日刊鹿島アントラーズニュース

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2019年9月30日月曜日

◆[MOM2979]茨城県FW淵上涼太(鹿島ユース、1年)_10番の責任果たす決勝点!(ゲキサカ)






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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[9.29 国体少年男子1回戦 徳島県 0-1 茨城県 北海浜多目的球技場]

 開催地の茨城県は、各選手が良さを出してまず1勝。中でも、内野弘監督(麻生高)は「あそこで獲ってくれなかったら、苦しかった」と決勝点となる1点の大きさを口にしていた。

 その1点を奪ったのが、10番のFW淵上涼太(鹿島ユース)。エースとして結果を残した淵上は「今年10番もらって、チームを勝たせないといけない立場になって、1試合1点くらい獲っていきたいという目標があったので、今日はそれをこなせて良かったです」と喜んだ。

 地元の観衆や鹿島ユースの先輩たちの声援に応えたのは、前半12分だった。茨城県はMF伊藤龍之介(鹿島ユース)の右足FKが右隅のコースを突く。これは徳島県GKが反応したが、弾いたボールを詰めていた淵上が右足でゴールに流し込んだ。

「伊藤龍之介選手のシュートは必ず良いコースに行くと思っていたので、こぼれてくるかなと狙っていたんですけれども、たまたま自分のところに転がって来て押し込んだだけです」と淵上は謙遜。それでも、この先制ゴールは地元開催で重圧を感じていたチームの緊張も和らげる大きな1点となった。

 淵上は立ち上がりから前線でチャンスに絡み、サイドへボールを展開する部分や、前線からの献身的なプレッシングでもチームに貢献。今後の戦いでは、鹿島ユースで指導を受けている柳沢敦コーチの現役時代を参考にしているという抜け出しの回数を増やしていく意気込みだ。

「柳沢コーチの昔の映像とかは最近見始めて、攻撃の得点シーンとか、背後の抜け出しとかをよく見て、今日はあまりできなかったんですけれども、明日から繋げていきたいと思っています」

 この日、淵上が決勝点を奪ったシーンでは、茨城県の選手たち全員が大喜び。「チームが一致団結して、今、全員で試合に臨んでいるからこそああいう喜びだったり、全員で喜ぶ姿が見られたのかなと思います」と胸を張ったエースが、今後も自身のゴールで茨城県イレブンが喜ぶ回数を増やす。

(取材・文 吉田太郎)




◆[MOM2979]茨城県FW淵上涼太(鹿島ユース、1年)_10番の責任果たす決勝点!(ゲキサカ)





◆柴崎岳が明かす憧れの選手は?デポルティーボ地元紙で語る「日本人で言うと…」(GOAL)



柴崎岳 Gaku.Shibasaki


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デポルティーボ・ラ・コルーニャの日本代表MF柴崎岳が、地元紙のインタビューに応じている。

今夏にヘタフェからセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のデポルティーボに加入した柴崎。ここまでインターナショナルブレイク中を除く6試合すべてに先発で出場するものの、チーム状態とともにやや調子を落とす状態が続いている。そんな中、スペイン『La Voz de Galicia』のインタビューに応じ、新天地などについて語った。

生い立ちや2人の兄の影響でサッカーを始めたことを話した柴崎は、子供の頃に憧れていた選手について「アイドルというアイドルはいなかったですけど、昔好きだったのは(アレッサンドロ)デル・ピエロとか、日本人で言うと中田英寿さんがアイドルに近い存在」と明かした。

また、鹿島アントラーズ時代にFIFAクラブワールドカップでレアル・マドリー相手に2ゴールを奪った試合から、数カ月後にスペインに渡った選択について問われ「いつか海外で、スペインでプレーしたいという夢を持っていたので」と語り、今夏のデポルティーボ移籍を振り返った。

「歴史のあるクラブということはもちろん知っていました。十数年前にはチャンピオンズリーグを戦ったりとか、素晴らしい時代を築いたクラブであるということはわかっていたので、評価されて、必要とされていることをとてもうれしく感じていました」

