日刊鹿島アントラーズニュース

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2014年3月1日土曜日

◇Jリーグがクラブへの制裁を追加…「無観客試合」、「降格処分」など厳しい措置も(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20140228/171675.html

 Jリーグが、2014年のリーグ規約の一部を変更するとともに、クラブへの制裁を追加した。

 今回、変更された規約は、「Jクラブの責任」の項目内で、「ビジタークラブのサポーターが試合の前後および試合中において秩序ある適切な態度を保持するよう努める義務を負う」というビジター側の責任の義務化。昨年までは「ホームクラブに協力をする」という規約だったが、ビジタークラブの責任も問われることとなった。

 また、新たな制裁として「中立地での試合の開催」、「無観客試合の開催」、「試合の没収」、「下位ディビジョンへの降格」を追加。昨年までは「けん責」、「制裁金」、「勝点減」、「出場権剥奪」、「除名」といった処分のみだったが、各クラブにより厳しい制裁が下される可能性がある。

◆日本代表DF内田篤人がピカチュウと共演…『ポケモンゲット☆TV』に出演(サッカーキング)


http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140228/171353.html


ピカチュウとともに『ポケモンゲット☆TV』に出演する内田


 3月2日に放送する『ポケモンゲット☆TV』(テレビ東京系列など)に、シャルケ所属の日本代表DF内田篤人が出演する。

 ブラジル・ワールドカップ開幕を控え、ポケモンの人気キャラクター・ピカチュウが、27日に発足したadidas『円陣プロジェクト』の“円陣アンバサダー”に就任。その記念として、内田が出演することとなった。

 内田は、『頭すっきりクイズ!ポケナゾ!』にドイツから参加。ポケテレメンバーのタカ局長(タカアンドトシ)、トシプロデューサー(タカアンドトシ)、しょこたんキャスター(中川翔子)、ゆきとディレクター(西井幸人)、ロビンディレクター(ロビン)とゲストの芹那、ザブングルとともにポケナゾに挑戦する。

 内田が出演する回は、3月2日(日)朝7時30分からテレビ東京系列で放送される。

◆長谷部、内田欠場も…ザック「物事は思わぬ展開をするものだ」(サンスポ)


http://www.sanspo.com/soccer/news/20140228/jpn14022804520002-n1.html



 日本サッカー協会は27日、国際親善試合のキリンチャレンジ杯・ニュージーランド戦(3月5日、国立競技場)に臨む日本代表23人を発表。MF本田圭佑(27)=ACミラン=らが順当に選ばれるなか、MF長谷部誠(30)=ニュルンベルク=とDF内田篤人(25)=シャルケ=は負傷の影響で選外となった。

 日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(60)は、母国の慣用句を使い前を向いた。

 「ダ・コーザ・ナーシェ・コーザ(物事は思わぬ展開をするものだ)」

 日本でいえば「人間万事塞翁が馬」。右膝半月板損傷のMF長谷部に代わるMF山口を「昨年、非常にいいパフォーマンスを見せた」と評し、右太もも腱損傷のDF内田に代わって復帰したDF駒野は「計算できる選手」。主力2人の不在にも「逆に、いい発見があるかもしれない」と言い切った。

 これまでは固定メンバーでの戦いが目立ったが、W杯登録選手の決定前最後の試合へ「サッカーは競争がないと成り立たない。W杯行きは誰も約束されていない」と開き直った。改築前の国立競技場では最後の代表戦。「私にとっては初めてだが歴史的な場所。大きなイベントになる」。指揮官は聖地に射す新たな“光”に期待する。(志田健)

9月のガーナ戦以来の代表復帰となったFW工藤(柏) 「春季キャンプ以降もゴールを取り続けてきたことに自信を持っている。(開幕の)FC東京戦でゴールを決め、チームを勝たせてから代表に合流したい」

