日刊鹿島アントラーズニュース

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2023年9月15日金曜日

◆最高額は誰だ! 23/24夏、日本人移籍金ランキング1〜10位。トップに立ったのは?(フットボールチャンネル)



三竿健斗,町田浩樹


 欧州主要リーグの23/24シーズン夏の移籍市場が現地時間9月1日に幕を閉じた。今夏も様々なビッグディールが誕生したが、日本人で最も高額な移籍金が支払われた選手は誰だったのだろうか。今回は、23年夏に移籍した日本人の移籍金をランキング形式で紹介する。(移籍金は『transfermarkt』を参照)


8位:町田浩樹


生年月日:1997年8月25日
移籍先:鹿島アントラーズ→ユニオン・サン=ジロワーズ
移籍金:100万ユーロ(約1億4000万円)
22/23リーグ戦成績:6試合0得点1アシスト

 鹿島アントラーズで育ったDF町田浩樹は22年冬にベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズへローン移籍で渡った。そして今夏、完全移籍に切り替わっている。

 鹿島出身のDFと言えば秋田豊や昌子源、内田篤人など数々の名選手がいるが、190cmの長身で左利きCBという町田は、DFに求められる体格とスキルを併せ持つ希少なDFだ。恵まれた肉体を武器にユニオンでもスタメンを勝ち取り、23/24シーズンは開幕から全5試合でフル出場中である。

 ちなみに、ユニオンは23/24シーズンのUEFAヨーロッパリーグ(EL)でグループEに入っているが、これは日本代表キャプテン遠藤航が所属するリバプールと同組となっている。19/20シーズンにザルツブルク所属だった南野拓実は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でリバプールと同組となり、そこで好パフォーマンスを見せてリバプール移籍を勝ち取った経緯があるが、町田も同じようにELの舞台で活躍すれば評価は大きく上昇するはずだ。リバプール戦で結果を出せば、南野と同じような移籍の流れになっても不思議ではない。


7位:三竿健斗


生年月日:1996年4月16日
移籍先:サンタ・クララ→OHルーヴェン
移籍金:130万ユーロ(約1億8200万円)
22/23リーグ戦成績:17試合0得点0アシスト

 鹿島アントラーズ史上最年少となる23歳でキャプテンを務め、その後プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)に移籍を果たしたのがMF三竿健斗だ。主に守備的MFとしてプレーするが、鹿島時代はCBでもプレーするなど、インテンシティの高さと守備力に特徴を持つ選手である。

 23年夏に130万ユーロ(約1億8200万円)でジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のOHルーヴェンに移籍したが、労働許可証の取得のため開幕から5試合ベンチ外となり、6戦目で途中出場して公式戦デビューとなった。

 19/20シーズン途中までシント=トロイデンの監督を務め、現在はOHルーヴェンで指揮を取るマルク・ブライス監督は、三竿の加入にあたり「我々のリーグに適応する必要はあるが、彼の資質があれば間違いなく成功するだろう」とコメントして期待を寄せている。三竿はその期待に高いレベルで応えられるだろうか。


3位:上田綺世


生年月日:1998年8月28日
移籍先:セルクル・ブルッヘ→フェイエノールト
移籍金:900万ユーロ(約12億6000万円)
22/23リーグ戦成績:34試合18得点1アシスト

 元日本代表MFの小野伸二や宮市亮が所属したエールディヴィジ(オランダ1部)の名門フェイエノールトに、23年夏から加入したFW上田綺世が3位にランクインした。

 法政大学在学中にA代表入りした逸材であり、19年に開催されたコパ・アメリカや21年の東京オリンピックにも出場。A代表デビュー以来長らく得点をあげることはできなかったが、今年6月に実施されたエルサルバドルとの親善試合で待望のA代表初ゴールを決め、先日のドイツ戦でも1得点をあげている。

 22/23シーズンはジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のセルクル・ブルッヘに所属し、主にセンターフォワードとしてリーグ戦34試合に出場。22得点2アシストと抜群の得点力を発揮し、リーグ得点ランキング2位でシーズンを終えた。

 23年夏に移籍金900万ユーロ(約12億6000万円)でフェイエノールトに移籍となり、ここまで先発出場はないものの4試合に途中出場して1得点を記録。現在センターフォワードでスタメン出場するメキシコ代表のサンティアゴ・ヒメネスはリーグ戦4試合5得点と好調であり、スタメン争いは熾烈なものとなりそうだ。

 ちなみに、上田の所属するフェイエノールトは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で日本人5人が所属するセルティック、鎌田大地が所属するラツィオと同組となった。ヨーロッパ最高の舞台で繰り広げられる日本人対決も今シーズンの見どころとなりそうだ。




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◆【鹿島】樋口雄太が語る『柴崎岳効果』と『C大阪対策』。「勢いを持ち、いい試合の入りができれば、必ず勝利できる」(サカノワ)



樋口雄太


「自分たちの良さをそのままに、さらに一つ二つレベルアップできると感じている」


[J1 27節] 鹿島 – C大阪/2023年9月16日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの樋口雄太が9月14日、オンラインによる取材に応じて、2日後のホームでのセレッソ大阪戦に向けて抱負を語った。

 ルヴァンカップは準々決勝・名古屋グランパス戦を延長戦の末に、トータルスコア2-3で落とした。樋口は「タイトルをまた一つ失ったので、リーグに懸けるしかありません。リーグ戦では優勝できるチャンスが残るなか、目の前の1試合が大切。そのように頭を切り替えて取り組んでいます」と前を向く。    

「試合の入りに失点し、その課題が残りました。カップ戦ではそこがすごく大事でした。(C大阪戦は)ホームでやれるということで、サポーターの力を借りて、勢いを持って、いい試合の入りができれば、必ず勝利できると思っています。みんなで勝ちに行く姿勢を見せたいです」

 また、このほど加入した日本代表としてワールドカップ2大会連続出場した柴崎岳について、「自分たちのもともとあった良さをそのままに、岳くんが加わったことで、一つ二つレベルアップできると感じています。そこはすごく楽しみにしています」と歓迎する。

 中盤で二人が並ぶような形でプレーする機会も増えそうで、樋口も刺激を受けていると言う。

「岳くんが入ったことで、縦パスが通るなど、今までになかったプレーが増えて刺激を受けています。勝つための手段が増えるのは、自分としては楽しみ。岳くんとの連係はこれから上げていきますが、そこが合ってくれば、すごく楽しみなチームになっていくと思っています」

「一つのパスを取っても、プレーの質が高く、なおかつスピーディ。前向きなプレーが多いのは、とても刺激を受けます。ボールの置きどころが上手く勉強になります。学ばないといけないところはすごくあります」

 その柴崎のリーグ戦“鹿島復帰”デビューもあり得る、次節のホームでのセレッソ大阪戦。樋口は「攻撃陣がすごく強力。勢いを持たれてしまうと、なかなか自分たちのゲームにするのは難しくなります。試合の入りで、相手の勢いを削ぎ、自分たちのやりたいことをやれれば、相手のやりたいことを消せるので、そういう試合にしたいです」と、立ち上がりのバトルを一つ重要なポイントに挙げていた。




◆【鹿島】樋口雄太が語る『柴崎岳効果』と『C大阪対策』。「勢いを持ち、いい試合の入りができれば、必ず勝利できる」(サカノワ)





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