その他にも、スペインの食生活やガリシア地方に関しての質問に答えた柴崎は、日本代表でキャプテンマークを巻いたことにも言及。「コパ・アメリカではキャプテンでしたけど、実際はキャプテンではないですし、僕のキャラクター的にキャプテンというよりは…」としつつ、デポルティーボの主将を務めるアレックス・ベルガンティニョスと同じような考え方を持ちながらプレーできていると語った。

そして、最後に本拠地エスタディオ・デ・リアソールでの初ゴールが期待されていることに「できる限りすぐにその日がやって来ることを願っています」と誓っている。


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◆鈴木優磨が「絶対に超えられる」と豪語した選手とは? ベルギー挑戦は「毎日楽しい」(フットボールチャンネル)



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 巨大な野心を胸に秘めたストライカーが欧州での挑戦を始めた。この夏、鹿島アントラーズからベルギー1部のシント=トロイデンVV(STVV)に移籍したFW鈴木優磨は、徐々に周囲の信頼を掴みつつある。

 現地29日に行われたベルギー1部第9節、ゲンク戦ではベンチスタートだったものの、1点リードされていた前半終了間際の43分から急きょピッチへ。「始めから出たかったです…」とつぶやいた23歳は、「チームとして最後はいい試合ができた」と0-3から3-3まで追いついた劇的な試合を前向きに振り返った。

 今季4試合目の出場はダービーマッチ。後半途中にSTVV側のゴール裏から物が投げ込まれるなどヒートアップし、試合は約15分間にわたって中断された。

 その中断明けからSTVVの猛反撃が始まり、終盤の87分には3-3の同点に。最後のゴールに怒ったゲンクサポーターの怒りゲージが爆発寸前まで溜まり、スタンドの前には警察の機動隊が集結して警戒にあたった。そこで再び試合は中断、主審はそのまま再開させることなく試合終了の笛を吹いた。

 まさに「大荒れ」という言葉がふさわしい試合で、鈴木も「負けないのと同時に、怪我をしないという(ことを意識した)。ちょっと危なかったので、状況的にも」と語る。だが、「そんなに慌てずできました」と冷静で、「もうちょい絡んでいけて、もうちょいゴール前で力を発揮できるようになれば、点を取っていけるんじゃないか」と課題を振り返った。

 ゴール前で持ち前のシュート力を発揮できる場面は少なく「もっとゴール前で自分の力を発揮したい」とも鈴木は言う。ベルギー移籍後の先発出場は1試合のみだが、充実した日々の中で自信を深めつつある。

「楽しいです、毎日、本当に。1つひとつのプレーだったり、体感するレベルだったり、フィジカル強度というのは間違いなくこっちに来て大変なんで、それに体が慣れて、もっともっといいところにいけるように頑張ります」

 そして、同い年で昨季STVVに在籍して公式戦16得点を奪い、今季はフランクフルトでレギュラーの座を確たるものにしつつある日本代表FW鎌田大地をも「絶対に超えられる」と鈴木は豪語する。

「(鎌田と)同じ時間を与えられれば、俺は絶対に超えられると思っているので。スタメンで出れば絶対に(ゴールを)取れる。実際、練習試合もこないだの試合もスタメンで出て点を取っているし、(監督が)スタメンで出すか出さないかの問題なので。(試合に)出た時は点を取ることを意識してやっていますし、もちろん自分が期待されているのはわかっているので、点を取れるように頑張ります」

 背番号9を与えられ、クラブからもファンからも新エースとして期待は大きい。STVVが昨季以上の成績を残すには、鈴木の活躍が不可欠。結果を出せば自然に周りからの信頼も高まり、連係面の課題も解決されていくだろう。欧州初挑戦のストライカーの覚醒は時間の問題かもしれない。

(取材・文:舩木渉【ベルギー】)

【了】


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◆鈴木優磨が「絶対に超えられる」と豪語した選手とは? ベルギー挑戦は「毎日楽しい」(フットボールチャンネル)





◆【鹿島】むしろ「こんなもんかな」ぐらいがちょうどいい。先発復帰の内田篤人の出来は?(サッカーダイジェスト)



