日刊鹿島アントラーズニュース
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2017年6月3日土曜日
◆「サッカーキャンプ 2017 in 桜島」参加者募集開始、コーチは遠藤彰弘と平瀬智行 ~ポジション別スキルアップトレーニング合宿~(サッカーキング)
今年で7回目(7年連続)となる『サッカーキャンプ 2017 in 桜島』の開催が決定。2017年8月2日(水)から8月6日(日)の4泊5日の期間で、桜島溶岩グランド多目的広場で開催される。
開催に伴い、サッカーキャンプ 2017 桜島公式HPがオープンし、参加者の募集がスタートした。今年で7回目を迎えるサッカーキャンプ in 桜島では、毎年元プロサッカー選手による指導が行われ、今年のコーチは鹿児島実業高等学校出身の元日本代表遠藤彰弘と、平瀬智行が務める。
今年は、各ポジションに特化した集中強化トレーニングを実施。参加者は、3つのコース(ストライカーコース・ゲームメーカーコース・GK コース)から一つを選択し、夏の間に確実な成長が出来るよう、コース別に分かれ細かい技術を徹底的に鍛えていく。また、キャンプ期間中に地元のサッカーチームとの練習試合も行い、地元の選手たちと交流も行う。
宿泊所では、コーチ陣と子どもたちの個別面談や戦術セミナーなどを実施。メンタル面を鍛える頭と心のトレーニングを行う。また、遠藤彰弘、遠藤保仁が育った桜島の実家を見学する“遠藤家ツアー”など、桜島ならではのイベントも行う予定。4泊5日の合宿を通し“心・技・体”の育成を図るキャンプとなっている。
-『サッカーキャンプ 2017in桜島』開催概要-
主催:株式会社 11aside
後援:鹿児島市、鹿児島県サッカー協会
指導者:遠藤彰弘・平瀬智行
対象:鹿児島、九州を中心に、全国の小中学生(小学3~6年、中学1,2,3年)(キャンプ参加 100名予定スポット定員なし)
会場:桜島溶岩グランド多目的広場(芝生)
宿泊先:公営桜島ユースホステル
期間:2017年8月2日(水)~8月6日(日)4泊5日
参加費:1名参加¥65,000 2名参加¥62,500 3名以上¥60,000
※現地までの交通費は自己負担
募集:http://sakurajimacamp.jp/
問合せ:日本旅行0120-88-5024(フリーダイヤル)/06-6209-0707
https://www.soccer-king.jp/news/japan/20170602/595966.html?cx_cat=page1
◇パトリック Jでのプレー続行を希望「家族も日本が大好き」(スポニチ)
G大阪と6月末での契約満了が発表されたFWパトリックが、Jリーグでのプレー続行を希望した。
前日に通達を受けたため、まだ他クラブからの接触はないものの「1番の気持ちは、日本でプレーしたいということ。家族も日本のことが大好きだから」と助っ人FW。カテゴリーに関しては「第1(希望)はJ1ですよね」と話した。
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2017/06/03/kiji/20170603s00002000021000c.html
◆U-19日本代表、アンゴラに終了間際に追いつかれ悔しい引き分け(JFA)
第45回トゥーロン国際大会2017
グループステージ第2戦 vs U-20アンゴラ代表
2017年6月1日(木) 17:00キックオフ(現地時間) 試合時間80分(40分ハーフ)
Stade D'Honneur(フランス/サロン)
U-19日本代表 1-1(前半0-0、後半1-1)U-20アンゴラ代表
得点
53分 佐々木匠(U-19日本代表)
80分 失点(U-20アンゴラ代表)
スターティングメンバー
GK:沖悠哉
DF:田中陸、橋岡大樹、麻田将吾、杉山弾斗
MF:佐々木匠、金子大毅、伊藤洋輝、黒川淳史
FW:小松蓮、安藤瑞季
サブメンバー
GK:大迫敬介
DF:三国スティビアエブス、立田悠悟、田中康介、中川創
MF:吉尾海夏、住永翔、針谷岳晃
FW:安部裕葵
交代
HT 麻田将吾 → 立田悠悟
