一郎ら3選手



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