内田篤人 Atsuto.Uchida


◆◆サッカーダイジェスト / 2019年10月10日号


今後に向けて、良い感触を得られたはずだ


[J1リーグ第27節]鹿島1-1札幌/9月28日/カシマ

 ピッチに立つのは、9月1日の25節・清水戦で途中出場して以来。先発での出場は、3月30日の5節・磐田戦以来で、実に約6か月ぶりのことだ。

 今節の札幌戦で、内田篤人は腕章を巻いて、久しぶりにスタメンに名を連ねた。特別な感情が込み上げてきたりもしたのか――百戦錬磨の内田は、そんな感傷的な気分になどならない。「キャプテンマークを巻いてとか、何か月ぶりの復帰とか、みんな言うけど、俺、何年もやっているし、そんなこといっぱいあるから。あんまり意識していない」ときっぱり。

 そんなことよりも、「だいぶサボっているので。しっかりやらないといけない」という気持ちのほうが強かった。

 自身のパフォーマンスについては「もう少し、やらなければいけないけど」と満足はしていない一方で、「こんなもんかな」というフレーズを何度か口にした。

 得点やアシストといった目に見える結果を残したわけではない。77分に途中交代するまでの総走行距離は7.958キロメートル、スプリント回数は10回と、いずれも平均的な数値ではある。

 だからといって低調な出来だったかと言えば、そんなことはない。頻度はそれほどではなかったにせよ、タイミング良く攻め上がるシーンはあったし、シンプルなパス交換でボールの流れをスムーズにした。

 クロスに関しては「(空中戦に強い上田)綺世がいるので、どうしても俺も(左SBの小池)裕太も狙いすぎたかなっていう。放り込みすぎた」と反省の弁。ただ、ワイドに開いたFWに入れる縦パスは正確で、チームとしてはそれで局面を前に進めることができていた。

“復帰戦”としては、まずまずの内容だったのではないか。内田本人は、何よりも怪我による再離脱をしないようにと慎重だ。「プレーしたいし、プレーしなければいけない立場だと思う」と言葉に力をこめる。

 その意味では、札幌戦では際立つプレーは少なかったかもしれないが、実戦を通じて、コンディション的に問題がなかったことのほうが大きい。「全然、大丈夫。筋肉系に問題が出たとか、膝が痛いとかはないので」。今後に向けて、良い感触を得られたはず。むしろ「こんなもんかな」ぐらいがちょうどいいのだ。

「練習でしっかりやっていけば、(調子は)勝手に上がってくる」

 昨季に引退したレジェンド小笠原満男の後を引き継ぎ、国内随一の常勝軍団の先頭に立ってタイトルへと導くべき存在がようやく戻ってきた。シーズンも終盤戦に突入し、大事なゲームが増えてきた今こそ、豊富な経験を持ち、強い責任と覚悟を持つ内田の力が必要だ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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◆【鹿島】むしろ「こんなもんかな」ぐらいがちょうどいい。先発復帰の内田篤人の出来は?(サッカーダイジェスト)




2019年9月29日日曜日

◆ラグビーW杯的視点でサッカーを見れば。日本代表に加えたい外国籍Jリーガーは誰だ(Yahoo)






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 先のパラグアイ戦、ミャンマー戦に招集された日本代表23人の中で、海外組の数は19人に及んだ。彼らは日本に帰国して1試合、ミャンマーに移動して1試合を戦い、そして欧州に戻っていった。

 一方、日本でいまW杯が開催されているラグビーは、日本代表30人中15人が外国出身者だ。サッカーをはじめとするそれ以外の競技と代表チームのコンセプトに違いがある。そこに違和感を覚える人がいても不思議はない。しかしである。彼らは全員、トップリーグのチームに所属しているサッカー的に言えば国内組だ。

 23人中19人が海外組で占められるサッカーと、30人中15人が外国出身者ながら、30人全員が国内組であるラグビーと。違和感を抱くのはどちらかと言えば、いい勝負になってきている。