長谷部に代わって昨年9月以来の代表入りとなったMF青山(広島) 「今年最初の日本代表メンバーに選ばれて光栄に思います。覚悟を持ってやっていきたい」

MF遠藤(G大阪) 「2014年最初の試合で、この後はしばらく代表の試合はないので、しっかりといろんな確認をして、よい内容でよい結果を出したい」

DF今野(G大阪) 「久しぶりの代表戦なので緊張すると思うが、W杯まで残り期間も試合も少ないので、練習から全力でプレーしたい」

DF伊野波(磐田) 「(W杯メンバー入りは)3~4月が勝負。その2カ月で、これまで積み上げてきたものをいかに出すことができるか。集中してやっていきたい」

◆鹿島大迫の穴をダビに期待/甲-鹿1節(ニッカン)


http://www.nikkansports.com/soccer/news/f-sc-tp1-20140301-1264051.html

<J1:甲府-鹿島>◇第1節◇1日◇国立

 14時キックオフ。

 【甲府】なんとか開幕戦開催を実現させた。記録的な大雪に見舞われ、甲府市内は100センチ以上の積雪。本拠地の中銀スタジアムには多くの雪が残るため、国立開催への運びとなった。チームは宮崎キャンプ後も、地元に戻れず都内で滞在した後、静岡・清水で合宿を行い開幕戦に臨む。戦力はFWクリスティアーノ(27)を補強し攻撃力アップ。守備は昨季後半戦を戦った3バックに磨きをかけてきた。

 【鹿島】アウェーは昨季5位の鹿島が聖地に乗り込む。注目は、ドイツ2部1860ミュンヘンへ移籍したFW大迫勇也の穴を埋められるかどうか。「4-2-3-1」の1トップに入るFWダビ(29)の出来が鍵を握り、本人も古巣甲府相手の開幕弾に意欲を見せる。19歳のFW豊川雄太、20歳の右サイドバック伊東幸敏ら若手が先発する中、白星発進を目指す。

 リーグ戦の対戦成績は3勝2分け3敗の五分。

◆【鹿島】小笠原「良い試合を」雪害で会場変更VS甲府(報知)


http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20140228-OHT1T00131.htm

 W杯イヤーで、22年目を迎えるJ1リーグ戦が1日、各地で開幕する。鹿島のMF小笠原満男(34)が28日、開幕の甲府戦で敵サポーターのためにも好試合をすることを誓った。同戦は、2月中旬の雪害によって、急きょ山梨中銀スタジアム(甲府市)から国立に変更して行われる。「試合を楽しみにしていた(山梨の)人の中には、試合を見に来られない人もいる。複雑な気持ちがある。自分たちは良い試合をしたい」

 試合前には選手会で集めた見舞金を渡す予定。鹿島が東日本大震災で大きな被害を受けた時、試合順変更など他クラブの協力を得た経緯もあり、今回は支援に回る。「ホームタウンが天災に見舞われたクラブ同士の対戦。いろいろな意味を持つ試合になる」と話した。

◆【J1戦力診断】甲府、堅守に自信 鹿島、若手成長も大きい大迫の穴(スポニチ)


http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2014/03/01/kiji/K20140301007686920.html

J1第1節 甲府―鹿島 (3月1日 国立)


 甲府は昨季の残留争いを勝ち抜き自信をつけた堅守ベースの戦術をブラッシュアップ。クリスティアーノ加入で得点力向上を図る。記録的な大雪の影響でホーム開幕戦が国立開催に変更。予期せぬ事態もモチベーションに変えて臨む。

 鹿島はエースの大迫が抜けた穴はやはり大きい。キャンプの仕上げ段階となった水戸、東京VのJ2との2試合で計1得点。一方で豊川や土居、昌子、植田ら若手が伸びているのも事実。再び黄金期を築くために辛抱が必要なシーズンか。

◆J1第1節(3月1日)甲府vs鹿島プレビュー&予想先発(ゲキサカ)


http://web.gekisaka.jp/news/detail/?133786-133786-fl

甲府 14:00 鹿島 [国立]

 豪雪の影響で山梨中銀スタジアムでの開催が中止となり、東京・国立競技場で開幕戦を戦う甲府。チームも宮崎キャンプ後、東京で足止めをくらい、静岡で合宿を続けてきた。今オフにはFWパトリック、MF柏好文、GK河田晃兵らが退団。FWクリスティアーノ、DF阿部翔平ら新戦力がどこまでかみ合うか。

 鹿島は1860ミュンヘンに移籍したFW大迫勇也の穴を埋められるかどうかが今シーズンのカギを握っている。現状、1トップの代役はFWダヴィが濃厚だが、昨季からの上積みは見られない。故障で開幕に間に合うかが微妙なDF山本脩斗を含め、MFルイス・アルベルト、FW赤崎秀平ら新戦力の台頭が待たれる。

▼過去の対戦成績:3勝2分3敗(ホームから見て)