HT 黒川淳史 → 吉尾海夏
57分 安藤瑞季 → 安部裕葵
マッチレポート
第45回トゥーロン国際大会2017に出場しているU-19日本代表は6月1日(木)、初戦から大幅にメンバーを入れ替え、グループステージ第2戦U-20アンゴラ代表との試合に臨みました。この日は試合前に雨が降り、初戦と比べだいぶ日差しも弱く、涼しくプレーしやすいコンディションの中でのキックオフとなりました。第1戦でキューバに対し惜しくも勝ちを逃し、引き分けで終わった日本はアンゴラ戦には絶対に勝ち切るという気持ちで試合に入り、試合序盤から相手ディフェンス陣に前線の選手たちがプレッシャーをかけていきます。
日本の最初のチャンスは6分、相手陣内で奪ったボールをテンポ良くパスを繋ぎ、右サイドから佐々木匠選手がシュート、惜しくも相手GKに防がれますが、日本がゲームの主導権を握ります。10分にはコーナーキックから麻田将吾選手がヘディングシュート。この決定的なチャンスも相手GKに防がれてしまいます。守備面では、激しいプレッシャーから相手にあまり決定的なチャンスを作らせない安定した守りをみせ、攻撃も連携のとれたパスワーク、サイドバックのオーバーラップ等で幾度となくチャンスを作るも、第1戦キューバとの試合同様になかなか決めきれず、前半を0-0で終えます。
後半、立ち上がりから麻田選手に代わり立田悠悟選手、黒川淳史選手に代わり吉尾海夏選手を投入し試合に臨みます。後半4分、佐々木選手が左サイドからクロスを上げると小松蓮選手がゴール前で合わせるも、相手GK正面。逆にその1分後の後半5分、日本ゴール前でファールを犯し、直接フリーキックを与えてしまいます。シュートは僅かに枠をそれるも、なかなかチャンスを決めきれない中で嫌な空気が漂います。しかし後半13分、ペナルティエリア内で佐々木選手がドリブルを仕掛けファールを受けPKを貰うと、佐々木選手が自ら得たPKを冷静に決め、日本が待望の先制点を奪います。
その後、フォワード安藤瑞季選手に替え安部裕葵選手を投入し、さらに追加点を狙いに行きます。また後半に入っても、両サイドバックの田中陸選手、杉山弾斗選手が果敢にオーバーラップを続けチャンスを作り出すも、最後まで追加点を奪えず、逆に後半ロスタイムにコーナーキックから失点を許し、最後に同点に追いつかれ悔しくも2試合続けて1-1で試合を終えました。
日本のグループステージ最終戦は、6月4日(日)15:00 (現地時間)からイングランド代表との試合になります。
選手コメント
MF #17 佐々木匠 選手(ベガルタ仙台)
今日は良いゲームが出来ていましたが、最後に集中力が切れてしまい失点してしまいました。第1戦も引き分けてしまったので、この試合では必ず勝つことを目標に試合に挑みましたが、また引き分けてしまい非常に悔しいです。個人的には前半からボールをさばきながらリズムを作っていましたが、どこかで相手のスキをみて仕掛けようと思ってプレーしていました。そして、それが後半のPK獲得に繋がり、先制点を奪うことが出来ました。次のイングランドもまたフィジカルが強い相手になるので、そういった相手に対しハードワークで挑んで行きたいと思います。
DF #4 橋岡大樹 選手(浦和レッズユース)
今日の試合にはスタメンとして出場するからには絶対に結果を重視する、という思いで臨みました。今日のアンゴラはフィジカルが強く、身体能力が高い相手だと試合前からわかっていたので、相手に負けないように日本人らしくタフに戦いました。結果はとても残念でしたが、まだ次の試合もあるので気持ちを切り替えて、次の一戦に向けて良い準備をしていきたいと思います。
MF #8 田中陸 選手(柏レイソルU-18)
初戦のキューバ戦では勝てた試合を逃し、今日は絶対に勝たなければいけない試合でしたが、同じような形で勝点3を逃してしまった事は絶対に改善しなければいけないと思います。2試合とも最後に失点するところまでは良い形を作れていましたが、本当に悔しいです。次のグループステージ最後の相手のイングランド代表は強敵ですが、気持ちを切り替え、日本の良さであるパスで相手を崩し、なんとしても勝ちたいと思います。
