日刊鹿島アントラーズニュース

Ads by Google

2023年8月28日月曜日

◆J1神戸、MFレオシルバ緊急獲得も すでに練習参加「できるだけ早く判断」(報知)



レオ・シルバ


 現在リーグ2位の神戸が、悲願の初優勝に向け緊急補強に乗り出していることが27日、分かった。新潟、鹿島、名古屋に所属したブラジル出身MFレオシルバ(37)がチームの練習に参加しており、コンディションに問題がなければ正式加入する可能性が出てきた。

 神戸は主力MFの斉藤未月(24)が19日の柏戦で左膝を負傷。全治約1年の大けがを負い、クラブ幹部が「今は非常事態」と話すなどボランチの補強は急務だった。レオシルバは2013年に来日して以降、10年間日本で暮らし、昨年限りで名古屋を退団。今年は母国ブラジルのモト・クラブでプレーしていた。豊富な運動量を武器に攻守への貢献度が高いMFで、新潟時代の14年にはJリーグのベストイレブンにも選出された実力を持つ。12月に38歳を迎える大ベテランではあるが、Jのサッカーを熟知していることは強みだ。

 リーグの移籍期間はすでに終了しているが、無所属など例外とされる選手は9月8日までの追加登録が可能となる。同幹部は「(レオシルバは)数か月のブランクはあるが、人間性も含めて特長をよく分かっている選手。(獲得するか)できるだけ早く判断したい」とした。

 ◆レオシルバ(Leo Silva)1985年12月24日、ブラジル・マラニョン州生まれ。37歳。クルゼイロ、ポルトゲーザなど複数の国内クラブを経て13年に新潟に加入。17年に鹿島、22年に名古屋へ完全移籍。14年にJリーグのベストイレブン、16、18、19年に優秀選手賞を受賞。J1通算290試合25得点、リーグ杯通算42試合2得点。181センチ、76キロ。既婚。





◆J1神戸、MFレオシルバ緊急獲得も すでに練習参加「できるだけ早く判断」(報知)





◆【採点寸評|鹿島】盤石の勝点3で先発組は全員が及第点以上の出来。最高点は早川と垣田の「7」。MOMは...[J1第25節 鹿島 2-0 新潟](サッカーダイジェスト)






立ち上がりからエンジン全開


[J1第25節]鹿島 2-0 新潟/8月26日/県立カシマサッカースタジアム

 Jリーグは8月26日、J1第25節の8試合を各地で開催。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズ対アルビレックス新潟が行なわれ、鹿島が2-0で勝利した。

 開始9分、鹿島は安西幸輝のクロスから垣田裕暉がヘディングシュートを決めて先制に成功する。30分には広瀬陸斗のクロスを垣田が流したところに鈴木優磨が飛び込み、追加点を奪う。

 ビハインドの新潟は後半に攻勢を強め、相手ゴールに迫るがあと一歩及ばず。新潟の反撃をシャットアウトした鹿島が勝点3を掴んだ。

▼鹿島のチーム採点「7」
 ホームに新潟を迎えての一戦は、2トップを組む垣田と鈴木がそろってゴールを決め、クリーンシートによる勝利を飾った。連敗を4で止め、巻き返しのきっかけを掴んだ新潟とのアウェーゲーム(第9節)の再現のようだった。

 立ち上がりからエンジン全開の鹿島は両SBが高い位置を取り、攻撃に関与し続けた。2得点とも、そのアグレッシブさが効率良く結実した。

 一つひとつのプレーの質や強度、ゴールに向かう迫力という点で、新潟を上回る鹿島が2点のリードを守り切り、盤石の勝利を収めた。

「クロスだけではなく、そこに至るまでの過程から非常に良いバリエーションのなかで、相手を揺さぶることができた」とは、岩政大樹監督のコメントだ。

 後半途中から重心がやや後ろになったことで、何度かピンチを招くものの、GK早川友基のファインセーブをはじめ、ディフェンス陣の踏ん張りも重なり、相手の得点を許さなかった。残り9試合で、首位・横浜との勝点差は8。逆転優勝に向けて、一段と気勢が上がっている。