▼ヴァンフォーレ甲府
[13年シーズン成績]
15位/勝ち点37
8勝13分13敗 30-41 -11

[移籍情報]
[ IN ]/[ OUT ]

[2013最終節]△0-0鳥栖(H)
   パトリック

ジウシーニョ 河本

福田       柏

  パラナ 新井

佐々木 土屋  青山

    河田

[開幕戦予想先発]
 クリスティアーノ

ジウシーニョ 下田

阿部      福田

  パラナ 新井

佐々木 山本  青山

    岡


[主な負傷者]
DF土屋征夫(右膝外側半月板損傷)

▼鹿島アントラーズ
[13年シーズン成績]
5位/勝ち点59
18勝5分11敗 60-52 +8

[移籍情報]
[ IN ]/[ OUT ]

[2013最終節]●0-2広島(H)
    大迫

中村  土居  野沢

  柴崎 小笠原

中田      西
  山村  青木

    曽ヶ端

[開幕戦予想先発]
    ダヴィ

豊川  土居  遠藤

  柴崎 小笠原

昌子      伊東
  山村  青木

    曽ヶ端



◆【J1:第1節 甲府 vs 鹿島】プレビュー:山梨県が大雪災害のため急遽国立競技場開催となった甲府対鹿島の一戦。結果は神のみぞ知るだが、甲府が見せたいのは逆境から立ち上がる姿勢(J's GOAL)


http://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/00168701.html

3月1日(土)J1 第1節 甲府 vs 鹿島(14:00KICK OFF/国立)
☆totoリーグ:10万円分の旅行券が当たる開幕キャンペーン実施中!
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2014年3月1日は城福浩が監督として甲府に来て3回目の開幕。1年目は身一つで甲府にやってきてチーム作りを始め、前年のチームでフィットしきれていなかったダヴィを活かすなどして最後はJ2優勝というクラブ初のタイトルを手にして、クラブ史上3度目のJ1昇格を果たした。しかし、攻撃のキーマンだったダヴィとフェルナンジーニョを残留させることはできず、2年目となった2013年は攻撃をほとんど一から作り直すスタートとなり、アジア以外の外国籍選手を開幕時の3人を含めて合計で8人獲得し、シーズン中に4人と契約を終えるという出入りの激しい、苦しい前半戦となった。それでも、粘り強く取り組んでチームの“最大値”を見つけ出した。後半戦からは鉄壁の守備を足掛かりにして少ない得点を活かして勝点を増やし、16位の湘南に勝点12差をつけた15位でクラブ史上2度目のJ1残留を果たした。JFK甲府3年目は右ウィングバックの柏好文の移籍以外ではほぼ2013年を継続できるスタートとなった…はずだった。

2月14日から15日にかけて関東甲信越地方に降った雪が甲府市内では1メートルを超える積雪となるなどし、山梨県に通じる鉄道・交通は全て遮断された。チームはキャンプ地の宮崎県から予定より1日遅れの16日に羽田空港まで戻ったものの、そこで足止めされ山梨に戻れる目途は立たなかった。静岡市やJ1清水など多くの関係者の協力もあって静岡市内でトレーニングができることになったが、山梨に戻ってトレーニングをする目途が立たないまま、ホーム・山梨中銀スタジアムでの開幕戦中止が21日に決まった。日本サッカー協会、Jリーグ、鹿島関係者などの協力や理解があって国立競技場で甲府対鹿島の開幕戦を同じ日程で行うことが可能になったが、開幕1週間前に予定していたJ2富山とのトレーニングマッチは中止となり、開幕直前の大事な2週間の予定が大きく狂ったまま開幕戦を迎えることになった。