◆鹿島アントラーズ監督はなぜ、電撃解任されたのか? サッカー誌が書かない裏事情(日刊サイゾー)
Jリーグに激震が走った。5月31日、昨年のクラブワールドカップでレアルマドリードを追い詰め、鹿島アントラーズを世界2位に導いた石井正忠監督が突然解任されたのだ。鹿島は、その前日にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝セカンドレグで中国の金満クラブである広州恒大に2-1で勝利したものの、ファーストレグを0-1で落としていたため、アウエイゴールルールで敗退していた。
試合内容自体は決して悪くなく、またリーグ戦でも優勝争いを狙える中位につけているため、石井監督が解任されるなど誰も予想していなかった。にもかかわらず、ACL敗退の翌日に、突然の解任。いったい何があったのだろうか? サッカーライターに話を聞いた。
「鹿島内での石井監督の求心力が低下していました。やはり、昨季、途中交代にブチ切れた金崎夢生と口論となり、心労による体調不良で一時的にチームを離れたことが原因でしょう。これにより、若手選手にナメられてしまった。そういった空気感をフロントも察知していた。石井監督は本当にいい人ですが、厳しさが足りなかった。ビッグクラブを目指すチーム向きの監督ではないのかもしれません」
一方で、鹿島の懐事情もあるようだ。
「鹿島は今季、大型補強を行っています。都心のクラブのように、大型補強が観客動員に結び付けばいいのですが、鹿島という立地、交通の便などから観客動員が伸び悩んでいる。となると、ACLを制し、クラブワールドカップとの賞金を合わせた10億円、もしくはDAZNマネーで入るJリーグの優勝賞金20億円、どちらかは獲得しないと、来年の大幅戦力ダウンは否めません。しかし、ACLは敗退。残すはJリーグのみですから、フロントとしてコーチ陣や選手に発破をかける意味での解任もあると思います」(同)
石井監督を解任することで、「Jリーグは絶対に優勝する」と示した鹿島。というよりも、今季、優勝しなければ、今のような一線級の選手を保有することが難しくなるのが実情のようだ。ビッグクラブを目指して大型補強を行った鹿島が、岐路に立たされている。
(文=TV Journal編集部)
http://www.cyzo.com/2017/06/post_33006_entry.html
◆指揮官初陣は広島戦…鹿島を率いる大岩剛新監督のキャリアを写真で振り返る(サッカーキング)
鹿島アントラーズは5月31日、石井正忠監督の退任と大岩剛コーチの新監督就任を発表した。大岩新監督は名古屋グランパスでキャリアをスタートさせ、ジュビロ磐田、鹿島に在籍。鹿島では史上初のJ1リーグ3連覇や2度の天皇杯優勝など、数々のタイトル獲得に貢献した経験を持つ。
指揮官としての初陣はサンフレッチェ広島とのアウェイゲームとなった。大岩新監督のキャリアを写真とともに振り返っていこう。
名古屋グランパス
筑波大学卒業後の1995年、名古屋に入団。ルーキーイヤーから定位置を掴み、トーレスとともに守備を支えた。名古屋には2000年8月までの約5年半在籍し、95年、99年の天皇杯優勝などのタイトル獲得にも貢献。自身も名古屋在籍時の00年に日本代表に初選出され、A代表デビューを飾っている。
1995 名古屋グランパス 38試合0得点
1996 名古屋グランパス 27試合1得点
1997 名古屋グランパス 32試合1得点
1998 名古屋グランパス 32試合2得点
1999 名古屋グランパス 26試合2得点
2000 名古屋グランパス 17試合0得点
ジュビロ磐田
2000年9月、磐田に加入。01年には初のベストイレブンに選出されると、翌02年には名波浩や福西崇史、藤田俊哉らが中盤を形成する『N-BOX』システムを武器に、史上初の両ステージ制覇を果たす。大岩は最終ラインの一員として、田中誠、鈴木秀人、山西尊裕らとともに堅守を築き上げた。
2000年 ジュビロ磐田 1試合0得点
2001年 ジュビロ磐田 28試合2得点
2002年 ジュビロ磐田 20試合0得点
鹿島アントラーズ