 スタメン組は全員が及第点以上の評価。最高点は早川と垣田の「7」で、MOMは終盤にビッグセーブ披露の守護神を選出した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。




GK:早川友基|採点7/81分、素晴らしい反応でボックス内シュートをストップ! クリーンシートに貢献するとともに勝利の原動力となった。MOMに相応しいパフォーマンスだった。

DF:広瀬陸斗(66分OUT)|採点6.5/負傷のため、およそ1か月間、離脱していたが、実戦復帰。絶妙クロスをたびたびゴール前に供給し、その1つが追加点につながった。

DF:植田直通|採点6.5/威風堂々。そんな表現がピタリと当てはまるような仕事ぶりだった。ただ単にどっしりしているだけではなく、相手ボールの動きに合わせ、小刻みにステップしながらポジション修正する繊細さも見逃せなかった。

DF:関川郁万|採点6.5/右へ、左へ、正確な広角フィードで攻撃の糸口を創出。後半途中から我慢の時間が続いたが、慌てることなく、ゴール前に立ちふさがった。

F:安西幸輝|採点6.5/先制点につながる完璧なクロスを送った。このワンプレーで気持ちもグンと上がり、課題とされる守備での集中力を最後まで保った。

MF:佐野海舟|採点6.5/ボールを奪って、つないで、運ぶ。相変わらずのハードワークぶりに脱帽だ。前節では途中から左SBに入ったが、今節では右SBを任された。

MF:ディエゴ・ピトゥカ|採点6.5/ビルドアップの経由地として、たくさんボールに絡んだ。ここが抜群に安定しているので、攻撃のテンポが良く、メリハリが効いていた。

MF:樋口雄太(78分OUT)|採点6.5/「ボールを受けて、味方につけて、走る」の連続プレーで攻撃を活性化。得点には直接、関与しなかったものの、守備では危険なスペースをケアするなど、警戒を怠らなかった。

MF:仲間隼斗(62分OUT)|採点6.5/闘魂注入! 立ち上がり早々、相手GKにバックパスが出されるや否や、猛然とプレスに行った。身を持って、チームの戦い方の方向性を示した。

FW:垣田裕暉(62分OUT)|採点7/気持ちのこもった先制ゴールと、勝点3をグイッと引き寄せる追加点をアシスト。今季J初ゴールを決めた9節のアウェー戦に続き、“新潟キラー”ぶりを発揮した。

FW:鈴木優磨(78分OUT)|採点6.5/右からのクロスに対し、ニアサイドで絡んだ垣田のヘッドにファーサイドに素早く回り込み、身体を投げ出しながら頭で押し込んだ。

MF:藤井智也(62分IN)|採点6/ピッチに入ってから、しばらくすると、チーム全体の意識が守備に傾いた。そのために自慢のスピードを披露する機会が少なくなってしまったが、攻守にそつのないパフォーマンスだった。

FW:知念慶(62分IN)|採点6/相手ボールになりかけた状況で、入れ替わるように奪い返し、クロスを上げる。身体のキレが戻り、フィジカルコンディションの良さをうかがわせた。

MF:松村優太(66分IN)|採点6/守備で奮闘も、攻撃では持ち味の快足を飛ばすシーンがほとんどなかった。減点材料はないものの、能力を出し切れなかった感も。

MF:アルトゥール・カイキ(78分IN)|採点なし/怪我から復帰し、およそ2か月半ぶりの公式戦。まだまだ試運転の域を出ていない印象だった。

MF:舩橋佑(78分IN)|採点なし/中盤のプレー強度を、もう一度、引き上げるべく、樋口に代わり、ボランチとして投入された。

監督:岩政大樹|採点6.5/後半途中から両翼にスピードスターを並べ、トドメを刺しにいったものの、思惑どおりにはいかなかった。その点を反省しつつ、かたや攻撃の狙いどころを明確にし、ゴールへの迫力を見せつけた前半の内容を収穫に挙げた。


◆【採点寸評|鹿島】盤石の勝点3で先発組は全員が及第点以上の出来。最高点は早川と垣田の「7」。MOMは...[J1第25節 鹿島 2-0 新潟](サッカーダイジェスト)






Ads by Google

日刊鹿島

過去の記事