城福監督は、「(山梨でトレーニングができないのであれば)もう少し宮崎に残ってキャンプを延長するという選択肢もありましたが、2週間で山梨に帰るというテンションでスケジュールを組んでいたので、選手のメンタル的な疲労も考慮すると延長はプラスにならないと判断しました。(東京都内で足止めという)リスクはあったが、山梨には選手の家族もいるので少しでも山梨に近づく方がいいという判断もありました。(23日、24日にようやく)山梨に戻ったとき、街中にはまだ雪が残っているのに、視察に行った山梨大学医学部の練習グラウンドには雪がなかった。(ピッチに水分が多くて)芝生はまだ使える状態にはなっていなかったですが、クラブの職員・育成のコーチだけでなく、県内のいろいろな人が協力して除雪をしてくれた結果。その想いを感じました。だからこそ開幕戦を山梨中銀スタジアムでやりたかったです。まずは3月1日に開幕戦ができることを感謝し、国立競技場まで来てくれるファン・サポーター、テレビの前で開幕戦を見てくれるファン・サポーターを感じながら戦いたい」と話す。2014年の強みは「2013年の継続」という話や新加入選手の状況、チーム・個人の戦術や技術についてあれこれ期待を交えて語りたい開幕戦であるが、2014年の開幕戦は完全に別のものになった。山梨県では個人の被害に加えて農業と観光の被害が大きく、農業被害はこの先何年も回復しないと言われている。東日本大震災で茨城県も大きな被害を受けた。今もその傷は癒えていないし、鹿島もスタジアムやクラブハウスなどの施設が直接被害を受けているからこそ、甲府の苦境を理解して手を差し伸べてくれたのだと思う。甲府は改めて、多くの人に感謝して迎える開幕戦だ。

プレシーズンマッチやトレーニングマッチの結果とニュースを見ると、鹿島は熟成させる余地が少なくない状況のようだけど、選手の名前を見れば本番になれば決定的な仕事をやる、やってきた実績充分の選手が多い。城福監督は、「去年、ホームでは鹿島に3-0で勝つことができたが、忘れてはいけないのはアウェイで戦って2倍以上のシュートを打たれて格とスキルの違いを見せつけられた試合。大迫(勇也)は抜けたけれど、それ以外のメンバーはほとんど変わっていない」と何度も話している。締めて締めて締めて甘い考えは絞り出して捨てきらないと戦えない相手。鹿島対策の紅白戦では、いろいろなケースを想定するなかで鹿島の2次攻撃のスキルの高さやパンチ力を意識した指示も多かった。トニーニョ セレーゾ監督が、1トップをダヴィで行くのかスーパールーキー・赤崎秀平にするのか、2人同時起用もあるのか、高卒ルーキーの杉本太郎の先発はあるのか、アルベルト ザッケローニ(日本代表監督)が柴崎岳の電話番号を急に知りたくなるようになるのか、関西出身の苦労人・昌子源はCBでレギュラーを取れるのかなど、鹿島のこの先5年、10年を支えるような選手の成長と実績のあるベテランが上手く絡み合えば、勝ち負けに関係なく「希望」が大きくなる鹿島。その第一歩は第2節からでお願いしたいところではあるが、お互いに「希望」を心の中で温めながら岐路につける試合内容にしたい。

赤崎のことをライバル視はしていないようだが、全日本大学選抜で一緒にプレーした湘南ファン(平塚市出身)の下田北斗は甲府のゴールデンルーキーのひとり。開幕戦で先発する可能性がある。「プロの世界では本番の当たりの強さやスピードはトレーニングマッチとは違うのと思うので、(チャンスを貰えるのなら)覚悟して臨みます。赤崎と同じピッチに立てれば面白いと思いますが、仕事はさせたくないですね」という。甲府の攻撃の選択肢を増やしてくれる存在になりそうな下田だが、彼の成長や対応能力を見守るのは甲府のファン・サポーターの楽しみになるはず。チームの最大値を探す2014年の旅は始まったばかりなので、新加入のクリスティアーノを軸とする攻撃面では「う~んっ、もうっ!」となる場面も少なくないだろうが、下田以外にも育てがいのある「希望」はチーム内にいっぱいあるのでいい所を探そう。まずは、堅さ自慢の守備意識が鹿島のアタッカー陣を相手に昨年並みのレベルでスタートできるのかをベースに、開幕直前2週間のスケジュールが大きく狂った中でも選手が真摯に準備し、逆境に立ち向かう心意気で挑む姿勢を見てほしい。自分たちの日常生活が大変な状況のファン・サポーターや大雪災害で自社工場に被害が出たにも関わらず、練習場の除雪に力を貸してくれたスポンサー企業の存在や心意気に、選手・スタッフ、フロント職員は力を貰っている。その力を国立で発揮して今度は県民が災害から立ち上がるための活力を送り返したい。国立競技場に入ったときからPRIDEのオープニングテーマが勝手に頭の中でかかり、アドレナリンがどくどく流れだしてきそうな開幕・甲府対鹿島。もちろん勝ちたい。ただ、逆境から立ち上がる心意気を見せ、勝ち負けを超えた部分でも心に残る試合にしたい。

以上

2014.02.28 Reported by 松尾潤

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