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[9.5 J1第14節 名古屋1-3鹿島 豊田ス]
鹿島アントラーズが敵地で名古屋グランパスに3-1で勝利した。鹿島はアウェー3連戦を3連勝で終えた。名古屋は4試合ぶりの黒星となった。
名古屋がいい入りをみせた序盤だったが、前半13分に雷雨の影響で試合は一時中断。雷が鳴りやむまで約1時間の中断を余儀なくされたことで、試合の流れが完全に変わってしまう。
再開された直後の前半16分、カウンターからFWエヴェラウドがGKと1対1になる。しかしシュートではなく左に強いボールを蹴ることを選択。昨年まで名古屋の選手だったMF和泉竜司が合わせて先制点が決まる。
さらに前半37分には高い位置でボールを奪ったMF荒木遼太郎がMFレオ・シルバとのワンツーでゴール前に抜け出す。GKランゲラックのニアを抜く見事なシュートを突き刺し、リードを2点に広げる。
名古屋も後半に入ってすぐにFW相馬勇紀のシュートが相手に当たってディフレクションした浮き球をMF稲垣祥が合わせて1点を返す。しかし鹿島も同18分に右サイドでボールを持ったFW土居聖真がクロス。一旦はDFに防がれたが、こぼれ球を左足で蹴り込むと、ランゲラックの脇を抜いて追加点になる。
名古屋は直後に怪我から復帰となるMF阿部浩之を投入するなどして反撃に出るが、今季リーグ最少失点の守備陣が崩壊しては、勝ち点を手繰り寄せることは難しかった。名古屋は2日のルヴァン杯に続き、公式戦2試合連続で3失点敗戦となった。