 重要なのはルーツなのか、いまいる場所なのか。

 ルーツを重視するサッカーだが、この流れで行くと近い将来、代表チームの国内組はゼロになる可能性がある。全員海外組。となると、日本在住者はスタッフのみ。監督とコーチだけになる。彼らは通常、日本にいて海外でプレーする選手の現状をチェックできるのかという話になる。親善マッチを9割方国内で戦っているいまの代表戦の在り方にも、違和感を抱かざるを得なくなる。このスタイルで強化は進むのか。

 一方、海外組の中で、それぞれがプレーしている国の代表チームに入れそうな選手は、率直に言って誰一人いない。久保建英がスペイン代表になれるかと言えば、いまの時点ではノーだ。にもかかわらず、増加の一途を辿る海外組を見ていると、むしろラグビーの方があるべき姿に見えてくる。

 一方、Jリーグに、実力的に日本代表に入れそうな外国人選手は多数いる。滞在歴が3年以上というラグビーに用いられている規定を外せば、枠の半分ぐらいは直ぐに埋まるだろう。

 ラグビーは外国出身選手の顔がいま露出しやすい状態にある。W杯で活躍すればするほど、その知名度、認知度は上昇する。それに引き替えJリーグで活躍している外国人選手は……と、その姿が忍びなく見えてくる。脚光はもっと当てられるべきなのだ。

 いま、Jリーグでプレーする外国人選手の中で、日本代表に加えたくなる外国人選手は誰か。ラグビーW杯日本開催を記念して、まずはラグビー的な条件に適う選手からリストアップしてみたい。

 最上位に来る選手は誰か。日本代表でキャプテンを任せることができそうな、サッカー版のリーチ・マイケルは誰かといえば、それはレオ・シルバ(鹿島アントラーズ)だろう。2013年に来日。アルビレックス新潟で4シーズンを送った後、2017年、鹿島に移籍。現在そこで3シーズン目(通算7シーズン目)を送っているが、Jリーグのベスト11に輝いた過去はわずか1回(2014年)。2013年から現在に至るまでJリーグのベスト11に輝いてきた選手と、レオ・シルバの力量を比較すれば、選者の見る目に思わず疑問を抱きたくなる。格が違うだろと言いたくなる。

 鹿島はアジアチャンピオンズリーグ準々決勝で広州恒大に通算スコア1-1、アウェーゴールルールの差で惜敗したが、レオ・シルバのプレーは光った。相手の広州恒大にはパウリーニョがいた。つい1、2年前までバルサでプレーしていたブラジル代表選手。知名度の高い実力者であるが、レオ・シルバは、それさえも上回るプレーでチームを牽引した。得点も叩き出している。

 所属選手が続々と海外組に転じていく中、鹿島がなおコンスタントに上位を維持していられるのは、このブラジル人選手の存在と深い関係がある。チームの屋台骨を支えるキャプテンと呼びたくなる大黒柱なのだ。「ルーツなのか、いまいる場所なのか問題」に一石を投じる貴重なサンプルと言ってもいいほどだ。

 レオ・シルバ率いる鹿島に現在、勝ち点1差で先行しているFC東京も、一人の突出した外国人選手に支えられている。2016年柏レイソルに入団。昨年からFC東京でプレーするストライカー、ディエゴ・オリベイラだ。今季これまで叩き出したゴール数は13で、得点ランキングは首位タイ。彼のいないFC東京は考えられない状態にある。

 2トップを共に張る永井謙佑は日本代表に抜擢され、それなりに話題を集めているが、それ以上の存在であるディエゴ・オリベイラに脚光が当たる機会はあまりにも少ない。

 川崎フロンターレで推したくなるのはGKのチョン・ソンリョン。日本に来て4シーズン目の元韓国代表だ。来日当初から日本人GKとの違いを見せつけたが、Jリーグのベスト11に選ばれたのは昨季が初。選者はどういうわけかその力を簡単に認めようとしなかった。

 とはいえ、GKは日本人より韓国人、あるいは外国人という流れは、ここ2、3年ですっかり浸透した。チョン・ソンリョンが必ずしもナンバーワンではなくなっているほどだ。鹿島の元韓国代表GKクォン・スンテは、今季が3シーズン目。丸3年滞在しないとその国の代表になれないラグビーの規定に照らすと条件から外れる。しかし横浜マリノスのGK、パク・イルギュは、日本生まれなので問題ない。現在のJリーグの順位は、横浜3位、川崎4位。ここではパク・イルギュを推すことにしたい。