2003年、磐田の最大のライバルだった鹿島へ移籍。加入初年度にA3チャンピオンズカップでタイトルを獲得とすると、07年、08年、09年には史上初のJ1リーグ3連覇、07年、10年の天皇杯優勝と数々の栄冠を手にした。10年の天皇杯制覇を最後に、16年の現役生活に幕を下ろした。
2003年 鹿島アントラーズ 29試合1得点
2004年 鹿島アントラーズ 29試合0得点
2005年 鹿島アントラーズ 30試合0得点
2006年 鹿島アントラーズ 27試合1得点
2007年 鹿島アントラーズ 20試合0得点
2008年 鹿島アントラーズ 18試合0得点
2009年 鹿島アントラーズ 6試合0得点
2010年 鹿島アントラーズ 6試合0得点
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170602/595830.html?cx_cat=page1
◆森脇や小林ら日本から4名、元Jリーガー2名も選出…ACL・R16第2戦ベスト11(サッカーキング)
5月29日から31日に各地で行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16・セカンドレグの結果を受け、同大会の公式ツイッターがベストイレブンを6月1日に発表した。
日本勢からは4名が選ばれた。浦和レッズからクリーンシートを達成したGK西川周作とベスト8進出に導く決勝ゴールを挙げたDF森脇良太が選出。1ゴール2アシストの活躍を見せた川崎フロンターレFW小林悠と、圧巻のドリブル弾を披露した鹿島アントラーズのブラジル人FWペドロ・ジュニオールも名を連ねた。
また、上海上港(中国)からは川崎などでプレーしたブラジル代表FWフッキが決勝ゴールを決めてベストイレブン入り。アル・アイン(UAE)からは、元鹿島のブラジル人MFカイオと2016年度のアジア最優秀選手に輝いたUAE代表MFオマル・アブドゥルラフマンが2ゴールずつ挙げて選出された。
なお、準々決勝の対戦カードは、6月6日に行われる抽選で決定する。
ACL公式ツイッターが発表したラウンド16第2戦のベストイレブンは以下のとおり。
▼GK
西川周作(浦和レッズ)
▼DF
サデグ・モハラミ(ペルセポリス/イラン)
モハンマド・アンサーリー(ペルセポリス/イラン)
森脇良太(浦和レッズ)
ホセイン・マヒニ(ペルセポリス/イラン)
▼MF
小林悠(川崎フロンターレ)
フセイン・アルモカハウィ(アル・アハリ/サウジアラビア)
オマル・アブドゥルラフマン(アル・アイン/UAE)
カイオ(アル・アイン/UAE)
▼FW
フッキ(上海上港/中国)
ペドロ・ジュニオール(鹿島アントラーズ)
👏 Presenting the latest #ACL2017 Team of the Week! pic.twitter.com/gQ9skwd2JL— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2017年6月1日
https://www.soccer-king.jp/news/japan/acl/20170602/595416.html?cx_cat=page2
◆サンフレッチェ広島vs鹿島アントラーズ 6月4日(サンスポ)
・今季、広島はJ1でのホーム戦7試合で勝ちがない(4分3敗)。今季J1でホームでの勝ちがないのは、広島含め2チームしかない(清水と並ぶ)。
・また、広島は今節も勝てないと、J1でのホーム戦でクラブワーストタイの8試合連続未勝利となってしまう。
・一方、鹿島は今季J1のアウェイ戦で全勝している唯一のチームである(5戦全勝)。
・鹿島は今節勝利すれば、J1で2013年9月~2014年4月に達成したアウェイ9連勝以来の、アウェイ連勝記録となる。
・広島はJ1での鹿島戦で現在6試合連続勝ちがない(1分5敗)。この間、平均3.2失点を許している。
・土居聖真はJ1での広島戦直近5試合で3得点に直接関与している(2得点1アシスト)。
・鹿島は今季のJ1でリードを奪った試合で、1度も勝ち点を落としていない(全7試合)。
・広島は今季PA外からリーグ最多の100本のシュートを放っている。しかし、今季J1で同エリアから得点を決めていない3チームのうちの1つである。