 3連覇を狙った川崎が現在4位に沈んでいる理由は、右サイドバック(SB)として2度ベスト11に輝いたエウシーニョを清水エスパルスに放出したことと深い関係がある。川崎と言えばパスサッカー。ともすると主役は中盤で、右SBは脇役に映るが、その解釈に誤りがあることがエウシーニョを失ったいま白日の下になっている。日本代表で現在、右SBを務めるのは酒井宏樹だが、エウシーニョの方が小回りは利く。動きは総合的に見て滑らかだ。

 日本滞在3年以上という枠を外せば、名前はまだまだ挙がる。

 一番は清水の左利きCFドウグラス。いまJリーグでゴールの期待を一番抱かせる選手だ。ライバルは先述のディエゴ・オリベイラ、マルコス・ジュニオール(横浜)になるが、総合能力はドウグラスの方が上と見る。

 センターバック(CB)では、チアゴ・マルチンス(横浜)だ。相手に後ろを突かれにくい独特のステップワークが光る技巧的な選手。まだ24歳と若く、近い将来、欧州のそれなりのクラブでも十分にやって行けそうな可能性を秘めている。国籍に関係なく選ぼうとすれば、その傍らでコンビを組む現日本代表、畠中槙之輔よりこちらになる。

 鹿島の韓国人CB、チョン・スンヒョンも推したくなる選手。元オランダ代表で元バルサの名手、ロナルト・クーマンを彷彿とさせる身のこなしが特徴的で、188センチの割には俊敏だ。正確なキック力にも定評がある。まだまだ伸びそうな気配を感じる好選手だ。

 日本人の若手選手が、有名になる前から日本を離れ、代表チーム23人中19人が海外組で占められる時代だ。国内サッカーの盛況には、有能な外国人選手の存在が不可欠であることは明々白々。そこで日本人選手の話ばかりするのは、今日的ではない。ラグビーW杯から学ぶことの一つだと思う。




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◆柴崎 デポルティボの本拠地は故郷・青森に似ている 妻・真野恵里菜と散歩楽しむ(デイリー)






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 スペイン2部リーグ、デポルティボの日本代表MF柴崎岳が、ガリシア州の地元一般紙ラ・ボス・デ・ガリシアのインタビューに応じ、街の印象や普段の生活ぶりなどについて語っている。

 街の印象について柴崎は「ア・コルーニャは海が近くにあって青森を思い出す」と親近感があるとし、食事についても「日本食が好きだけどスペインにも美味しいものがたくさんあって好き。特に青森は美味しい魚があることで有名だから、シーフードや魚は好き」と、故郷と共通する面があるとしている。また今年夏から一緒に生活している妻で女優の真野恵里菜と地元で散歩することもあると言う。

 チームメイトらとの関係については「以前チームメイトにバーベキューに招待してもらった時には楽しかった。ただピッチ外でチームメイトと特別な関係があるってことはない。食事の時間が違うことが大きいんだけど、フィジカルコンディションを維持するためにも生活のリズムを変えるつもりはない」とマイペース調整を貫くとしている。







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◆サッカー観戦体験 鹿島特別支援学校で(読売新聞)






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 サッカーを見る機会の少ない子どもにも県立カシマサッカースタジアムでの試合観戦を体感してもらおうと、J1・鹿島アントラーズは28日、鹿嶋市沼尾の県立鹿島特別支援学校で「遠隔スタジアム観戦体験」を行った=写真=。

この日、鹿島はホームで北海道コンサドーレ札幌と対戦。スタジアムと同学校体育館を高画質映像でつなぎ、学校教諭が試合前のピッチサイドなどから体育館の生徒や保護者に向けて現地の様子をリポート。試合前練習の様子も映され、生徒らは現地にいるかのような雰囲気を楽しんだ。

 その後試合を観戦し、高等部の男子生徒は「スタジアムに行きたくなった。サッカーをもっと好きになった」と笑顔だった。






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◆ドロー止まりで暫定首位、その価値は…鹿島DF内田篤人「明日の東京次第」(ゲキサカ)






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[9.28 J1第27節 鹿島1-1札幌 カシマ]

 鹿島アントラーズは28日、消化試合数の一つ少ないFC東京を上回って暫定首位に立った。勝てば勝ち点で抜き去れるところが、ドローに終わったため勝ち点で並んだ形。ここで得た“勝ち点1”の重みについて、キャプテンのDF内田篤人は「明日の東京次第。あまり意識はしていない」と冷静に語った。

 第14節終了時点では、首位との勝ち点は最大『9』差。一時は厳しい優勝戦線に思われていたが、順調に勝ち点を詰めた鹿島がいよいよトップに立った。首位のFC東京は29日に松本戦を控えており、もし敗れれば正式に鹿島が首位奪取。それでも半年ぶりに先発復帰を果たした内田は過度な意識をせず、残り7試合を戦い抜こうとしているようだ。

 この日はホームで痛い引き分けに終わったが、危機感を煽ることもしなかった。「ホームでは勝ち点3が欲しい。得点取れた時間帯も早かったし、逆転できるシーンもあった。危ないシーンもあったけどね」としつつ、「長いシーズン、うまくいく時いかない時があるので、一喜一憂せずにというのがある」と先を見据える。

 前節のFC東京戦で負傷したMF三竿健斗に続き、今節ではMFレオ・シルバが負傷交代。これには「舵取り2人がいないのはね。健斗とレオの2人で回してきたので、一つクリアしなきゃいけない問題が出てきた」と厳しい表情を浮かべるも、内田自身を含めた全員の力で難局を乗り越えていく構えだ。

 FC東京の結果がどうあれ、いまはこの“勝ち点1”を有意義なものにしていくしかない。残り7試合を見つめた主将は「ホームとアウェーがいくつあるか知らないけど、終わってからわかること。あの時に負けなかったからとか、あの時に引き分けて良かったとか、勝ち点2を落としたとか、勝ち点1を拾えたとか、シーズンの終わりにどこがトップにいるかで分かる」と最終順位にこだわった。

(取材・文 竹内達也)






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◆鹿島ドローにサポブーイング「終われない」内田ゲキ(ニッカン)



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<明治安田生命J1:鹿島1-1札幌>◇第27節◇28日◇カシマ

鹿島アントラーズは北海道コンサドーレ札幌と1-1と引き分けて勝ち点を52に伸ばし、東京を得失点差で上回って暫定首位に浮上した。

ホームで7位に勝てない状況にブーイングも起こったが、中2日と中2週間という日程差を考えれば、悪くない結果ともとれる。選手の反応もさまざまで、DF犬飼が「ホームで引き分けは満足していない」と言えば、DF内田は「勝ち点2を落としたのか1を取れたのかは、シーズンが終わってどこがトップにいるかで分かる」と話した。

早い時間帯に失点し、MF土居やMFセルジーニョら、攻撃の核を徹底マークされて苦しんだ。右膝の負傷から半年ぶりの先発復帰となった内田主将は、後半開始前の円陣でイレブンに声をかけた。「1点返せばいける。このままじゃ終われない」。チームは生まれ変わり、5分にセルジーニョの技ありループで同点としたが、最後はコンディションや準備の差が出た。

17年は得失点差で優勝を逃した。その“得失点差”で首位に立ったのは好材料かもしれない。リーグ27試合を終えて、無得点はわずか1試合。土居は「得失点差の優位性。2年前に逆転されたとき重みを知った。これからも点を取り続けられるチームでありたい」と前を向いた。【杉山理紗】




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◆鹿島、執念ドローで暫定首位 内田主将が鼓舞「このままじゃ終われない」(スポニチ)



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明治安田生命J1リーグ 第27節   鹿島1-1札幌 ( 2019年9月28日    カシマ )