・しかし、広島はPA外からリーグワーストの6失点を許している。
・今季J1で、前半最初の15分間と後半最初の15分で共に得点を決めたことがないのは、鹿島だけ。
http://www.sanspo.com/soccer/news/20170602/jle17060213150010-n1.html
◆【広島vs鹿島プレビュー】直近の公式戦3試合で2勝1分と負けなしの広島…石井正忠監督解任の鹿島は再出発を勝利で飾れるか(サッカーキング)
■サンフレッチェ広島 ルヴァン杯で選手層の底上げに成功
【プラス材料】
直近の公式戦3試合で2勝1分。5月31日の横浜FM戦では、残り5分を切ったところで飛び出した宮吉拓実のゴールによって、ルヴァン杯のプレーオフステージ進出を決めるなど、ようやく明るい日差しが指しつつある。特に宮吉の得点は、公式戦で今季初めて途中出場選手のゴールであったことも、チームの雰囲気を盛り上げている。
リーグ戦で先発を外された千葉和彦や工藤壮人が結果を残し、フェリペ・シウバや森島司らのテクニシャンも戦えるところを示した。「俺を使え」と名乗りをあげた選手が続々と出現したことも、ルヴァン杯の成果だったと言える。
また、直近の3試合で複数得点が2試合、完封が1試合、失点2と成果は上がっていることも間違いない。まだまだ降格圏の16位にいるとはいえ、今節に勝利し札幌が引き分け以下なら残留圏の15位に浮上する。
【マイナス材料】
公式戦3試合負けなしとはいえ、内容は決して「広島らしさ満開」というわけにはいかない。森﨑和幸が「攻撃のスイッチを入れようとするとミスをする」とリーグ第13節の磐田戦後に嘆いたように、単純な失敗が多い。それはルヴァン杯組も同様で、決してプレスが強くかかっているわけではないのに、パスミスを続出して相手にボールを渡し、自らピンチを招いている。身体を張った守備で凌ぐことができているのは悪くはないが、そもそもミスがなければ相手に好機を与えはしないのだ。「いい守備からいい攻撃」は広島の方向性だが、せっかく力強い守備を見せても切り替えでミスを繰り返してはどうしようもない。
鹿島には2013年の最終節で勝利した後、天皇杯も含む公式戦で1分6敗と圧倒的に分が悪く、内容的にも制されている。チームとしての試練はまだまだ続く。
文:紫熊倶楽部 中野和也
■鹿島アントラーズ 石井正忠監督を電撃解任、大岩剛新監督の下で巻き返しを図る
【プラス材料】
ACL敗退を受け、クラブは31日に石井正忠監督を解任し、大岩剛コーチが新監督に就任すると発表した。成績を反映した措置ではあるが、チームの「ポテンシャルを引き出せていない」「具体的な指示を出せる監督」(幹部)という現況に即した人事だった。過去に監督をシーズン途中で解任したシーズンは必ずタイトルを獲得しており、今回も監督交代によって巻き返しを図る狙いがある。
交代直後で先発メンバーは読みにくいが、足首の負傷で先発を外れていた金崎夢生が先発復帰する見込み。選手もこの人事を受け、気持ちを引き締め直している。広島戦で勝ち点3を奪って、代表ウィークによる中断に入りたいところだ。
【マイナス材料】
世界的に見ても、監督交代直後は浮上するチームが多いというデータが残されている。サッカーがいかにメンタルスポーツであるかということを物語っているが、あくまでもデータ。広島戦での勝利を約束してくれるものではない。
ACLの広州恒大戦から中4日で今節を迎える。大岩新監督に与えられた準備期間は、4日間だけ。石井前監督の戦術、メンバーを踏襲して戦うことになるだろう。大岩監督の色が出るのは中断明けの試合からになる。代行監督を1試合務めたことがあるが、監督の座に就くのは今回が初めて。ドタバタの中でどこまで準備し、冷静に戦況を見極められるか。新監督の采配に注目したい。
文:totoONE編集部
https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20170602/595559.html?cx_cat=page1
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