 各地で7試合が行われ、鹿島はホームで札幌に1―1で引き分けたが、暫定ながら得失点差でFC東京をかわし今季初めて首位に立った。開始11分に失点も、後半は3月30日の磐田戦以来の先発となったDF内田篤人(31)のハッパを合図に攻勢に。MFセルジーニョ(24)が5分にリーグ4戦連発となる同点ゴールを決めた。神戸に敗れた川崎Fはリーグ3連覇は厳しい情勢。FC東京は29日に松本と対戦する。

 0―1から追いついた鹿島が、正念場で首位に立った。終了のホイッスルとともにバタバタと倒れ込む札幌の選手。「今季は誰が出ても圧力をかけられていることが、上位に食い込めている要因」とFW土居。攻め込んだ側と攻め込まれた側の差は、明確だった。

 開始11分で先制された。その後は札幌の引いた守備と、土居とセルジーニョの前線のキーマン2人が徹底マークを受け苦しんだ。三竿、名古と故障者が相次ぐボランチで、同27分にはレオ・シルバが左太腿裏付近を負傷して交代。0―1の後半開始前、半年ぶりに先発した主将のDF内田が言葉を発した。

 「このままじゃ終われない。はね返していかないと、優勝は見えてこない。今日は試されている」。その5分後。セルジーニョが同点ループ弾を決めた。同24分にはGK権純泰(クォンスンテ)が守備を怠ったDF小池に激しく詰め寄り激怒。攻守に妥協なく、最後まで決定機をつくって攻め込んだ。

 最大「9」開いていたFC東京との勝ち点差を詰めて、得失点差ながら首位を奪取。リーグ戦のシーズン本拠連続無敗はクラブタイ記録の13試合となった。「優勝を目指すよりも、目の前の試合に勝つことが最後の優勝につながる」とMF小泉。首位に立っても誰ひとり笑顔のない鹿島が、3季ぶりのVへ一歩前進した。




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◆鹿島、暫定首位!6カ月ぶり先発の内田が過密日程でしんどいチームを声で姿で牽引(サンスポ)



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 明治安田J1第27節第1日(28日、カシマスタジアムほか)鹿島が札幌と1-1で引き分けた。試合のなかったFC東京に勝ち点52で並び、得失点差で暫定首位。元日本代表DF内田篤人(31)が約6カ月ぶりに先発出場を果たした。C大阪はG大阪とのダービーに3-1で快勝し、5連勝。神戸に敗れた川崎は5位に後退。鳥栖に引き分けた浦和は8戦勝ちなし(5分け3敗)。FC東京は29日に松本と対戦する。

 過密日程だった9月を乗り切った。25日の天皇杯4回戦から中2日の鹿島が、2週間の休養を挟んだ札幌にホームで意地のドロー。右サイドバックで3月30日の磐田戦以来の先発出場を果たしたDF内田が、存在感を放った。

 「いつ(先発の)声がかかってもいいように準備した。もう少し、やらないといけないかな」

 右ひざ痛に苦しみ、今月1日の清水戦の途中出場で5カ月ぶりにリーグ戦に復帰。この日はクロスや敵陣深くへの突破で好機を演出した。前半11分に先制を許すと、元日本代表の31歳は「このままでは終われない。この試合は試されてるよ」と疲労の色が濃いチームに鞭を入れた。

 夏に主力が海外へと移籍し、けが人も続いて台所事情は苦しい。それでも、9月は公式戦4勝3分けと負けなし。2連覇を狙ったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は準々決勝で広州恒大(中国)にアウェーゴール差で敗れたが、国内ではリーグ戦、ルヴァン杯、天皇杯と3冠の可能性を残す。

 4月に最大9まで勝ち点差が開いたFC東京を捉えた。「暫定首位? そうですか」と内田は淡々と答え、引き分けの結果に「勝ち点2を落としたのか、勝ち点1を拾ったのか。シーズンが終わって結果が出たら分かる」と振り返った。残り7試合。逆転優勝へ、ここから正念場を迎える。 (宇賀神隆)




◆鹿島、暫定首位!6カ月ぶり先発の内田が過密日程でしんどいチームを声で姿で牽引(サンスポ)





◆【鹿島】悔しさ勝る1年10か月ぶり“首位浮上”内田篤人先発復帰も勝ち点1止まり(報知)






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◆明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島1―1札幌(28日・カシマ)

 悔しさが勝る1年10か月ぶりの“首位浮上”となった。鹿島は猛攻も実らず勝ち点1止まり。選手たちは終了の笛と同時に無念の表情で立ち尽くし、大岩剛監督(47)は「勝ち切らないといけない試合だった」と、厳しい表情で振り返った。

 「2位と最下位は同じ」「最後に頂点にいなければ意味がない」「サッカー選手の価値はタイトルの数で決まる」―。ジーコ氏のイズムを胸に戦う選手にとって、7位のクラブとのホーム戦は勝利だけが求められる試合。暫定首位に立とうが、ドローは勝ち点2の取りこぼしに他ならない。鹿島の中2日に対して札幌は中13日。コンディション差も、三竿の離脱も、レオシルバの負傷退場も、6か月ぶりの先発出場で精彩を欠いた内田の起用も、言い訳にすることはできない。内田は「安定感がない。自分も含めて」と、現実を受け止めた。

 2017年には最終節、得失点差で川崎に優勝をかっさらわれた。当時を知る選手は少なくなったが、勝ち点1が足りず涙した屈辱はクラブに受け継がれている。9月は4大会7試合を戦い4勝3分け。ACLは逃したが、リーグ、天皇杯、ルヴァン杯の国内3冠の可能性は残した。だが、勝利試合後の取材エリアでの遠藤や永木の口癖を拝借すれば、「まだ何も成し遂げていない」。残り7試合。J王者に返り咲くために、もう1つの勝ち点も落とす気はない。(岡島 智哉)




◆【鹿島】悔しさ勝る1年10か月ぶり“首位浮上”内田篤人先発復帰も勝ち点1止まり(報知)





◆【鹿島】「ちょっと面食らった」ほどの徹底マークにさらされて、土居聖真に芽生えた感情(サッカーダイジェスト)



土居聖真 Shoma.Doi


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「次はこうしよう、ああしようっていう引き出しが増えた」


[J1リーグ第27節]鹿島1-1札幌/9月28日/カシマ

「札幌もしっかり対策をしてきた印象があります。うちのキーマンの(土居)聖真だったり、セルジーニョに厳しくいっていたので」

 1-1の引き分けに終わった札幌戦を、内田篤人はそう振り返る。この日は守備に重きを置いて戦っていた札幌は、たしかに局面の勝負ではタイトなディフェンスで鹿島の選手たちを苦しめていた。

“当事者”の土居も、札幌の執拗なマークに手を焼いたことを認める。

「びっくりしましたね。ひとりかわしても、2人、3人にマークされているみたいな感覚でした。ちょっと面食らってしまった。(札幌の)ボランチの選手はほとんど僕にマンツーマンでついていましたし」

 キープしようとしても、背後から激しいチャージを受けて、ボールコントロールもままならない。得意のターンも思うようにできずにいた。

「なかなか良い形を作れなかった」

 そう反省を口にする土居だが、0-1で迎えた50分、勝点1をもぎとる同点弾の場面では、しっかりと仕事をこなした。

 センターサークル付近でボール奪取に成功したブエノのクリアに反応。この時もマークにつかれていたが、キープせず、ワンタッチで近くにいる小泉慶に落とす。そこからの流れで、セルジーニョの同点ゴールが決まった。

「唯一、点になったところで、小泉にいい形につながる落としができたので。今日に関しては、ああいうプレーをもっと増やしたかった」

 自分の思い通りにプレーできる回数は少なかった。人数をかけて自分を止めに来る相手に対して、どう対処するか――課題がまたひとつ見つかったとも言えるが、それとは異なる感情も手応えもある。

「良い意味で捉えれば、“危ない選手”って思われていたはず。そこはポジティブに考えて、激しく来る相手に対して、次はこうしよう、ああしようっていう引き出しも増えた。もっともっと上手くなって、向上していければ」

 苦しんだ分、間違いなく得るものもあった。それを糧にして、土居はさらに“危ない選手”になっていく。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)


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